JPH02248121A - ワイヤレスヘッドホンシステム - Google Patents

ワイヤレスヘッドホンシステム

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JPH02248121A
JPH02248121A JP1068830A JP6883089A JPH02248121A JP H02248121 A JPH02248121 A JP H02248121A JP 1068830 A JP1068830 A JP 1068830A JP 6883089 A JP6883089 A JP 6883089A JP H02248121 A JPH02248121 A JP H02248121A
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charging
headphone
wireless headphones
headphones
secondary battery
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Kensaku Abe
健作 阿部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、赤外線を音声信号の伝送媒体として用いる
ことにより接続コードが不要とされたワイヤレスヘッド
ホンシステムに関するもので、特に、ワイヤレスヘッド
ホン側の二次電池の充電に係わる。
〔発明の概要〕
この発明は、ワイヤレスヘッドホンシステムにおいて、
受信した信号を復調してヘッドホンユニットに出力を供
給する復調手段と、この復調手段に電源を供給する二次
電池と、この二次電池に充電電流を供給するための端子
とを有するヘッドホンと、入力された信号に所定の変調
を施して送信する送信手段と、ヘッドホンの二次電池を
充電する充電手段と、この充電手段に設けられた上記端
子と電気的に接続する接点とを有する送信装置とを備え
、ヘッドホンに上記端子と接点が電気的に接続した状態
で送信装置に設けられた保合部と係合する被係合部とを
設けることにより、ヘッドホン側にある二次電池の充電
を容易に行なえるようにしたものである。
〔従来の技術〕
通常のワイヤード方式のヘッドホンでは、接続コードが
長く導出されており、この接続コードがオーディオ機器
と接続され、この接続コードを介してオーディオ機器か
らヘッドホンに音声信号が供給される。
このようなワイヤード方式の通常のヘッドホンは、接続
コードの長さの範囲により、・ヘッドホンを装着してい
るユーザーの行動範囲が制限されてしまう。ユーザーの
行動範囲が接続コードの長さ以上の範囲に及ぶと、接続
コードが引っ張られ、ユーザーの頭部よりヘッドホンが
脱落してしまうという問題がある。
このような問題点を解決するために、例えば特開昭55
−82596号公報に開示されているように、送信装置
からワイヤレスヘッドホンに赤外線を使ってオーディオ
信号を伝送するようにしたワイヤレスヘッドホンシステ
ムが提案されている。
この種のヘッドホンシステムを用いると、ユーザーはヘ
ッドホンを装着したまま゛広い範囲を行動できる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の特開昭55−82596号公報に示されているよ
うなワイヤレスヘッドホンの場合には、送信されてきた
信号を復調してヘッドホンユニットに供給し、ヘッドホ
ンユニットから再生信号を得るようになっているため、
ワイヤレスヘッドホン側に復調及びその他の回路を動作
させるための電源が必要になる。この電源を商用電源か
ら得るようにしたのでは、ワイヤレスヘッドホンから電
源コードが導出されることになり、ワイヤレスヘッドホ
ンの利点が損なわれる。
このワイヤレスヘッドホン側に設ける電源としては、経
済性を加味すると、充電して再使用可能な二次電池を用
いるのが好ましい。ところが、二次電池を用いる場合に
は、何らかの手法で二次電池の充電を行う必要がある。
特別な充電操作の不要な電源としては、太陽電池がある
。そこで、ヘッドホンに太陽電池を取り付けることも考
えられる。ところが、太陽電池を用いる場合には、充電
のための光量を十分に与えなければならない。オーディ
オ装置は室内で使用されることが多く、太陽電池の場合
、室内の暗い場所では十分な充電のための光量が確保で
きない。
また、太陽電池の場合、受光面が光源に正しく向いてい
ないと効率的に充電が行なえず、受光面が光源に向けら
れない状態で放置されると、使用したいときに直ちにヘ
ッドホンを使用できず、充電に長い時間が必要になる。
二次電池の充電には、商用電源を用いて電池を単体で二
次電池を充電する汎用の充電器が用いられている。ワイ
ヤレスヘッドホンの電源として二次電池を用いた場合、
この種の汎用の充電器で電池の充電を行うことが考えら
れる。ところが、汎用の充電器の場合、充電の度に二次
電池を単体として電子機器本体から取り外さなければな
らず、使用上、不便である。また、汎用の充電器を用い
ると、接続間違いや充電器の誤操作により、機器を故障
させることがある。
また、電子機器本体に充電用のコネクタを設け、充電時
には、充電器のソケットを電子機器本体の充電用のコネ
クタに接続して電子機器内部にある二次電池の充電を行
うようにしたものがある。このようなものでは、電子機
器内部にある二次電池を取り外すことなく充電を行なえ
る。
ところが、充電用のコネクタを機器本体に設け、充電器
のソケットと機器本体の充電用のコネクタとを接続して
充電を行うようした場合でも、充電を行う度に機器本体
側の充電用コネクタと充電器側のソケットとの着脱を行
わなければならず、使用上不便である。
したがってこの発明の目的は、特別な手間を要すること
なくヘッドホン側の二次電池を充電することができるヘ
ッドホンシステムを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、受信した信号を復調してヘッドホンユニッ
トに出力を供給する復調手段と、この復調手段に電源を
供給する二次電池と、この二次電池に充電電流を供給す
るための端子とを有するヘッドホンと、 入力された信号に所定の変調を施して送信する送信手段
と、ヘッドホンの二次電池を充電する充電手段と、この
充電手段に設けられた上記端子と電気的に接続する接点
とを有する送信装置とを備え、 ヘッドホンに上記端子と接点が電気的に接続した状態で
送信装置に設けられた保合部と係合する被係合部とを設
けてなるヘッドホンシステムである。
〔作用〕
ワイヤレスヘッドホン2を使用していないときには、ワ
イヤレスヘッドホン2のハンガ一部31の頂部が送信装
置1の上部の係合凹部15に係合され、ワイヤレスペッ
ドホン2が送信装置1上に保持される。この際、係合凹
部15に植立されているピン16A及び16Bが隆起部
33の底面の孔51A、51Bに挿入される。
これにより、ピン16A及び16Bが孔51A及び51
Bに接触され、ピン16A及び16Bから出力される充
電用の電源が孔51A、51B内の接点を介され、ユニ
ット部32A及び32B内にある二次電池45A及び4
5Bに充電電流が流される。
このため、不使用時にワイヤレスヘッドホン2のハンガ
一部31の頂部を送信装置1の上部の係合凹部15に係
合して保持しておくと、ワイヤレスヘッドホン2のユニ
ット部32A及び32B内にある二次電池45A及び4
5Bが充電される。
したがって、使用の度に充電操作を行う必要がなく、充
電の手間が不要である。
〔実施例〕
この発明の一実施例について以下の順序で説明する。
a、送信装置の外観の構成 り、ワイヤレスヘッドホンの外観の構成C1送信装置の
内部構成 d、ワイヤレスヘッドホンの内部構成 a、送信装置の外観の構成 この発明は、オーディオ機器からの出力信号をFM変調
し、このFM変調されたオーディオ信号を赤外線信号で
送信する送信装置1と、この送信装置1からの赤外線信
号を受光し、この受信信号を復調し、この復調出力をヘ
ッドホンユニットに供給するワイヤレスヘッドホン2と
から構成される。
第1図は、送信装置1の外観の構成を示し、第2図はワ
イヤレスヘッドホン2の外観の構成を示すものである。
先ず、送信装置1の外観の構成について説明する。
第1図において、送信装置1の装置本体11の前側面1
1Aには、インジケータ用の発光素子12及び8個の赤
外線発光素子13A〜13Hが配設される。インジケー
タ用の発光素子12は、ワイヤレスヘッドホン2の二次
電池45A及び45B(第3図)に対する充電設定の状
態を示している。
すなわち、後述するように、ワイヤレスヘッドホン2は
二次電池45A、45Bで駆動され、このワイヤレスヘ
ッドホン2の二次電池45A、45Bは、送信袋N1を
用いて充電される。充電モードには、ノーマル充電モー
ドと象、速充電モードとがある。ノーマル充電モードで
は、例えば50時間でワイヤレスヘッドホン2内の二次
電池45A、45Bがフル充電される。急速充電モード
では、例えば3時間を2回でワイヤレスヘッドホン2内
の二次電池45A、45Bがフル充電される。
充電モードの設定は、装置本体11の後側面11Cにあ
るモード設定スイッチ(図示せず)により行われる。設
定された充電モード及び充電状態に応じて、インジケー
タ用の発光素子12が点燈される。
8個の赤外線発光素子13A〜13Hからは、FM変調
されたオーディオ信号の赤外線信号が出力される。すな
わち、送信装置ffで、接続用のコード19を介して入
力されるオーディオ機器からのオーディオ信号がFM変
調される。このFM変調されたオーディオ信号が8個の
赤外線発光素子13A〜13Hから出力される。
なお、8個の赤外線発光素子13A〜13HからFM変
調されたオーディオ信号の赤外線出力を同時に発光させ
ているのは、赤外線発光素子13A〜13Hのそれぞれ
からの赤外線出力には指向性があるので、1つの赤外線
発光素子だけでは、送信装置1とワイヤレスヘッドホン
2との位置関係によっては、送信装置1からの赤外線信
号がワイヤレスヘッドホン2に十分届かない可能性があ
るからである。このように、8個の赤外線発光素子13
A〜13Hを用いることにより、発光される赤外線信号
の指向性がなくなり、到達エリアが拡大される。
装置本体11の上面11Bには、係合凹部15が設けら
れる。この係合凹部15の大きさは、後述するワイヤレ
スヘッドホン2゛のハンガ一部31の頂部にある隆起部
33の幅に対応している。この係合凹部15内には、2
つのピン16A及び16Bが植立される。このピン16
A及び16Bは、ワイヤレスヘッドホン2のハンガ一部
31の隆起部33の底面にある2つの孔51A及び51
B(第5図)の位置に対応している。この2つのピン1
6A及び16Bは、送信装置1を用いてワイヤレスヘッ
ドホン2の二次電池45A、45Bを充電する際の充電
用電源供給用の端子とされる。
装置本体11の後側面11Cからは、電源アダプター1
7の接続コード18が導出される。電源アダプター17
は、商用電源のコンセントに装着される。また、装置本
体11の後側面11Cには、オーディオ機器との接続用
のコード19が導出される。このオーディオ用の接続コ
ード19の先端に取り付けられたプラグ20は、コンパ
クトディスクプレーヤやカセットテープレコーダ等のオ
ーディオ機器の出力端子に接続される。
この装置本体11は、基台21上に配置される。
装置本体11の基台21に対する仰角は、軸22を中心
として可変自在とされている。装置本体11の基台21
に対する仰角を調整することで、ワイヤレスヘッドホン
2の受信感度を最適に調整することができる。
b、ワイヤレスヘッドホンの外観の構成次に、ワイヤレ
スヘッドホン2の構成について説明する。
ワイヤレスヘッドホン2は、第2図に示すように、ハン
ガ一部31に左右のユニット部32A及び32Bを取り
付けた構成とされている。ハンガ一部31の頂部には、
隆起部33が形成される。
このワイヤレスヘッドホン2には、3個の受光素子34
.35A及び35Bが配設される。これらの受光素子3
4.35A及び35Bにより、送信装置1の赤外線発光
素子13A〜13Hから送られてくる赤外線信号が受光
される。
受光素子34は、隆起部33に背面側に向けて配設され
る。受光素子35A及び35Bは、ユニット部32A及
び32Bに、前方下側に向けてそれぞれ配設される。
受光素子35A及び35Bを前方下側に向けてそれぞれ
配設することにより、ユーザーが自然な状態でワイヤレ
スヘッドホン2を装着しているとき、送信装置1の赤外
線発光素子13A〜13Hから送られてくる赤外線信号
が最適に受信できる。
また、受光素子35A及び35Bを前方下側に向けて配
設すると、髪の毛により受光素子35A及び35Bが隠
されてしまうことが防げる。一方、受光素子34を隆起
部33に背面側に向けて配設することで、壁に反射して
送られてきた送信装置1の赤外線発光素子13A〜13
Hからの赤外線信号が最適に受信できる。
ユニット部32A(32B)は、第3図に示すように、
ハウジング41A(41B)によりその外観が覆われて
いる。このハウジング41A (41B)の一部に受光
窓42A (42B)が形成され、この受光窓42A(
42B)を介して受光素子35A(35B)で赤外線信
号が受光される。
ユニット部35A(35B)の耳に装着される部分には
、イヤーバッド43A(43B)が設けられる。このイ
ヤーパッド43A(43B)は、第4図に示すように、
ウレタンフオーム46A(46B)と表皮47A(47
B)とからなる。
ユニット部32A及び32Bのハウジング41A(41
B)内には、第4図に示すように、ヘッドホンユニット
4.4A(44B)が配設されるとともに、ニッケルカ
ドミウム電池等の二次電池45A(45B)が配設され
る。この二次電池45A(45B)は、ワイヤレスヘッ
ドホン2を駆動するための電源とされる。左右の二次電
池45A(45B)を直列接続することにより、例えば
2゜4Vの電源電圧が得られる。
隆起部33の底面には、第5図Aに示すように、孔51
A、51Bが配設される。この孔51A、51Bは、装
置本体1の係合凹部15にあるピン16A及び16Bと
対応した位置に配設される。
この孔51A、51B内には、ピン16A及び16Bと
接触する接点が設けられている。この孔5IA、51B
が充電用電源入力用の端子とされる。
隆起部33の後側面には、第5図Bに示すように、チャ
ージオン/オフ設定用のスイッチ52が配設される。こ
のチャージオン/オフ設定用のスイッチ52により、ユ
ニット部32A及び32.B内にある二次電池45A及
び45Bのチャージオン/オフが設定されるとともに、
隆起部33の底面にある孔51A、51Bがこのスイッ
チ52と連動して開閉される。
この一実施例では、不使用時には、ワイヤレスヘッドホ
ン2のハンガ一部31の頂部が送信装置1の上部の係合
凹部15に係合され、ワイヤレスヘッドホン2が送信装
置1の上部に保持される。
使用時には、この送信装置1の上部の係合凹部15に保
持されていたワイヤレスヘッドホン2が外され、ワイヤ
レスヘッドホン2がユーザーの耳に装着される。
不使用時にワイヤレスヘッドホン2のハンガー部31の
頂部を送信袋W1の上部の係合凹部15に係合する際、
第6図に示すように、係合凹部15に植立されているピ
ン16A及び16Bが隆起部33の底面の孔51A及び
51Bに挿入される。
なお、この時には、隆起部33の後側面のチャージオン
/オフ設定用のスイッチ52がチャージオン側に設定さ
れ、孔51A、51Bが開放された状態にある。
このように、不使用時にワイヤレスヘッドホン2のハン
ガ一部31の頂部を送信装置1の上部の係合凹部15に
係合して保持しておくと、ピン16A及び16Bが孔5
1A及び51Bに接触される。これにより、ピン16A
及び16Bから出力される充電用の電源が孔51A、5
1.B内の接点を介され、ユニット部32A及び32B
内にある二次電池45A及び45Bに供給される。
このため、不使用時にワイヤレスヘッドホン2のハンガ
一部31の頂部を送信装置1の上部の係合凹部15に係
合して保持しておくと、ワイヤレスヘッドホン2のユニ
ット部32A及び32B内にある二次電池45A及び4
5Bが充電される。
したがって、使用の度に充電操作を行う必要がなく、充
電の手間が不要である。
なお、ワイヤレスヘッドホン2の隆起部33の底面にあ
る孔51A、51Bをスイッチ52と連動させ、チャー
ジオフ時には孔51A及び51Bを閉じるようにしてい
るのは、ワイヤレスヘッドホン2を使用しているときに
、孔51A、51Bから塵や髪の毛の油が侵入するのを
防止するためである。孔51A、51Bから塵や髪の毛
の油が侵入すると、接触不良の原因となる。
また、この一実施例では、装置本体11の係合凹部15
のピン16A及び16Bをワイヤレスヘッドホン2の隆
起部33の底面の孔51A及び51Bに挿入する際、極
性を考える必要はない。つまり、第7図に示すように、
ワイヤレスヘッドホン2の孔51A及び51Bの接点5
5A及び55Bからの電源を整流する全波整流回路56
がワイヤレスヘッドホン2内に設けられ、この全波整流
回路56を介して整流された電源がワイヤレスヘッドホ
ン2のユニット部32A及び32B内にある二次電池4
5A及び45Bに供給される。このような全波整流回路
56が設けられているので、充電の際の極性間違えを防
止できる。
C0送信装置の内部構成 送信装置1及びワイヤレスヘッドホン2の内部構成につ
いて説明する。
第8図は、送信装置1の構成を示すものである。
第8図において、入力端子61A及び61Bに、左右の
オーディオ信号がそれぞれ供給される。このオーディオ
信号がエンファシス回路62A及び62Bをそれぞれ介
され、更にAGC回路63A及び63Bをそれぞれ介し
てFM変調回路64及び64Bにそれぞれ供給される。
FM変調回路64A及び64Bで、このオーディオ信号
がFM変調される。この時の搬送波周波数は、左右のオ
ーディオ信号でそれぞれ異なっている。左側のオーディ
オ信号をFM変調する際の搬送波周波数は、例えば2.
3MHzとされる。右側のオーディオ信号をFM変調す
る際の搬送波周波数は、例えば2.8MHzとされる。
FM変調回路64A及び64Bの出力がバンドパスフィ
ルタ65A及び65Bをそれぞれ介してエミッタフォロ
ワトランジスタからなるバッファ66A及び66Bにそ
れぞれ供給される。バッファ66A及び66Bの出力が
LR混合回路67に供給される。
LR混合回路67は、バッファ66Aを介して出力され
る左側のFM変調されたオーディオ信号と、バッファ6
6Bを介して出力されるFM変調された右側オーディオ
信号とを混合するとともに、この混合出力により、赤外
線発光素子13A〜13Hを駆動するものである。この
LR混合回路67は、トランジスタ71〜74から構成
される。
すなわち、トランジスタ71及び72のコレクタには、
4個の赤外線発光素子13A〜13Dの直列接続が接続
され、トランジスタ73及び74のコレクタには、4個
の赤外線発光素子13E〜13Hの直列接続が接続され
る。トランジスタ71及び74のベースには、バッファ
66Aを介して出力される左側のFM変調されたオーデ
ィオ信号が供給される。トランジスタ72及び73のベ
ースには、バッファ66Bを介して出力される右側のF
M変調されたオーディオ信号が供給される。
赤外線発光素子13A〜13Hからは、左右のオーディ
オ信号をFM変調した赤外線信号が出力される。赤外線
としては、例えば850 nmの波長のものが用いられ
る。
d、ワイヤレスヘッドホンの内部構成 第9図は、ワイヤレスヘッドホン2の内部構成を示すも
のである。第9図において、隆起部33及びユニット部
32A及び32Bにある3個の受光素子34.35A及
び35Bで、送信装置1の赤外線発光素子13A〜13
Hからの赤外線が受光される。受光素子34.35A及
び35Bの出力がバンドパスフィルタ81、RFアンプ
82を介してLR分離回路83に供給される。
LR分離回路83で、左右のFM変調されたオーディオ
信号が分離される。この左右のFM変調されたオーディ
オ信号がFMフロントエンド84A及び84Bにそれぞ
れ供給される。FMフロントエンド84A及び84Bで
、このFM変調オーディオ信号が所定の中間周波数の信
号に変換される。この中間周波信号がセラミックフィル
タ85A及び85Bをそれぞれ介してFM中間周波増幅
回路86A及び86Bにそれぞれ供給される。FM中間
周波増幅回路86A及び86Bの出力がFM復調回路8
7A及び87Bにそれぞれ供給される。
FM復調回路87A及び87Bで、FM中間周波増幅回
路86A及び86Bの出力がFM復調され、この復調出
力から左右のオーディオ信号がそれぞれ得られる。この
左右のオーディオ信号がオーディオ出力アンプ88A及
び88Bにそれぞれ供給される。オーディオ出力アンプ
88A及び88Bの出力が左右のヘッドホンユニット4
4A及び44Bにそれぞれ供給される。
また、FM復調回路87A及び87Bからの復調出力が
バイパスフィルタ90A及び90Bにそれぞれ供給され
る。バイパスフィルタ90A及び90Bにより、復調出
力中の高域成分が取り出される。この高域成分は、耳障
りとなるノイズ成分に対応している。バイパスフィルタ
90A及び90Bの出力が検出回路91A及び91Bに
それぞれ供給される。検出回路91A及び91Bで復調
出力中の高域成分のレベルが検出される。これにより、
復調出力中の耳障りとなる高域のノイズレベルが検出さ
れる。
検出回路91A及び91Bの出力がスイッチ制御信号と
してスイッチ回路92A及び92Bにそれぞれ供給され
る。このスイッチ回路92A及び92Bにより、オーデ
ィオ出力アンプ88A及び88Bのミューティングのオ
ン/オフが制御される。
送信装置1とワイヤレスヘッドホン2との間の距離が離
れると、送信装置1からの赤外線信号がワイヤレスヘッ
ドホン2に殆ど届かなくなり、復調出力中の信号に対す
るノイズ成分のレベルが高くなる。これにより、検出回
路91A及び91Bの検出レベルが太き(なる。検出回
路91A及び91Bの検出レベルが大きくなると、スイ
ッチ回路92A及び92Bが例えばオンされ出力アンプ
88A及び88Bに対してミュートがかけられる。
このように、この一実施例では、復調出力の高域成分の
レベルに応じてミュートがかけられる。
このため、受信信号が弱まったときの特に耳障りとなる
高域成分のノイズが除去できる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、ワイヤレスヘッドホン2を使用して
いないときには、ワイヤレスヘッドホン2のハンガ一部
31の頂部が送信装置lの上部の係合凹部15に係合さ
れ、ワイヤレスヘッドホン2が送信装置1上に保持され
る。この際、係合凹部15に植立されているピン16A
及び16Bが隆起部33の底面の孔51A、51Bに挿
入される。
これにより、ピン16A及び16Bが孔51A及び51
Bに接触され、ピン16A及び16Bから出力される充
電用の電源が孔51A、51B内の接点を介され、ユニ
ット部32A及び32B内にある二次電池45A及び4
5Bに供給される。
このため、不使用時にワイヤレスヘッドホン2のハンガ
一部31の頂部を送信装置1の上部の係合凹部15に係
合して保持してお(と、ワイヤレスヘッドホン2のユニ
ット部35A及び35B内にある二次電池45A及び4
5Bが充電される。
したがって、使用の度に充電操作を行う必要がなく、充
電の手間が不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例における送信装置の外観の
構成を示す斜視図、第2図はこの発明の一実施例におけ
るワイヤレスヘッドホンの外観の構成を示す斜視図、第
3図はこの発明の一実施例におけるワイヤレスヘッドホ
ンの説明に用いる斜視図、第4図はこの発明の一実施例
におけるワイヤレスヘッドホンの説明に用いる断面図、
第5図A及び第5図Bはこの発明の一実施例におけるワ
イヤレスヘッドホンの説明に用いる底面図及びその側面
図、第6図はこの発明の一実施例の説明に用いる斜視図
、第7図は充電回路の説明に用いる接続図、第8図はこ
の発明の一実施例における送信装置の構成を示すブロッ
ク図、第9図はこの発明の一実施例におけるワイヤレス
ヘッドホンの構成を示すブロック図である。 図面における主要な符号の説明 1:送信装置、2:ワイヤレスヘッドホン。 13A〜13H:赤外線発光素子。 15:係合凹部、16A、16B:ピン。 31:ハンガ一部、32A、32B:ユニット部。 34.35A、35B:受光素子。 51A、51B:孔 代理人   弁理士 杉 浦 正 知

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 受信した信号を復調してヘッドホンユニットに出力を供
    給する復調手段と、該復調手段に電源を供給する二次電
    池と、該二次電池に充電電流を供給するための端子とを
    有するヘッドホンと、入力された信号に所定の変調を施
    して送信する送信手段と、上記ヘッドホンの二次電池を
    充電する充電手段と、該充電手段に設けられた上記端子
    と電気的に接続する接点とを有する送信装置とを備え、 上記ヘッドホンに上記端子と上記接点が電気的に接続し
    た状態で上記送信装置に設けられた係合部と係合する被
    係合部とを設けてなるヘッドホンシステム。
JP1068830A 1989-03-20 1989-03-20 ワイヤレスヘッドホンシステム Expired - Lifetime JP2770389B2 (ja)

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