JPH02247807A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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Publication number
JPH02247807A
JPH02247807A JP1069489A JP6948989A JPH02247807A JP H02247807 A JPH02247807 A JP H02247807A JP 1069489 A JP1069489 A JP 1069489A JP 6948989 A JP6948989 A JP 6948989A JP H02247807 A JPH02247807 A JP H02247807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
magnetic
magnetic head
fe2o3
cores
Prior art date
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Pending
Application number
JP1069489A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Matsuura
伸治 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd, Kansai Nippon Electric Co Ltd filed Critical Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の1 本発明は磁気へラドチップ、特に高保磁力を有する媒体
への記録・再生を行う磁気ベツドチップに関するもので
ある。
1釆盆皮1 従来よりVTRやコンピュータのFDD (フロッピー
−ディスク・ドライブ)等に用いられている磁気ヘッド
は一般に、高周波記録特性や耐摩耗性が良好なフェライ
トからなる一対のコアを突き合わせて、ガラスで接合し
たものが用いられてきた。しかし、最近のように媒体に
、高密度記録が可能なメタル磁性材料等を用いたものが
出現すると、これに対する磁気ヘッド用コア材としては
、高飽和磁束密度が要求され、第13図及び第14図に
ボしたように、フェライトコア11,12の突き合わせ
而のうちの磁気ギャップ部(以下ギャップ部という)g
または、このギャップ部gとその近傍に、センダスト等
の強磁性金属薄膜3をスパッタリング形成した、いわゆ
るM I G(Metal 1n gap)ヘッドが実
用化されている。このセンダスト3はすでに公知である
通り、Fe、512M!を主組成とする合金であり、例
えば雑誌「電子材料J 1981年6月号P20Gに示
されているように、飽和磁束密度Bsが9500Gau
ss 、磁力Hcが200m0e、実効透磁率11 e
ffが300θOat 300Hz、ビッカース硬度B
yが500というような優れた特性を備えているもので
ある。
このような磁気ヘッド21.22を製造するにあたって
従来は、特開昭62−243105.特開昭62−24
3104に従来例として紹介されているように、PbO
系の低融点ガラス14を用いてコア11.12の接合を
行っていた。
すなわち、第7図〜第9図に示すように、トラック幅規
制溝5や巻線を施すための巻線溝6,7等、所定の形状
に加工したフェライトよりなる一方のコア1!と他方の
コア12の突き合わせ面に、センダスト薄M3をスパッ
タリングにて形成し、さらに前記コア11.12にギヤ
ツブg形成相の非磁性酸化物膜として、51028など
をスパッタリングにより形成する。その後、第1θ図に
示すようにコアII、12を突き合わせて、治具(図示
省略)に組み付け、両コアII、12の溝6,7内にP
bO系の低融点(軟化点Ts=250〜300℃)のガ
ラス棒14を挿入して、熱処理を行うことにより、ガラ
ス棒14を溶融してコアII、12の接合、及びギャッ
プgの形成を行っていた。この後、接合したコア■、1
2は、第0図のように高さ方向の加工や溝入れ等の後加
工を行いさらに、チップスライスした後最後に仕上げラ
ッピングを行うことにより、第12図に示すような磁気
へラドチップ!9を得ていた。
しかしながら、このような磁気へッドチンプ19は、接
合ガラスとして低融点のPbO系ガラス14を用いてい
るが、このようなPbO系ガラス14は、センダスト3
に対して非常に流動性が悪く、また強度、耐水性が低く
接合強度が低いため、接合後の加工時にガラス部に割れ
Wが発生して歩留りが悪くなったり、また磁気特性が低
下して磁気ヘッドとしての信頼性を害するという問題点
があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決し、接合後の加工時
においても割れWが発生することがなく、磁気特性が良
好で信頼性の高い磁気へラドチップを提供することを目
的とするものである。
の 本発明は、上記問題点を達成するためになされたもので
、少なくとも一方のコアの突き合わせ而のうちの磁気ギ
ャップ部または、該磁気ギャップ部とその近傍に強磁性
金属薄膜を形成したフェライトからなる一組のコアを突
き合わせ、Fe2o3系ガラス(軟化点Ts:380〜
400℃)で、前記−組のコアを接合したことを特徴と
するものである。
1皿 コア接合用ガラスとしてPbO系の低融点ガラスを使用
すると、前記のような問題点が発生する。
すなわち、PbO系ガラスは強磁性金属薄膜に対して流
動性が非常に悪く、接合部への浸透が十分に行われない
ために接合が不十分である」−に、強度が低いため、後
の加工時に割れが発生したりするのである。
本発明においては、接合用ガラスとして、強磁性金属薄
膜に対して流動性が良好で、強度の高いFe2O3系ガ
ラスを用いたため、接合が十分に行われる上、後の加工
時においても割れの発生を防空中の水分によって溶解し
てガラス部に凹所ができることがなく、従ってこの中に
ゴミなどの異物が詰まって、磁気特性を害したり、媒体
を傷っけたりするようなことがなくなるため、ヘッドと
しての信頼性が従来より一層向上するのである。
Li■ 本発明に係る一実施例を第1図乃至第6図を参照して説
明する。ただし、従来と同一部品番号は同一符号を付し
て、その説明は省略する。
本実施例においても先ず、従来と同様に、トラック幅規
制溝5や巻線を施すための巻線溝6.7を含めて所定の
形状に加工した、Mn−Zn単結晶または多結晶フェラ
イトよりなる一方のコア1と他方のコア2の突き合わせ
面に、センダストなどの強磁性金属薄膜3をスパッタリ
ングにて形成し、さらに、前記コア1,2に磁気ギヤツ
ブg形成用の非磁性酸化物膜として、例えば51028
などを支バッタリングにより形成する。その後、第5図
に示すようにコア1,2を突き合わせて、治具(図示省
略)に組み付け、両コア1,2の巻線を施すための溝6
,7内に、例えば下記Fe、03系のガラス棒4を挿入
し、下記熱処理によりトラック幅Twを規制溝5,5.
・・・、内にFe z03系ガラス4を充填し、前記両
コア1,2の接合および磁気ギャップgの形成を行うの
である。
(3)熱処理:550℃で60分間保持この後、上記の
ようにして接合したコア担体1.2に第6図に示すよう
に溝入れやチップスライス、さらには仕上げラッピング
などの機械加工を施して、所定の寸法、形状に仕上げる
ことによって、第1図に示すような磁気へラドチップ1
0が得られる。その結果、加工などによるチップの割れ
は極めて少な(、PbO系ガラスを用いていた従来のも
のに比べて、歩留りが著しく向上した。
以上は、本発明に係る一実施例を説明したちので、本発
明は上記実施例に限定することなく、本発明の要旨内に
おいて設計変更することができる。
例えば、Fe2O3系ガラスはフェライトに対してもな
じみよく流れるため、センダストなどの強磁性金属薄膜
を片側のギャップ部のみに形成する、いわゆる片MIG
タイプの磁気ヘッドにおいても、上記要領でコアの接合
ならびに磁気ギャップの形成を行えばよいのである。
発j庇と徒果− 以上説明したように本発明による磁気へラドチップは、
Fe2O3系ガラスによってコアの接合を行うので、強
磁性金属薄膜すなわちセンダストに対して流動性が良好
となり、接合強度が一段と向上してヘッド加工時の割れ
の発生が減少し、歩留りが著しく向上する。また、耐水
性なども従来の磁気ヘッドチップに、比べて良好となる
ため、構造的にも特性的にも信頼性の向上が図れること
はもちろん、VTR用ならびにFDD用の磁気ヘッドと
しての実用性が極めて大となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用した磁気ヘッドチップの斜視図
である。 第2図〜第6図は、本発明の一実施例を示す磁気ヘッド
の製造工程を示すコアブロックまたはコアブロック組付
体の斜視図である。 第7図〜第12図は従来の磁気ヘッドの製造工程を示す
コアブロック、コアブロック組付体および磁気へラドチ
ップの斜視図である。 第13図〜第14図は、従来のMIG型磁気へラドコア
の媒体対接面を示す要部拡大平面図である。 1.2・・・・・・コアブロック、 3・・・・・・強磁性金属材料、 4・・・・・・Fe2O3系ガラス、 5・・・・・・トラック幅規制溝、 6.7・・・・・・巻線溝、 8・・・・・・非磁性酸化物膜(5102)、10・・
・・・・磁気へラドチップ、 g・・・・・・磁気ギャップ。 第 ] 図 第 図 第 図 第 図 ] 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 ]○ 図 ]4 第 ]1 図 第11 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも一方のコアの突き合わせ面のうちの磁気ギャ
    ップ部、または該磁気ギャップ部とその近傍に強磁性金
    属薄膜を形成した強磁性の酸化物からなる一組のコアを
    突き合わせ、ガラスにより接合した磁気ヘッドにおいて
    、Fe_2O_3系ガラスで接合したことを特徴とする
    磁気ヘッド。
JP1069489A 1989-03-22 1989-03-22 磁気ヘッド Pending JPH02247807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1069489A JPH02247807A (ja) 1989-03-22 1989-03-22 磁気ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1069489A JPH02247807A (ja) 1989-03-22 1989-03-22 磁気ヘッド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02247807A true JPH02247807A (ja) 1990-10-03

Family

ID=13404172

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1069489A Pending JPH02247807A (ja) 1989-03-22 1989-03-22 磁気ヘッド

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JP (1) JPH02247807A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5515532U (ja) * 1978-07-18 1980-01-31
JPS5585624U (ja) * 1978-12-08 1980-06-13
JPS5589926U (ja) * 1978-12-18 1980-06-21
JPS616126U (ja) * 1984-06-14 1986-01-14 東芝熱器具株式会社 加湿器

Patent Citations (4)

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JPS616126U (ja) * 1984-06-14 1986-01-14 東芝熱器具株式会社 加湿器

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