JPH022460Y2 - - Google Patents
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- JPH022460Y2 JPH022460Y2 JP17952284U JP17952284U JPH022460Y2 JP H022460 Y2 JPH022460 Y2 JP H022460Y2 JP 17952284 U JP17952284 U JP 17952284U JP 17952284 U JP17952284 U JP 17952284U JP H022460 Y2 JPH022460 Y2 JP H022460Y2
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- tank
- solvent
- primer
- hardening
- supply pipe
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(技術分野)
本考案は、塗料と接着剤間の親和剤として用い
られるプライマ液のようなきわめて高い即硬性を
有する液体の供給装置に関する。
られるプライマ液のようなきわめて高い即硬性を
有する液体の供給装置に関する。
(従来技術)
車両のフランジ部にウインドガラスを接着する
場合には、予めフランジ部とウインドガラスの各
接着面にプライマを塗布して、フランジ部に塗布
された塗料と接着剤の間もしくはガラスと接着剤
の間の親和性を高める処理が施される。
場合には、予めフランジ部とウインドガラスの各
接着面にプライマを塗布して、フランジ部に塗布
された塗料と接着剤の間もしくはガラスと接着剤
の間の親和性を高める処理が施される。
ところが、この種のプライマは大気中の酸素や
水分と反応して著しい即硬性を示すため、これを
塗装部に供給する場合、管路内で簡単に硬化して
流路を閉塞させてしまうという不具合が生じ易
く、このため、これまではこの種の即硬性剤を自
動的に供給しながら被塗装面に塗布するといつた
塗装手段を構じることができなかつた。
水分と反応して著しい即硬性を示すため、これを
塗装部に供給する場合、管路内で簡単に硬化して
流路を閉塞させてしまうという不具合が生じ易
く、このため、これまではこの種の即硬性剤を自
動的に供給しながら被塗装面に塗布するといつた
塗装手段を構じることができなかつた。
(目的)
本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、
即硬性の液体を硬化させることなく供給すること
のできる新たな装置を提供することにある。
即硬性の液体を硬化させることなく供給すること
のできる新たな装置を提供することにある。
(構成)
すなわち、本考案はかかる目的を達成するため
に、外気と連通する気体除湿槽と即硬性液体の硬
化防止溶剤を密封した溶剤槽を乾燥気体供給管を
介して連通するとともに、槽外に伸びる即硬性液
体供給管を備えた即硬性液体貯蔵槽と上記溶剤槽
とを加圧部材を備えた溶剤蒸気供給管を介して連
通させることにより即硬性液体を硬化させること
なく供給することができるよう構成した装置にあ
る。
に、外気と連通する気体除湿槽と即硬性液体の硬
化防止溶剤を密封した溶剤槽を乾燥気体供給管を
介して連通するとともに、槽外に伸びる即硬性液
体供給管を備えた即硬性液体貯蔵槽と上記溶剤槽
とを加圧部材を備えた溶剤蒸気供給管を介して連
通させることにより即硬性液体を硬化させること
なく供給することができるよう構成した装置にあ
る。
(実施例)
そこで以下に本考案の詳細を図示した実施例に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
図面は本考案の一実施例を示したものであつ
て、図中符号1は内部にシリカゲル等の除湿剤を
密封した空気除湿槽で、ここには逆止弁2を介し
て一端が大気中に開口した吸気管3が挿入され、
また、この槽1からは一端が除湿剤中に開口した
乾燥空気供給管4が溶剤槽5の溶液中に開口して
いる。
て、図中符号1は内部にシリカゲル等の除湿剤を
密封した空気除湿槽で、ここには逆止弁2を介し
て一端が大気中に開口した吸気管3が挿入され、
また、この槽1からは一端が除湿剤中に開口した
乾燥空気供給管4が溶剤槽5の溶液中に開口して
いる。
ところで上記した溶剤槽5には、プライマ硬化
防止用の溶剤として、例えばケント系有機溶媒を
使用するボデイ用プライマに対しては酢酸エチル
溶剤が、また塩素系有機溶媒を使用するガラス用
プライマに対してはメチルエチルケトン溶剤が密
封されており、この溶剤槽5からは溶剤蒸気供給
管6が圧送ポンプ7を介してプライマ槽8内に達
し、プライマ槽8の内圧を高めて槽8内への空気
の侵入を抑えるように構成されており、さらにこ
のプライマ槽8からは、一端がプライマ液中に開
口したプライマ供給管9が圧送ポンプ10を介し
て塗布部に設けたプライマ塗布装置11へと伸び
ている。
防止用の溶剤として、例えばケント系有機溶媒を
使用するボデイ用プライマに対しては酢酸エチル
溶剤が、また塩素系有機溶媒を使用するガラス用
プライマに対してはメチルエチルケトン溶剤が密
封されており、この溶剤槽5からは溶剤蒸気供給
管6が圧送ポンプ7を介してプライマ槽8内に達
し、プライマ槽8の内圧を高めて槽8内への空気
の侵入を抑えるように構成されており、さらにこ
のプライマ槽8からは、一端がプライマ液中に開
口したプライマ供給管9が圧送ポンプ10を介し
て塗布部に設けたプライマ塗布装置11へと伸び
ている。
なお、図中符号12はプライマ供給管9の管路
中に設けたメーターリレー、13は流路調整弁、
14はメーターリレー12によつて作動する電磁
弁、15はプライマ塗布装置11の近傍に設けた
空気流入防止用の逆止弁を示しており、また、1
6は、プライマ液の沈澱硬化を防止するためにプ
ライマ槽3の下部に配設したマグネツトスタイラ
を示している。
中に設けたメーターリレー、13は流路調整弁、
14はメーターリレー12によつて作動する電磁
弁、15はプライマ塗布装置11の近傍に設けた
空気流入防止用の逆止弁を示しており、また、1
6は、プライマ液の沈澱硬化を防止するためにプ
ライマ槽3の下部に配設したマグネツトスタイラ
を示している。
上述した装置において、いま、マグネツトスタ
イラ16に撹拌されて槽8内での沈殿硬化を抑え
られていたプライマが、被塗面上に塗布すべくプ
ライマ槽8から塗布装置11へ送られると、溶剤
槽5の上部空間に充満していた溶剤蒸気は、プラ
イマの消費量に相当する分圧送ポンプ7により圧
送されてプライマ槽8の上部空間に供給され、槽
8内の圧力を高めて外気の侵入を抑える。
イラ16に撹拌されて槽8内での沈殿硬化を抑え
られていたプライマが、被塗面上に塗布すべくプ
ライマ槽8から塗布装置11へ送られると、溶剤
槽5の上部空間に充満していた溶剤蒸気は、プラ
イマの消費量に相当する分圧送ポンプ7により圧
送されてプライマ槽8の上部空間に供給され、槽
8内の圧力を高めて外気の侵入を抑える。
一方、プライマ槽8への溶剤蒸気供給により溶
剤槽5の内部が負圧になると、空気除湿槽1を経
て水分が除去された外部空気は、乾燥空気供給管
4を経て溶剤液中に没入しているその開口端から
泡となつて溶剤槽5内に導入され、その際の気泡
により溶剤を撹拌してその蒸発を助長する。
剤槽5の内部が負圧になると、空気除湿槽1を経
て水分が除去された外部空気は、乾燥空気供給管
4を経て溶剤液中に没入しているその開口端から
泡となつて溶剤槽5内に導入され、その際の気泡
により溶剤を撹拌してその蒸発を助長する。
もとより、この溶剤槽5内への空気の導入によ
り、槽5内の上部空間は、新たに生じた溶剤蒸気
と導入された乾燥空気とによつて満たされること
になり、これらの混合気体はプライマの消費に伴
つて順次プライマ槽8に供給されるが、溶剤蒸気
は一般に乾燥空気に比べて比重がきわめて大であ
るため、プライマ槽8内へ供給された段階でこれ
らの混合気体はいち早く分離し、比重の大なる溶
剤蒸気のみが降下してプライマの液面を層状に覆
い、その後は供給の都度順次溶剤蒸気の層圧を増
してプライマの硬化を抑える。
り、槽5内の上部空間は、新たに生じた溶剤蒸気
と導入された乾燥空気とによつて満たされること
になり、これらの混合気体はプライマの消費に伴
つて順次プライマ槽8に供給されるが、溶剤蒸気
は一般に乾燥空気に比べて比重がきわめて大であ
るため、プライマ槽8内へ供給された段階でこれ
らの混合気体はいち早く分離し、比重の大なる溶
剤蒸気のみが降下してプライマの液面を層状に覆
い、その後は供給の都度順次溶剤蒸気の層圧を増
してプライマの硬化を抑える。
(効果)
以上述べたように本考案によれば、除湿槽で除
湿した外気を硬化防止溶剤液中に開口した乾燥気
体供給管を介して溶剤槽内に導入するようにした
ので、供給管の開口端から出てくる気泡を利用し
て硬化防止溶剤を撹拌してその蒸気の蒸発を促進
し、即硬性液体の消費量に見合う可能な限り多量
の溶剤蒸気を貯蔵槽に送り込んで、その凝固を効
果的に抑えることができる。
湿した外気を硬化防止溶剤液中に開口した乾燥気
体供給管を介して溶剤槽内に導入するようにした
ので、供給管の開口端から出てくる気泡を利用し
て硬化防止溶剤を撹拌してその蒸気の蒸発を促進
し、即硬性液体の消費量に見合う可能な限り多量
の溶剤蒸気を貯蔵槽に送り込んで、その凝固を効
果的に抑えることができる。
しかも、液体貯蔵槽には、硬化防止溶剤蒸気を
圧入するようにしたので、供給した溶剤蒸気によ
り貯蔵槽の内部圧力を高めて、湿つた外気の侵入
を確実に抑えることができ、また溶剤蒸気の供給
の際に、例えばこの蒸気と混合した外気が貯蔵槽
内に送り込まれたとしても、比重差により溶剤蒸
気のみが下降して即硬性液体の表面を層状に覆う
ため、その硬化は支障なく抑えられる。
圧入するようにしたので、供給した溶剤蒸気によ
り貯蔵槽の内部圧力を高めて、湿つた外気の侵入
を確実に抑えることができ、また溶剤蒸気の供給
の際に、例えばこの蒸気と混合した外気が貯蔵槽
内に送り込まれたとしても、比重差により溶剤蒸
気のみが下降して即硬性液体の表面を層状に覆う
ため、その硬化は支障なく抑えられる。
図面は、本考案の一実施例を示す装置の配管図
である。 1……空気除湿槽、3……吸気管、4……乾燥
空気供給管、5……プライマ硬化防止溶剤槽、6
……溶剤供給管、7,10……圧送ポンプ、8…
…プライマ槽、9……プライマ液供給管、11…
…塗布装置。
である。 1……空気除湿槽、3……吸気管、4……乾燥
空気供給管、5……プライマ硬化防止溶剤槽、6
……溶剤供給管、7,10……圧送ポンプ、8…
…プライマ槽、9……プライマ液供給管、11…
…塗布装置。
Claims (1)
- 外気と連通する気体除湿槽1と即硬性液体の硬
化防止溶剤を密封した溶剤槽5とを、一端が該硬
化防止溶剤中に開口した乾燥気体供給管4を介し
て連通するとともに、槽外に伸びる即硬性液体供
給管9を備えた即硬性液体貯蔵槽8と上記溶剤槽
5とを圧送ポンプ7を備えた溶剤蒸気供給管6を
介して連通させたことを特徴とする即硬性液体の
供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17952284U JPH022460Y2 (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17952284U JPH022460Y2 (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6195486U JPS6195486U (ja) | 1986-06-19 |
JPH022460Y2 true JPH022460Y2 (ja) | 1990-01-22 |
Family
ID=30737089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17952284U Expired JPH022460Y2 (ja) | 1984-11-26 | 1984-11-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH022460Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-11-26 JP JP17952284U patent/JPH022460Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6195486U (ja) | 1986-06-19 |
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