JPH0224248Y2 - - Google Patents

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JPH0224248Y2
JPH0224248Y2 JP1984068812U JP6881284U JPH0224248Y2 JP H0224248 Y2 JPH0224248 Y2 JP H0224248Y2 JP 1984068812 U JP1984068812 U JP 1984068812U JP 6881284 U JP6881284 U JP 6881284U JP H0224248 Y2 JPH0224248 Y2 JP H0224248Y2
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JP
Japan
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helmet
conductor
plate
conductor plate
antenna
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JP1984068812U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、ストリツプアンテナをヘルメツト状
に成形して、移動アンテナとして用いられるヘル
メツトアンテナに関する。
[従来技術と欠点] 従来、移動アンテナとしては、ホイツプアンテ
ナやワイヤアンテナなどをヘルメツトの上や肩の
上に掛けて使用していた。
しかしながら、このようなアンテナではヘルメ
ツトから素子が突出しているため、狭い場所やジ
ヤングルなどの障害物の多い所では、折損、切
断、脱落等の事故が生じやすく、またその補修が
困難であつた。
[考案の目的] 本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、アンテナとしての突起がなく、通常の
ヘルメツトの装着状態でアンテナを構成すること
ができ、移動しても折損等の障害が発生すること
のないヘルメツトアンテナを提供することにあ
る。
[考案の要点] 本考案は、絶縁物で構成されたヘルメツトの内
側と外側にそれぞれ大きさの異なる導体板を設
け、これら導体板を電気的に接続すると共に、面
積の大きい方を接地し、かつ他方の導体板に給電
することにより、アンテナを構成したものであ
る。
[考案の実施例] 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。第1図に於いて、11はグラスフアイバを
ポリエステルで成形した強化プラスチツクにより
構成されたヘルメツトである。このヘルメツト1
1の内側及び外側にはそれぞれ使用周波数に応じ
た大きさの導体板12,13が接着されている。
内側の導体板12はヘルメツト11の内側のほぼ
全面に渡つて設けられ、外側の導体板13は導体
板12よりも小さくなつている。これら導体板1
2,13の接着方法は、金属蒸着、あるいは導体
繊維であるカーボンフアイバ等をヘルメツト11
の製造時に一体化して構成してもよい。ヘルメツ
ト11のほぼ中央部には貫通孔14が設けられ、
この貫通孔14を通して上記導体板12,13が
短絡線15により電気的に接続されている。この
短絡部Aより離れた位置に、給電部Bが設けられ
ている。給電方法は、例えば、同軸ケーブル16
の中心導体16aを外側の導体板13、外部導体
16bを内側の導体板12に接続して構成する。
17はケーブル止め金具であり、ケーブル16を
導体板12に接触すると共にヘルメツト11に強
固に取付ける。
第2図により本発明の上面図を示す。導体板1
3は特性により各種形成方法によるものが使用さ
れるが、ここでは距離L1の円形の導体板として
おり、その頂点Aにて導体板12,13を電気的
に接続している。この導体板13の頂点であるA
点から距離L2だけ離れた導体板13周端部との
間のB点において、ケーブル16の中心導体16
aを導体板13に電気的に接続し、また、同外部
導体16bを導体板12に電気的に接続してな
る。
第3図に上記実施例の定在波比特性を示す。こ
こでは導体板13を半径Rの円形とし、頂点部で
ある導体板13のやや中央部Aと給電部Bとの間
隔をパラメータとしており、距離L1=155.9mm、
導体板12,13間の間隔を5mmとした周波数に
対する定在波比を示すものである。図中に実線で
示す示す如く点AB間の距離L2は59.5mmの場合も
最も特性が良好であり、その際の定在波比2以下
の比帯域は約2.7%となる。また、上記AB間の距
離L2を大きくとると特性は悪化していく一方、
導体板12,13を短絡せずに頂部より給電した
際には並列に大きな容量が入るためにインピーダ
ンスが低くなり、定在波比は10以上に悪化する。
第4図はこのヘルメツトアンテナの外観を示す
ものである。同図に於いて、外部の導体板12に
はわかり易いように線を入れてあるが、これはヘ
ルメツト11の強化プラスチツクと共に一様ある
いは膜様として、白、黄、緑、赤、黒などの塗料
を施してもよい。
上記ヘルメツトアンテナに於いて、入力インピ
ーダンスの良好な給電を行うには、給電部Bと短
絡点Aとの距離を、第1図に於ける導体板13の
一端から他端までの距離の約半分あるいはそれよ
りもやや短く設定すれば良い。一般に、短絡点A
より給電点Bが離れると、入力インピーダンスの
抵抗分が増加し、絶縁物の厚さが増すと、帯域幅
が増加する。このヘルメツトアンテナは湾曲して
いるため、水平方向にもやや無指向で電波を放射
するものである。
尚、上記実施例に於いては同軸ケーブル16の
中心導体16aを外側の導体板13、外部導体1
6bを内側の導体板12にそれぞれ接続するよう
にしているが、この接続を逆にする方法も考えら
れる。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、通常のヘルメツ
トとほぼ同等の構造でアンテナの性能が追加され
るので、小形無線機を内蔵し、あるいは外部ポケ
ツトに設置することにより、ジヤングル地帯の移
動や、狭い箇所での移動に適したアンテナとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るヘルメツトア
ンテナの構成を示す断面図、第2図は第1図の上
面図、第3図は同アンテナの定板波比特性図、第
4図は同アンテナの外観斜視図である。 11……ヘルメツト、12,13……導体板、
15……短絡線、16……同軸ケーブル、17…
…ケーブル止め金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁物で加工されたヘルメツトと、このヘルメ
    ツトの内部に一体化された第1の導体板と、前記
    ヘルメツトの外部に一体化された第2の導体板と
    を具備し、前記第1の導体板と第2の導体板を前
    記ヘルメツトの頂点部で電気的に短絡すると共
    に、この短絡部から離れた位置において、同軸ケ
    ーブルの中心導体を前記第2の導体板に、外導体
    を第1の導体板にそれぞれ接続し給電するように
    したことを特徴としたヘルメツトアンテナ。
JP6881284U 1984-05-11 1984-05-11 ヘルメツトアンテナ Granted JPS60181906U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6881284U JPS60181906U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 ヘルメツトアンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6881284U JPS60181906U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 ヘルメツトアンテナ

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Publication Number Publication Date
JPS60181906U JPS60181906U (ja) 1985-12-03
JPH0224248Y2 true JPH0224248Y2 (ja) 1990-07-03

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ID=30603900

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JP6881284U Granted JPS60181906U (ja) 1984-05-11 1984-05-11 ヘルメツトアンテナ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03254207A (ja) * 1990-03-02 1991-11-13 A T R Koudenpa Tsushin Kenkyusho:Kk アンテナ装置

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Publication number Publication date
JPS60181906U (ja) 1985-12-03

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