JPH02253826A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

排気ガス浄化装置

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JPH02253826A
JPH02253826A JP1073777A JP7377789A JPH02253826A JP H02253826 A JPH02253826 A JP H02253826A JP 1073777 A JP1073777 A JP 1073777A JP 7377789 A JP7377789 A JP 7377789A JP H02253826 A JPH02253826 A JP H02253826A
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core body
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purification device
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Haruo Serizawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、一般に自動車の排気ガスの浄化手段として排
気管の途中に介装される、排気ガス浄化用触媒を担持さ
せるための金属製へ二カムコア体から成る排気ガス浄化
装置に関する。
更に詳しくは、本発明は過酷な条件下で使用されるこの
種の排気ガス浄化装置において、金属製ハニカムコア体
として、熱膨張や熱応力による変形や破損に対する耐久
性を改善した排気ガス浄化装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の排気ガス浄化装置は、一般に耐熱性の薄
肉鋼板からの平板状帯材と前記薄肉鋼板を波形成形した
波板状帯材とを、相互に当接部を有するように重積し、
これを一括渦巻状に巻回積層して製作した軸方向に排気
ガス通路のための多数の網目状通気孔路を有するハニカ
ム状積層体(以下、ハニカムコア体という。)と、前記
ハニカムコア体を填装し固着するための両端が開口した
筒状の金属ケースから構成されている。
そして、前記ハニカムコア体と金属ケースとは、排気ガ
ス自体の高温度及び排気ガスと浄化用触媒との発熱反応
などによる熱膨張や熱的応力に耐えるように、また自動
車走行時の振動などに耐え得るようにろう接や溶接など
により強固に固着される。なお、ハニカムコア体を構成
する平板状帯材と波板状帯材の当接部は種々の方法によ
り固着されることはいうまでもないことである。
また、最近においては、従来のコーディエライト系セラ
ミック担体との価格競争面から金属ケースを使用しない
もの、即ち金属製ハニカムコア体のみで排気ガス浄化装
置を構成しようとする動きがある。この場合、金属ケー
スを使用しないことから、金属ケースの製作コスト、金
属ケースと金属製ハニカムコア体の環装、固着コスト、
いわゆるキャンニングコストなどが削減され、大幅なコ
ストメリットが生じるのはいうまでもないことである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記したハニカムコア体からのみ構成さ
れる、あるいはハニカムコア体と金属ケースとから構成
される従来の排気ガス浄化装置は、長期の使用に耐える
ものではない、特に、ハニカムコア体の軸方向(即ち、
排気ガスの流入、通過方向)において、前記した排気ガ
ス自体の高い温度や未燃焼ガスの触媒反応による発熱と
いう雰囲気下で生起する熱膨張や熱応力に基づく変形力
が、ハニカムコア体外周部近傍あるいはハニカムコア体
の外周面と金属ケースの内壁面との当接面近傍に集中す
るため、ハニカムコア体の外周部近傍において該ハニカ
ムコア体を構成する平板及び/又は波板のヒビ割れ、破
損が大きく、またハニカムコア体をa成する帯材同士の
当接部やハニカムコア体と金属ケース間の当接部の剥離
や離体が生じるという欠点がある。
これは、ハニカムコア体を構成する平板状帯材と波板状
帯材との間の当接部を、あるいはハニカムコア体の外周
面と金属ケースの内壁面との間の当接部を単に強固に固
着すればよいという考え方に修正をせまるものである。
本発明者は、前記した従来の排気ガス浄化装置の欠点に
鑑み、鋭意検討した結果、ハニカムコア体を小径のもの
と大径のものというように二以上のものに分割し、中心
部の小径のハニカムコア体の外周に蛇腹管を嵌着させた
場合、前記した熱膨張や熱応力に基づく変形力を極めて
効果的に吸収、緩和しうることを見い出し2本発明を完
成するに至った。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明を概説すれば1本発明は、薄肉金属板の平板状帯
材と波板状帯材とを相互に出接するように重積し、これ
を−枯渇巻状に巻回積層して製作した軸方向に多数の網
目状通気孔路を有する排気ガス浄化用触媒を担持させる
ための小径の中心部ハニカムコア体、前記中心部ハニカ
ムコア体の外周面に外設する蛇腹管、及び前記蛇腹管の
外周面に外設する前記中心部ハニカムコア体と径を異に
する大径の外側部ハニカムコア体とから構成されること
を特徴とする排気ガる。
金属製ハニカムコア体を使用した排気ガス浄化装置にお
いて、熱膨張や熱応力(歪)に基づく変形力に対する耐
久性を十分なものにすることが極めて重要である。
即ち、この種の金属製の排気ガス浄化装置は、運転停止
と運転再開時にみられる加熱番冷却サイクルの交番熱負
荷は勿論のこと、走行中においても過酷な熱的環境にさ
らされるため、熱に対する耐久性の問題は極めて重要な
課題である。
この点、走行中の状況を考察すると、排気ガス浄化装置
は、排気ガスの流量分布の相違(中央部と周辺部の流量
の相違)、及びハニカムコア体の表面部に担持されたP
t、Pd、Rhなどの排気ガス浄化用触媒と排気ガスの
接触反応(発熱反応)により、ハニカムコア体の中央部
は周辺部より高温にさらされる。因みに、この種の排気
ガス浄化装置内の温度は、一般には700〜800℃で
あるが、IC(炭化水素)が多く排出される場合には1
000℃前後にもなる。
前記したハニカムコア体内部の温度勾配をさらに詳しく
みると、ハニカムコア体の外周部とそれより少し内側の
部位間における温度勾配は、中央部近傍における温度勾
配より著しく大きなものとなる。このことは、ハニカム
コア体の外周面が直接外気と接したり、あるいはハニカ
ムコア体が外気と接する筒状金属ケース内に固着される
ので、より一層、助長されることになる。
従って、このことが起因してハニカムコア体のみからな
る(金属ケースを使用しないタイプの)排気ガス浄化装
置、あるいはノ\ニカムコア体と金属ケースとから構成
される排気ガス浄化装置において、ハニカムコア体外周
面近傍、特にその軸方向にハニカムコア体の構成部材の
熱膨張や熱応力に基づく強い変形力(以下、熱による変
形力ともいう、)が集中することになる。これは、前記
したようにハニカムコア体内部において大きな温度差が
生じ、その温度差に起因して熱による変形力が生じるが
、ハニカムコア体の軸方向への変形量が同一になろうと
するためである。
即ち、ハニカムコア体の外周面近傍の構成部材(平板状
帯材と波板状帯材)の当接部が強固に固着されていても
、前記した熱による変形力により経時的に相互に剥離し
たり、各構成部材がヒビ割れしたり破損したりする。
そして、これら剥離、ヒビ割れ、破損と連動して、各構
成部材の表面に担持された高価な触媒層も剥離し、排気
ガスの浄化能力の低下を招く、また、金属ケース内にハ
ニカムコア体が填装され、ハニカムコア体の最外周面が
金属ケースの内壁面に強固に固着された排気ガス浄化装
置においても、前記した状況は同じである。
従って、前記した剥離などの欠点を解消ないし抑制する
ためには、ハニカムコア体の構aにおいて、熱膨張や熱
応力に基づく変形力を緩和させる手段を講じることが不
可欠である。
このため、本発明においては、排気ガス浄化装置の主要
な構成要素である金a製ハニカムコア体を、平板状帯材
と波板状帯材とから一括渦巻状に巻回積層した単一(一
体型)のハニカムコア体とするのでなく、小径の中心部
ハニカムコア体と大径の外側部ハニカムコア体に分割す
るとともに、それぞれのハニカムコア体間に熱による変
形に対する追随性に優れた分割部材を介在させるという
技術的構成を採用する。より具体的には、前記分割部材
として蛇腹管を使用する0本発明において、該蛇腹管は
小径の中心部ハニカムコア体の外周面に嵌着され、これ
により両ハニカムコア体を分割する。
前記した構成により、ハニカムコア体が中心部(内側部
)と外側部に分割されるため、温度分布において高い方
に属し熱的変形の負荷が大きい中心部ハニカムコア体が
軸方向に伸縮することが容易になり、この伸縮変形力は
分割部材である蛇腹管に吸収されるため、外側部ハニカ
ムコア体への伝達が抑制ないし阻止される。即ち、一体
型のハニカムコア体であれば、熱的変形力が全てハニカ
ムコア体の外周面あるいはその近傍部位に集中するが1
本発明の分割型ハニカムコア体においては、これが有効
に抑制ないし阻止される。
次に本発明の構成ならびに実施の態様を図面に基づいて
詳しく説明するが、本発明は図示のものに限定されない
ことはいうまでもないことである。
本発明において、金属製の中心部及び外側部ハニカムコ
ア体自体は、第1図に示されるようなものであり、通常
の方法により製作される。
即ち、第1図に示される本発明の排気ガス浄化装置(1
)を構成する小径の中心部ハニカムコア体(2)は、耐
熱性の薄肉鋼板からなる厚さ0.03〜0.1mm程度
の平板状帯材(21)と、該平板状帯材(21)を波形
加工した波板状帯材(22)を相互に当接部を有するよ
うに重積し、次いで両者を一括渦巻状に、かつ最外周面
が平板状帯材(21)となるように巻回積層することに
より製作される。この巻回積層により、排気ガスの通路
となる多数の網目状通気孔路(23)は自動的に形成さ
れる。
前記平板状帯材(21)として1例えばFe−Cr2O
$−^l’A%の耐熱性のステンレス鋼、あるいはされ
に#酸化性を改善するために希土類を加えた耐熱性のス
テンレス鋼などの厚さ0.04mm〜0.1mmのもの
が、そして波板状帯材(22)として前記平板状帯材(
21)をフォーミングギアの間を通過させるなどして波
形加工したものが使用される。
各帯材にAllを含有したステンレス鋼を用いると、熱
処理により帯材表面にウィスカー状の7−An?(hが
析出し、これが排気ガス浄化用触媒を強固に担持するた
め好ましいものである。
同様な方法により、第1図に示される本発明の排気ガス
浄化装置(+)を構成する大径の外側部ハニカムコア体
(3)は、平板状帯材(31)、波板状帯材(32)か
ら製作され、その際、排気ガスが通過するための多数の
網目状通気孔路(33)が自動的に形成される。
次に2本発明の前記中心部ハニカムコア体(2)と外側
部ハニカムコア体(3)との間に介装される分割部材と
しての蛇腹管について説明する。
第1図に示されるように蛇腹管(4)は、通常、入手さ
れるものであればいずれでもよく。
特に制限を受けるものではない、また、蛇腹管(0の外
周壁に形成される波形の形状、ピッチ幅、波の高さなど
に制限を受けるものではない。
第1図に示されるように、本発明の排気ガス浄化装置i
 (1)は中心部ハニカムコア体(2)の外周面に蛇腹
管・(4)が外設され、さらに前記蛇腹管(4)の外周
面に外側部ハニカムコア体(3)を外設して、これら部
材の当接部を固着することにより製作される。
第2図は第1図に示される排気ガス浄化装置(1)を構
成する構成部材を組立てたものの一部を省略した縦断面
図である0図示されるように、各ハニカムコア体(2,
3)の軸方向(排気ガスの流れ方向)と、蛇腹管(0の
外周壁に設けられた波形の進行方向が平行関係にあり、
これによりハニカムコア体の軸方向の熱による変形力を
吸収、Im和させることができる。
本発明において、蛇腹管(4)にスリットを形成するこ
とができる。これによりハニカムコア体(2,3)の軸
方向とともに円周方向(ハニカムコア体の軸方向に対し
て直角な方向)への熱による変形力に対する追随性を向
上させることができる。蛇腹管(4)にスリットを形成
する仕方は、第3図〜第4図に例示されている。
蛇腹管(4)にスリットを形成する態様には。
何らの制限を受けるものではない0例えば中心部ハニカ
ムコア体(2)側と外側部ハニカムコア体(3)側の少
なくとも一方に設ければよく、スリットの長さは蛇腹管
(4)の被部において複数の波にまたがる長さのもので
あってもよい、また、スリットの位相が中心部ハニカム
コア体(2)側と外側部ハニカムコア体(3)側におい
て同位相であっても相違していてもよい、第3図〜第4
図には、蛇腹管(4)として内側スリッ) (41)と
外側スリット(42)を有するものが示されている。
前記した蛇腹管あるいはスリット入り蛇腹管は、通常の
方法で製作すればよい0例えばパイプ(管体)に蛇腹加
工、次いでスリットの切削加工を施したり、あるいは平
板に予めスリット加工を施し、次いで造管加工、蛇腹加
工を施して製作すればよい、なお、スリットとして幅の
ある長孔状の形状のものが変形しゃすいため、応力緩和
の面から好ましいものである。
本発明の排気ガス浄化装置(1)において、前記外側部
ハニカムコア体(3)の外周面に金属ケース(5)を嵌
着し、両者を固着してもよい。
金属ケースの素材として、前記ハニカムコア体と同種の
耐熱鋼を用いてもよいし、耐熱耐食性に富むものを用い
てもよい、また、外側部分の金属材料を内側部分より耐
熱耐食性に富むものとした二重構造のもの、具体的には
内側部分にフェライト系ステンレス鋼を、外側部分にオ
ーステナイト系ステンレス鋼を用いたクラツド鋼などを
用いても良い。
本発明において、前記した分割型のハニカムコア体から
なる排気ガス浄化装置(1)において1両端面の少なく
とも一方にリブを固着してもよい0両端面にリブを設け
る場合は、中心部ハニカムコア体の熱的変形を十分に許
容するようにすればよい、これらのリブを設けることに
より排気ガス浄化装置の耐振性や、中心部ハニカムコア
体のスコービングによる離体などを防止することができ
る。同様に金属ケースを用いた場合、W44図に示され
るようにその開口端の少なくとも一方にリブ(6)を設
けることができる。
以上のようにして未発11の排気ガス浄化装置は製作さ
れるが、その製作において種々の変形が可能である0例
えば、 (i)本発明においては、前記したようにハニカムコア
体を中心部(内側部)と外側部の二つに分割させるほか
に、外側部ハニカムコア体を更に複数個に分割し、最外
部の分割されたハニカムコア体を除いて夫々の分割され
たハニカムコア体の外周面に蛇腹管を嵌着させてもよい
0例えば、第5図に示されるように、外側部ハニカムコ
ア体を二つに分割(3゜3’) L、それらの間に分割
部材としての蛇腹管(4°)が介装される。なお、第5
図において蛇腹管(4,4’)にはスリットが形成され
ていないが、スリットを形成してもよい、また金属ケー
ス(5)の端面にリブを形成してもよい。
(ii)分割されたハニカムコア体において、網目状通
気孔路、即ちセルの密度を相違させてもよい6例えば、
中心部ハニカムコア体には外周部より相対的に多くの排
気ガスが流れ込むため、中心部ハニカムコア体のセル密
度を外側部ハニカムコア体より大きくする。これにより
、排気ガスの均一な浄化が達成される。
(iii)外側部ハニカムコア体の外周部及びその近傍
に集中する熱応力から外側部ハニカムコア体を保護する
ために、外側部ハニカムコア体を構成する平板状帯材と
波板状帯材の板厚を、中心部ハニカムコア体の両帯材よ
り厚くしてもよい。
(ii)また、ハニカムコア体の温度雰囲気が相帯材と
波板状帯材の材質で相違させてもよい、即ち中心部ハニ
カムコア体を耐熱性の高いもので構成するようにしても
よい。
(V)このほか、熱による変形力を更に効率よく吸収、
緩和させるために平板状帯材と波板状帯材の少なくとも
一方に小さな波形(マイクロウェーブ)を形成したり、
帯材としてパンチングメタル板やスリット加工したもの
更には金網を使用してもよい、また、ハニカムコア体が
複数に分割されるため、その巻回方向を相違させてもよ
い。
以下1本発明を実施例に基づいて更に詳しく説明する。
〔実施例1〕 Fe−20%Cr−5%^l −0,02%Ceの耐熱
鋼の厚さ0.05烏層、輻75層重の薄肉鋼帯からなる
平板状帯材、及び前記平板状帯材をフォーミングギアの
間を通過させ、山と山のピッチ3.5層層、波の高さ1
.81烏の波形に加工した波板状帯材を用いて、中心部
ハニカムコア体(外径約55層■)、外側部ハニカムコ
ア体(外径約90腸■、内径θOmm)を製作した。
前記中心部ハニカムコア体に前記耐熱鋼製の蛇腹管(内
径約55腸■、外径60■鵬、山と山のピッチ31鳳、
波の高さ2.5鳳層)を嵌着し1次いで前記蛇腹管の外
周面に前記外側部ハニカムコア体を嵌着した。
以上のようにして製作された分割タイプのハニカムコア
体を、内径約90m層の5US310S製金属ケース内
に環装し、ハニカムコア体の両端部及びその近傍部位(
端部より1511の領域)にニッケル系ろう材を浸漬法
により塗布し、ハニカムコア体の構成部材間、ハニカム
コア体と蛇腹管間及び金属ケース間をろう付により固着
した。
次に、以上のようにして製作した排気ガス浄化装置に触
媒担持層を次のようにして形成させた。即ち、ハニカム
コア体を構成する各帯材の表面に活性アルミナ(γ−A
J1203)粉末とアルミナゾルを配合したスラリーを
塗布し、これをeoo℃に加熱処理して触媒担持層を形
成した。
なお、触媒担持層を形成させるに際し、蛇腹管にスリッ
トを有するものを使用した場合、スラリー塗布時に蛇腹
管からスラリーが確実に排出されるため好ましい。
(実施例2) 第5図を参照しつつ2本発明の第二実施例を説明する。
(i)中心部ハニカムコア体(2)を、Fe−25%C
「−6%^l−0.2%Y(7)耐熱鋼を用いてa成し
た。ハニカムコア体(2)の他の条件は、板厚0.04
膳腸、内径40鳳膳、セル密度400hs/ 1nch
2 テある。
(ii)中心部ハニカムコア体(2)外周に、Fe−2
0%Gy−5%iM −0,02%Ce製の外径45騰
騰、内径401朧、ピッチ帽3腸膳、波の高さ 2.5
謄■の蛇腹管(4)を外設した。
(fii)蛇腹管〔0の外周に。
Fe−20%Cr−5%Ai −0,02%Ce製の板
厚0.05鳳腸の外側部ハニカムコア体(3)を外設し
た。ハニカムコア体(3)の他の条件は外径85−鳳、
内径45■鳳、セル密度35〇七ル/1nch2である
(ii)外側部ハニカムコア体(3)の外周に、外径9
0層層、内径85mmの蛇腹管(4°)を外設した。管
の材質、ピッチ幅、波の高さは蛇腹管(4)と同じであ
る。
(マ)蛇腹管(4゛)の外周に、 Fe−20%C「−5%A見−ロー0.02e製の板厚
0.11■の外側部ハニカムコア体(3゛)を外設した
。ハニカムコア体(3゛)の他の条件は、外径130m
m、内径80m5.セル密度200ts八nch2であ
る。
(マi)ハニカムコア体(3゛)の外周に、耐熱鋼(S
US  430LT)!1の内径的130 mm。
板厚2.0腸層の金属ケース(5)を外設した。
以上のように構成したものを実施例1と同様にろう付は
加工して排気ガス浄化装置とし、さらに触媒担持層を形
成した。
(性能評価) 前記実施例1及び実施例2で製作した触媒担持層を有す
る排気ガス浄化装置を、150℃〜800℃間の50サ
イクルの急熱急冷試験(バーナースポーリング試験)、
及び振動試験を行なっタトコロ、ハニカムコア体の構成
部材はどの部位においても亀裂、破損がみられず、また
各部材間の当接部の剥離や離体も観察されなかった。さ
らに、触媒担持層の落下、剥離も観察されなかった。
〔発明の効果〕
本発明の排気ガス浄化装置において、排気ガス浄化用触
媒を担持させるための金属製ハニカムコア体を、小径の
中心部ハニカムコア体と大径の外側部ハニカムコア体に
分割させるとともに、分割部位に熱による変形力に対す
る追随性と補強性に優れた蛇腹管を介在させているため
1次のような優れた効果を奏する。
(i)この種の金属製排気ガス浄化lI装置において、
中心部と外周部の宿命的な大きな温度差に基づく熱的変
形力の外周部近傍への集中を、ハニカムコア体を分離型
にすることにより効果的に分断させることができる。従
って、従来の一体型のハニカムコア体を使用するもので
は、熱的変形力の/Xユニカム7体の外周面及び外周面
近傍部位への集中を避けることができず、ここでの各部
材のヒビ割れや破損、各部材間の当接部の剥離や離体が
大きな問題であったが、本発明においてはこれらの欠点
が大幅に改善される。これは、ハニカムコア体の分割部
位に介在させた蛇腹管が、高温サイドにある中心部ハニ
カムコア体の軸方向の熱による大きな変形力を効果的に
吸収、Ia和するためである。なお、蛇腹管にスリット
を入れた場合、ハニカムコア体の円周方向(ハニカムコ
ア体の軸方向と直角な方向)への変形力をも吸収、11
和させることができる。
(ii)前記(i)と関連して、ハニカムコア体の構成
部材のヒビ割れ、破損が効果的に防止されルタめ、ハニ
カムコア体の壁面に担持された高価な触媒層も剥離せず
、長期に安定した浄化効率を維持することができる。
(iii)分割型ハニカムコア体を金属ケース内に環装
し、固着してなるタイプの排気ガス浄化装置においても
、金属ケース面、金属ケースとハニカムコア体の当接部
、外側部ノ\ニカムコア体の外周面及びその近傍部位へ
の熱的変形力の集中を同様に分断することができる。
従って、本考案の排気ガス浄化装置は、これら部位の部
材のヒビ割れ、破損1部材間の剥離や離体が抑制される
ために長期に安定した浄化効率を維持することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は排気ガス浄化装置を構成する中心部ハニカムコ
ア体、蛇腹管、外側部ハニカムコア体の関係を説明する
図である。 第2図は排気ガス浄化装置の一部を省略した縦断面図で
ある。 第3図は一実施例になる排気ガス浄化装置の一部を省略
した正面図である。 第4図は他の実施例になる排気ガス浄化装置の一部を省
略した正面図である。 第5図は更に他の実施例になる排気ガス浄化装置の一部
を省略した正面図である。 1・・・・・・・・・・・・排気ガス浄化装置2・・・
・・・・・・・・・中心部/\ニカムコア体、3゛・・
・・・・・外側部ハニカムコア体21.31・・・・・
平板状帯材 22.32・・・・・波板状帯材 23.33・・・・・網目状通気孔路 、4′・・・・・・・蛇腹管 ・・・・・・・・・・・・金属ケース ・・・・・・・・・・・・リブ 許 出 願 人 臼井国際産業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、薄肉金属板の平板状帯材と波板状帯材とを相互に当
    接するように重積し、これを一括渦巻状に巻回積層して
    製作した軸方向に多数の網目状通気孔路を有する排気ガ
    ス浄化用触媒を担持させるための小径の中心部ハニカム
    コア体、前記中心部ハニカムコア体の外周面に外設する
    蛇腹管、及び前記蛇腹管の外周面に外設する前記中心部
    ハニカムコア体と径を異にする大径の外側部ハニカムコ
    ア体とから構成されることを特徴とする排気ガス浄化装 置。 2、大径の外側部ハニカムコア体が径を異にする複数の
    ハニカムコア体に分割されるとともに、最外部のハニカ
    ムコア体を除いて夫々の分割されたハニカムコア体の外
    周面に蛇腹管を外設したものである請求項第1項に記載
    の排気ガス浄化装置。 3、蛇腹管がスリットを持つものである請求項第1項に
    記載の排気ガス浄化装置。 4、スリットが中心部ハニカムコア体側と外側部ハニカ
    ムコア体側の少なくとも一方に設けられたものである請
    求項第3項に記載の排気ガス浄化装置。 5、スリットの位相が中心部ハニカムコア体側と外側部
    ハニカムコア体側において同じものである請求項第4項
    に記載の排気ガス浄化装置。 6、スリットの位相が中心部ハニカムコア体側と外側部
    ハニカムコア体側において相違するものである請求項第
    4項に記載の排気ガス浄化装置。 7、スリットが蛇腹管の波部において、複数の波にまた
    がる長さのものである請求項第3項に記載の排気ガス浄
    化装置。 8、中心部ハニカムコア体と外側部ハニカムコア体が、
    異なる網目状通気孔路の密度を有するものである請求項
    第1項に記載の排気ガス浄化装置。 9、複数に分割された外側部ハニカムコア体が、異なる
    網目状通気孔路の密度を有するものである請求項第2項
    に記載の排気ガス浄化装置。 10、中心部ハニカムコア体と外側部ハニカムコア体が
    、異なる板厚の平板状帯材と波板状帯材で構成されたも
    のである請求項第1項に記載の排気ガス浄化装置。 11、複数に分割された外側部ハニカムコア体が、異な
    る板厚の平板状帯材と波板状帯材で構成されたものであ
    る請求項第2項に記載の排気ガス浄化装置。 12、外側部ハニカムコア体の外周面に筒状金属ケース
    を固着したものである請求項第1項に記載の排気ガス浄
    化装置。 13、金属ケースの片開口部または両開口部にリプが固
    着されたものである請求項第12項に記載の排気ガス浄
    化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5163291A (en) * 1988-08-13 1992-11-17 Usui Kokusai Sangyo Kabushiki Kaisha Metal-made carrier body for exhaust gas cleaning catalyst

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