JPH02241342A - アクチュエータのローター構造及びその芯出し方法 - Google Patents

アクチュエータのローター構造及びその芯出し方法

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JPH02241342A
JPH02241342A JP6083989A JP6083989A JPH02241342A JP H02241342 A JPH02241342 A JP H02241342A JP 6083989 A JP6083989 A JP 6083989A JP 6083989 A JP6083989 A JP 6083989A JP H02241342 A JPH02241342 A JP H02241342A
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JP
Japan
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magnet
shaft
fitted
diameter
plate
Prior art date
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JP6083989A
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English (en)
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Toshitsugu Kamataki
鎌滝 寿次
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Jeco Corp
Original Assignee
Jeco Corp
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Publication date
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  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明はアクチュエータのローター構造及びその芯出し
方法に関する。
[従来の技術] 従来、自動車の減衰力可変型緩衝器等に使用される3位
置回転制御用アクチュエータ(例:特開昭60−227
055>においては、円筒状に形成されて、周面に磁極
が着磁されたマグネットを一体的に有するローターを備
えている。マグネットの材質としては一般にフェライト
が使用されるが、最近ではデイテントトルク(励磁コイ
ルに通電しないときの吸引トルク)の大きい高性能永久
磁石が要求されるため、サマリウム(S m )・コバ
ルト(CO)等からなる磁石が使用されている。第7図
はこのような3位置回転制御用アクチュエータのロータ
ー構造を示す分解斜視図で、1は円筒状に形成されたS
m・Co等からなる焼結金属製のマグネット、2はマグ
ネット1の中心孔3にマグネットブツシュ4を介して貫
通するシャフトで、これらによってローター5を構成し
ている。このような、ローター5の組み立てに際しては
熱ストレス吸収のためマグネット1とマグネットブシュ
4とを別個に製作してしかる後接着剤によって一体的に
接合している。また、マグネット1は焼結金属のため内
外径の寸法のバラツキが大きく、そのまま使用したので
はステータとの空隙を全周にわたって一定に保持するこ
とができず、そのためセンターレス研磨装置によって外
周研磨されることにより高い外径寸法を有している。一
方、マグネット1の内周は研磨後の加工を施されず、そ
のため内径の寸法精度が悪く、単にマグネットブツシュ
4をマグネット1の中心孔3に嵌合固着しただけではマ
グネット1とシャフト2の高い芯出精度が得られず、ス
テータとの空隙が不均一になり一定の回転トルクが得ら
れなくなる。
そこで従来は外周研磨されたマグネット1の中心孔3に
丸棒状のマグネットブツシュを嵌合固着した後、前記マ
グネット1を旋盤のチャックにくわえて前記マグネット
ブツシュの中心にバイトでシャフト孔を貫通形成し、し
かる後このシャフト孔にシャフト2を圧入してマグネッ
ト1とシャフト2の芯出しを行うようにしていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような従来の芯出し方法においてはマグ
ネットブツシュ4の穴明は加工を必要とするため製造コ
ストが高くなるばかりか、ブツシュの材質、接着強度等
により加工上の制約を受けると言う問題があった。
したがって、本発明はこのような従来の問題点を解決し
、比較的簡単な構成でマグネットとシャフトを高精度に
芯出しし得るようにしたアクチュエータのローター構造
及びその芯出し方法を提供することを目的とするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記問題点を解決するために、シャフトと、円
筒状に形成され前記シャフトの外周にマグネットブツシ
ュを介して嵌合固着された焼結金属製のマグネットとを
備え、中心に前記シャフトの端部径と略同一径のシャフ
ト孔を有し、外周が前記マグネットの外径と略同一径を
有する第1、第2のマグネットプレートを前記マグネッ
トの各端面に、前記シャフト孔に前記シャフトの各端部
を嵌合させてそれぞれ固着したものである。
また本発明による芯出し方法は上記目的を達成するため
に、内径寸法がマグネットの外径と略等しい円筒部を有
する芯出し治具の前記円筒部内に、外周が前記マグネッ
トの外径と略同一径を有し、中心にシャフトの端部径と
略同一径のシャフト孔を有する第1のマグプレートを嵌
合すると共に前記マグネットを嵌合して前記第1のマグ
ネットプレート上に載せ、次いで中央に設けた中心孔に
前記シャフトが嵌合されたマグネットブツシュを前記マ
グネットの中心孔に嵌挿すると共に前記シャフトの挿入
側端部を前記マグネットプレートのシャフト孔に嵌合し
、その後前記第1のマグネットプレートと同一に形成さ
れた第2のマグネットプレートを前記円筒部内に嵌合し
て、該第2のマグネットプレートのシャフト孔に前記シ
ャフトの挿入側端部とは反対側端部を嵌合し、しかる後
前記マグネット、第1、第2のマグネットプレート、シ
ャフトおよびマグネットブツシュを接着剤によって一体
的に固着するようにしたものである。
[作用] 本発明においてはマグネットプレートをマグネットに中
心を一致させて重ね合わせると、マグネットプレートの
シャフト孔がシャフトとマグネットの中心を一致させる
。また本発明方法においては芯出し治具の円筒部内周面
がマグネットと第1、第2のマグネットプレートを芯出
しする。
[実施例] 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明に係るローター構造の一実施例を示す断
面図である。同図において、ローター10は円筒状に形
成された焼結金属からなるマグネット1と、マグネット
1の中心孔3にマグネットブツシュ4を介して挿通され
たシャフト2と、マグネット1の両端面にそれぞれ配設
された第1、第2のマグネットプレート11.12とで
構成されている。前記マグネット1の外周は研磨加工に
よって高精度な外径寸法D1と高い真円度を有する一方
、中心孔3は焼結寸法のため高い寸法精度が得られず前
記マグネットブツシュ4の外径寸法より若干大きい、し
たがって、マグネットブシュ4は中心孔3に遊挿される
前記シャフト2は周面に軸線方向に長い複数条のナール
部14を形成されて前記マグネットブツシュ4の中心孔
15に圧入され、両端部を外部に突出させている。前記
第1、第2のマグネットプレート11.12は、非磁性
材料によって外径D2がマグネット1の外径D1と略等
しく、中心に設けられたシャフト孔13の穴径が前記シ
ャフト2の直径と略等しいリング状に形成されている。
そしてこれらのローター構成部品は接着剤16によって
一体的に結合されている。
第2図および第3図は上記ローター10の芯出し作業に
用いられる芯出し治具の一実施例を示す断面図および平
面図である。芯出μ治具20は平板状の基台部2)と、
基台部2)上に一体に突設された円筒部22とで構成さ
れており、基台部2)の上面中央には前記シャフト2の
直径よりも大きい穴径を有する不貫通孔(または貫通孔
)23が設けられている。前記円筒部22は前記不貫通
孔23を挟んで互いに対向する2つの半円形円筒部22
A、22Bとで構成されており、その内径りは前記マグ
ネット1および第1、第2のマグネットプレート11.
12の外径D1、D2と等しい(D=D1=D2)。前
記円筒部22を2分割して周面に2つの開放部24.2
5を設けた理由は、マグネッI・1、第1、第2のマグ
ネットブツシュ11.12等の円筒部22内への挿入お
よび取り出しを容易にするためであるが、これに限らず
完全な円筒形もしくは一部周面を切り欠き開放したC字
形のものであってもよい。
次に、上記芯出し治具20によるローター10の芯出し
作業について説明する。
先ず、第2図に示すように第1のマグネットブレト11
を円筒部22に挿入する。第1のマグネットプレート1
1の外径D2と円筒部22の内径りとは前述した通り略
等しく、したがって第1のマグネットプレート11は滑
合状態で円筒部22に嵌合され、第1のマグネットプレ
ート11のシャフト孔13と円筒部22の中心とが一致
する。次に、第4図に示すようにマグネット1を前記円
筒部22に挿入して前記第1のマグネットプレート11
上に載せる。
マグネット1の外径D1と第1のマグネットブレト1の
外径D2とは略等しく、また円筒部内径りとも等しいた
めマグネット1、第1のマグネットプレート11および
円筒部22の中心は一致する。次に、第5図に示すよう
に予め中心孔15にシャフト2が圧入されたマグネット
ブツシュ4を前記シャフト2と共に前記マグネット1に
挿入してシャフト2の下端部を前記第1のマグネットブ
ツシュ11のシャフト孔13に嵌合する。そして第2の
マグネットブツシュ12を第6図に示すように直配円筒
部22に挿入して前記マグネット1の上端面に載置する
と同時に前記シャフト2の上端部を該第2のマグネット
プレート12のシャフト孔13に嵌合挿通する。第2の
マグネットブツシュ12は第1のマグネットブツシュ1
1と同一に形成されているため中心が前記マグネット1
および円筒部22の中心と一致する。したがって、シャ
フト2の中心もマグネット1の中心と一致し、これによ
り芯出しされる。 この場合、芯出し治具20への組み
込みに際しては第1、第2のマグネットプレート11.
12のマグネット1と整一に密接する面およびマグネッ
トブツシュ4の外周面にエポキシ樹脂等の熱可遡性樹脂
からなる接着剤16が予め塗布されている。
前記第2のマグネットプレート12を円筒部22に嵌挿
した後、第2のマグネットプレート12の上に重り30
を載せて該マグネットプレート12をマグネット1に押
し付け、この状態で一定時間加熱して前記接着剤16を
加熱硬化させ、マグネット1、シャフト2、第1、第2
のマグネットプレート11.12およびマグネットブツ
シュ4を一体的に接合し、しかしてローター10の芯出
し組み立て作業を終了する。
かくしてこのようなローター10においては第1、第2
のマグネットプレート11および12によってマグネッ
ト1とシャフト2の芯出しを行うことができるため、マ
グネット1とマグネットブツシュ4との間に多少の隙間
が生じても従来のように円柱状のマグネットブツシュを
マグネット1の中心孔に挿入固着した後旋盤加工により
前記マグネットブツシュの中心に貫通孔を形成してシャ
フト2を嵌合する必要がなく、ローター10の製作が極
めて簡単である。
また、第1、第2のマグネットプレート11.12は焼
結金属製で欠は易いマグネット1の端縁部を保護するマ
グネット保護部材としての機能を有するため、ローター
10を不測に落としたりしてもマグネット1の外周側端
縁部の破損を防止することができる。さらに第1のマグ
ネットプレート11は芯出し作業時において接着剤16
が円筒部22内に洩出するのを防止する。加えて、芯出
し治具20は形状、構造がきわめて簡単で安価に製作し
得る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るアクチュエータのロー
ター構造及びその芯出し方法によれば、外径がマグネッ
トの外径と略等しく、内径がシャフトの直径と略等しい
リング状の2つのマグネットプレートを前記マグネット
の各端面に接合して前記マグネットと前記シャフトとの
中心を一致させるようにしたので、芯出し作業が著しく
簡単かつ容易で高い芯出し精度が得られると共に予めシ
ャフトをマグネットブツシュに嵌合することができ、し
かも芯出し治具の構造も簡単でローターの製造性および
製造コストの低廉化を実現することができる。また、マ
グネットプレートはマグネットの外周側端縁部を保護し
、落下、磁気的吸引力による他の金属部材、部品との衝
合等による破損を防止するなどその効果は非常に大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るアクチュエータのロータ構造を示
す断面図、第2図は芯出し治具の断面図、第3図は同治
具の平面図、第4図〜第6図はローターの芯出し作業を
説明するための図、第7図は従来のローター構造を示す
分解斜視図である。  1・・・マグネット、2・・・
シャフト、4・・・マグネットブツシュ、6・・・接着
剤、10・・・ローター11・・・第1のマグネットプ
レート、12・・・第2のマグネットプレート、13・
・・シャフト孔、15・・・中心孔、20・・・芯出し
治具5,22・・円筒部。 特許出願人    ジエコー株式会社 代′理人  山川 政樹

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シャフトと、円筒状に形成され、前記シャフトの
    外周にマグネットブッシュを介して嵌合固着された焼結
    金属製のマグネットを備え、中心に前記シャフトの端部
    径と略同一径のシャフト孔を有し、外周が前記マグネッ
    トの外径と略同一径を有する第1、第2のマグネットプ
    レートを前記マグネットの各端面に、前記シャフト孔に
    前記シャフトの各端部を嵌合させてそれぞれ固着したこ
    とを特徴とするアクチュエータのローター構造。
  2. (2)内径寸法がマグネットの外径と略等しい円筒部を
    有する芯出し治具の前記円筒部内に、外周が前記マグネ
    ットの外径と略同一径を有し、中心にシャフトの端部径
    と略同一径のシャフト孔を有する第1のマグネットプレ
    ートを嵌合すると共に前記マグネットを嵌合して前記第
    1のマグネットプレート上に載せ、次いで中央に設けた
    中心孔にシャフトが嵌合されたマグネットブッシュを前
    記マグネットの中心孔に嵌挿すると共に前記シャフトの
    挿入側端部を前記第1のマグネットプレートのシャフト
    孔に嵌合し、その後前記第1のマグネットプレートと同
    一に形成された第2のマグネットプレートを前記円筒部
    内に嵌合して、該第2のマグネットプレートのシャフト
    孔に前記シャフトの挿入側端部とは反対側端部を嵌合し
    、しかる後前記マグネット、第1、第2のマグネットプ
    レート、シャフトおよびマグネットブッシュを接着剤に
    よって一体的に固着するようにしたことを特徴とするア
    クチュエータのローター構造における芯出し方法。
JP6083989A 1989-03-15 1989-03-15 アクチュエータのローター構造及びその芯出し方法 Pending JPH02241342A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2483140A (en) * 2010-08-24 2012-02-29 Dyson Technology Ltd Sleeved Rotor Core Assembly
US8839505B2 (en) 2010-11-02 2014-09-23 Dyson Technology Limited Method of manufacturing a magnet assembly
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