JPH0225254Y2 - - Google Patents

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JPH0225254Y2
JPH0225254Y2 JP1984017926U JP1792684U JPH0225254Y2 JP H0225254 Y2 JPH0225254 Y2 JP H0225254Y2 JP 1984017926 U JP1984017926 U JP 1984017926U JP 1792684 U JP1792684 U JP 1792684U JP H0225254 Y2 JPH0225254 Y2 JP H0225254Y2
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JP
Japan
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frame
ball
movable plate
locking
plate
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JP1984017926U
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JPS60130687U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はトランシーバ等の機器を車や船舶等
に取り付けるための機器取付具に関する。
トランシーバ等の機器を車や船舶等に取り付け
るのに用いる機器取付具として、向かい合うフレ
ーム面の間にこうした機器を挟着するようにした
ものが用いられているが、従来のこの種の機器取
付具はフレームの側面や上下面等に機器の挟着に
用いるロツク装置の操作部が設けられており、取
り付けスペースとしてこうしたロツク装置の操作
部のスペース及び操作部を操作させるために手を
挿入するスペースを必要としていた。又、そのロ
ツク方法もつまみを回転させてロツクさせる場合
が多く作業性の低いものであつた。
また、従来のこの種の機器取付具の一つに、実
公昭57−624号に開示されているように、ユニツ
ト4を挿入して収容することのできる取付装置筐
体1の上壁内面に板ばね2の一端を固定しかつ該
板ばねの他端にユニツト押え用フランジ3を取り
付けて成るユニツト取付装置において、前記板ば
ね2に少なくとも2つの係止部分5,6を形成
し、これらの各係止部5,6と前記筐体1の上壁
内面との間にそれぞれ挿入・係止することが可能
でかつこれらの係止位置において前記板ばね2を
前記上壁内面から下方に向けて少なくとも2つの
係止部材7,8をそれぞれ独立して前記係止位置
と非係止位置との間で移動せしめる駆動機構9,
10とを設けた機器取付具がある。
しかし、取りつけしていた機器を外すために前
記駆動機構9,10によつて係止部材7,8を係
止位置から非係止位置へ移動させるとき、この係
止部材7,8が前記駆動機構9,10の先端から
脱落しやすいという問題がある。
また、機器を取りつけるため、前記板ばね2と
前記筐体1の上壁内面との間に係止部材7,8を
挿入するときには、この係止部材7,8の表面と
前記板ばね2と前記筐体1の上壁内面とは面接触
するので摩擦による抵抗が大きく操作性が良くな
いという問題がある。
また、機器を取りつけていないとき、振動等に
より前記駆動機構9,10が振動して騒音を発す
るという問題と、振動により部材を損傷させると
いう問題がある。そこで、機器を取りつけていな
いときにも、前記板ばね2と前記筐体1の上壁内
面との間に係止部材7,8を挿入して固定すれ
ば、振動はしなくなるが、板ばね2の根元に常時
大きなストレスがかかり、長期の使用で板ばね2
が金属疲労等をおこし弾性も失われるという問題
がある。
上記種々の問題を解決するために、本考案にか
かる機器取付具においては、向かい合うフレーム
面の間にトランシーバ等の機器を挟着する機器取
付具において、一方のフレーム面の内側に、この
フレーム面との間にボールを挟持する可動プレー
トを設けると共に前記ボールを回転自在に拘持し
つつその位置に移動させることのできる操作プレ
ートを設け、前記フレーム若しくは前記可動プレ
ートの前記ボールに当接する側の面に前記ボール
の移動軌道に沿つて底面が傾斜する溝を設け、前
記溝の深さの最も浅い位置に前記ボールを係止す
る凹部を前記フレーム若しくは前記可動プレート
の前記ボールに当接する側の面に設け、前記可動
プレートを前記フレーム側へ付勢する弾性部材を
設けてなるロツク装置を装備するという手段を講
じた。
本願考案によれば、 弾性部材によつてフレーム側へ付勢された可動
プレートによつてフレームと可動プレートの間に
挟持されたボールは、操作プレートを操作する
と、前記フレーム若しくは前記可動プレートの面
に設けられた溝に沿つて回動自在に拘持されつつ
その位置を移動するので、溝が浅くなるにつれ
て、前記フレームと前記可動プレートの間〓はボ
ールによつて押し広げられる。
そして、前記ボールが前記溝の深さの最も浅い
位置に来ると、そこに設けられた凹部に捕らえら
れて係止される。
このときは、前記フレームと前記可動プレート
の間〓はボールによつて押し広げられているの
で、取り付けられるべき機器は前記フレームと対
向する面のフレームと可動プレートとの間に挟着
保持されるのである。
更に、操作プレートを操作して、前記ボールを
前記溝の最も深い位置に移動させるとき、ボール
も操作プレートも可動プレートを介して弾性部材
によつてフレーム側へ押しつけられる。
以下、この考案の一実施例を第1図乃至第4図
に基づいて説明する。
第1図乃至第3図に示すように、機器取付具1
は上下左右を囲むフレーム2及びこのフレーム2
の左側面2aに装備されたロツク装置3によりな
る。
ロツク装置3は、フレーム2の左側面2aと、
この左側面2aの内側に設けられこの左側面2a
との間に硬質のボール4を挟持する可動プレート
5と、左側面2aと可動プレート5の間に回動自
在に介装されると共に左側面2aと可動プレート
5の間でボール4を回転自在に拘持することによ
りボール4の位置を移動させることのできる操作
プレート6と、前記可動プレート5を左側面2a
側へ付勢するねじりバネ7とによりなる。
操作プレート6はその中央部が左側面2aの中
央部と合致するかたちで左側面2aと可動プレー
ト5の間に介装されており、これらの中央部を軸
心8として左側面2aの面に沿つて上下方向(図
中矢符A又はB方向)に回動するプレートであ
る。この操作プレート6には軸心8を中心とした
円周上に90度間隔で配置された前記ボール4を拘
持する拘持用孔9が穿設されており且つ前記左側
面2aと可動プレート5の間から突出してこの操
作プレート6を回動させることのできる前後一対
のつまみ10が突設されている。
左側面2aには、前記操作プレート6を回動さ
せてボール4を移動させたときその移動軌道上に
移動方向に向かつて底面が傾斜する溝11が設け
られており、図においては溝11はボール4が第
2図aに表れる位置において深く、第2図bに表
れる位置において浅くなつている。
可動プレート5には、溝11の一番深い場所と
合致する位置に、ボール4と嵌合する位置決め孔
12が穿設されており、一方、溝11の一番浅い
場所には位置決め穴13が凹設されている。
ねじりバネ7は、前記左側面2aの上部及び下
部の切り欠き14に突設された係止片15にねじ
りの中央部を係止し、両端を可動プレート5に設
けた突片16の内側に係止することによつて、可
動プレート5を左側面2aがわへ付勢している。
尚、17は可動プレート5の移動を案内する案
内片、18は可動プレートに貼着された機器保護
用ゴム、19はフレーム2の右側面2bの内側に
貼着された機器保護用ゴムである。
上記のように構成された機器取付具1は、可動
プレート5がねじりバネ7により左側面2aがわ
へ付勢されているため、第2図aに示すようにボ
ール4が溝11の一番深い場所にあるとき、第4
図aに示すようにこのボール4が位置決め孔12
に嵌合するようになつている。よつてこのとき第
1図a,第3図aに示すように可動プレート5は
操作プレート6に密着し、右側面2bとの間隔を
広げた状態となつている。
次ぎに、フレーム2にトランシーバ等の機器Z
を挿入し、つまみ10を持つて操作プレート6を
矢符B方向に回動させるとボール4は溝11上を
第2図bに示すように溝11の一番浅い場所まで
移動し、第4図bに示すように位置決め穴13に
係止する。このとき可動プレート5は第1図b,
第3図bに示すようにボール4によつて操作プレ
ート6との間隔を広げ、よつて右側面2bとの間
隔を狭めてこの間に機器Zを挟着する。
機器Zを取り外す場合は、つまみ10を持つて
操作プレート6を矢符A方向に回動させればよ
い。
尚、本考案による機器取付具においては、ロツ
ク装置は左側面に装備されるとは限らず、右側面
や上下面に装備してもよい。また、ボールはその
数量を4個に限定するものではなく、それ以上で
あつてもあるいはそれより少なくてもよいし、可
動プレートを付勢する機構も実施例に限定される
ものではない。
以上の説明から明らかなように、本考案による
機器取付具を用いれば、操作プレートを操作する
ことによつて、ボールを、底面が傾斜して深さの
変化している溝に沿つて移動させて、フレームと
可動プレートの間〓を拡縮させるので、拡げると
機器の出し入れが容易になり、縮めると機器を挟
持して強固に保持できるという効果が得られる。
また、前記ボールは、操作プレートに回転自在
に拘持されつつその位置を移動するので、フレー
ムと可動プレートとの摩擦が少なく操作性が優れ
ているという効果も得られる。
また、機器を取りつけていない状態では、ボー
ルも操作プレートも可動プレートを介して弾性部
材によつてフレーム側へ押しつけられているの
で、振動等があつても騒音を発しないとともに部
材の損傷も防止できるという効果が得られる。
また、本考案によれば、ロツク装置の操作部で
あるつまみを機器フレームの前後に突出させるこ
とができ、フレームの側面や上下面に配置してい
ないから、この操作部そのもののスペースや操作
部を操作するためのスペースが不要となり、従来
よりも狭い場所に取り付けることができるように
なる。又、操作部であるつまみが前方もしくは後
方に突出しており片手で簡単に操作できるから、
もう一方の手で機器を支えることができ、一人で
機器の取り付けを行うことができる。更には、ボ
ールの移動により正確に可動プレートが移動し、
挟着が強固であるから機器を傾斜させて取り付け
る場合にも確実な取り付けを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,第1図bは本考案による機器取付具
の実施例を示す正面図、第2図a,第2図bは同
じく左側面図、第3図a,第3図bは同じく平面
図、第4図a,第4図bは同じく要部断面説明
図、第5図は同じく左側面部分の左側面図、第6
図は同じく可動プレートの左側面図、第7図は同
じく操作プレートの左側面図である。 1……機器取付具、2……フレーム、3……ロ
ツク装置、4……ボール、5……可動プレート、
6……操作プレート、11……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 向かい合うフレーム面の間にトランシーバ等の
    機器を挟着する機器取付具において、一方のフレ
    ーム面の内側に、このフレーム面との間にボール
    を挟持する可動プレートを設けると共に前記ボー
    ルを回転自在に拘持しつつその位置を移動させる
    ことのできる操作プレートを設け、前記フレーム
    若しくは前記可動プレートの前記ボールの当接す
    る側の面に前記ボールの移動軌道に沿つて底面が
    傾斜する溝を設け、前記溝の深さの最も浅い位置
    に前記ボールを係止する凹部を前記フレーム若し
    くは前記可動プレートの前記ボールに当接する側
    の面に設け、前記可動プレートを前記フレーム側
    へ付勢する弾性部材を設けてなるロツク装置を装
    備することを特徴とする機器取付具。
JP1792684U 1984-02-10 1984-02-10 機器取付具 Granted JPS60130687U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1792684U JPS60130687U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 機器取付具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1792684U JPS60130687U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 機器取付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60130687U JPS60130687U (ja) 1985-09-02
JPH0225254Y2 true JPH0225254Y2 (ja) 1990-07-11

Family

ID=30506083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1792684U Granted JPS60130687U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 機器取付具

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57624U (ja) * 1980-05-31 1982-01-05

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57624Y2 (ja) * 1976-11-02 1982-01-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57624U (ja) * 1980-05-31 1982-01-05

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JPS60130687U (ja) 1985-09-02

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