JPH02243641A - シクロペンテン誘導体 - Google Patents

シクロペンテン誘導体

Info

Publication number
JPH02243641A
JPH02243641A JP1234118A JP23411889A JPH02243641A JP H02243641 A JPH02243641 A JP H02243641A JP 1234118 A JP1234118 A JP 1234118A JP 23411889 A JP23411889 A JP 23411889A JP H02243641 A JPH02243641 A JP H02243641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cyclopentene derivative
formula
group
cyclopentene
bicyclo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1234118A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2786900B2 (ja
Inventor
Takashi Takahashi
孝志 高橋
Masao Tsuji
正男 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP1234118A priority Critical patent/JP2786900B2/ja
Publication of JPH02243641A publication Critical patent/JPH02243641A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2786900B2 publication Critical patent/JP2786900B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シクロペンテン誘導体に関する。
本発明によって提供されるシクロペンテン誘導体は新規
であり、それ自体が抗菌活性を有するか、または抗菌活
性を有する化合物に容易に変換される。従って、本発明
によって提供されるシクロペンテン誘導体は抗菌剤の有
効成分またはその合成中間体として有用である。また、
本発明によって提供されるシクロペンタン誘導体はネオ
カルチノスタチンのクロモフォア骨格を構成するものと
しても有用である。
[従来の技術] 側鎖にジイン構造を有するシクロペンテン誘導体をクロ
モフォアとして含有するネオカルチノスタチンは、制癌
剤として臨床的に使用されており、抗菌活性を有するこ
とも知られている[テトラヘドロン・レターズ(Tet
rahedronLetters)  第29巻、第9
09頁(1988年)参照]。
[発明が解決しようとする課題] 上記のネオカルチノスタチンは、発酵生産されているが
、分離精製が煩雑であり、しかも高純度で均一な品質を
確保して取得することが困難である。また、ネオカルチ
ノスタチンの活性本体であるクロモフォア部分は包接蛋
白が存在しない状態では極めて不安定であるため、活性
を維持した状態でクロモフォア部分を取り出すことは容
易ではない。
しかして、本発明の1つの目的は、上記のネオカルチノ
スタチンのクロモフォア骨格を構成するシクロペンテン
誘導体またはその合成中間体となる側鎖にジイン構造を
有する新規なシクロペンテン誘導体を提供することにあ
る。また本発明の他の1つの目瞠は化学的手法により容
易に高純度で取得することができ、しかも抗菌活性を有
し、かつ比較的高い安定性を有する側鎖にジイン構造を
もつ新規なシクロペンテン誘導体及びその合成中間体と
して有用な化合物を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、上記の目的は一般式(1)で示される
シクロペンテン誘導体[以下、これをシクロペンテン誘
導体(I)と称する]、一般式(式中、R及びXは上記
定義のとおりである)で示されるシクロペンテン誘導体
[以下、これをシクロペンテン誘導体(■)と称する]
、一般式([) (式中、Rは水素原子または低級アルキル基を表し、X
及びYはそれぞれ保護されていてもよい水酸基を表す) (式中、Rは上記定義のとおりであり、Zlは水酸基ま
たはハロゲン原子を表し、Z2は保護されていてもよい
水酸基を表す) で示されるシクロペンテン誘導体[以下、これをシクロ
ペンテン誘導体(m)と称する]一般式 (式中、R及びYは上記定義のとおりである)で示され
るシクロペンテン誘導体[以下、これをシクロペンテン
誘導体(IV)と称する]及び一般式(V) 入 (式中、Xは上記定義のとおりである)で示されるシク
ロペンテン誘導体[以下、これをシクロペンテン誘導体
(V)と称する]を提供することによって達成される。
シクロペンテン誘導体(rV)はネオカルチノスタチン
のブロモフォア骨格を構成する。またシクロペンテン誘
導体(I)、シクロペンテン誘導体(IV)及びシクロ
ペンテン誘導体(V)は抗菌活性を有する。シクロペン
テン誘導体(n)はシクロペンテン誘導体(I)の合成
中間体であり、またシクロペンテン誘導体(III)は
シクロペンテン誘導体(II)の合成中間体である。
上記の各一般式におけるR%X、Y%zl及びz2を以
下に詳しく説明する。
一般式(1)  一般式(■)、一般式(III)及び
一般式(TV)におけるRが表す低級アルキル基として
は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基
、ブチル基、イソブチル基、5ec−ブチル基、ter
t−ブチル基などが挙げられる。
一般式(I)  一般式(11)及び一般式(V)にお
けるX並びに一般式(I)及び一般式(rl/)におけ
るYが表す保護された水酸基としては、水酸基の保護の
目的を達成するかぎり、通常用いられているいずれの保
護系で保護された水酸基でもよい、保護された水酸基と
しては例えば三置換シリルオキシ基、置換基を有してい
てもよいアルコキシメトキシ基、アシルオキシ基、アル
コキシカルボニルオキシ基などが挙げられる。ここで、
三置換シリルオキシ基としては、例えばトリメチルシリ
ルオキシ基、トリエチルシリルオキシ基、トリイソプロ
ピルシリルオキシ基、tert−ブチルジメチルシリル
オキシ基などのトリアルキルシリルオキシ基;tert
−ブチルジフェニルシリルオキシ基などのジアリールア
ルキルシリルオキシ基などが挙げられ、置換基を有して
いてもよいアルコキシメトキシ基としては、例えばメト
キシメトキシ基、メトキシエトキシメトキシ基、1エト
キシエトキシ基、1−メトキシ−1−メチルエトキシ基
などの1−アルコキシアルコキシ基;テトラヒドロビラ
ン−2−イルオキシ基、テトラヒドロフラン−2−イル
オキシ基などの2−オキサシクロアルキルオキシ基など
が挙げられ、アシルオキシ基としては、例えばアセトキ
シ基、プロピオニルオキシ基、ブチリルオキシ、イソブ
チリルオキシ基、バレリルオキシ基、イソバレリルオキ
シ基、ピバロイルオキシ基、ベンゾイルオキシ基、モノ
クロルアセトキシ基、トリフルオロアセトキシ基などが
挙げられ、アルコキシカルボニルオキシ基としては、例
えばメトキシカルボニルオキシ基、エトキシカルボニル
オキシ基、イソプロピルオキシカルボニルオキシ基など
の低級アルコキシカルボニルオキシ基:フェノキシカル
ボニルオキシ基、p−メトキシフェノキシカルボニルオ
キシ基などのアレツキジカルボニルオキシ基;ベンジル
オキシカルボニルオキシ基、p−ニトロベンジルオキシ
カルボニルオキシ基などのアラルキルオキシカルボニル
オキシ基などが挙げられる。
一般式(Ill)におけるZlが表すハロゲン原子とし
ては、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子などが挙げられ
る。また、一般式(III)におけるZ2が表すことの
ある保護された水酸基の好適例としては、具体的にはY
が表す保護された水酸基として例示した前記の基などが
挙げられる。
シクロペンテン誘導体(■)、シクロペンテン誘導体(
■)、シクロペンテン誘導体(I[+) 、シクロペン
テン誘導体(IV)及びシクロペンテン誘導体(V)は
、例えば以下の方法により製造することができる。
なお、下記の一般式(1−1)で示されるシクロペンテ
ン誘導体、一般式(1−2)で示されるシクロペンテン
誘導体及び一般式(I−3)で示されるシクロペンテン
誘導体はシクロペンテン誘導体(I)に包含され、一般
式(11−1)で示されるシクロペンテン誘導体及び一
般式(■−2)で示されるシクロペンテン誘導体はシク
ロペンテン誘導体(n)に包含され、一般式([1−1
)で示されるシクロペンテン誘導体、一般式([[+−
2)で示されるシクロペンテン誘導体及び一般式(Il
l−3)で示されるシクロペンテン誘導体は、シクロペ
ンテン誘導体(I[I)に包含され、一般式(IV−1
)で示されるシクロペンテン誘導体及び一般式(IV−
2)で示されるシクロペンテン誘導体はシクロペンテン
誘導体(IV)に包含され、また一般式(V−1)で示
されるシクロペンテン誘導体及び式(V−2)で示され
るシクロペンテン誘導体は、シクロペンテン誘導体(V
)に包含される。
(■[) (III−3) (U−1) (IV−1) (IV−2) (上°記式中、Rは上記定義のとおりであり、X’  
Y’及びzx+は水酸基の保護基を表し、zllはハロ
ゲン原子を表す) すなわち、2−ブロモー1−(4−ヒドロキシ−2−ブ
チニル)−2−シクロペンテン−1−オールと一般式(
VT)で示される2−ペンテン−4−イン−1−オール
誘導体とを、パラジウム化合物及び第三級ホスフィンか
らなるパラジウム触媒ならびに2−ブロモ−1−(4−
ヒドロキシ−2−ブチニル)−2−シクロペンテン−1
−オールに対し1当量以上のterL−ブチルアミン、
ジエチルアミン、ジイソプロピルアミンなどのアミン:
ナトリウムエトキシド、j6rt−ブトキシナトリウム
、tert−ブトキシカリウムなどのアルカリ金属アル
コキシドなどの塩基の存在下に、約0〜50℃の範囲内
の温度で反応させることにより、一般式(III−1)
で示されるシクロペンテン誘導体を得ることができる。
この反応では、パラジウム触媒に対し0.5〜10当量
のヨウ化第−銅を共存させることが望ましい、パラジラ
ム化合物としては、酢酸パラジウム、塩化パラジウム、
塩化ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム、ビス
(アセチルアセトナート)パラジウム、トリス(ジベン
ジリデンアセトン)2パラジウム(クロロホルム)、テ
トラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムなどが
使用され、その使用量は2−ブロモ−1−(4−ヒドロ
キシ2−ブチニル)−2−シクロペンテン−1−オール
の1モルに対して約0.01〜0.2モルである。第三
級ホスフィンとしては、トリフェニルホスフィン、トリ
トリルホスフィン、1.2−ビス(トリフェニルホスフ
ィノ)エタン、l、3−ビス(トリフェニルホスフィノ
)プロパン、トリブチルホスフィンなどが使用され、そ
の使用量は、通常パラジウム化合物の1モルに対して約
1〜20モルである。
このようにして得られた一般式(III−1)で示され
るシクロペンテン誘導体に、該シクロペンテン誘導体に
対し1〜2当量のトリフェニルホスフィンと四臭化炭素
、四塩化炭素またはヨウ素とを、トリエチルアミン、ジ
イソプロピルアミン、イミダゾールなどのアミンの存在
下または非存在下に、約−30℃〜約70℃の範囲内の
温度で反応させることにより、−数式(III−2)で
示されるシクロペンテン誘導体を得ることができる。
−数式(I[+−2)で示されるシクロペンテン誘導体
は常法に従い、その水酸基の保護基を脱離させることに
より、−数式(I[l−3)で示されるシクロペンテン
誘導体に誘導される。
−数式(III−3)で示されるシクロペンテン誘導体
は、これをテトラヒドロフラン、1.2−ジメトキシエ
タン、ジメチルスルホキシド、N、 N−ジメチルホル
ムアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミドなどの不活性
溶媒中で、該シクロペンテン誘導体に対して約1〜2当
量の水素化ナトリウム、水素化カリウム、tert−ブ
トキシカリウム、ブチルリチウム、フェニルリチウムな
どの強塩基と約O〜80℃で反応させることにより、数
式(II−1)で示されるシクロペンテン誘導体に変換
される。
一般式(n−1)で示されるシクロペンテン誘導体は常
法に従い、その水酸基に保護基を導入することにより、
−数式(■−2)で示されるシクロペンテン誘導体に変
換される。
−数式(n−2)で示されるシクロペンテン誘導体にテ
トラヒドロフラン、1.2−ジメトキシエタン、ヘキサ
メチルリン酸トリアミドなどの不活性溶媒中で、該シク
ロペンテン誘導体に対して約1〜2当量のブチルリチウ
ム、tert−ブチルリチウム、メチルリチウム、リチ
ウムジイソプロピルアミドなどの塩基を約−100℃〜
約O℃の範囲内の温度で作用させることにより、−数式
(I−1)で示されるシクロペンテン誘導体を得ること
ができる。
一般式(r−1)で示されるシクロペンテン誘導体のう
ち、Rが水素原子であるシクロペンテン誘導体は、これ
より常法に従って脱水することにより、−数式(V−1
)で示されるシクロペンテン誘導体に変換される。この
脱水反応は、例えば、ピリジン、トリエチルアミン、N
、N−ジメチルアミノピリジン、ジイソプロピルエチル
アミン、2,6−ルチジン、コリジンなどのアミンの存
在下に、−数式(1−1)で示されるシクロペンテン誘
導体に対して1〜50当量の塩化メタンスルホニル、塩
化p−トルエンスルホニル、オキシ塩化リン、三塩化リ
ン、三臭化リン、塩化チオニルなどの脱水剤を作用させ
ることにより行われる。−数式(V−1)で示されるシ
クロペンテン誘導体は、常法に従い、その水酸基の保護
基を脱離させることにより、式(V−2)で示されるシ
クロペンテン誘導体に変換される。
また−数式(1−1)で示されるシクロペンテン誘導体
は、常法に従い、その水酸基に保護基を導入することに
より、−数式(1−2)で示されるシクロペンテン誘導
体に変換される。−数式(I−2)で示されるシクロペ
ンテン誘導体は、その水酸基の保護基(X’ )を脱離
させることにより、−数式(I−3)で示されるシクロ
ペンテン誘導体に変換される。−数式(1−3)で示さ
れるシクロペンテン誘導体は、これより常法に従って脱
水することにより、一般式(rV−1>で示されるシク
ロペンテン誘導体に変換される。一般式(IV−1>で
示されるシクロペンテン誘導体は、常法に従い、その水
酸基の保護基を脱離させることにより、一般式(IV−
2)で示されるシクロペンテン誘導体に変換される。
このようにして得られたシクロペンテン誘導体(I)、
シクロペンテン誘導体(II)  シクロペンテン誘導
体(III)  シクロペンテン誘導体(■)またはシ
クロペンテン誘導体(V)は、通常の有機反応において
得られる反応混合物から有機化合物を分離精製する際に
採用される方法と同様の方法により、反応混合物から分
離精製することができる0例えば、反応混合物を塩化ア
ンモニウム水溶液にあけたのち、ジエチルエーテル、酢
酸エチル、塩化メチレンなどの有機溶媒で抽出し、つい
でシリカゲルカラムクロマトグラフィ、アルミナカラム
グロマトグラフィなどで分離することにより、上記のシ
クロペンテン誘導体を単離精製することができる。
[実施例] 以下に、実施例を挙げて本発明を説明するが、これらの
実施例により本発明は何ら制限されるものではない。
以下余白 実施例1 ベンゼン30 m l 、酢酸パラジウム73 m g
(3モル%)  トリフェニルホスフィン393mg(
12モル%)、ヨウ化銅(1)150mg(6モル%)
及びtert−ブチルアミン2.6m1(25ミリモル
)の混合溶液に、1−(4−ヒドロキシ−2−ブチニル
)−2−ブロモ−2=シクロペンテン−1−オール2.
77g (12,5ミリモル)のベンゼン溶液(15m
 l )と5−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−
3−ペンテン−1−イン2.5g (15ミリモル)の
ベンゼン溶液(15ml)とを加えて室温で4時間攪拌
した1反応液を酢酸エチルで希釈して、塩化アンモニウ
ム−アンモニア混合水溶液、1規定塩酸、重曹水及び飽
和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥した
。低沸点物を減圧下に留去した後、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィで精製することにより、下記の物
性を有する1−(4−ヒドロキシ−2−ブチニル)−2
−[5−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−3ペン
テン−1−イニル]−2−シクロペンテン−1−オール
3.2gを得た(収率90%)。
’H−NMRスペクトル δ(ppm):6.17(b
r s、IH)、 5.68〜6.24(m、2H)、
 4.6−4.8(br、1)1)、 4.1−4.6
(m、2)1)、 4.2(br、2H)、 3.4−
4.0(鳳、2H)、  1.9〜2.9(m、6H)
、  1.3〜1.8(m、6)1)目C−NMRスペ
クトル δ(ppm):139.785.139.00
1.138,398.130.118゜112.651
.111.958.97.788.96.960゜89
.11?、 89.030.88.11.88.725
.84.956゜81.835.80.663.63.
932.81.987.61.723゜59.973.
36.756.36.539.30.557.30.3
84゜25.443.19.158.18.9411R
スペクトル(n e a t ; cm−’)  :3
370、2925.2850.2170.1440.1
380゜1320、1260.1200.1140.1
120.1060゜1020、960.900.880
.780.760実施例2 無ホアセトニトリル100 m l 、実施例1におい
て得られた1−(4−ヒドロキシ−2−ブチニル’)−
2−[5−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−3−
ペンテン−1−イニル]−2−シクロペンテン−1−オ
ール3.2g (11,3ミリモル)及びトリエチルア
ミン1.74m1(113ミリモル)の混合溶液に、−
30℃においてテトラブロモメタン6.2g (18゜
7ミリモル)とトリフェニルホスフィン4.9g (1
4,4ミリモル)を加えて15分間攪拌した0反応液を
水冷した重曹水にあけ、酢酸エチルで抽出し、有機層を
飽和食塩水で洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥し、低
沸点物を減圧下に留去した後、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィで精製することにより、1−(4−ブ
ロモ−2−ブチニル)−2−[5−(2−テトラヒドロ
ピラニルオキシ〕−3−ペンテン−1−イニル]−2−
シクロペンテン−1−オール800 m gを得た(収
率16%)。
実施例3 メタノール15 m lと実施例2において得られた1
−(4−ブロモ−2−ブチニル) −2−[5(2−テ
トラヒドロピラニルオキシ)−3−ペンテン−1−イニ
ル]−2−シクロペンテン−1−オール800mg(1
,8ミリモル)の混合溶液に触媒量のp−トルエンスル
ホン酸ピリジニウムを加えて、室温で12時間攪拌した
0反応液を氷冷した重曹水にあけ、酢酸エチルで抽出し
、有機層を飽和食塩水で洗浄して、硫酸マグネシウムで
乾燥した。低沸点物を減圧下に留去した後、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィでr/i Mすることに
より下記の物性を有する1−(4−ブロモ−2−ブチニ
ル’)−2−(5−ヒドロキシ−3−ペンテン−1−イ
ニル)−2−シクロペンテン1−オール800mgを得
た(収率94%)。
’H−NMRスペクトル δ(ppm):6.23(t
、 J:1.811z、 1B)、  6.19(dt
、 に11.0゜6.2Hz、 1)l)、 6.07
(br d、 J:11.0)lz、 1)I)。
4.43(br d、 JJ、2Hz、 2)り、 3
.92(L、 J:2.4)1z、 2)1)、 2.
72(dt、 に16.2.4Hz、 LH)、 2.
68(dt、  J=16. 2.4Hz、  IH)
、  1.8−2.8(+m、4)1)1C−NMRス
ペクトル δ(ppm):141.692. 140.
042. 129.556. 110.397゜89.
117. 88.6g3. 85.129. 83.9
15. 77.1G8゜60.550. 36.886
. 30.601. 30.427. 15.300I
Rスペクトル (neat ;cm−’):3300、
 2900. 2850. 2230. 218G、 
 1210゜1010、 1160. 1080. 9
60. 920. 840. 780゜760、 60
0 実施例4 水素イはトリウム(60%濃度の鉱油中の懸濁物)15
0mg (3,75ミリモル)を無水ヘキサンで洗浄し
た後、これに無水テトラヒドロフラン20 m lとへ
キサメチルホスホリックアミド4mlを加え、実施例3
において得られた1−(4ブロモ−2−ブチニル)−2
−(5−ヒドロキシ−3−ペンテン−1−イニル)−2
−シクロペンテン−1−オール48mg (0,18ミ
リモル)の無水テトラヒドロフラン溶液(20m l 
)を3.5時間かけて滴下した後、室温で4時間攪拌し
た6反応液を氷冷した塩化アンモニウム水溶液にあけて
ジエチルエーテルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄
して、硫酸マグネ・シウムで乾燥した。低沸点物を減圧
下に留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィで精製することにより、下記の物性を有するビシク
ロ[10゜3.0]−7−オキサベンタデカー1(15
)。
4−ジエン−2,9−ジイン−12−オール17mgを
得た(収率44%)。
’H−NMRスペクトル δ<ppm>  :5.99
〜6.25(a、 3H)、 4.5〜4.44(m、
 4)1)、 1.85〜2.90(m、 6)1)、
 1.58(br s、 LH)実施例5 無水塩化メチレン0.2m11実施例4において得られ
たビシクロ[10,3,01−7−オキサベンタデカー
1(15)、4−ジエン−2,9−ジイン−12−オー
ル17mg(0,08ミリモル)及びジイソプロピルエ
チルアミン1 m lの混合溶液に、水冷下でクロロメ
チルメチルエーテル0.08m1を加えて室温で12時
間攪拌した0反応液をジエチルエーテルで希釈し、氷水
、1規定塩酸、重曹水及び飽和食塩水で順次洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥した。低沸点物を減圧下に留去し
た後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィで精製
することにより下記の物性を有するビシクロ[10,3
,0]−12−メトキシメトキシ−7−オキサペンタデ
カ−1(15)、4−ジエン−2,9−ジイン11 m
 gを得た(収率54%)。
’H−NMRスペクトル δ<ppm>  :6.33
(m、 1)1)、 5.86〜6.09(鱗、 2H
)、 4.44〜4.91(m、 6)1)、 3.4
4(s、 38)、 2.10−3.08(m、 68
)実施例6 無水テトラヒドロフラン2 m lと実施例5において
得られたビシクロ[10,3,0] −12−メトキシ
メトキシ−7−オキサペンタデカー1(15)、4−ジ
エン−2,9−ジイン10 m g(0,04ミリモル
)の混合溶液に一78℃で1.9規定tert−ブチル
リチウムヘキサン溶液0.03m1 (0,057ミリ
モル)を加えて5分間攪拌した0反応液に一78℃で飽
和塩化アンモニウム水溶液を加え、室温に戻し、ジエチ
ルエーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、
硫酸ナトリウムで乾燥した後、低沸点物を減圧下に留去
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィで精製
することにより下記の物性を有するビシクロ[7,3,
0]−9−メトキシメトキシ−4−ビニルドデカ−1(
12)−エン2.6−ジイン−5−オール4 m gを
得た(収率36%)。
’H−NMRスペクトル δ<ppm>5.35−6.
28(+s、 4H)、4,76(d、 J:1.08
Hz、 28)。
4.40(br、 2)1)、 3.41(s、 3H
)、 1.85〜2.96(m。
6H)、 1.61(s、 LH) 実施例7 テトラヒドロフラン10 m lと実施例6において得
られたビシクロ[7,3,0]−9−メトキシメトキシ
−4−ビニルドデカ−1(12)−エン−2,6−ジイ
ン−5−オール4mg(0,02ミリモル)との混合溶
液に触媒量のp −トルエンスルホン酸を加え、室温で
6時間攪拌した0反応液を水にあけ、ジエチルエーテル
で抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した後硫酸マグネ
シウムで乾燥した。低沸点物を減圧下に留去し、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィで精製することによ
り下記の物性を有するビシクロ[7,3,0]−4−ビ
ニルドデカ−1(12)−エンー2.6−ジインー5.
9−ジオール3mgを得た(収率90%)。
質量スペクトル(FD;m/z): M’214 実施例8 酢酸パラジウム222mg(3モル%)、トリフェニル
ホスフィン1.2g (12モル%)、ヨウ化鋼(I)
435mg(6モル%)及びtert−ブチルアミン8
.0ml (フロミリモル)をベンゼン80 m l中
で混合し、この混合液に1−(4−ヒドロキシ−2−ブ
チニル)−2ブロモ−2−シクロペンテン−1−オール
8.80g (38,1ミリモル)をベンゼン40m1
に溶解して得られた溶液及び1−(2−テトラヒドロピ
ラニルオキシ)−2−ペンテン−4イン7.59g (
45,7ミリモル)をベンゼン40m1に溶解して得ら
れた溶液を室温で加えた。室温で10時間攪拌した後、
反応混合物を酢酸エチルで希釈し、脱脂綿を用いて濾過
した。濾液を塩化アンモニウム−アンモニア混合水溶液
、l規定塩酸、重曹水及び飽和食塩水で順次洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去した後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィで精製し、実施例1
で得られたと同じ物性を有する1−(4−ヒドロキシ−
2−ブチニル)−2[5−(2−テトラヒドロピラニル
オキシ)−3−ペンテン−1−イニル]−2−シクロペ
ンテン=1−オール11.0gを得た(収率91%)。
実施例9 l−(4−ヒドロキシ−2−ブチニル)−2−[5−(
2〜テトラヒドロピラニルオキシ)−3ペンテン−1−
イニル〕−2−シクロペンテン−1−オール4.66g
 (14,7ミリモル)及びピリジン1.19m1 (
14,7ミリモル)を無水アセトニトリル90m1に溶
解し、−40’Cで四臭化炭素4.91g及びトリフェ
ニルホスフィン3.89gを3回に分けて加えた。−2
0℃で1時間攪拌した後、反応混合物を氷冷した重曹水
にあけ、水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ
、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を留去した後、残渣にペンタン40 m l sジ
エチルエーテル40m1.酢酸エチル4 m l及び水
4 m lを加え、1時間攪拌した。デカンテーション
した後、重曹水及び飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を留去した後、残渣をメタノ
ール50m1で希釈した。希釈液に触媒量のp−トルエ
ンスルホン酸ピリジニウムを加え、室温で12時間攪拌
した1反応混合物を氷冷した重曹水にあけ、水層を酢酸
エチルで抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩水で洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去した後、
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィで精製し、実
施例3で得られたと同じ物性を有する1−(4−ブロモ
−2−ブチニル)−2−(5−ヒドロキシ−3−ペンテ
ン−1−イニル)−2−シクロペンテン−1−オール1
.36gを得た(収率31%)。
実施例10 60%水素化ナトリウム150 m gを無水ヘキサン
で3回洗浄した後、これに無水テトラヒドロフラン20
 m l及びエタノール0.02m1を加えて懸濁させ
、得られた懸濁液に1−(4−ブロモ−2−ブチニル”
J −2−(5−ヒドロキシ−3−ペンテン−1−イニ
ル)−2−シクロペンテン−1−オール57mg (0
,19ミリモル)を無水テトラヒドロフラン20 m 
lに溶解して得られた溶液を20℃で5時間かけて滴下
した。20℃で1時間攪拌した後、反応混合物を氷冷し
た塩化アンモニウム水溶液にあけ、酢酸エチルで抽出し
た。有機層を合わせ、飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾燥した。溶媒を留去した後、残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィで精製し、下記の物性を有す
るビシクロ[10,3,0]−7−オキサペンタデカ−
1(15)、4−ジエン−2,9−ジイン−12−オー
ル33mgを得た(収率80%)。
’H−NMRスペクトル δ(ppm):6.185(
t、 IH,J:2.79)1z)、 6.078(d
dd、 1)1゜J=10.5.7.76、7.22)
1z)、 5.988(d、 LH,J=10.5Hz
)、 4.431(dd、 IH,10,7,7,76
)1z)。
4.383(dd、 IH,10,7,7,22Hz)
、 4.19(dt。
18、 に16.1.2.2)1z)、 4.18(d
t、 II(、J:16,1゜2.0)1z)、 2.
744(dt、 1)1. J16.8.2.2Hz)
2.619(dt、 1B、 J=164.2.0Hz
)、 2.553(dddd、 18. J=18.2
.8.7.3.8.2.8Hz)。
2.374(dddd、 IH,J=18.2.7.8
.6.4.2.8’Hz)、  2.149(ddd、
  IH,に13.5. 8.7. 6.4)1z)。
1.948(ddd、  l)l、  J:13.5.
 7.8. 3.8)1z)13C−N M Rスペク
トル δ(ppm):139.13. 136.45.
 130.42. 117.0?、  90.63゜8
9.51. 83.70. 82.88. 80.01
. 83.85゜56.30. 3g、38. 31.
90. 29.78工Rスペクトル(n e a t 
; cm−’) :3430、 3G30. 3940
. 2850. 22g0. 2200゜1450、 
1360. 1320. 1140. 1060. 1
020. 96′0゜920.900,880,840
,790,760実施例11 ビシクロ[10,3,0] −7−オキサペンタデカ−
1(15)、4−ジエン−2,9−ジイン−12−オー
ル121mg (0,56ミリモル)及びジイソプロピ
ルエチルアミン2mlを無水塩化メチレン1 m lに
溶解し、得られた溶液に0℃でクロロメチルメチルエー
テル0.26rnlを滴下した。室温で18時間攪拌し
た後、反応混合物をジエチルエーテルで希釈した。VL
酸銅水溶液、重曹水及び飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去した後、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィで精製し、実施例5で得
られたと同じ物性を有するビシクロ[10,3,0]−
12−メトキシメトキシ−7オキサペンタデカー1(1
5)  4−ジエン−2,9−ジイン126 m gを
得た(収率87%)。
実施例12 ビシクロ[10,3,0]−7−オキサペンタデカー1
(15)、4−ジエン−2,9−ジイン−12−オール
117mg (0,55ミリモル)及び無水トリエチル
アミン0.37m1(2,75ミリモル)を無水塩化メ
チレン5 m lに溶解し、得られた溶液に0℃でte
rt−ブチルジメチルシリルトリフラート0.25m1
 (1,1ミリモル)を滴下した後、室温で10時間攪
拌した0反応混合物をジエチルエーテルで希釈し、重曹
水及び飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥
した。溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィで精製し、ビシクロ[10,3,0]−1
2−tert−ブチルジメチルシリルオキシ−7−オキ
サペンタデカ−1(15)、4−ジエン−2,9−ジイ
ン160 m gを得た(収率90%)。
実施例13 ビシクロ[10,3,0] −7−オキサペンタデカ−
1(15)、4−ジエン−2,9−ジイン−12−オー
ル31mg (0,145ミリモル)及び無水トリエチ
ルアミン0.24m1(1,45ミリモル)を無水塩化
メチレン2 m lに溶解し、得られた溶液に0℃でト
リメチルシリルトリフラートO,1ml  (0,43
5ミリモル)滴下した後、室温で6時間攪拌した1反応
混合物をジエチルエーテルで希釈し、重曹水及び飽和食
塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィにより精製し、ビシクロ[10゜3.0]−12
−トリメチルシリルオキシ−7−オキサペンタデカー1
(15)  4−ジエン−29−ジイン29 m gを
得た(収率70%)。
実施例14 ビシクロ[10,3,0] −12−メトキシメトキシ
−7−オキサペンタデカー1(15)、4ジエン−2,
9−ジイン86mg (0,33ミリモル)を無水テト
ラヒドロフラン20mlに溶解し、得られた溶液に一1
OO℃で1.93規定tert−ブチルリチウム溶液0
.21m1を滴下し、その30分後、−100℃で塩化
アンモニウム水溶液3mlを加え、室温で10分間攪拌
した1反応混合物をジエチルエーテルで希釈し、塩化ア
ンモニウム水溶液で洗浄した。水層をジエチルエーテル
で抽出し、有機層を合わせ、飽和食塩水で洗浄した。溶
媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィにより精製し、下記の物性を有するビシクロ[7,
3,、O] −9−メトキシメトキシ−4−ビニルドデ
カ−1(12)−エン−2,6−ジイン−5−オール5
6 m gを得た(収率65%)。
IH−NMRスペクトル δ(ppm):6.199(
br s、 1)1)、 5.851(ddd、 IH
,J:16.95゜10.0g、 6.42)1z)、
 5.429(dd、 18. J:16.95゜1.
3’N1z)、 5.286(dd、 11(、に10
.08.1.37Hz)。
4.786(d、 IH,Jニア、34Hz)、 4.
742(d、 if(、J=7.342)1z)、 4
.447(br、 1)1)、 3.753(br d
d。
IH,J=6.42.3.91(z)、 3.414(
s、 3H)、 2.565(n、 18)、 2.5
58(d、 LH,J=17.2Hz)、 2.382
(+s、 IH)、 2.279(m、 LH)、 1
.846(m、 1)1)13C−N M Rスペクト
ル δ(ppm):138.36.132.57.12
6.78.118.94.97.81゜95.45.9
3.95.92.31.87.10.86.73゜67
.85.55.74.48.87.36.67、31.
78.30.40実施例15 実施例14においてビシクロ[10,3,0]−12−
メトキシメトキシ−7−オキサペンタデカー1(15)
   4−ジエン−2,9−ジイン86 m gの代わ
りにビシクロ[10,3,0112−tert−ブチル
ジメチルシリルオキシ7−オキサペンタデカ−1(15
)  4−ジエン−2,9−ジイン108mgを用いる
以外は同様にして反応及び操作を行うことにより下記の
物性を有するビシクロ[7,3,0] −9−tert
−ブチルジメチルシリルオキシ−4−ビニルドデカ−1
(12)−エン−2,6−ジイン−5−オール71mg
を得た(収率66%)。
’H−NMRスペクトル δ(ppm):5.959(
t、 lH,J=2.56)1z)、 5.847(d
dd、 IH。
J=17.1.9.83.5.99Hz)、 5.42
4(ddd、 1B、J=17.1.2.99.1.2
8)1z)、 5.272(ddd、 l)I、 J=
9113、2.99.1.28)1z)、 4.451
(br dd、 1B、 J:10.26.4.701
(z)、 3.790(br dd、 IH,J−5,
99゜4.70日z)、 2.589(+s、 IH)
、 2.494(dd、 1)1. J=16.7.1
.29)1z)、 2.415(i+、 1)1)、 
2.094(ddd。
1)1. J=14.10.8.98.3.42Hz)
、 1.934(ddd。
1B、 J:14.10.8.98.5.56t(z)
、 0.898(s。
91()、 0.135(s、 3H)、 0.109
(s、 3)1)1C−NMRスペクトル δ(ppm
):134.40. 132.53. 130.77、
 118.80. 96.48゜96.38. 90.
56. 8?、9(1,86,16,67、’B。
49.06. 3g、30. 34.31. 30.1
6. 25.79゜1g、26. −3.00. −3
.16IRスペクトル(n e a t ; cm−’
)  :3000、 2920. 2859. 218
G、  1460. 1385゜1250、 1215
. 1080. 1010. 985. 920. 8
30゜750.660 実施例18 実施例14においてビシクロ[10,3,0]−12−
メトキシメトキシ−7−オキサペンタデカ−1(15)
、4−ジエン−2,9−ジイン86 m gの代わりに
ビシクロ[10,3,0112−トリメチルシリルオキ
シ−7−オキサペンタデカー1(15)、4−ジエン−
2,9−ジイン96 m gを用いる以外は同様にして
反応及び操作を行うことにより下記の物性を有するビシ
クロ[7,3,01−9−トリメチルシリルオキシ−4
−ビニルドデカ−1(12)−エン−2,6−ジイン−
5−オール58 m gを得た(収率60%)。
’H−NMRスペクトル δ(ppm):5.95(m
、 IH)、 5.89(ddd、 1)1. J:1
5.9.5゜5.6Hz)、 5.44(ddd、 1
)1. J=15)1z)、 5.26(ddd。
11(、に9.5)1z)、 4.24(e、 IH)
、 3.72(br dd。
1)1. J:5.6.4.6FIz)、 1.64(
d、 11(、J=16.4)1z)、 2.53(d
d、 l)I、 J:16.4.1.0Hz)、 1.
8−2.5(m、 1)1)、 0.17(s、 9)
1)実施例17 ビシクロ[7,3,0] −9−tert−ブチルジメ
チルシリルオキシ−4−ビニルドデカ−1(12)−エ
ン−2,6−ジイン−5−オール20mg (0,06
ミリモル)及び4−ジメチルアミノピリジンloomg
 (0,82ミリモル)を塩化メチレン2mlに溶解し
、得られた溶液に蒸留した塩化メタンスルホニル0.0
2m1 (0,25ミリモル)を−20℃で滴下し、次
いで0℃で30分間攪拌した0反応混合物を水にあけ、
水層をペンタンで抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩
水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶液を約1 
m lになるまで濃縮し、シリカゲルを用い、ペンタン
で濾過し、濾液を濃縮することにより下記の物性を有す
るビシクロ[7゜3、o]−9−t−’rチルジメチル
シリルオキシー4−ビニルドデカ−1(12)、4−ジ
エン2.6−ジインを定量的に得た。
’H−NMRスペクトル δ(ppm):6.38(d
d、 IH,J:16.3.9.IIHIz)、 6.
06(t、 l)I。
J:2.6Hz)、 5.98(br、 LH)、 5
.71(d、 LH,J=9.9)1z)、 5.69
(d、 l)l、 J=16.3)1z)、 2.88
 (d。
IH,J:18Hz)、 2.85(d、 l)l、 
J=18Hz)、 1.8−2.7(a、 4)1)、
 0.89(s、 9H)、 0.06(s、 6H)
実施例18 酢酸パラジウム88mg(3モル%) トリフェニルホ
スフィン476mg(12モル%)ヨウ化鋼(I)17
3mg (8モル%)及びtert−ブチルアミン3.
2m1(30ミリモル)をベンゼン32m1中で混合し
、この混合液に1−(4−ヒドロキシ−2−ブチニル)
−2ブロモ−2−シクロペンテン−1−オール3.5g
(15,2ミリモル)をベンゼン16 m l +:溶
解して得られた溶液及び3−メチル−1−(2−テトラ
ヒドロピラニルオキシ)−2−ペンテン4−イン3.2
7g (18,1ミリモル)をベンゼン16m1に溶解
して得られたた溶液を室温で加えた。室温で3.5時間
攪拌した後、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、脱脂綿
を用いてIl!過した。濾液を塩化アンモニウム−アン
モニア混合水溶液、l規定塩酸で順次洗浄し、水層を酢
酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、重曹水及び飽和
食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。
溶媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィで精製し、下記の物性を有する1−(4−ヒドロ
キシ−2−ブチニル)−2−[3−メチル−5−(2−
テトラヒドロピラニルオキシ)−3−ペンテン−1−イ
ニル]−2−シクロペンテン−1−オール4.38gを
得た(収率87%)。
′H−NMRスペクトル δ(ppm)6.20(br
、 1B)、 5.95(br t、 1)1)、 4
.73(br。
1)1)、 3.5−4.4(m、 6H)、 2.0
−2.7(+a、 8H)。
1.93(br s、 3H)、 1.4−1.8(m
、 6H)実施例19 1−(4−ヒドロキシ−2−ブチニル)−2[3−メチ
ル−5−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)−3−ペ
ンテン−1−イニル]−2−シクロペンテン−1−オー
ル3.8g (11,5ミリモル)及びピリジン0.9
4m1 (11,6ミリモル)を無水アセトニトリル8
0 m lに溶解し、得られた溶液に一40℃で四臭化
炭素3.84g及びトリフェニルホスフィン3.04g
を数回に分けて加え、−20℃で2時間攪拌した後、メ
タノールLmlを加えた0反応混合物を氷冷した重曹水
にあけ、水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ
、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶
媒を留去した後、残渣にペンタン40 m l 、ジエ
チルエーテル20m l 、酢酸エチル2 m l及び
水1 m lを加え、激しく攪拌した。デカンテーショ
ンした後、残渣にペンタン20m1.ジエチルエーテル
10 m l及び水0.5mlを加え、激しく攪拌した
後、デカンテーションすることを5回繰り返した。洗液
を合わせ、硫酸銅水溶液、重曹水及び飽和食塩水で順次
洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去した後
、残渣をメタノール50 m lで希釈した。希釈液に
触媒量のp−トルエンスルホン酸ピリジニウムを加え、
室温で15時間攪拌した0反応混合物を約10〜20 
m lになるまで濃縮し、氷冷した重曹水にあけ、水層
を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩水
で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去した
後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィで精製し
、下記の物性を有する1−(4−ブロモ−2ブチニル)
−2−(5−ヒドロキシ−3−メチル−3−ペンテン−
1−イニル)−2−シクロペンテン−1−オール2.5
0gを得た(収率70%)。
’H−NMRスペクトル δ(ppm):6.20(t
、 l)l、 J:2.8Hz)、 5.89(tq、
 1)1. J=6.8.1.6)1z)、 4.28
(dd、 2H,J:6.8.0.9Hz)。
3.91(t、 2H,J=2.51(z)、 2.7
0(dt、 1)1. J=16.6.2.5)1z)
、 2.65(、dt、 IH,J=16.6.2.5
)1z)、 1.9〜2.6(■、 4H)、 1.9
3(dt、 3H,L、S。
0、9Hz) ”C−N M Rスペクトル δ(ppm):139.
98.135.97.129.60.120.93.9
1.20゜8g、21.85.13.83.87.77
.20.66.01゜61.16.36.93.30.
51.23.06.15.21実施例20 55%水素化ナトリウム280 m gを無水ヘキサン
5mlで3回洗浄した後、無水テトラヒドロフラン65
 m l s無水ヘキサメチルリン酸トリアミド0.5
ml及びエタノール0.03m1を加え、懸濁させた。
得られた懸濁液に、l−(4−ブロモ−2−ブチニル’
)−2−(5−ヒドロキシ3−メチル−3−ペンテン−
1−イニル)−2シクロペンテン−1−オール207m
g(0、ロアミリモル)を無水テトラヒドロフラン65
m1に溶解して得られただ溶液を、20℃でミクロフィ
ーダを用いて32時間かけて滴下した。20℃で1時間
攪拌した後、反応混合物を氷冷した塩化アンモニウム水
溶液にあけ、酢酸エチルで抽出した。有機層を集め、飽
和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を
留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
で精製し、下記の物性を有するビシクロ[10゜3.0
]−7−オキサ−4−メチルベンタデカー1(15)、
4−ジエン−2,9−ジイン−12=オール134 m
 gを得た(収率88%)。
H−NMRスペクトル δ(ppm):6.18D、 
IH,,12,9)1z)、 5.85(tq、 l)
!、 、L7.9.1.6)1z)、 4.30(br
 d 、2H,,17,9Hz)。
4.15(t、 2H,J=2.1Hz)、 2.69
(dt、 IH,J=17゜2.1)1z)、 2.6
4(dt、 IH,J=17.2.1)1z)、 1.
8−2.6(n、  4H)、  1.97(d、  
3H,J=1.6Hz)”C−N M Rスペクトル 
δ(ppm):139.27. 131.12. 13
0.55. 127.21. 91.85゜89.33
. 83.48. 82.96. 80.36. 65
.06゜56.35. 38.45. 31.94. 
29.78. 22.67IRスペクトル(n e a
 t ; cm−’)  :3350、 2925. 
2850. 1440. 1350. 1260゜10
40、 890. 790 実施例21 ビシクロ[10,3,0] −7−オキサ−4−メチル
ベンタデカー1(15)  4−ジエン2.9−ジイン
−12−オール134mg(0,59ミリモル)及び無
水トリエチルアミン0.35m1(3ミリモル)を無水
塩化メチレン3 m lに溶解し、得られた溶液に0℃
でトリメチルシリルトリフラート0.19m1  (0
,83ミリモル)を滴下し、20℃で18時間攪拌した
反応混合物をジエチルエーテルで希釈し、重曹水及び飽
和食塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶
媒を留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィで精製し、下記の物性を有するビシクロ[10,3
,0] −7−オキサ4−メチル−12−トリメチルシ
リルオキシベンタデカー1(15)、4−ジエン−2,
9−ジイン123mgを得た(収率70%)。
’H−NMRスペクトル δ(ppm):6.10(t
、 IH,に2.8Hz)、 5.78(+、 1N)
、 3.8−4.3(m、 4H)、 2.58(dt
、 1B、 J:13.2.687.)。
1.8−2.54(n+、 5H)、 1.95(br
 s、 3)1)、 0.20(s。
9H) ”C−NMRスペクトル δ(ppm):137.77
、132.17.131.53.126.90.91.
80゜90.58.85.90.85.02.78.6
2.61.62゜55.93.40.02.33.09
.29.77、22.60.2.05TRスペクトル(
n e a t ; am−’)  :2950、 2
896. 2848. 22g4. 2198. 16
24゜1450、 1352. 1320. 1250
. 1181. 1123゜1090、 1059. 
988. 927 .894. 842. 756実施
例22 実施例14においてビシクロ[10,3,01−12−
メトキシメトキシ−7−オキサベンタデカー1(15)
、4−ジエン−2,9−ジイン86 m gの代わりに
ビシクロ[10,3,0] −7=オキサ−4−メチル
−12−トリメチルシリルオキシベンタデカー1(15
)  4−ジエン2.9−ジイン99 m gを用いる
以外は同様にして反応及び操作を行うことにより下記の
物性を有するビシクロ[7,3,0]−9−トリメチル
シリルオキシ−4−メチル−4−ビニルドデカ−1(1
2)−エン−2,6−ジイン−5−オール66mgを得
た(収率67%)。
’H−NMRスペクトル δ(ppm):5.945(
t、 l)l、 J=2.75Hz)、 5.839(
dd、 IH,J:16.95. lo、08Hz)、
 5.502(dd、 11(、J:16.95゜1.
38Hz)、 5.230(dd、 IH,J=10.
08.1.38)1z)。
4.037(d、 l)l、 J=9.16)!z)、
 2.870(d、 1)1. J=16.96)1z
)、 2.564(dddd、 1)1. J=18.
3.8.71゜5.50. 2.75)+z)、  2
.482(d、  IFI、  J−16,96Hz)
2.403(dddd、  IH,J=18.3. 9
.16. 4.13. 2.75)1z)、  2.2
18(ddd、  IH,J:13.6. 8.71.
 4.13Hz)、  1.941(ddd、  IH
,J:13.6. 9.16 .5.50)1z)、 
 1.359(s、  3H)、  0.161(s、
  9H)実施例23 ビシクロ[7,3,0F−9−トリメチルシリルオキシ
−4−メチル−4−ビニルドデカ−1(12)−エン−
2,6−ジイン−5−オール34mg (0,11ミリ
モル)及びピリジン0.18m1 (2,2ミリモル)
を塩化メチレン2 m lに溶解し、得られた溶液に塩
化アセチル0.08m1 (1,1ミリモル)を0℃で
滴下し、同温度で1時間攪拌した0反応混合物を水にあ
け、有機層を硫酸銅水溶液で洗浄し、水層をジエチルエ
ーテルで抽出した。有機層を集め、重曹水及び飽和食塩
水で順次洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留
去し、ビシクロ[7,3゜0]−5−アセトキシ−9−
トリメチルシリルオキシ−4−メチル−4−ビニルドデ
カ−1(12)−エン−2,6−ジインの粗製物を得た
。このものは精製せずに次の反応に用いた。
実施例24 実施例23において得られたビシクロ[7゜3.01−
5−アセトキシ−9−トリメチルシリルオキシ−4−メ
チル−4−ビニルドデカ−1(12)−エン−2,6−
ジインの粗製物に酢酸−テトラヒドロフラン−水の容量
比4対1対lのa合溶液2mlを20℃で加え、同温度
で1時間攪拌した0反応混合物をジエチルエーテルで希
釈し、重蕾水及び飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。溶媒を留去した後、残渣をシリカゲル
カラムグロマトグラフィで精製し、下記の物性を有する
ビシクロ[7,3,0]−5−アセトキシ−4−メチル
−4−ビニルドデカ−1(12)−エン−2,6−ジイ
ン−9−オール16mgを得た(収率 2工程で55%
)。
’H−NMRスペクトル δ(ppm):5.979(
t、  IH,J:2.75)1z)、  5.61(
dd、  1)1.  J=17.0.  lo、IH
z)、  5.524(dd、  IH,J=17.0
゜1.37)1z)、  5.295(br  s、 
 IH)、  5.165(dd、  1)1゜J=l
O,l、  1.37)1z)、  2.679(d、
  l)l、  J:17.0Hz)。
2.640(dd、  IH,J=17.0. 1.3
’H1z)、  2.616(dddd、  IH,J
=18.3. 8.7. 4.13. 2.75Hz)
2.422(dddd、  1)1.  J=18.3
. 9.1?、  5.50,2.75)1z)、  
2゜180(ddd、  LH,J=13.7. 9.
1?、  4.13Hz)、  1.924(ddd、
  IH,J=13.7. 8.7. 5.50Hz)
、  2.041(s、  3)1)、  1.427
(s、  :E)”C−N M Rスペクトル δ(p
pm):169.97. 136.80.  L34.
55. 129.77、 116.86゜100.09
. 93.16. 87.40. 86.97. 84
.50゜72.92. 51.58. 36.50. 
32.83. 30.1?。
26.18. 20.92 IRスペクトル(n e a L; am−’)  :
3440、 2930. 2850. 2352. 2
210. 1742゜1453、 1370. 122
8. 1149. 1063. 1023. 927゜
850、759 実施例25 ビシクロ[7,3,0]−5−アセトキシ−4−メチル
−4−ビニルドデカ−1(12)−エン2.6−ジイン
−9−オール15mg(0,056ミリモル)及び4−
ジメチルアミノピリジン100mg (0,82ミリモ
ル)を塩化メチレン2mlに溶解し、得られた溶液に0
℃で塩化メタンスルホニル0.02m1 (0,25ミ
リモル)を−下し、20℃で20分間攪拌した0反応混
合物を水にあけ、水層をジエチルエーテルで抽出した。
有機層を合わせ、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウム
で乾燥した。溶媒を留去した後、残渣をシリカゲル力ラ
ムグロマトグラフィにより精製し、下記の物性を有する
ビシクロ[7゜3.0]−5−アセトキシ−4−メチル
−4−ビニルドデカ−1(12)、8−ジエン−2,6
ジイン12 m gを得た(収率86%)。
’H−NMRスペクトル δ(ppm):6.347(
s+、 IH)、 5.684(dd、 1)1. J
=16.95゜10.08Hz)、 5.500(dd
、 IH,J:16.95.1.37Flz)、  5
.384(dd、  IH,J=1.38Hz)、  
5.282(br。
11()、  5.161(dd、  IH,J−10
,08,1,37Hz)。
2.718(Tl、  2)1)、  2.587(n
、  2)1)、  2.039(s。
3H)、  1.452(s、  3H)試験例1 1、試験方法 被験化合物2 m gを1 m lのエタノールに溶解
し、この液をエタノールで倍々希釈して各希釈液を作成
した。この各希釈液0.5mlを直径9cmのシャーレ
に注ぎ、さらに各シャーレに45℃に加温したポテトデ
キストロール寒天培地(pH8,5、日本製薬社製)を
l Om lずつ添加した。この方法でlooppmか
ら1.6ppmまでの7段階の濃度のプレートを作成し
、さらにコントロールとしてOppmのプレートを作成
した後、サルモネラ・チフイムリウム (1m   l  ■貼」且」m)  (IFO125
29)菌液を1白金耳植菌した。なお、菌液はブイヨン
スラントで1夜生胃させた菌を1白金耳とり、これを0
、.5mlの滅菌生理食塩水に懸濁することによって作
成した。各プレートに植菌した菌を30’Cで48時間
培養した後、菌生育状態を観察し、最小生育阻止濃度を
測定した。
2、試験結果 被験化合物: ビシクロ[7,3,0]−9−メトキシ
メトキシ−4−ビニルドデカ−1(12)−エン−2,
6−ジイン−5−オール最小生育阻止濃度:  1.6
ppm 試験例2 試験例1と同じ方法を用い、最小生育阻止濃度を測定し
た。結果を第1表に示す、使用した菌は以下に示すとお
りである。
(1)エシェリヒア・)IJ(311じ上Lコニ足ムー
蚊■)(IFO3301) (2)サルモネラ・チフィムリウム(江A■且−L■曲
jltLムu−)  (IFO12529)(3)セラ
チア・マルセセンス(江■ムー鳳          
     )    (IFO12648)(4)サル
シナ・ルテア(j」エエu、LIJL?1i)(IFO
3232) (5)アスペルギルス・ニガー(^ nuLLL)  (M −63) (6)キャンディダ・アルビカンス(【lシbJ」1L
LILLciUlj)(IFO1060)被験化合物:
ビシクロ[7,3,01−5−アセトキシ−4−メチル
−4−ビニルドデカ−1(12)−エン−2,6−ジイ
ン−9−オール第 表 以下余白 試験例3 試験例1と同じ方法を用い、最小生育阻止濃度を測定し
た。
被験化合物:ビシクロ[7,3,0] −5−アセトキ
シ−4−メチル−4−ビニルドデカ−1(12)、8−
ジエン−2,6−ジイン 菌:セラチア・マルセセンス 最小生育阻止濃度:1100pp 試験例4 試験例1と同じ方法を用い、最小生育阻止濃度を測定し
た。
被験化合物:ビシクロ[7,3,0]−9−tert−
ブチルジメチルシリルオキシ−4−ビニル−ドデカ−1
(12)−エン−2,6−ジイン−5−オール ■Ilr:サルモネラ・チフィムリウム最小生育阻止濃
度:12.5ppm ■菌;セラチア・マルセセンス 最小生育阻止濃度:6.25ppm ■菌:キャンディダ・アルビカンス 最小生育阻止濃度:12.5ppm 試験例5 試験例1と同じ方法を用い、最小生育阻止aJtiを測
定した。
被験化合物:ビシクロ[7,3,0]−9−tert−
ブチルジメチルシリルオキシ−4−ビニル−ドデカ−1
(12)、4−ジエン−2,6ジイン ■菌:サルモネラ・チフィムリウム 最小生育阻止濃度:50ppm ■菌:セラチア・マルセセンス 最小生育阻止濃度:50ppm [発明の効果] 本発明によれば、上記の実施例から明らかなように、シ
クロペンテン誘導体(1)  シクロペンテン誘導体(
IV、 )またはシクロペンテン誘導体(V)がシクロ
ペンテン誘導体(l[[)及びシクロペンテン誘導体(
n)を順次経由することにより簡便に合成される。また
、上記の試験例から明らかなように、シクロペンテン誘
導体(I)、シクロペンテン誘導体(rV)及びシクロ
ペンテン誘導体(V)は抗菌活性を有するために抗菌剤
として有用である。また、シクロペンテン誘導体(IV
)はネオカルチノスタチンのクロモフォア骨格を有する
化合物として有用である。
特許出願人  株式会社rJgし 代 埋 人  弁理土木多堅

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子または低級アルキル基を表し、X
    及びYはそれぞれ保護されていてもよい水酸基を表す) で示されるシクロペンテン誘導体。 2、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R及びXはそれぞれ請求項1記載の定義のとお
    りである) で示されるシクロペンテン誘導体。 3、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは請求項1記載の定義のとおりであり、Z^
    1は水酸基またはハロゲン原子を表し、Z^2は保護さ
    れていてもよい水酸基を表す)で示されるシクロペンテ
    ン誘導体。 4、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R及びYはそれぞれ請求項1記載の定義のとお
    りである) で示されるシクロペンテン誘導体。 5、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは請求項1記載の定義のとおりである) で示されるシクロペンテン誘導体。
JP1234118A 1988-11-14 1989-09-08 シクロペンテン誘導体 Expired - Fee Related JP2786900B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1234118A JP2786900B2 (ja) 1988-11-14 1989-09-08 シクロペンテン誘導体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-288601 1988-11-14
JP28860188 1988-11-14
JP1234118A JP2786900B2 (ja) 1988-11-14 1989-09-08 シクロペンテン誘導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02243641A true JPH02243641A (ja) 1990-09-27
JP2786900B2 JP2786900B2 (ja) 1998-08-13

Family

ID=26531378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1234118A Expired - Fee Related JP2786900B2 (ja) 1988-11-14 1989-09-08 シクロペンテン誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2786900B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2786900B2 (ja) 1998-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107417505A (zh) α‑卤代四甲基环己酮及其与(2,3,4,4‑四甲基环戊基)甲基羧酸酯的制备方法
CA3174197A1 (en) Catalytic cannabigerol processes and precursors
JPH02243641A (ja) シクロペンテン誘導体
JP4176201B2 (ja) 5−ハロゲノ−2−置換ピリジンの製造方法
JPS6212770B2 (ja)
JP2002105045A (ja) ボンクレキン酸前駆化合物及びその製造方法
JPH04270294A (ja) α−メチレンシクロペンタノン誘導体の製造法
JP4576585B2 (ja) テルペン類の製法
Walkup et al. Preparation of 2-(Tetrahydrofuran-2′-YL)-l, 4-Pentadienes From γ-Allenyl Alcohols via Oxymercuration Followed by Palladium (II)-Medlated all Ylation
JP4051967B2 (ja) ホスホノジヒドロピラン誘導体の製造法
US5231208A (en) Substituted cyclic ketones, substituted cyclic enones, and process for producing the same
US5227505A (en) Substituted cyclic ketones, substituted cyclic enones, and process for producing the same
Gill et al. Cyclopentanoids from phenol—9: 3-Alkyl-and 3-alkenyl-5-hydroxycyclopent-2-enones
JP2653138B2 (ja) ハロアリルフランカルビノール類およびその製法
Bajpai et al. Novel skeletal rearrangement of substituted-2-nitro-1, 3-dienes to 1-nitro-1, 3-dienes: An easy access to a new class of cyclohexene derivatives
JP2507519B2 (ja) 3−置換−1−シクロペンテノ―ル誘導体のジアステレオ選択的な製造法
JP2765575B2 (ja) 置換シクロペンテノン及び置換シクロヘキセノン誘導体の製造法
CN113754613A (zh) 一种3-烯醇的苯硫基环醚化方法
JPS6226280A (ja) エポキシアセタ−ルおよびその製造方法
JPH03170450A (ja) アルキニルケトン誘導体の製法
JPH0557247B2 (ja)
JPS6092262A (ja) 2−ハロ−2−シクロペンテノン類の製造法
JPH08134070A (ja) 15−ヒドロキシミルベマイシン誘導体の新規合成法
JPH07233175A (ja) 金属置換シクロプロピルメタノール誘導体の不斉製造法
JPS62198629A (ja) C2対称軸を有する光学活性隣接ジオール化合物

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees