JPH0224633Y2 - - Google Patents

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JPH0224633Y2
JPH0224633Y2 JP9068085U JP9068085U JPH0224633Y2 JP H0224633 Y2 JPH0224633 Y2 JP H0224633Y2 JP 9068085 U JP9068085 U JP 9068085U JP 9068085 U JP9068085 U JP 9068085U JP H0224633 Y2 JPH0224633 Y2 JP H0224633Y2
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JP
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meat
reverse
inching
meat box
motor
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は肉切機の逆動寸動機構に係り、特に肉
箱の逆転操作が簡単で、肉塊の切截作業性を向上
するのに好適な肉切機の逆動寸動機構に関するも
のである。
従来の逆転駆動回路を有する肉切機は、冷凍肉
塊切截作業中、刃物に加わる肉塊の切截抵抗が過
大となると、刃物回転用電動機および肉箱駆動電
動機が拘束状態となり、肉塊の切截作業が中断さ
れることがあつた。また、切截作業を再開するに
は、作業者が逆転用操作スイツチを操作し、肉箱
を手前位置方向に戻し、拘束状態を解除する必要
があつた。この場合、逆転用操作スイツチの操作
時間により肉箱の移動量が変わるため、肉箱を作
業者の要求する位置あるいは正確に手前位置に戻
すことが困難であり、また、逆転用操作スイツチ
の操作時間が長い場合、肉箱が手前位置より更に
戻り過ぎるなどの問題があつた。
肉箱が手前位置からずれていると、切截作業を
再開したときに、機械本体に衝撃が加わつたり、
肉塊を無駄に切截してしまうことになる。
本考案は上記に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、肉箱の逆転操作が簡単で、し
かも、肉箱を作業者が要求する位置あるいは手前
位置に容易に戻すことができ、肉塊切截作業の操
作性と安全性を向上することができる肉切機の逆
転寸動機構を提供することにある。
本考案の特徴は、肉箱駆動電動機として正転お
よび逆転可能の可逆電動機を用い、この電動機を
正転させる正転駆動回路のほかに逆転させる逆転
駆動回路を有する駆動制御回路と、逆転用操作ス
イツチと、上記逆転駆動回路を寸動動作させる寸
動制御回路とを備え、この寸動制御回路の出力に
より上記逆転駆動回路を寸動動作させ、上記電動
機を逆転寸動させることによつて肉箱を手前位置
方向に寸動移動させることができる構成とした点
にある。
以下本考案を第1図、第2図に示した実施例お
よび第3図を用いて詳細に説明する。
第1図は本考案に係る逆転寸動機構を備えた肉
切機の一実施例を示す正面図である。第1図にお
いて、支持部材1の上面に2本の平行な摺動部材
2を配設し、この摺動部材2上に往復動(図にお
いては前後方向)可能に肉箱3が支持嵌合させて
ある。肉箱3の底部には、アーム4の一方の端部
が可転可能に支持してあり、アーム4の他端は、
クランク5に回転可能に支持してある。6は肉箱
駆動電動機で、ベルト等の動力伝達手段によつて
減速機7に連結してあり、減速機7の出力軸に
は、クランク5が嵌着させてある。したがつて、
肉箱駆動電動機6の回転により減速機7を介して
クランク5を回転させ、さらに、アーム4を介し
て肉箱3を往復移動(図においては前後方向)さ
せることができるようになつている。刃物8は図
示しない刃物回転用電動機および動力伝達手段に
よつて回転する。9は操作スイツチで、操作スイ
ツチ9を操作すると、刃物8が回転するととも
に、肉箱3が往復移動し、肉箱3内に収納された
肉塊が連続的あるいは断続的に切截される。10
は逆転用操作スイツチである。
第2図は本考案の肉切機の逆転寸動機構の制御
回路の一実施例を示すブロツク図である。第2図
において、電源ラインl1,l2,l3と肉切駆動電動
機6のU,V,W端子とは、後述するリレー1
5,16の常開リレー接点15a,16aを介し
て接続してあり、常開リレー接点15aが閉路し
たときは肉箱駆動電動機6が正転し、常開リレー
接点16aが閉路したときは逆転するようになつ
ている。
第3図は第2図の各部信号a〜dのタイムチヤ
ートで、第3図のa〜dは第2図の信号a〜dに
対応している。以下、第3図を参照して第2図の
動作について説明する。
(1) 通常の肉塊の切截作業を行う場合 操作スイツチ9を操作してオンとすると、その
出力信号aは論理「L」から論理「H」に反転す
る〔第3図a参照)。この論理「H」の出力信号
により増幅回路13を介してリレー(コイル)1
5が励磁され、常開リレー接点15aが閉路して
刃物8を回転させる刃物回転用電動機(図示せ
ず)および肉箱駆動電動機6を正転させる。した
がつつて、刃物8が回転し、肉箱3が往復移動
し、肉箱3内に収納された肉塊が切截される。な
お、このときは、リレー15の常閉リレー接点1
5bが開路し、リレー(コイル)16と電源Vcc
間の接続が断たれた状態となる。したがつて、リ
レー15が励磁されている間にリレー16が励磁
されることはない。また、操作スイツチ9の出力
信号aはインバータ回路11を介して論理「H」
から論理「L」に反転し、この信号b〔第3図b
参照)はタイマー12に入力され、タイマー12
の動作を阻止する。ここで、インバータ回路11
は論理値を「H」から「L」、又は「L」から
「H」へ反転するための回路であり、例えばトラ
ンジスタと抵抗等の組合せで構成され、トランジ
スタのベース電位を入力とし、コレクタ電位を出
力として取出すものである。切截作業を終了させ
るときは、操作スイツチ9をオフとして、その出
力信号aを論理「H」から論理「L」に反転させ
る。この論理「L」の出力信号aにより、リレー
15の励磁が停止し、常開リレー接点15aが開
路し、刃物回転用電動機および肉箱駆動電動機6
への電力供給が遮断される。したがつて、刃物8
の回転が停止し、肉箱3の往復移動が停止する。
このとき、常閉リレー接点15bが復帰し、リレ
ー16と電源Vcc間が接続され、リレー16の励
磁が可能な状態になり、また、タイマー12が動
作可能の状態になる。
(2) 電動機6を逆転させる場合 冷凍肉塊切截作業中に刃物8に加わる肉塊の切
截抵抗が過大となり、刃物回転用電動機および肉
箱駆動電動機6が拘束状態になつたときを考え
る。このときには、拘束状態を解除するため、操
作スイツチ9をオフとし、常開リレー接点15a
を開路して肉箱駆動電動機6への電力供給を遮断
した後、逆転用操作スイツチ10をオンとして、
その出力信号cを第3図cに示すように論理
「L」から論理「H」に反転させる。このとき、
タイマー12の一方の入力であるインバータ回路
11の出力信号bは論理「H」であるから、タイ
マー12が動作可能であり、操作スイツチ10の
出力信号cの論理「L」から論理「H」への立上
り信号によりタイマー12が動作し、あらかじめ
設定した時間T1の間、その出力信号dが第3図
dに示すように論理「H」となる。この論理
「H」の出力信号dにより増幅回路14を介して
リレー16が励磁され、常開リレー接点16aが
閉路し、肉箱駆動電動機6が時間T1の間逆転す
る。このとき、常閉リレー接点16bは開路し、
リレー15と電源Vcc間の接続が断たれ、リレー
16が励磁されている間にリレー15が励磁され
ることはない。
ここで、タイマー12は、出力信号cのパルス
の立上りによつて起動されるモノマルチバイブレ
ータから構成されており、起動後一定時間T1
間、出力「H」を出し、T1後に再び「L」にな
る。このモノマルチバイブレータはパルスの立上
りによつてのみ作動されるものであり、単に出力
信号cのレベルによつて作動しない。従つて、パ
ルス幅Ts、TLの大きさによらず、1つのパルス
によつて、1回のみ作動する。
以上のように、タイマー12は、操作スイツチ
9がオフで操作スイツチ10がオンのとき動作す
るようにしてあるので、肉箱駆動電動機6が正転
中(切截作業中)は、操作スイツチ10をオンに
しても肉箱駆動電動機6は逆転しない。
また、操作スイツチ10の出力信号cの立上り
によりタイマー12が動作するため、操作スイツ
チ10の操作時間(第3図cのTS,TL)に関係
なく、設定した時間T1の間のみ肉箱駆動電動機
6を逆転させることができる。ここで、T1は肉
箱3が適当な微動量L1だけ移動するように設定
してある。したがつて、操作スイツチ10を操作
する毎にL1ずつ肉箱3を逆移動させることがで
きる。すなわち、肉箱3が逆転寸動することにな
る。
以上の説明において、操作スイツチ9、増幅回
路13、リレー15、常開リレー接点15a、常
閉リレー接点15bが正転駆動回路、操作スイツ
チ10は逆転用操作スイツチで、操作スイツチ1
0、増幅回路14、リレー16、常開リレー接点
16a、常閉リレー接点16bが逆転駆動回路、
インバータ回路11、タイマー12が寸動制御回
路に相当する。
上記した本考案の実施例によれば、肉箱3を往
復移動させる肉箱駆動電動機6を逆転寸動できる
ように、逆転駆動回路、寸動制御回路を設けたの
で、肉塊切截作業中に刃物8の回転が停止し、肉
箱3の移動が停止して肉箱駆動電動機6が過負荷
状態あるいは拘束状態となつて、逆転用操作スイ
ツチ10をオンとすれば、その都度、操作時間に
関係なく、自動で肉箱3をL1ずつ手前位置方向
に戻すことができ、肉箱3を作業者が要求する位
置あるいは手前位置に容易に戻すことができる。
しかも、急激に肉箱3が手前位置方向に戻つたり
戻り過ぎることがなく安全である。以上により、
肉塊切截作業における操作性、安全性が向上し、
作業者の負担を軽減できる。さらに、肉塊切截作
業を再開するときの機械本体への衝撃を軽減で
き、肉塊を無駄に切截することを防止できる。
なお、上記した実施例では、肉箱駆動電動機6
の逆転時間を規制する方式としたが、肉箱駆動電
動機6の逆転時の肉箱3の移動量を検出するかま
たは減速機7の回転角度を検出し、あらかじめ設
定した肉箱3の寸動移動量に達した時点で、肉箱
駆動電動機6への電力供給を遮断するようにして
もよく同一の効果を得ることができる。
以上説明したように、本考案によれば、肉箱の
逆転操作が簡単で、しかも、肉箱を作業者が要求
する位置あるいは手前位置に容易に戻すことがで
き、肉塊切截作業の操作性と安全性を向上できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る逆転寸動機構を備えた肉
切機の一実施例を示す平面図、第2図は本考案の
肉切機の逆転寸動機構の制御回路の一実施例を示
すブロツク図、第3図は第2図の各部信号のタイ
ムチヤートである。 3……肉箱、5……クランク、6……肉箱駆動
電動機、7……減速機、8……刃物、9,10…
…操作スイツチ、11……インバータ回路、12
……タイマー、13,14……増幅回路、15,
16……リレー(コイル)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 肉箱駆動電動機の回転により減速機とクラン
    ク機構を介して肉箱を往復移動させ、回転刃物
    により前記肉箱に収納された肉塊を切載する肉
    切機において、前記肉箱駆動電動機として正転
    および逆転可能の可逆電動機を用い、該電動機
    を正転させる正転駆動回路のほかに逆転させる
    逆転駆動回路を有する駆動制御回路と、逆転用
    操作スイツチと、前記逆転駆動回路を寸動動作
    させる寸動制御回路とを備え、該寸動制御回路
    の出力により前記逆転駆動回路を寸動動作さ
    せ、前記電動機を逆転寸動させることによつ
    て、前記肉箱を手前位置方向に寸動移動させる
    ことができる構成としたことを特徴とする肉切
    機の逆転寸動機構。 2 前記寸動制御回路は、前記電動機への電力供
    給時間を規制する時間規制回路を備えている実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の肉切機の逆
    転寸動機構。 3 前記寸動制御回路は、前記肉箱の移動量を検
    出する検出手段と、該検出手段の出力信号が所
    定値に達したときに前記逆転駆動回路の動作を
    停止させる停止手段とよりなる実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の肉切機の逆転寸動機構。
JP9068085U 1985-06-14 1985-06-14 Expired JPH0224633Y2 (ja)

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JPS61205795U JPS61205795U (ja) 1986-12-25
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