JPH02240879A - 速度検出装置 - Google Patents

速度検出装置

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JPH02240879A
JPH02240879A JP6252389A JP6252389A JPH02240879A JP H02240879 A JPH02240879 A JP H02240879A JP 6252389 A JP6252389 A JP 6252389A JP 6252389 A JP6252389 A JP 6252389A JP H02240879 A JPH02240879 A JP H02240879A
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speed
signal
light beam
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博之 山口
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充郎 守屋
Masayuki Shibano
正行 芝野
Shinichi Yamada
真一 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は多数のトラックを有する記録担体上の変換手段
の速度を検出する速度検出装置に関するものである。
従来の技術 従来の装置としては、例えば光学式記録再生装置がある
光学式記録再生装置は、同心円状の凹凸構造によるトラ
ックを有する基材表面に、光学的に記録、再生可能な材
料膜を蒸着等の手法で形成した情報担体(以下ディスク
と称する)上に、半導体レーザー等の光源より発生した
光ビームを収束レンズにより収束照射し、信号の再生時
には比較的弱い一定の光量にしてディスクからの反射光
より信号を読み取り、信号の記録時には記録する信号に
応じて光ビームの光量を強弱に変調して信号の書き込み
を行うものである。
このような光学式記録再生装置では、光ビームが記録材
料膜上で常に略々所定の収束状態となるように制御する
フォーカス制御及び光ビームが常に所定のトラック上に
位置するように制御するトラッキング制御が行われてい
る。また更にビームをディスク上の所望する任意のトラ
ックに移動させるために、トラッキング制御を不動作に
し光ビームを目標トラックに向けてディスク半径方向に
移送し、光ビームが目標トラックに到達した時に再びト
ラッキング制御を動作させるトラック検索制御が行われ
る。
トラック検索制御で重要なことの1つに、光ビームが、
目標トラックを横切るときの速度、即ちトラッキング引
き込み速度がある。トラッキング制御の制御帯域は有限
であり、通常数KHz程度である。よってトラッキング
引き込み速度が速過ぎると、目標トラックへのトラッキ
ング制御の引き込みに失敗する。また逆にトラッキング
引き込み速度が遅過ぎるとトラック検索に要する時間が
長くなってしまう。
そこでトラック検索において光ビームをディスク半径方
向へ移送する際には、トラッキング引き込み速度を精度
よくコントロールし、目標トラックへのトラッキング制
御の安定な引き込みを行うために、光ビームの速度を制
御する速度制御を行っている。
トラック検索は光ビームの速度が、トラック検索動作中
の光ビームの現在位置に対応してあらかじめ定めた基準
速度になるように光ビームをディスク半径方向に移送す
ることによって行われる。
速度制御を行うのに必要な光ビームの移動速度は、光ビ
ームがトラックを横断したときに生じるトラック横断信
号の周期より検出される。また、光ビームの現在位置は
、トラック検索のスタートトラックよりトラック横断信
号を計数して求められる。光ビームがトラックをディス
ク半径方向に横切った時に生じるトラッキングエラー信
号とトラック横断信号を第2図に示す。
トラッキングエラー信号は、光学的深さ略々λ/8(λ
は光ビームの波長)の凹凸構造のトラックに第2図(a
)、(ハ)の様にプッシュプル法で取り出せる事は既知
であり、その説明は省略する。第2図(C)はトラッキ
ングエラー信号を2値化した2値化信号であり、第2図
(d)はその立ち上がりエッジヲ検出したエツジ検出信
号である。このエツジ検出信号は、光ビームがトラック
の中央を横断した時に生じており、トラック横断信号と
なっている。
従ってこの信号をトラック検索開始時より計数した値は
光ビームの現在位置を表している。この方式による光ビ
ームの位置検出を以下、溝カウント方式と称する。また
トラックはディスクの半径方向に略々同一間隔Pで設け
られているので、トラック横断信号の周期をTとすると
、光ビームの速度■は V=P/T で求めることが出来る。この方式による速度検出を以下
、周期計測型速度検出方式と称する。また第2図(e)
は第2図(C)の立ち上がりおよび立ち下がりエツジを
検出した信号である。この信号の周期をtとすると光ビ
ームの速度■は同様にV=P/2t としても求めることが出来る。
発明が解決しようとする課題 周期計測型速度検出方式では、一般にディジタルタイマ
ーを用いてトラック横断信号の周期を計測する。しかし
光ビームをより高速で移送しようとした場合、ディジタ
ルタイマーのクロック周期とトラック横断信号の周期が
近くなり、その結果周期計測の精度が悪化し、正確な速
度検出ができなくなる。
また光ビームの速度が何らかの原因で極端に低下したト
ラックに対してほぼ停止した場合、トラック横断信号が
発生しなくなるため、事実上いつまでたっても速度検出
ができない状態でトラック検索動作が頓座してしまう。
またトラック検索動作開始直後に光ビームのトラックに
対する相対速度が小さいために、ディスクにある偏心に
よって、光ビームが瞬時のあいだ目標トラックと逆向き
に移動しトラックを横断することによる速度誤検出が生
じる。
本発明は上記課題に鑑み、光ビームが高速で移送されデ
ィジタルタイマーのクロック周期とトラック横断信号の
周期が近くなった場合でも、精度よく速度検出のできる
速度検出装置を提供するものである。
また光ビームの速度が何らかの原因で極端に低下し、ト
ラックに対してほぼ停止した状態になっても、トラック
検索動作の頓座することのない速度検出装置を提供する
ものである。
またトラック検索動作開始直後に、ディスクにある偏心
のために光ビームが瞬時の間目標トラックと逆向きに移
動しトラックを横断する場合でも、精度よく速度を検出
できる速度検出装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明は、情報を記録するあるいは情報が記録されてい
るトラックを有する情報担体上より信号を再生あるいは
記録するための変換手段を有し、前記変換手段が少なく
とも複数回トラックを、あるいはトラックとトラックと
の中点を横断する時間を計測して速度を検出するように
構成したものである。
また、本発明は情報を記録するあるいは情報が記録され
ているトラックを有する情報担体上より信号を再生ある
いは記録するための変換手段と、前記変換手段がトラッ
クを、あるいはトラックとトラックとの中点を横断する
時間を計測する計時手段を有し、前記計時手段の出力よ
り前記変換手段の速度を検出する速度検出装置であって
、前記計時手段の出力が所定の値T4以上になったとき
には前記計時手段の計時動作を強制的に終了させて、前
記計時手段の出力を所定の値T2にするように構成した
ものである。
さらに、本発明は情報を記録するあるいは情報が記録さ
れているトラックを有する情報担体上より信号を再生あ
るいは記録するための変換手段と、前記変換手段がトラ
ックを、あるいはトラックとトラックとの中点を横断す
る時間を計測する計時手段を有し、前記計時手段の出力
より前記変換手段の速度を検出する速度検出装置であっ
て、前記変換手段が位置しているトラックより他の所望
する目標トラックへと移動させるトラック検索の開始時
に所定期間、前記計時手段を動作させないように構成し
たものである。
作用 本発明は上記のように構成することによって、光ビーム
が高速になって、ディジタルタイマーのクロック周期と
トラック横断信号の周期が近くなった場合でも、光ビー
ムがトラックを複数本横断する周期を計測するので、精
度良く速度検出ができる。
また光ビームの速度が何らかの原因で極端に低下したと
きでも、周期計測用のタイマーの計測値が所定の値以上
になったときに、タイマーの計測値を所定の値に置き換
えて、速度検出動作を強制的に終了させるため、トラッ
ク検索動作の頓座を防ぐことができる。
またトラック検索動作開始直後に光ビームのトラックに
対する相対速度が小さいために、ディスクにある偏心に
よって、光ビームが瞬時の間、目標トラックと逆向きに
移動しトラックを横断する場合でもトラック検索開始後
、所定の期間タイマーの計時動作を禁止することによっ
て、速度誤検出を防止することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例に関するトラック検索装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。本発明の目的は、
(1)光ビームが高速で移送されディジタルタイマーの
クロック周期とトラック横断信号の周期が近くなった場
合でも、精度よく速度検出のできる速度検出装置を提供
することである。
また、他の目的は、(2)光ビームの速度が何らかの原
因で極端に低下し、トラックに対してほぼ停止した状態
になっても、トラック検索動作の頓座することのない速
度検出装置を提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、(3)トラック検索動作
開始直後に、ディスクにある偏心のために光ビームが瞬
時の間目標トラックと逆向きに移動しトラックを横断す
る場合でも、精度よく速度を検出できる速度検出装置を
提供することである。
第1図は本発明の一実施例を示したブロック図である。
収束レンズ1と反射ミラー2は移送台3上に搭載され、
ボイスコイルモーター4で、ディスクモーター5によっ
て回転されているディスク6の略々半径方向に駆動され
るように構成されている。半導体レーザ等の光源7を出
た光ビームは光ビームを平行光にするためのコリメータ
レンズ8を通り、偏光ビームスプリッタ−9及び1/4
λ板10(λは光ビームの波長)を通り移送台3上に搭
載された反射ミラー2に照射される。反射ミラー2によ
り反射された光ビームは収束レンズ1により収束されて
ディスク6に照射される。ディスク6より反射光は収束
レンズ1を通り反射ミラー2で反射され、1/4λ板1
0を通り偏光ビームスプリッタ−9で反射され、2分割
光検出器11に入射する。2分割光検出器11の分割線
は受光面上におけるトラックの長手方向となるように配
置されている。2分割光検出器11の出力信号は差動増
幅器12に入力される。このようにして構成された差動
増幅器12の出力信号が第2図すに示すようなトラッキ
ングエラー信号となることは既知である。
トラッキングエラー信号は位相補償回路14、スイッチ
15、加算回路16、駆動回路17を介してボイスコイ
ルモーター4に入力されて、トラッキング制御が構成さ
れている。
位相補償回路14はトラッキング制御の制御的な安定性
を確保するために、またスイッチ15はトラッキング制
御の動作、不動作を切り換えるために設けられている。
トラッキングエラー信号はトラック横断信号検出回路工
8にも入力されている。トラック横断信号検出回路18
は、第2図で説明したようにトラッキングエラー信号に
基づきトラック横断信号TC(第2図dの信号)を出力
するように構成されている。
トラック横断信号TCはタイマーブロック20にも入力
される。タイマーブロック20はトラック横断信号TC
の周期を測定し、測定値DTはマイクロコンピュータ−
(以下マイコンと称す)26によって読み取ることがで
きるように構成されている。
またタイマーブロック20はトラック横断信号TCを1
/Mに分周して周期を測定することが可能なように構成
されており、分周比Mはマイコン26より設定できる。
タイマーブロック20からはトラック横断信号TCの周
期の測定が終了したことを知らせる終了信号ACMPが
マイコン26に、またマイコン26からはタイマーブロ
ック20の測定値DTをクリアーし周期測定を禁止する
クリアー信号CLRがそれぞれ接続されている。トラッ
ク横断信号TCはマイコン26より計数値のプリセット
の可能なカウンター25にも入力されている。カウンタ
ー25はトラック横断本数を計数するものであり、計数
値DCはマイコン26によって読み取ることができるよ
うに接続されている。カウンター25の計数値DCは、
−数構出回路29に入力されている。
−数構出回路29はカウンター25の計数値DCと零と
を比較し、一致信号X1をマイコン26に出力する。
更にマイコン26にはその出力がスイッチ34を介して
加算回路16に入力されるD/Aコンバーター33が接
続されており、マイコン26は移送台3を駆動すること
が可能となっている。
スイッチ15.34のコントロール信号はマイコン26
より出力されており、その動作はマイコン26によって
制御される。
一致信号X2 X2、X3、クリアー信号CLR1終了
信号ACMPは2値信号である。以下の説明では2値信
号のハイレベルをH”、ロウレベルを“L”で表す、第
3図にタイマーブロック20の詳細な構成図を示す、ト
ラック横断信号TCはゲート46を介してカウンター4
0に入力される。
カウンター40の計数値は比較回路41でマイコン26
よりの比較値Mと比較され、一致していると一致信号X
2は“L゛°、不一致のときにH″にセットされる。一
致信号X2はゲート46に入力されている。従ってカウ
ンター40が1の状態からスタートすると、一致信号X
2はトラック横断信号TCのパルスがM個入力されるま
でH”、M個以上でL”となる。タイマー42にはゲー
ト47を介してクロックCKが入力されている。タイマ
ー42の計測値DTは比較回路43、ラッチ回路44に
入力されている。比較回路43は計測値DTと所定の値
Pを比較し、一致しているならば一致信号X3を“L″
、不一致のときH″にセットする。一致信号X2.X3
がゲート47に入力されている。OR回路48には一致
信号X2.X3をそれぞれ反転して入力されており、そ
の出力はラッチ回路44及びフリップフロップ45に入
力されている。ラッチ回路44はOR回路48の出力信
号の立ち上がりエツジを検出すると、タイマー42の計
測値DTをラッチするように構成されており、ラッチさ
れた値はマイコン26より読み取り可能である。フリッ
プフロップ45はOR回路48の出力信号がクロック端
子に接続されており、立ち上がりエツジを検出して”H
”を出力する。フリップフロップ45の出力は反転され
て、終了信号ACMPとしてマイコン26へ入力されて
いる。マイコン26よりクリアー信号CLRがカウンタ
ー40、タイマー42、フリップフロップ45のクリア
一端子に入力されている。カウンター40、タイマー4
2はクリアー信号CLRが“L”であると、各々計数値
、計時値DTを零にリセットし、計数動作、計時動作は
行わない、フリップフロップ45はクリアー信号CLR
が“L”であるとその出力をL”にリセットする。よっ
てタイマー42の計時動作はトラック横断信号TCのパ
ルスがM個入力されるか、あるいは計測値DTがPと等
しくなるまで行われる。
以下、トラック検索の動作を順を追って説明することに
よって各部の詳細な動作を説明する。本実施例はトラッ
ク検索制御系の一部分をプログラミング化し、マイコン
26で処理を行うソフトウェア−サーボ方式のものであ
る。第4図にマイコン26で行う処理の内、特に本発明
に関与する部分のフローチャートを示す、トラック検索
を行う前にはスイッチ15はONスイッチ34はOFF
されて、トラッキング制御が動作し光ビームは所定のト
ラック上に位置している。トラック検索に先立って先ず
トラック検索開始トラックから目標トラックまでのトラ
ック差がマイコン26からカウンター25にプリセット
されるとともに、光ビームを目標トラックに向けて加速
するための所定の駆動初期値がD/Aコンバーター33
にセットされる。このとき一致信号X1は“H”である
、また駆動初期値については後述する。マイコン26よ
りクリアー信号CLRが“L”に設定されており、カウ
ンター40、タイマー42、フリップフロップ45はク
リアーされ、一致信号X2、X3、終了信号ACMPは
H”である。比較回路41の比較値Mはマイコン26よ
り1にセットされる。トラック検索動作開始時のタイム
チャートを第5図に示す。第5図(a)、ら)はスイッ
チ15.34の制御信号であり、′H″でスイッチOF
F、”L″でスイッチONである。
第5図(C)はトラッキングエラー信号、(d)はトラ
ック横断信号TC1(e)はクリアー信号CLR1(f
)は終了信号ACMPS(9)はD/Aコンバーター3
3の出力である。マイコン26の指令によってスイッチ
15がOFF、スイッチ34がONされ、光ビームが目
標トラックに向かって移動を始め、トラック検索動作が
開始される。マイコン26は所定期間遅延を置いた後ク
リアー信号CLRを“H″に切り換える。これは光ビー
ム移動開始直後は光ビームのトラックに対する相対速度
が小さいために、ディスクにある偏心のために、光ビー
ムが瞬時の間、目標トラックと逆向きに移動しトラック
を横断することによって生じるトラック横断信号TCの
周期を計測することを防止するためである。その後光ビ
ームがトラック1本を横断するとカウンター40の計数
値が1となり、−敗信号x2が“L”になりOR回路4
8の出力が“H”に変化する。そしてラッチ回路44は
タイマー42の計測4i D Tをラッチし、フリップ
フロップ45の出力は“H”になるので、終了信号AC
MPが”L”°になる。マイコン26はACMPが“L
′になると、タイマー42の計測値DTの読み込みは行
わず、直ちにクリアー信号CLRを“L”にセットする
。このときカウンター40、タイマー42の計測値は零
になり、フリップフロップ44はクリアーされて終了信
号ACMPは“HIIになる。トラック検索動作開始後
最初のトラック横断信号TCの周期の計測値より速度値
を算出しないのは、タイマー42による周期計測動作開
始が光ビームの移動開始よりも前述のように遅延分だけ
遅れていることに起因する周期計測誤差が、トラック検
索動作開始後最初のタイマー42の計測値には含まれて
いるためである。続いてマイコン26はクリアー信号C
LRを再度“H11にセットして、トラック横断信号T
Cの周期計測を再開する。光ビームがトラックを1本横
断するとカウンター40の計測値が1となり、一致信号
X2がL″になり、OR回路48の出力がH″に変化す
る。そしてラッチ回路44はタイマー42の計測値DT
をラッチし、フリップフロップ45の出力がH”になる
ので、終了信号ACMPが“L”になる、マイコン26
はACMPが′L″になると、タイマー42の計測値D
Tを読み込み、計測値DTに基づいて光ビームの検出速
度Vrealを次式に従って算出する。
Vreal= P * M/ D T 但しPはトラック間の距離である。
一方、カウンター25は、トラック検索動作中トラック
横断信号TCが入力される毎に計数値を1減する。従っ
てトラック検索中のカウンター25の計数値は、目標ト
ラックを基準としたときの光ビームの現在位置を表して
いる。マイコン26は続いてカウンター25の計数値D
Cを読み込み、DCに基づいて指令速度V refを算
出する。計数値DCと指令速度Vrefとの関係は第6
図のように、計数値DCが大きいほど指令速度V re
fも大きくなるよう設定されている。カウンター25の
計数値DCが所定値より大きい場合に指令速度Vref
が一定になっているのは、速度制御のダイナミックレン
ジの制限による悪影響を防ぐためである。マイコン26
は光ビームの検出速度Vrealと指令速度Vref 
との差を演算し、D/Aコンバーター33に出力する。
D/Aコンバーター33の出力は、スイッチ34、加算
回路16、駆動回路17を介してボイスコイルモーター
4を駆動する。トラック検索が開始されると、光ビーム
はトラックに対してほぼ停止している状態から指令速度
Vrefまで加速する。
その後光ビームが目標トラックに向かって移動するに連
れてカウンター25の計数値は減少してゆくので、それ
に対応して指令速度も小さ(なり、光ビームの移動速度
も減少する。マイコン26は続いて検出速度Vreal
を所定の速度値N1と比較し、N 2> Vreal≧
Nl(ただし、N2>Nl)であるならば、M=2に、
Vreal≧N2ならばM=4にセットする。その後ク
リアー信号CLRを一度“L 11にセットした後、再
度“H”にセットしてトラック横断信号TCの周期計測
を再開する。これは光ビームの速度が高速になり、タイ
マー42の周期計測用のクロックCKの周期とトラック
横断信号TCの周期が近くなり、タイマー42の計測値
DTの精度が低下するのを防止するためである。
光ビームが高速時でM=4のときのトラック横断信号T
C,クロックCK、クリアー信号CLR。
終了信号ACMPの関係を第7図に示す。第7図(a)
はトラック横断信号TC,(b)はクロックCK、(C
)はクリアー信号CLR1(d)は終了信号ACMPで
ある。第7図においてタイマー42はZで示す期間の計
測を行い、計測値DTは8になる。トラック横断信号T
Cの周期計測をディジタルタイマーを用いて行うために
、計測値DTは最大1クロツクの誤差を持つ、よってM
=4のときの見込まれる測定誤差は (1/8)* 100%−13% となる、一方、M=1で周期測定を行うとすると、タイ
マー42による計測は第7図中Wで示す期間行われ、測
定値DTは2となって測定誤差は(1/2)* 100
%−50% となり、効果は明らかである。
一方、−数構出回路29は、カウンター25の計数値が
零となったときに、一致信号X1を“L”を、不一致の
ときには“H”を、マイコン26に出力する様構成され
ている。カウンター25の計数値が零となったとき、光
ビームは目標トラック上に到達したことになる。マイコ
ン26は一致信号X1が“L”°になると、直ちにスイ
ッチ34をOFFに、スイッチ15をONにして、トラ
ッキング制御を動作させてトラック検索は終了する。つ
ぎにトラック検索開始時に光ビームを目標トラックに向
けて加速する前述の駆動初期値について述べる。初期駆
動値はタイマー42による検出速度Vrealの算出を
行わず、無条件にVreal=Oとして、指令速度Vr
efおよびD/Aコンバーター33への出カッ演算を行
うことによって算出する。第4図に示すフローチャート
ではF I R3Tと名付けたフラグを用いて、FIR
3T−00ときには駆動初期値の演算であることを区別
して、トラック検索動作開始時の処理を行っている。こ
のように構成することによってトラック検索動作開始時
の光ビームがトラックに対してほぼ停止している場合で
も、光ビームを目標トラックに向かって正しく駆動する
ことができる。
第8図は外部より装置に加えられた振動、衝撃等の原因
によって、光ビームのトラックに対する速度が異常に低
下した場合のトラッキングエラー信号、トラック横断信
号TC、クリアー信号CLR1終了信号ACMPの関係
を示すタイムチャートである。第8図(a)はトラッキ
ングエラー信号、(b)はトラック横断信号TC1(C
)はクリアー信号CLR,(d)は終了信号ACMPで
ある。第8図は時刻Q近傍で外部よりの衝撃等によって
光ビームがトラックに対してほぼ停止した状態になった
場合のものである。光ビームの速度が低下し、トラック
横断信号の周期が異常に長くなった場合には、タイマー
42の計測値TCがPになった時点で一致信号X3が“
L”になりゲート47が閉じられ、タイマ−42計時動
作を強制的に中止し、タイマー42のオーバーフローを
防止する。同時にOR回路48の出力が“H゛になるの
でラッチ回路44はタイマー42の計測値DTをラッチ
し、終了信号ACMPはL゛になる。以下前述のように
、マイコン26は計測値DT、−計数値DCに基づきV
real、 Vrefの算出を行い、その差をD/Aコ
ンバーター33に出力する。このときの計測値DTはP
に等しくなっている。第8図中Yで示す期間は、タイマ
ー42の計測値が零よりPになるまでの期間である。
本実施例では、光ビームの速度に応じて、比較値MをM
=L M−2、M=4の3段階に切り替えたが、2段階
あるいはより多段階に切り替えても同様の効果が得られ
る。
またトラック横断信号検出回路18は第2図(d)に示
すように、光ビームがトラックの中央を横断したことを
検出するとしたが、第2図(e)に示すようにトラック
の中央と、トラックとトラックの中点を横断したことを
検出する様に構成しても同様の効果を得られることは明
らかである。その場合には、マイコン26はタイマー4
2の測定値DTより光ビームの検出速度Vrealを次
式に従って算出する。
Vreal=M*P/ (2*DT) 但しPはトラック間の距離である。
さらに、トラック検索に先立って先ずトラック検索開始
トラックから目標トラックまでのトラック差の2倍の値
がマイコン26からカウンター25にプリセットされる
発明の効果 本発明は上記のように構成することによって、光ビーム
の速度が高速になって、ディジタルタイマーのクロック
周期とトラック横断信号の周期が近くなった場合でも、
精度良く速度検出ができる。
また光ビームの速度が何らかの原因で極端に低下したと
きでも、トラック検索動作の頓座を防ぐことができる。
またトラック検索動作開始時に、ディスクの有する偏心
のために光ビームがトラックを逆向きに横断しトラック
横断信号が生じた場合でも、速度誤検出を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるブロック図、第2図
は光ビームがトラックを横断するときのトラッキングエ
ラー信号とトラック横断信号の説明をするための波形図
、第3図は本発明のタイマーブロックの詳細なブロック
図、第4図は本発明の一実施例におけるマイクロコンピ
ューターテ行つ処理のフローチャート、第5図はトラッ
ク検索開始時のタイムチャート、第6図はカウンター2
5の計数値と指令速度との関係を説明するためのグラフ
図、第7図は高速時のトラック横断信号、クロック、ク
リアー信号、終了信号の関係図、第8図は異常な低速時
のトラッキングエラー信号、トラック横断信号、クリア
ー信号、終了信号の関係図である。 1・・・・・・収束レンズ、3・・・・・・移送台、4
・・・・・・ボイスコイルモータ、7・・・・・・光源
、11・・・・・・2分割光検出器、12・・・・・・
差動増幅器、15.34・・・・・・スイッチ、16・
・・・・・加算回路、18・・・・・・トラック横断信
号検出回路、20・・・・・・タイマーブロック、25
.40・・・・・・カラン9−126・・・・・・マイ
クロコンピュータ−129・・・・・・−数構出回路、
33・・・・・・D/Aコンバーター、41.43・・
・・・・比較回路、42・・・・・・タイマー、44・
・・・・・ラッチ回路、45・・・・・・フリップフロ
ップ。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第2因 1 図 第 図 第 図 第 図 第 図 11會LW度 計数イi 第 図 第 図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)情報を記録するあるいは情報が記録されているト
    ラックを有する情報担体上より信号を再生あるいは記録
    するための変換手段を有し、前記変換手段が少なくとも
    複数回トラックを、あるいはトラックとトラックとの中
    点を横断する時間を計測して、前記変換手段の速度を検
    出することを特徴とする速度検出装置。
  2. (2)変換手段が所定の速度以上になったときに動作を
    開始することを特徴とする請求項(1)記載の速度検出
    装置。
  3. (3)変換手段の速度に応じて計測する前記変換手段の
    横断するトラックの、あるいはトラックとトラックの中
    点の本数を変化させることを特徴とする請求項(1)記
    載の速度検出装置。
  4. (4)情報を記録するあるいは情報が記録されているト
    ラックを有する情報担体上より信号を再生あるいは記録
    するための変換手段を有し、前記変換手段がトラックを
    、あるいはトラックとトラックとの中点を横断する時間
    を計測する計時手段を有し、前記計時手段の出力より前
    記変換手段の速度を検出する速度検出装置であって、前
    記計時手段の出力が所定の値T_1以上になったときに
    は前記計時手段の計時動作を強制的に終了させて、前記
    計時手段の出力を所定の値T_2にすることを特徴とす
    る速度検出装置。
  5. (5)所定の値T_1は所定の値T_2とを略々等しく
    したことを特徴とする請求項(4)記載の速度検出装置
  6. (6)変換手段を前記変換手段が位置しているトラック
    より他の所望する目標トラックへと移動させるトラック
    検索の開始前に出力を略々零とすることを特徴とする請
    求項(4)記載の速度検出装置。
  7. (7)情報を記録するあるいは情報が記録されているト
    ラックを有する情報担体上より信号を再生あるいは記録
    するための変換手段と、前記変換手段がトラックを、あ
    るいはトラックとトラックとの中点を横断する時間を計
    測する計時手段を有し、前記計時手段の出力より前記変
    換手段の速度を検出する速度検出装置であって、前記変
    換手段を前記変換手段が位置しているトラックより他の
    所望する目標トラックへと移動させるトラック検索の開
    始時に、所定期間、前記計時手段を動作させないことを
    特徴とする速度検出装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62262283A (ja) * 1986-05-07 1987-11-14 Seiko Epson Corp ヘツド速度制御方式
JPS63187943A (ja) * 1987-01-30 1988-08-03 Nec Corp 通信制御装置

Patent Citations (2)

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