JPH022405Y2 - - Google Patents

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JPH022405Y2
JPH022405Y2 JP12890685U JP12890685U JPH022405Y2 JP H022405 Y2 JPH022405 Y2 JP H022405Y2 JP 12890685 U JP12890685 U JP 12890685U JP 12890685 U JP12890685 U JP 12890685U JP H022405 Y2 JPH022405 Y2 JP H022405Y2
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water
tank
pressure
water tank
filtration
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は圧力水槽付濾過機に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
井戸水等の原水を濾過機で濾過し、その処理水
を給水する場合一般には第5図に示すような方法
が用いられている。即ちポンプaで供給した原水
は濾過機bで濾過し、その処理水は受水槽cに貯
えられる。受水槽cに貯えられた処理水はポンプ
dにより圧力タンクe又は高架水槽fに送り込み
該圧力タンクe又は高架水槽fより給水されるよ
うになつている。また最近は第6図に示すように
ポンプaで供給した原水は圧力タンクe又は高架
水槽fに貯えられ、給水に際して濾過機bで濾過
しながら処理水を供給する方法が開発されてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来の方法ではいづれも設置
面積が大きくなり、しかも前者の場合は受水槽c
を設け、該受水槽cにポンプaを制御する電極ス
イツチg等を装備しなければならない。又後者の
場合は圧力タンクeに自動空気補給装置が必要で
あり、それに濾過機bには多数のバルブhを設け
て切替を行う必要がある。しかも濾過機の逆洗浄
時は処理水の給水ができない等の欠点があつた。
本考案は上記従来の問題点を解消することを目
的としたもので、設置面積が小さくてすみ、しか
も極めて簡単な構成により濾過した処理水を供給
し得るようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため本考案は次のように
構成したものである。
即ち本考案は圧力水槽1の下側に内部を左右濾
過室2a,2bに区画した濾過槽2を連設し、ポ
ンプ4に連絡する原水供給管5を、前記左右両濾
過室2a,2bの各上部に連通する通水管8,9
にそれぞれ三方弁6,7を介して接続すると共に
両三方弁6,7に排水管10を接続し、また左右
濾過室2a,2bの底部にストレーナ16を介し
て処理水の給水管17を連絡させ、かつ該給水管
17より岐出した送水管18を前記圧力水槽1に
連通させ、更に左右濾過室2a,2bの各上側部
に吸気用の逆止弁19,20を装備すると共に左
右濾過室2a,2bの各上部に連通する通気管2
1を自動エア抜弁22を介して圧力水槽1に連絡
させたものである。
〔作用〕
ポンプ4の作動で原水供給管より送られてくる
原水は三方弁6,7および通水管8,9を通つて
左右濾過室2a,2bの上部に送られラツパ管1
1,12より噴出する。(第2図参照)そして噴
出した原水は濾過材13,14によつて濾過さ
れ、濾過された処理水はストレーナ16を介して
給水管17に送られ給水される。給水が停止され
ると、給水管17に送られてくる処理水は送水管
18を通つて圧力水槽1内に貯水され圧力水槽1
の内圧が一定圧力に達すると圧力スイツチ24の
作動によりポンプ4を自動的に停止させる。この
際圧力水槽1内上部の圧縮空気により給水管17
には常時圧力が掛つている。そして給水が始まつ
て圧力水槽1内の圧力が所定圧力まで低下すると
圧力スイツチ24の作用によりポンプ4を自動的
に始動させ、前述した濾過を開始するのである。
また前記左右濾過室2a,2b内の濾過材13,
14を洗浄する場合、左右濾過室2a,2bを交
互に行う。右濾過室2b内を洗浄する場合三方弁
7を操作すると第3図に示すように左濾過室2a
で濾過した処理水がストレーナ16を介して右濾
過室2bに送られ濾過材14を洗浄しながら上部
に至りラツパ管12、通水管9、三方弁7を通り
排水管10より排水される。また左濾過室2aを
洗浄する場合は三方弁6を操作すると第4図に示
すように右濾過室2bで濾過した処理水がストレ
ーナ16を介して左濾過室2aに送られ前記同様
にラツパ管11、通水管8、三方弁6を通つて排
水管10より排水されるのである。この際洗浄と
同時に給水管17よりの給水も可能である。また
前記洗浄時は右濾過室2bまたは左濾過室2a内
に逆止弁20または19を介して吸気される。そ
して三方弁6,7を元の位置に戻して第2図に示
す濾過状態にするとラツパ管11,12より噴出
した原水が左右濾過室2a,2b内に充満し、前
記吸い込んだ空気は圧縮され通気管21を通つて
自動エア抜弁22に入り、空気のみが逆止弁27
を介して圧力水槽1に送られ、圧力水槽1内で水
中に溶解して減少する空気を補充し一定の空気量
を保持するようにしたものである。
〔実施例〕
図において1は圧力水槽、2は該圧力水槽1の
下側に連設した濾過槽で、内部を仕切壁3で左右
濾過室2a,2bに区画してある。4は井戸水等
の原水を供給するポンプで、該ポンプ4に接続し
た原水供給管5の先を三方弁6,7を介して前記
左右両濾過室2a,2bの各上部に連通する通水
管8,9に接続し、また三方弁6,7には排水管
10を接続してある。前記通水管8,9の先端に
は左右両濾過室2a,2bの各中央部に設けた上
方に開口するラツパ管11,12を取付け、該ラ
ツパ管11,12より噴出した原水は左右両濾過
室2a,2bに充填した濾過材13,14によつ
て濾過され、底板15に取付けたストレーナ1
6,16を介して濾過槽2の底部に設けた集水室
2c内に集水され、集水された処理水は集水室2
cに連通する給水管17より給水される。そして
給水管17より岐出した送水管18を前記圧力水
槽1に連通させる。また濾過槽2の上部側壁に左
右両濾過室2a,2bに通じる吸気用の逆止弁1
9,20を取付け、両濾過室2a,2bの各上部
に連通する通気管21を自動エア抜弁22を介し
て圧力水槽1の上部に連絡させる。前記給水管1
7には三方弁23を介在させ、該三方弁23に前
記排水管10を接続して、三方弁23を切替える
ことにより濾過槽2内の水を排出できるようにし
てある。24は圧力水槽1に取付けた圧力スイツ
チで圧力水槽1内が一定圧力に達した際ポンプ4
の作動を停止させる。25は圧力水槽1に取付け
た排気弁で、濾過槽2内の逆洗浄回数が多く圧力
水槽1内の空気量が多くなつて水位が低下した際
排気して一定水位に復帰させる役目をする。26
は原水供給管5に介在させた開閉弁、27は送水
管18に介在させた開閉弁、28は通気管21に
介在させた逆止弁を示す。
〔考案の効果〕
本考案は上記の構成であるから、従来のものに
比べ設置面積を著しく縮少することができる、特
に本考案においては濾過機内部を左右濾過室に区
画してあるので、両濾過室を交互に逆洗浄するこ
とができ、しかも洗浄時にこれと同時に処理水の
給水が行えるので非常に便利である。それに逆洗
浄時に左右濾過室に吸気した空気を自動的に圧力
水槽内に送り込んで補充するので圧力水槽内の空
気量を一定に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る圧力水槽付濾過機の一実施
例を示したもので、第1図は正面図、第2図乃至
第4図は使用状態を示す縦断面図、第5図及び第
6図は従来例を示す説明図である。 1……圧力水槽、2……濾過槽、2a,2b…
…左右濾過室、4……ポンプ、5……原水供給
管、6,7……三方弁、8,9……通水管、10
……排水管、16……ストレーナ、17……給水
管、18……送水管、19,20……逆止弁、2
1……通気管、22……自動エア抜弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧力水槽の下側に、内部を左右濾過室に区画し
    た濾過槽を連設し、ポンプに連絡する原水供給管
    を、前記左右濾過室の各上部に連通する通水管に
    それぞれ三方弁を介して接続すると共に両三方弁
    に排水管を接続し、また左右濾過室の底部にスト
    レーナを介して処理水の給水管を連絡させ、かつ
    該給水管より岐出した送水管を前記圧力水槽に連
    通させ、更に左右濾過室の各上側部に吸気用の逆
    止弁を装備すると共に左右濾過室の各上部に連通
    する通気管を自動エア抜弁を介して圧力水槽に連
    絡させて成る圧力水槽付濾過機。
JP12890685U 1985-08-26 1985-08-26 Expired JPH022405Y2 (ja)

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JPS6239810U JPS6239810U (ja) 1987-03-10
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