JPH02253479A - 線図形描画装置および描画方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マウス、トラックボール等のポインティング
デバイスに連動して、ディスプレイ上で線図形の描画お
よび消去を行なうようにした線図形描画装置およびその
描画方法に関する。

〔従来の技術〕

線図形描画装置は、ディスプレイ上に線図形を描画した
り、描画した線図形をディスプレイ上から消去したりす
ることを、ポインティングデバイスを操作することによ
り行なうようにしたものであり、主に画像診断システム
等において使用されている６画像診断システムでは、オ
ペレータの操作によって画像の関心領域を線図形で囲む
場合などに用いられ、それにより、高性能なマン−マシ
ンインターフェイスが構築されている。

ところで、従来の線図形描画装置ではディスプレイ上に
描画した線図形を消去する場合１次のような方法がとら
れている。

すなわち、第５図に示すように、ディスプレイ４上に描
画した線図形６の一部分を消去するには。

まず、消去領域７を複数に分割して指定し１次に消去領
域７内の線図形６を順次消去していく（従来例１）。

また、第６図に示すように、ディスプレイ４上の線図形
６に沿って消去マーカ８を移動させ、その移動した部分
の線図形６を消去する（従来例２）。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、上記２つの従来例では、両者とも消去す
べき線図形の形状が複雑になってくると、その線図形を
消去する操作が非常に煩雑になるという問題がある。

すなわち、従来例１では、描画した線図形が複雑になり
、かつその線図形のみを消去しようとすれば、消去領域
を細かく分割しなければならない。

また、従来例２では、描画した線図形が複雑になると、
その複雑な線図形上で消去マーカを注意深く移動させる
必要がある。

さらに、上記従来例１，２では、線図形を途中まで消去
した後、残った線図形の端点より再び線図形を描画しよ
うとする場合、上記端点の正確な位置を探すのが難しい
といった欠点もある。

本発明の目的は、ディスプレイ上の線図形の形状が複雑
であっても、その線図形を簡単な操作で消去することが
できるとともに、消去しなかった線図形の端点に合わせ
て新たな線図形を容易に描画することができる線図形描
画装置およびその描画方法を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明は、マウス、トラッ
クボール等のポインティングデバイスを操作することに
より、ディスプレイ上で線図形の描画および消去を行な
う線図形描画装置において、線図形上の各座標データを
記憶する記憶部と、描画時、線図形上の各座標データを
、描画した順に前記記憶部へ記憶させるとともに、消去
時、前記記憶部内に記憶した座標データのうち、消去し
た線図形の座標データを、記憶した順とは逆順に前記記
憶部から抹消していく制御部と、を備えたものである。

また、本発明は、マウス、トラックボール等のポインテ
ィングデバイスを操作することにより。

ディスプレイ上で線図形の描画および消去を行なう線図
形描画装置において、線図形上の各座標データを記憶す
る記憶部と、該記憶部内の座標データのアドレスを指定
する座標カウンタと、描画時、線図形上の各座標データ
を、描画した順に前記記憶部へ記憶させるとともに、消
去時、前記記憶部内に記憶した座標データのうち、消去
した線図形の座標データを、記憶した順とは逆順に前記
記憶部から抹消していく制御部と、を備えたものである
。

また、本発明は、マウス、トラックボール等のポインテ
ィングデバイスを操作することにより、ディスプレイ上
で線図形の描画および消去を行なう線図形描画装置にお
いて、線図形上の各座標データを記憶する記憶部と、描
画時、線図形上の各座標データを、描画した順に前記記
憶部へ記憶させるとともに、消去時、前記記憶部内に記
憶した座標データのうち、消去した線図形の座標データ
を、記憶した順とは逆順に前記記憶部から抹消していく
制御部と、前記ディスプレイ上で線図形が形成する閉じ
た図形の面積を、前記記憶部内に記憶された座標データ
を基にして演算する演算部と、を備えたものである。

さら′に、本発明は、マウス、トラックボール等のポイ
ンティングデバイスを操作して、ディスプレイ上に線図
形を描画する場合、線図形上の各座標データを、描画し
た順に記憶しておき、前記ディスプレイ上から線図形を
消去する場合、記憶しておいた前記各座標データのうち
、消去する線図形の座標データを、記憶した順とは逆順
に抹消していくようにすることである。

〔作用〕

上記構成によれば、描画時には、ポインティングデバイ
スを操作することにより、ディスプレイ上でカーソルを
移動させて線図形を描画する。この時、描画した線図形
上の各座標データを描画順に記憶部に記憶させていく、
また消去時には、ポインティングデバイスでカーソルを
描画時とは逆向きに移動させ、描画した線図形を背景色
に変化させていく、このようにして、ディスプレイ上に
描画した線図形を消去する。同時に記憶部内に記憶させ
た座標データを描画時とは逆順に抹消していく。

また、線図形の一部を消去した後、残った線図形の端点
から新たな線図形を描画する場合、記憶部内には、上記
端点の座標データが残っているので、その端点に新たな
線図形を連続させて描画することができる。

また、座標カウンタを設けておけば、記憶部内に記憶さ
れる座標データのアドレスを指定することができる。さ
らに、描画した線図形をディスプレイ上に残しておく場
合に、座標カウンタによって一旦記憶部内の記憶データ
をクリアにすることにより、新たな座標データを記憶部
に記憶させることが可能となる。すなわち、１つの記憶
部を有効に利用して、ディスプレイ上に多数の線図形を
描画することを可能としている。

さらに、演算部を設けておけば、記憶部内の座標データ
を演算部に送ることにより、ディスプレイ上で線図形が
描く閉じた図形の面積等を直ちに演算することができる
。

〔実施例〕

以下に本発明の一実施例を図面に従って説明する。

第１図は、ＮＭＲ又はＸａＣＴ等の画像診断システムに
おける画像表示装置を示している。この画像表示装置で
は、トラックボールを用いて画面の処理を行うことによ
り、マン−マシンインターフェイス性能を高めている０
図に示すように、画像表示装置は、表示制御装置１、デ
ィスプレイ４、およびトラックボール５からなっている
０１表示制御装装置は、記憶部としての座標バッファ２
と制御部２により構成され、制御部２に前記ディスプレ
イ４とトラックボール５が接続されている。

次に本実施例の作用について説明する。トラックボール
５に連動するカーソル１３をディスプレイ４上に表示し
、描画モードを指定してトラックボール５を移動させる
と、ディスプレイ４上に線図形６が描画される。この場
合、第２図に示すように、ディスプレイ４上に座標（Ｘ
工＝ｙｉ）から座標（Ｘ、！、ｙ＋＋、）まで線図形６
を描画すると。

この線図形６の各座標データが描画した順に座標バッフ
ァ２内に記憶されていく０次に、消去モードを指定して
カーソル１３を座標（ｘ、１１．Ｙｎ２）から座標（Ｘ
ｏユｔＹｎｘ）まで描画時とは逆方向へ移動させると、
座１ｍｌ　（ｘｎｉｔ　Ｙａｋ）から座標（Ｘｎｌ＋１
．Ｙｎｌ＋ｚ）までの線図形６は順次背景色に変化し、
この範囲内の線図形６が消去される。

それと同時に、座標バッファ２内に記憶されていた座標
（Ｘ、ａ、ｙ、）から座標（Ｘ　ａｌ　＋１　ｐ　Ｙ　
ａｌ　＋ｉ　）までの座標データが、描画時とは逆順に
抹消されていく。

そして、線図形６の一部を消去した後、残った線図形の
端の座標（Ｘ、ｉ、　Ｙ、１）から座ＩＮ（Ｘ、、。

Ｙ、、）まで新たな線図形６′を描画する場合、座標バ
ッファ２内には座標（ＸｎｔＹｘ）から座標（Ｘ、□ｔ
Ｙｎｘ）までの座標データが残っているので、線図形６
と線図形６′の座標（ｘ−ｚ−ｙｅｔ）における連続性
を保つことができる。

第３図は本発明の他の実施例を示している１本実施例の
特徴は、座標カウンタ１０を設けたことであり、他の構
成は前述した実施例と同一である。

上記のように座標カウンタ１０を設けると、ディスプレ
イ４上に線図形６を描画する度に、アドレス指定を行っ
て線図形６の座標データを座標バッファ２内に記憶させ
、それに伴って座標カウンタ１０の加算を行う、そして
、消去時には、座標カウンタ１０を減算していき、この
座標カウンタ１０の値がＯになるまで実行する。もし、
座標カウンタ１０の内容がＯになる前に、再び描画モー
ドを指定すると、消去しなかった線図形の端点から描画
動作を再開することができる。また座標カウンタ１０の
内容をクリアすることによって、描画した線図形６をデ
ィスプレイ４上に残しておくことも可能となる。

第４図は本発明のさらに他の実施例を示している０本実
施例の特徴は、制御部３に接続された演算部２０と、演
算部２０の演算結果を表示する表示部２１とを設けたこ
とである。他の構成は第１図の実施例と同じである。

上記のように演算部２０を設けることにより、描画時に
座標バッファ２に記憶させた線図形６の座標データを基
にして、演算部２０では、ディスプレイ４上に描画され
た線図形６の閉じた図形の面積等を直ちに演算すること
ができ、その演算結果が表示部２１に表示される。

（発明の効果〕 以上説明したように１本発明によれば、ディスプレイ上
での線図形の描画、消去および追加描画を、簡単な操作
で行うことができるので、画像診断をはじめとする各種
画像表示、処理システムにおける処理時間を大幅に短縮
することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の線図形描画装置を示すブロック図、第
２図は線図形と座標バッファの内容との関連を示す図、
第３図は本発明の他の実施例を示すブロック図、第４図
は本発明の更に他の実施例を示すブロック図、第５図お
よび第６図は線図形を消去するための従来の方法を示す
図である。 １・・・表示制御装置、　　２・・・座標バッファ、３
・・・制御部、　　　　　４・・・ディスプレイ、５・
・・トラックボール、　６・・・線図形、１０・・・座
標カウンタ、　２０・・・演算部、２１・・・表示部。 第２図 代呵人　鵜沼辰之 第 図 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、マウス、トラックボール等のポインティングデバイ
   スを操作することにより、ディスプレイ上で線図形の描
   画および消去を行なう線図形描画装置において、線図形
   上の各座標データを記憶する記憶部と、描画時、線図形
   上の各座標データを、描画した順に前記記憶部へ記憶さ
   せるとともに、消去時、前記記憶部内に記憶した座標デ
   ータのうち、消去した線図形の座標データを、記憶した
   順とは逆順に前記記憶部から抹消していく制御部と、を
   備えたことを特徴とする線図形描画装置。 ２、マウス、トラックボール等のポインティングデバイ
   スを操作することにより、ディスプレイ上で線図形の描
   画および消去を行なう線図形描画装置において、線図形
   上の各座標データを記憶する記憶部と、該記憶部内の座
   標データのアドレスを指定する座標カウンタと、描画時
   、線図形上の各座標データを、描画した順に前記記憶部
   へ記憶させるとともに、消去時、前記記憶部内に記憶し
   た座標データのうち、消去した線図形の座標データを、
   記憶した順とは逆順に前記記憶部から抹消していく制御
   部と、を備えたことを特徴とする線図形描画装置。 ３、マウス、トラックボール等のポインティングデバイ
   スを操作することにより、ディスプレイ上で線図形の描
   画および消去を行なう線図形描画装置において、線図形
   上の各座標データを記憶する記憶部と、描画時、線図形
   上の各座標データを、描画した順に前記記憶部へ記憶さ
   せるとともに、消去時、前記記憶部内に記憶した座標デ
   ータのうち、消去した線図形の座標データを、記憶した
   順とは逆順に前記記憶部から抹消していく制御部と、前
   記ディスプレイ上で線図形が形成する閉じた図形の面積
   を、前記記憶部内に記憶された座標データを基にして演
   算する演算部と、を備えたことを特徴とする線図形描画
   装置。 ４、請求項１、２又は３記載の線図形描画装置を設置し
   たことを特徴とする画像診断装置。 ５、マウス、トラックボール等のポインティングデバイ
   スを操作して、ディスプレイ上に線図形を描画する場合
   、線図形上の各座標データを、描画した順に記憶してお
   き、前記ディスプレイ上から線図形を消去する場合、記
   憶しておいた前記各座標データのうち、消去する線図形
   の座標データを、記憶した順とは逆順に抹消していくこ
   とを特徴とする線図形描画方法。