JPH0224325A - シッフ塩基構造を有する非線状ホスファゼン重合体、その製造方法および硬化性ホスファゼン組成物 - Google Patents

シッフ塩基構造を有する非線状ホスファゼン重合体、その製造方法および硬化性ホスファゼン組成物

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JPH0224325A
JPH0224325A JP63174410A JP17441088A JPH0224325A JP H0224325 A JPH0224325 A JP H0224325A JP 63174410 A JP63174410 A JP 63174410A JP 17441088 A JP17441088 A JP 17441088A JP H0224325 A JPH0224325 A JP H0224325A
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formylphenoxy
polymer
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JP63174410A
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Isao Maruyama
功 丸山
Hiroshi Fujiwara
寛 藤原
Zenji Ito
伊藤 善治
Hitoshi Shigematsu
重松 等
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Maruzen Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Maruzen Petrochemical Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G79/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing atoms other than silicon, sulfur, nitrogen, oxygen, and carbon with or without the latter elements in the main chain of the macromolecule
    • C08G79/02Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing atoms other than silicon, sulfur, nitrogen, oxygen, and carbon with or without the latter elements in the main chain of the macromolecule a linkage containing phosphorus
    • C08G79/025Polyphosphazenes

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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は耐熱性、耐蝕性、耐水性等の優れた特性を示す
新規なシッフ塩基構造を有するホスファゼン重合体、そ
の製造方法および硬化性ホスファゼン組成物に関する。
〔従来の技術〕
ホスファゼン重合体の単量体である塩化ホスホニトリル
誘導体は一般に難燃性で、燃焼ガスの毒性が低いことか
ら、その重合体にも同様な性質が期待され、塩化ホスホ
ニド+フルを出発原料として難燃、耐熱性の重合体を合
成しようとする試みは数多くなされてきた。例えば、塩
化ホスホニトリル3量体とハイドロキノンの反応で耐熱
性の樹脂を得る方法(米国特許第2,866.773号
、同3.121,704号)がある。しかし、この方法
によると樹脂化する際に腐蝕性の塩酸ガスが発生するた
め用途が限定される。また、塩化ホスホニトリル3景体
のブトキシ置換体とレゾルシン、ハイドロキノン4J2
価フェノール類とのエステル交換反応で樹脂化する試み
がZhivukhinらによってなされたが、高分子量
のものは得られない(Vyso−komol、 5oe
d18.727 (1966) 〕。
フヱノキシ基およびビニル基含有有機基で置換したホス
ホニトリル3′I#体を触媒を用いてビニル重合させて
重合体を得ている例もあるが、その耐熱性および機械的
性質は満足のゆくものではない(%公昭47−1122
6、同48−862(’l、同48−11099、同4
8−20793、同48−27316 )。
最近ホスホニトリル3f体にマレイミド基含有置換基を
導入し、それを高分子化することによって、耐熱性の高
い樹脂を得る報告がなされたCD。
KumarらMacromoIecules 16.1
250(1983) )。
この樹脂は優れた耐熱性と共に熱分解時の重量残存率が
高いと言う特徴も兼ね備えているが、その原料誘導体の
合成工程が複雑であり、また樹脂は着色が著しくタール
用暗黒色であり、機械的性質も必らずしも満足のゆくも
のではなく、高分子化する際高温を必要とする等欠点を
有しているため用途がかなり限定される。
このように、一般にホスホニトリル化合物から誘導され
る重合体は難燃性、耐熱性等の点で優れているため、各
種検討されてきたが、上記した方法はいずれも重合時に
腐蝕性ガスを発生したり、触媒や高温を必要としたり、
あるいは原料誘導体の合成工程が複雑である等の欠点を
有しておシ、簡便な方法とは言えない。また、得られる
重合体も耐熱性と良好な機械的性質の両方を満足させる
ものではなく、しかも着色の著しいものであるという欠
点があっ九。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はこのような従来技術の欠点を克服するもので、
その目的は耐熱性に優れ、かつ熱分解時の重量残存率が
高く、また、機械的性質も良好でかつ柔軟性に富み、し
かも多くの場合着色性の改善されたホスファゼン重合体
および硬化性ホスファゼン組成物を提供することにある
。また他の目的は、このようなホスファゼン重合体を簡
便に製造する方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のために、本発明者等は、鋭意検討を重ね
た結果、芳香族ジアルデヒド化合物と芳香族ジアミノ化
合物との脱水縮合反応で生成するいわゆるシック塩基構
造を有するポリマーの合成反応を、環状ホスホニトリル
置換体に応用すれば、耐熱性に優れ、かつ熱分解時の重
量残存率が高く、また機械的性質も良好でかつ柔軟性に
富み、しかも多くの場合着色の少ないホスファゼン重合
体を簡便に製造し得ることを見出し、本発明を完成する
に至った。
したがって、本発明の要旨は一般式(1)(ここでnは
3または4の整数、20個のAはおのおのホルミルフェ
ノキシ基、フェノキシ基、アルキルフェノキシ基、ハロ
ゲン化フェノキシ基、N−芳香族アゾメチンフェノキシ
基およびフルオロアルコキシ基からなる群からそれぞれ
独立に選択されえて、かつ、平均組成として1分子中に
2個より多いホルミルフェノキシ基を含有する)で基基
準で0.5〜2.0 (−CHO/−NH2)の割合で
配合してなる硬化性ホスファゼン組成物にある。
本発明に於て使用される一般式(1)噂豐←寺轟机 400 rでの熱重量分析の重責損失が20重量係以下
であり、かつガラス転移温度(Tg)が120C以上で
ある、該環状ホスホニトリル化合物のホルミルフェノキ
シ基が でZは該アミンの残基であって残余の結合手を有しうる
)で表わされるシッフ塩基結合を形成することにより得
られた非線状ホスファゼン重合体、その製造方法および
上記環状ホスホニトリル化合物と第一ジアミンまたは第
一ポリアミンとを官能金物の代表的なものとしてAは0
−lm−またはp−ホルミルフェノキシ基、フェノキシ
基、0−m−またはp−アルキルフェノキシ基、o−l
m−またはp−フッ素、塩素、臭素またはヨウ素置換フ
ヱノキシ基、フルオロアルコキシ基、またはN−芳香族
アゾメチンフェノキシ基を表わし、かつ、平均組成とし
て1分子中に2個より多い〇−m−またはp−ホルミル
フェノキシ基を含有し、nは3または4の整数を表わす
化合物があげられる。
上記一般式(1)で表わされるホルミルフエノキシ基含
有環状ホスホニトリル化合物は、対応する環状塩化ホス
ホニl−IJル化合物と対応するホルミルフェノールの
アルカリ金属塩またはそれと同時に導入されるべき対応
するアルコール類またはフェノール類のアルカリ金属塩
との反応、もしくは対応する環状塩化ホスホニトリル化
合物と対応するホルミルフェノールまたはそれと同時に
導入されるべき対応するアルコール類またはフェノール
類を適当な塩酸捕捉剤例えば第三アミy類存在下で反応
させることによって容易に合成される。
上記一般式(1)で表わされるホルミルフェノキシ基含
有環状ホスホニトリル化合物のうち一部のAがN−芳香
族アゾメチンフェノキシ基であるホスホニトリル化合物
は上記のごとくして得られたホルミルフェノキシ基を含
有する環状ホスホニトリル化合物を第一七ノアミンと反
応させ所望量のホルミルフェノキシ基をシッフ塩基化す
ることにより容易に得られる。
シッフ塩基構造を形成させ高分子化させるための第一ジ
アミンまたは第一ポリアミン化合物としては好ましくは
ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、テト
ラメチレンペンタミン等脂肪族アミン類、フェニレンジ
アミン、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフヱニ
ルエーテル、ジアミノジフェニルスルホン、ジアミノジ
フェニルフィト、トリレンジアミン、キシリレンジアミ
ン、ジアミノベンゾフェノン、シアεノフルオレン、ジ
アミノフルオレノン、ジアミノアントラキノン、ジアミ
ノビフェニル、ジアミノナフタレン、アルキルジアミノ
ビフヱニル、アルキルジアミノフルオレン、トリアミノ
ベンゼン、トリアミノビフェニル、テトラアミノビフェ
ニル、ジアミノピリジン、ジアミノピラジン、ジアミノ
トリアジン、トリアミノトリアジン、ジアミノキノリン
等芳香族またはへテロ環アミン類等、さらに好ましくは
第一ジアミンがo −m−またはp−フェニレンジアミ
ン、4.4’−ジアミノジフェニルメタン、4.4〜ジ
アミノジフエニルエーテル、4,4ジアミノジフエニル
スルホン、m−キシリレンジアミン、トリレン−2,4
−ジアミン、0−トリジン、2,6−ジアミノピリジン
、1,5−シア等であるが、これらに限定されるもので
はない。
一般式(I)で表わされるホルミルフェノキシ基含有環
状ホスホニトリル化合物と第一ジアミンまたは第一ポリ
アミンとを、反応させるためあるいは硬化性組成物を構
成するために、混合する(当っては、無溶媒で行うこと
もできるし、両者が溶解するエーテル類、ケトン類、エ
ステル類、ハロゲン化炭化水素吟適当な溶媒に溶解して
行うこともできる。その混合割合は官能基基準で0.5
〜2.0(−CHO/−NH2)、好ましくは0.8〜
1.2である。
該混合物の重合反応は用いる原料の組合せによっては室
温でも容易に進行するが、反応を促進させたり完結させ
るため、50〜300Cに加熱してもよい。
重合反応は1分ないし20時間で完結し、シッフ塩基構
造を有するホスファゼン重合体が定量的に得られる。な
お、希望によっては、アルカリな存在させて反応を促進
することもできる。
この得られた重合体は、通常T B A (Tors 
1−onal Braid Analysis )法に
より求めたガラス転移温度(Tg)が120C以上、多
くの場合130C以上であり、窒素気流中、10C/分
の昇温速度で熱天秤により測定される重量残存率が40
0Cで80.0重量%以上、600Cで50.0重量%
以上であり、多くの場合400Cで90.0重量%以上
、600Cで70.0重量%以上である。
上記ホルミルフェノキシ基含有環状ホスホニトリル化合
物と第一ジアミンまたは第一ポリアミンとの混合によっ
て構成される硬化性組成物には、必要に応じ、更に反応
を加速するため水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の
アルカリを加えることもできる。
本発明の非線状ホスファゼン重合体は、ベンゼン、ヘキ
サン、エーテル、酢酸エチル、ピリジン、ジメチルホル
ムアミド、ジメチルスルホキシドおよびベンゾニトリル
のごときほとんどの有機溶媒および水に不溶である。
なお本発明の重合体は非常釦耐薬性があシ、塩基にも安
定である。また酸に関しては強酸にはやや不安定である
が、弱酸には安定である。例えば濃硫酸に室温下3〜4
日間つけると分解する。ただし、この際には分解は単量
体やオリゴマーのところではとまらず、アンモニアとリ
ン酸が生成する。
したがって、本発明の非線状重合体そのもののNMRス
ペクトルを測定することは困難であ抄、また分子量も測
定できない。
〔発明の効果〕
本発明のシップ塩基構造を有するホスファゼン重合体な
いし硬化性ホスファゼン組成物の硬化物は概して高いガ
ラス転移温度を有して優れた耐熱性を示し、かつ、熱分
解時における重量残存率も300〜soo cpの範囲
で非常に高く変化もゆるやかである。また、多くの場合
、色相は無色から褐色でしかも透明なので、従来のター
ル様暗黒色のもののみに比べて、着色性は格段に改善さ
れた。
さらに、機械的性質も良好であるし、原料である環状ホ
スホニトリル化合物と第一アミンまたは第一ポリアミン
の種類を選ぶととによシ、柔軟性に富んだフィルム忙成
形することも可能である。従って、そのiまで耐熱性フ
ィルムとして利用することもできるし、また金属、プラ
スチック等に塗布して耐熱、耐蝕性の被膜を形成させた
り、あるいは無機物、繊維等と組合せて耐熱性の複合材
料としての用途も考えられる。さらKまた、一般に、ホ
ルミル基を有する環状ホスホニトリル化合物とアミン類
との重合反応は一段階の脱水反応であって、常温でも触
媒を用いることなく極めて容易にしかも有害な、あるい
は腐蝕性のガスを発生することなく進行するので、シッ
ク塩基構造を有するホスファゼン重合体を簡便に製造す
ることができる。
〔実施例〕
以下、実施例等により本発明をさらに具体的に説明する
が、これらKよって本発明が限定されるものではない。
以下の実施例において、IRスペクトルは、膜状重合体
を得たものKついては膜を用い、膜状重合体が得られな
かったものKついては重合体の粉末をKBrと共にペレ
ット化して測定した。
実施例1 p−ヒドロキシベンズアルデヒドと塩化ホスホニトリル
環状3量体との反応で得られるヘキサ(4−ホルミルフ
ェノキシ)シクロトリホスファゼン(以下p−HBA/
3PNCと略記)2.87)を20dのジオキサンに溶
解し、それに1.08Pのp−フェニレンジアミンを含
む20−のジオキサン溶液を加えて攪拌したところ、系
は直ちに黄色に着色した透明な溶液になった。
この溶液の一部をガラス板上に均一に塗布し、室温で溶
媒を蒸発させて硬化させたところ、淡黄色忙着色した重
合体の硬い塗膜が得られた。これを大気中225Cで1
時間熱処理した後、水中に浸せきしたところ、該塗膜は
ガラス板よりはがれ、淡黄色の柔軟性のある透明なフィ
ルムが得られた。
そのIRスペクトルを第1図に示す。アミンのN−H伸
縮振動(3400,3320および3220 cm−’
 )およびアルデヒドのC=O伸縮振動(1705cr
11−1)は殆んど消失し、代りにシック塩基に基づ<
C=N伸縮振動が1630 cm−’に現れた。
次にこの重合体の粉末を窒素気流中、10C/分の昇温
速度で熱天秤による重量残存率を検討した。結果を第4
1図に示す。以下、熱天秤分析はすべてこの条件下で行
った。
なお、この重合体のガラス転移温度をTBA法で求めた
ところ235Cであった(以下、ガラス転移温度(Tg
)はTBA法による)。
生成物の元素分析値は次のとおシであった。
HNP 理論値(wt%>  67.38 3.92 15.1
1 6.68分析値(wt係)  67.11 3.9
0 14.96 6.53実施例2〜11 実施例IK於てp−フェニレンジアミンの代りに各種ジ
アミンを用い、実施例1と同様の方法で硬化させたとこ
ろ、第1表に示す様な結果が得られた。
これらの重合体のIRスペクトルを第2図〜第11図に
1熱天秤分析の結果を第41図、第42図に示す。
なお実施例9は反応が速く、瞬時にして架橋密度が上っ
たためにフィルム形成は困難であった。
なお、実施例4.6および8の生成物の元素分析の結果
を第2表に示す。
第 表 実施例12 0−ヒドロキシベンズアルデヒドと塩化ホスホニトリル
環状3量体との反応で得られるヘキサ(2−ホルミルフ
ェノキシ)シクロトリホスファゼン(以下o−HBA/
3PNCと略記)2.87fFを40dのクロロホルム
に溶解し、それに1.229のトリレン−2,4−ジア
ミンを加えて溶解させたところ系は直ちに黄色く着色し
た透明な溶液になった。
この溶液の一部をガラス板上に均一に塗布し、室温で溶
媒を蒸発させて硬化させたところ、淡黄色の硬い塗膜状
重合体が得られた。これを大気中200Cで2時間熱処
理した後、水中に浸せきしたところ、重合体はガラス板
よりはがれ、淡黄色の柔軟性ある透明なフィルムが得ら
れた。
そのIRスペクトルを第12図に示す。アミンのN−H
伸縮振動(3400,3340cWI−’)およびアル
デヒドのC=0伸縮振動(t7osm−’)は殆んど消
失し、代りにシッフ塩基に基づ<C=N伸縮振動が16
30 cm−’に現われた。
なお、熱天秤分析の結果を第43図に示す。重合体のガ
ラス転移温度は330Cであった。
生成物の元素分析値は次のとおりであった。
HNP 理論値(wt%>  68.42 4.51 14.2
5 6.30分析値(wt%)  68.33 4.1
1 14.12 6.40実施例13〜21 実施例12に於いて、トリレン−2,4−ジアミンの代
りに各種ジアミンを用い、実施例12と同様の方法で硬
化させたところ、第3表に示す様な結果が得られた。
これらの重合体のIRスペクトルを第13図〜第21図
に、tた、熱天秤分析の結果を第43図および第44図
に示す。
なお、実施例13.14.15.17.18および21
の生成物の元素分析の結果を第4表に示す。
第 表 ジアミンの代抄に各種ジアミンを使用する以外は実施例
1と同様の方法で硬化させたところ、第5表に示す様な
結果が得られた。
これらの重合体のIRスペクトルを第22図〜第27図
K、熱天秤分析の結果を第45図に示す。
実施例22〜27 実施例1に於てヘキサ(4−ホルミルフェノキシ)シク
ロトリホスファゼンの代’り K m−ヒドロキシベン
ズアルデヒドと塩化ホスホニトリル環状3量体との反応
で得られるヘキサ(3−ホルミルフェノキシ)シクロト
リホスファゼン(以下m−HBA/3T’NCと略記)
2.87%、p−フエニレンなお、実施例22の生成物
の元素分析値は次のとおりであった。
HNP 理論値(wt%)  67.38 3.92 15.1
1 6.68分析値(wt%)  67.11 3.7
5 14.97 6.72実施例28 m−HBA/3PNC2,87fおよびm −7、= 
L/ yジアミン0.9P−を試験管に加え、80Cに
加熱しながらスパチユラで内容物を混合したところ、水
を放ちながら直ちに固化し、不融の重合体が得られた。
該重合体を200Cで10分間熱処理したところ、第2
8図に示す様なIRスペクトルを示す重合体が得られた
。該重合体の熱天秤分析結果を第46図に示す。ガラス
転移温度は245Cであった。
実施例29〜32 p−ヒドロキシベンズアルデヒドと塩化ホスホニトリル
環状4i一体との反応で得られるオクタ(4−ホルミル
フェノキシ)シクロテトラホスファゼン(以下、p−H
BA/4PNCと略記)2.87Pを40dのジオキサ
ンに溶解し、それに各種ジアミンの所定量を加えて攪拌
したところ、系は直ちに着色し透明な溶液になった。
これらの溶液から実施例1に示したと同様の後処理によ
シフィルム状の重合体を得ることができた。
実験結果を第6表に、また重合体のIRスペクトルを第
29図〜第32図に、さらに熱天秤分析の結果を第46
図に示す。
なお、実施例30の生成物の元素分析値は次のとおりで
あった。
HNP 理論値(wt係)  67.38 3.92 15.1
1 6.68分析値(wt%)  66.87 3.8
1 15.01 6.69実施例33 p−ヒドロキシベンズアルデヒドとフェノールの混合物
と塩化ホスホニトリル環状3量体との反応で得られる4
−ホルミルフェノキシ基/フェノキシ基= 72.5/
27.5モル1モル組成の置換基を有するシクロトリホ
スファゼン化合物2.72y−を含む401R1のジオ
キサン溶液に、1.52pの4.4′−ジアミノジフエ
ニルメタンを溶解させた。
この溶液をガラス板に塗布し、溶媒を蒸発させて得られ
た塗膜状重合体を220Cで10分間熱処理したところ
淡黄色の硬いフィルムになった。そのIRスペクトルを
第33図に示す。アミンのN−H伸縮振動(3500,
3450および3340crn)およびアルデヒドのC
=O伸縮撮動(1705cm−1)は殆んど消失し、代
りにシック塩基に基づ<C=N伸縮振動が1630 c
m−’に現われた。この重合体のガラス転移温度は16
5Cであった。
実施例34〜36 p−ヒドロキシベンズアルデヒドとフェノールの混合物
と塩化ホスホニ) IJル環状3景体との反応で得られ
る4−ホルミルフェノキシ基/フェノキシ基= 49.
6150.4モル1モル組成の置換基を有するシクロト
リホスファゼン化合物(以下p−HBA/P/3PNC
と略記)2.59pを含む40auのジオキサン溶液に
所定量の各種ジアミンを溶解させた。
その後実施例33と同様の処理を施こして第7表に示す
結果を得た。得られた重合体のIRスペクトルを第34
図〜第36図に、実施例34の重合体の熱天秤分析結果
を第47図に示す。
なお、実施例35の生成物の元素分析値は次のとおりで
あった。
HNP 理論値(wt%)  65.71 4.06 12.1
0 8.92分析値(wt係)  65.22 3.9
3 12.08 8.81実施例37 p−ヒドロキシペンズアルデヒドトトリ70ロエタノー
ルの混合物と塩化ホスホニトリル環状3量体との反応で
得られる4−ホルミルフェノキシ基/)リフロロエトキ
シ基= 85.1/14.9モル1モル組成の置換基を
有するシクロトリホスファゼン化合物2.80Pを含む
30dのアセトン溶液にトリレン−2,4−ジアミン1
.129−を溶解させた。この溶液を蒸発乾固して固体
を得、それを1800で2時間熱処理した。
得られた硬化重合体のIRスペクトルを第37図に示す
。アミンのN−H伸縮振動(3400,3340an−
’)およびアルデヒドのC=0伸縮振動(17(15c
rn−1)は殆んど消失し、代抄にシップ塩基に基づ(
C=N伸縮振動が1635 cm−’に現われた。ガラ
ス転移温度は120Cであった。
実施例38 p−HBA/3PNC2,87Fを20−のジオキサン
に溶解し、それに1.58Pの1,5−ジアミノナフタ
レンを加えて攪拌したところ系は直ちに黄色に着色した
透明な溶液になった。
この溶液の一部をガラス板上に均一に塗布し、室温で溶
媒を蒸発させたところ、淡黄色に着色した硬い塗膜状の
重合体が得られた。これを大気中210 Cで1.5時
間加熱処理した後、水中に浸せきしたところ、重合体は
ガラス板よりはがれ、淡黄色の柔軟性のある透明なフィ
ルムが得られた。そのIRスペクトルを第38図に、熱
天秤分析の結果を第47図に示す。
なおこの重合体のガラス転移温度は160t:’であっ
た。
実施例39 p−HBA/3PNC2,87デと2,4−ジアミノ−
6−フェニル−sym−)リアジン1.87%をビーカ
ーに加え、それを200Cの油浴につけて加熱攪拌した
ところ、系は均一になり盛んにガス(水蒸気)を発生し
て反応し、10分後に攪拌が困難になった。
次にこれを大気下、250Cで1時間熱処理したところ
、発泡した黄色の硬化重合体が得られた。
そのIRスペクトルを第39図K、熱天秤分析の結果を
第47図に示す。
なお、この重合体のガラス転移温度は240 Cであっ
た。
生成物の元素分析値は次のとおりであった。
HNP 理論値(wt%>   62.85 1.65 25.
20 5.07分析値(wt係)62.35 1.41
 25.13 5.07実施例40 p−HBA/3PNC2,87Fとメラミン0.84L
Pをビーカーに加え、230 tll’に加熱攪拌した
ところ系は均一になり、盛んにガス(水蒸気)を発生し
て反応し、5分後に攪拌が困難になりた。
次にこれを大気下、250Cで1時間熱処理したところ
、発泡した黄色の硬化重合体が得られた。
そのIRスペクトルを第40図に、熱天秤分析の結果を
第47図に示す。
なお、この重合体のガラス転移温度は265Cであった
実施例41 p−HBA/3PNC2,87%と1.5−ジアミノア
ントラキノン2.38%をビーカーに加え、それを20
Orの油浴につけ加熱攪拌したところ系は均−釦なりガ
ス(水蒸気)の発生がみられた。
次にこれを大気下、220Cで3時間熱処理したところ
、発泡した黒赤色の硬化重合体が得られた。
そのIRスペクトルは第8図とほぼ同じであった。
この重合体のガラス転移温度は240Cであり、その熱
天秤分析結果は第47図に示すとおりであった。
比較例 市販の耐熱性ポリマー8種、すなわちポリパラフェニレ
ンスルフィド(A) 、ポリへキサメチレンアジボアミ
ド(B)、ポリイミド(C)、ポリテトラフロロエチレ
ン(D) 、ポリエチレンテレフタレー) (E)、フ
ェノール樹脂(F)、ポリアセタール(G)、ポリフェ
ニレンオキシド(H)、について実施例1と同様の方法
で熱天秤分析を行った。結果を第48図に示す。市販の
耐熱性ポリマーは300〜soo Cの範囲において重
量減少が急激に起り、800Cにおいては重量残存率が
せいぜい60%であった。これに対し、本発明に係るホ
スファゼン重合体の場合、重量減少は非常にゆるやかで
、しかもsoo trにおいても大部分は60%以上の
高い重量残存率を示した。
参考例 p−HBA/3PNC2,87fを151Llのジオキ
サンに溶解し、それに1.08pのp−フェニレンジア
ミンを含む10WLlのジオキサン溶液を加えて均一に
混ぜ合わせ、その溶液に温風を吹きつけて約10111
1まで濃縮し九〇 次に、この溶液の一部をガラス板にのせフィルムアプリ
ケーターを用いて溶液を均一の厚さに展開させた。溶媒
をゆっくり室温で蒸発させて得られたフィルム(厚さ1
03μm)を100tll’で1時間熱処理した後、J
IS Z 1707 に基づいて酸素の気体透過度を求
め、更に透過係数を計算したところPO2= 1.5 
X 10  CC*tvcrn@ Sec’ cmHg
であった。即ち、この重合体はガスバリヤ−性の高分子
材料に属すると云える。
尚、窒素についても同様の試験を行なったところpN2
= 0.3 x 10″″l!c c m 3/cm2
・secφon Hgであった。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第40図は実施例1〜40で得られたシップ塩
基構造を有するホスファゼン重合体のIRスペクトルで
あり、第41図は実施例1〜6、第42図は実施例7〜
11、第43図は実施例12〜16、第44図は実施例
17〜21、第45図は実施例22〜27、第46図は
実施例28〜32、第47図は実施例34.38〜41
、第48図は比較例における市販の耐熱性ポリマー(A
−H)の熱天秤分析結果である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここでnは3または4の整数、2n個のAはおのおの
    ホルミルフェノキシ基、フェノキシ基、アルキルフェノ
    キシ基、ハロゲン化フェノキシ基、N−芳香族アゾメチ
    ンフェノキシ基およびフルオロアルコキシ基からなる群
    からそれぞれ独立に選択されえて、かつ、平均組成とし
    て1分子中に2個より多いホルミルフェノキシ基を含有
    する)で表わされる環状ホスホニトリル化合物と第一ジ
    アミンまたは第一ポリアミンとの縮合反応で生成する、
    400℃での熱重量分析の重量損失が20重量%以下で
    あり、かつガラス転移温度(Tg)が120℃以上であ
    る、該環状ホスホニトリル化合物のホルミルフェノキシ
    基が ▲数式、化学式、表等があります▼(ここ でZは該アミンの残基であって残余の結合手を有しうる
    )で表わされるシッフ塩基結合を形成することにより得
    られた非線状ホスファゼン重合体。
  2. (2)各Aがホルミルフェノキシ基、フェノキシ基、メ
    チルフェノキシ基および炭素数1〜3のフルオロアルコ
    キシ基からなる群からそれぞれ独立に選択される請求項
    1記載の重合体。
  3. (3)第一ジアミンがo−、m−またはp−フェニレン
    ジアミン、4,4′−ジアミノジフェニルメタン、4,
    4′−ジアミノジフェニルエーテル、4,4′−ジアミ
    ノジフェニルスルホン、m−キシリレンジアミン、トリ
    レン−2,4−ジアミン、o−トリジン、2,6−ジア
    ミノピリジン、1,5−ジアミノアントラキノンまたは
    ヘキサメチレンジアミン、第一ポリアミンが3,3′−
    ジアミノベンジジンである請求項1または2記載の重合
    体。
  4. (4)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここでnは3または4の整数、2n個のAはおのおの
    ホルミルフェノキシ基、フェノキシ基、アルキルフェノ
    キシ基、ハロゲン化フェノキシ基、N−芳香族アゾメチ
    ンフェノキシ基およびフルオロアルコキシ基からなる群
    からそれぞれ独立に選択されえて、かつ、平均組成とし
    て1分子中に2個より多いホルミルフェノキシ基を含有
    する)で表わされる環状ホスホニトリル化合物と第一ジ
    アミンまたは第一ポリアミンとを縮合反応させることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の重合体
    の製造方法。
  5. (5)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここでnは3または4の整数、2n個のAはおのおの
    ホルミルフェノキシ基、フェノキシ基、アルキルフェノ
    キシ基、ハロゲン化フェノキシ基、N−芳香族アゾメチ
    ンフェノキシ基およびフルオロアルコキシ基からなる群
    からそれぞれ独立に選択されえて、かつ、平均組成とし
    て1分子中に2個より多いホルミルフェノキシ基を含有
    する)で表わされる環状ホスホニトリル化合物と第一ジ
    アミンまたは第一ポリアミンとを官能基基準で0.5〜
    2.0(−CHO/−NH_2)の割合で配合してなる
    硬化性ホスファゼン組成物。
  6. (6)第一ジアミンがo−、m−またはp−フェニレン
    ジアミン、4,4′−ジアミノジフェニルメタン、4,
    4′−ジアミノジフェニルエーテル、4,4′−ジアミ
    ノジフェニルスルホン、m−キシリレンジアミン、トリ
    レン−2,4−ジアミン、o−トリジン、2,6−ジア
    ミノピリジン、1,5−ジアミノアントラキノンまたは
    ヘキサメチレンジアミン、第一ポリアミンが3,3′−
    ジアミノベンジンである請求項5記載の組成物。
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