JPH02246725A - デジタル形保護制御装置 - Google Patents
デジタル形保護制御装置Info
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- JPH02246725A JPH02246725A JP1063361A JP6336189A JPH02246725A JP H02246725 A JPH02246725 A JP H02246725A JP 1063361 A JP1063361 A JP 1063361A JP 6336189 A JP6336189 A JP 6336189A JP H02246725 A JPH02246725 A JP H02246725A
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Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電力系統の情報をもとに系統を保護制御する
装置に係り、特に、系統の電圧や電流を、サンプリング
してデジタル変換した値から系統の状態を判断するのに
好適なデジタル形電力系#1保護制御装置に関する。
装置に係り、特に、系統の電圧や電流を、サンプリング
してデジタル変換した値から系統の状態を判断するのに
好適なデジタル形電力系#1保護制御装置に関する。
系統の電圧や電流をサンプリングしデジタル変換した値
をもとに種々の演算をおこなうアルゴリズムについては
1例えば、電気協同研究第41巻第4号「デジタルリレ
ー」 (社団法人電気協同研究会)において論じられて
いる。
をもとに種々の演算をおこなうアルゴリズムについては
1例えば、電気協同研究第41巻第4号「デジタルリレ
ー」 (社団法人電気協同研究会)において論じられて
いる。
上記従来技術の多くは、デジタル演算処理部の処理能力
と演算結果の精度の点か心、基本波ベースで30°サン
プリング(基本波50Hzのとき1.667m5,60
Hzのとき1.389m5)のデータをもとに処理する
ものが多い。例えば、面積形(加算形)や積形と呼ばれ
るアルゴリズムの多くは、30“サンプリングデータを
採用している。
と演算結果の精度の点か心、基本波ベースで30°サン
プリング(基本波50Hzのとき1.667m5,60
Hzのとき1.389m5)のデータをもとに処理する
ものが多い。例えば、面積形(加算形)や積形と呼ばれ
るアルゴリズムの多くは、30“サンプリングデータを
採用している。
この方式は、基本波を前提として考えているので1周波
数が変化した場合、大きな誤差を生じる欠点があった。
数が変化した場合、大きな誤差を生じる欠点があった。
また、一部には、任意のサンプリング時間ΔTを前提と
したものとして、直接インピーダンス法のうち回路方程
式法と呼ばれるアルゴリズムがある。この場合は、任意
の周波数に対して成立するが、回路方程式で関係づけら
れることが前提であるため、故障点までのインピーダン
スRやLを求める距離リレーには有効であるが、任意の
交流波形同士に対して成り立つものではなかった。
したものとして、直接インピーダンス法のうち回路方程
式法と呼ばれるアルゴリズムがある。この場合は、任意
の周波数に対して成立するが、回路方程式で関係づけら
れることが前提であるため、故障点までのインピーダン
スRやLを求める距離リレーには有効であるが、任意の
交流波形同士に対して成り立つものではなかった。
本発明は、上記の目的を達成するために、電力系統の交
流入力波形をサンプリングし、アナログ−デジタル変換
し、このデジタル値を予め定められた式に入れて演算し
、その結果により前記電力系統の状態を判断し、必要な
保護制御信号を出力するデジタル形保護制御装置におい
て、前記交流入力波形x (t)およびy (t)につ
いて、ごく短い時間間隔Tでサンプリングした連続デー
タx ((N−2)T) 、 x ((N−1)T)
、 x (NT)およびy((N−2)T}、X((N
−1)T}、X(NT)からx (t)およびy (t
)の大きさAおよび周波数fを算出し、この算出値をも
とに前記演算結果を補正するデジタル演算処理器を備え
たことを特徴とするデジタル形保護制御装置を提案する
ものである。
流入力波形をサンプリングし、アナログ−デジタル変換
し、このデジタル値を予め定められた式に入れて演算し
、その結果により前記電力系統の状態を判断し、必要な
保護制御信号を出力するデジタル形保護制御装置におい
て、前記交流入力波形x (t)およびy (t)につ
いて、ごく短い時間間隔Tでサンプリングした連続デー
タx ((N−2)T) 、 x ((N−1)T)
、 x (NT)およびy((N−2)T}、X((N
−1)T}、X(NT)からx (t)およびy (t
)の大きさAおよび周波数fを算出し、この算出値をも
とに前記演算結果を補正するデジタル演算処理器を備え
たことを特徴とするデジタル形保護制御装置を提案する
ものである。
具体的には、 x (t)が角速度ω(=2πf)の周
期波形のとき、3つのサンプリングデータx((N−2
)T}、x((N−1)T}、x(NT)と既知のサン
プリング間隔Tとにより、 から、角速度ω又は周波数fを求める。
期波形のとき、3つのサンプリングデータx((N−2
)T}、x((N−1)T}、x(NT)と既知のサン
プリング間隔Tとにより、 から、角速度ω又は周波数fを求める。
また、x(t)=Asinωtのとき、3つのサンプリ
ングデータx((N−2)T}、x((N−1)T)。
ングデータx((N−2)T}、x((N−1)T)。
x(NT)から、
A2=
により、大きさAを求める
さらに、x (t )== As1nωtを電流とし、
y(t)=Bsin (ωt + 8)を電圧としたと
き、Xfg(T)ミx(NT)X[y((N−1)T)
−y((N−2)T)]−x((N−1)T)X[y(
NT) y((N 1)T)]と Xff(T)Ex(NT)X[x((N−1)T)−x
((N−2)T)]−x((N−1)T)X[x(NT
) !((N−1)T)]および Yfg(T)Ex(NT)Xy((N−1)T)−x(
(N−1)T)X 3F (NT) を算出し、これらと上記で求めた角速度ωから、−x(
(N−1)T)X[y(NT) −y((N−1)T)
]および Yfg(T)Ex(NT)Xy((N−1)T)−x(
(N−1)T)X y(NT) を算出し、基準軸と交差する点をxo、直交軸と交差す
る点をy、とじた直線のとき、上記Xfg(T)とYf
g(T)及び上記で求めた角速度ωかの大小を比較し、
位相特性上のどの位置にあるが判定するようにしてもよ
い。
y(t)=Bsin (ωt + 8)を電圧としたと
き、Xfg(T)ミx(NT)X[y((N−1)T)
−y((N−2)T)]−x((N−1)T)X[y(
NT) y((N 1)T)]と Xff(T)Ex(NT)X[x((N−1)T)−x
((N−2)T)]−x((N−1)T)X[x(NT
) !((N−1)T)]および Yfg(T)Ex(NT)Xy((N−1)T)−x(
(N−1)T)X 3F (NT) を算出し、これらと上記で求めた角速度ωから、−x(
(N−1)T)X[y(NT) −y((N−1)T)
]および Yfg(T)Ex(NT)Xy((N−1)T)−x(
(N−1)T)X y(NT) を算出し、基準軸と交差する点をxo、直交軸と交差す
る点をy、とじた直線のとき、上記Xfg(T)とYf
g(T)及び上記で求めた角速度ωかの大小を比較し、
位相特性上のどの位置にあるが判定するようにしてもよ
い。
x (t)が角速度ωの周期波形のとき、上記で求めた
ωにより、x (t)を任意の位相Tだけ移相させた波
形として、 スを判定するデジタル形距離測定装置とすることもでき
る。
ωにより、x (t)を任意の位相Tだけ移相させた波
形として、 スを判定するデジタル形距離測定装置とすることもでき
る。
あるいは、x(t)=Asinωt、y(t)=Bsi
n(ωを十〇)としたとき、 Xfg(T)Ex(NT)X[y((N−1)T)
y((N 2)T)]X5il’ を算出し、上記x v (N T )を用いて位相特性
を判定することも可能である。
n(ωを十〇)としたとき、 Xfg(T)Ex(NT)X[y((N−1)T)
y((N 2)T)]X5il’ を算出し、上記x v (N T )を用いて位相特性
を判定することも可能である。
x(t):=Asinωt、y(t)=Bsin(+
t+θ)とし、かつ、この差x(t) y(t)tt
z(t)=Ca1n(ωt + a)としたとき、Z(
(N−2)T)=x((N−2)T)−y((N−2)
T}、z((N 1)T)=x((N−1)T)
y((N−1)T)Z(NT)=x(NT)−y(NT
)から、上記手段によりそれぞれの大きさA、B、Cを
算出し、動作量をC9抑制量を(A+B)とすれば、デ
ジタル形比率差動継電装置が得られる。
t+θ)とし、かつ、この差x(t) y(t)tt
z(t)=Ca1n(ωt + a)としたとき、Z(
(N−2)T)=x((N−2)T)−y((N−2)
T}、z((N 1)T)=x((N−1)T)
y((N−1)T)Z(NT)=x(NT)−y(NT
)から、上記手段によりそれぞれの大きさA、B、Cを
算出し、動作量をC9抑制量を(A+B)とすれば、デ
ジタル形比率差動継電装置が得られる。
なお、アナログ−デジタル変換器は、演算実施に必要な
3つの連続サンプリングデータを1グループとしてごく
短時間に取り込み、各グループ間の時間間隔は任意の長
さとすることができる。
3つの連続サンプリングデータを1グループとしてごく
短時間に取り込み、各グループ間の時間間隔は任意の長
さとすることができる。
本発明においては、交流波形のある時点の接線を考える
と、その傾きが、交流信号の大きさと角速度とにより定
まり、逆に、接線が求められれば、その波形の大きさと
角速度が分かる点に着目してなされたものである。
と、その傾きが、交流信号の大きさと角速度とにより定
まり、逆に、接線が求められれば、その波形の大きさと
角速度が分かる点に着目してなされたものである。
この接線を求めるためには、ごく短い時間間隔でサンプ
リングした3つの連続データを用いて。
リングした3つの連続データを用いて。
接線の定義に基づいて、演算を実行する。しだがって1
本質的に交流波形の周波数による制約がないので、広範
な任意の周波数の交流波形を取り扱うことが可能である
。
本質的に交流波形の周波数による制約がないので、広範
な任意の周波数の交流波形を取り扱うことが可能である
。
このような方式で、交流波形の大きさと角速度とを求め
ると、従来のように一定周期でサンプリングする必要が
なくなり、演算処理器の能力に応じて、サンプリング間
隔を任意に決定できる。
ると、従来のように一定周期でサンプリングする必要が
なくなり、演算処理器の能力に応じて、サンプリング間
隔を任意に決定できる。
また、3つのデータはごく短時間に−まとまりとして得
られるから、系統故障の検出時間が短縮され、迅速な対
応が可能となる。
られるから、系統故障の検出時間が短縮され、迅速な対
応が可能となる。
C実施例〕
次に、図面を参照して、本発明によるデジタル形保護制
御装置の一実施例を説明する。第1図は本実施例の系統
構成を示すブロック図である。電力系統1からは交流電
圧・電流が電流変成器2や電圧変成器3を介して、本発
明の対象であるデジタル形保護制御装置4に取り込まれ
る。デジタル形保護制御装置4は取込んだ交流電圧・電
流波形をフィルタ5で折り返し、誤差対策を施したのち
。
御装置の一実施例を説明する。第1図は本実施例の系統
構成を示すブロック図である。電力系統1からは交流電
圧・電流が電流変成器2や電圧変成器3を介して、本発
明の対象であるデジタル形保護制御装置4に取り込まれ
る。デジタル形保護制御装置4は取込んだ交流電圧・電
流波形をフィルタ5で折り返し、誤差対策を施したのち
。
サンプルデータダ6でサンプリングし、マルチプレクサ
で順次サンプリングデータを切換え、アナログ−デジタ
ル交換器8でデジタル値に変換する。
で順次サンプリングデータを切換え、アナログ−デジタ
ル交換器8でデジタル値に変換する。
このデジタル値をもとに、デジタル演算処理器9が所定
の演算を行なう。
の演算を行なう。
本発明は、上記サンプリルホールドからアナログ−デジ
タル交換までをごく短い時間間隔で実施させ、第2図に
波形とサンプルデータを示すように連続した3つのデー
タを取込む。
タル交換までをごく短い時間間隔で実施させ、第2図に
波形とサンプルデータを示すように連続した3つのデー
タを取込む。
その後の演算処理手順は第3図のようになる。
演算処理手順を具体的に説明する。
まず、x(t)=Asinωtのとき、3つのサンプリ
ングデータx((N−2)T}、x((N−1)T)。
ングデータx((N−2)T}、x((N−1)T)。
x (N T)と既知のサンプリング間隔Tにより、角
速度ωと大きさAとが次のようにして求められる。
速度ωと大きさAとが次のようにして求められる。
第4図は、大きさAで角速度ωの交流波形x(t)を示
している。
している。
ここで、ある時点の接線を考えると、接線の傾きは、大
きさAすなわち縦方向と、角速度ωすなわち横方向の2
つの要因によって定まる。したがって、2つの時点の接
線の傾きがわかれば、2っの未知数Aとωとがわかる。
きさAすなわち縦方向と、角速度ωすなわち横方向の2
つの要因によって定まる。したがって、2つの時点の接
線の傾きがわかれば、2っの未知数Aとωとがわかる。
ある時点の接線とは。
その点の値とごく短い時間間隔T後の値との差で与えら
れ、このTが小さいほど真値に近づく。
れ、このTが小さいほど真値に近づく。
いま、2つの時点として、t工=(N−2)Tとtz=
(N 1)Tを考えると、t□時点での接線の傾きQ
□は、 Q h =x (N T ) −x ((N 1 )
T )t2時点での接線の傾きQ2は、 Q2=x((N 1)T) x((N 2)T)
となる。
(N 1)Tを考えると、t□時点での接線の傾きQ
□は、 Q h =x (N T ) −x ((N 1 )
T )t2時点での接線の傾きQ2は、 Q2=x((N 1)T) x((N 2)T)
となる。
すなわち、ごく短い時間間隔Tでサンプリングした3つ
の連続データx((N−2)T}、x((N−1)T)
。
の連続データx((N−2)T}、x((N−1)T)
。
x(NT)から、2つの時点の接線の傾きがわかるので
、2つの未知数Aとωとを算出できる。この大きさAお
よびωを用いて各種演算の補正をどのように行なうかを
、更に具体的に説明する。
、2つの未知数Aとωとを算出できる。この大きさAお
よびωを用いて各種演算の補正をどのように行なうかを
、更に具体的に説明する。
任意の角速度をω(ω=2πf f:周波数)とし、位
相差が0の2つの交流波形x (t ) +y(t)を
、 x(t)=Asinωt、y(t)=Bsin(ωを十
θ)とすると、時刻t =(N −2)T、 (N −
1)T、。
相差が0の2つの交流波形x (t ) +y(t)を
、 x(t)=Asinωt、y(t)=Bsin(ωを十
θ)とすると、時刻t =(N −2)T、 (N −
1)T、。
NTにおけるそれぞれのサンプリング値は、XN−2=
z ((N −2)T) = As1nω(N−2)
T −(1)xN−1=x((N−1)T)=As
inc、+ (N−1) T −(2)xN= x
(NT)=AsinωNT −(3)
yN−2= y ((N −2)T)=Bsin(ω(
N −2)T十〇)−(4)yN−1= y ((N−
1)T)= Bs1n(ω(N−1)T+θ)・(5)
yN=y(NT) =Bsin(c、+NT+6)
−(6)となる。
z ((N −2)T) = As1nω(N−2)
T −(1)xN−1=x((N−1)T)=As
inc、+ (N−1) T −(2)xN= x
(NT)=AsinωNT −(3)
yN−2= y ((N −2)T)=Bsin(ω(
N −2)T十〇)−(4)yN−1= y ((N−
1)T)= Bs1n(ω(N−1)T+θ)・(5)
yN=y(NT) =Bsin(c、+NT+6)
−(6)となる。
ここで、t=(N−1)Tにおける差分すなわち接線の
傾きをΔx((N−1)T)とし、Δx((N −1)
T)= xN −xN−1−(7)と定義すると、式(
3)および式(2)を式(7)に代入して、 △x((N−1)T)=x(NT) x((N−1)
T)=AsinωNT−Asinω(N−1)T=As
inωNTX(1−(11s ωT)+AcosωNT
sinωT・・・(8) となる。
傾きをΔx((N−1)T)とし、Δx((N −1)
T)= xN −xN−1−(7)と定義すると、式(
3)および式(2)を式(7)に代入して、 △x((N−1)T)=x(NT) x((N−1)
T)=AsinωNT−Asinω(N−1)T=As
inωNTX(1−(11s ωT)+AcosωNT
sinωT・・・(8) となる。
角速度ωとサンプリング周期Tとの積ωTとsinωT
、cO3ωTとの関係は表1のようになる。
、cO3ωTとの関係は表1のようになる。
表1から、ωT=5°の場合
′T= 1.0013 1−cosOT =0.00
38sunωT であるから、ωT≦5°前後では、 sinω T→(kl T 、 1 −cos ω
T 40− (9)と置き換えることができ1式(8
)は、Δx ((N −1)T)= A ωTcosω
N T =410)となる。
38sunωT であるから、ωT≦5°前後では、 sinω T→(kl T 、 1 −cos ω
T 40− (9)と置き換えることができ1式(8
)は、Δx ((N −1)T)= A ωTcosω
N T =410)となる。
同様に、’ t=(N−2)Tにおける差分Δx((N
−2)T)は、式(7)より Δx ((N −2)T)= xN−1−xN−2=A
sinω(N−1)T−Asinω(N −2)T=
As1nω(N−1) T X (1−cosOT)+
ACO!3411 (N−1) TsinωTとなる。
−2)T)は、式(7)より Δx ((N −2)T)= xN−1−xN−2=A
sinω(N−1)T−Asinω(N −2)T=
As1nω(N−1) T X (1−cosOT)+
ACO!3411 (N−1) TsinωTとなる。
これに式(9)を代入すると、Δx ((N −2)T
) =A (、I Tcosω(N−1)T
”・(11)==AωTCO8(11NT Xcosω
T+A ωTsinωNTsinωT式(9)および式
(10)を式(11)に代入すると、 Δx ((N −2)T)”△x((N−1)T)+(
ωT)2・x(NT)すなわち xN−1−xN−2= xN −xN−1+(ωT)”
xN上式から、3つのサンプリングデータxN−2゜x
N−1,xNと既知のサンプリング間隔Tにより、角速
度ωすなわち周波数f=29が求められる。
) =A (、I Tcosω(N−1)T
”・(11)==AωTCO8(11NT Xcosω
T+A ωTsinωNTsinωT式(9)および式
(10)を式(11)に代入すると、 Δx ((N −2)T)”△x((N−1)T)+(
ωT)2・x(NT)すなわち xN−1−xN−2= xN −xN−1+(ωT)”
xN上式から、3つのサンプリングデータxN−2゜x
N−1,xNと既知のサンプリング間隔Tにより、角速
度ωすなわち周波数f=29が求められる。
一方、2つの交流波形x(t}、yD)に対して、次の
2つの演算を行なう6 Xfg(T)=xN X (yN−1−yN−2) −
xN−I X (yN −yN−1)−(13)Yfg
(T)= xNX yN−1−xN−IX yN
・・・(14)ここで1式(10)及び式(
11)から、Δy ((N−1)T)= yN −yN
−1=B (、I Tcos(ωNT十〇) −(1
5)Δy((N−2)T)=yN−1−yN−2=Bω
Tcos(ω(N−1,)T十〇)・・・(16) よって、 Xfg(T)=AsinωNTXBωTcos(ω(N
−1)T十〇)−Asinω(N−1)TXB(1)T
eO2(CLINT十〇)=ABωTsinωTcos
θ 式(9)を代入して Xfg(T)=AB(ωT)”cosO=(17)特別
な例として、x(t)=y(t)すなわち同一波形に対
して式(13)を演算すると、cosO=1であるから
。
2つの演算を行なう6 Xfg(T)=xN X (yN−1−yN−2) −
xN−I X (yN −yN−1)−(13)Yfg
(T)= xNX yN−1−xN−IX yN
・・・(14)ここで1式(10)及び式(
11)から、Δy ((N−1)T)= yN −yN
−1=B (、I Tcos(ωNT十〇) −(1
5)Δy((N−2)T)=yN−1−yN−2=Bω
Tcos(ω(N−1,)T十〇)・・・(16) よって、 Xfg(T)=AsinωNTXBωTcos(ω(N
−1)T十〇)−Asinω(N−1)TXB(1)T
eO2(CLINT十〇)=ABωTsinωTcos
θ 式(9)を代入して Xfg(T)=AB(ωT)”cosO=(17)特別
な例として、x(t)=y(t)すなわち同一波形に対
して式(13)を演算すると、cosO=1であるから
。
X f f (T)=xN(xN−1−XN−2)−X
N−1(XN−XN−1)=A2(ωT)2
・・・(18)よって、式(12)と式(18
)から A”=(xN(xN−1−xN−2) −xN−1(x
N−xN−1))上式から3つのサンプリングデータx
N−2゜xN−1,xNにより、任意の周波数fに対し
て、交流波形の大きさAが求められる。(12)式およ
び(19)式から大きさAと角速度ωが算出されたので
、この算出値を基に、各種演算の補正を行なう具体例を
以下に示す。
N−1(XN−XN−1)=A2(ωT)2
・・・(18)よって、式(12)と式(18
)から A”=(xN(xN−1−xN−2) −xN−1(x
N−xN−1))上式から3つのサンプリングデータx
N−2゜xN−1,xNにより、任意の周波数fに対し
て、交流波形の大きさAが求められる。(12)式およ
び(19)式から大きさAと角速度ωが算出されたので
、この算出値を基に、各種演算の補正を行なう具体例を
以下に示す。
まず、距離測定装置の例として。
Yfg(T)=AsinωNT X Bs1n(ω(N
−1)T十〇)−Asin(ω(N−1)T)XBsi
n(c、+NT十〇)=ABsinωTsinθ 式(9)を代入して Yfg(T) = A B (、I Tsinθ
・(20)となる。
−1)T十〇)−Asin(ω(N−1)T)XBsi
n(c、+NT十〇)=ABsinωTsinθ 式(9)を代入して Yfg(T) = A B (、I Tsinθ
・(20)となる。
からのリアクタンスLである。
をかけると、インダクタンスを求めることができる。
したがって、サンプリングデータi N−2,i N−
1。
1。
i N、 vN−2,vN−1,vNと既知のサンプリ
ング間、(18}、(20)から となる、x(t)を電流x(t}、y(t)を電圧v(
t)とすると、 抵抗弁Rである。
ング間、(18}、(20)から となる、x(t)を電流x(t}、y(t)を電圧v(
t)とすると、 抵抗弁Rである。
の抵抗弁とインダクタンス分が求められる。よって、電
力系統の保護装置のうち、測定点からのインピーダンス
により故障判定する距離継電器では、上記手法で計算し
た抵抗弁とインダクタンス分から、任意の周波数に対し
て、定められた範囲内にあるか否かを判断できる。
力系統の保護装置のうち、測定点からのインピーダンス
により故障判定する距離継電器では、上記手法で計算し
た抵抗弁とインダクタンス分から、任意の周波数に対し
て、定められた範囲内にあるか否かを判断できる。
次に、任意の位相特性をもつ各種保護継電器について、
大きさAと周波数ωで補正する例を求める。
大きさAと周波数ωで補正する例を求める。
まず1式(12)から、ω2T2とωTを算出で線はy
=−ヱD (x−x。)である。
=−ヱD (x−x。)である。
O
となる。この2つの計算値から、■と工で表現された任
意の位相特性に対してどの位置にあるが判断することで
、1!力系統の保護・制御が可能となる。
意の位相特性に対してどの位置にあるが判断することで
、1!力系統の保護・制御が可能となる。
例えば、電力潮流の大きさと方向を検出する電力継!器
や抵抗接地系統の地絡保護に使用される地絡方向継電器
の位相特性は、一般的に第5図のように表わされること
が多い。すなわち、電圧基準として、電流の最大感度位
相角O8と動作値Isが整定される。この場合、基準電
圧値をVsとすると、 の大小比較が可能となる。この結果、領域Iと■のどち
らに位置しているかを判断できる。
や抵抗接地系統の地絡保護に使用される地絡方向継電器
の位相特性は、一般的に第5図のように表わされること
が多い。すなわち、電圧基準として、電流の最大感度位
相角O8と動作値Isが整定される。この場合、基準電
圧値をVsとすると、 の大小比較が可能となる。この結果、領域Iと■のどち
らに位置しているかを判断できる。
しかも1式(19)から
により、■が求め゛られ、
ることにより、
で与えられるから、領域Iと領域■を区別する直となっ
て、電圧の大きさVに影響されない位相特性の判断もで
きる。
て、電圧の大きさVに影響されない位相特性の判断もで
きる。
当然ながら、第6図のような、整定値IsスとIsyで
与えられた位相特性の場合は、を行なうことで、領域I
と■を区別できる。
与えられた位相特性の場合は、を行なうことで、領域I
と■を区別できる。
上記の例は、2つの交流波形x (t)とy (t)の
うち、x (t)を電流1 (t) * y (t)を
電圧v (t)とした場合の例であるが、x(t)py
(t)とも電圧vt (t)とV2(t)とする例と
して、2つの電圧間の位相差を判定する同期継電器があ
る。この位相特性例として、第7図に示すように、差電
圧整定ΔVsと位相差整定ΔθSが与えられた場合は、 ω”T” VzVz 小比較およびlvt vzlとΔVsとの大小比較を
行なうと、位相特性のどの位置にあるかを判断できる。
うち、x (t)を電流1 (t) * y (t)を
電圧v (t)とした場合の例であるが、x(t)py
(t)とも電圧vt (t)とV2(t)とする例と
して、2つの電圧間の位相差を判定する同期継電器があ
る。この位相特性例として、第7図に示すように、差電
圧整定ΔVsと位相差整定ΔθSが与えられた場合は、 ω”T” VzVz 小比較およびlvt vzlとΔVsとの大小比較を
行なうと、位相特性のどの位置にあるかを判断できる。
更に、x (t) 、 y (t)とも電流i1 (t
)とL(t)とする例として、直接接地系統の中性点電
流1N(t)と零相電流ia (t)の方向判定を行な
う電流方向継電器などがある。この場合も、x (t)
をiN (t)とし、 y (t)を1o(t)とする
ことで、第5図と同様に位相特性を判定できる。
)とL(t)とする例として、直接接地系統の中性点電
流1N(t)と零相電流ia (t)の方向判定を行な
う電流方向継電器などがある。この場合も、x (t)
をiN (t)とし、 y (t)を1o(t)とする
ことで、第5図と同様に位相特性を判定できる。
このほか、x (t) =Asinωtに対して任意の
位相ψだけ位相させた交流波形 x’l’ (t) =Asin (ωを十?)も。
位相ψだけ位相させた交流波形 x’l’ (t) =Asin (ωを十?)も。
xY’ (NT)=Asin (ωNT+tP)=As
inωNTcosψ+AcosωN T φsin’/
’として表わされるから、ωTで補正することにより1
位相させたい角度ψと3つのサンプリングデータfN−
2,fN−1,fN、及びサンプリング間隔Tにより1
位相特性を判定できる。
inωNTcosψ+AcosωN T φsin’/
’として表わされるから、ωTで補正することにより1
位相させたい角度ψと3つのサンプリングデータfN−
2,fN−1,fN、及びサンプリング間隔Tにより1
位相特性を判定できる。
したがって、例えばia (t}、ib (t)。
1c(t)eの3相電流から、逆相電流分is (t)
は1次のようにして得られる。
は1次のようにして得られる。
i、(NT)= 1a(NT)+ 1b(NT)160
°+ 1c(NT)f60’更に、電力系統の周波数変
化をΔf/ΔTも、式(12)で求めたω=2πfから
。
°+ 1c(NT)f60’更に、電力系統の周波数変
化をΔf/ΔTも、式(12)で求めたω=2πfから
。
ただし、ωN:サンプリングNT時点での角速度ωに:
サンプリングデータ点での角速度として求めることがで
きる。
サンプリングデータ点での角速度として求めることがで
きる。
発電機の過励磁保護を目的とする継電器には、大きさV
と周波数fとの比V/fが整定値に達したとき動作させ
るものがある。これも、式(12)と(18)から、ω
で補正することにより。
と周波数fとの比V/fが整定値に達したとき動作させ
るものがある。これも、式(12)と(18)から、ω
で補正することにより。
′として求められるので、整定値と大小比較し、達した
か否かを判定できる。
か否かを判定できる。
次にデジタル形比率差動継電装置の例について述べる。
一般に比率差動継電装置は、いくつかの交流入力に対し
て、これらのベクトル和を動作量とし。
て、これらのベクトル和を動作量とし。
各交流入力それぞれの大きさを加算したものを抑制量と
して、動作量対制御量の比がある一定以上のとき動作出
力するものである。
して、動作量対制御量の比がある一定以上のとき動作出
力するものである。
いま、簡単化のために、2つの交流入力x (t )
=Aginωtとy (t) =Bsin (ωを十〇
)を対象とした比率差動継電装置を考えた場合、保護方
向を正方向とするため、動作量のベクトル和z (t)
は z (t) =x (t) y (t)=Asinω
t−Bs1n ((11を十〇) =C5in ((1
1t +’l’)となる、すなわち、 zN−2=z ((N−2)T)=x((N−2)T)
−y((N−2)T)zN−1= z ((N −1)
T)= x((N −1)T) −y ((N −1)
T)zN=z (NT) =x (NT) −y (N
T)から、3つのサンプリングデータZN−2,ZN−
1゜ZNが得られるので、任意の周波数fに対して、式
(19)から動作量の大きさCが得られる。
=Aginωtとy (t) =Bsin (ωを十〇
)を対象とした比率差動継電装置を考えた場合、保護方
向を正方向とするため、動作量のベクトル和z (t)
は z (t) =x (t) y (t)=Asinω
t−Bs1n ((11を十〇) =C5in ((1
1t +’l’)となる、すなわち、 zN−2=z ((N−2)T)=x((N−2)T)
−y((N−2)T)zN−1= z ((N −1)
T)= x((N −1)T) −y ((N −1)
T)zN=z (NT) =x (NT) −y (N
T)から、3つのサンプリングデータZN−2,ZN−
1゜ZNが得られるので、任意の周波数fに対して、式
(19)から動作量の大きさCが得られる。
一方、x(t)およびy(t)のそれぞれの大きさA−
Bも1式(19)から得られるので、任意の周波数fに
対して、動作量対抑制量の比が求められる。
Bも1式(19)から得られるので、任意の周波数fに
対して、動作量対抑制量の比が求められる。
以上、いくつかの例について記載したが、いずれも、各
交流波形に対して、ごく短い既知の時間間隔Tでサンプ
リングした3つの連続データから。
交流波形に対して、ごく短い既知の時間間隔Tでサンプ
リングした3つの連続データから。
大きさおよび周波数を算出し、この算出値にもとづき各
種演算の補正を行なって、種々の判断を実行している。
種演算の補正を行なって、種々の判断を実行している。
したがって、被測定交流波形の周波数による制約がない
。
。
また、デジタル演算処理部は一定時間でサンプリングさ
れたデータを常に取り込む必要がなく、上記諸演算を終
了した時点で1次の3つのサンプリングデータを取り込
めば良い、すなわち、第1図の装置構成において、デジ
タル演算処理器9は。
れたデータを常に取り込む必要がなく、上記諸演算を終
了した時点で1次の3つのサンプリングデータを取り込
めば良い、すなわち、第1図の装置構成において、デジ
タル演算処理器9は。
必要なときに、アナログ・デジタル変換器8から、連続
した3つのサンプリングデータを得れば良く。
した3つのサンプリングデータを得れば良く。
次の3つのサンプリングデータの取り込みは、任意の時
間後で良い。
間後で良い。
このことは、従来のデジタル形保護リレーが一般的に3
0”ピッチサンプリング毎のデータを常に必要とし、デ
ジタル演算処理部が、このサンプリング周期と同期して
処理する必要があったことと比較すると、デジタル演算
処理部の処理時間を任意にできる利点がある。
0”ピッチサンプリング毎のデータを常に必要とし、デ
ジタル演算処理部が、このサンプリング周期と同期して
処理する必要があったことと比較すると、デジタル演算
処理部の処理時間を任意にできる利点がある。
本発明によれば1周波数に依存しない演算アルゴリズム
であるため、広範囲な任意の周波数に対して、系統の保
護と制御が可能となる。
であるため、広範囲な任意の周波数に対して、系統の保
護と制御が可能となる。
また、ごく短い時間間隔の3つの連続データのみから、
判断できるので、次の3つの連続データとの間隔は任意
で良く、従来型のように、常にある一定周期(3σ0ピ
ツチのサンプリング)でサンプリングする必要がないか
ら、演算処理器の能力に応じて、サンプリング間隔を任
意に決定できる。
判断できるので、次の3つの連続データとの間隔は任意
で良く、従来型のように、常にある一定周期(3σ0ピ
ツチのサンプリング)でサンプリングする必要がないか
ら、演算処理器の能力に応じて、サンプリング間隔を任
意に決定できる。
さらに、3つの連続データは、ごく短い時間間隔のデー
タであり、これを1つのまとまりと考えると、1つのま
とまり毎に系統の状況を判断でき、前後のまとまりとは
無関係なので、系統故障時の故障検出時間すなわち保護
継電器の動作時間が短くなる。
タであり、これを1つのまとまりと考えると、1つのま
とまり毎に系統の状況を判断でき、前後のまとまりとは
無関係なので、系統故障時の故障検出時間すなわち保護
継電器の動作時間が短くなる。
第1図は本発明によるデジタル形保護制御装置の一実施
例の系統構成を示すブロック図、第2図は第1図装置の
交流入力波形とサンプルデータと。 の関係を示す図、第3図は第1図実施例における演算処
理手順を示す図、第4図は交流波形x(t)の大きさA
および角速度ωにより接線が異なる様子を示す図、第5
図〜第7図は判断対象となる位相特性の例を示す図であ
る。 1・・・電力系統、2・・・電流変成器CT、3・・・
電圧変成器PT、 4・・・デジタル形保護制御装置、5・・・フィルタ、
6・・・サンプルデータダ、7・・・マルチプレクサ。 8・・・アナログ−デジタル変換器、 9・・・デジタル演算処理器。 b−−−−−クルy 第 図
例の系統構成を示すブロック図、第2図は第1図装置の
交流入力波形とサンプルデータと。 の関係を示す図、第3図は第1図実施例における演算処
理手順を示す図、第4図は交流波形x(t)の大きさA
および角速度ωにより接線が異なる様子を示す図、第5
図〜第7図は判断対象となる位相特性の例を示す図であ
る。 1・・・電力系統、2・・・電流変成器CT、3・・・
電圧変成器PT、 4・・・デジタル形保護制御装置、5・・・フィルタ、
6・・・サンプルデータダ、7・・・マルチプレクサ。 8・・・アナログ−デジタル変換器、 9・・・デジタル演算処理器。 b−−−−−クルy 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、電力系統の交流入力波形をサンプリングし、アナロ
グ−デジタル変換し、このデジタル値を予め定められた
式に入れて演算し、その結果により前記電力系統の状態
を判断し、必要な保護制御信号を出力するデジタル形保
護制御装置において、 前記交流入力波形x(t)およびy(t)について、ご
く短い時間間隔Tでサンプリングした連続データx{(
N−2)T}、x{(N−1)T}、x(NT)および
y{(N−2)T}、x{(N−1)T}、x(NT)
からx(t)およびy(t)の大きさAおよび周波数f
を算出し、この算出値をもとに前記演算結果を補正する
デジタル演算処理器を備えたことを特徴とするデジタル
形保護制御装置。 2、請求項1に記載のデジタル形保護制御装置において
、x(t)が角速度ω(=2πf)の周期波形のとき、
3つのサンプリングデータ x{(N−2)T}、x{(N−1)T}、x(NT)
と既知のサンプリング間隔Tとにより、 ω^2=(2πf)^2=(1/T^2)・〔2x{(
N−1)T}−x(NT)−x{(N−2)}〕/〔x
(NT)〕から、角速度ω又は周波数fを求めることを
特徴とするデジタル形保護制御装置。 3、請求項1または2に記載のデジタル形保護制御装置
において、 x(t)=Asinωtのとき、3つのサンプリングデ
ータx{(N−2)T}、x{(N−1)T}、x(N
T)から、 A^2= 〈x(NT)×x(NT)×[x{(N−1)T}−x
{(N−2)T)]−x(NT)×x{(N−1)T}
×[x(NT)−x{(N−1)T}]〉/〈2x{(
N−1)T}−x(NT)−x{(N−2)T}〉によ
り、大きさAを求めることを特徴とするデジタル形保護
制御装置。 4、請求項2または3に記載のデジタル形保護制御装置
において、 x(t)=Asinωtを電流とし、y(t)=Bsi
n(ωt+θ)を電圧としたとき、 Xfg(T)≡x(NT)×[y{(N−1)T}−y
{(N−2)T}]−x{(N−1)T}×[y(NT
)−y{(N−1)T}]と Xff(T)≡x(NT)×[x{(N−1)T}−x
{(N−2)T}]−x{(N−1)T}×[x(NT
)−x{(N−1)T}]および Yfg(T)≡x(NT)×y{(N−1)T}−x{
(N−1)T}×y(NT) を算出し、これらと請求項2において求めた角速度ωか
ら、抵抗分として〔Xfg(T)〕/〔Xff(T)〕
を、また、インダクタンス分として[〔Xfg(T)〕
/〔Xff(T)〕]×ωTを算出し、インピーダンス
を判定することを特徴とするデジタル形距離測定装置。 5、請求項2または3に記載のデジタル形保護制御装置
において、 x(t)=Asinωt、y(t)=Bsin(ωt+
θ)としたとき、 Xfg(T)≡x(NT)×[y{(N−1)T}−y
{(N−2)T}]−x{(N−1)T}×[y(NT
)−y{(N−1)T}]および Yfg(T)≡x(NT)×y{(N−1)T}−x{
(N−1)T}×y(NT) を算出し、基準軸と交差する点をx_■、直交軸と交差
する点をy_■とした直線のとき、上記Xfg(T)と
Yfg(T)および請求項2において求めた角速度ωか
ら〔Yfg(T)〕/〔ωT〕と−(y_■/X_■)
×([〔Xfg(T)〕/〔ω^2T^2〕]−x_■
)の大小を比較し、位相特性上のどの位置にあるか判定
することを特徴とするデジタル形保護制御装置。 6、請求項2または3に記載にデジタル形保護制御装置
において、 x(t)が角速度ωの周期波形のとき、請求項2におい
て求めたωにより、x(t)を任意の位相ψだけ移相さ
せた波形として、 x_ψ(NT)≡x(NT)×cosψ+[〔x(NT
)−x{(N−1)T}〕/ωT]×sinψ を算出し、上記x_ψ(NT)を用いて位相特性を判定
することを特徴とするデジタル形保護制御装置。 7、請求項3に記載のデジタル形保護制御装置において
、 x(t)=Asinωt、y(t)=Bsin(ωt+
θ)とし、かつ、この差x(t)−y(t)をZ(t)
=Csin(ωt+α)としたとき、Z{(N−2)T
}=x{(N−2)T}−y{(N−2)T}、Z{(
N−1)T}=x{(N−1)T}−y{(N−1)T
}Z(NT)=x(NT)−y(NT)から、それぞれ
の大きさA、B、Cを算出し、動作量をC、抑制量を(
A+B)とすることを特徴とするデジタル形比率差動継
電装置。 8、請求項1〜7のいずれか一項に記載のデジタル形保
護制御装置に用いるアナログ−デジタル変換器において
、 演算の実施に必要な3つの連続サンプリングデータを1
グループとしてごく短時間に取り込み、各グループ間の
時間間隔を任意の長さとしたことを特徴とするアナログ
−デジタル変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1063361A JP2657414B2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | デジタル形保護制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1063361A JP2657414B2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | デジタル形保護制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02246725A true JPH02246725A (ja) | 1990-10-02 |
JP2657414B2 JP2657414B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=13227051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1063361A Expired - Fee Related JP2657414B2 (ja) | 1989-03-15 | 1989-03-15 | デジタル形保護制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2657414B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5152878A (en) * | 1974-11-02 | 1976-05-10 | Tokyo Electric Power Co | Denkiryono kenshutsuhoshiki |
JPS57165765A (en) * | 1981-04-06 | 1982-10-12 | Mitsubishi Electric Corp | Frequency detection system |
-
1989
- 1989-03-15 JP JP1063361A patent/JP2657414B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5152878A (en) * | 1974-11-02 | 1976-05-10 | Tokyo Electric Power Co | Denkiryono kenshutsuhoshiki |
JPS57165765A (en) * | 1981-04-06 | 1982-10-12 | Mitsubishi Electric Corp | Frequency detection system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2657414B2 (ja) | 1997-09-24 |
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