JPH0117846Y2 - - Google Patents

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JPH0117846Y2
JPH0117846Y2 JP1980174737U JP17473780U JPH0117846Y2 JP H0117846 Y2 JPH0117846 Y2 JP H0117846Y2 JP 1980174737 U JP1980174737 U JP 1980174737U JP 17473780 U JP17473780 U JP 17473780U JP H0117846 Y2 JPH0117846 Y2 JP H0117846Y2
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JP
Japan
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ground wire
antenna
unipole antenna
conductor
unipole
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JP1980174737U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、VHF・UHF帯の携帯無線機に適す
る地線付ユニポールアンテナに関する。
〔従来の技術〕
従来、VHF・UHF帯の携帯無線機のアンテナ
にはユニポールアンテナが広く用いられている
が、携帯無線機の大きさの制限から、十分な接地
効果を持つ地板や4分の1波長の長さを有する地
線を用いることができず、無線機の筐体を地板の
代わりに用いていた。そのために、従来のユニポ
ールアンテナは携帯無線機の持ち方やその地上高
等の環境によりアンテナの動作利得が変化し、ア
ンテナ特性が極めて不安定になる欠点があつた。
このため、絶縁体に螺旋状に導体を巻きつけそ
の電気長がほぼ4分の1波長からなるカウンター
ポイズ導体を直立アンテナに取付けたアンテナ技
術が提案されている(特公昭36−357号公報)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この技術をユニポールアンテナの地線に応用す
ると、第2図に示すように、単一のポール1に内
部導体が接続される給電同軸2の外部導体である
コネクタ4にヘリカル状に形成された地線3を実
装長さLを4分の1波長として固着して構成する
ことになる。しかし、上述の技術は絶縁導体に螺
旋状に導体を巻きつけた4分の1波長の地線を使
用するため、量産性に優れたものとはいえなかつ
た。また、ヘリカル状の地線をコネクタに固定す
るだけでは、振動に弱く、特に振動が生じやすい
移動無線用の携帯用無線機に使用するには問題が
あり、アンテナに指向特性がでるので、無指向性
を高めるための改善が必要であつた。
本考案は、上述の欠点を解決するものであり、
実装が便利で、振動に強く、無指向性および量産
性に優れた地線付ユニポールアンテナを提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、携帯無線機の上底面内に入るよう
に、地線付きユニポールアンテナの地線をプリン
ト基板の表面上にジグザグ状に構成して小型化し
たことを特徴とする。
本考案は、地線の一部分にインダクタンスが挿
入されたものではなく、地線のほぼ全体の部分が
インダクタンスにより構成されたことに特徴があ
る。
〔作用〕
一般に、地線付ユニポールアンテナは、第1図
に示すように、単一のポール1に内部導体が接続
される給電同軸2の外部導体に、地線3が固着さ
れるが、この地線3の長さは、4分の1波長より
短くすると、地線としての効果は小さくなり、4
分の1波長より若干長くするとその効果は大きく
なる。
そこで、本考案の地線はジグザグ状の構造とす
ることにより、等価的にインダクタンスを直列に
装荷した状態となり、地線長を短くした際の容量
リアクタンスを打ち消すようにしている。
〔実施例〕
次に図面を参照して本考案をさらに詳細に説明
する。
第3図は本考案一実施例アンテナの斜視図であ
る。
地線3は、誘電体基板であるプリント基板5の
表面上にジグザグ状に形成され、地線3の実装長
さLは給電同軸2の外部導体に電流が流れなくな
る長さに選定される。この地線3もコネクタ4の
外部導体に接続されて構成される。
次に長さ80mm、半径0.5mmのユニポールアンテ
ナを用いて、この実施例の地線付ユニポールアン
テナと第4図に示すような地線および地板を取付
けていないユニポールアンテナについて比較測定
した結果をスミス図表上の規準化インピーダンス
で示す。
第5図は地線および地板を取付けていないユニ
ポールアンテナについて測定したスミス図表であ
る。800〜1000MHzの周波数でユニポールアンテ
ナに給電すると、そのインピーダンスの周波数特
性は、図中の実線6で描かれる。また周波数を
900MHzに固定し、給電同軸2に手を触れ、その
位置を移動させたときのユニポールアンテナのイ
ンピーダンスの特性は、図中の破線7で描かれ、
インピーダンスの変化が大きいことがわかる。
第6図は本実施例の地線付ユニポールアンテナ
について測定したスミス図表である。800〜
1000MHzでユニポールアンテナに給電すると、そ
のインピーダンス特性は、図中の実線8で描かれ
る。また周波数を900MHzに固定し、給電同軸2
に手を触れ、その位置を移動させたときのユニポ
ールアンテナのインピーダンス特性は、図中の破
線9で描かれ、インピーダンス変化は殆ど見られ
ないことがわかる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、地線をプ
リント基板上にジグザグ状に構成することによ
り、地線の実装長さを4分の1波長より短縮して
も、携帯無線機の持ち方やその地上高等の影響を
受けず、十分な接地効果が得られる。特に、ジグ
ザグ状の構造としたため、ロープロフイルで実装
上有利であり、振動による特性変化が少なく、量
産性に優れ安価にでき、しかも、地線が平面状に
構成されるため、アンテナの無指向性が向上する
特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は地線付ユニポールアンテナの原理を説
明するための斜視図。第2図は従来例のアンテナ
の斜視図。第3図は本考案一実施例のアンテナの
斜視図。第4図は地線および地板の取付けていな
いユニポールアンテナの斜視図。第5図は第4図
に示したユニポールアンテナについて測定したス
ミス図表。第6図は本考案実施例アンテナについ
て測定したスミス図表。 1…ポール、2…給電同軸、3…地線、4…コ
ネクタ、5…プリント基板、6〜9…インピーダ
ンス特性を示す線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 単一のポールと、 このポールに内部導体が接続される給電同軸
    と、 この給電同軸の外部導体に固着されインダクタ
    ンスによつて形成された複数の地線と を備えた地線付ユニポールアンテナにおいて、 上記地線がプリント基板の表面上にジグザグ状
    に形成されその実装長さが4分の1波長より短い
    導体である ことを特徴とする地線付ユニポールアンテナ。
JP1980174737U 1980-12-05 1980-12-05 Expired JPH0117846Y2 (ja)

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JP1980174737U JPH0117846Y2 (ja) 1980-12-05 1980-12-05

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JP1980174737U JPH0117846Y2 (ja) 1980-12-05 1980-12-05

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JPS5798010U JPS5798010U (ja) 1982-06-16
JPH0117846Y2 true JPH0117846Y2 (ja) 1989-05-24

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ID=29966821

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JP1980174737U Expired JPH0117846Y2 (ja) 1980-12-05 1980-12-05

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2515148Y2 (ja) * 1987-01-28 1996-10-30 三菱電機株式会社 モノポ−ルアンテナ
WO2009119552A1 (ja) * 2008-03-28 2009-10-01 京セラ株式会社 無線通信装置

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JPS5798010U (ja) 1982-06-16

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