JPH0225335Y2 - - Google Patents

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JPH0225335Y2
JPH0225335Y2 JP1985093299U JP9329985U JPH0225335Y2 JP H0225335 Y2 JPH0225335 Y2 JP H0225335Y2 JP 1985093299 U JP1985093299 U JP 1985093299U JP 9329985 U JP9329985 U JP 9329985U JP H0225335 Y2 JPH0225335 Y2 JP H0225335Y2
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JP
Japan
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air bag
hanging cloth
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hanging
cloth
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JP1985093299U
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JPS6275748U (ja
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C27/00Spring, stuffed or fluid mattresses or cushions specially adapted for chairs, beds or sofas
    • A47C27/08Fluid mattresses or cushions
    • A47C27/087Fluid mattresses or cushions with means for connecting opposite sides, e.g. internal ties or strips

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はエアーサポート装置用エアーバツグに
用いる吊り布構造に関する。
(従来の技術) 従来、車輛用シートのエアーサポート装置に用
いるエアーバツグの本体内部における対向面間に
わたつて吊り布を設けることにより、エアーバツ
グ本体の断面形状を任意の形状に保形せしめるこ
とにより、同本体の表面及び裏面を任意に形成
し、これらの面を使用者の各部位に面接触させる
様にしたエアーバツグには、第14図及び第15
図に示す構成のものがある。
両者は膨張させた際にエアーバツグ本体の表面
が凹面と成る様にしたものであり、第15図に示
すものは吊り布32を矩形の片側長辺が弧状に切
欠された形状とし、該吊り布32をエアーバツグ
本体Bの短辺又は長辺方向に複数枚例えば2枚並
列させて配置したものである。又、第14図に示
すエアーバツグ本体Cを短辺又は長辺方向へ等分
割するように矩形状の吊り布31を複数枚例えば
4枚配置し、且つそれら各吊り布31の高さを
夫々外側のものを高く内側のものを低くしたもの
である。
上記エアーバツグ本体B,Cは膨張時におい
て、その対向面a,a間の間隔が吊り布31又は
32により二次曲線的に変化するように保持さ
れ、エアーバツグ本体B,Cの断面形状が矩形の
片側長辺を弧状に窪ませた形状となり、本体B,
C表面は前記記の如く凹面となる。
しかし、第15図に示すエアーバツグに用いた
吊り布32は、その上縁を本体Bの表面形状に合
わせて切断するものなので、吊り布32上縁をエ
アーバツグ本体B対向面a,aにおける所定の溶
着部に保持し、2本の棒状電極にてエアーバツグ
本体Bと吊り布32上縁とを挾持して熱溶着する
作業が極めて難しく、製造するのに手間が掛る問
題がある。
また、第14図に示すエアーバツグは吊り布3
1をエアーバツグ本体C対向面a,aに熱溶着す
る作業は困難ではないが、本体C断面を任意の形
状に保形するには多くの吊り布31を必要とする
ので、前記エアーバツグ同様、製造するのに手間
が掛り、また、複雑な形状にするものには向かな
い。
さらに、前記した両エアーバツグに用いられた
吊り布31及び32は一枚の帯状体であるから、
エアーバツグ本体B,Cを収縮させた際に薄い状
態で2枚に折り込まれないので、収縮時の本体
B,Cの厚さが該吊り布31,32によつて無駄
に厚くなつてしまう欠点を有している。
(技術的課題) 本考案が解決しようとする技術的課題は、エア
ーバツグ本体内部の対向面間にわたつて設けられ
る吊り布に、本体を膨張せしめた際において、同
本体各所における対向面間の間隔を所望の本体断
面形状が得られる様に保ち、且つ本体収縮時にお
いては自ら薄く折り畳まる屈曲性を具備させ、さ
らに、吊り布をエアーバツグ本体の内面に熱溶着
する際の作業性を向上させることである。
(技術的課題を解決する為の手段) 本考案が前記した技術的課題を解決する為に講
ずる手段は、吊り布本体を偏平な管状に形成する
と共に、該吊り布本体の外周径を吊り布本体全長
方向に向つて所定変化させ、且つ上記吊り布本体
周面の裏表両偏平部における吊り布本体長径方向
の中央部分をエアーバツグ本体内部の対向面に
夫々接着せしめたものである。
(作用) 前記構成によれば、エアーバツグ本体を膨張さ
せた際に、吊り布本体はエアーバツグ本体内部の
両対向面によつて吊り布本体短径方向へ引かれ、
収縮状態とは逆に短径方向へ長い管状に展開して
張られる。
而るに、吊り布は吊り布全長にわたる夫々の位
置において、それら各部位における外周径の半分
の高さを保ち、これにより、エアーバツグ本体の
断面形を所定の形状に保形せしめ、エアーバツグ
本体の表面及び裏面を所定の形状に形成する。ま
た、エアーバツグ本体を収縮させると、吊り布本
体は元の偏平な管状に戻る。
(効果) 本考案は以上の如き構成のものであるから、エ
アーバツグ本体を膨張させた際に、吊り布本体は
同吊り布全長にわたる夫々の位置におけるエアー
バツグ本体内部の対向面間の間隔を所定の高さに
保ちエアーバツグ本体の断面を所定の形状に無理
なく自然に保形せしめ、且つエアーバツグ本体を
収縮させた際には、元の偏平な管状に戻るので、
収縮時にエアーバツグ本体が吊り布によつて厚く
なることがない。
また、吊り布をエアーバツグ本体内部の対向面
に熱溶着する際に、吊り布を棒状電極に嵌挿して
保持させながら熱溶着作業を行なえるので熱溶着
作業が大幅に容易になる上、本体対向面間に設け
られた吊り布は膨張時に2枚の帯状となつて張ら
れるので、実質上2枚の吊り布を設けた場合と同
等な強度を有する。
そして、エアーバツグを収縮させた際に、吊り
布は元の偏平状に戻るので、収縮時にエアーバツ
グ本体が吊り布によつて厚くなることがない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
吊り布1は第1図に示す如くエアーバツグ本体
A内部の対向面間にわたつて設け、該吊り布1に
よつてエアーバツグ本体Aを第2図に示す如く本
体Aの表面側が弧状に凹んだ形状となる様にした
ものである。
エアーバツグ本体Aは熱可塑性軟質ウレタン樹
脂製の2枚のシートを重ね合わせ、該シートの長
辺側周縁を熱溶着すると共に、短辺側周縁間にマ
チ布3,3をわたして袋状に形成し、且つ表裏面
の一方に不図示のポンプと接続される空気の給排
口4を設ける。また、エアーバツグ本体A内部に
は、該本体Aを短辺又は長辺方向へ等分割する位
置に吊り布1を複数枚例えば2枚配設する。
吊り布1はエアーバツグ本体Aと同じ熱可塑性
軟質ウレタン樹脂から成り、本体Aより若干短
く、且つ両端部から中央部へ移行するに連れて幅
が狭くなる2枚の帯状布を重ね合わせ、その両縁
部同士を熱溶着せしめて形成したものである。こ
の状態で吊り布1は第6図に示す如く、両端部か
ら中央にかけて外周径が順次小さくなる様に変化
する偏平の管状と成り、該吊り布1全長にわたる
各部位における長径方向の幅は、目的とするエア
ーバツグ本体A断面形の同位置における高さと略
同じ幅に成す。
尚、吊り布1は上述の如く2枚の帯状布から形
成しても、若しくは異径押出加工によつて一体に
形成しても良いものである。
そして、吊り布1,1は前記エアーバツグ本体
A内の対向面2,2における前取付位置に同吊り
布1周面の裏表両偏平部における長径方向の中央
部を吊り布1全長にわたつて熱溶着して取設す
る。
上記熱溶着作業を第7図及び第8図に基づいて
説明すると、棒状の下電極5に吊り布1を嵌挿し
て保持し、その上にエアーバツグ本体Aを形成す
るシート6を載せ、且つ溶着位置を合わせた後に
上電極7をシート6の上に降下させて、シート6
と吊り布1の接着部を上下両電極5,7にて挾持
しながら熱溶着するものである。吊り布1を下電
極5で保持出来るのでシート6と吊り布1の接着
部同士を合わせるのが楽であり、熱溶着作業を容
易に行なうことが出来る。
尚、吊り布1,1はエアーバツグ本体Aの長辺
よりも若干短くなつているので、本体A内の気室
は吊り布1,1によつて仕切られることなく単一
に維持されるものである。
以上の様なエアーバツグ本体A内にその給排口
4より空気を供給すると、同本体Aが膨張するに
連れて吊り布1は対向面2,2によつて短径方向
へ引かれ、収縮状態とは逆に短径方向へ長い管状
に展開して張られる。
この時、吊り布1は中央部から両端部にかけて
順次高さが増す様に展開し、エアーバツグ本体A
の対向面2,2の間隔を二次曲線的に変化するよ
うに保持する。而るに、エアーバツグ本体Aの断
面形状は第2図に示す如く、展開する吊り布1の
外形形状と略同じく矩形の表面側長辺を弧状に凹
ませた形状に保形され、本体表面がきれいな凹面
となる。
また、エアーバツグ本体Aを収縮させると、吊
り布1,1は素材が備える復元性によつて元の偏
平形状に戻り、エアーバツグ本体Aも薄い状態に
収縮する。(第5図) 次に第9図乃至第12図に示した第2実施例を
説明する。
第2実施例のものは、第9図に示す如く、エア
ーバツグ本体A′の断面を矩形の両長辺がサイン
カーブを描く様な形状に保形せしめ、本体A′の
表裏両面が滑らかな波形曲面となる様にしたもの
であり、吊り布1′を本体A′の短辺又は長辺方向
へ複数枚例えば2枚並列させて配設している。
吊り布1′は、両側辺をサインカーブを描くよ
うに切欠した帯状布を2枚重ね合わせ、その両側
辺部同士を熱溶着して形成し、同吊り布1′周面
の裏表両偏平部における長径方向中央部分を吊り
布全長にわたつてエアーバツグ本体A′内の対向
面2′,2′における所定接着位置に前記した電極
を用いて熱溶着する。
以上の様な吊り布1′は、エアーバツグ本体
A′の膨張時において第9図に示す様に展開して、
本体A′対向面2′,2′間の間隔を全長にわたつ
て周期的に増減させて、本体の断面形状を矩形の
両長辺がサインカーブを描く形状に保形し、本体
A′表面及び裏面を山部と谷部のある曲面とする
ものである。
尚、本考案の構造はエアーバツグ本体A″のマ
チ構造としても応用できるものであり、第13図
に示す如く用いれば、本体A″を任意形状に保形
せしめる効果を増すと共に、本体A″のマチDま
でも任意の形状に形成することが可能であり、ま
た、収縮させた際における屈曲性を良く、且つ
又、マチDの強度を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の吊り布構造を用いたエアーバ
ツグを示す一部切欠斜視図、第2図は同Y−Y線
断面図、第3図は第1図におけるX−X線断面
図、第4図は収縮状態におけるエアーバツグを示
す一部切欠平面図、第5図は同Z−Z線断面図、
第6図は吊り布単体を示す斜視図、第7図は吊り
布とシートを上下電極にて熱溶着する際における
状態を示す斜視図、第8図は同C−C線断面図、
第9図はエアーバツグ本体表裏両面を波状の曲面
に保形せしめた第2実施例の一部切欠斜視図、第
10図は同B−B線断面図、第11図は第9図の
A−A線断面図、第12図は吊り布単体を示す斜
視図、第13図は本考案の構造をマチ部に用いた
エアーバツグ本体を示す一部切欠斜視図、第14
図及び第15図は従来構造の吊り布を用いたエア
ーバツグを示す一部切欠斜視図である。 図中、A:エアーバツグ本体、1:吊り布、
2:対向面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吊り布本体を偏平な管状に形成すると共に、該
    吊り布本体の外周径を吊り布本体全長方向に向つ
    て所定変化させ、且つ上記吊り布本体周面の裏表
    両偏平部における吊り布本体長径方向の中央部分
    をエアーバツグ本体内部の対向面に夫々接着せし
    めたエアーバツグの吊り布構造。
JP1985093299U 1985-06-19 1985-06-19 Expired JPH0225335Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985093299U JPH0225335Y2 (ja) 1985-06-19 1985-06-19

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JPS6275748U JPS6275748U (ja) 1987-05-15
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