JPH02251927A - レーザ表示装置 - Google Patents

レーザ表示装置

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JPH02251927A
JPH02251927A JP7436389A JP7436389A JPH02251927A JP H02251927 A JPH02251927 A JP H02251927A JP 7436389 A JP7436389 A JP 7436389A JP 7436389 A JP7436389 A JP 7436389A JP H02251927 A JPH02251927 A JP H02251927A
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JP
Japan
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laser beam
deflection means
incident
laser
display device
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Pending
Application number
JP7436389A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Nakane
中根 靖章
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする課題 E 課題を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G、第1の実施例の説明 Gt第2の実施例の説明 H発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、レーザビームによるラスタ走査で描画するレ
ーザ表示装置に関する。
B 発明の概要 本発明は、レーザビームによるラスタ走査で描画するレ
ーザ表示装置において、レーザビームを偏向させるため
の偏向手段のレーザビーム入射点に参照用ビームを入射
させ、この参照用ビームの所定方向から見た高さを検出
してレーザビームの偏向角度を制御するようにして、ス
クリーン上でのレーザビームによる描画が、各走査線の
直線性が良い状態で行われるようにしたものである。
C従来の技術 従来、レーザビームを使用した投射型のビデオデイスプ
レィ装置として、実開昭56−152456号公報或い
はテレビジョン誌29巻第2号(1975年)に示され
るように、第6図に示した如きものが提案されている。
この第6図において、(1a)及び(1b)は半導体レ
ーザ、ガスレーザ等のレーザ光源を示し、レーザ光源(
1a)よりの赤色レーザ光を光変調器(2a)に供給す
る。また、レーザ光源(1b)よりの緑色レーザビーム
及び青色レーザビームを、ダイクロイックミラー(3a
)に入射させて、夫々の色のレーザビームに分けた後、
緑色レーザビームを光変調器(2b)に供給し、青色レ
ーザビームを反射プリズム(4a)を介して光変調器(
2C)に供給する。そして、夫々の光変調器(2a)、
 (2b)及び(2C)に表示画像の映像信号としての
原色信号に応じた変調用信号を供給し、各光変調器(2
a)、 (2b)及び(2C)では変調用信号に基づい
て各色のレーザビームを輝度変調する。そして、各光変
調器(2a)、 (2b)及び(2c)が出力するレー
ザビームを、夫々偏向器(5a)。
(5b)及び(5G)に供給する。そして、偏向器(5
C)が出力する青色レーザビームを反射プリズム(4b
)を介してダイクロイックミラー(3b)に供給し、偏
向器(5b)が出力する緑色レーザビームをこのダイク
ロイックミラー(3b)の他の面に供給し、青色レーザ
ビームと緑色レーザビームとを合成する。また、この合
成レーザビームをダイクロイックミラー(3c)に供給
し、偏向器(5a)が出力する赤色レーザビームをこの
ダイクロイックミラー(3C)の他の面に供給し、3原
色の合成レーザビームを得る。そして、この合成レーザ
ビームを、回転多面鏡(10)の反射部(11)に供給
する。
この回転多面鏡(10)は、反射部(11)が平面鏡を
等間隔で環状に配置して構成され、駆動手段によりこの
環状の反射部(11)を高速回転させる如くしである。
この場合、反射面(11)は例えば25面の平面鏡より
なり、各平面鏡に入射したレーザビームを偏向させる。
第7図はこの偏向状態を示した図で、例えば第7図Aに
示す如く、反射部(11)の回転により平面鏡(111
)の端部にレーザビームfinが入射するようになると
、反射レーザビームj2outは同図の下方に向かう。
そして、反射部(11)の回転により平面鏡(11+)
とレーザビームfinとの入射角度が徐々に変化し、反
射レーザビームの出射方向が変化し、第7図Bに示す如
く、反射部(11)が角度θ1だけ回転し、平面鏡(1
11)の他方の端部にレーザビームllnが入射するよ
うになると、反射レーザビーム1out’は同図の上方
に向かうようになる。このとき、レーザビーム1out
とレーザビーム1out’ とのなす角度θ意がこの平
面!(11,)による偏向角度となる。そして、反射面
(11)の他の平面鏡でも同様の角度での偏向が行われ
る。このため、反射部(11)が25面の平面鏡より構
成される場合、反射部(11)の1回転で25回のレー
ザビームの偏向が行われる。
そして、この回転多面鏡(10)からの反射レーザビー
ムを、投射レンズ(6)を介してガルバノミラ−(7)
に供給する。このガルバノミラ−(7)は、駆動源(7
a)により回動制御されるもので、所定間隔でガルバノ
ミラ−(7)を回動させ、回転多面鏡(10)から供給
されるレーザビームを所定間隔で所定角度偏向させる。
この場合、回転多面鏡(10)による偏向方向とガルバ
ノミラ−(7)による偏向方向とは、直交する方向に設
定してあり、回転多面鏡(10)による偏向でテレビジ
ョン受像機の水平偏向に相当する偏向が行われ、ガルバ
ノミラ−(7)による偏向でテレビジョン受像機の垂直
偏向に相当する偏向が行われる。このため、ガルバノミ
ラ−(7)は、表示させる映像信号の垂直同期信号に同
期させて回動させる。
そして、ガルバノミラ−(7)により反射したレーザビ
ームを、反射鏡(8)を介して反射させてスクリーン(
9)の裏面に照射させる。そして、このスクリーン(9
)の表面側からレーザビームにより描画される画像を見
る。
ここで、各光変調器(2a) 、 (2b)及び(2c
)に供給する変調用信号を作成する映像信号の水平走査
周期及び垂直走査周期を、回転多面鏡(10)による偏
向周期及びガルバノミラ−(7)による偏向周期に同期
させることで、映像信号に基づいた画像がラスタ走査で
レーザビームにより描画され、映像信号の1フイ一ルド
期間で1フイールドの画像が描画されて、投射型のビデ
オデイスプレィ装置として作動する。
D 発明が解決しようとする課題 ところで、このようなデオスプレイ装置で画像の表示を
行うと、表示画像に画像歪が発生してしまう不都合があ
った。即ち、水平偏向を行う回転多面鏡は、各面の鏡面
加工精度に限界があるため、回転多面鏡により水平偏向
させられたレーザビームがこの鏡面の状態に対応して蛇
行し、スクリーン上に描かれる各水平走査線の直線性が
悪化し、表示される画像が歪む不都合があった。
なお、特殊なレンズ等を使用して光学的に歪みを補正す
る方法もあるが、光路の構成が複雑化してしまい、実用
的ではなかった。
本発明は斯かる点に鑑み、水平走査線の蛇行による画像
の歪みを除去できるこの種のレーザ表示装置を提供する
ことを目的とする。
E 課題を解決するための手段 本発明のレーザ表示装置は、映像信号に基づいて輝度変
調されたレーザビームを、水平偏向手段及び垂直偏向手
段を用いて周期的に所定角度偏向させて所定面に到達さ
せ、この到達ビームのラスタ走査により所定面上に描画
するし・−ザ表示装置において、水平偏向手段のレーザ
ビーム入射点に、輝度変調されたレーザビームとは異な
る参照用ビームを入射させ、この参照用ビームの到達位
置に光位置センサを配し、この光位置センサが検出する
参照用ビームの入射位置の所定方向から見た変動情報に
基づいて、レーザビームの偏向角度を補正するようにし
たものである。
また、本発明のレーザ表示装置は、例えば第1図に示す
如く、映像信号に基づいて輝度変調されたレーザビーム
を、水平偏向手段(10)及び垂直偏向手段(7)を用
いて周期的に所定角度偏向させてスクリーン(9)に到
達させ、この到達ビームのラスタ走査によりスクリーン
(9)上に描画するレーザ表示装置において、レーザビ
ームの光路上に補助偏向手段(21)を設け、この補助
偏向手段(21)及び水平偏向手段(10)に輝度変調
されたレーザビームとは異なる参照用ビームを入射させ
、補助偏向手段(21)及び水平偏向手段(10)によ
り偏向されたこの参照用ビームの到達位置に光位置セン
サ(23)を配し、この光位置センサ(23)が検出し
た参照用ビームの入射位置情報に基づいて補助偏向手段
(21)を駆動させ、水平偏向手段(10)によるレー
ザビームの偏向状態を補正するようにしたものである。
またさらに本発明のレーザ表示装置は、映像信号に基づ
いて輝度変調されたレーザビームを、水平偏向手段及び
垂直偏向手段を用いて周期的に所定角度偏向させて所定
面に到達させ、この到達ビームのラスタ走査により所定
面上に描画するレーザ表示装置において、水平偏向手段
に、輝度変調されたレーザビームとは異なる参照用ビー
ムを入射させ、水平偏向手段により偏向されたこの参照
用ビームの到達位置に光位置センサを配し、この光位置
センサが検出する参照用レーザビームの入射位置情報に
基づいて垂直偏向手段の駆動制御を行い、垂直偏向角度
を補正するようにしたものである。
F 作用 本発明によると、参照用ビームの光位置センサへの入射
状態より、輝度変調されたレーザビームによる各走査線
の蛇行状態が検出でき、この参照用ビーム検出状態に応
じて偏向手段を制御することで、各走査線の直線性が向
上する。
G 実施例 G+第1の実施例の説明 以下、本発明のレーザ表示装置の第1の実施例を、第1
図〜第2図を参照して説明しよう。この第1図〜第2図
において、第6図に対応する部分には同一符号を付し、
その詳細説明は省略する。
第1図は、本例のレーザ表示装置の回転多面鏡(10)
を臨む位置を示し、第6図例のレーザデイスプレィ装置
と同様にレーザビームのラスタ走査により描画するレー
ザデイスプレィ装置で、他の部分は第6図と同様に構成
する。
第1図において(10)は水平偏向用の回転多面鏡を示
し、この回転多面鏡(10)は反射部(11)と駆動部
(12)とよりなり、反射部(11)は20面の平面鏡
(xi、)、 (11g)・・・・(llto)を環状
に配置して構成され、駆動部(12)によりこの反射部
(11)が回転駆動される如くしである。
そして本例においては、変調器(2a) 、 (2b)
 、 (2c)により輝度変調されたレーザビームti
lを入射角度補正用ガルバノミラ−(21)にて反射さ
せた後、このガルバノミラ−(21)による反射ビー、
、IAE tを回転多面鏡(10)の反射部(11)に
入射させる如く構成する。この場合、この入射角度補正
用ガルバノミラ−(21)は、駆動源(21a)により
回動制御されるもので、後述する光位置センサ(23)
の検出信号に基づいて回動制御が行われる。そして、こ
のガルバノミラ−(21)から回転多面鏡(10)に入
射したレーザビーム2□の反射ビーム13は、反射部(
11)の回転に従って各平面鏡(11υ、 (11り・
・・・(11□。)毎に扇形に広がるように形成され、
この反射ビーム!3が届く位置に投射レンズ(6)を配
置し、この投射レンズ(6)より投射用ビーム!4を得
、この投射用ビーム24を垂直偏向用ガルバノミラ−等
を介してスクリーン上に投射する。
ここで本例においては、入射角度補正用ガルバノミラ−
(21)に、参照用レーザビーム!8.を入射させる。
この参照用レーザビーム1,4は、上述の描画用レーザ
ビーム!、とは異なるレーザ源(図示せず)より出力さ
れた一定出力のビームで、このガルバノミラ−(21)
にて反射された参照用レーザビーム!、2を回転多面鏡
(10)の反射部(11)に入射させる。この場合、参
照用レーザビーム25.は描画用レーザビーム1と所定
の角度ψを持たせ、ガルバノミラ−(21)にて反射さ
れた参照用レーザビーム23!と描画用レーザビーム乏
2とが反射部(11)の同一箇所に入射するように設定
する。
このため、反射部(11)で反射した反射参照用レーザ
ビーム!3.は、描画用の反射ビーム23と異なる角度
で出射し、この反射参照用レーザビーム!8.の出射方
向にレンズ(22)を配置する。このレンズ(22)は
、回転多面鏡(10)の回転に従って、反射参照用レー
ザビーム!8.が扇形の光路に振り分けられて偏向され
るのを所定方向に集束する参照用レーザビーム28.に
変換するものである。そして、このレンズ(22)を介
した参照用レーザビーム2.4の集束箇所に光位置セン
サ(23)を配置する。
この光位置センサ(23)は、上下に2分割されたレー
ザビーム検出部(23a)、 (23b)が設けてあり
、上検出部(23a)と下検出部(23b)とで個別に
参照用レーザビーム!、4の入射レベルを検出する。な
お、上検出部(23a)と下検出部(23b)とを分割
する境界線は、回転多面鏡(10)による反射参照用レ
ーザビームfussの光路が扇形に広がる方向に沿って
設定する。
そして本例においては、第2図に示す如く、この光位置
センサ(23)の雨検出部(23a)、 (23b)の
レーザビーム検出出力を、比較器(24)の一方及び他
方の入力端子に供給し、この比較器(24)で雨検出部
(23a)、  (23b)のレーザビーム検出出力の
レベル差を検出し、検出した差信号を入射角度補正用ガ
ルバノミラ−(21)の駆動回路(25)に偏向制御信
号として供給する。なお、検出した差信号は、いずれの
検出部のレベルの方が大きいかを示す情報が極性等によ
り含まれる。そして、この駆動回路(25)はこの偏向
制御信号より駆動信号を作成し、この駆動信号をミラー
駆動部(21a)に供給し、ミラー駆動部(21a)は
この駆動信号に基づいてガルバノミラ−(21)の回動
駆動を行う。
次に、本例のレーザ表示装置にて映像信号による画像を
表示する際の動作について説明すると、例えば回転多面
鏡(10)の回転精度が極めて高く反射部(11)の各
平面鏡(IL)、m□)・・・・(11□。)が完全に
平面であるときには、この回転多面鏡(10)により水
平偏向されたレーザビーム2.の走査軌跡は直線になる
。このとき、回転多面鏡(10)で反射した参照用レー
ザビームL3の走査軌跡も直線になり、参照用レーザビ
ーム234の光位置センサ(23)への入射位置が、上
検出部(23a)と下検出部(23b)との境界部の一
定位置になる。
ところが実際には、各平面鏡(11,)、 (11□)
・・・・(11!。)の平面度や回転精度が完全ではな
いので走査軌跡が蛇行し、スクリーン(9)上に描かれ
る各水平走査線の直線性が悪化したものとなる。
このとき、回転多面鏡(10)で反射した参照用レーザ
ビーム!、3も、反射部(11)での反射位置がレーザ
ビーム!、と同一箇所なので、レーザビーム!3と同一
状態で蛇行し、蛇行状態に応じて光位置センサ(23)
への入射位置が上検出部(23a)と下検出部(23b
)との境界部からいずれかの方向にずれ、比較器(24
)の比較出力としてレベル差を検出する。この差信号が
駆動回路(25)に供給されることで、ガルバノミラ−
(21)を蛇行量に応じた所定角度回動させる駆動信号
を駆動回路(25)が作成し、入射角度補正用ガルバノ
ミラ−(21)を所定量回動させる。この入射角度補正
用ガルバノミラ−(21)の回動により、回転多面鏡(
10)へのレーザビーム!□及び参照用レーザビーム1
stの入射角度が補正され、反射レーザビーム!、及び
反射参照用レーザビーム!8.の蛇行量が補正され、走
査軌跡が蛇行のない直線になる。
このように本例の表示装置によると、光位置センサ(2
3)の検出状態に応じて描画用のレーザビームg2の回
転多面鏡(10)への入射角度の補正を行うので、この
回転多面鏡(10)での水平偏向による投射用ビーム!
4の走査軌跡が直線になり、回転多面鏡(10)の反射
部(11)の平面度や回転精度が悪い場合でも蛇行のな
い直線状の水平走査が行われ、スクリーン(9)上に描
かれる画像に歪みが発生しない。
なお、本例においては入射角度補正手段としてガルバノ
ミラ−を使用したが、実際に補正を行う角度は僅かであ
り、応答性の速い偏向手段であれば他の構成としてもよ
い。例えば、圧電素子上にミラーを取付けたものや音響
光学素子を使用したものとしても良い。また、本例では
水平偏向手段としての回転多面鏡(10)への入射角度
を補助偏向手段により補正するようにしたが、この回転
多面鏡(10)のレーザビーム出射部にガルバノミラ−
等の補助偏向手段を配置し、出射角度を補正するように
しても良い。
この場合、例えば垂直偏向手段により出射角度を補正す
るようにしても良い、即ち、補助偏向手段としてのガル
バノミラ−は設けず、参照用レーザビームを直接回転多
面鏡(10)に入射させる。そして、この回転多面鏡(
10)により反射した参照用レーザビームをレンズ(2
2)を介して光位置センサ(23)に入射させ、この光
位置センサ(23)よりの検出出力に基づいて比較器(
24)が検出する差信号を、垂直偏向用のガルバノミラ
−(7)の駆動回路(図示せず)に偏向誤差信号として
供給し、垂直偏向角度を補正するようにする。このよう
にすることで、垂直偏向角度の補正により直接水平走査
線の蛇行が補正されるので、補助偏向手段を設ける必要
がなく、構成が簡単になる利益がある。
G2第2の実施例の説明 次に、本発明のレーザ表示装置の第2の実施例を、第3
図〜第5図を参照して説明しよう。この第3図〜第5図
において、第1図、第2図及び第6図に対応する部分に
は同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
本例のレーザ表示装置は、偏向状態検出用の参照用レー
ザビームを使用して水平走査線の蛇行による歪みを補正
すると共に、各走査線の中央部と端部とでの走査速度の
違いにより時間軸がずれる歪みを補正するものである。
即ち、回転多面鏡で得られる偏向走査は等角速度走査で
あり、平面状のスクリーン上で等線速度とはならず、ス
クリーン上で端部の画像が歪む欠点を、上述した蛇行の
補正と共に行うようにしたものである。
本例においては、第3図に示す如く、第1図例と同様に
入射角度補正用ガルバノミラ−(21)を回転多面鏡(
10)の直前のレーザビームの光路に配置し、このガル
バノミラ−(21)により反射した描画用レーザビーム
2□を回転多面鏡(10)に入射させると共に、参照用
レーザビームI!、31′もこのガルバノミラ−(21
)に入射させ、反射した参照用レーザビーム23!′を
回転多面鏡(10)に入射させる。
この場合、描画用レーザビームfttと参照用レーザビ
ーム!、2′ とは回転多面鏡(10)の同一箇所に入
射させる。そして、回転多面鏡(10)で反射したレー
ザビームi、、を投射レンズ(6)に入射させ、投射用
レーザビーム14を得る。
そして本例においては、回転多面鏡(10)により反射
した参照用レーザビーム!、3′を、シリンドリカルレ
ンズ(26)に入射させる。このシリンドリカルレンズ
(26)は、回転多面鏡(10)の回転に従って、反射
参照用レーザビーム13.′が扇形の光路に振り分けら
れて偏向されるのを、上述した投射レンズ(6)からの
ビーム24の偏向状態と等しい偏向状態の参照用レーザ
ビームl、4′に変換するものである。そして、このシ
リンドリカルレンズ(26)が出射する所定光路の参照
用レーザビーム1254を、光位置センサ(30)に入
射させる。
この光位置センサ(30)は、参照用レーザビームl3
.′の偏向位置を検出するもので、第4図に示す如く構
成する。即ち、この光位置センサ(30)は透明な前面
板(31)に、等間隔の格子状の遮光部(32)を横方
向に長く設けると共に、この前面板(31)が取付けら
れる筐体(33)の内部に上下に2分割されたレーザビ
ーム検出部(34a)及び(34b)を配し、前面板(
31)を透過したレーザビームをこの検出部(34a)
及び(34b)で受光して検出する。この場合、遮光部
(32)の格子縞は、例えばスクリーン(9)で表示さ
れる1画素ピッチの整数倍あるいは整数分の1に対応し
た間隔にするのが好ましい。このようにしであることで
、この遮光部(32)が設けられた前面板(31)に、
偏向させられて移動する参照用レーザビーム!、4′が
入射するようになる。この場合、遮光部(32)の格子
状の縞の配列方向(横方向)と参照用レーザビーム!、
4′の移動方向とを一致させて配置する。
そして本例においては、第5図に示す如く、この光位置
センサ(30)の両検出部(34a)、 (34b)の
レーザビーム検出出力を、比較器(24)の一方及び他
方の入力端子に供給し、この比較器(24)で両検出部
(23aL (23b)のレーザビーム検出出力のレベ
差を検出し、検出した差信号を入射角度補正用ガルバノ
ミラ−(21)の駆動回路(25)に偏向制御信号とし
て供給する。そして、この駆動回路(25)はこの偏向
制御信号より駆動信号を作成し、この駆動信号をミラー
駆動部(21a)に供給し、ミラー駆動部(21a)は
この駆動信号に基づいてガルバノミラ−(21)の回動
駆動を行う。
このように構成したことで、第1図例と同様に、比較器
(24)で検出した光位置検出センサ(30)の両検出
部(34a)及び(34b)の検出出力のレベル差に基
づいて、駆動回路(25)がガルバノミラ−(21)の
回動制御を行い、蛇行した各水平走査線が直線に補正さ
れる。即ちスクリーン(9)上での投射レーザビーム!
4の蛇行状態が、光位置センサ(30)のレーザビーム
入射面で再現され、上下の検出部(34a) 。
(34b)の境界部からのレーザビームのずれ量がレベ
ル差として検出され、補正される。
また本例においては、光位置センサ(30)の検出部(
34a)及び(34b)の検出信号を、加算回路(27
)により加算した後、PLL回路(フェーズロックドル
ープ回路) (40)に供給する。このPLL回路(4
0)は、内部に発振器等を備え、光位置センサ(30)
の検出信号に基づいた発振信号を出力する。
そして、レーザビームを変調させるための映像信号入力
端子(41)に得られるディジタル複合映像信号を、1
水平ライン分記憶するラインメモリ(42)に供給し、
このラインメモリ(42)から読出したディジタル映像
信号をディジタル/アナログ変換器(43)を介してマ
トリックス回路(44)に供給し、二のマトリックス回
路(44)で赤、緑及び青の原色信号に変換して、各原
色信号を夫々対応した光変調器(2a)、 (2b)及
び(2c)に変調制御信号として供給する。
この場合、ラインメモリ(42)からの映像信号の続出
を、上述のPLL回路(40)が出力する発振信号に連
動して行う。
次に、本例のレーザ表示装置にて映像信号による画像を
表示する際の動作について説明すると、入力端子(41
)に得られる映像信号に応じて、光変調器(2a)、 
(2b)及び(2c)で各色のレーザビームの輝度変調
が行われ、この輝度変調された各色のレーザビームを合
成した合成レーザビームlrが、入射角度補正用ガルバ
ノミラ−(21)を介して回転多面鏡(10)に入射し
、水平偏向された反射レーザビームl、が投射レンズ(
6)を介して投射ビーム14に変換され、垂直偏向され
てからスクリーン(9)に照射される。
ここで、回転多面鏡(10)のレーザビーム入射点には
、参照用レーザビームj!s+′がガルバノミラ−(2
1)を介して入射しているため、この反射した反射ビー
ム13.′がシリンドリカルレンズ(26)に入射し、
参照用レーザビームl、4′が光位置センサ(30)に
入射する。このときの反射参照用レーザビーム!、4′
の偏向状態は、回転多面鏡(1o)へのレーザビーム入
射点が同じため投射・レーザビームLの水平偏向状態と
等しく、スクリーン(9)上での投射レーザビーム14
の走査状態と同じ走査状態が光位置センサ(30)のレ
ーザビーム入射面で再現される。そして、光位置センサ
(3o)のレーザビーム入射面には、格子縞の遮光部(
32)があるため、検出部(34a)及び(34b)へ
のレーザビームl、4′の入射状態が格子縞に連動した
断続的なものとなり、雨検出部(34a)及び(34b
)からのレーザビーム検出信号の加算信号がレーザビー
ムの水平偏向状態に同期したパルス信号になる。
そして、PLL回路(4o)はこのパルス信号に同期し
た周波数信号を発振するので、このパルス信号に同期し
た周波数信号でラインメモリ(42)から映像信号を読
出し、光変調器(2a) 、 (2b) 、 (2c)
に変調用制御信号として供給する。
このようにして光変調器(2a) 、 (2b) 、 
(2c)での輝度変調を制御するようにしたので、スク
リーン(9)上の各水平走査線の座標位置に、対応した
座標位置の映像のレーザビーム2.が到達し、スクリー
ン(9)上に表示される画像の各水平走査線の時間軸の
歪みがなくなる。即ち、参照用レーザビーム!、4の偏
向状態を光位置センサ(30)で検出して、映像信号の
各光変調器(2a) 、 (2b) 、 (2c)への
供給タイミングを補正するようにしたので、表示画像の
各水平走査線の時間軸の歪みがなくなる。この場合には
、回転多面鏡による偏向のために生じる画面の中央部と
端部とのビームの走査速度の違いによる歪みや、回転多
面鏡の鏡面歪み、回転むら等の種々の内的要因による歪
みが補正されると共に、入力映像信号の乱れによる外的
要因による歪みも補正される。特に水平偏向角を広くし
た場合により有効である。
このように本例のレーザ表示装置によると、各水平走査
線の蛇行による歪みと時間軸の変動による歪みとの双方
が除去され、歪みのない良好な水平走査線が形成され、
良好な画像がスクリーン(9)上に表示される。この場
合、本例においては蛇行補正用の検出信号と時間軸補正
用の検出信号とを同一の参照用レーザビーム及び同一の
光位置センサ(30)より得るようにしたので、構成が
簡単になる。
なお、本発明は上述実施例に限らず、本発明の要旨を逸
脱することなく、その他種々の構成が取り得ることは勿
論である。
の光位置センサを示す一部破断斜視図、第5図は第3図
例の回路構成図、第6図は従来の表示装置の構成図、第
7図は第6図例の説明に供する路線図である。
(10)は回転多面鏡、(21)は入射角度補正用ガル
バノミラ−1(23)及び(30)は光位置センサ、(
24)は比較器、j! !II  jI! sz+  
1331 1 saは参照用レーザビームである。
H発明の効果 本発明のレーザ表示装置によると、各走査線の蛇行によ
る表示画像の歪みが補正され、各走査線に歪みのない良
好な画像が表示される利益がある。
【図面の簡単な説明】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、映像信号に基づいて輝度変調されたレーザビームを
    、水平偏向手段及び垂直偏向手段を用いて周期的に所定
    角度偏向させて所定面に到達させ、この到達ビームのラ
    スタ走査により上記所定面上に描画するレーザ表示装置
    において、上記水平偏向手段の上記レーザビーム入射点
    に、上記レーザビームとは異なる参照用ビームを入射さ
    せ、この参照用ビームの到達位置に光装置センサを配し
    、 該光位置センサが検出する上記参照用ビームの入射位置
    の所定方向から見た変動情報に基づいて、上記レーザビ
    ームの偏向角度を補正することを特徴とするレーザ表示
    装置。 2、映像信号に基づいて輝度変調されたレーザビームを
    、水平偏向手段及び垂直偏向手段を用いて周期的に所定
    角度偏向させて所定面に到達させ、この到達ビームのラ
    スタ走査により上記所定面上に描画するレーザ表示装置
    において、上記レーザビームの光路上に補助偏向手段を
    設け、該補助偏向手段及び上記水平偏向手段に上記レー
    ザビームとは異なる参照用ビームを入射させ、上記補助
    偏向手段及び上記水平偏向手段により偏向されたこの参
    照用ビームの到達位置に光位置センサを配し、 該光位置センサが検出した上記参照用ビームの入射位置
    情報に基づいて上記補助偏向手段を駆動させ、上記水平
    偏向手段による上記レーザビームの偏向状態を補正する
    ようにしたことを特徴とするレーザ表示装置。 3、映像信号に基づいて輝度変調されたレーザビームを
    、水平偏向手段及び垂直偏向手段を用いて周期的に所定
    角度偏向させて所定面に到達させ、この到達ビームのラ
    スタ走査により上記所定面上に描画するレーザ表示装置
    において、上記水平偏向手段に、上記レーザビームとは
    異なる参照用ビームを入射させ、上記水平偏向手段によ
    り偏向されたこの参照用ビームの到達位置に光位置セン
    サを配し、 該光位置センサが検出する上記参照用レーザビームの入
    射位置情報に基づいて、上記垂直偏向手段の駆動制御を
    行い、垂直偏向角度を補正するようにしたことを特徴と
    するレーザ表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006239092A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Nidek Co Ltd 角膜手術装置
JP2010175823A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Astro Design Inc 光走査装置

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