JPH02241452A - マッサージ機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本発明はマツサージ機、殊に空気袋の膨張収縮によって
指圧子を出没駆動するマツサージ機に関する。

【従来の技術】

空気圧によって膨張収縮する空気袋を駆動手段として備
えて、この駆動手段によって指圧子に周期的出没動作を
行わせるマツサージ機は、たとえば実開昭５４−１２２
６８４号公報に示されたもののように、従来より各種の
ものが提供されている。 そして、この種のマツサージ機では、空気袋の膨張方向
が指圧子を出没させる方向となるように、通常、空気袋
の膨張をガイドする筒状のケース内に空気袋を収容して
いる。

【発明が解決しようとする課題】

ところで、このようなマツサージ機における指圧子の出
没ストロークは、上記ケースの高さに依存することにな
るために、このケースの高さを抑えると出没ストローク
が小さくなり、身体を十分に押すことができず、良好な
指圧効果を得ることができなくなり、逆にケースの高さ
を大きくすると、ケースによってマツサージ機全体の高
さも大きくなってしまうものであり、このために身体に
フィツトしづらくなるとともに、椅子の背もたれ等に組
み込んだ場合、マツサージ機のために椅子のクツション
性が損なわれるとともに剛性のケースが背中にあたって
しまうために、座り心地の悪いものとなる。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは指圧子の出没ストロークが大きくて
十分な指圧効果を得られる上に、マツサージ機全体の高
さを低く抑えることができるマツサージ機を提供するに
ある。

【課題を解決するための手段】

しかして本発明は、膨張収縮自在な空気袋と、この空気
袋に対する給排気を行う給排気手段とを備えて、空気袋
の膨張収縮で指圧子を出没駆動させるマツサージ機にお
いて、空気袋の膨張をガイドするケースがテレスコピッ
クに形成されていることに特徴を有している。 ［作用］ 本発明によれば、空気袋の膨張につれてこれをガイドす
るケースも伸びてゆくものであり、このために指圧子の
出没ストロークを大きくとることができる。 ［実施例］ 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、この
マツサージ機は第１図に示すように、機構ユニット１と
、制御ユニット７とから構成され、両者は制御コードを
一体に備えているエアチューブ９によって接続されてい
る。 機構ユニット１は、第２図にも示すように、ベースプレ
ート１ｏと、ベースプレート１０上に配した背受は用の
複数個のクツション１１と、指圧子３を各々備えた一対
の可動ブロック２．２とから構成されている。ここにお
ける可動ブロック２゜２は、ベースプレート１０の両側
端に配された一対の軸受１９，１９によって両端が支持
されている送りねじ１３における右ねじ部と左ねじ部と
に夫々螺合するとともに、ベースプレート１０に形成さ
れているガイド渭１２内に摺動自在に位置するスライダ
ー２０を夫々備え、送りねじ１３をその一端に設けられ
たハンドル１５を回すことで回転させる時、両可動ブロ
ック２，２は、ベースプレート１０に設けられたレール
１４のガイドを受けつつ、互いに逆方向に移動する。両
可動ブロック２．２の間隔、つまりは指圧子３，３の間
隔を「つぼ」の間隔に合わせて変えることができるよう
になっているものである。 さて、各可動ブロック２は、第３図に示すように、円筒
状のケース２１と、このケース２１内に配されたベロー
ズ状の空気袋２２と、空気袋２２の上面開口を閉じてい
る取付板２３上に下端部が固着された指圧子３とからな
るもので、上端が半球状となっている指圧子３は、その
上端部をケース２１の上面開口部から覗かせている。 そして、ここにおけるケース２１は、３重のシリンダー
２４．２４．２４によってテレスコピックに形成されて
いるもので、上記取付板２３が最も内側のシリンダー２
４と一体となっていることから、空気袋２２が膨張する
時、これに伴って、第７図に示すように、内側に位置す
るシリンダー２４が外側に位置するシリンダー２４にガ
イドされた状態でスライドし、ケース２１が伸びるもの
である。尚、図中２５．２６はシリンダー２４゜２４問
における抜は止め突起である。 一方、前記制御ユニット７には２．上記空気袋２２にエ
アチューブ９を介して圧縮空気を供給するエアポンプＰ
や、操作スイッチ、制御回路等が配設されている。そし
て、エアポンプＰがら空気袋２２に至る空気経路には、
第５図に示すように、電気的制御で開閉される排気弁Ｖ
と、圧力センサーＳとが接続されている。エアポンプＰ
や排気弁Ｖ、そして上記振動駆動装置４は、圧力センサ
ーＳを通じて空気圧が入力される制御回路によってその
動作が制御される。 排気弁■を閉じた状態でエアポンプＰを作動させたなら
ば、空気袋２２がケース２１によるガイドを受けた状態
で膨張を行って、指圧子３を上方に移動させるものであ
り、この時、前述のように、また第７図に示すように、
ケース２１も伸びることから、指圧子３の移動ストロー
クはきわめて大きいものとなる。そしてエアポンプＰを
停止させるとともに、排気弁Ｖを開けば、空気袋２２内
の空気が排出されるために、空気袋２２が収縮するとと
もにケース２１が縮み、指圧子３を引き込ませる。 エアポンプＰ及び排気弁■の制御は、実際には次のよう
になされる。すなわち、第５図及び第６図に示すように
、マツサージの開始にあたっては、圧力センサーＳによ
って検出される圧力が設定圧となるまで空気袋２２に空
気を供給して指圧子３を突出させることで身体を押圧し
た後、エアポンプＰを停止させるとともに排気弁■をし
ばし閉じたままの状態とし、この後に排気弁Ｖをしばし
開いて指圧子３が身体に軽く接触するだけのところまで
後退させ、次いで排気弁■を閉じてエアポンプＰを駆動
することにより、指圧子３を突出させて身体を押圧する
のである。マツサージの終了時は、空気袋２２内の空気
を全部排出して、第３図に示す状態、つまり指圧子２２
が身体に当たらないところまで戻す。 尚、指圧子３の突出量の制御は、上記圧力センサーＳに
よる空気袋２２内の空気圧の検知に基づき行っている。 第８図以下に他の実施例を示す。これはテレスコピック
となっているケース２１の中間層のシリンダー２４に底
板を設けて、このシリンダー２４と最外層のシリンダー
２４との間にエアシリンダー２７を構成し、更に中間層
のシリンダー２４の底板に空気袋２２の下端を固着する
ことによって、空気袋２２がエアシリンダー２７の伸縮
に伴って指圧子３の出没方向に移動するようにしたもの
である６図中２８はシール材である。 そして、エアポンプＰと空気袋２２との間に切換弁ＫＶ
を設置し、エアシリンダー２７を切換弁ＫＶに接続しで
ある。 指圧子３の突出動作は、エアポンプＰから供給される空
気をまずエアシリンダー２７側に送ってエアシリンダー
２７を伸長させることにより、指圧子３を身体に接触さ
せ、この後、切換弁ＫＶを切り換えて空気袋２２（１１
に空気を供給して空気袋２２を膨張させることにより、
指圧子３を更に突出させて身体を押圧する。マツサージ
中の指圧子３の周期的出没動作は、エアシリンダー２７
を伸長させたままの状態としておき、そして空気袋２２
に給排気を行うだけとなる。マツサージの終了時は、空
気袋２２内の空気を排出した後、切換弁ＫＶを切り換え
てエアシリンダー２７内の空気も排出し、指圧子３を身
体に接触することがない位置まで後退させる。 【発明の効果］ 以上のように本発明においては、空気袋の膨張につれて
これをガイドするケースも伸びてゆくものであり、ケー
スの長さがなくなるために指圧子の出没ストロークを大
きくとることができて、十分な指圧効果を得ることがで
き、しかも空気袋を収縮させた時にはケースも短くなる
ために、マツサージ機全体を高さを抑えることができて
、身体にフィツトするものとすることができるととも、
に、椅子の背もたれ等に組み込む場合でも、椅子の座り
心地を悪くしたりすることがないものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の斜視図、第２図は同上の平面
図、第３図は同上の拡大断面図、第４図は同上の空気配
管図、第５図及び第６図は同上の動作を示すタイムチャ
ート、第７図は同上の拡大断面図、第８図は他の実施例
の拡大断面図、第９図は同上の空気配管図、第１０図は
同上の拡大断面図であって、３は指圧子、２１はケース
、２２は空気袋、Ｐはエアポンプ、■は排気弁を示す。 代理人　弁理士　石　１）長　七 第２図 第５図 ３・・・指圧子 Ｈ↑川 第４図 第７図 第８図 第９図 第１０図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）膨張収縮自在な空気袋と、この空気袋に対する給
   排気を行う給排気手段とを備えて、空気袋の膨張収縮で
   指圧子を出没駆動させるマッサージ機において、空気袋
   の膨張をガイドするケースがテレスコピックに形成され
   ていることを特徴とするマッサージ機。