JPH0225079Y2 - - Google Patents

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JPH0225079Y2
JPH0225079Y2 JP1985132636U JP13263685U JPH0225079Y2 JP H0225079 Y2 JPH0225079 Y2 JP H0225079Y2 JP 1985132636 U JP1985132636 U JP 1985132636U JP 13263685 U JP13263685 U JP 13263685U JP H0225079 Y2 JPH0225079 Y2 JP H0225079Y2
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hot water
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auxiliary
pipe
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、たとえば深夜電力などを利用して貯
湯タンク内の水を湯に換える貯湯式給湯機に係
り、特に貯湯構造の改良に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
たとえば厨房室や洗面所および浴室で使用する
湯を、深夜電力を利用して得る貯湯式給湯機が多
用される。
この種貯湯式給湯機は、はじめ、第3図に示す
ようにして構成されていた。すなわち、aは貯湯
タンクであり、この下端部には給水源と連通する
給水管b、上端部にはその先端部に図示しない給
湯栓を備えた給湯管cがそれぞれ接続される。ま
た貯湯タンクaの下部には加熱体である電気ヒー
タdが収容され、いわゆる深夜電力料金時にのみ
貯湯タンクa内の水を加熱して湯に換える。貯湯
タンクaの外周壁は図示しない断熱材が巻装さ
れ、保温構造となつていること勿論である。
しかして、深夜のうちに貯湯タンクa内で所定
温度に加熱生成された湯は、給湯栓を開放するこ
とにより給湯管cを介して所望の用途に供され
る。また、湯の供出にともなつて同量の水が給水
管bから貯湯タンクaに補充され、タンクa内に
は常に満量の温水が収容される。補充された水は
温度差の関係から湯の下部に溜り、その水位が湯
の使用にともなつて徐々に上昇するが、湯と混合
することは少ない。したがつて、はじめに生成さ
れた湯を全て給湯するまで、給湯温度の低下はほ
とんどないものである。
しかるに、貯湯タンクa内の湯を全て使いきつ
てしまえば、今度は補充された水がそのまま導出
されることになる。たとえば深夜電力開始直後な
どに湯を必要とする場合においても、貯湯タンク
a内の全ての水が湯に換るまで待機しなければな
らず、時間がかかつて実用性に欠ける。
そこで従来、第4図に示すような構造の貯湯式
給湯機が用いられるようになつた。すなわち、A
は貯湯タンクであり、bは給水管、cは給湯管で
ある。dは加熱体である電気ヒータであつて、や
はり深夜電力を利用して発熱するものである。E
はこの電気ヒータdを収容する函体である加熱部
であり、この上端面に接続される案内管fは上記
貯湯タンクAの下端面を貫通して内部の上端部に
まで延出される。案内管fの中途部にはサーモバ
ルブgが設けられていて、使用者の好みに応じて
設定される温度を感知して自動的に開放動作をな
すものである。hは貯湯タンクA下部の温水を上
記加熱部Eに導く導通管である。
しかして、貯湯タンクA下部の水が導通管hを
介して加熱部Eに導かれ、ここで電気ヒータdに
より加熱生成されて湯に換る。そして案内管fを
介して貯湯タンクAの上部に導かれ、徐々に下部
側に亘つて貯留される。電気ヒータdは加熱部E
内の水を湯に換えればよいので、その加熱時間が
短くてすむ。したがつて、貯湯タンクA内の全て
の湯を使いきつた後、深夜電力開始直後に湯が必
要であれば、加熱部Eにおいて加熱された湯を使
用できる。すなわち、湯が生成されるまでの時間
が上記第3図の構造の給湯機と比較して時間短縮
され、使い勝手がよい。
しかしながら、上記貯湯タンクAはその容量が
固定化されていて、多種の容量の貯湯タンクAを
製作し在庫として備える必要があるとともに使用
条件に適応しない場合には交換する必要があり、
そのときは非常に面倒で手間がかかる。また、貯
湯タンクAは普通、ステンレス材を使用してなる
ものであるから、材料的に高価であり、かつ密閉
容器構造とするのに手間がかかつてコスト高の要
因となつている。
〔考案の目的〕
本考案は、上記事情に着目してなされたもので
あり、その目的とするところは、状況に応じて貯
湯量を容易に増減できるとともに廉価な材料を選
択することによりコストの低減を図つた貯湯式給
湯機を提供しようとするものである。
〔考案の概要〕
すなわち本考案は、加熱体を収容する加熱部の
上方部位に導通管を介して主貯湯タンクを連通
し、この主貯湯タンクの下部に給水源と連通する
給水管および上部に湯を導出する給湯栓と連通す
る給湯管をそれぞれ接続し、この主貯湯タンクの
側面上下部および主貯湯タンクの側部に並べられ
て配置される補助貯湯タンクの側面上下部にそれ
ぞれ連結管接続用孔を設け、これら連結管接続用
孔に連通管を接続して、主貯湯タンクと全ての補
助貯湯タンクとを連通し、これら補助貯湯タンク
の数を必要に応じて増減可能とすることを特徴と
する貯湯式給湯機である。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。第1図に示すように、1は上下方向に長
い薄函状の密閉容器であり合成樹脂材からなる主
貯湯タンクである。この主貯湯タンク1の上端面
にはその先端に給湯栓2が設けられる給湯管3が
接続され、また、下端面には給水源に連通する給
水管4が接続される。5は深夜電力を利用して発
熱する加熱体である電気ヒータであり、これは耐
熱性の高いステンレス材等で形成した函体である
加熱部6に収容される。加熱部6の上端面と上記
主貯湯タンク1の下端面には導通管7,7が接続
されていて、互いに連通するようになつている。
この一方の導通管7の中途部には、使用者の好み
に応じて設定される温度を感知し自動的に導通管
7の開放動作をなすサーモバルブ7aが設けられ
る。8は補助貯湯タンク群であつて、たとえば第
1、第2、第3の補助貯湯タンク8a,8b,8
cからなる。これらタンク8aないし8cは仕様
にもとづいて設けられるものであり、すべて上下
方向に長く、かつ極く薄い函状の密閉容器であつ
て、合成樹脂材からなる。互いの両側面で、その
上下部には連結管9…を接続するための連結管接
続用孔10…が設けられる。上記主貯湯タンク1
の側面上部および下部にも連結管接続用孔10,
10が設けられていて、連結管9,9を介して隣
接する第1の補助貯湯タンク8aに連通する。し
たがつて、上記主貯湯タンク1および隣接する第
1ないし第3の補助貯湯タンク8aないし8cは
全て連結管9…を介して連通される。図において
最も側端部に位置する第3の補助貯湯タンク8c
の一側面に設けられる連結管接続用孔は盲栓(い
ずれも図示しない)で閉塞される。そして第2図
に示すように、主貯湯タンク1と補助貯湯タンク
群8とはカバー11によつて覆われる。
しかして、給水管4から供給される水は主貯湯
タンク1から連結管9…を介して第1ないし第3
の補助貯湯タンク8aないし8cに導かれるとと
もに他方の導通管7を介して加熱部6内に充満
し、かつ給湯栓2の開放により放出された分を自
動的に補充する。深夜電気料金時になると電気ヒ
ータ5が発熱して加熱部6内の水を湯に換える。
サーモバルブ7aは設定温度を検知して一方の導
通管7を開放し、湯は主貯湯タンク1および第1
ないし第3の補助貯湯タンク8aないし8cの上
部から下部に亘つて貯留される。したがつて、給
湯栓2を開放すれば、所望温度の湯を供出できる
こととなる。
なお、貯湯量が不足するときには、上記第3の
補助貯湯タンク8cの盲栓を取り外し、この側部
に第4の補助貯湯タンク8dを連結管9,9を介
して接続する。逆に、貯湯量が必要以上に大であ
れば、たとえば第3の補助貯湯タンク8cを取り
外し、第2の補助貯湯タンク8bの一側部に接続
される連結管9,9に換つて盲栓を取着すればよ
い。いずれにしても、補助貯湯タンク群8の数の
増減は極く容易にでき、その作業終了後は主貯湯
タンク1とともにカバー11で覆うこと勿論であ
る。
なお上記実施例においては、主貯湯タンク1と
加熱部6とを完全に別体化して導通管7を介して
連通するようにしたが、これに限定されるもので
はなく、主貯湯タンク内を仕切板で仕切り、この
下部側に加熱ヒータを収容する加熱部を設けても
よい。
また上記各実施例においては、加熱体5として
深夜電力を利用した電気ヒータを適用したが、こ
れに限定されるものでなく、必要に応じて発熱作
用を得られる電気ヒータもしくは石油バーナ、ガ
スバーナなどを採用してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、容易に貯
湯量を増減でき作業性の向上を得るとともに廉価
な材料を選択することによりコストの低減を図れ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示
し、第1図は貯湯式給湯機の概略的構成図、第2
図はその外観斜視図、第3図および第4図は本考
案の従来例を示す互いに異なる貯湯式給湯機の概
略的構成図である。 5…加熱体(電気ヒータ)、6…加熱部、7…
導通管、4…給水管、2…給湯栓、3…給湯管、
1…主貯湯タンク、10…連結管接続用孔、9…
連結管、8aないし8d…(第1ないし第4の)
補助貯湯タンク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱体を収容する加熱部と、この加熱部の上方
    に位置し導通管を介して連通するとともに下部に
    給水源と連通する給水管および上部に湯を導出す
    る給湯栓と連通する給湯管がそれぞれ接続される
    主貯湯タンクと、この主貯湯タンクの側面上部お
    よび下部にそれぞれ設けられる連結管接続用孔
    と、上記主貯湯タンクの側部に並べて配置される
    合成樹脂材からなる複数の補助貯湯タンクと、こ
    れら補助貯湯タンクの側面上部および下部にそれ
    ぞれ設けられる連結管接続用孔と、相対向する主
    貯湯タンクと補助貯湯タンクの連結管接続用孔相
    互に接続され主貯湯タンクと全ての補助貯湯タン
    クを連通する連結管とからなり、上記補助貯湯タ
    ンクは必要に応じてその数を増減可能としたこと
    を特徴とする貯湯式給湯機。
JP1985132636U 1985-08-30 1985-08-30 Expired JPH0225079Y2 (ja)

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JP1985132636U JPH0225079Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

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JP1985132636U JPH0225079Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

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Publication Number Publication Date
JPS6240455U JPS6240455U (ja) 1987-03-11
JPH0225079Y2 true JPH0225079Y2 (ja) 1990-07-10

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9299861B2 (en) 2010-06-15 2016-03-29 Tenksolar, Inc. Cell-to-grid redundandt photovoltaic system
US9543890B2 (en) 2009-01-21 2017-01-10 Tenksolar, Inc. Illumination agnostic solar panel

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US9543890B2 (en) 2009-01-21 2017-01-10 Tenksolar, Inc. Illumination agnostic solar panel
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JPS6240455U (ja) 1987-03-11

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