JPH0225061A - 半導体装置およびその製造に用いるリードフレーム - Google Patents

半導体装置およびその製造に用いるリードフレーム

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JPH0225061A
JPH0225061A JP17273188A JP17273188A JPH0225061A JP H0225061 A JPH0225061 A JP H0225061A JP 17273188 A JP17273188 A JP 17273188A JP 17273188 A JP17273188 A JP 17273188A JP H0225061 A JPH0225061 A JP H0225061A
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tab
hole
resin
paste
lead frame
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JP17273188A
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Kazuo Shimizu
一男 清水
Sumio Okada
澄夫 岡田
Akiro Hoshi
星 彰郎
Toru Nagamine
徹 長峰
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Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
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    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73265Layer and wire connectors

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は半導体装置およびその製造において用いられる
リードフレームに関する。
〔従来の技術〕
レジンパッケージ型半導体装置は、量産性に適しかつパ
ンケージコスト等が安い等の理由から多用されている。
このレジンパッケージ型の半導体装置は、その製造にお
いてリードフレームと呼称される部材が用いられている
。このリードフレームは、銅や鉄−ニッケル系合金等の
薄い金属板をエツチングあるいはプレスの打ち抜きによ
って形成され、半導体素子(チップ)を取付けるタブお
よびワイヤを接続するリード等のリードフレームパター
ンを構成している。また、チップやワイヤを取り付ける
前記タブやリードのボンディング部分は、接続の信幹性
向上等を図るために、金、銀等がメツキされている。ま
た、半導体装置の高集積化に伴いリードの本数も80本
あるいは168本と多数となり、かつリードのピッチも
小さくなっている。さらに、半導体装置の薄型化からレ
ジンで構成されるパッケージの厚さも薄くなっている。
リードフレームについては、たとえば、日立評論社発行
「日立評論J 1987年第7号、昭和62年7月25
日発行、P13〜P17、あるいは日経マグロウヒル社
発行「日経マイクロデバイスJ1988年5月号、昭和
63年5月1日発行、P41〜P47に記載されている
。また、後者の文献には、グイ・バッド(タブ)とパッ
ケージを構成するレジンとの密着性を向上させるために
、ダイ・パッドに貫通穴を設け、これによってレジン(
樹脂)との密着性を上げる例が記載されている。また、
この技術に対して、同文献では、「ただし、競合メーカ
ーは、「チップが半田付けだからできる。Agペースト
などでは貫通穴をふさいでしまう、」とし5簡単には追
従しないところが多い、」旨記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕 上記文献でも記載されているように、レジンパッケージ
型半導体装置は、その信鎖度向上のために各種技術が開
発されている。特に、パッケージに発生するクラック対
策のために、半導体素子(チップ)をその主面に固定す
るタブを含むリードとレジンとの密着性の向上、水分浸
入阻止、レジン強度の向上が図られている。
前記タブとレジンとの密着性向上の一手段として、前述
のように、チップを搭載するタブに貫通孔を設ける技術
がある。この技術においては、前記文献にも記載されて
いるように、Agペーストを使用してチップをタブに固
定する場合は、溶けたAgペーストがタブに設けられた
貫通孔内に流入する可能性が高い。
すなわち、第9図に示されるように、リードフレームの
タブ1の主面にAgペースト2を付着させた後、このタ
ブ1の主面に半導体素子(チップ)3を載せ、その後前
記Agペースト2を加熱して溶かし、このAgペースト
2の硬化とともに前記チップ3をタブ】の主面に固定さ
せるが、前記タブ1に貫通孔4が設けられていると、半
田等に比較して流動性が高いAgペースト2は前記貫通
孔4内に流入し、この流出部分6がタブ1を支持するテ
ーブル5面に達する。このため、リードフレームを取り
外した場合、テーブル5の載置面に硬化したAgペース
トが残留してしまう。したがって、新たにリードフレー
ムをテーブル5上に供給するに先立って、その都度確実
に残留ペーストを除去しなければならない、この結果、
実質的に連続してチップボンディングが行えなくなる。
また、チップボンディング時にタブ1の貫通孔4がAg
ペースト2で塞がれるため、レジンモールド時、この貫
通孔4にレジンが流入しなくなり、所期の目的であるタ
ブ1とパッケージを構成するレジンとの密着性向上が図
れなくなる。
本発明の目的は、タブとレジンとの密着性が高い信鎖性
が高いレジンパンケージ型半導体装置を提供することに
ある。
本発明の他の目的は、タブとレジンとの密着性が高くで
きかつレジンパッケージ型半導体装置の生産性を高める
ことができるリードフレームを提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、本発明においては、レジンパッケージ型半導
体装置の製造に用いるリードフレームにあっては、チッ
プを固定するタブにレジンとタブとの密着性を向上させ
るための貫通孔が設けられているとともに、このタブの
チップが取り付けられる主面には前記貫通孔の縁に沿っ
て窪みからなる接合材洩れ溜(溝)が設けられている。
したがって、Agペーストをあらかじめタブの主面に付
着させた後、このタブの主面にチップを重ね、かつ熱を
加えて前記Agペーストを溶かし、このAgペーストの
硬化によってチップをタブに固定することによって半導
体装置を製造する際、溶けたAgペーストは貫通孔方向
に流出しても、この流出したAgペーストは前記接合材
洩れ溜に溜まりそこで停止し、貫通孔内には流入しなく
なることから、レジンモールド時前記貫通孔にはレジン
が充満することになる。
〔作用〕
上記した手段によれば、本発明においては、レジンパッ
ケージ型半導体装置の製造に用いるリードフレームにあ
っては、チップを固定するタブにレジンとタブとの密着
性を向上させるための貫通孔が設けられているとともに
、このタブの主面には前記貫通孔の縁に沿って窪みから
なる接合材洩れ溜(溝)が設けられている。したがって
、Agペーストをあらかじめタブの主面に付着させた後
、このタブの主面にチップを重ね、かつ熱を加えて前記
Agペーストを溶かし、このAgペーストの硬化によっ
てチップをタブに固定することによって半導体装置を製
造する際、溶けたAgペーストは貫通孔方向に流出して
も、この流出したAgペーストは前記接合材洩れ溜に溜
まり、貫通孔内には流入しなくなる。この結果、前記リ
ードフレームを載置したテーブル面を流出したAgペー
ストで汚すこともなく、連続してチップボンディングを
行うことができる。また、前記貫通孔内にはパッケージ
を構成するレジンが流入するため、タブとレジンとの密
着性を向上させることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例によるレジンパッケージ型半
導体装置の断面図、第2図は同じくリードフレームの平
面図、第3図は本発明のレジンパッケージ型半導体装置
の製造におけるチップボンディング状態を示す模式的断
面図、第4図は同じくチップボンディングおよびワイヤ
ボンディングが行われた状態の模式的断面図である。
この実施例のレジンパッケージ型半導体装置は、第1図
に示されるように、レジンからなるパッケージ10と、
このパッケージ10の周面から突出する複数のり一ド1
1とからなっている。前記リード11は、この例では途
中で下方に屈曲するインライン構造となっている。また
、前記パッケージ10の中央には、タブ1が配設されて
いる。このタブ1の主面には、Agペーストの硬化によ
る接合材12を介してチップ(半導体素子)3が固定さ
れている。また、このタブ1の中央には貫通孔4が設け
られている。また、この貫通孔4の外周側に沿って半円
形断面からなる接合材洩れ溜(溝)13が設けられてい
る。そして、前記接合材12の貫通孔4の方向への流出
部分6は、前記接合材洩れ溜13内にまで延在している
が、この接合材洩れ溜13で溜まりその流出が停止して
いる。
また、これが重要なことの一つであるが、前記流出部分
6が接合材洩れ溜13内でその流出を停止し、流出部分
6は貫通孔4内には流入していないことから、パッケー
ジ10を構成するレジン14は前記貫通孔4内に充満し
ている。したがって、このレジンパッケージ型半導体装
置は、タブ1の裏面では、レジン14がタブ1の貫通孔
4内に入り込んでいることから、タブ1とレジン14と
の密着性が向上する。特に、前記接合材洩れ溜13の上
が流出部分6の停止によって空隙15が存在するような
場合、この空隙15内にもレジン14が入り込むため、
この空隙15の領域で硬化したレジン14がタブ1に食
い込む構造となり、タブ1の裏面からのレジン14の剥
離が起き難くなり、密着性が高くなる。
また、前記タブ1に固定されたチップ3の主面(上面)
の図示しないit捲と、チップ3の周縁近傍に先端を臨
ませるリード11の先端部分は、導電性のワイヤ16に
よって電気的に接続されている。
つぎに、このようなレジンパッケージ型半導体装置の組
立について説明する。 レジンパッケージ型半導体装置
の組立においては、第2図に示されるようなリードフレ
ーム20が使用される。このリードフレーム20は、Q
、2mm〜0.25mmの厚さのFe−Ni系合金ある
いはCu合金等からなる金属板をエツチングまたは精密
プレスによってバターニングすることによって形成され
る。リードフレーム20は複数の単位リードパターンを
一方向に直列に並べた形状となっている。
単位リードパターンは、第2図に示されるように、一対
の平行に延在する外枠21と、この一対の外枠21を連
結しかつ外枠21に直交する方向に延在する一対の内枠
22とによって形成される枠23内に形成されている。
この枠23の中央には、矩形状のタブ1が配設されてい
る。また、このタブ1はその四隅をタブ吊りリード24
で支持されている。これらタブ吊りリード24は、枠2
3の四隅に配設されたそれぞれ外枠21および内枠22
から内枠22および外枠21に平行に延在しかつ先端で
交差する支持片25の交差部に連結されて支持されてい
る。また、前記タブ吊りリード24はその途中で下方に
一段階段状に折れ曲がり、タブ1の主面が低くなり、第
1図および第4図に示されるように、タブ1の主面にチ
ップ3が固定された際、このチップ3の主面とリード1
1の先端の主面の高さが路間−高さとなるようになって
いる。
一方、前記枠23の各外枠21および内枠22の内側か
らは、相互に平行となって枠23の中央に延在する複数
のリード11が設けられている。
このリード11は、前記隣合う支持片25の交差部分間
に亘って設けられた細いダム26と交差するパターンと
なっている。そして、このダム26によって各リード1
1はその途中を支持されている。前記ダム26は後述す
るレジンモールド時、溶けたレジンの流出を阻止するダ
ムとして作用する。また、このダム26の内側の片持梁
状のリード部分をインナーリード27と呼称し、外側の
部分をアウターリード28と呼称している。前記インナ
ーリード27はその先端でそれぞれ所望状態で折れ曲が
り、その先端を前記タブ1の各縁近傍に延在させている
。なお、前記外枠21には、それぞれガイド孔29が設
けられている。このガイド孔29は、リードフレーム2
0の移送や位置決め等のガイドとして利用される。
他方、前記タブ1の中央には円形の貫通孔4が設けられ
ている。また、この貫通孔4の縁に沿ってリング状に接
合材洩れ溜(溝)13が設けられている。この接合材洩
れ溜13ば、その断面が特に特定されないが、半円形断
面からなる窪みとなっている。また、この接合材洩れ溜
13は、前記チップ3とタブ1との接触面積が広くなる
ように貫通孔4にできるだけ近接して設けられる。
なお、前記リードフレーム20は必要に応じて所望個所
にメツキが施される。
つぎに、このようなリードフレーム20に対して、チッ
プボンディングおよびワイヤボンディングが行われる。
すなわち、リードフレーム20は第3図に示されるよう
に、チップボンディング装置のテーブル5上に載置され
る。同図では、リードフレーム20のタブ1がテーブル
5上に載置された状態を示す。このリードフレーム20
にあっては、既にタブ1のチップ取付面、すなわち、主
面にAgペースト2が付着されている。このAgペース
ト2はタブ1の主面の接合材洩れ溜13部分には設けら
れない。このようなタブ1上に、真空吸着保持構造のコ
レット30によってチップ3が運ばれ、かつ位置決めの
後タブ1上に供給される。その後、Agペースト2は、
150°C〜160°Cの温度域で60分程度ベーキン
グされる。このベーキングによって溶けたAgペースト
2は、硬化した接合材12となってタブ1の主面にチッ
プ3を接着させることになる。
この際、溶けたAgペースト2はタブ1の主面子tB 
領域を拡がり、その外方向に拡がったAgペースト2は
、チップ3の底の縁およびタブ1の外周縁に亘る部分で
表面張力等によって停止する。
また、タブ1の中心に向かって拡がるAgペースト2は
、チップ3の中央部分が平坦で縁等がないことからタブ
1の中央部分に縁があっても、この縁を越えて進む。し
たがって、従来のように、貫通孔4が設けられただけの
場合には、第9図にも示されるように、Agペースト2
は貫通孔4の縁を越えて流出し、貫通孔4内に流入して
テーブル5上に滴り落ち、貫通孔4を塞ぎかつテーブル
5を汚すことになる。
これに対して、この実施例では、第1図および第4図に
示されるように、タブ1の主面には前記貫通孔4に沿っ
て接合材洩れ溜13が設けられている。このため、タブ
1の中心に向かうAgペースト2、すなわち、流出部分
6は接合材洩れ溜13の外周縁の部分で停止することな
く進み、接合材洩れ溜13内に流れ込むが、この接合材
洩れ溜13では流入したAgペースト2が溜められる結
果、また、流出部分6の上面とチップ3との間隔が広く
なることから、Agペースト2はそれ以上はチップ3の
底面に接触してタブ1の中心に向かわなくなり、Agペ
ースト2の流出量との関係で接合材洩れ溜13で停止す
る。したがって、流出したAgペースト2は従来のよう
に貫通孔4内には流れ込まなくなる。このため、テーブ
ル5面を流出したAgペースト2で汚すこともなくなる
なお、前記Agペースト2は前述のようなベーキング処
理によって硬化して接合材12となり、確実にタブ1に
チップ3を固定することになる。
ところで、この場合、前記タブ1の主面に付着されるA
gペースト2の量と、接合材洩れ溜13の寸法を適当に
設定し、流出したAgペースト2を確実に接合材洩れ溜
13内で停止させる必要がある。すなわち、Agペース
ト2の流出量が接合材洩れ溜13に対して多い場合には
、流出したAgペースト2は接合材洩れ溜13を一杯に
満たした後、再び接合材洩れ溜13の内縁を乗り越え再
びタブ1の距離の短い平坦面を進むため、貫通孔4内に
流入する可能性が多(なる、なお、貫通孔4の縁では、
途中の接合材洩れ溜13で流出したAgペースト2が収
容されることから流出圧力が小さくなっているため、チ
ップ3の底面には縁がなくとも流出部分6は表面張力で
その流れが停止し易くなる。
つぎに、このようなリードフレーム20は、第4図に示
されるように、ワイヤボンディング装置のテーブル31
上に載置され、チップ3の図示しない上部電極と、チッ
プ3の周囲にその内端を臨ませるリード11の内端とが
、導電性のワイヤ16で電気的に接続される。
つぎに、このようなリードフレーム20は常用のモール
ド(トランスファモールド)技術によって、前記タブ1
.チップ3.ワイヤ16.リード11の内端部分がレジ
ンからなるパッケージ10で封止される。また、不要と
なるリードフレーム部分は切断除去される。さらに、パ
ッケージ10から突出するり−ド11は成形されて、第
1図に示されるようなレジンパッケージ型半導体装置が
製造される。
このような実施例によれば、つぎのような効果が得られ
る。
(1)本発明のレジンパッケージ型半導体装置は、タブ
に貫通孔が設けられていることから、この貫通孔内にパ
ッケージを構成するレジンが充填されるため、タブとレ
ジンとの密着面積の増大および相互の食い込みによって
タブとレジンとの接着強度が大きくなるという効果が得
られる。
(2)上記(1)により、本発明のレジンパッケージ型
半導体装置は、タブとレジンとの接着強度の向上から、
パッケージにおけるクラックの発生が抑えられるため、
信鯨性が高くなるという効果が得られる。
(3)本発明のレジンパッケージ型半導体装置の製造に
用いられるリードフレームは、貫通孔付タブを有するリ
ードフレームが使用されるが、このリードフレームにあ
っては、タブのチップ取付面に前記貫通孔の周囲に接合
材洩れ溜が設けられていることから、チップをAgペー
ストで固定する場合、Agペーストの流出が発生しても
、流出したAgペーストは前記接合材洩れ層内に収容さ
れるため、従来のように貫通孔内には流入しなくなると
いう効果が得られる。
(4)上記(3)により、本発明のリードフレームは、
レジンパッケージ型半導体装置の製造におけるチップボ
ンディング時、Agペーストがタブに設けられた貫通孔
内を塞がないことから、レジンモールド時、レジンが貫
通孔内に充満するため、パンケージを構成するレジンと
タブとの接着強度を高めることができるという効果が得
られる。
(5)上記(3)により、本発明のり−ドフレ−ムは、
レジンパッケージ型半導体装置の製造におけるチップボ
ンディング時、Agペーストがタブに設けられた貫通孔
内を塞がないことから、レジンモールド時、レジンが貫
通孔内に充満するため、パッケージを構成するレジンと
タブとの接着強度が高いレジンパッケージ型半導体装置
を高歩留りで製造できるという効果が得られる。
(6)上記(3)により、本発明のリードフレームは、
レジンパッケージ型半導体装置の製造におけるチップボ
ンディング時、Agペーストがタブに設けられた貫通孔
内に流入しないことから、リードフレームを載置するテ
ーブル面を汚すこともなく、チップボンディング時、チ
ップボンディング毎にテーブル面から硬化したAgペー
ストを除去する作業が不要となり、チップボンディング
の生産性を高めることができるという効果が得られる。
(7)上記(1)〜(6)により、本発明によれば、タ
ブとパッケージを構成するレジ・ンとの密着性の良好な
レジンパンケージ型半導体装置を安価に製造できるとい
う相乗効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない、たとえば、第5図〜第7
図は貫通孔4の形状が異なる例である。第5図では、貫
通孔4を円形とし、この円形の貫通孔4の周囲に接合材
洩れ溜13を設けた例である。また、第6図は4つのス
リット状の貫通孔4を十字状に配置した例であるが、こ
の例では、各貫通孔4に沿って接合材洩れ溜13が設け
られている。第7図はタブ1の中央に沿ってスリット状
の貫通孔4が設けられた例である。この例でも、接合材
洩れ溜13は貫通孔4の側部に沿って配置されている。
第8図は貫通孔4を有さないタブ1の場合に接合材洩れ
溜13を設けた例である。この例の接合材洩れ溜13は
、二点鎖線で示されるチップ3の取付領域内に接合材洩
れ溜13が設けられている。これらの各実施例でも前記
実施例同様な効果が得られる。なお、第5図〜第8図で
は、接合材洩れ溜I3はクロスハツチングで示しである
また、前記チップ3をタブ1に固定するものとしては、
低応力ゴムペーストあるいは他の樹脂等であっても良い
ことは勿論である。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である4方向にリードを延
在させた構造のレジンパッケージ型半導体装置の製造技
術にに適用した場合について説明したが、それに限定さ
れるものではない。
本発明は少なくともチップボンディング時、接合材が一
時期液状となるレジンパッケージ型半導体装置の製造技
術には適用できる。
[発明の効果] 本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
本発明のレジンパッケージ型半導体装置は、その製造に
おいてタブとレジンとの密着性向上のための貫通孔を設
けたタブを有するリードフレームが用いられるが、前記
タブのチップ取付面には前記貫通孔の縁に沿って窪みか
らなる接合材洩れ溜が設けられている。したがって、A
gペーストを用いてチップをタブに固定する際、液状と
なったAgペーストが貫通孔方向に流出しても、この流
出したAgペーストは前記接合材洩れ溜に溜まり、貫通
孔内には流入しなくなることからリードフレームを載置
したテーブル面には到達しなくなる。
この結果、前記テーブル面をAgペーストで汚すことも
な(、連続してチップボンディングを行うことができる
。また、前記貫通孔内にはパッケージを構成するレジン
が流入して貫通孔内を満たすため、タブとパッケージを
構成するレジンとの密着性を向上させることができ、信
頌性の高いレジンパッケージ型半導体装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるレジンパッケージ型半
導体装置の断面図、 第2図は同じくリードフレームの平面図、第3図は本発
明のレジンパッケージ型半導体装置の製造におけるチッ
プボンディング状態を示す模式的断面図、 第4図は同じくチップボンディングおよびワイヤボンデ
ィングが行われた状態の模式的断面図、第5図は本発明
の他の実施例によるリードフレームのタブ部分を示す平
面図、 第6図は本発明の他の実施例によるリードフレームのタ
ブ部分を示す平面図、 第7図は本発明の他の実施例によるリードフレームのタ
ブ部分を示す平面図、 第8図は本発明の他の実施例によるリードフレームのタ
ブ部分を示す平面図、 第9図は従来のリードフレームのタブにおけるAgペー
スト流出状態を示す模式的断面図である。 1・・・タブ、2・・・Agペースト、3・・・チップ
、4・・・貫通孔、5・・・テーブル、6・・・流出部
分、10・・・パンケージ、11・・・リード、12・
・・接合材、13・・・接合材洩れ溜、14・・・レジ
ン、15・・・空隙、l 6 ・ 21 ・ 24 ・ 26 ・ 8 ・ ・ ・ワイヤ、20・・ ・外枠、22・・・ ・タブ吊りリード、 ・ダム、27・・・ アウターリード、2 ・リードフレーム、 内枠、23・・・枠、 25・・・支持片、 インナーリード、2 9 ・ ・ ・ガイド孔、 第1 図 第 3図 第 4図 第 5  図 zo−リ−k”フし−ム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、貫通孔付きタブと、このタブの主面に接合材を介し
    て固定された半導体素子と、前記半導体素子およびタブ
    を被うレジンからなるパッケージとを有する半導体装置
    であって、前記タブ主面には前記貫通孔の縁に沿って溝
    が設けられかつ前記接合材の流出部分は前記貫通孔内に
    入り込むことなく前記溝内で停止した状態となりさらに
    前記貫通孔内にはレジンが充満していることを特徴とす
    る半導体装置。 2、前記接合材はAgペーストによる接合材であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体装置。 3、半導体素子が一時液状となった接合材によって固定
    される貫通孔付きタブを有するリードフレームであって
    、前記タブの主面には、前記貫通孔の縁に沿って前記液
    状となった接合材の流出部分を収容する窪んだ溝が設け
    られていることを特徴とするリードフレーム。
JP17273188A 1988-07-13 1988-07-13 半導体装置およびその製造に用いるリードフレーム Pending JPH0225061A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06350001A (ja) * 1993-06-11 1994-12-22 Nec Corp リードフレーム
DE4041346B4 (de) * 1990-12-21 2005-10-06 Infineon Technologies Ag Standard-Kunststoffgehäuse mit darin verkapselten Halbleiterchips

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DE4041346B4 (de) * 1990-12-21 2005-10-06 Infineon Technologies Ag Standard-Kunststoffgehäuse mit darin verkapselten Halbleiterchips
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