JPH02248556A - 自己保持性の前面構成要素 - Google Patents

自己保持性の前面構成要素

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JPH02248556A
JPH02248556A JP2014735A JP1473590A JPH02248556A JP H02248556 A JPH02248556 A JP H02248556A JP 2014735 A JP2014735 A JP 2014735A JP 1473590 A JP1473590 A JP 1473590A JP H02248556 A JPH02248556 A JP H02248556A
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JP2014735A
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English (en)
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Helfried Haehne
ヘルフリート・ヘーネ
Johann-Dietrich Woerner
ヨハン―ディ―トリヒ・ヴェルナー
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04CSTRUCTURAL ELEMENTS; BUILDING MATERIALS
    • E04C2/00Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels
    • E04C2/02Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by specified materials
    • E04C2/26Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by specified materials composed of materials covered by two or more of groups E04C2/04, E04C2/08, E04C2/10 or of materials covered by one of these groups with a material not specified in one of the groups
    • E04C2/284Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by specified materials composed of materials covered by two or more of groups E04C2/04, E04C2/08, E04C2/10 or of materials covered by one of these groups with a material not specified in one of the groups at least one of the materials being insulating
    • E04C2/288Building elements of relatively thin form for the construction of parts of buildings, e.g. sheet materials, slabs, or panels characterised by specified materials composed of materials covered by two or more of groups E04C2/04, E04C2/08, E04C2/10 or of materials covered by one of these groups with a material not specified in one of the groups at least one of the materials being insulating composed of insulating material and concrete, stone or stone-like material

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  • Structural Engineering (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、サンドイッチ構造を有する自己保持性前面構
成要素に関し、この前面構成要素は少なくとも2つの自
己保持層と少なくとも1つの中間層とで構成され、各層
は本質的に金属を含まず、これによって良好な断熱性と
、もし適当であるならば遮音性とを有し、ラジオ電波等
の電磁波を反射しない、自己保持性の前面構成要素に関
するものである。
本発明は、また、上述の前面構成要素の製造方法に関す
ると共に、ラジオ電波等の電磁波を全くあるいはほんの
少ししか反射しない建築構造用としての前記前面構成要
素の使用方法に関するものである。
(従来の技術) 特に、レーダーガイダンスシステムが取り付けられる範
囲では、ラジオ電波を反射しない建築物のみを建てるこ
とがしばしば要求される。この目的を達成するため、通
常の繊維強化コンクリートにラジオ電波吸収材料の厚い
被膜を形成することが既に知られており、この被膜がそ
れ自身で耐天候性を有さない場合には、更に、外面に付
加的な耐天候性表面仕上げを施すことが知られている。
ドイツ国公開公報第2.98,877号には建築材料と
しての複合サンドイッチパネルが開示され、このサンド
イッチパネルは非腐食性の固定アンカーによって強固に
連結された2枚の薄い壁状の外郭部材で構成され、この
外郭部材の間の空隙には、互いにオフセットされて配置
されかつ平行な奥所を有する絶縁材料が充填されている
この2枚の外郭部材(Dは1.5センチメートルよりも
薄く、外郭部材の間に強固にはめ込まれた絶縁材料は所
望の厚さをとることができる。
好ましい実施例では、この外郭部材は非腐食性の繊維や
繊維織物で強化された粒子の細かいコンクリートで構成
される。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、このような複合パネルは、本発明の意味におけ
る自己保持型の前面構成要素としては、例えば金属の支
持構造によって安定性を得なければ、一般に、十分な強
度値を示さない。したがって、たとえ外郭部材を繊維強
化しても、これらのパネルは限られた範囲でしか使用で
きない。
例えば金属製の固定アンカーのような金属製の建築材料
を付加的に使用しなければならないということは、この
ようなパネルはラジオ電波を反射しない構造の建築物に
使用するには不適当であることを意味する。
したがって、従来から知られているこれらの解決手段は
、実施するには高価であって工費を上昇させる要素にな
るか、その目的を達成することが本質的に不可能になる
。それ故、比較的簡単に製造でき、組み付けが便利で、
同時に機械強度、耐天候性、断熱性及び遮音性、そして
ラジオ電波を反射しない等の総ての要求を満足させる自
己保持性前面構成要素の提供が熱望されている。
本発明は、このような前面構成要素を提供することを目
的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明の自己保持性前面構成要素は、少なくとも2つの
自己保持性層と該自己保持性層の間に位置する少なくと
も1つの絶縁層からなるサンドイッチ構造の多層構造を
有し、各要素は本質的に又は完全に金属を含まず、前記
自己保持性層は繊維強化コンクリートからなり、前記層
は本質的にかつ完全に金属を含まない固定手段によって
互いに強固に固定される。本発明の意義の範囲内におい
て、コンクリートという用語は軽量コンクリートをも意
味するものとする。
(作用) 本発明の前面構成要素の付加支持層の作用は構成要素に
高い機械的強度を付与することにあり、特に構成要素が
同一の又は他の建築材料に組み付けられて安定した自己
保持性の建築壁を提供することができるように高いたわ
み引っ張り強度を付与することにある。本発明の前面構
成要素は、本質的には1つの負荷支持層しか必要としな
いが、安定性についての特別に厳しい要求がある場合、
又は特別な静的な設計が為されなければならない場合に
は、2つまたはそれ以上の負荷支持層とこれらの負荷支
持層の間に配置された絶縁層とを用いることが有利であ
る。このような多層構造は、静的な安定性を増大させる
のみならず、遮音性と断熱性に関して特に優れた効果を
示す。本発明の前面構成要素を更に優れたものにするに
は、1つまたは2つ以上の負荷支持層に、例えば強化リ
ブのような公知の形状を形成することによって、その強
度は極めて高いものになる。一般的に、本発明の前面構
成要素に必要な強度を付与するためには1つの負荷支持
層で十分である。前面構成要素として好ましいのは、1
つの負荷支持層を有し、全体として3層構造を有するも
のである。
表面層の作用は、主として、下部に位置する構造に対す
る保護作用にある。それ故、表面層は収縮破壊、天候あ
るいは氷結等の影響を出来るだけ受けないものでなけれ
ばならない。この作用は表面層に特定の形状を形成する
ことによって更に強化される。この特定の形状とは、例
えば本発明の前面構成要素に隣接しかつ重ね合わされた
表面シェルがうろこのように重なり合い又は挿入されて
互いに保合するような端部形状にすることによって構成
される。
負荷支持層及び表面層という自己保持性層の強さに対し
ては、これらの層を構成する繊維強化されたコンクリー
トの構造が第一に重要である。これらの層(外郭または
シェルとも呼ぶ)の上述した作用、例えば耐天候性、耐
氷結性、表面層の収縮破壊に対する耐久性、負荷支持層
の負荷支持容量及び負荷支持層の収縮破壊に対する耐久
性に対応する特性は、これらの層を構成する繊維強化コ
ンクリートの構造によって本質的に決定される。
一般的には、上述の仕様に合致する総ての公知のコンク
リート母体の構成が表面層及び負荷支持層として使用で
きる。公知のように、このようなコンクリート母体は、
無機又は有機のバインダーと、例えば砂利、砂、木片、
飛散灰等の骨材と、もし適当ならば、例えば可塑剤、多
孔性物質等の付加剤とで構成される。使用できる無機バ
インダーは総ての等級のセメントのみならず、例えば石
膏又は硫黄を使用することができ、また有機バインダー
としては本質的に、エポキサイド樹脂、ポリエステル樹
脂、またはPPC樹脂が使用できる。バインダーと骨材
とはコンクリート中に1=3から1=8の比率で存在す
るのが好ましい。骨材は、一般には、コンクリートミッ
クスの重量の5%までの比率でコンクリート中に付加さ
れる。無機または有機のバインダーを使用して適当なコ
ンクリートミックスを作るための詳細なデータは、例え
ば Lueger、Lexikon der Tecb
nik  [工学事典]、Deutscbs  Ver
laHsanstalL  5tuttHrt、(19
66)の第10巻の第180ページ以下 および第11
巻の第739ページ以下、Meyers Hzndbu
chllberdie Tecbnik  [マイヤー
の工学ハンドブック]、Bib1io(raphisc
hes In5LiLuL、 Mannheim/ W
ien/2urich(1971)の第136ページ以
下、[1111121111s Encycloped
ix ol IndustrialChemistry
の第15巻の第516から533ページ、および Po
lymers in CondreteSAa+eri
canConcrete 5ociety、 DeLr
oit 1978.5pec。
Publ、SP 58  に記載されている。
上記の範囲内で、コンクリートミックスの組成は所望の
明細に従い自明に選択される。
コンクリートミックスの特性は繊維の混合比率によって
もかなりの程度決定される。
繊維強化コンクリートに含まれる繊維は連続した個々の
フィラメントでも、長さ2ないし60am。
好ましくは6ないし12+amに裁断したものでも良く
、繊維強化コンクリート中に均一にでも不均一にでも分
散して良いが、制御された不均一性を持つて分散するの
が望ましい。また、前記繊維は/1ンクやロッドの連続
したヤーンやファイノ(−ヤーンの形態を取るものでも
、織物や編み物、不織物などの平坦な布構造物の形態を
取るものでも良い。
繊維強化コンクリートから成る自己保持層の厚み全体に
均一に繊維材を分配させることは、連続した、または、
裁断した繊維をコンクリート中・ソクスに加え、均一に
交ぜ合わせることでとても容易に達成される。もつと厚
い層、特に負荷支持層については、たわみストレスの場
合最も力のかかる該層の表面付近における繊維の混合比
率を高めることが有利である。個々の繊維の使用に関し
、このように不均一性をコントロールすることは、例え
ば、繊維混合比率の異なる2つのコンクリートミックス
を用意してこれらを所望の方法で積み重ね、固まらせる
ことにより達成される。ヤーン、ハンク、ロッド、織物
、編み物、または不織物の形態の繊維製品を使用する場
合、これらの材料(ま、勿論コントロールされた方法で
、自己保持性建築構成要素の特に優先的に補強されるべ
き部分番こ導入することができる。したがって、例えば
、繊維ハングまたは繊維ロッドを自己保持性建築構成要
素の2つの表面付近に水平平行配列にも縦配列にも入れ
ることができる。勿論、繊維材によって建築構成要素の
よりニュートラルな内層を補強することも可能である。
本発明による前面構成要素の繊維強化コンクリートにお
ける繊維比率は平均0.1ないし10容量%、好ましく
は0.3ないし2容量%、特に0゜5ないし1容量%で
ある。前面構成要素の表面層および負荷支持層にかかる
様々な機械的ストレスに対応するために、上記範囲内で
繊維材の量を増すことができる。従って、表面外郭には
0.3ないし0.6容量%だけの繊維材を使用すること
が望ましいが、負荷支持外郭には1ないし2容量%の繊
維材を使用することが望ましい。
繊維材の化学的性質ちまた本発明の前面構成要素の静的
特性にとって神に重要である。使用される繊維は化学薬
品、特に酸とアルカリに侵されず、耐熱性かつ耐腐食性
のものでなければならず、また基体での優れた結合反応
を示すとともに、健康上の危険をもたらすようなもので
あってはならない。以上の要件は、例えばポリアクリロ
ニトリル、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド
、アラミドの繊維材、および炭素繊維といった合成繊維
によって最も良く満たされる。アルカリ性のコンクリー
トミックスに関しては、ポルアクリロニトリル繊維を使
用することが望ましく、また、遮蔽された末端基(ma
sked end groups)を有するポリエステ
ルからなるポリエステル繊維も望ましい。ポリアクリロ
ニトリルおよびポリエステル繊維は同様にFCCコンク
リートに使用されることが望ましい。上記のタイプのお
びただしい種類の繊維材が市販されており、コンクリー
トミクスを強化するためには強度の高い等級のものを使
用するのが有益である。特に、強度の高い同質重合の、
いわゆる工学的ポルアクリロニトリル繊維、例えば、D
olanitのような繊維はそれゆえに本発明の前面構
成要素を製造するのに特に好まれるが、股的に使用され
うる。番手しだいで、このような工学的繊維は、対応す
る布地繊維の初期係数と最終強度の2倍から3倍を有し
、従ってはるかに優れた強化特性を示す。
本発明の前面構成要素の多孔性絶縁層は原則としてはす
べての多孔性絶縁材から造ることができる。柔らかく柔
軟性のある素材と寸法的には安定した堅い素材の両方を
使用することができる。これらは、例えば、特にミネラ
ルウールマットやガラス繊維マットのような無機繊維の
繊維マット、好ましくはバインダーを添加することによ
り強化したものや、例えば、ラテックス材の柔軟性のあ
る7オウムや好ましくは、例えばポリスチレン7オウム
、ガラスフオウム、ポリスレン7オウムのような堅いフ
ォウムであって良い。交互に繊維強化された堅いフオウ
ムスラブも特に好ましく、特に3次元的繊維構造物の混
入によって高い機械強度を有するものが望ましい。
既に述べたように、本発明の前面構成要素は負荷支持層
と絶縁層と表内層とからなる3層構造を有することが望
ましい。各層の厚さは前に特定した機能に従って選択さ
れる。従って、負荷支持層の厚さは繊維強化コンクリー
トの強度を考慮して静力学的要件に合うようなものであ
り、表面層と絶縁層の厚さは要求される保護性や絶縁性
に従って選択される。
以下に示す厚さの範囲は、特に3層構造の前面構成要素
の場合に有利であることが証明されている。すなわち、 静的な要求に従って、8から30センチメートル、好ま
しくは10から20センチメートルの負荷支持層、 3から8センチメートル、好ましくは4から6センチメ
ードルの表面層、そして、 2から30センチメートル、好ましくは5から15セン
チメートルの絶縁層である。
本発明の前面構成要素の各々の層は互いにしっかりと接
合される。各層の接合は、その製造工程や施工工程やそ
の後の使用中に生じる総てのせん断力及び剥離させよう
とする力に耐えるように、強固に成されなければならな
い。特に、仕上げられた建築物では、この強固な接合は
表面層自体の重量と表面層に作用する風の吸引力を吸収
しなければならない。各層の接合には、所望の強度を付
与する総ての公知の手段が使用され得る。これにより、
適当な、堅さと形状安定性を有する絶縁材料と比較的軽
量な位置決めシェルとが選択される場合には、この3層
の接着剤による接合が可能である。本質的にあるいは好
ましくは完全に金属を包含しないアンカーによって、本
発明の前面構成要素の各層を強固に接合することは、ア
ンカーの使用によって前面構成要素の総ての層が穿孔さ
れ、かつアンカーが繊維強化されたコンクリートに強固
に固定されなければならないが、絶縁層の機械的特性に
は無関係であるから、好ましい。これらの好ましい金属
を包含しないアンカーに使用される材料は、引っ張り強
度とたわみ強度とせん断強度が高い繊維強化プラクチッ
クが有利である。このアンカーを繊維強化コンクリート
層に離脱しないように固定するには一アンカーの形状を
少なくとも1箇所変更すること、例えば曲成したり半径
を変えたりして、この曲成領域や変更された半径を有す
る部分が繊維強化コンクリート層中に位置するようにす
る。しかし、本発明の前面構成要素の繊維強化コンクリ
ート層中にアンカーを固定するには他の方法を採ること
もできる。このようにして、例えば前面構成要素の総て
の層を貫通したアンカーが広げられて、繊維強化コンク
リート層の領域に固定される。適当な高強度の接着剤に
よってアンカーを繊維強化コンクリート層の領域に接着
しても、アンカーをコンクリート層に固定することがで
きる。アンカーは本発明の前面構成要素の表面に均一に
分配されて配置され、これにより総てのアンカーには伝
達されるべき力がほぼ均一にかかることになる。通常、
アンカーの数が伝達されるべき力の大きさとアンカーの
安定性を決定する。主として風による吸引力を吸収しな
ければならないアンカーは本発明の前面構成要素の表面
に対してほぼ直角をなし、これとは逆に、主として表面
層自体の重量を吸収しなければならないアンカーの方向
は縦方向であることが好ましい。これは、これらのアン
カーが傾斜していること、j〜なわち前面構成要素の縦
方向に傾いていることを意味する。
表面シェルの自重による力を減少させるための他の方法
としては、表面層とこれに接合される負荷支持層とに、
高さが互いにオフセットされ、かつこれらの2つの層の
間の空隙に突出すると共に、水平方向に延在する肩部を
形成し、表面層の自重が表面層の肩部から絶縁層の材料
中を通って負荷支持層の肩部に伝達されるように、これ
らの肩部を重ね合わせることもできる。このような設計
には絶縁層の対応する負荷支持容量を前置て知ることが
、当然、必要である。また、表面層とこれに接合される
負荷支持層′とに複数の水平方向に延在する肩部を形成
し、これらの肩部を高さ方向に間隔をあけて設置すると
共に力を伝達するように互いに共同させることもできる
。肩部の突出量は、絶縁層の厚さの約2/3から3/4
の長さに対応するように選択される。これにより、一方
では重大でないコールドブリッジ(c++Id bri
dHs)が形成されると共に、他方では表面層の自重に
よる力を伝達するために肩部が十分に重なるという結果
を生じる。肩部の断面形状は、例えば長方形断面や三角
形断面等、本質的に自由に選択することが可能であるが
、その厚さは発生した力を伝達するのに十分なものでな
ければならない。三角形又は不等辺四角形の断面形状に
よれば、絶縁層がより薄い領域が比較的小さく保たれ得
るという効果を生じる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら、本発明の一実施例を説明す
る。
第1図及び第2図は本発明の好ましい実施例を示してい
る。第1図には本発明の全面構成要素の傾斜した上面が
概略的に図示されており、各層の一部が除去されている
。この全面構成要素は、負荷支持層(1)と表面層(2
)と絶縁層(3)からなり、各層の強固な接合のために
アンカー(4)と肩部(5)と有する。
本発明のこれらの全面構成要素には、上述の好ましい特
徴の幾つかを結合することが特に望ましい。例えば、負
荷支持層と表面層と中間絶縁層とから成る本発明の自己
保持性前面構成要素は特に好ましく、これは完全に金属
を包含しないことが好ましい。負荷支持層と表面層は繊
維強化コンクリート、特にセメントコンクリートで構成
されることが好ましく、この強化用の繊維は2がら60
ミリメートルの長さを有するステープルファイバーの形
態を1とり、ポリアクリロニトリルで構成されることが
好ましい。そして、これらの3つの層はプラスチック製
のアンカーで互いに強固に接合されることが好ましい。
本発明の前面構成要素は次のようにして製造される。す
なわち、繊維強化コンクリート製の少なくとも2枚の自
己保持性平坦要素が多孔性絶縁材料製の中間層によって
互いに強固に接合される。
形状安定性と機械的な負荷強度の高い絶縁材料が使用さ
れる場合には、前もって製造しておいた個々の層を接着
剤によって強固に接合することができる。本発明の前面
構成要素を製造するには、また、前もって製造しておい
た層を所望の方法で位置決めし、適当にサンドイッチさ
れたこれらの層をその表面上の幾つかの点で穿孔し、そ
して繊維コンクリート層の領域に固定され得るプラスチ
ック製アンカーをこれらの穿孔に導入する。この場合に
は、固定はプラスチック製アンカーの端部を広げること
、あるいはプラスチック製アンカーの接着によって達成
され得る。この製造方法は、絶縁層の機械的な安定性に
は依存しない。最後に、コンクリートが凝固する前に各
層を積み重ね、特定の端部形状を有するプラスチック製
アンカーを未だ流動状態のコンクリート中に導入するこ
とも可能である。この場合には、コンクリートが凝固す
ることによって、複合層構造の強固な接合が達成される
。最後の方法は、絶縁材料の機械的な安定性には同様に
依存せず、本発明の前面構成要素の有効な大量生産に特
に適している。したがって、この方法は特に好ましい。
その他、形状安定性のある絶縁材料の使用が特に有利で
ある。
(発明の効果) 本発明の前面構成要素は、例えば空港付近のようなラジ
オ電波ガイドシステムが作動しているような区域で、建
築物を建てるときに使用されると極めて大きな効果を生
じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の前面構成要素の一分切り
欠き斜視図、 第2図は、本発明の一実施例の前面構成要素の概略的な
斜視図である。 1・・・負荷支持層 2・・・表面層 3・・・絶縁層 4・・・アンカー 5・・・肩部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも2つの自己保持性層と、少なくとも1つ
    の中間絶縁層とで構成され、前記中間絶縁層は本質的に
    金属を含まず、前記自己保持性層は繊維強化コンクリー
    トで構成され、前記自己保持性層と前記中間絶縁層とは
    、本質的に非金属性の固定手段によって、互いにしっか
    りと固定されている、サンドイッチ構造を有する自己保
    持性の前面構成要素。 2、前記前面構成要素が完全に金属を含まない、特許請
    求の範囲第1項に記載の前面構成要素。 3、前記自己保持層の少なくとも1つが負荷支持層であ
    り、前記自己保持層の少なくとも1つが外面に位置する
    表面層である、特許請求の範囲第1項又は第2項に記載
    の前面構成要素。 4、前記絶縁層が多孔性の無機又は有機材料で構成され
    ている、特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれ
    か1項に記載の前面構成要素。 5、前記前面構成要素が負荷支持層(1)と前面層(2
    )と中間絶縁層(3)との3層で構成されている、特許
    請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項に記載
    の前面構成要素。 6、前記本質的に金属を含まない固定手段がアンカーで
    あり、好ましくはプラクチック製のアンカーである、特
    許請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1項に記
    載の前面構成要素。 7、前記前面層とこれに隣接する前記負荷支持層とは水
    平な肩部(5)を有し、該肩部は互いに高さがオフセッ
    トされると共に前記2つの層の間の隙間内に突出し、前
    記肩部は、前記表面層自身の重量がその肩部から前記絶
    縁層の材料を介して前記負荷支持層の肩部に伝達される
    ように、重ねられている、特許請求の範囲第1項から第
    6項までのいずれか1項に記載の前面構成要素。 8、前記負荷支持層の厚さは8ないし30センチメート
    ルであり、前記表面層の厚さは3ないし8センチメート
    ルであり、前記絶縁層の厚さは2ないし30センチメー
    トルである、特許請求の範囲第1項から第7項までに記
    載の前面構成要素。 9、前記自己保持性外郭部材の前記繊維強化コンクリー
    トは、連続フィラメント、裁断されたフィラメント、連
    続した又は裁断されたヤーン、ハンク、ロッド、織物、
    編み物、又は不織物の形態の繊維を含む、特許請求の範
    囲第1項から第8項までのいずれか1項に記載の前面構
    成要素。 10、前記繊維材料が前記コンクリート中に平均で0.
    1から10%の量だけ含まれ、好ましくは体積で0.3
    から2%だけ含まれている、特許請求の範囲第1項から
    第9項までのいずれか1項に記載の前面構成要素。 11、前記自己保持性層を構成する前記繊維強化コンク
    リートはポリアクリロニトリル又はポリエステルの繊維
    材料を含む、特許請求の範囲第1項から第10項までの
    いずれか1項に記載の前面構成要素。 12、前記前面構成要素が負荷支持層と表面層と中間絶
    縁層とで構成され、これらの各層は完全に金属を含まず
    、前記負荷支持層と前記表面層とは繊維強化コンクリー
    トで構成され、該コンクリートの強化繊維は2ないし6
    0ミリメートルの繊維長さを有する裁断された繊維の形
    態をとり、前記強化繊維はポリアクリロニトリルからな
    り、前記3つの層はプラスチック製のアンカーによって
    しっかりと結合されている、特許請求の範囲第1項から
    第11項までのいずれか1項に記載の前面構成要素。 13、前記前面構成要素は、多孔性の絶縁材料の中間層
    によって互いにしっかりと結合された、繊維強化コンク
    リート製の、少なくとも2つの自己保持性平面構成要素
    を有する、特許請求の範囲第1項に記載の自己保持性前
    面構成要素の製造方法。 14、多孔性の絶縁材料で構成された、寸法の安定した
    、機械的負荷をかけることのできる、平面構成要素が使
    用される、特許請求の範囲第13項に記載の製造方法。 15、前記層のしっかりとした結合がアンカーによって
    連成される、特許請求の範囲第13項に記載の製造方法
    。 16、前記層は前記コンクリートが固まる前に積み上げ
    られ、一定形状の端部を有するプラスチック製アンカー
    が未だ流動状のコンクリート中に挿入される、特許請求
    の範囲第13項に記載の製造方法。 17、前記前面構成要素を、電磁波を反射しない建築物
    用の建築材料として使用する、特許請求の範囲第1項記
    載の自己保持性前面構成要素の使用方法。
JP2014735A 1989-01-24 1990-01-24 自己保持性の前面構成要素 Pending JPH02248556A (ja)

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