JPH02252859A - 壁面作業ロボットの移動制御システム - Google Patents

壁面作業ロボットの移動制御システム

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Publication number
JPH02252859A
JPH02252859A JP1075659A JP7565989A JPH02252859A JP H02252859 A JPH02252859 A JP H02252859A JP 1075659 A JP1075659 A JP 1075659A JP 7565989 A JP7565989 A JP 7565989A JP H02252859 A JPH02252859 A JP H02252859A
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JP
Japan
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rope
wall
robot
rotation speed
actual
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Pending
Application number
JP1075659A
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English (en)
Inventor
Tadao Mikami
三上 忠雄
Akio Suzuki
昭夫 鈴木
Koji Nakayama
中山 康志
Takashi Moro
隆 茂呂
Tsukasa Kawai
河合 司
Harumichi Yamashita
山下 晴通
Yoshio Yokoyama
佳雄 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HINOMARU TORYO KK
NIPPON C EE D KK
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
HINOMARU TORYO KK
NIPPON C EE D KK
Takenaka Komuten Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by HINOMARU TORYO KK, NIPPON C EE D KK, Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical HINOMARU TORYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自己位置の検知を行ないながら、建物の壁面
に沿って移動し、外壁目地シール工事、塗装工事等を行
なう壁面作業ロボットの移動制御システムに関する。
〔従来の技術〕
省力化の要請が強い今日、電子技術等の向上に伴い、ロ
ボットによる省力化が工場から建築現場まで波及して来
ている。例えば、建築現場の壁面の作業にも壁面作業ロ
ボットが使用される。この壁面作業ロボットには、特開
昭62−140055号公報に示すような外壁検査ロボ
ットや壁面塗装ロボット等があるが、これらの壁面作業
ロボットには、建物の壁面を自走しながら作業するもの
や、ゴンドラの様に屋上にレールを渡してそのレールか
らロープで吊り下げるもの等がある。
上述の自走式の壁面作業ロボットは、移動機能のみなら
ず、壁面での作業途中で材料を補給する場合や目的の位
置で目的の作業をするため、自己位置検出機能を必要と
する。その自己位置検知の方法として、壁面作業ロボッ
トの走行車輪或いはキャタピラの回転数で行なう方法も
あるが、第20図に示すように自走式の走行車輪で移動
する塗装壁面ロボット1では、2本のワイヤ2,2を張
ってワイヤーの長さを検知して行なっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の壁面作業ロボットの移動システムにあっては、壁
面作業ロボットの移動は走行車輪で行なわれるとともに
、その自己位置検出はワイヤー2゜2の長さを測定する
ことにより行なわれている。
従って、移動手段とは別に自己位置検出のための装置3
も必要となり、装置のコストアップの原因となっていた
また、第20図において、塗装壁面ロボット1は、バキ
ュームユニット4の負圧で壁面5に吸着・保持されるよ
うになっているが、安全のために保安用ローブ(図示せ
ず)も必要とする。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたもの
で、その目的は、簡単な装置で、移動と自己位置検出が
できる壁面作業ロボットの移動制御装置を提供すること
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、建物の屋上等の
任意の個所に所定の距離を隔てて設置された一対の支柱
と、 両支柱にそれぞれ設けられて巻取りモータによって回転
するローブ収納部と、 両ロープ収納部にそれぞれ基端側を巻き付けられたロー
プと、 両ロープ収納部からそれぞれ繰り出されるロープの先端
で吊持され、建物の壁面に沿って移動する壁面作業ロボ
ットと、 巻取リモータの回転数を検出する回転数検出手段と、 ロボットのスタート位置、停止位置、移動経路等の壁面
での位置が壁面の設定座標として入力され、この設定座
標に基づいて各ロープ収納部から壁面の任意の場所に位
置するロボットの設定座標までの設定距離をロープの繰
出し量で割って得られる補正係数とロープの繰出し量と
が設定座標に対応して載っている補正係数マツプから、
壁面の設定座標における各ロープの繰出し量を読み取り
、各ロープの繰出し量から各巻取りモータの設定回転数
をそれぞれ計算し、この設定回転数が、巻取リモータの
回転数検出手段によって検出・フィードバックされた実
際の回転数と比較され、この実際の回転数を設定回転数
に制御することにより、壁面作業ロボットを設定された
スタート位置、停止位置、移動経路に従って移動させ、
一方、回転数検出手段によって検出された巻取りモータ
の実際の回転数から各ロープの繰出し量を計算し、この
ロープの繰出し量から補正係数マツプにより補正係数を
読み取り、次いで、ロープの繰出し量と補正係数の積を
計算して、各ローブ収納部からロボットの実座標までの
実距離を計算し、実距離から壁面の実座標を計算するこ
とにより、ロボットの自己座標位置を検出する制御装置
とを備えているものである。
〔作 用〕
本発明においては、制御装置には、ロボットのスタート
位置、停止位置、移動経路等の壁面での位置が壁面の座
標として入力され、同時に、回転数検出手段によって巻
取リモータの実際の回転数が検出され、この回転数が制
御装置にフィードバックされ、ロボットを設定されたス
タート位置。
停止位置、移動経路通りに移動させるとともに、ロボッ
トの自己座標位置を検出することができる。
以下にその詳細プロセスを説明する。
ロボットのスタート位置、停止位置、移動経路等の壁面
での位置が壁面の設定座標として制御装置に入力され、
この設定座標に基づいて各ロープ収納部から壁面の任意
の場所に位置するロボットの設定座標までの設定距離を
計算し、その設定距離をロープの繰出し量で割って得ら
れる補正係数とロープの繰出し量とが設定座標に対応し
て載っている補正係数マツプから、壁面の設定座標にお
ける各ロープの繰出し量を読み取り、各ロープの繰出し
量から各巻取リモータの設定回転数をそれぞれ計算し、
この設定回転数が、巻取リモータの回転数検出手段によ
って検出・フィードバックされた実際の回転数と比較さ
れ、この実際の回転数を設定回転数に制御することによ
り、壁面作業ロボットを設定されたスタート位置、停止
位置、移動経路に従って移動させる。
一方、回転数検出手段によって検出された巻取リモータ
の実際の回転数から各ロープの繰出し量を計算し、この
ロープの繰出し量から補正係数マツプにより補正係数を
読み取り、次いで、ロープの繰出し量と補正係数の積を
計算して、各ロープ収納部からロボットの実座標までの
実距離を計算し、実距離から壁面の実座標を計算するこ
とにより、ロボットの自己座標位置を検出する。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の実施例について説明する。
第1図ないし第18図は本発明の実施例に係る壁面作業
ロボットの移動制御システムの内容を示す。
第1図、第2図において、直方体形状の建物1)の屋上
1)Aの隅1)Bに所定の距離を隔てて一対の支柱12
.12が設置されている。第3図。
第4図に示すように、この両支柱12.12にはロープ
巻取リプーリからなるロープ収納部13の伝達軸13A
が取り付けられ、この伝達軸13Aはウオームギア14
を介してサーボモータからなる巻取リモータ15に接続
している。
両支柱1)には、それぞれロータリーエンコーダ16が
取り付けられ、各支柱1)の近くの屋上1)Aにそれぞ
れ屋上制御盤ユニット17が設置されている。
第1図、第4図に示すように、両ロープ収納部13.1
3から、ロープ18.18が繰り出され、両ロープ18
.18の先端18A、18Aで壁面作業ロボット19が
吊持されている。
そして、各ロープ18の途中には、それぞれプーリ20
が設けられ、プーリ2oの回転軸20Aはロータリーエ
ンコーダ16に連結している。ロータリーエンコーダ1
6とプーリ2oとにより、巻取リモータ15の回転数を
検出する回転数検出手段21が構成されている。
上述の壁面作業口ボッ)19は、建物1)の壁面Aの目
地M(第1)図図示)にシール剤を自動的に充填するも
ので、その構造が第5図、第6図に示されている0図に
おいて、壁面作業ロボット19は、円筒容器20を有し
、円筒容器2oの内部に3本のシール剤入りのシリンダ
21及び2つのブロア22が収容されている。各シリン
ダ21の一端にはそれぞれシール剤押出しモータ24が
取り付けられ、3本のシリンダ21の他端には集合管2
5Aを介してノズル25が連結されている。
また、円筒容器20の外側には、TVカメラ26と、建
物1)の壁面Aに形成された目地Mに沿って動くガイド
センサ27Aと、シール剤充填センサ27Bとが取り付
けられている。
第7図は本実施例の制御系統図を示し、その内容は第8
図に示されている。
第7図において、左右の屋上制御盤ユニット17.17
には、地上制御盤ユニット28が接続され、地上制御盤
ユニット28は壁面作業ロボット19に接続されている
屋上制御盤ユニット17は、端末コンピュータ29と、
パルスジェネレータ30と、モータコントローラ31と
、巻取リモータ15と、ロータリーエンコーダ16とか
ら構成されている。
地上制御盤ユニット28は、ホストコンピュータ32と
、操作卓33と、モニタ用CRT34と、パソコン用C
RT35とから構成されている。
上述の地上制御盤ユニット28のホストコンピュータ3
2では、第8図の二点鎖線で囲まれた上半分の部分の制
御内容が遂行されるとともに、屋上制御盤ユニッl−1
7では、二点鎖線で囲まれた下半分の制御内容が遂行さ
れる。
第1)図、第12図に示すように、壁面作業ロボット1
9のスタート位置、停止位置、移動経路等の壁面Aでの
位置が壁面Aの座標(x、y)として操作卓33からホ
ストコンピュータ32に入力される(ステップl)。
ここで、座標(x、y)の基準として、ロープ収納部1
3の隣に位置している屋上1)Aの左側のロータリーエ
ンコーダ16を原点とし、ロータリーエンコーダ16の
位置とこの隣のローブ収納部13の位置を同一個所にあ
ると近似している。
そして、第10図に示すように、縦線と横線で基盤目状
に区切られた壁面Aの各領域毎に、左右のロープ18.
18の補正係数α1.αよ及び左右のロープ18.18
の繰出し量L61)  Logが載っている補正係数マ
ツプから、壁面作業ロボット19の位置する座標(X、
  )F)におけるロープ18.18の繰出し量L @
 l +  L 1) tを読み取る(ステップ4)。
ここで、各ロープ18.18の繰出し量L01゜Log
の算出の原理を以下に説明する。
第2図、第1)図に示すように、壁面作業ロボット19
を二本のロープ18.18で吊持した場合、ロボット1
9の重量によりロープ18.18が伸び、設定距離L+
、Lxはロープの繰出し量L lll+  L oxと
しては与えられず、Ll=LoI(1+TI /E) ”LOIXα1 t、t =L6! (1+Tz /E)=L61Xα2 として与えられる。
なお、ここに、 L、、L!  :設定距離 LllI+  L1)!”ロープの繰出し量T、 、 
’rt  :ロープの張力 E    :ローブのヤング率 α1.αt :補正係数 とする。
従って、壁面作業ロボット19を位置させたい座標(x
、y)に対して、巻取リモータ15によるロープ18.
18の繰出し量L 61 +  L 61を決定しよう
とすれば、座標(x、  y)から設定距離L1+L!
を計算するとともにロープ18.18の張力を測定すれ
ば、上述の式からロープ18,18の繰出しtL・I+
L@lを算出することができる。
ところが、ロープ18.18の張力を測定するのは時間
がかかり、容易ではない、そこで、あらかじめ、第10
図に示すように、補正係数マツプ上に、壁面作業口ボッ
1−19の位置する座標(x。
y)に対する補正係数α1.α2.ロープ18゜18の
繰出し量L1)++ Latを基盤目状に区切られた各
領域に載せておけば、ロープ1.8.18の張力を測定
しなくても、ロープ18.18の繰出し量L61+  
Latを直接読み取ることができる。
次に、上述の補正係数マツプの作り方(壁面作業ロボッ
ト19の位置検定)について説明する。
第9図に示すように、壁面作業ロボット19を、ローブ
収納部13.13(第3図図示)からブー1J20を介
して繰り出したロープ18.18で吊持させた後、壁面
Aに沿って垂線としてピアノ線。
光センサー或いはレーザー光線等で基準線Sを設置する
。この基準線に沿ってロボット上死点Hからロボット下
死点りまで、壁面作業ロボット19を自動で倣い走行さ
せる。そして、左側のロータリーエンコーダ1°6の位
置を原点(0,0)に取り、壁面作業ロボット19の座
標を(x、y)として直接測定する。
ロータリーエンコーダ16 (ロータリーエンコーダ1
6の位置とこの隣のロープ収納部13の位置を同一個所
にあると近(以している。)から壁面作業ロボット19
までの実際の距離L+、Lxは、第12図に示すように
、 x2+y1=Llt (1,−x)” +y” =L!! より与えられる。
一方、ロータリーエンコーダ16で巻取りモータ15の
回転数を測定しておけば、ロープ18゜18の繰出し量
L @ I +  L Otを得ることができる。
従って、実際の距離L+、Lxをロープ18,18の繰
出し量で割れば、座標(x、y)に対応する補正係数α
4.α8を得ることができ、また、座標(x、y)に対
応するロープ18.18の繰出し量Lal+  Lll
l!を得ることができる。
この基準線Sに沿ってロボット上死点Hからロボット下
死点りまで壁面作業ロボット19を走行させれば、基準
線Sに沿った座標(x、y)に対応する補正係数α1.
α2、ロープ18.18の繰出し量L1)1+ Lot
を得ることができる。そして、基準線Sの水平方向の位
置を次々に変えて上述の作業を繰り返せば、壁面Aの全
面の座標(x、y)における補正係数α8.α2、ロー
プ18.18の繰出し’MLo1.Logを得ることが
できる。
そして、第8図に戻って、ステップ4でロープ18.1
8の繰出し量Lor+  Logの読み取り後、ステッ
プ5に進み、ロープ18.18の繰出し量LOII  
L12から各瞬間における再巻取リモータ15.15の
設定回転数N、、Ntを計算する。
この設定回転数N、、Nlは、それぞれ端末コンビエー
タ29.29に伝送され、パルスジェネレータ30.3
0で、設定回転数Nl 、NZに対応するパルス信号に
変換され、このパルス信号はモータコントローラ31.
31で電圧に変換され、この電圧に応じて巻取リモータ
15.15の回転数が与えられる。ロータリーエンコー
ダ16,16によりこの巻取リモータ15.15の回転
数が検出され、この検出された回転数は端末コンピュー
タ29.29にフィードバックされ、その比較部29A
、29Aで、設定回転数N+ 、Ntと比較され、検出
された回転数が設定回転数Nl 、NZに近づくように
フィードバック制御される。
上述のような座標(x、y)の制御が瞬間、瞬間に遂行
されて、壁面作業ロボット19が命令された移動径路に
沿って移動する。
一方、ロータリーエンコーダ16.16によって巻取リ
モータ15.15の実際の回転数が検出され、ホストコ
ンピュータ32に伝送され、壁面作業ロボット19の実
際の自己位置の座標(x。
y)が第8図の点線で示す手噸により算出され、パソコ
ン用CRT35上に表示される。この壁面作業ロボット
19の実際の自己位置の座標(x +y)の算出方法に
ついて、以下に説明する。
先ず、ロータリーエンコーダ16によって巻取りモータ
15.15の実際の回転数NX1.NXtを検出し、こ
の実際の回転数NXI、 NXtをホストコンピュータ
32に入力させ、実際の回転数N X l +NX冨か
ら巻取リモータ15.15のロー1)8゜18の繰出し
量LXl+  Llllを計算しくステップ4)、この
ロープの繰出し量L X l +  L X tから補
正係数マツプにより補正係数α1.α2を読み取り(ス
テップ3)、次いで、ロープの繰出し量L X l +
L、xzと補正係数α1.α2の積を計算して、両ロー
プ収納部13.13から壁面作業ロボット19の実座標
までの実距離Lr、Lxを計算しくステップ2)、実距
離り、、L、から壁面の実際の座標(x、y)を計算す
る(ステップ1)ことにより、壁面作業ロボット19の
自己座標位置を検出する。
次に、壁面作業口ボッ)19の施行動作を説明する。
第13図は目的座標の指示により壁面作業ロボットを連
続移動させる場合のフローチャートである。
図において、ステップ1)では、壁面作業ロボット19
のスタート位置、停止位置、移動径路を第1)図に示す
ように、操作卓33(第7図図示)を介してホストコン
ピュータ32に指示する。これにより、ホストコンピュ
ータ32において、上述したように、ロープ18.18
の繰り出し量り。I+  LO!が計算され(ステップ
12)、指示されたスタート位置、停止位置、移動径路
に従って、壁面作業ロボット19が連続的に移動を行な
い、同時に、壁面作業ロボット19の自己座標が計算さ
れる(ステップ13)。そして、壁面作業口ボッ)19
が停止位置に達したか否かがステップ14にて判定され
、YESと判定されると壁面作業ロボット19は停止す
る。ステップ14にてN。
と判定されると、壁面作業口ボッ1−19が停止位置に
移動するように左右の巻取リモータ15.15が制御さ
れる(ステップ15)。
第14図は壁面作業ロボットの移動速度を変化させる場
合のフローチャートである。
図において、ステップ21では、壁面作業ロボット19
のシール剤充填センサ27Bによりシール剤充填量が測
定され、ステップ22に進み、シール剤充填量の大小が
判定される。ステップ22において、シール剤充填量が
適切な量であると判定されると、壁面作業ロボット19
の移動速度はそのまま維持される(ステップ23)、ス
テップ22において、シール剤充填量が多いと判定され
ると、壁面作業ロボット19の移動速度が増加しくステ
ップ24)、所望のシール剤が充填される。
ステップ22において、シール剤充填量が少ないと判定
されると、壁面作業ロボット19の移動速度が減少しく
ステップ25)、所望のシール剤が充填される。
第15図、第16図は壁面作業ロボットが高速移動する
場合を示す。
第16図において、単位座標として、壁面作業ロボット
19の作業スパンを与えておけば、作業終了後火の作業
場所へ自動的に作業速度よりも高速で移動する。具体例
としてはシール剤充填作業の目地Mのスパン等を入力し
ておくことにより、1つの目地Mでのシール剤充填作業
が終了した後火の目地Mまで自動で移動する。
即ち、第15図において、ステップ31において、壁面
作業ロボット19が同一の径路の作業か否かが判定され
る。ステップ31において、YESと判定されると、ス
テップ32に進み、高速にて次のスパンに移動する。N
Oと判定されると、ステップ33に進み、通常の作業速
度となる。
第17図、第18図は作業途中の壁面作業ロボットがシ
ール剤を補給する場合を示す。
図において、壁面Aの任意の個所に位置する壁面作業ロ
ボット19(第18図図示)がシール剤充填作業中に、
シール剤の補給が必要になり、壁面作業口ボン)19を
屋上1)Aの補給個所1)Cに戻す必要が生じた時には
(ステップ41)、壁面作業ロボット19の現在座標を
記憶させ(ステップ42)、屋上1)Aの補給個所1)
Cまで高速で移動させ(ステップ43)、補給等の作業
が終了した時(ステップ44)、再び記憶しておいた作
業個所まで高速で復帰させる(ステップ45)。
以上の如き構成によれば、壁面作業ロボット19はロー
プ18.18に吊持されているので、従来例のように移
動手段と別に安全のためのロープが無くても安全を確保
でき、ロープ収納部13゜13から繰り出されたロープ
18.18の長さを変化させることにより、壁面作業ロ
ボット19を壁Aに沿って移動させることができる。
そして、壁面作業ロボット19が移動した1合、地上制
御盤ユニット28のホストコンピュータ32には、壁面
作業ロボット19のスタート位置。
停止位置、移動経路等の壁面での位置が壁面Aの座標(
x、y)として入力され、同時に、ロータリーエンコー
ダ16.16によって巻取りモータ15.15の実際の
回転数が検出され、この回転数をホストコンピュータ3
2にフィードバックされて壁面作業口ボッ1−19を設
定されたスタート位置、停止位置、移動経路通りに移動
させるとともに、壁面作業口ボッ)19の自己座標位置
を検出することができる。
要するに、壁面作業ロボット19を、壁面Aに沿って移
動させながら、その自己位置の検出も連続して行なうこ
とができ、また、安全ロープが無くても壁面作業ロボッ
トを安全に保持することができる。
なお、本実施例においては、壁面作業ロボットの移動制
御システムを直方体形状の建物1)について適用した場
合について説明したが、第19図に示すように、階段状
の建物41に壁面作業ロボット19を使用することもで
きる。
また、本実施例においては、壁面作業ロボットの例とし
てシール剤を目地に充填する場合について説明したが、
他に例えば壁面塗装ロボットに適用することもできる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明に係る壁面作業ロボットの移
動制御システムによれば、ロボットはロープに吊持され
ているので、従来例のように移動手段と別に安全のため
のロープが無くても安全を確保でき、ロープ収納部から
繰り出されたロープの長さを変化させることにより、ロ
ボットを壁面に沿って移動させることができる。
そして、ロボットが移動した場合、制御装置には、ロボ
ットのスタート位置、停止位置、移動経路等の壁面での
位置が壁面の座標として入力され、同時に、回転数検出
手段によって巻取リモータの実際の回転数が検出され、
この回転数を制御装置にフィードバックしてロボットを
設定されたスタート位置、停止位置、移動経路通りに移
動させるとともに、ロボットの自己座標位置を検出する
ことができる。
要するに、ロボットを、壁面に沿って移動させながら、
その自己位置の検出も連続して行なうことができ、また
、安全ロープが無くてもロボットを安全に保持すること
ができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る壁面作業ロボットの移動
制御システムの全体的外観を示す斜視図である。 第2図は本発明の実施例に係る壁面作業ロボットの移動
制御システムの全体的外観を示す正面図である。 第3図は第1図の巻取リモータの設置付近の状態を示す
正面図である。 第4図は第1図の巻取リモータの設置付近の状態を示す
側面図である。 第5図は第1図の壁面作業ロボットの正面図である。 第6図は第1図の壁面作業ロボットの側面図である。 第7図は本発明の実施例に係る壁面作業ロボットの移動
制御システムの制御系統図である。 第8図は壁面作業ロボットの移動制御システムの制御装
置の内容の説明図である。 第9図は壁面作業ロボットの位置検定の説明図である。 第10図は補正係数マツプの説明図である。 第1)図は壁面作業ロボットの使用時の移動径路の説明
図である。 第12図は壁面作業ロボットの座標と、両ロープ収納部
から壁面作業ロボットの座標までの距離の関係の説明図
である。 第13図は目的座標の指示により壁面作業ロボットを連
続移動させる場合のフローチャートである。 第14図は壁面作業ロボットの移動速度を変化させる場
合のフローチャートである。 第15図は壁面作業ロボットを高速移動させる場合のフ
ローチャートである。 第16図は壁面作業ロボットを高速移動させる場合の説
明図である。 第17図は壁面作業ロボットが材料を補給する場合のフ
ローチャートである。 第18図は壁面作業ロボットが材料を補給する場合の径
路の説明図である。 第19図は階段状の建物に壁面作業ロボットを吊持させ
た場合を示す説明図である。 第20図は従来における壁面作業ロボッ動システムの説
明図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 1)・・・建物 12・・・支柱 13・・・ロープ収納部 15・・・巻取リモータ 16・・・ロータリーエンコーダ 18・・・ロープ 19・・・壁面作業ロボット 29・・・端末コンピュータ 32・・・ホストコンピュータ A・・・壁面。 トの移 特許出願人 株式会社竹中工務店 同  日之丸塗料株式会社 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 (x、yン 第 図 第13 図 第 図 第17 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建物の屋上等の任意の個所に所定の距離を隔てて
    設置された一対の支柱と、 両支柱にそれぞれ設けられて巻取りモータによって回転
    するロープ収納部と、 両ロープ収納部にそれぞれ基端側を巻き付けられたロー
    プと、 両ロープ収納部からそれぞれ繰り出されるロープの先端
    で吊持され、建物の壁面に沿って移動する壁面作業ロボ
    ットと、 巻取りモータの回転数を検出する回転数検出手段と、 ロボットのスタート位置、停止位置、移動経路等の壁面
    での位置が壁面の設定座標として入力され、この設定座
    標に基づいて各ロープ収納部から壁面の任意の場所に位
    置するロボットの設定座標までの設定距離をロープの繰
    出し量で割って得られる補正係数とロープの繰出し量と
    が設定座標に対応して載っている補正係数マップから、
    壁面の設定座標における各ロープの繰出し量を読み取り
    、各ロープの繰出し量から各巻取りモータの設定回転数
    をそれぞれ計算し、この設定回転数が、巻取りモータの
    回転数検出手段によって検出・フィードバックされた実
    際の回転数と比較され、この実際の回転数を設定回転数
    に制御することにより、壁面作業ロボットを設定された
    スタート位置、停止位置、移動経路に従って移動させ、
    一方、回転数検出手段によって検出された巻取りモータ
    の実際の回転数から各ロープの繰出し量を計算し、この
    ロープの繰出し量から補正係数マップにより補正係数を
    読み取り、次いで、ロープの繰出し量と補正係数の積を
    計算して、各ロープ収納部からロボットの実座標までの
    実距離を計算し、実距離から壁面の実座標を計算するこ
    とにより、ロボットの自己座標位置を検出する制御装置
    とを備えている ことを特徴とする壁面作業ロボットの移動制御システム
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