JPH02238923A - 抗菌性成形品の製造方法 - Google Patents

抗菌性成形品の製造方法

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JPH02238923A
JPH02238923A JP6043989A JP6043989A JPH02238923A JP H02238923 A JPH02238923 A JP H02238923A JP 6043989 A JP6043989 A JP 6043989A JP 6043989 A JP6043989 A JP 6043989A JP H02238923 A JPH02238923 A JP H02238923A
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zeolite
resin
antifungal
preliminary molding
molding
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JP6043989A
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Kazuya Matsumoto
和也 松本
Yoji Ueno
上野 洋司
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Kyoraku Co Ltd
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Kyoraku Co Ltd
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野』 本発明は、食料品・医薬品の包装、食器・医療機器・光
学機器・電子機器の包装,または、バイオ理科字鑵晶に
使用される抗1性成形品のIllj1方法に関する. 『従来の技術】 従来において,抗1性無機物を含有する樹脂の成形品と
しては、特公昭58−33103号公報に示されるよう
に,気化性添加剤を含む膜を積層してなるシート、また
,特公昭63−54013号公報に示されるように、抗
1性ゼオライトを含有した樹脂からなる粒状体、フィル
ム、繊維などの成形品が公知である. [発明が解決しようとする1題] 従来において、気化性添加剤を含む抗菌性無機物を含有
する樹脂の成形品は.ttm性物質が気化性であるので
,長期に亘ってttm性を発揮することができず、また
,衛生上の安全性を維持することができない.一方、抗
菌性ゼオライトを含有した樹脂からなる粒状体、フィル
ム,繊維などの成形品は抗1性ゼオライトの抗1性を十
分発揮することができなかった. 本発明は上記の問題点を解消するものであり,衛生上の
安全性を維持することができるとともに、従来の同一含
有量の抗1性ゼオライト含有成形品に比べて,抗菌効果
を向上した抗菌性ゼオライト含有樹脂成形品を提供する
ことを目的とする.[J1厘を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するため,以下のように構成し
た.すなbち本発明は、抗菌性ゼオライトを含有する樹
脂からなる予備成形体内に加圧流体を吹き込むことによ
り、予備成形体を引き伸ばして立体形状に成形したこと
を特徴とする抗l性戒形品の製造方法に関する. 本発明にあっては、バリスンなどの予備成形体としたt
tiil性ゼオライトを含有する樹脂を引き伸ばするこ
とを特徴とするが、予備成形体の段階で樹脂壁の表面に
露出していた抗菌性ゼオライトの露出状態を向上させ、
また,予備成形体の段階で樹脂壁の表面付近に埋設状層
であった抗菌性ゼオライトの露出状態を向上させるため
,またブロー成形性の面より、引き伸ばし比は1.02
〜5倍が好ましい.また上記の効果をさらに向上するた
めには、予備成形体より低い温度、予備成形体より12
0℃低い温度に設定された加圧流体にて膨脹させること
が好ましい.とくに好ましくは、予備成形体のガラス転
移点以上で融点以下の温度で引き沖ばすことにより引っ
張り方向に分子を配向させる.さらに,予備成形体を゜
、抗菌性ゼオライトを含有しない主体層とitl性ゼオ
ライト含有樹脂からなる2〜100μmの表皮層からな
る多層バリスンとして共押出した後引き仲ばすることが
、ゼオライトの露出状態の向上に好ましい.多層成形品
の具体例としては内層が抗菌性ゼオライト含有樹脂から
なるもの、外層が抗菌性ゼオライト含有樹脂からなるも
の、内外両側層が抗菌性ゼオライト含有樹脂からなるも
のなど2層以上の多層成形品である. なお、押出機にて抗菌性ゼオライト含有樹脂を溶融混練
して予備成形体を得る際.抗菌性ゼオライト含有樹脂は
水分率を3000ppm以下、好ましくは1500pp
m以下に調整するのが成形品の発泡現象抑制上好ましい
.抗菌性ゼオライト含有樹脂の水分率とは、予備成形体
を得るため際の押出機に供給する際の水分率であり、水
分率とは抗1性ゼオライト中の水分と熱可塑性合成樹脂
中の水分より算出した水分率であり、抗菌性ゼオライト
中の結晶水は算出しない.なお、抗菌性ゼオライトan
時の熱処理温度は、200℃以上で真空乾燥するのが、
上記ブロー成形時の発泡現象を防止する観点より適当で
ある.該好適熱処理温度は、抗菌性ゼオライト含有樹脂
を使用してなる抗菌性成形品の製造時の溶融ffial
Lて可塑化する温度より高く温度である. 本発明においてtts性ゼオライトとは、天然ゼオライ
ト、合成ゼオライト中のイオン交換可能なイオン、例え
ば、ナトリウムイオン,カルシウムイオン、カリウムイ
オン、マグネシウムイオン、鉄イオン等のその一部また
は全部を銀イオン、銅イオン,亜鉛イオン,アンモニウ
ムイオン等で置換したものであり、抗菌性ゼオライトの
粒子径は0.2〜10μm、好ましくは0.2〜3μm
とするのが、成形時の樹脂畳表面における抗菌性ゼオラ
イトの露出状層が多くなり,抗1力の安定性が良くなる
という観点から適当である.ここで、粒子径とは走査式
電子顕微鏡による一次粒子径の算術平均値である. また、抗自性ゼオライト含有樹脂とは、抗1性ゼオライ
トを0.5重量%以L、60重量%以下、好ましくは、
2重量%以上、20重量%以下の範囲で熱可塑性合成樹
脂,f!4えば高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレ
ン、低密度ボリエナレン、ポリプロピレン、アイオノマ
ー、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、
あるいはオレフィン系エラストマー,ウレタン系エラス
トマーアミド系エラストマーなどに含有させた樹脂であ
る. 一般的に、有機系llIl剤はその効果の期待できる期
間が短く、また、経時的に効果が損なわれる欠点を有す
るが,本発明に使用する抗l性ゼオライト含有樹脂は樹
脂壁表面に露出した抗菌性ゼオライトにてfi自効果を
発揮するものであり、抗1性ゼオライト中のイオン化さ
れた銀などのイオン結合物質が外部に溶出することはほ
とんどなく、長期的に殺1効果を発揮することができる
.[作用1 パリスンなどの可塑化された抗菌性ゼオライト含有樹脂
からなる予備成形体において、抗菌性ゼオライトは樹脂
中に島状となって分散しているため、予備成形体の樹脂
壁表面に露出したvLil性ゼオライトの量は極僅かで
ある.本発明にあっては、この予備成形体より低い温度
に設定された加圧流体にて膨脹させることによって、t
tm性ゼオライト含有樹脂壁は低い温度に設定された加
圧流体に接触して急冷されるとともに引き伸ばされる.
このとき、予備成形体の抗菌性ゼオライトと樹脂との墳
昇部分に引き仲ばが作用し,予鑵成形体の段階で樹脂壁
の表面に露出していた抗菌性ゼオライトは、その露出状
層が向上し,また、予備成形体の段階で樹脂壁の表面付
近に埋設状態であった抗菌性ゼオライトは露出する.よ
って、樹脂壁表面における抗菌性ゼオライトの露出状態
、いわゆる『頭出し状態』は、従来のI!遣方法にて得
られた成形品に比較して良好となる. [実施例l く成形品の製遺〉 実施例l 以下に示す材料《1》が20重量%と、材料《2》が8
0重量%からなるマスターバッチを要遺した.ついで、
マスターバッチの水分率を820ppm《カールフィッ
シャー法、加熱炉温度250℃》に処理し、このマスタ
ーバッチと材料(2》とをl:4の配合比で配合してな
る抗l性ゼオライト含有樹脂を得た. 材料C1》:抗1性ゼオライト 平均粒子径 1.3μm 嵩比重 0.4、 鍜イオン交換率 2.5% 材料《2》:ポリプロピレン メルトフローレイト l.O [J [ S−K−6758] 密度 0.90 《三菱ノーブレンrMA−7J ) ついで、第1の押出機《スクリュー径40■》にて上記
抗菌性ゼオライト含有樹脂を溶融混線する一方、ttw
性ゼオライトを含有しない材料Bのみからなる樹脂を第
2の押出機《スクリュー径40−》にて溶融温練した. 第1の押出機にて溶融温練された抗1性ゼオライト含有
樹脂と第2の押出機にて溶jll混線された抗菌性ゼオ
ライトを含有しない樹脂とをグイ径20■、設定温度1
80℃の共押出ダイに供給し、両者の材料をグイ内積層
した後、内層がltrII性ゼオライト含有樹脂,外層
が抗1性ゼオライトを含有しない樹脂からなる多層パリ
スンとして共押出した. ついで、押出した多層バリスンを分割形式の金型閏に配
置して金型を閏鎖し、圧力6kl/j.温度20℃の圧
縮空気を多層バリスン内に導入し、多層パリスンを金型
のキャビテイ形吠に膨脹し、成形品を冷却後,金型を開
放し余剰のパリを除去して以下に示すような多層成形品
Aを得た.成形晶A 引き伸ばし比 縦方向 1.2倍 横方向 1.8倍 平均肉厚 800μm 《外層:780μm、内層20μm》 実施例2 マスターバッチの水分率を1 200ppmに処理する
以外は、上記実施例1と同様な金型および実施例3 材料《1》からなる樹脂を使用して、マスターバッチの
水分率を820ppmに処理し、単層押出ヘッドを使用
する以外は上記実施例lと同様な金型および成形条件に
て単層成形品Cを得た.比穀例 材料《1》からなる樹脂を使用して、マスターバッチの
水分率が3200ppmに処理し、単層押出ヘッドを使
用して押出した後、そのままの状態で冷即固化し筒状の
単層成形晶Dを得た.く評価〉 実施例および比穀例にてえられた成形品の一部を切り取
り、樹脂壁表面における抗菌性ゼオライトの露出状態お
よび樹脂壁全体の発泡状態を評価した. 《以下余白》 成形条件にて多層成形晶Bを得た. 〈評価結果〉 なお、露出状層の評価手段としては,電子項微鋪で表面
の状態を観察し,単層成形晶Dの抗菌性ゼオライトの露
出状層を100として壁表面に露出した粒子の数を10
0%比率で表したものであり、また、発泡状態の評価手
段としては、目視により発泡がほとんど目立たないもの
を○、僅かに発泡が生じているものをΔ、著しい発泡が
生じているものを×とした. 上記の結果、抗菌性ゼオライトを含有する樹脂壁をブロ
ー成形にて引き伸ばし・た成形品A〜Cは、押出した後
、そのままの状態で冷却固化した成形晶Dに比べ,露出
状層の向上がみられた.また、1K菌性ゼオライト含有
樹脂のマスターバッチの水分率を3000ppm以下で
得られた成形品A〜Cは、抗1性ゼオライト含有樹脂の
発泡11象がほとんどみられなかった. [発明の効果]

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 抗菌性ゼオライトを含有する樹脂からなる予備成形体内
    に加圧流体を吹き込むことにより、予備成形体を引き伸
    ばして立体形状に成形したことを特徴とする抗菌性成形
    品の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004095935A1 (de) * 2003-04-25 2004-11-11 Kalle Gmbh Nahrungsmittelhülle mit antimikrobieller ausrüstung
JP2015016583A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 三菱瓦斯化学株式会社 脱酸素性中空容器

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JPS6354013A (ja) * 1986-08-22 1988-03-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子チユ−ナの電源供給装置
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