JPH02242796A - 給油装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ケーシング内に収納された流量計の吐出管が
スイベルジヨイントとアームとを介して給油ホースに接
続された給油装置に間する。

［従来の技術］ アイランド上に設置される給油装置は、周知の通り、そ
の両正面に自動車が停車できるようになっており、した
がって給油装置も、例えばレギュラーガソリン、ハイオ
クガソリンおよび軽油等の複数種の油を給油できるよう
になっている。この場合に、給油装置の各正面にそれぞ
れの油種の給油ホースを設けると、給油装置全体が複雑
となり、また誤給油の問題も生ずるので、通常、最も多
く給油される油種、例えばレギュラーガソリン用の給油
ホースは、給油装置の両正面にそれぞれ設置し、そして
通常、あまり給油されない油種、例えばハイオクガソリ
ンおよび軽油用の給油ホースは給油装置の側面に取付け
、いずれの側にも給油できるようにしである。

したがって、給油装置の側面に設けた給油ホースはいず
れの正面に停車した自動車にも給油できるように、給油
ホースは吐出管に対してスイベルを介して接続されて、
そのスイベルが両正面方向に回転し、給油作業を好適に
行えるようになっている。

しかしながら、特にケーシングの巾（両正面間の長さ）
が大きい場合には、ケーシングの正面に停車した自動車
に対して、その燃料タンクの給油口の位置が遠くなると
、給油ホースを無理に引張らないと、給油できない場合
がある。給油ホースの長さは法規によって定められてい
るので、一定長さ以上にはできず、給油ホースを無理に
引張ると、支柱やケーシングの角部で給油ホースが曲げ
られてかつ角部とこすれ、その結果、給油ホースが傷み
やすく、また、給油ノズルが給油口に充分に入らず、給
油中に給油ノズルが外れる危険がある。

なお、複数種の油種を給油せずに一種類の油を給油する
給油装置でも、ケーシングの側面にスイベルジヨイント
を介して給油ホースを接続した場合も同様である。

ｃ問題点を解決する課Ｍコ したがって、本発明の目的は、ケーシングの側面にスイ
ベルジヨイントを介して給油ホースを接続した給油装置
において、給油ホースに無理な力が比較的に作用せず、
したがって操作が容易で安全な給油装置を提供するにあ
る。

［課題を解決するための手段］ 本発明による給油装置によれば、ケーシング内に収納さ
れた流量計の吐出管を第１のスイベルジヨイントの一方
の継手に接続し、他方の継手に接続された長いアームを
立上らせた後に第２のスイベルジヨイントを介して給油
ホースに接続し、前記アームの回動を案内する案内手段
を設けである。

［発明の作用効果の説明］ したがって、給油装置のいずれがの側に停車した自動車
に対して給油する場合に、アームはスイベルジヨイント
によってその方向に回動するが、その回動したアームが
長いので、給油範囲が広がり、その結果給油ホースを無
理に引張ることがなくなり、ケーシングの角部に触れる
ことがなく、そのために給油ホースが傷まない、また給
油ノズルを給油口に充分に入れて給油することができ給
油中に給油ノズルが外れることがない。

アームを長くすると、アームは片方梁成に支持されてい
るので、スイベルジヨイントおよびアームに強度上の問
題が生ずる。しかし本発明では案内手段があるので、ア
ームは案内手段で支持され強度上の問題も生じない。

［実施例〕 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図および第２図は本発明を実施した給油装置が示さ
れており、これらの図において、給油所の地上に設けた
アイランド■上には全体を符号Ｃで示す給油装置が設置
されており、そして給油装置Ｃの両正面１ＰＩＡおよび
Ｂは自動車が停車する給油位置となっている。給油量２
ｃは全体的にボックス状であり、図示の例ではレギュラ
ーガソリン、ハイオクガソリンおよび軽油の３種類の油
を給油できるようになっている。そして右側の支柱Ｐ１
には、レギュラーガソリン用の給油ホースＨ−Ｒ１、軽
油用の給油ホースＨ−Ｋが、左側の支柱Ｐ２にはレギュ
ラー用の給油ホースＨ−Ｒ２ハイオクガソリン用の給油
ホースＨ−Ｈがそれぞれ設けられている。これらの給油
ホースの先端にはノズルＮが接続されている。

給油装置Ｃの下部ＣＩの内部に給油ポンプ、流量計等が
配置されており、中部Ｃ１には左から右に順次ハイオク
ガソリンの給油量表示計３Ｈ、レギュラーガソリンの給
油量表示計３Ｒおよび軽油の給油量表示計３Ｋが両側す
なわち各正面に設けられている。

これらの各給油量表示計は、ケーシングの各正面に設け
た透明板、例えばガラス板４の内側に設けた化粧板５の
内側に設けられており、その化粧板５は、レギュラーガ
ソリンの給油量表示計３Ｒの所は内側に折り曲げられ、
表示計３Ｒは他の表示計３Ｈ１３により凹んだ位置に設
け、比較的に頻繁に使用するレギュラーガソリンの給油
に際して、同時に他の油を給油していても、表示の誤認
をしないようにしである。

給油装置Ｃの下部Ｃ１、中部Ｃ２の上は空間であって、
Ａ、Ｂいずれの側からも−例えば給油口のキャップ等、
を置き得るようになっている。そして上部Ｃ１には油種
例えば「ハイオク」、「レギュラー」および「軽油」等
の文字が記載され下側には照明装置が設けられている。

次に第３図および第４図を参照して本発明の実施例を説
明する０本発明は給油装置ＣのケーシングＣａの側面に
適用されるものであるから、図示の例では軽油のについ
て説明するが、ハイオクガソリンに関しても同様である
。

第３図において給油装置のケーシングＣａの一部を構成
する右側の支柱Ｐ１には下部Ｃ１内に設けた図示しない
流量計から延びる吐出管２が立上げられ、水平に曲げら
れている部分２ａを有している。この吐出管２の部分２
ａの端部には第１のスイベルジヨイント１０が接続され
ており、その第１のスイベルジヨイント１０にはほぼ垂
直に立上った長いアーム１１が接続されている。そして
、アーム１１の端部は水平に曲げられた部分１１ａを有
し、その部分１１ａは第２のスイベルジヨイント６を介
して比較的に短い給油ホース１２に接続され、そのホー
ス１２はスイベルジヨイント兼安全管継手１３を介して
長い給油ホースＨ−Ｋに接続されている。

したがって、アーム１１は第１のスイベルジヨイント１
０の中心を中心として回動するで、支柱Ｐ、の側面パネ
ル１４には、第２のスイベルジヨイント６が貫通する巾
で第１のスイベルジヨイント１０の中心を中心とする円
弧状の細長い穴１５が開孔されている。そしてアーム１
１の上部にはローラ１６が取付けられており、そして側
面パネル１４の背面にはローラ１６の両側に案内板１７
ａ、１７ｂが設けられている。これらの案内板１７ａ、
１７ｂのローラ１６側にはそれぞれ緩衝用のゴム板１８
ａ、１８ｂが取付けられ、それらのゴム板１８ａ、１８
ｂの間隔はローラ１６の直径より若干大きい寸法を有し
ている。したがってローラ１６の移動はスムーズであり
、また衝撃音の発生もない０図示の実施例においてロー
ラ１６、案内板１７ａ、１７ｂ、１衝用ゴム１８ａ、１
８ｂは案内手段を構成している。

穴１５は比較的に大きいので、雨水が支柱Ｐｌの内部に
流入するおそれがある。そのために、案内板１７ｂは下
方に延びて雨水も案内するようになっている。この案内
板１７ｂの下方において、アーム１１にはつば１９が設
けられ、さらにそのつば１９の下方には樋２０が側面パ
ネル１４に取付けられている。したがって穴１５から流
入した雨水Ｗは、アーム１１又は案内板１７ｂによって
下方に滴下し、そしてつば１９を介して又は直接に樋２
０に流下する。この樋２０には支柱Ｐ、の内側の隅部で
図示しない垂直樋が接続されており、したがって樋２０
に流れた雨水は外部に排出される。このように穴１５か
ら流入した雨水は給油装置Ｃの内部にはいることなく、
排出されるので、内部の機器に雨水がかかることがない
。

したがって、給油作業に際して、例えばＡｌ１１の自動
車に給油する場合、給油ホースＨ−ＫをＡＩＩＩすなわ
ち第４図で左側に引張ると、アーム１１は鎖線１１−の
位置にくる。すると第２のスイベルジヨイント６の先端
部６ａは支柱Ｐｔの角部３０の外側に位置するので、短
いホース１２はケーシングＣａ（図示の例では支柱Ｐ、
）の角部３０と接触しない、したがって、ホース１２が
傷まない。

またアーム１１は比較的に長いが案内手段１６．１７ａ
、１７ｂ、１８ａ、１８ｂが設けられているのでアーム
１１の案内作動もスムーズに行われ強度も充分である。

さらに、穴１５から流入する雨水は、案内板１７ｂ、つ
ば１９樋２０によって外部に排出されるので、内部の機
器に対して雨水の影響がない。

なお、短い給油ホース１２を設けたのは、安全管継手１
３に長手方向の力が正常に作用するようにしたものであ
り、安全管継手１３を給油ノズル側に設けた場合は、長
い給油ホースＨを第２のスイベルジヨイント６に直接取
付ければよい。

［発明の効果］ 以上の如く本発明によれば給油ホースが移動するので給
油範囲が広くなり、その結果給油ホースを無理に引張る
ことがなくなり給油ホースがケーシングの角部と接触し
て傷むことがなく、給油ノズルを給油口に充分に入れて
給油することができ、給油中に給油ノズルが外れること
がない、また長いアームも案内手段で案内されて回動す
るので給油ホースの引張り力が強くても強度的に充分で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実施した給油装置を示す斜視図、第２
図は第１図の■−■線の断面平面図、第３図は本発明の
実施例を示す断面側面図、第４図はカバーを取りはずし
た所を示す第３図を矢印■方向に見た側面図である。 Ｃ・・・給油装置　　Ｐｔ　　・・・支柱　　Ｈ−Ｋ・
・・長い給油ホース　　２・・・吐出管６・・・第２の
スイベルジヨイント　　１０・第１のスイベルジヨイン
ト　　１１・・・アーム　　１２・・・短い給油ホース
　　１５・・・穴　　１６・・・ローラ　　１７ａ、１
７ｂ・・・案内板 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ケーシング内に収納された流量計の吐出管を第１のスイ
   ベルジョイントの一方の継手に接続し、他方の継手に接
   続された長いアームを立上らせた後に第２のスイベルジ
   ョイントを介して給油ホースに接続し、前記アームの回
   動を案内する案内手段を設けたことを特徴とする給油装
   置。