JPH02246824A - サンルーフのシェード支持構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車等におけるサンルーフのシェード支持構
造に関するものである。

〔従来技術〕

従来のこの種のサンルーフのシェード支持構造としでは
例えば第４図ないし第７図に示すようなものがある。

すなわち、これら図において、ｌはルーフパネル、２は
このルーフパネル１に形成した矩形の外部開口部、３は
この外部開口部２を開閉する摺動自在なガラスリッド、
４は前記外部開口部２の内縁部に装着されたサンルーフ
フレームで、該サンルーフフレーム４の前記外部開口部
２における内縁より下位となる内縁が車室内側開口部５
となっている。前記サンルーフフレーム４０車室内側開
口部５における左右内縁部に一対のスライドレール７．
７　（一方は図に表れず）が配設されている。

このスライドレール７には前記リッド３にリテーナ８お
よびリッドブラケット９を介して連結されたスライダＩ
Ｏが摺動案内されているとともに、前記リッド３の駆動
用ワイヤー１１をガイドするための駆動用ワイヤーガイ
ド溝１２が形成されている。

１３はシェード基材１３ａとこれに貼着した表皮１３ｂ
とよりなる板状の遮光性および装飾性を有するシェード
部材で、該シェード部材１３の両側縁における前後には
各先端にスライドシュー１４を有する蟹股状の弾性支持
ブラケッ１−１５　、１５　、１５　、１５が取り付け
られている。この各弾性支持ブラケソ１−１５のシェー
ド部材１３に対する取り付けは該弾性支持ブラケット１
５の基部に設けた断面コ字状の取付金具１６が前記シェ
ード基材１３ａに嵌合し、該取付金具１６がシェード基
材１３ａと共にリベット１７止めされていることにより
行われている。

前記各弾性支持ブラケソ日５　、１５　、１５　、１５
の各スライドシュー１４は前記スライドレール７．７の
内側に突設した線状のガイドレール１Ｂ、、１８にスラ
イド自在に弾ｔａ係合している。もってシェード部材１
３の車幅方向のガタが円滑に吸収されるものである。

第７図に示すように、前記シェード部材１３の端縁にお
ける前記各弾性支持プラケソ）１５が対向する部分には
夫々逃げ用凹部１９が形成されている。

なお、第５図において、２０は天井トリム材、２１はウ
ェルトである。

この種の構造に類似する技術内容は例えば実開昭６１−
３３７１９号公報に開示されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながらこのような従来の構造にあっては、シェー
ド部材１３の開閉に際して第７図で鎖線で示すように、
弾性支持ブラケット１５に無理な荷重が加わり弾性限界
外に至ると塑性変形を起こし正規のセント状態に復元し
ないため、シェード部材１３がガイドレール１８　、１
８に対してガタつき、あるいは作動不良を惹起し、最悪
の場合には脱落するという事態が生じる。

本発明はこのような従来の課題に鑑みなされたもので、
シェード部材の弾性支持ブラケットが常時正規セント状
態に復元し、シェード部材のガイドレールに対するガタ
の発生を防止するとともに、シェード部材の作動不良お
よび脱落を防止するようにしたサンルーフのシェード支
持構造を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明はかかる目的を達成するため、車室内側開口部を
開閉するシェード部材に取り付けられた蟹股状弾性支持
ブラケットの先端に設けたスライドシューが前記車室内
側開口部の左右内縁部に設けたガイドレールにスライド
自在に弾撥係合したサンルーフのシェード支持構造にお
いて、前記シェード部材の側縁又は前記弾性支持部材の
一方に、前記弾性支持ブラケットの変形を弾性限界内に
止めるよう規制する規制用突起を設けたものである。

〔作　用〕

シェード部材の開閉に際して弾性支持ブラケットに無理
な力が加わっても、該弾性支持ブラケフトは核力による
変形が規制用突起により弾性限界内に止められ、塑性変
形を起こすことなく常に正規のセット状態に復元する。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

なお、本発明の基本構造は前記従来例と全く同一である
ので、その詳細説明は割愛するものとし、かつ同一部品
には同一符号を付す。

第１図において、シェード部材１３の両側縁における蟹
股状弾性支持ブラケット１５の取付部両側縁、具体的に
は逃げ用凹部１９内には該弾性支持ブラケ、７トエ５の
変形を弾性限界内に止めるよう規制する規制用突起２２
が一体に設けられている。

かかる構成につき、シェード部材１３の開閉に際して弾
性支持ブラケット１５に無理な力が加わっても、該弾性
支持ブラケッ１−１５は核力による変形が規制用突起２
２により弾性限界内に止められ、この結果、弾性支持ブ
ラケット１５は塑性変形を起こすことがなく、常に正規
のセント状態に復元するため、シェード部材１３のガイ
ドレール１８　、１８に対するガタの発生が防止され、
あるいはシェード部材１３の作動不良や脱落が防止され
る訳である。

第２図は本発明の他の実施例を示す。

この実施例は前記規制用突起２２を弾性支持ブラケット
１５の取付金具１６から突設したものである。

この場合該規制用突起２２は逃げ用凹部１９内に存する
ように配置されている。作用効果は前記第１．の実施例
と同様である。

第３図は本発明のさらに他の実施例を示す。

この実施例は前記規制用突起２２を弾性支持ブラケット
１５側に設けたものであり、該規制用突起２２は弾性支
持ブラケソ）１５に無理な力が加わった場合、シェード
部材１３の逃げ用四部１９の内面に当接し該弾性支持ブ
ラケット１５の変形を弾性限界内に止め、前記各実施例
と同様の作用効果を発揮するものである。

〔効　果〕

以上説明してきたように、本発明によれば、車室内側開
口部を開閉するシェード部材に取り付けられた蟹股状弾
性支持ブラケットの先端に設けたスライドシューが前記
車室内側開口部の左右内縁部に設けたガイドレールにス
ライド自在に弾ＩΩ係合したサンルーフのシェード支持
構造において、前記シェード部材の側縁又は前記弾性支
持部材の一方に、前記弾性支持ブラケットの変形を弾性
限界内に止めるよう規制する規制用突起を設けたため、
シェード部材のガイドレールに対するガタの発生が防止
されるとともに、シェード部材の作動不良および脱落が
防止されるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す第７図相当説明図、第
２図は同じく本発明の他の実施例を示す第１図相当説明
図、第３図は同じく本発明のさ、らに他の実施例を示す
第１図相当説明図、第４図は自動車の前半部平面図、第
５図は従来例を示す第４図のＶ−Ｖ線断面図、第６図は
第５図の一部を省略した■矢視説明図、第７図は第６図
の丸■で囲んだ部分の詳細平面図である。 ５・・・・・・車室内側開口部、１３・・・・・・シェ
ード部材、１４・・・・・・スライドシュー、１５・・
・・・・弾性支持ブラケット、Ｉ８・・・・・・ガイド
レール、２２・・・・・・規制用突起。 淳１Ω 箋・２圏

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車室内側開口部を開閉するシェード部材に取り付けられ
   た蟹股状弾性支持ブラケットの先端に設けたスライドシ
   ューが前記車室内側開口部の左右内縁部に設けたガイド
   レールにスライド自在に弾撥係合したサンルーフのシェ
   ード支持構造において、前記シェード部材の側縁又は前
   記弾性支持部材の一方に、前記弾性支持ブラケットの変
   形を弾性限界内に止めるよう規制する規制用突起を設け
   たことを特徴とするサンルーフのシェード支持構造。