JPH022398A - コラーゲナーゼを検定する方法および手段 - Google Patents

コラーゲナーゼを検定する方法および手段

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JPH022398A
JPH022398A JP63305863A JP30586388A JPH022398A JP H022398 A JPH022398 A JP H022398A JP 63305863 A JP63305863 A JP 63305863A JP 30586388 A JP30586388 A JP 30586388A JP H022398 A JPH022398 A JP H022398A
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collagen
slide
collagenase
fluid
dispersion
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JP63305863A
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Frederick H Silver
フレデリック・エイチ・シルバー
Ira B Lamster
アイラ・ビー・ラムスター
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Block Drug Co Inc
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    • C12Q1/00Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
    • C12Q1/34Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving hydrolase
    • C12Q1/37Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving hydrolase involving peptidase or proteinase
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は哺乳動物の生物学的液体中のコラ−ゲナーゼを
検定する方法および手段に関する。より詳細に、本発明
は歯肉溝液体(glnglval crevlcufa
r   fluid )  (以下、「GCF」と称す
る)のコラ−ゲナーゼ活性を定量するためのコラーゲン
の使用を含むこの種の方法および手段に関する。
人間の歯根膜疾病についての基準臨床測定値が、現在の
臨床的歯根膜アタッチメントについて示されるものでは
なく、あるいはアタッチメントの見込喪失について予想
されるものではないことがはっきり理解されるにつれて
[バッファジーニー・デイ−、ツクランスキー、ニス書
ニスおよびグツドサン、ジェー・エム(Haffaje
e、 A、D、。
5ocransky、 S、S、 and Goods
on、 J、M、 ) : r破壊性Σ根膜疾病作用の
臨床的パラメータまたは予測値(cIlnlcal p
arame−ters or predlctors 
of destructlve perlodonta
l dlsease actlvlty)  N。
ClIn、 Perlodontol、J 10: 2
57.1983年コ、活動性歯根膜疾病についての鋭敏
な計測に関するニーズに注目が集まって来た[ボルノン
、ニー・エムおよびグツドサン、ジェー・エム(Pol
son、 A、M。
and Goodson、 J、M、) : r歯根膜
病診断(Perld。
ntal diagnosis) : r現状および将
来のニーズ(current 5tatusand f
uture needs) J N、 Perlodo
ntol、 J 5[i: 25.1985年コ。この
種の診断試験の中で、GCFの生化学的分析に可成りの
注意が払われた[ファイン、デイ−・エッチおよびマン
デル、アイ・デーt −、(Fine、 D、■、 a
nd Mandel、 [、D、 ) : r歯根膜疾
病作用についてのインジケータ(Indlcators
 of Perlodontal dlsease a
ctlvlty) : r評価(an evaluat
lon ) J 、rJ、 ClIn。
Perlodontol、 J 13: 533.19
88年コ。歯根膜の健康および疾病を特徴づける液体の
容量および構成要素についての研究が略30年に亙り行
われて来た。
蛋白質分解酵素はそれらの診断ポテンシャルについて検
討されて来たGCF構成要素中に存在する。これらの中
で、コラーゲンは特に関心が持たれている。それはコラ
ーゲンが歯根膜の主要構成蛋白質であり、そしてコラー
ゲンの喪失が歯齦炎および歯根膜炎双方の特徴だからで
ある[ナラヤナン、ニーのニスおよびページ、アール・
シー(Narayanan、 A、S、 and Pa
ge、 R,C,) : r歯根膜の結締組織(con
nectlye tlssue of the per
lod。
ntlum ) J : r現在の成果の要約(sum
a+ary of current  work  )
J  、 real、Re1.Res、J  3 : 
 33、■983年コ。以前の研究はGCF中の増大す
るコラ−ゲナーゼ活性を増大する歯肉溝炎症と相関させ
て来た[オールノン、ケー、オルノン、アイおよびタイ
ネリウスーブラッタール、ジー(Ohlsson。
K、、 01sson、 1. and Tynell
us−Bratthal、 G、 ): 「人間の歯根
溝中の好中球コラ−ゲナーゼ、エラスターゼおよび血清
プロテアーゼ・インヒビター (Neutrophll
 1eukocyte collagenase、 e
lastase and  serum protea
se 1nhlbltors In human gl
nglval crevlces)  rActa 0
dont、 5cand、J 31:51X1973年
; コーラブ、エル拳エム、シーゲル、エヌ、ラママー
シー、シーおよびマンデル、アイ(Golub、 L、
M、、 Slegel、 N、、 Ramamurth
y C,andMandel、 1.) : r人間に
おける歯肉溝液体中のコラ−ゲナーゼ作用およびその歯
肉疾病との関係についての若干の特性(Some ch
aracterlstlcs ofcal−1agen
ase activity In glnglval 
crevlcularfluld and Its r
elatlonshlp toglnlglval d
lseass  In  humans  )  rJ
、Dent、Re5J  55:  1049,197
6年コ。更に、結紮により誘発させた爾根膜炎罹患ビー
グル犬についての研究はGCF中のコラーゲン性作用が
アタッチメントの喪失と相関していることを示していた
[クリシュタルキージェ、イー、ソデック、ジェーおよ
びフェリーエ、ジェー・エム(Kryshtalsky
j、 E、、 5odek、 J、 and Ferr
ler、 J、M、 ) : r犬の実験的歯根膜炎に
おける臨床的および顕微鏡的変化を伴う歯肉溝液体中の
コラーゲン性酵素とインヒビターとの相関関係(cor
relatlon of collagenolytl
c enzymes and 1nhlbltors 
In glnglval crevlcular fl
uid with cllnlcal and u+1
cro−scoplc changes In exp
erimentalperlodontltls In
 the dog )  rArchs、oral B
l。
1、J 3H21,1988年コ。それにも拘らず、生
物学的液体中のコラ−ゲナーゼ活性の定量は屡々放射能
標識コラーゲン基質(3■−コラーゲン 14G −コ
ラーゲン)もしくはゲル電気泳動を利用するコラーゲン
分解フラグメントの同定を含んでいる(オールノン他、
同書中;ゴーラブ他、同書中;クリシュタルキージェ他
、同書中)。これらのアプローチは歯科医または歯科衛
生士によって使用されるべき診療所内の試験用キットに
都合良く取り入れることは出来ない。
我々は小容量のlli!乳動物の生物学的液体中のコラ
ーゲン性作用(collagen−olytlc ac
tlvlty )を測定するためのアプローチを開発し
た。この試験は不活性表面に結合しているタイプIコラ
ーゲンの分解に基づいており、そしてこれはコラーゲン
・クリヤランスの帯域を評価することによる半定量的な
ものである。この反応の特異性は基質上の異なった酵素
の効果を試験することにより研究された。コラ−ゲナー
ゼはそのフィルムを迅速に分解し、トリプシンは非常に
高い酵素濃度の場所においてのみ該フィルムを分解する
ことになり、またペプシンおよび酵素を分解する各種の
磨砕物質は該フィルムに対し本質的に何らの効果をも有
していないことが確認された。
本発明は、(a)Iltli乳動物の生物学的液体の検
体を得る工程と、(b)その液体を、コラーゲンフィル
ムであって、それをガラス・スライドまたはプラスチッ
ク・スライドであって高い表面エネルギーを有する結果
そのものに結合されるようにその表面に密着させたもの
に対し適用する工程と、そのスライドをインキュベート
する工程と、それを洗浄する工程と、それを染料、たと
えばコラーゲンを染色し得る「クーマシー・ブリリアン
トダブル−(coomasle Br1l−11ant
 Blue) Jで染色する工程と、該スライドの非染
色領域からそのコラーゲンフィルムの溶解の範囲を、た
とえば該フィルムを経由する光の透過度から決定する工
程とを含んで構成される哺乳動物の生物学的液体につい
てのコラーゲン性作用を検定するための方法を包含して
いる。前記の決定は視覚的に、あるいは非吸収性波長の
光を使用する分光光度計によって行うことができる。そ
のコラーゲンフィルムは架橋しているのが好ましく、そ
して焼き付けによりスライドの表面に密着されているの
が好ましい。その架橋度ならびに引き続くインキユバ−
28フ時間はフィルムの焼き付け時間および/または厚
さを変化させることにより制御することができる。
このスライドは、(a)不溶性コラーゲンをlIC1の
溶液とブレンドして分散液を生成し、その分散液をスラ
イド表面に適用し、該スライドを乾燥、すなわち室温で
自然乾燥させることにより乾燥させ、そしてスライドを
焼き付けて該コラーゲンを架橋させ、かつそれをスライ
ド表面に密着させることにより調製するのが好ましい。
スライドに適用される分散液は少なくとも1μ、好まし
くは少なくとも20μの寸法を有するコラーゲン粒子を
含んでいるのが好ましい。このスライドはマスクによっ
て区画(compartments)に分割されていて
もよい。
この検定法は歯肉溝液体(GCF)のコラ−ゲナーゼ活
性の決定に関して特にを用であるが、その場合液状検体
は濾紙ストリップのような吸収性媒質上に得られるもの
とする。しかし、それはまた滑711 s洗肺液、漿液
性滲出液等を含む他の組織液についてのコラーゲン検定
に適用してもよい。これらの場合に液状検体は、最初に
吸収性媒質上に吸収させることなく、直接適用してもよ
い。
本発明の一つの特徴は歯科診療所において使用するのに
適したキットを提供することにあり、それは(a)吸収
性ストリップ、たとえば濾紙と、その表面に密着させた
コラーゲンを備える1枚以上のスライドと、コラーゲン
を染色することができる染料溶液用の容器とを含んでい
る。そのキットはまた、1枚以上の標定コラ−ゲナーゼ
含浸濾紙ストリップ、基準コラ−ゲナーゼ溶液の容器、
またはその他のコラーゲナーゼ基Q液を包含していても
よい。
本発明は、不活性表面、より具体的にはガラス・スライ
ド表面に結合されている架橋コラーゲン基質の溶解に基
づくコラーゲン性作用を包含するものである。より詳細
に本発明は以下の事項を包含している。
(1)加熱焼き付け工程を利用してガラス・スライドの
表面に対し可溶性または不溶性コラーゲンを密着させる
こと。このコラーゲンフィルムは焼き付け後、中性pl
水性溶剤では除去することができない。その焼き付け工
程の間にコラーゲンは脱水により架橋されて、合成ペプ
チド結合を生成する。
(2)コラーゲンフィルムの架橋度およびそれに引き続
くコラーゲン性酵素との接触後の溶解時間は焼き付け時
間ならびにフィルムの厚さを変化させることにより制御
される。
(3)このコラーゲン性検定は、GCFの未知の標本に
ついての溶解を測定することにより、たとえばそれをコ
ラ−ゲナーゼ基準液と比較することにより定量的に説明
することができる。そのインキュベーン8フ時間はイン
キュベーション温度を制御することにより変化させるこ
とができる。
(4)コラーゲンフィルムの溶解の範囲はGCFのコラ
ーゲン性作用に関連している。
GCFは好ましくは各四分円中の少なくとも4本の最も
離れた画についての遊心溝(meslobuccalc
revice )から収集される。プラスチックボルダ
−内に収めた端部を備える予め切断したメチルセルロー
ストz紙ストリップ[カリフォルニア州、ラスチンのハ
ーフ・エレクトロニックス(Harco Electr
onlcs )コをその溝内に456の角度をもって、
軽い抵抗を感じるまで挿入し、そしてその場所に30秒
間保持する。次いで、それらのストリップを調製された
コラーゲン性試験スライド上に配置し、そして以下に説
明するようにして検定する本発明を以下の実施例により
例示する。
ニューシャーシー州、ソマーヴイルのデヴロ・インコー
ホレーテッド(Devro Inc、)から得た20μ
以上の粒子を含む磨砕したウシの真皮を蒸留水およびイ
ソロバノールで洗浄し、次いで凍結乾燥する。この得ら
れた洗浄、凍結乾燥したコラーゲンを「ワイリー」ミル
(Wlley m1ll)を用いて粉末に磨砕した。こ
の磨砕粉末を、一連の直径において1μを超える目を有
する篩、たとえば4oメツシユ・スクリーンを介して篩
分けする。この分散波調製に際して使用する物質はその
篩の目を通過しない両分である。
このコラーゲン分散液は下記の方法においてガラス・ス
ライドにコーチングするために調製される。
(1)INのIIO!溶液を、室温においてそのpHが
2.0になるまで蒸留水120−にゆっくり添加する。
そのビーカーの内容物を200m4のメスシリンダー内
に空ける。
(2)上記のようにして得られた粉末不溶性コラーゲン
 1.2gを「ワーリング」ブレンダ−(Warlng
 blender)に対し、pH2,0の■C1120
−と共に添加する。その1%v/v分散液は請速(50
00r、p、m、 )で3分間ブレンドするが、このブ
レンド工程は粒度を維持するために十分緩やかに行うも
のとする。1g以上の粒度は可成りの機械的安定性を有
するフィルムを生成するために必要である。
(3)この分散液を枝付きフラスコ(GOOJ)中に空
ける。 100μの真空を室温においてこの分散液に対
し、気泡が除去される迄、適用する。この手順は15分
間に達するまで要する。次に、この真空を排除すると、
分散液はスライド・コーチングのために準備が整った状
態となる。
(1)「ライト−オン・マイクロスライズ(RITE−
ON MICROSLIDES ) J  [クレイ・
アダムズ(c1ay Adams) CAT Na 3
050 )を手によりコラーゲン分散液中に浸漬する。
スライドの両面が塗布されるのを妨げるために、テープ
をそのスライドの片百に適用する。スライド上に堆積さ
れるフィルムの厚さはそのコラーゲン濃度に左右される
。薄いフィルムはコラーゲン分散液20度0.25%W
/Vを用いることにより調製される。従って、上のよう
に調製された分散液はI)H2,0の1101で1乃至
4倍に希釈されることになった。
(2)これらのスライドはフードの下方または無塵雰囲
気中で自然乾燥させる。
(3)これらのスライドをビーカー中に数回浸漬するこ
とにより蒸留水中で洗浄する。
(4)これらのスライドを再び無塵雰囲気中で乾燥する
(5)該スライドを空気循環炉内で110℃、30分間
に亙り焼き付ける。
(6)各スライドの非塗布側からテープを剥がし、そし
てスライドの塗布側に標識する。
(7)これらのスライドは試験で必要となるまで室温で
貯蔵される。
これらのスライドはマスクまたは仕切りを備えて調製さ
れ、各試料を区画させることが好ましい。この種のスラ
イドは添付図面の第1図および第2図中に示されている
。これらの図中に示されるように、調製されたスライド
1はその上部表面に密着されたコラーゲンの薄いフィル
ム3を備える長方形の標準ガラス会スライド2から構成
される。このスライドはマスク4によって区画に分割さ
れ、スペース5が一端(ここでは右側)に標識するため
に設けられている。各列に7個の区画が示されている。
これは日中の!/4における各歯ごとに分析すべき一つ
の試料を許容するものである。
プラスチックフィルム、たとえばポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリウレタン等から適切に成っているマスク
は、水およびアルコール不溶性接着剤、たとえばエポキ
シを用いることによりコラーゲン塗布スライドの上部表
面に適切に適用される。両面テープ6(たとえば、両面
に接着剤を備えたテープ)のストリップをスライドの上
方および下方縁に沿って取り付けて、その端部をプラス
チックケース内に収めた濾紙ストリップを確り固定する
ための手段として機能させてもよい。
GCF中のコラーゲン性作用の評価は、上のようにして
得られた試験ストリップを検定スライド上に配置し、か
つそのクリヤランスの帯域を重版されるコラ−ゲナーゼ
の基準量[ミズリー州、セントルイスのシグマ拳ケミカ
ル・ツーボレーション(Sigma Chemical
 Corporation)のクロストリジラム・ヒス
トリチカム(clostrldlumu hlstol
ytlcum ) # C−0130から誘導されるタ
イプIのコラ−ゲナーゼ5.0.2.5、■、25.0
.63.0.32ユニツトコにより得られるクリヤラン
スの帯域と比較することにより行われる。全ての濾紙ス
トリップを両面テープを使用してスライド上に配置し、
そして緩衝液(トリスl0mMおよびCaCl□25m
Mを含む食塩水、p)l=7.4 ) 5−7μノをス
トリップに直接添加してその表面の湿潤性を確実にもた
らすようにする。このスライドを室温(25°C)にお
いて2時間、相対湿度100%の下インキュベートする
吸79器は蒸留水により湿潤されたスポンジを収容する
閉塞されたペトリ皿から成っていて、その湿度を提供す
る。2時間後、そのd、z紙ス) IJツブを除去し、
そしてそのスライドを蒸留水で十分に洗浄し、そして「
クーマシー・ブリリアント・ブルー」溶液(2−プロパ
ツール125J、酢酸50t(1「クーマシー・ブリリ
アント・ブル−」 [タイプ++R”、# B −08
30;ミズリー州、セントルイスのングマ・ケミカル・
コーポレーシHンコ 250 mgおよび蒸留水500
+t/ )で1分間に亙り染色する。これらのスライド
を再び蒸留水中ですすぎ、そして乾燥させる。次いで、
コラーゲンゲルのクリヤランスの評価を行う。濾紙によ
って覆われていなかったスライドの領域は未変化ゲルを
含んでおり、これは中間の青色(陰性対照)を保ってい
る。コラ−ゲナーゼ基準の5.0ユニツトはそのゲルの
完全なりリヤランスを示している。GCFコラーゲン性
作用のグレード評価はスケール+5乃至0に関しており
、これらは5種類のコラ−ゲナーゼ基準と陰性の対照と
に対応している。全ての個々のGCF試料を採点する。
適用を容易にするために、そのスケールを6個(14乃
至O)または4個(13乃至O)のグレードに減少させ
てもよい。
第3図は、最左端を除く上列中の全ての区画内に標定濾
紙ストリップを配置し、そしてそのスライドを上記のよ
うに処理したときに得られる結果を示している。これら
のストリップは左方から右方へ移動して緩衝液1.0μ
!中の細菌コラ−ゲナーゼ5.0.2.5.1.25.
0.63および0.32ユニツトを含をしていた。上列
の最右方の区画に適用されたストリップは緩衝液のみを
含有していた。この例におけるスライドのインキュベー
ション時間は25℃で3時間であった。クリヤーされた
領域7は、スライド上のコラーゲンがストリップ上のコ
ラーゲン性作用によって分解されているものであり、従
ってその染料を保っていない。下列にはストリップは全
く配置しなかった。
第4図および第5図は臨床的に使用されたスライドを示
している。これらのスライドはマスクを包含しておらず
、そしてこれらは実施例3の検定手順に従う各患者から
の6個のGCF検体を検定するために使用された。標識
領域5はここでは左側に示されている。これらのスライ
ドは他の点では第1図および第2図に示したものと同一
である。
第4図は高いコラーゲン性作用を宵する患者についての
試験において使用されたスライドを示し、また第5図は
低コラーゲン性作用を存する患者について使用されたも
のを示している。6片の標定対照濾紙ストリップが上列
に配置され、一方6片の試験用’rM K1.ストリッ
プ(臨床試料)が下列に配置された。これらの対照スト
リップは左方から右方へ向かって表示する、緩衝液1.
0μノ中の細菌コラ−ゲナーゼ5.0.2.5、■、2
5.0.63,0.32および0ユニツトを含有してい
た。クリヤーされた領域は、ここでは8と表示されてい
る。
「クーマシー・ブリリアント・ブルー」以外の染料、た
とえばエオシンおよびヘマトキシリンも勿論、染色工程
において代替え可能なものである。
本発明は成る具体的な実施態様および例示的な実施例に
よって本明細書中で説明されたが、それによって如何な
る方法にもせよその範囲の限定を意図するものではなく
、また当業者により容易に理解されるように、本発明を
もって各種の変形および適応が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明において使用されるガラスのスライドの
上部表面図、第2図はこの種のスライドの垂直図、第3
図は試験用検体に関する検定に従って出現する際のこの
皿スライドの上部表面図、第4図は高CCFコラーゲン
性作用を有する患者の検定に従って出現する際の他のス
ライド実施態様を示す上部表面図、そして第5図は低G
CFコラーゲン性作用を存する患者の検定に従って出現
する際のこの種の実施態様を示す上部表面図である。 1・・・調製されたスライド、 2・・・長方形の標準
ガラス・スライド、  3・・・コラーゲンの薄いフィ
ルム、  4川マスク、  5・・・スペース、  6
・・・面テープ、 7,8・・・クリヤーされた領域。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)哺乳動物の生物学的組織液体の検体を得る
    工程と、 (b)前記検体を、その表面に密着させたコラーゲン基
    質フィルムを備えるスライドに対し適用する工程と、 (c)前記スライドをインキュベートする工程と、 (d)前記スライドを洗浄する工程と、 (e)前記スライドを、コラーゲンを染色し得る染料の
    溶液で染色する工程と、 (f)前記スライドの非染色領域の範囲から前記コラー
    ゲン基質の溶解の範囲を決定する工程とを含んで構成さ
    れることを特徴とする哺乳動物の生物学的液体について
    のコラーゲン性作用を検定するための方法。
  2. (2)前記密着させたコラーゲンが架橋したコラーゲン
    である請求項1記載の方法。
  3. (3)前記コラーゲンが焼き付けにより前記スライドの
    表面に密着されている請求項1記載の方法。
  4. (4)前記コラーゲン基質の架橋度および引き続くイン
    キュベーション時間が焼き付け時間および/またはその
    基質フィルムの厚さを変化させることにより制御される
    請求項3記載の方法。
  5. (5)前記染料が「クーマシー・ブリリアント・ブルー
    」である請求項1記載の方法。
  6. (6)前記哺乳動物の生物学的液体が歯肉溝液体(GC
    F)であり、かつ前記検体が吸収性媒質上で得られる請
    求項1記載の方法。
  7. (7)前記スライドが透明であり、そして前記コラーゲ
    ン基質の溶解の範囲についての決定が光の透過に基づい
    ている請求項6記載の方法。
  8. (8)(a)不溶性コラーゲンをHClの溶液とブレン
    ドして、分散液を生成する工程と、 (b)前記分散液をスライドの表面に適用する工程と、 (c)前記スライドを焼き付け、それによって前記コラ
    ーゲンを架橋させ、かつ前記スライドの表面に対し密着
    させる工程とを含んで構成されることを特徴とするコラ
    ーゲン性作用の検定に際して使用するためのスライドの
    調製方法。
  9. (9)請求項8記載の方法により調製されることを特徴
    とするスライド。
  10. (10)スライド表面に適用される分散液が少なくとも
    20μの寸法を有するコラーゲン粒子を含んでいる請求
    項8記載の方法。
  11. (11)請求項8記載の方法により調製されることを特
    徴とするスライド。
  12. (12)GCFの多数試料についての検定用スライドで
    あって、その表面に密着させたコラーゲンを備え、そし
    てマスクによって区画に分割されていることを特徴とす
    る検定用スライド。
  13. (13)(a)吸収性ストリップと、 (b)その表面に密着させたコラーゲンを備える1枚以
    上のスライドと、 (c)コラーゲンを染色し得る染料溶液用の容器とを含
    んで構成されることを特徴とするGCFのコラーゲン性
    作用のための検定用キット。
  14. (14)1個以上のコラーゲナーゼ基準をもまた含んで
    成る請求項13記載の検定用キット。
  15. (15)前記コラーゲナーゼ基準が標定コラーゲナーゼ
    含浸濾紙ストリップである請求項14記載の検定用キッ
    ト。
  16. (16)前記コラーゲナーゼ基準が標定コラーゲナーゼ
    溶液である請求項14記載の検定用キット。
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