JPH02253496A - 差動式熱感知器の試験装置 - Google Patents

差動式熱感知器の試験装置

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JPH02253496A
JPH02253496A JP7743689A JP7743689A JPH02253496A JP H02253496 A JPH02253496 A JP H02253496A JP 7743689 A JP7743689 A JP 7743689A JP 7743689 A JP7743689 A JP 7743689A JP H02253496 A JPH02253496 A JP H02253496A
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JP
Japan
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test
heater
temperature
sensor
wind tunnel
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JP7743689A
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English (en)
Inventor
Eiichi Mori
栄一 森
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、差動式熱感知器の試験装置の改良に関する。
【従来の技術】
差動式熱感知器は、周囲温度の上昇率が規定値よりも低
い場合には発報せず、規定値以上の温度上昇率で周囲温
度が上昇した場合に限って発報する構成とされており、
このような差動式熱感知器においては、技術上の規格を
定める省令により、次に示すような規格を満足すること
が要求されている。 たとえば、第1種差動式スポット型感知器の感度につい
ては、次のような試験項目があり、a)FII段作動試
験では、室温より20度高い風速70センチメートル毎
秒の垂直気流に投入したとき、30秒以内で作動するこ
と。 b)階段不作動試験では、室温より10度高い風速50
センチメートル毎秒の垂直気流に投入したとき、1分以
内で作動しないこと。 C)直線作動試験では、室温から10度毎分の割合で直
線的に上昇する水平気流を加えたとき、4゜6分以内で
作動すること。 d)直線不作動試験では、室温から2度毎分の割合で直
線的に上昇する水平X魂を加えたとき、15分以内で作
動しないことが要求されている。 一方、第2種差動式スポット型感知器の感度については
、次のような試験項目があり、 e)階段作動試験では、室温より30度高い風速85セ
ンチメートル毎秒の垂直%tlLに投入したとき、30
秒以内で作動すること。 f)階段不作動試験では、室温より15度高い風速60
センチメートル毎秒の垂直気流に投入したとき、1分以
内で作動しないこと。 g)直線作動試験では、室温から15度毎分の割合で直
線的に上昇する水平気流を加えたとき、4゜5分以内で
作動すること。 h)直線不作動試験では、室温から3度毎分の割合で直
線的に上昇する水平気流を加えたとき、15分以内で作
動しないこと。 上記の試験の内、直線作動試験及び直線不作動試験を行
なう試験装置として、検定協会で設定された第71!l
に示す試験装置が使用されている。 図において、試験装置100は断熱材料などによって作
られた試験槽101と制御盤102とを接続ケーブル1
04で接続して構成され、試験槽101上部には被検体
である差動式熱感知器103を複数個取付けるようにさ
れた被検体取付板lOIab1rl1wI自在に取り付
けられており、試験槽101の内部には被検体103に
熱風を送るためのヒータ101bが設けられた構造とな
っている。 このような試験$111100で差動式熱感知器の試験
を行なう場合には、まず試験槽101の被検体取付板1
01aに試験を行なう差動式熱感知器103を取付けて
被検体取付板101aを閉じるとともに、試験槽101
の前I1101 cを閉じて、制御!1102でヒータ
101bの通電電圧の上昇率を設定した後に試験を開始
する。 すると、ヒータ101bで加熱された上昇気流が試験槽
101の上面に沿って水平気流となって被検体の差動式
熱感知11103に当てられることになり、ヒータ10
1bの通電電圧を上昇させることによって水平気流の温
度を上昇させて、上記した直線作動試験及び直線不作動
試験を行なう。 しかしながら、このような試験i1置100では、試験
槽101内部の温度あるいは風速を一定に保つような制
御が施されておらず、ヒータ101bに通電する電圧を
上昇させることによって自然発生する上昇気流を試験槽
101の構造によって水平気流に変えて被検体に当てて
いるので、一定の風速を被検体に継続して当てることが
困難である。 また、ヒータ101bの通電電圧と発熱温度との関係が
、ヒータ101 bの周囲温度によって変動するため、
試験開始時における試験槽101内の温度が変動した場
合には、試験精度が低く、再現性の悪い結果しか得られ
なくなる。 更に、多数の被検体の試験を順次行なう場合には、上記
した理由から1回の試験の終了後に試験槽101を所定
の温度に冷却する必要があるが、現状では試験槽101
の前11101c@開放して、扇風機などによって試験
槽101内の冷却を行なっており、温度管理が難しく試
験能率が悪いため改善が望まれている。 [発明が解決しようとする課題] 上記事情に隨みて提案される本発明は、ループ状の風洞
管内に設けた送風ファンによって生じる空気流をヒータ
で加熱した循環熱風の風速及び1!度上昇率を設定され
た罐に制御することによって、安定した試験環境を実現
できる作動式熱感知器の試験装置を提供することを目的
としており、同時に提案される本発明では、試験の終了
時に風洞管内部の熱風を排気ダクトによって強制排気す
ることにより、試験能率を向上した試験II置を提供す
ることを目的としている。 [!!題を解決するための手段] 上記目的を達成するために提案される請求項1に!a職
の本発明は、一対の湾状部の各々の端部を直状部で接続
して成るループ状の中空風洞管の一方の直状部管内に、
送風ファン、と−タ及び整流部を設け、他方の直状部管
内には温度センサー及び風速センサーを設けるとともに
、被検体である差動式熱感知器を着脱自在に取付固定す
る被検体取付板を該被検体が上&5他方の直状部管内に
位置するように開閉自在に取り付け、上記送風ファンよ
り生起された風を上記ヒータで加熱した後、上記!1流
部を介して上記被検体である差動式熱感知器に水平方向
より循環熱風を加えるようにした構造の風洞部と、上記
風速センサー及び上記温度センサーからの信号を受けて
、上記風洞部の風洞管内部の循環熱風の風速及び温度を
所定値に制御する#Jij信号を上記ヒータ及び上記送
風ファンに送出する制置手段とを備えた構成とされてお
り、請求項2に記載の本発明は、上記請求項1に記載の
制御手段が、上記風速センサーからのアナログ信号を必
要な信号に変換する風速1/F回路と、上記温度センサ
ーからのアナログ信号を必要な信号に変換する温度1/
F回路と、上記送風ファンへの通電M鐸を行なう送風フ
ァン制御回路と、上記ヒータの通電制御を行なうヒータ
制御回路と、上記被検体の試験条件である風洞管内部を
循環する熱風の風速及び温度上昇率と試験がW始されて
から被検体の発報の有無を検出するまでの検知時間とを
設定する試験条件設定部と、上記風速171回路及び温
度1/F回路を介して入力される上記風速センサー及び
温度センサーの検知信号を、上記試験条件段を部で設定
された風速及び温度上昇率と比較し、上記風洞管内部の
循環1111風の風速及び温度上昇率が上記試験条件設
定部で設定された値と等しくなるように上記送風ファン
制御回路及びヒータ制御回路に制御tS号を出力するコ
ントロールユニットと、上記試験条件設定部で設定され
た検知時間が経過した時点で被検体の発報の有無を表示
する動作表示灯と、上記検知時間が経過して試験が終了
した後に、必要なシーケンス制御を行なうシーケンスコ
ントローラとを備えた構成とされており、 請求項3に記載の本発明は、上記風洞部が、該風洞部の
上記ヒータと整流部との間に、ダンパーと排気ファンと
を有した排気ダクトを更に鑵えており、上記検知時間が
経過して上記被検体である差動式熱感知器の試験が終了
したときには、上記シーケンスコントローラによって該
ダンパー及び排気ファンを駆動制御することによって、
上記風洞部の風洞管内部の強制排気を行なう構成とされ
ており、 請求項4に記載の本発明は、上記風洞部が、該風洞部の
上記一対の湾状部内部に上記循環熱風を整流する!1流
板を更に設けた構成とされており、請求項6に記載の本
発明は、上記風洞部の送風ファン、ヒータ及び整流部が
各々ユニット化されており、これらの送風ファンユニッ
ト、ヒータユニット及び整流部ユニットが上記風洞部に
設けられたrII1111自在の扉内に、各々着脱自在
に取り付けられる構成とされており、 請求項6に記載の本発明は、上記被検体取付板がソレノ
イドまたはエアーシリンダーによって駆動されるクリッ
プ端子を備えており、上記被検体取付板への被検体の着
脱がワンタッチで行なわれる構成とされている。
【作用3 請求項1に記載の本発明では、風洞管の一方の直状部管
内に設けられた送風ファンで生起した風をヒータで加熱
し、!流部を介して他方の直状部管内に取り付けられた
被検体である作動式熱感知器に水平方向の循環熱風を加
える。 この循環熱風の温度及び風速を、温度センサー及び風速
センサーで検出して制御手段に送り、制御手段によって
この循環熱風の温度上昇率及び風速が予め設定された所
定値になるように送風ファン及びヒータに制御信号を出
力し、一定の風速で一定の温度上昇率を有した循環熱風
を被検体に加える。 請求項2に記載の本発明では、風速センサーで検知した
風速検知信号を風速1/F回路を介してコントロールユ
ニットに伝送するとともに温度センサーで検知した温度
検知信号を温度1/F回路を介してコントロールユニッ
トに伝送する。コントロールユニットでは、試験条件設
定部で設定された風速値と風速検知信号の値とが等しく
なるように送風ファン制御回路に制御信号を出力すると
ともに、温度検知信号によって温度上昇率を算出し、試
験条件設定部で設定された温度上昇率と等しくなるよう
にヒータ制御回路に制御信号を出力する。そして、試験
条件設定部で設定された検知時間が経過した時点で、差
動式熱感知器の発報状態を動作表示灯に表示する。その
後に、シーケンスコントローラによって送風ファン制御
回路及びヒータ制御回路への制X信号の出力を停止して
、試験を特徴する 請求項3に記載の本発明では、検知時間が経過して送風
ファン及びヒータへの通電が停止して試験が終了すると
、シーケンスコントローラによって排気ダクトのダンパ
ーが開放されるとともに、排気ファンが駆動されて風洞
管内部の熱風が強制御気される。 請求項4に記載の本発明では、一対の湾状部管内に設け
られた整流板によって、送風ファンで生起されて整流部
を介して送られる循環熱風を更に風速むらや温度むらの
ない循環熱風にして被検体に送る。 請求項6に記載の本発明では、送風ファン、ヒータ及び
整流部が各々ユニット化されているので、風洞部に設け
られた扉を問いて取り外しできる。 また、請求項6に記載の本発明では、被検体取付は板に
設けられたソレノイドまたはエアーシリンダーで駆動さ
れるクリップ端子により、被検体がワンタッチで被検体
取付板に取付固定される。 〔実施例〕 以下に、図画を参照して本発明の詳細な説明する。 第11は、請求項1に記載した本発明の試験装置Aの原
理説明図である。 図において1は風洞部で、一対の湾状部10a。 10bの噛部を直状部10c、10dで接続したループ
状の中空風洞管10の一方の直状部10dの管内に送風
ファン11、格子状のヒータ線を均一に配したヒータ1
2、及びメツシュ状の細線を均一に配した整流部13を
設け、他方の直状部10cには温度センサー14及び風
速センサー16を設け、更に開閉自在の被検体取付板1
7に着脱自在に取り付けられた被検体である差動式熱感
知器16を配置した構造となっており、温度センサー1
4、風速センサー15及び被検体の発報信号が制御手段
2に入力され、制御手段2から送風ファン11とヒータ
12には制御信号が出力される構成とされている。 そして、送風ファン11で生起された風がヒータ12で
加熱されて整流部13で風速むらや温度むらが取り除か
れて被検体16に水平方向から循環熱風が当たる一方、
循環熱風の温度及び風速を各々温度センサー14及び風
速センサー15で検出し、温度検知信号及び風速検知信
号を制御手段に伝送する。制御手段2では、温度検知信
号から風洞管lO内部の温度上昇率を算出し、この温度
上昇率が予め設定された値になるようにヒータ12に制
御信号を出力するとともに、風速検知信号が予め設定さ
れた値になるように送風ファン1】に制御信号を出力し
て、循環熱風の温度上昇率と風速が常に設定値と等しく
なるように制御する。そして、予め制御手段2で定めら
れた検知時間が経過すれば、被検体16の発報信号によ
って被検体16の発報の有無を表示する。 この構成では、送風ファン11によって風洞管10内部
に熱風を強制的に循環させるとともに、整流部13で循
環熱風の温度むらや風速むらを取り除いており、更に温
度センサー14及び風速センサー15で得られに温度検
知信号及び風速検知信号を制御手段2に帰還して循環熱
風の温度上昇率と風速を一定にする帰還1tIf!lを
行なっているので、被検体である差動式熱感知i!91
6には温度上昇率及び風速の安定した水平気流を加える
ことができる。 次に、第2図は請求項2に記載した試験装置への構成図
であり、上記した請求項1の試験装置Aにおいて制御手
段2をより具体的に示した構成となっており、風洞部の
構成は同一であるため同一の符号を伏して説明を省略し
ている。 この試験装置への制御手段2は、温度センサー14から
の温度検知信号を必要な信号に変換してコントロールユ
ニット2aに出力する温度1/F回路2bと、風速セン
サー15からの風速検知信号を必要な信号に変換してコ
ントロールユニット2aに出力する風速1/F回路2c
と、被検体16の発報信号を受けて各部のシーケンス制
御を行なうシーケンスコントローラ2fと、被検体の発
報状態を表示する動作表示灯2ムと、被検体の試験条件
を設定する試験条件設定部2gと、コントロールユニッ
ト2aからの信号を受けてヒータ12及び送風ファン1
1に制御信号を出力するヒータ制御回路2dおよび送風
ファン制御回路2eと、各部に電源を供給する定電圧電
源回路2hとを備えている。 このような試験装置1Aで差動式熱感知器16の試験を
行なう場合には、まず、被検体である差動式熱感知器1
6を被検体取付板17に取り付けてから、試験条件設定
部で被検体16に加える循環熱風の温度上昇率及び風速
と、試験を開始してから被検体の発報の有無を検出する
までの検知時間を設定する。 そして、試験を開始すると、コントロールユニッ)2a
では、温度1/F回路2bから出力される温度検知信号
から温度上昇率を算出し、試験条件設定部2gで設定さ
れた温度上昇率と等しくなるようにヒータ制御回路2d
に制御信号を出力してヒータ12の通電制御が行なわれ
ると同時に、風速1/F回n2cから出力される風速検
知信号と試験条件設定11112gで設定された風速と
が等しくなるように送風ファン回路回tlJ2eに制御
信号が出力されて送風ファン12への通電制御が行なわ
れる。 そして、設定された温度上昇率で上昇する定速の循環熱
風を被検体に加え、試験条件設定部2gで設定された検
知時間を経過した時点の被検体16の発報状態をシーケ
ンスコントローラに出力し、動作表示灯21に表示する
。このようにして、被検体16全での試験が終了すれば
シーケンスコントローラ2fからコントロールユニット
に信号を出力してヒータ12及び送風ファン11への通
電を遮断する。 尚、本発明では試験を開始した後、検知時間が経過した
時点の各被検体16の発報状態をシーケンスコントロー
ラ2fで取り込んで動作表示灯2ムに表示させることに
より、検知時間内の発報の有無によって被検体16の正
常あるいは異常の判別を行なう構成としているが、この
ような構成に限らず、例えば検知時間内に発報しなけれ
ばならない直線作動試験では、検知時間内に発報しない
被検体16についてのみシーケンスコントローラ2fか
ら動作表示灯2Iに信号を出力して点灯させて、n7$
を報知するような構成も可能である。 また、本発明では、温度センサー14及び風速センサー
15からのアナログ信号を温度1/F回路2bおよび風
速1/F回路2cでレベル変換してコントロールユニッ
ト2aに伝送する構成としているが、このような構成に
限らず、温度1/F回12bおよび風速1/F回!!a
2cにおいてアナログ信号をデジタル信号に変換するこ
とにより、コントロールユニット2aでデジタル処理す
る構成とすることも可能である。 また、第21!Iでは、被検体16からシーケンスコン
トローラ2fへの信号ライン11を設けているが、この
信号ライン11は、被検体16が被検体取付板17に取
り付けられたことを検知する信号をシーケンスコントロ
ーラ2fに伝送し、シーケンスコントローラ2fからソ
レノイドあるいはエアーペンシリンダーを駆動してクリ
ップ端子によって被検体16をワンタッチで保持する構
成とされた場合のものである(liI求項6に対応)。 更に、シーケンスコントローラ2fから被検体取付板1
7へ設けた信号ラインj2は、試験の開始時及び終了時
に、被検体取付板17に設けられた不図示のエアーシリ
ンダーあるいは可逆回転型モータを駆動して被検体取付
板17を自動間開するためのものである。 次に、第3図は上記請求項L  2に記載した試験装置
への風洞部1の構造を示した斜視図であり、風洞管lO
下部の直状部10dの管内には送風ファン11、ヒータ
12及び整流部13が設けられ、一方上部の直状H10
cの管内には温度センサー14、風速センサー16及び
開閉自在の被検体取付板17が設けられており、被検体
16が被検体取付板17に着脱自在に取り付けられる。 また、風洞管10の底部にはキャスター10fを取り付
けた底板10eが設けられて、風洞部lの移動を容易に
している。 第4図は、請求項3に記載した本発明の試lII装置へ
の原理説明図であり、風洞部1に排気ファン19とダン
パー20を有した排気ダクト18を設け、この排気ファ
ン19とダンパー20が制御回路2のシーケンスコント
ローラ2fによって制御する部分を上記請求項1.2に
記載した試験装置Aに追加した構成とされている。従っ
て、同一部分については同一の符号を付して説明を省略
している。 本構成の試験装置Aでは試験条件設定部2gで設定され
た検知時間が経過して試験が終了すると、コントロール
ユニット2aでは送風ファン11とヒータ12への制御
信号の出力を遮断すると同時に、シーケンスコントロー
ラ2fに信号を伝送して排気ダクト18内に設けられた
ダンパー20を問いて排気ファン19を駆動することに
より、風洞管10内部に残留している熱風を排気ダクト
18から強制的に排気する構成としている。 第5図は、本構成の試験装置の構造を示した斜視図であ
り、下部の直状III 10 d管内に設けられたヒー
タ12と整流部13との間に排気ファン19とダンパー
20とを有した排気ダクト18が設けられた構造となっ
ている。従って、本試験装置では、試験終了後に短時間
で残留熱風を排出することが可能であり、試験効率が改
善される。 また、第5図では、sf!4管10の左右の湾状部10
a、10bの管内に湾曲した整流板10gφ噛を設けて
おり、整流n13による効果に加えて、整流板10g中
・によって更に循環熱風の風速及び温度のむらが取り除
かれるので、安定した循環熱風が得られる(請求項4に
対応)。 次に、第6図は、請求項5に記載した本発明の試験lI
i置の構造を示した斜rIi図であり、風洞管10の送
風ファン11、ヒータ12及び整流部13が各々ユニッ
ト化されており、これらの送風ファンユニット11 a
、  ヒータユニット12a及び整流部ユニット13a
が上記風洞管lOに設けられた開閉自在の各1111b
、12b、13b内に、各々着脱自在に取り付けられる
構造としており、保守や点検を行なう場合の作業効率を
向上させている。 [発明の効果] 請求項1に記載の本発明によれば、風洞管内を循環する
熱風の温度上昇率と風速を安定して制御することが可能
となり、精度の向上した差動式熱感知器の試験装置を提
供することができる。 請求項2に記載の本発明によれば、上記請求項1に記載
した試験装置の制御手段が効果的に実現される。 請求項3に記載の本発明によれば、試験終了後の排熱が
効果的に行なわれるので、試験効率の改善された作動式
熱感知器の試験装置が提供できる。 請求項4に記載の本発明によれば、循環熱風の温度及び
風速のむらを取り除くことにより、安定した作動式熱感
知器の試験装置が提供できる。 請求項5に記載の本発明によれば、保守性の向上した作
動式熱感知器の試験装置が提供できる。 更に請求項6に記載の本発明によれば、被検体をワンタ
ッチで取り付けることが可能で、作業効率の改善された
作動式#!感知器の試験装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1に記載の本発明の原理説明図、第2図
は請求項2に記載の本発明の構成図、第3図は請求項1
.2に記載の本発明の試験装置の風洞部の構造を示す斜
視図、第4図は請求項3に記載の本発明の構成図、第5
図はその風洞部の構造を示す斜tlI図(請求項4の風
洞部を含む)、第6図は請求項5に記載の本発明の風洞
部の構造を示す斜視図、第7図は従来の試験装置の構造
を説明する図である。 [符号の説明] 1・・・風洞部 2・・・制御手段 2a##−コントa−ルユニ・ント 2b・・・温度1/F回路 2c・・・風速1/F回路 2d・・・ヒータ制御口語 2e・・・・送風ファン制御回路 2f・・・シーケンスコントローラ 2g・・・試験条件設定部 10 日 10 a。 10 c。 10g  @ 11 ・ ・ 11a  ・ 12 ・ ・ 12a  畳 13a  ・ 11 b。 14 ・ ・ 16目 18 @ j 19  口 20口 ・動作表示灯 ・I@洞管 10b・・・湾状部 10d・・・直状部 ・・整流板 ・送風ファン ・・送風ファンユニット ・ヒータ Φ・ヒータユニット 壷整流部 ・・整流allユニット 12b、13b・・・扉 ・温度センサー ψ風速センサー ・被検体 ・嘗検体取付板 ・排気ダクト ・排気ファン 寺ダンパー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対の湾状部の各々の端部を直状部で接続して成
    るループ状の中空風洞管の一方の直状部管内に、送風フ
    ァン、ヒータ及び整流部を設け、他方の直状部管内には
    温度センサー及び風速センサーを設けるとともに、被検
    体である差動式熱感知器を着脱自在に取付固定する被検
    体取付板を該被検体が上記他方の直状部管内に位置する
    ように開閉自在に取り付け、上記送風ファンより生起さ
    れた風を上記ヒータで加熱した後、上記整流部を介して
    上記被検体である差動式熱感知器に水平方向より循環熱
    風を加えるようにした構造の風洞部と、上記風速センサ
    ー及び上記温度センサーからの信号を受けて、上記風洞
    部の風洞管内部の循環熱風の風速及び温度を所定値に制
    御する制御信号を上記ヒータ及び上記送風ファンに送出
    する制御手段とを備えたことを特徴とする、差動式熱感
    知器の試験装置。
  2. (2)上記制御手段が、 上記風速センサーからのアナログ信号を必要な信号に変
    換する風速I/F回路と、 上記温度センサーからのアナログ信号を必要な信号に変
    換する温度I/F回路と、 上記送風ファンへの通電制御を行なう送風ファン制御回
    路と、 上記ヒータの通電制御を行なうヒータ制御回路と、上記
    被検体の試験条件である風洞管内部を循環する熱風の風
    速及び温度上昇率と試験が開始されてから被検体の発報
    の有無を検出するまでの検知時間とを設定する試験条件
    設定部と、 上記風速I/F回路及び温度I/F回路を介して入力さ
    れる上記風速センサー及び温度センサーの検知信号を、
    上記試験条件設定部で設定された風速及び温度上昇率と
    比較し、上記風洞管内部の循環熱風の風速及び温度上昇
    率が上記試験条件設定部で設定された値と等しくなるよ
    うに上記送風フアン制御回路及びヒータ制御回路に制御
    信号を出力するコントロールユニットと、 上記試験条件設定部で設定された検知時間が経過した時
    点で被検体の発報の有無を表示する動作表示灯と、 上記検知時間が経過して試験が終了した後に、必要なシ
    ーケンス制御を行なうシーケンスコントローラとを備え
    て構成されることを特徴とする、請求項1に記載の差動
    式熱感知器の試験装置。
  3. (3)上記風洞部が、該風洞部の上記ヒータと上記整流
    部との間に、ダンパーと排気ファンとを有した排気ダク
    トを更に備えており、上記検知時間が経過して上記被検
    体である差動式熱感知器の試験が終了したときには、上
    記シーケンスコントローラによって該ダンパー及び排気
    ファンを駆動制御することによって、上記風洞部の風洞
    管内部の強制排気を行なう構成とされたことを特徴とす
    る、請求項1に記載の差動式熱感知器の試験装置。
  4. (4)上記風洞部が、該風洞部の上記一対の湾状部内部
    に上記循環熱風を整流する整流板を更に設けたことを特
    徴とする、請求項1に記載の差動式熱感知器の試験装置
  5. (5)上記風洞部の送風ファン、ヒータ及び整流部が各
    々ユニット化されており、これらの送風ファンユニット
    、ヒータユニット及び整流部ユニットが上記風洞部に設
    けられた開閉自在の扉内に、各々着脱自在に取り付けら
    れる構造としたことを特徴とする、請求項1に記載の差
    動式熱感知器の試験装置。
  6. (6)上記被検体取付板がソレノイドまたはエアーシリ
    ンダーによって駆動されるクリップ端子を備えており、
    上記被検体取付板への被検体の着脱がワンタッチで行な
    われることを特徴とする、請求項1に記載の差動式熱感
    知器の試験装置。
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