JPH02245112A - 粉粒体繰出し装置 - Google Patents

粉粒体繰出し装置

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JPH02245112A
JPH02245112A JP6846389A JP6846389A JPH02245112A JP H02245112 A JPH02245112 A JP H02245112A JP 6846389 A JP6846389 A JP 6846389A JP 6846389 A JP6846389 A JP 6846389A JP H02245112 A JPH02245112 A JP H02245112A
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hopper
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sliding contact
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Yasunari Nakao
康也 中尾
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、粉粒体貯留用ホッパの下端に粉粒体落下口を
形成し、外周部に粉粒体入り込み用凹部を形成した繰出
しロールを前記落下口の下方に配置し、この繰出しロー
ルを横軸芯周りで駆動回転させて、前記凹部内に入り込
んだ粉粒体のみを下方に繰出すよう構成するとともに、
前記ホッパの下端縁と繰出しロールの外周部との間に耐
摩耗材からなる摺接部材を介在させてある粉粒体繰出し
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来における上記繰出し構造としては、例えば実開昭6
1−148123号公報に開示されているように、前記
摺接部材は前記ホッパの下端と前記繰出しロールの対向
する領域のみに介在させるとともに、位置固定状態で設
けてあった。
そして、粉粒体の繰出し作業を終了した後ホッパ内に粉
粒体を貯留したままで機体を移動する際には、繰出しロ
ールを前方向にスライドさせてその外周部によりホッパ
落下口を閉塞させるよう構成したものがあった(例えば
実開昭59191117号公報参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記したような従来構造では、前記落下口を
閉塞させる場合には、繰出しロールの回動軸芯方向への
位置決め係合部の係合を解除した後、繰出しロールをス
ライド操作しなければならず操作が煩わしいものであり
、改善の余地があった。
本発明は、一般に合成樹脂材で構成される前記ホッパと
前記繰出しロールとを、その隙間からの粉粒体の漏下を
無くしながら円滑に相対回動させるために設けられる前
記摺接部材の構造を合理的なものに改良を加えることで
上記不具合点を解消する事を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の特徴は、冒頭に記載した粉粒体繰出し装置にお
いて、前記摺接部材を、前記繰出しロールの外周部に巻
回した板体で構成するとともに、前記落下口から前記凹
部への粉粒体落下を許容する透孔を前記摺接部材に形成
し、この透孔が前記落下口に臨む繰出し作用位置と、前
記透孔が前記落下口から周方向に位置ずれした粉粒体遮
断位置とに亘り前記摺接部材を繰出しロール周方向に回
動操作自在に設けてある点にあり、その作用・効果は次
の通りである。
〔作 用〕
つまり、通常の粉粒体繰出し作業を行う場合には、前記
摺接部材を前記繰出し作用位置に設定することにより粉
粒体は前記透孔を通過して円滑に繰り出される。
そして、前記ホッパ内に粉粒体を貯留したままで繰出し
を停止させる場合には、前記摺接部材を前記粉粒体遮断
位置まで回動操作する。そうすると、前記落下口は板体
から成る摺接部材によって遅閉されるので、粉粒体の漏
下を阻止できる。
〔発明の効果〕
従って、本発明によれば、繰出しロールの円滑な回動操
作を行うための部材を合理的構造に改良することで、部
品点数を増加させることなく、回動操作のみによってホ
ッパ落下口を閉塞することができ、切換え操作を行い易
くさせることができた。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図に本発明に係る粉粒体繰出し装置の一例である施
肥装置(1)を装着した田植機の後部を示している。前
記施肥装置(1)は、走行機体(図示せず)に対して昇
降自在に連結した苗植付装置(2)後部に取付けられ、
粉粒体の一例である肥料を貯留するホッパ(3)、ホッ
パ(3)内の肥料を所定量毎繰出す繰出し機構(4)、
繰出された肥料を下方に流下案内する流下パイプ(5)
、及び前記流下パイプ(5)の下部に連なり泥面上に施
肥用溝を形成するための作溝器(6)等で構成される。
前記繰出し機構(4)は、前記ホッパ(3)の下端に形
成した肥料落−トロ(7)の下方に、横軸芯周りで駆動
回動する繰出しロール(8)を配置し、この繰出しロー
ル(8)の外周部に周方向に一定ピッチで複数の肥料入
り込み用凹部(9)を形成して、この凹部(9)内に入
り込んだ肥料のみを下方に繰出すよう構成しである。前
記繰出しロール(8)の回動駆動は次のように行われる
。つまり、前記苗植付装置(2)に設けた植付機構(1
0)における回転ケース(11)の横側にブラケッ) 
(12)を取付け、このブラケッ) (12)の回転軸
芯(に1)から偏芯した位置と、前記繰出しロール(8
)の回動軸芯(×2)周りに揺動する揺動アーム(13
)の揺動端とを押引ロッド(14)を介して枢支連結し
、ロール駆動軸(15)と前記揺動アーム(13)との
間に一方向クラッチ(16)を介在させてある。このよ
うにして、回転ケース(11)の回転に伴ってロール駆
動軸(15)を一定方向に所定ピッチ毎間欠回動させる
よう構成しである。
前記繰出しロール(8)は、第2図及び第4図に示すよ
うに、前記肥料入り込み用凹部(9)を回転軸芯方向に
沿って複数形成した第1回転体(8a)と、前記凹部(
9)内に回転軸芯方向に沿って移動調節自在に係合する
突片(17)を複数形成した第2回転体(8b)とから
成り、第1回転体(8a)は、断面形状を六角形に成形
したロール駆動軸(15)に一体回動自在に角嵌合する
とともに第2回転体(8b)はボールデテント機構(1
8)により第1回転体(8a)と一体回動する回動軸(
19)に、軸芯方向に相対スライド自在に螺合しである
そして、前記繰出しロール(8)と略同−径のフランジ
部(20)を形成するとともに相対回動自在な左右一対
のボス部材(21) 、 (22)を介して繰出しロー
ル(8)を繰出しケース(22)に支持させてある。
前記回動軸(19)のケース外方突出側端部に回動操作
部(23)を取付けるとともに、前記ボールデテントa
構(18)における回動軸(19)側の係合凹部(24
)を周方向に複数形成し、ボールデテント機構(18)
のバネ力に抗して回動操作部(23)を人為的に回動操
作し、回動軸(19)を回動させることによって、第2
回転体(8b)を回動軸芯方向にスライドさせて前記凹
部(9)の長さを変更し繰出し量を調節できるよう構成
しである。
又、第3図に示すように、肥料落下口(7)よりも繰出
しロール回動方向下手側部位に、凹部(9)内に入り込
んだ肥料の摺り切り用ブラシ(25)を配備しである。
このブラシ(25)を取付けたブラシ支持部材(26)
のホッパ(3)内方に対向する面は、肥料案内面に兼用
しである。つまり、第1図(イ)に示すように、ホッパ
(3)に前記支持部材(26)が入り込む切欠き(27
)を形成して、支持部材(26)の表面がホッパ(3)
内面に路面−となる状態で配設しである。
しかも、前記支持部材(26)は横軸芯(X、)周りで
揺動自在に繰出しケース(22)に枢支するとともに、
支持部材(26)に横向き挿通したロッド(28)と、
ケース下部の係止部(29)とに亘って張設した引張り
スプリング(30)によりブラシ(25)を繰出しロー
ル(8)に向けて抑圧する方向に揺動付勢しである。
そして、前記ホッパ(3)の下端縁と前記繰出しロール
(8)の外周部との間に、ステンレス等の耐摩耗材から
成る摺接部材(31)を介在させてある。この摺接部材
(31)は、繰出しロール(8)の外周部に巻回した板
体で構成するとともに、この摺接部材(31)にホッパ
(3)の落下口(7)から繰出しロール(8)の凹部(
9)内への粉粒体落下を許容する透孔(32)を形成し
である。前記摺接部材(31)は、前記ボス部材(21
) 、 (21)の外周部にビス止めしてあり、このボ
ス部材(21) 、 (21)と一体的に回動可能であ
って、前記透孔(32)がホッパ(3)の落下口(7)
に臨む繰出し作用位置と、前記透孔(32)が前記落下
口(7)から周方向に位置ずれした粉粒体遮断位置とに
亘り繰出しロール周方向に回動操作自在に構成しである
つまり、第2図に示すように、繰出しケース(22)の
横−例外方に前記ボス部材(21)と一体回動する回動
操作レバー(33)を設けるとともに、繰出しケース(
22)の外側面に、前記回動操作レバー(33)に形成
した係合片(34)が係合離脱自在な3個の係合部(3
5a) 、 (35b) 、 (35c)を係合させる
と、前記摺接部材(31)が前記粉粒体遮断位置に設定
され(第1図(イ)参照)回動操作レバー(33)を回
動して係合片(34)を第2の係合部(35b)に係合
させると、摺接部材(31)が前記繰出し作用位置に設
定(第1図(ロ)参照)されるよう構成しである。そし
て、回動操作レバー(33)を更に回動して係合片(3
4)を第3の保合部(35c)に係合させると、前記ブ
ラシ支持部材(26)が揺動してホッパ(3)の切欠き
(27)に開放して、ホッパ(3)内の残留肥料に排出
することができる肥料排出状態に設定できるよう構成し
である(第1図(ハ)参照)。
前記肥料排出状態について詳述すると、第3図に示すよ
うに、ブラシ押圧付勢用引張りスプリング(30)を係
止させるための前記ロッド(28)の一端側をクランク
状に延長屈曲成形するとともに、前記摺接部材(31)
の周方向一端部に前記ロッド(28)の延長横軸部(2
8a)が係合する屈曲係合部(31a)を形成しである
。そして、第1図(ロ)に示すように摺゛接部材(31
)を繰出し作用位置に設定しである状態では、前記屈曲
係合部(31a)は前記延長横軸部(28a)に係合せ
ずわずかに離間した状態となる。
この状態から回動操作レバー(33)を遮断位置側と反
対方向に回動操作させると、前記屈曲係合部(31a)
がロッド(28)の延長横軸部(28a)に係合して、
ロッド(2日)が押し上げられる。そうすると前記ブラ
シ支持部材(26)が前記引張りスプリング(30)の
押圧付勢力に抗して揺動し、ブラシ(25)が繰出しロ
ール(8)から離反するとともに、ホッパ(3)に形成
した切欠き(27)が開放状態となって、ホッパ(3)
内の肥料が切欠き開放部分から下方に排出されることに
なる。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る粉粒体繰出し装置の実施例を示し、
第1図(イ) 、 (o) 、 (ハ)は切換作用状j
jμを示す要部の縦断側面図、第2図Cイ) 、 (I
+)は要部の縦断正面図、第3図は要部の斜視図、第4
図は繰出しロールの分解斜視図、第5図は田植機後部の
側面図である。 (3)・・・・・・ホッパ、(7)・・・・・・・落下
口、(8)・・・・・・繰出しロール、(9)・・・・
・・凹部、(31)・・・・・・摺接部材、(32)・
・・・・・透孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粉粒体貯留用ホッパ(3)の下端に粉粒体落下口(7)
    を形成し、外周部に粉粒体入り込み用凹部(9)を形成
    した繰出しロール(8)を前記落下口(7)の下方に配
    置し、この繰出しロール(8)を横軸芯周りで駆動回転
    させて、前記凹部(9)内に入り込んだ粉粒体のみを下
    方に繰出すよう構成するとともに、前記ホッパ(3)の
    下端縁と繰出しロール(8)の外周部との間に耐摩耗材
    からなる摺接部材(31)を介在させてある粉粒体繰出
    し装置であって、前記摺接部材(31)を、前記繰出し
    ロール(8)の外周部に巻回した板体で構成するととも
    に、前記落下口(7)から前記凹部(9)への粉粒体落
    下を許容する透孔(32)を前記摺接部材(31)に形
    成し、この透孔(32)が前記落下口(7)に臨む繰出
    し作用位置と、前記透孔(32)が前記落下口(7)か
    ら周方向に位置ずれした粉粒体遮断位置とに亘り前記摺
    接部材(31)を繰出しロール周方向に回動操作自在に
    設けてある粉粒体繰出し装置。
JP6846389A 1989-03-20 1989-03-20 粉粒体繰出し装置 Expired - Lifetime JPH0697898B2 (ja)

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