JPH02241390A - インバータの自動トルクブースト制御方法 - Google Patents
インバータの自動トルクブースト制御方法Info
- Publication number
- JPH02241390A JPH02241390A JP1059938A JP5993889A JPH02241390A JP H02241390 A JPH02241390 A JP H02241390A JP 1059938 A JP1059938 A JP 1059938A JP 5993889 A JP5993889 A JP 5993889A JP H02241390 A JPH02241390 A JP H02241390A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- inverter
- set value
- frequency
- power factor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 4
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims abstract description 17
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は、インバータにより誘導電動機を磁束一定で速
度制御するインバータの自動トルクブースト制御方法に
関する。
度制御するインバータの自動トルクブースト制御方法に
関する。
36発明の概要
本発明は、インバータに接続された誘導電動機を磁束一
定で速度制御するものにおいて、誘導電動機電流1.と
力率角θを検出し、この電流■1信号及び力率角θと設
定周波数に比例した励磁電圧E設定値及び電動機一次抵
抗R3設定値とにより、端子電圧V1を演算し、この演
算した電圧V1を電圧指令信号としてインバータを制御
し、誘導電動機の磁束を一定にするものである。
定で速度制御するものにおいて、誘導電動機電流1.と
力率角θを検出し、この電流■1信号及び力率角θと設
定周波数に比例した励磁電圧E設定値及び電動機一次抵
抗R3設定値とにより、端子電圧V1を演算し、この演
算した電圧V1を電圧指令信号としてインバータを制御
し、誘導電動機の磁束を一定にするものである。
C0従来の技術
インバータで誘導電動機の速度制御を行う場合、磁束を
一定に保つために周波数と電圧の比を一定に制御しなけ
ればならない。一般には、第4図に示す対称T形等価回
路における一次インピーダンスR+ x による電
圧降下を無視して、端子電圧V1を周波数fに比例して
制御しているが、低周波数領域では一次インピーダンス
降下分の影響が大きくなり、励磁電圧Eが低下して負荷
の要求するトルクを発生できなくなる。
一定に保つために周波数と電圧の比を一定に制御しなけ
ればならない。一般には、第4図に示す対称T形等価回
路における一次インピーダンスR+ x による電
圧降下を無視して、端子電圧V1を周波数fに比例して
制御しているが、低周波数領域では一次インピーダンス
降下分の影響が大きくなり、励磁電圧Eが低下して負荷
の要求するトルクを発生できなくなる。
そのため、従来のインバータでは第5図に示すように、
端子電圧v1と周波数fの幾つかのV/fパターンa、
b、cを設定するようになっており、これにより上述の
問題を解決している。
端子電圧v1と周波数fの幾つかのV/fパターンa、
b、cを設定するようになっており、これにより上述の
問題を解決している。
D1発明が解決しようとする課題
しかし、負荷に応じたV/fパターンを選択したとして
も、負荷特性が変化すると、その特性に合ったV/f比
を電動機に与えることが困難となり、低周波数領域でト
ルクが不足したり、逆に過励磁になって過電流が流れた
りするという欠点があった。
も、負荷特性が変化すると、その特性に合ったV/f比
を電動機に与えることが困難となり、低周波数領域でト
ルクが不足したり、逆に過励磁になって過電流が流れた
りするという欠点があった。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、種々
のV/fパターンを設定する煩わしさのないインバータ
の自動トルクブースト制御方法を提供することにある。
てなされたものであり、その目的とするところは、種々
のV/fパターンを設定する煩わしさのないインバータ
の自動トルクブースト制御方法を提供することにある。
80課題を解決するための手段
上記目的を達成するために、本発明のインバータの自動
トルクブースト制御方法は、インバータに接続された誘
導電動機を磁束一定で速度制御するものにおいて、 誘導電動機電流■1と力率角θを検出し、この電流1.
信号、力率角θと設定周波数に比例した励磁電圧E設定
値及び電動機一次抵抗R0設定値とにより、式 %式% を用いて端子電圧vlを演算し、この演算した電圧V、
を電圧指令信号としてインバータを制御するものである
。
トルクブースト制御方法は、インバータに接続された誘
導電動機を磁束一定で速度制御するものにおいて、 誘導電動機電流■1と力率角θを検出し、この電流1.
信号、力率角θと設定周波数に比例した励磁電圧E設定
値及び電動機一次抵抗R0設定値とにより、式 %式% を用いて端子電圧vlを演算し、この演算した電圧V、
を電圧指令信号としてインバータを制御するものである
。
F9作用
第1図に示す誘導電動機の非対称T−4形等価回路の電
圧、電流ベクトル図は第2図のようになる。
圧、電流ベクトル図は第2図のようになる。
このベクトル図より次の関係式が得られる。
V+ = R+L cosθ+ E−R+ I + s
in ・−・(1)又は V+ = R+ I +
cosθ+E sinψ ・・=・(2
)そして、誘導電動機の磁束一定とするには励磁電圧E
を周波数に比例するようにすればよい。従って、電流■
1及び力率角θを検出し、これと設定周波数に比例した
励磁電圧E設定値と一次抵抗R1設定値とにより、上記
(1)又は(2)式を用いて電圧■1を演算し、この演
算で求めた電圧をV、をインバータの電圧指令としてイ
ンバータを制御すれば電動機を磁束一定で速度制御する
ことができる。
in ・−・(1)又は V+ = R+ I +
cosθ+E sinψ ・・=・(2
)そして、誘導電動機の磁束一定とするには励磁電圧E
を周波数に比例するようにすればよい。従って、電流■
1及び力率角θを検出し、これと設定周波数に比例した
励磁電圧E設定値と一次抵抗R1設定値とにより、上記
(1)又は(2)式を用いて電圧■1を演算し、この演
算で求めた電圧をV、をインバータの電圧指令としてイ
ンバータを制御すれば電動機を磁束一定で速度制御する
ことができる。
G、実施例
本発明の実施例について第3図を参照して説明する。
第3図は自動トルクブースト制御回路を示すもので、三
相人力はコンバータ部1で直流に変換され、コンデンサ
2により平滑されインバータ部3の電源となっている。
相人力はコンバータ部1で直流に変換され、コンデンサ
2により平滑されインバータ部3の電源となっている。
インバータ部3はベースドライブ回路5を介してPWM
回路4によりPWM制御され、誘導電動機6に周波数f
の電圧V、を供給する。電動機6の電流■、を電流検出
器7で検出し、この電流I、倍信号零りロクコンパレー
タ8及びダイオード10を介して電圧演算回路11に加
える。零クロスコンパレータ8よりの零クロス信号とP
WM回路よりのV、同期信号は力率角演算回路9に加え
られ力率角θが演算される。
回路4によりPWM制御され、誘導電動機6に周波数f
の電圧V、を供給する。電動機6の電流■、を電流検出
器7で検出し、この電流I、倍信号零りロクコンパレー
タ8及びダイオード10を介して電圧演算回路11に加
える。零クロスコンパレータ8よりの零クロス信号とP
WM回路よりのV、同期信号は力率角演算回路9に加え
られ力率角θが演算される。
電圧演算回路11は、PWM回路4の設定周波数fに比
例した励磁電圧E設定信号と一次抵抗R1設定信号及び
上記1.信号と上記力率角θにより、上記(1)式又は
(2)式に基づいて電圧VIを演算する。しかして、イ
ンバータは設定された周波数f及び演算回路11よりの
Vl指令どおり端子電圧vIを出力するので、電動機の
励磁電圧Eは周波数に比例したものとなり、磁束一定と
なる。
例した励磁電圧E設定信号と一次抵抗R1設定信号及び
上記1.信号と上記力率角θにより、上記(1)式又は
(2)式に基づいて電圧VIを演算する。しかして、イ
ンバータは設定された周波数f及び演算回路11よりの
Vl指令どおり端子電圧vIを出力するので、電動機の
励磁電圧Eは周波数に比例したものとなり、磁束一定と
なる。
H9発明の効果
本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
する効果を奏する。
■誘導電動機の励磁電圧Eが周波数fに比例する端子電
圧V1を演算し、この演算した電圧をV1指令値として
インバータを制御し、誘導電動機に端子電圧■1を印加
しているので、従来のインバータで行われていたような
種々のV/fパターンを設定しなければならないような
煩わしさが無い。
圧V1を演算し、この演算した電圧をV1指令値として
インバータを制御し、誘導電動機に端子電圧■1を印加
しているので、従来のインバータで行われていたような
種々のV/fパターンを設定しなければならないような
煩わしさが無い。
■端子電圧V1の演算式には、電動機定数としてR,の
値のみが必要であり、他のりアクタンスxI + xt
+ X m及び抵抗R7の設定は不要であるので、デー
タテーブルが少なくて済む。
値のみが必要であり、他のりアクタンスxI + xt
+ X m及び抵抗R7の設定は不要であるので、デー
タテーブルが少なくて済む。
また、電動機一次抵抗R1の値として、インバータと電
動機間のケーブル抵抗値も含めて設定することが可能と
なり、ケーブル長が長い場合にも有効である。
動機間のケーブル抵抗値も含めて設定することが可能と
なり、ケーブル長が長い場合にも有効である。
■インバータの電圧V、指令値の演算に用いる電動機電
流■1と力率角θの検出は容易である。
流■1と力率角θの検出は容易である。
電圧V、演算式はマイコン等を用いれば容易に計算でき
る。演算回路をアナログ回路で構成することもできる。
る。演算回路をアナログ回路で構成することもできる。
■本発明の自動トルクブースト制御によれば、従来制御
において発生していたトルクの不足や過励磁による過電
流トリップといった不具合が無くなる。
において発生していたトルクの不足や過励磁による過電
流トリップといった不具合が無くなる。
第1図は誘導電動機の非対称T−II形等価回路図、第
2図は第1図等価回路における電圧、電流を示すベクト
ル図、第3図は本発明の実施例を示すブロック回路図、
第4図は対称T形等価回路図、第5図は従来制御に用い
ている電圧/周波数パターンを示す線図である。 外2名 第 ] 図 第 図 第 図
2図は第1図等価回路における電圧、電流を示すベクト
ル図、第3図は本発明の実施例を示すブロック回路図、
第4図は対称T形等価回路図、第5図は従来制御に用い
ている電圧/周波数パターンを示す線図である。 外2名 第 ] 図 第 図 第 図
Claims (1)
- (1)インバータに接続された誘導電動機を磁束一定で
速度制御するものにおいて、 誘導電動機電流I_1と力率角θを検出し、この電流I
_1信号、力率角θと設定周波数に比例した励磁電圧E
設定値及び電動機一次抵抗R_1設定値とにより、式 V_1=R_1I_1cosθ+√[E^2−(R_1
I_1sinθ)]^2又はV_1=R_1I_1co
sθ+Esinψただし、ψ=cos^−^1[(R_
1I_1sinθ)/E]を用いて端子電圧V_1を演
算し、この演算した電圧V_1を電圧指令信号としてイ
ンバータを制御することを特徴とするインバータの自動
トルクブースト制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1059938A JP2734606B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | インバータの自動トルクブースト制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1059938A JP2734606B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | インバータの自動トルクブースト制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02241390A true JPH02241390A (ja) | 1990-09-26 |
JP2734606B2 JP2734606B2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=13127579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1059938A Expired - Lifetime JP2734606B2 (ja) | 1989-03-13 | 1989-03-13 | インバータの自動トルクブースト制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2734606B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007116817A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Omron Corp | インバータ制御回路 |
-
1989
- 1989-03-13 JP JP1059938A patent/JP2734606B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007116817A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Omron Corp | インバータ制御回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2734606B2 (ja) | 1998-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4041361A (en) | Constant torque induction motor drive system | |
US4001660A (en) | Regulating the torque of an induction motor | |
JPH02241390A (ja) | インバータの自動トルクブースト制御方法 | |
JPS60128884A (ja) | エレベ−タの速度制御装置 | |
JP2684798B2 (ja) | 誘導加熱用インバータの制御方法 | |
JPS6198191A (ja) | 交流電動機の制御装置 | |
JPH02168895A (ja) | 電圧形パルス幅変調制御インバータの電流ピーク値低減方法 | |
JPS5819169A (ja) | Pwm制御変換器の制御方法 | |
JPH01190295A (ja) | 誘導電動機の負荷トルク検出及び制御装置 | |
JPS61224899A (ja) | Pwmインバ−タの制御装置 | |
JPS5869498A (ja) | 巻線形誘導電動機の制御方法および装置 | |
JPS63110990A (ja) | 電圧形pwmインバ−タの電流制御方法 | |
CA1058695A (en) | Regulating the torque of an induction motor | |
JPS6323586A (ja) | 誘導電動機の速度制御装置 | |
RU1836801C (ru) | Асинхронный вентильный каскад | |
JPS62123964A (ja) | 電圧形pwmインバ−タ | |
JPS6295993A (ja) | インバ−タの出力電圧制御方式 | |
JPS6031432Y2 (ja) | 誘導電動機の一次周波数制御装置 | |
JPS635998B2 (ja) | ||
JPS5915276Y2 (ja) | 誘導電動機の制御装置 | |
DE3871187D1 (de) | Verfahren und schaltungsanordnung zur entkoppelten regelung der komponenten eines stromvektors. | |
SE9003591D0 (sv) | Saett och anordning foer att beraekna belastningsvariationer | |
JPH0235522B2 (ja) | ||
JPH02237471A (ja) | インバータの制御装置 | |
JPS59127598A (ja) | 発電機の自動力率調整装置 |