JPH02242250A - 画像走査装置の回転ドラム - Google Patents

画像走査装置の回転ドラム

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JPH02242250A
JPH02242250A JP1064294A JP6429489A JPH02242250A JP H02242250 A JPH02242250 A JP H02242250A JP 1064294 A JP1064294 A JP 1064294A JP 6429489 A JP6429489 A JP 6429489A JP H02242250 A JPH02242250 A JP H02242250A
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JP
Japan
Prior art keywords
hollow chamber
cylindrical
cylindrical body
drum
suction
Prior art date
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Pending
Application number
JP1064294A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Kawatani
川谷 昌史
Tsutomu Kamiyama
勉 上山
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1064294A priority Critical patent/JPH02242250A/ja
Publication of JPH02242250A publication Critical patent/JPH02242250A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、印刷製版分野で使用されるスキャナや、プ
リント基板等のパターン描画を行なう際に使用されるレ
ーザープロッタなどの画像走査装置において、原画もし
くは感光材料を外周面に吸着保持して回転する回転ドラ
ムに関し。
特にそのフランジ面に作用する負圧によって生じる円筒
面の軸線方向における変形を防止するための技術に関す
る。
尚、ここでいう画像走査装置の回転ドラムには、スキャ
ナ等の走査用(入力走査用)ドラム及び記録用(出力走
査用)ドラムの双方を含んでいる。
〔従来の技術〕
回転円筒走査方式のスキャナやレーザープロッタ等のド
ラム型画像走査装置は、第5図にその1例を示すように
、円筒部分2とその両側のフランジ部分3.3″とから
なる有底円筒体の内部に円筒状の中空室4を形成し1円
筒部分2の外周面から中空室4まで吸着孔5を貫設し。
場合によってはその吸着孔5に接続した吸着溝6を円筒
部分2の外周面に刻設した構造を有するドラム1を備え
、そのドラム1の軸部7.7′を軸受(図示せず)に回
転自在に支承し、一方の軸部7の細心部に形成された吸
気路8を真空ポンプ9に連通接続して構成されている(
例えば特開昭60−46658号公報等参照)。
そして、真空ポンプ9によってドラム1の中空室4内を
真空排気することにより中空室4内を負圧シこし、吸着
孔5.吸着WIt6を介して円筒部分2の外周面に原画
成いは感光材料(以下、「シート材」という)10を巻
着させて吸着保持するようにし、その状態でドラム1を
図示しない回転駆動機構によって回転させながら、ドラ
ム1の円筒部分2に対設された図示しない走査(記録)
ヘッドを軸線方向に移動させてその走査ヘッドによりシ
ート材10を走査する。
この際、中空室4は、ドラム1の回転に伴ってシート材
10が遠心力を受けても、ドラム1の外周面からシート
材10が脱落したりすることがないように相当程度の負
圧に保たれる。
この場合、ドラム1の中空室4内が相当程度の負正にな
ることにより、円筒部分2やフランジ部分3.3′に内
向きの力が加わり、ドラム1が変形することが考えられ
るが1円筒部分2に作用する負圧力による半径方向の変
形は、ドラム1の円筒中空部に円板状の補強リブを軸線
方向と直交するように内設し剛性を高めるなどして抑制
することができる(例えば特開昭58−86546号公
報参照)。
一方、ドラム1の周側フランジ部分3.3′に負圧が作
用して円筒部分2に両側から力が加わることにより円筒
部分2の軸線方向において起こる変形(縮み)は1円筒
部分2のリング状断面の面積に反比例することから、そ
の変形を小さく抑えるために、従来は1円筒部分2の壁
厚を厚くする必要があった。
また、フランジ部分3,3′自体も内方へ変形し、その
影響により円筒部分2の、フランジ部分3,3′に近接
した部位にも局部的な変形が起こるが、この変形を小さ
くするために、従来は、フランジ部分3.3′の壁厚も
厚くする必要があった。
ドラム1の円筒面が変形すると、その外周面に吸着保持
されているシート材10に歪みが生じ。
このような歪みが生じたシート材lO1例えばフィルム
にパターンを描画すると、描画精度が低下することにな
る。従って、描画精度を高く維持するためには、何れに
しても、ドラム1の円筒部分2の変形を小さくしなけれ
ばならない。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、従来のように1円筒部分2やフランジ部分3
.3′の壁厚を厚くした場合には、ドラム1全体の重量
が増し、それを回転自在に支承するための機構や回転駆
動させるための機構等が大型化し、またドラムの取扱い
も不便になる。などといった不都合がある。
この発明は、ドラムの円筒部分やフランジ部分の壁厚を
厚くすることなく、ドラムの中空室の内部負圧による円
筒面の軸線方向における変形(縮み)や円筒面の局部的
な変形を抑制することを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る画像走査装置の回転ドラムは、回転自在
に軸支され、有底円筒体の内部に、真空排気手段に連通
接続される円筒状の中空室を形成し、前記円筒体の外周
面に前記中空室と連通ずる吸着孔又は吸着溝を形成して
なり、前記真空排気手段によって前記中空室内を真空排
気することにより前記吸着孔又は吸着溝を介して前記円
筒体の外周面にシート材(原画もしくは感光材料)を巻
着状態で吸着保持する回転ドラムにおいて。
前記中空室を、前記円筒体と同心の円筒状の仕切り壁に
より内側中空室とその外周側の外側中空室とにそれら両
中空室間での気密を保って区画し、前記内側中空室を大
気に連通させるとともに、前記外側中空室を前記真空排
気手段に連通接続したことを特徴として構成されている
上記外側中空室は、全体を1室で構成する他、円筒体の
外周面に形成された吸着孔又は吸着溝に連通し軸線方向
に細長く形成された小室を円周方向に複数個配設して構
成することもできる。
〔作  用〕
上記構成の画像走査装置の回転ドラムにおいては、中空
室が仕切り壁によって内側中空室と外側中空室とに区画
され、そのうちの内側中空室は大気に連通しており、外
側中空室だけが真空排気手段に連通接続されていて、そ
れら内側中空室と外側中空室との間は気密が保たれてい
るので、真空排気手段によって外側中空室を真空排気す
ると、外側中空室のみが負圧になり。
その外側中空室に連通している吸着孔又は吸着溝を介し
て円筒体の外周面にシート材が吸着保持される。
そして、ドラムのフランジ部分には、外側中空室の内部
空間と接している部分のみに負圧が作用することになり
、このように負圧が作用するフランジ部分の面積が少な
いことから、それだけフランジ部分に加わる力も小さく
なり、円筒面の軸線方向における変形が抑えられるとと
もに、フランジ部分の変形、従って円筒面の局部的な変
形も抑えられる。
また、外側中空室を、円筒体の外周面に形成された吸着
孔又は吸着溝に連通し軸線方向に細長く形成された複数
個の小室により構成したときは、さらに負圧が作用する
フランジ部分の面積が少なくなり、円筒面の軸線方向に
おける変形や円筒面の局部的な変形がさらに有効に抑え
られる。
〔実施例〕
以下、この発明の好適な実施例について図面(第1図〜
第4図)を参照しながら説明する。
第1図及び第2図は、この発明の1実施例を示し、第1
図は画像走査装置の回転ドラムの正面縦断面図、第2図
は第1図のn−n断面図である。
この回転ドラム12も、従来の回転ドラムと同様、円筒
部分14と両側フランジ部分16.16’ とからなる
有底円筒体から形成され、その軸部18.18’ が軸
受(図示せず)に回転自在に支承されているが、ドラム
内部に形成されている中空室が、円筒体20と同心の円
筒状の仕切り壁22によって円筒状の内側中空室24と
その外周側の外側中空室26とに区画されている。
また、28はシール部材であり、内側中空室24と外側
中空室26との間において気密が保持されるようにして
いる。
さらに、フランジ部分16′に連通孔3oが形成されて
おり、その連通孔30を通して内側中空室24が大気に
連通している。
一方、フランジ部分16には、軸部18の軸心部に形成
された吸気路32に連通ずる連通路34が形成されてお
り、それら連通路34及び吸気路32を通して外側中空
室26が、図示しない真空ポンプ(真空排気手段)に連
通接続されている。
円筒体20には、その外周面から外側中空室26に貫通
する吸着孔36が多数個穿設されている。
また、第5図に示したように、その吸着孔36に接続し
た吸着溝を円筒体20の外周面に刻設するようにしても
よい。
真空ポンプにより吸気路32及び連通路34を通して外
側中空室26内を真空排気し、外側中空室26内を負圧
にすることにより、円筒体2oに貫設された吸着孔36
、場合によってはさらに吸着溝を介して円筒部分14の
外周面にシート材1oが吸着保持されるようになってい
る。
上記したような構成の回転ドラム12においては、内側
中空室24は、連通孔3oを通して大気に連通している
ため、フランジ部分16.16′ の内側面のうち、中
央の円形部分38.38′ には変形を引き起こすよう
な力は全く作用しない。
一方、負圧下に置かれる外側中空室26の内部空間と接
しているリング状部分4o、40’のみに負圧が作用す
ることになる。このように負圧が作用するリング状のフ
ランジ部分4o、40’ の面積が少ないことから、そ
れだけフランジ部分16.16″全体に加わる力も小さ
くなり、回転ドラム12の円筒面の軸線方向における変
形や局部的な変形も抑制されることになる。
第3図及び第4図に示した別の実施例である回転ドラム
42は1円筒部分44をなす円筒体5oを少し肉厚にし
、その円筒体50の内周面側に、軸線方向に細長い溝を
円周方向に複数本形成し、その各溝を円筒体50と同心
の円筒状の仕切り壁52によって気密に密閉して複数個
の小室56を形成し、その複数個の小室56により外側
中空室が構成されている例である。
この回転ドラム42では、円筒体5oに、その外周面か
ら各小室56に連通する多数個の吸着孔66がそれぞれ
貫設されているとともに、フランジ部分46に、軸部1
8の軸心部に形成された吸気路32と各小室56とをそ
れぞれ連通させる連通路64が放射状に複数本形成され
ている。図中、第1図及び第2図と同一符号を付したも
のは、上記と同一部材を示し、その説明を省略する。
この第3図及び第4図に示した回転ドラム42は、さら
に負圧が作用するフランジ部分46.46′の面積が少
なくなり、円筒面の軸線方向における変形等がさらに有
効に抑えられる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように構成されかつ作用するの
で、この発明に係る画像走査装置の回転ドラムを使用す
るときは、その円筒部分やフランジ部分の壁厚を厚くし
なくても1円筒面の軸線方向における変形や円筒面の局
部的な変形を抑制することができ、例えばフィルムにパ
ターンを描画する際の描画精度を高く維持することがで
きる。
そして、回転ドラムの変形を許容範囲に止めるという観
点からすると、従来の回転ドラムに比べて、この発明に
係る回転ドラムにおいてはその円筒部分やフランジ部分
の厚みを薄くすることができ、回転ドラムを軽量にする
ことができるので、回転ドラムの回転支承機構や回転駆
動機構等を小型化することができ、また回転ドラムを取
扱い易くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の1実施例に係る画像走査装置の回
転ドラムの正面縦断面図、第2図は、第1図の■−■断
面図、第3図は、この発明の別の実施例に係る回転ドラ
ムの正面縦断面図、第4図は、第3図のIV−IV断面
図、第5図は、従来の回転ドラムの構成の1例を示す正
面縦断面図である。 10・・・シート材(原画又は感光材料)、12.42
・・・回転ドラム、 14.44・・・円筒部分、16
.16’、46.46′・・・フランジ部分、18.1
8′・・・軸部、   2o、5o・・・円筒体。 22.52・・・仕切り壁、  24・・・内側中空室
、26・・・外側中空室、 56・・小室(外側中空室) 28・・・シール部材、   3o・・・連通孔、32
・・・吸気路、 36.66・・・吸着孔。 34.64・・・連通路、 第 図 第 図 第 図 第3 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転自在に軸支され、有底円筒体の内部に、真空排
    気手段に連通接続される円筒状の中空室を形成し、前記
    円筒体の外周面に前記中空室と連通する吸着孔又は吸着
    溝を形成してなり、前記真空排気手段によって前記中空
    室内を真空排気することにより前記吸着孔又は吸着溝を
    介して前記円筒体の外周面に原画もしくは感光材料を巻
    着状態で吸着保持する画像走査装置の回転ドラムにおい
    て、 前記中空室を、前記円筒体と同心の円筒状の仕切り壁に
    より内側中空室とその外周側の外側中空室とにそれら両
    中空室間での気密を保って区画し、前記内側中空室を大
    気に連通させるとともに、前記外側中空室を前記真空排
    気手段に連通接続したことを特徴とする画像走査装置の
    回転ドラム。 2、外側中空室が、円筒体の外周面に形成された吸着孔
    又は吸着溝に連通し軸線方向に細長く形成された小室を
    円周方向に複数個配設して構成された、請求項1記載の
    画像走査装置の回転ドラム。
JP1064294A 1989-03-15 1989-03-15 画像走査装置の回転ドラム Pending JPH02242250A (ja)

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JPH02242250A true JPH02242250A (ja) 1990-09-26

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