JPH0223960Y2 - - Google Patents

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JPH0223960Y2
JPH0223960Y2 JP1985015402U JP1540285U JPH0223960Y2 JP H0223960 Y2 JPH0223960 Y2 JP H0223960Y2 JP 1985015402 U JP1985015402 U JP 1985015402U JP 1540285 U JP1540285 U JP 1540285U JP H0223960 Y2 JPH0223960 Y2 JP H0223960Y2
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JP
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flue
valve body
valve
rotatably pivoted
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JP1985015402U
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JPS61135151U (ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Air Supply (AREA)
  • Chimneys And Flues (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] 産業上の利用分野 本考案は、集塵機用煙道の切換装置に関するも
のである。
従来の技術 一般に、塵芥焼却炉の立ち上げ時は、ガス温度
が低くく、かつガスが水分を多量に含んでいるた
め、これをそのまま電気集塵機に送つて高電圧を
荷電すると、閃絡を生じる。従つて、ガス温度が
ある温度、通常約200℃に上昇するまで、ガス体
を集塵機に通さないで、分岐煙道にバイパスさせ
るという方法が採られる。
従来の集塵機用煙道の切換装置では、第4図に
示すように、電気集塵機1の流入煙道2及び分岐
煙道3の分岐部4と、排出煙道5及び上記分岐煙
道3の分岐部6に、それぞれデイスク型の弁7,
8及び弁9,10が取り付けられていて、集塵機
1に流す場合には、上記弁7と9を開き、弁8と
10を閉じ、分岐煙道3にバイパスさせる場合に
は、逆に弁8と10を開いて、弁7と9を閉じる
ようにしていた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような従来の切換手段で
は、各分岐部に2個ずつの弁が必要となるため、
価格が2倍になるだけでなく、駆動装置が2台必
要となり、また2台の開閉操作を誤作動させて2
方向に流してしまつたり、逆に全閉状態にしてし
まう危険があり、さらに取り付けスペースや駆動
操作のためのスペースを広く必要とする等の欠点
があつた。
また従来、2方向に分岐した流通路の該分岐部
に両面遮断可能な弁体を1個配設し、該弁体を一
端が流通路本体に回動自在に枢着されたレバーの
先端部に取り付け、上記弁体による2箇所の遮断
位置に対応させて弁座を設置し、上記レバーの基
端部に取り付けた駆動軸により上記弁体を上記2
箇所の遮断位置に切り換え位置せしめるようにし
たダンパーがあつた。
しかし、上記従来のダンパーの構成では、駆動
軸に大きなトルク力を与えないと弁体による強力
な遮断力が得られず、遮断が不安定になる等の欠
点があつた。
本考案は、上記従来の切換装置の欠点を解消す
るためになされたもので、その目的とするところ
は、小さな力で強力かつ確実に切り換え作動する
と共に安価でコンパクトにまとめられた集塵機用
煙道の切換装置を提供するにある。
[考案の構成] 問題点を解決するための手段、作用 本考案の集塵機用煙道の切換装置は、2方向に
分岐した煙道の該分岐部に両面遮断可能な弁体を
1個配設し、該弁体を一端が煙道本体に回動自在
に枢着された保持レバーの先端部に取り付け、上
記弁体による2箇所の遮断位置に対応させて弁座
を設置し、連結リンクを介して上記弁体を開閉駆
動する駆動リンクを煙道本体に回転自在に取り付
け、一方の遮断位置に於いて上記連結リンクと駆
動レバーを折り畳んだ状態に位置させて、最大の
締切トルクを生じせしめると共に、他方の遮断位
置に於いて両リンクを一直線に近い状態に位置さ
せて、最大の締切力を発揮せしめることが出来る
ことを特徴とするものである。
実施例 以下、本考案の集塵機用煙道の切換装置の一実
施例について、図面を参照しながら説明する。
第1図は分岐部4に本考案の切換装置を設置し
た状態を示すもので、11は弁体であつて、両端
部に弾性体で造られたシール部11aを有する。
該弁体11は保持レバー12の先端部に取り付け
られている。該保持レバー12の基端部は、煙道
本体に支軸13を介して回動自在に取り付けられ
ている。
14は連結リンクであつて、その先端部は上記
弁体11のほぼ中央部に回転自由に連結されてい
る。
15は駆動リンクであつて、駆動軸16を介し
て煙道本体に回転自在に取り付けられていると共
に、その先端部は上記連結リンク14の基端側に
回転自由に連結されている。17は弁座であつ
て、上記弁体11の両遮断位置に対応させて設置
されている。
本実施例の切換装置は以上のように構成されて
いるので、まず第1図の締切状態に於いて、駆動
軸16の締切トルクをT、弁体11の締切に必要
な力をF、該力Fの働く方向(作用線)に対して
上記駆動軸16から降ろした垂線の長さlとする
と、F=T/lの関係が成り立つ。従つて、本考
案の装置においては構造上lを短くすることによ
り、小さな締切トルクTで締切に必要な力Fを得
ることが出来る。
また、弁体11を回動させて第2図に示すよう
に分岐煙道3側を閉じた状態では、連結リンク1
4と駆動リンク15は一直線に近い状態にある。
この状態に於いて、弁体11の締切に必要な力を
F、各リンク14,15に作用する力をF1,F2
とし、FとF2の開き角度をθ、駆動リンク15
の長さをl2、両レバー14,15の連結点からリ
ンク14,15を直線として線上に降ろした垂線
の距離をl1とすると、 F2=F/cosθ、F2=F1・l2/l1、T=F1・l2
関係から、 F=T・cosθ/l1になる。
一方、cosθは弁体11の取り付け位置によつて
決まる一定値であるため、F T/l1の関係があ
る。
従つて、l1を小さくすることにより、小さな締
切トルクTで締切に必要な力Fを得ることが出来
る。
尚、上記実施例ではガス体を電気集塵機1をバ
イパスさせた分岐煙道3について説明したが、本
考案はこれに限定するものではなく、例えば電気
集塵機が複数系列あつて、ガス体を切り替えるよ
うにした分岐システムであつてもよい。
[考案の効果] 弁体の一側面に連結リンクの一端部を回動可能
に枢着するとともに、該連結リンクの他端部に駆
動リンクの先端部を回動可能に枢着し、該駆動リ
ンクの基端部を駆動軸に取り付け、一方の遮断位
置において上記連結リンクと駆動リンクを折り畳
んだ状態に位置させるとともに、他方の遮断位置
において該連結リンクと駆動リンクを一直線に近
い状態に位置させるようにしたので、いずれの遮
断位置においても最小の駆動トルクで最大の締切
力を確実に得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の切換装置の一実施例を示す説
明図、第2図は切換えて分岐煙道を閉じた状態の
説明図、第3図A,Bは排出煙道と分岐煙道の分
岐部に於ける切換装置の作動状態図、第4図は従
来の切換装置の説明図である。 1……電気集塵機、2……流入煙道、3……分
岐煙道、4……分岐部、5……排出煙道、6……
分岐部、11……弁体、11a……シール部、1
2……保持レバー、13……支軸、14……連結
リンク、15……駆動リンク、16……駆動軸、
17……弁座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2方向に分岐した煙道の該分岐部に両面遮断可
    能な弁体を1個配設し、該弁体を一端が煙道本体
    に回動自在に枢着された保持レバーの先端部に取
    り付け、上記弁体による2箇所の遮断位置に対応
    させて弁座を設置し、上記弁体の一側面に連結リ
    ンクの一端部を回動可能に枢着するとともに、該
    連結リンクの他端部に駆動リンクの先端部を回動
    可能に枢着し、該駆動リンクの基端部を駆動軸に
    取り付け、一方の遮断位置において上記連結リン
    クと駆動リンクを折り畳んだ状態に位置させると
    ともに、他方の遮断位置において該連結リンクと
    駆動リンクを一直線に近い状態に位置させること
    を特徴とする集塵機用煙道の切換装置。
JP1985015402U 1985-02-07 1985-02-07 Expired JPH0223960Y2 (ja)

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JP1985015402U JPH0223960Y2 (ja) 1985-02-07 1985-02-07

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JPS61135151U JPS61135151U (ja) 1986-08-22
JPH0223960Y2 true JPH0223960Y2 (ja) 1990-06-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2827033B1 (fr) * 2001-07-03 2004-08-20 Eurodim Sa Agencement de connexion et de deconnexion de deux troncons de canalisation d'un systeme de transfert fluide

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS439185Y1 (ja) * 1967-07-06 1968-04-22
JPS58146772A (ja) * 1982-02-22 1983-09-01 Choshiro Yamauchi 高温流体用ダンパ−

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