JPH02252276A - 液体ヘリウム冷却装置 - Google Patents

液体ヘリウム冷却装置

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Publication number
JPH02252276A
JPH02252276A JP1071972A JP7197289A JPH02252276A JP H02252276 A JPH02252276 A JP H02252276A JP 1071972 A JP1071972 A JP 1071972A JP 7197289 A JP7197289 A JP 7197289A JP H02252276 A JPH02252276 A JP H02252276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid helium
container
helium
temperature
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP1071972A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Sakuraba
桜庭 順二
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、超電導磁石を冷却する液体ヘリウムの温度を
下げる液体ヘリウム冷却装置に関する。
[従来の技術] 超電導磁石は、一般に液体ヘリウムで冷却される。この
場合、一般的には、液体ヘリウムは常圧で用いられる。
このときの温度は4.2にである。
液体ヘリウムの温度をより低くすると、超電導特性が向
上しくすなわち、臨界電流、臨界磁場が高くなり)、磁
石の性能が向上することが知られている。、液体、ヘリ
ウムの温度を下げるには、蒸気圧力を下げればよく、蒸
気圧を下げる方法として、真空ポンプで排気する方法が
ある。
この方法による従来の液体ヘリウム冷却装置としては、
第2図に示すような装置が知られている。
この装置においては、液体ヘリウムを入れた液体ヘリウ
ム容器11がクライオスタット12内に収容され、液体
ヘリウム容器11の一部に排気口13が設けられ、この
排気口13が真空排気装置14に接続されている。真空
排気装置14により、液体ヘリウム容器11内の蒸気圧
を下げると、第3図に示すように液体ヘリウムの温度が
下がる。
液体ヘリウムのlat■での温度は462にである。
超電導特性は、液体ヘリウムの温度が下がると、第3図
(A)および(B)に示すように、磁界電流密度および
臨界磁場が高くなる。この結果、液流密度および臨界磁
場が高くなる。この結果、液体ヘリウムの温度を下げて
超電導磁石を使うことで、より高電流密度にでき、コン
パクト化できる。
もしくは、磁石の電流余裕ができ安全である。さらに、
より高い磁場の発生が可能である。
[発明が解決しようとする課題] このように、従来の液体ヘリウム冷却装置では、真空ポ
ンプで液体ヘリウム容器内を減圧することによって、液
体ヘリウムの温度を下げている。この場合、真空排気装
置として、常温に置かれたポンプが用いられるため、大
容量の排気速度をもつポンプが必要である。また、液体
ヘリウムの蒸発量が大きくなってしまう。
C課題を解決するための手段] 本発明による液体ヘリウム冷却装置は、液体ヘリウムを
入れた液体ヘリウム容器と、前記液体ヘリウム容器を収
容したクライオスタットと、前記液体ヘリウム容器から
伸びた排気管と、前記排気管に設けられ活性炭を収容し
た活性炭吸着容器とを有する。
[作用] 本発明による液体ヘリウム冷却装置においては、ヘリウ
ムガスを活性炭に吸着させることによって排気を行なう
[実施例] 次に、本発明の一実施例を示した図面を参照して、本発
明をより詳細に説明する。
第1図を参照すると、本発明の一実施例による液体ヘリ
ウム冷却装置は、液体ヘリウムを入れた液体ヘリウム容
器11と、液体ヘリウム容器11を収容したクライオス
タット12と、液体ヘリウム容器11から伸びた複数個
(本実施例の場合は2個)の並列排気管15Aおよび1
5Bと、並列排気管15Aおよび15Bにそれぞれ設け
られた第一のバルブ16Aおよび16Bと、第一のバル
ブ16Aおよび16Bの後方にそれぞれ設けられた活性
炭吸着容器17Aおよび17Bと、活性炭吸着容器17
Aおよび17Bの近傍にそれぞれ設けられた活性炭画成
用ヒーター18Aおよび18Bと、活性炭吸着容器17
Aおよび17Bの後方にそれぞれ設けられた第二のバル
ブ19Aおよび19Bと、第二のバルブ19Aおよび1
9Bに接続された再成用小型排気ポンプ20とから構成
されている。
本実施例においては、活性炭吸着容器17内に入れられ
た活性炭にヘリウムガスを吸着させて減圧し、ヘリウム
温度を下げている。さらにヘリウムガスが吸着して飽和
した活性炭は、活性炭画成用ヒーターおよび小型ポンプ
20で再成される。
吸着により温度を下げる手順および活性炭の可成手順は
次の通りである。
■排気管15Aのバルブ16Aを開け、他のバルブ16
B、19Aおよび19Bは閉じておき、1個の活性炭容
器17Aに入れた活性炭によりヘリウムガスを吸着させ
る。この結果、蒸気圧が下がり、温度が下がる。
■時間がたって、1個目の活性炭が飽和したならば、バ
ルブ16Aを閉じ、次の活性炭を使うため排気管15B
のバルブ16Bを閉じる。
■2個目の活性炭を用いて吸着・減圧している間に、排
気管15Aの第二のバルブ19Aを開け、再成用ヒータ
ー18Aを入れ、排気しながら再成する。これによって
、活性炭吸着容器17Aの中の活性炭は再度利用できる
■上記の手順■−■−■を順次繰り返してゆけば、定常
的にヘリウムガスを吸着して、減圧することができる。
上記の実施例においては、排気管を二つに分は二つの活
性炭吸着容器を用いたが、一つだけもしくは3個以上設
けてもよい。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、吸着は低温側で
行なわれるため、大容量ポンプで減圧する方法に較べて
、液体ヘリウムの損失が少なく、かつ効率よくヘリウム
温度を下げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による液体ヘリウム冷却装置
の概略図、第2図は従来の液体ヘリウム冷却装置の概略
図、第3図はヘリウムガスの蒸気圧と液体ヘリウムの温
度との関係を示す図、第4図(A)および(B)は液体
ヘリウムの温度と超電導磁石の臨界電流および臨界磁場
との関係をそれぞれ示す図である。 11:液体ヘリウム容器、12:クライオスタット、1
3:排気口、14:真空排気装置、15(15A、15
B):並列排気管、16(16A。 16B):第一のバルブ、17 (17A、17B):
活性炭吸着容器、18 (18A、18B):活性炭可
成用ヒーター 19 (19A、19B):第二のバル
ブ、20:再成用小型排気ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、液体ヘリウムを入れた液体ヘリウム容器と、前記液
    体ヘリウム容器を収容したクライオスタットと、前記液
    体ヘリウム容器から伸びた排気管と、前記排気管に設け
    られ活性炭を収容した活性炭吸着容器とを有することを
    特徴とする液体ヘリウム冷却装置。
JP1071972A 1989-03-27 1989-03-27 液体ヘリウム冷却装置 Pending JPH02252276A (ja)

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JP1071972A JPH02252276A (ja) 1989-03-27 1989-03-27 液体ヘリウム冷却装置

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