JPH02251934A - 分岐型光導波路 - Google Patents

分岐型光導波路

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JPH02251934A
JPH02251934A JP7420489A JP7420489A JPH02251934A JP H02251934 A JPH02251934 A JP H02251934A JP 7420489 A JP7420489 A JP 7420489A JP 7420489 A JP7420489 A JP 7420489A JP H02251934 A JPH02251934 A JP H02251934A
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JP
Japan
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optical waveguide
layer
wave guide
optical wave
compd
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Pending
Application number
JP7420489A
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Inventor
Kazuaki Watanabe
和昭 渡辺
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光集積回路あるいは光電子集積回路等の構成
要素として用いられる化合物半導体光導波路に関する。
[従来の技術] 従来の光導波路(分岐型光導波路を含む)は、主として
 1.0μm1 及び 1.3μm波長帯の光を導波す
ることを目的に、A I G a A s / G a
 AS系、あるいはInGaAsP/InP系の様な■
−v族化合物半導体により形成されていた。第4図は昭
和62年秋期応物学会18 p−ZG−2に記載された
キャリア注入型7仔岐光導波路を示す例である。InP
基板上にInGaAsPよりなる光導波路層、InPク
ラッド層、−In’GaAsPキャップ層を順次積層し
、Zn拡散によりキャリア注入領域を設けている。光導
波路はドライエツチングにより形成する。
第4図において左側から入射した光はキャリアを注入し
ない場合、分岐の部分はまっすぐ進み■の導波路から出
射する。キャリアを注入するとプラズマ効果によりキャ
リア注入領域の光導波路層の屈折率が下がり、この結果
光波は第5図で上の方に導波され、■の導波路より出射
する。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述の従来技術の分岐型光導波路は、m−v族
化合物半導体であるInGaAsPにより光導波路層が
形成されているため、I nGaAsrのエネルギーギ
ャップに近いか、あるいはそれより大き0光子エネルギ
ーを有する光を導波しようとすると吸収損失が大きくな
り、伝搬効率の低下が避けられなかった。
また、従来技術ではダブルへテロ構造をエピタキシャル
成長後、エツチングにより光導波路を形成しているため
、エツチングによる表面やリブ側面の荒れを避けること
ができず、散乱損失による伝搬効率の低下を招いていた
。しかも長い工程を経て光導波路が形成されるため、最
終的な歩留りは低かった。
そこで本発明はこの様な課題を解決するもので、その目
的とするところは伝搬効率の高い分岐型光導波路を、簡
略なプロセスで歩留りよく製造するところにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の分岐型光導波路は、 (1)光導波路の分岐部分にキャリア注入用金属電極が
形成されている分岐型光導波路において、該光導波路は
基板上に少な(ともII−VI族化合物半導体よりなる
一伝導型のクラッド層と、該クラッド層よりも屈折率が
大なる■−■族化合物半導体よりなる一伝導型の光導波
層を有し、上記各層のうち少なくとも1層は選択エピタ
キシャル成長したことを特徴とする。
(2)クラッド層、及び光導波路層の伝導型がn型であ
ることを特徴とする。
[実 施 例〕 第1図は、本発明の実施例における分岐型光導波路の上
面図、および断面図である。
11はGaAs基板、12はZnSよりなる下側クラッ
ド層、13はZn5eよりなる光導波路層、14はZn
Sよりなる上側クラッド層である。
Zn5eS ZnSの屈折率はそれぞれ 2.34.2
.31で、接合に垂直方向にはこの大きな屈折率段差に
より有効に光が閉じ込められる。また接合に平行方向に
は、屈折率が2.34の光導波路層を屈折率 1.4の
5in2 (15)ではさんだ構造になっており、光の
導波路層内への閉じ込めは十分に行われている。16は
電極で、光導波路層にキャリアを注入することにより屈
折率を局所的に変化させ、光波の導波方向を選択する。
本発明の分岐型光導波路の動作を、第2図を用いて説明
する。いま光導波路層の実効屈折率をキャリアを注入す
る部分、その他の部分でそれぞれnl・ n2とおく。
第2図で左側から進んできた入射光は、光導波路層にキ
ャリアが注入され−ていない場合、すなわちn1=n2
のとき、分岐部分をまっすぐ通過する。ところが光導波
路層にキャリアが注入されると、プラズマ効果によって
 n H< n2となり、キャリアが注入された部分の
光導波路層の屈折率がその他の部分に比べて小さくなる
その結果、光波は第2図上側の導波路に導波される。以
上の様に、分岐部分の光導波路層へのキャリアの注入の
有無によって、入射光を任意の導波路から取り出すこと
ができる。
以下に本発明の分岐型光導波路の製造工程を第3図を用
いて説明する。
まず、にaAs基板(11)を準備し、モノシラン(S
 i Ha )を原料とする熱CVD法によって910
2膜を基板上に蒸着する。次いでフォトリソグラフィー
工程により光導波路を作成する部分の9102膜を除去
し、選択成長のためのマスクを形成する。(第2図(a
)) さらに、上記SiO2をマスクとして下側クラッドJi
 (12)、光導波路層(13)上側クラ・ノド層(1
4)を順次エピタキシャル成長する。各層の膜厚は、そ
れぞれ 1.5μm、1.0μm、1゜5μmとする。
原料は亜鉛ソースとしてジメチル亜鉛(DMZn)、硫
黄ソースとしてジメチル硫黄(DMS)、セレンソース
としてジメチルセレン(DMS e)の各有機金属化合
物を用い、有機金属化学気相成長(MOCV D)法に
より成長を行う。Zn5eとZnSのへテロ接合は、D
MZnを流したまま、DMSとDMSeの各ガスライン
のバルブの切り替えを行うことにより形成する。
成長条件は成長圧力 100torr以下、成長温度が
、400℃以上700℃以下、■族原料と■族原料の原
料供給比が6以下とする。上記の方法により選択成長を
行うと3102膜がマスクとなり、マスク上には何も付
着することなく、マスクのない部分にのみ選択的にII
−VI族化合物半導体がエピタキシャル成長する。以上
の様にしてダブルへテロ構造光導波路を選択成長した後
、マスクの5I02膜を除去しキャリア注入用の電極を
蒸着すると、II−VI族化合物半導体よりなる分岐型
光導波路が完成する。
なお、光導波路層、クラッド層の組合せとして、Zn5
e−ZnS系のみでなく、下の表1の様な組合せも可能
である。光導波路のエピタキシャル成長は、該当元素の
有機金属化合物を用いたMOCVD法による。
表1 また本実施例では、原料の有機金属化合物として、D 
M Z n等のメチル誘導体を用いて説明を行ったが、
ジエチル亜鉛(D E Z n)等のエチル誘導体や、
その他のアルキル金属化合物の利用も可能である。選択
成長のためのマスクも、5f02に限らず、SIN、等
の誘電体膜も使用可能である。
各層の膜厚としては、本実施例の説明では下側クラッド
層、光導波路層、上側クラッド層、それぞれ 1.54
m、  1.0μ’m、1.5μmとしたが、必ずしも
上記膜厚である必要はなく、下側クラブト層が 1.0
μ以上、光導波路層が 1.5μm以下、上側クラッド
層が 1.0μm以上であれば光波は有効に光導波路に
閉じ込められると同時に、高い消光比でスイッチングを
行うことができる。
本発明の分岐型光導波路は、光導波路層を大きなエネル
ギーギャップを有するI[−VI族化合物半導体により
形成されている。従って従来からあるm−v族化合物半
導体よりなる光導波路よりも導波中の吸収損失が小さく
抑えられる。また導波路構造のエピタキシャル成長後は
マスクの8102を除去するだけなので、エツチング等
により生じる導波路領域の表面荒れを防ぐことができ、
このことは散乱損失の減少に大きく貢献する。
〔発明の効果〕
本発明の屈曲型光導波路は以下のような効果を有する。
(1)導波路層がエネルギーギャップの大きな■−VI
族化合物半導体層により形成されるでいるため、導波光
の短波長化が可能となる。またn−VI族化合物半導体
の有するワイド・バンドギャップゆえに、従来と同じ波
長領域の光(1μm帯〉を導波した場合でも、光導波路
における吸収損失は従来に比べ大幅に低く抑えることが
できる。本発明の分岐型光導波路は、600 nmとい
う短波長の光波に対しても極めて低い伝搬損失でスイッ
チングすることができる。
(2)光導波路を選択成長により形成するので、成長後
エツチング、あるいは拡散等の工程を行う必要がなく、
このことは後工程による膜質の低下、あるいは表面荒れ
を未然に防ぐことができる。特に、導波路層側面はエツ
チングによって形成する場合に比べ平坦な面を得ること
ができ、導波光の散乱損失を小さく抑えることが可能で
ある6(3)MOCVD法を光導波路の成長手段として
用いるため、膜厚の制御性、再現性に優れている。
また他の成長方法と比べて、ウェハの大面積化が可能で
あり、量産に適している。
(4)工程が極めて簡単かつ短いので、歩留りが向上す
る。特に半導体レーザ等、他のデバイスと同一基板上に
モノリシブクアレイとして集積する場合、簡略なプロセ
ス、高い歩留りは必要の条件であり、本発明の分岐型光
導波路はこの条件を十分満足する。
(5)本発明の分岐型光導波路は、導波路層の屈折率を
変化させる手段としてキャリアの注入によるプラズマ効
果を利用している。導波路層の一部に電圧を印加し、電
気光学効果を利用して導波路層の屈折率を変化させてい
る分岐型光導波路に比べ、得られる屈折率変化の値は大
きく、短い距離で光を2方向に分岐することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、  (b)は本発明の分岐型光導波路の
上面図及び断面図。 第2図(a)、  (b)は本発明の分岐型導波路の作
用を示す図。 第3図(a)〜(C)は本発明の製造工程を示す断面図
。 第4図(a)、  (b)は従来の分岐型光導波路の例
を示す図。 11  GaAs基板 A′ (α) A′ (b) 下側クラッド層 光導波路層 上側クラッド層 5102マスク 電圧印加用電極 SiO2膜 InP基板 下側クラッド層 光導波路層 キャップ層 以  上 出願人 セイコーエプソンー株式会社 代理人弁理士 鈴木喜三部(他1名) <a) W+ = Az (b) yt、 < )′12 仏) ((/ン (α) (b)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光導波路の分岐部分にキャリア注入用金属電極が
    形成されている分岐型光導波路において、該光導波路は
    基板上に少なくともII−VI族化合物半導体よりなる一伝
    導型のクラッド層と、該クラッド層よりも屈折率が大な
    るII−VI族化合物半導体よりなる一伝導型の光導波層を
    有し、上記各層のうち少なくとも1層は選択エピタキシ
    ャル成長したことを特徴とする分岐型光導波路。
  2. (2)クラッド層、及び光導波路層の伝導型がn型であ
    ることを特徴とする請求項1記載の分岐型光導波路。
JP7420489A 1989-03-27 1989-03-27 分岐型光導波路 Pending JPH02251934A (ja)

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