JPH02249679A - プリンタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発８１４はサーマルヘッド式のプリンタ装置に関する
ものである。

従来の技術 この種のプリンタ装置は第７図に示すように構成されて
いる。インクリボン１を内蔵しているインクリボンカセ
ット２は、プリンタ本体３に対して着脱が自在であって
、プリンタ本体３にはサーマルヘッド４とプラテンロー
ラ５および前記インクリボン１の巻き取り装置〔図示せ
ず〕などが実装されている。プリンタ本体３へのインク
リボンカセット２の取り付けは、インクリボンカセット
２の窓部６の位置で露出しているインクリボン１がサー
マルヘッド４とプラテンローラ５の間に位置するように
セットされ、プラテンローラ５と前記の窓部６の位置で
露出しているインクリボン１との間に被印字用紙〔図示
せず〕を介在させ、プリンタ本体３の側に取り付けられ
ている位置変更手段７によってサーマルヘッド４をプラ
テンローラ５の側に押し出して、サーマルヘッド４とプ
ラテンローラ５とで被印字用紙とインクリボン１とを挟
持し、プラテンローラ５を回転させて被印字用紙を移送
しながらサーマルヘッド４の発熱エレメントヘ印字内容
に応じて通電して、インクリボン１の熱転写インクが被
印字用紙に転写されて印字されている。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、インクリボンカセット２を
プリンタ本体３に取り付ける際にはインクリボンカセッ
ト２の窓部８の位置で露出しているインクリボン１をサ
ーマルヘッド４とプラテンローラ５の間に位置するよう
にセットしなければ成らないため、取り付は操作が難し
い。特に被印字用紙が幅広であってインクリボン１の幅
が広くなったような場合にはインクリボンカセット２が
大きくなって、取り付は操作が一層難しくなる。

本発明は被印字用紙が幅広でインクリボンの幅が広くな
っても、インクリボンを内蔵したインクリボンカセット
を容易にプリンタ本体にセットできるプリンタ装置を提
供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明のプリンタ装置は、インクリボンを内蔵したイン
クリボンカセットと、前記インクリボンカセットに取り
付けられたサーマルヘッドと、前記サーマルヘッドをプ
ラテンローラの側に押し出した印字位置とこの印字位置
よりも後退した待機位置とに移動させる位置変更手段と
を設け、位置変更手段によってサーマルヘッドを印字位
置に押し出してインクリボンと被印字用紙を介在させて
プラテンローラにサーマルヘッドを接当させた状態でサ
ーマルヘッドを駆動してインクリボンの熱転写インクを
被印字用紙に転写させることを特徴とする。

作用 この構成によると、インクリボンカセットの側に位置変
更手段が設けられているため、インクリボンカセットと
プラテンローラとの位置合わせだけで済む。

実施例 以下、本発明の実施例を第１図〜第６図に基づいて説明
する。なお、従来例を示す第７図と同様の作用を成す木
のには、同一の符号を付けて説明する。

第１図と第２図は本発明のプリンタ装置の概略を示す。

インクリボンカセット２には位置変更手段７を介してサ
ーマルヘッド４が取り付けられており、このインクリボ
ンカセット２をプリンタ本体３にセットしたときには、
接続プラグ８がプリンタ本体３の側に取り付けられたソ
ケット９に接続されて、位置変更手段７がプリンタ本体
３の側からの指示によってサーマルヘッド４をプラテン
ローラ５の側の印字位置に押し出した状態と第１図と第
２図に示すようにサーマルヘッド４が窓６に後退した待
機位置の状態とに切り換えられるように構成されている
。なお、サーマルヘッド４へもソケット９と接続プラグ
８を介してプリンタ本体３の側から信号が供給されてい
る。ｌＯは被印字用紙、　１１はインクリボン１の巻き
取り装置である。

第３図〜第５図は位置変更手段７の具体的な構成を示す
。第３図と第４図に示すように、インクリボンカセット
２の裏面に形成された収納部ｘ２で基端部が指示されて
いる軸１３にはブラケッＨ４を介してサーマルヘッド４
が取り付けられている。

ブラケット１４の上方位置では、ケース１５が軸１３に
回動自在に取り付けられている。ケース１５の端部に形
成された切り起こし片１６は、収納部１２に取り付けら
れているプランジャ１７に連結されている。

Ｉ８はインクリボンカセット２とケース１５の間に介装
された引っ張りばね、１９はケース１５とブラヶッ）１
４を連結するリンク、２０はケース！５とブラケット１
４の間に介装された圧縮ばねである。

第３図はプランジャ１７を引き込んだ状態、第５図はプ
ランジャ！７への通電をオフした状態を示しており、プ
ランジャ１７への通電をオフした状態では引っ張りばね
１８の引っ張り力によってケース１５が軸１３に対して
矢印Ａ方向に回動して、ブラケット１４がリンクＩ８を
介して同じく矢印Ａ方向に引き上げられてサーマルヘッ
ド４がプラテンローラ５から離れた状態になっている。

この第５図に示すようにインクリボンカセット２をプリ
ンタ本体３にセットする前あるいはセットした後に被印
字用紙■０がプラテンローラ５の上に通される。

第６図は赤、青、黄色の各インクリボンｌａ。

〜１ｃを内蔵したインクリボンカセット２ａ〜２Ｃを使
用してカラー印字する場合の実施例を示し、巻装体２５
から引き出された被印字用紙ＩＱは、インクリボンカセ
ット２ｂ、２ａの外面に接してガイドされ、さらにガイ
ドローラ２５を経てプラテンローラ５に巻装されてピン
チローラ２５ａ、２５ｂで挟持して矢印Ｂ方向に移送さ
れる。２５は駆動モータで、ベルト２５ａ、２５ｂを介
してプラテンローラ５とピンチローラ２５ａを駆動して
いる。

なお、各実施例において被印字用紙１０の空送り時に巻
き取り装置１１とプランジャ１７をオフすることによっ
て、インクリボンの消費を低減することができる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、インクリボンを内蔵した
インクリボンカセットに、サーマルヘッドとこのサーマ
ルヘッドをプラテンローラの側に押し出した印字位置と
この印字位置よりも後退した待機位置とに移動させる位
置変更手段とを設けたため、インクリボンカセットとプ
ラテンローラとの位置合わせだけでインクリボンカセッ
トをプリンタ本体にセットすることができ、操作性が向
上するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のプリンタ装置の一実施例の水平断面図
、第２図は同装置の縦断面図、第３図と第５図は同装置
における位置変更手段の具体例の水平断面図、第４図は
第３図の縦断面図、第６図は同装置をカラー印字式に構
成した場合の一部切り欠き正面図、第７図は従来のプリ
ンタ装置の要部斜視図である。 １・・・インクリボン、２・・・インクリボンカセット
、３・・・プリンタ本体、４・・・サーマルヘッド、５
・・・プラテンローラ、６・・・窓部、７・・・位置変
更手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、インクリボンを内蔵したインクリボンカセットと、
   前記インクリボンカセットに取り付けられたサーマルヘ
   ッドと、前記サーマルヘッドをプラテンローラの側に押
   し出した印字位置とこの印字位置よりも後退した待機位
   置とに移動させる位置変更手段とを設け、位置変更手段
   によってサーマルヘッドを印字位置に押し出してインク
   リボンと被印字用紙を介在させてプラテンローラにサー
   マルヘッドを接当させた状態でサーマルヘッドを駆動し
   てインクリボンの熱転写インクを被印字用紙に転写させ
   るプリンタ装置。