JPH02237653A - 遠心式衝撃紛砕機 - Google Patents

遠心式衝撃紛砕機

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Publication number
JPH02237653A
JPH02237653A JP1058925A JP5892589A JPH02237653A JP H02237653 A JPH02237653 A JP H02237653A JP 1058925 A JP1058925 A JP 1058925A JP 5892589 A JP5892589 A JP 5892589A JP H02237653 A JPH02237653 A JP H02237653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor chamber
collision
anvil
tip
impact crusher
Prior art date
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Pending
Application number
JP1058925A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Murata
博之 村田
Harunaga Kiuchi
木内 治永
Masahiro Chiji
知地 正紘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
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Publication of JPH02237653A publication Critical patent/JPH02237653A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、岩石.鉱石等の粉砕機に係り、更に詳しくは
、局部摩耗が抑制され、寿命の長い衝突板を具備してな
る遠心式衝撃粉砕機に関する。
〔従来技術〕
遠心式衝撃粉砕a1は、第3図に示すように、本体ケー
シング2の内部に矢印K方同に高速回転するロータチャ
ンバ3を有している。ロータチャンバ3は、投入された
岩石4を遠心力により投出するように、その周壁に放出
口5が開口して形成されている.そして、ロータチャン
バ3の周囲には、衝突板(以下アンビルと呼ぶ)6が、
岩石4が衝突する衝突面部7をゴータチャンバ3からの
接線、即ち岩石4の投出線と直交させるように、所定間
隔で本体ケーシング2側に固設されている.従って、ロ
ータチャンバ3の放出口5から投出された岩石4は、そ
の投出線上に位置するアンビル6の衝突面部7に衝突し
て粉砕される.上記のように、苛酷な状況で使用される
アンビルは、特開昭61−15745号公報.同611
5746号公報,或いは同61−18451号公報に開
示されているように、その材質として比較的耐摩耗性の
良い高含有クロム系の金属材料が採用されている. 又、特開昭63−158138号公報に示されるように
、超硬合金製のチップが、アンビルの衝突面部全面に亘
って鑞付けにより接合されたものもあり、岩石の衝突に
起因するアンビルの摩耗を軽減するための工夫がなされ
ている. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記したような遠心式衝撃粉砕機1にお
いて、アンビル6は、第4図に示すように、岩石4の衝
突により摩耗が経時的に進行し、衝突面部7のロータチ
ャンバ3寄り端部は、岩石4の斜め衝突に起因する摩耗
により、その曲率半径が大きくなって丸味を帯びてゆく
そして、上記ロータチャンバ3寄りの端部が摩耗し、丸
味を帯びて来ると、岩石4が丸味を帯びた前記端部にて
斜め衝突した後に、ロークチャンバ3の回転方向(矢印
K)下流側に位置するアンビル6′の衝突面部7′に衝
突する角度θは小さくなる。即ち、岩石4の衝突面部7
′における衝突部位がロータチャンバから離れる方向(
図面中の右方向)に向けて変位する。
ところで、上記したような岩石4の衝突角度θは、30
度付近にある時に最もアンビル6′の摩耗速度を増進さ
せる結果が得られている。
そのために、アンビル6′は、その衝突面部10′の中
心部よりもロータチャンバ4から離れた部位が著しく局
部摩耗する。それにより、衝突面部7′の平面形状は、
順次2点鎖線aからdに向けて加速的に変形される. そして、最終的には、貫通孔eが形成されるに至り、岩
石4が貫通孔eを通過して本体ケーシング2に直接衝突
し、本体ケーシング2を損傷させることもある。
一方、超硬合金製のチップが衝突面部全面に亘って接合
されたアンビルでは、チップの接合は通常銀鑞付げによ
りなされる.このとき、チップと衝突面部との間にチッ
プの取付台として、炭素鋼、クロムモリブデン鋼等が使
用されるが、両者の熱膨脹率の差異から不可避的な熱応
力が発生する.そして、その程度が大きな場合に岩石破
砕の衝撃力が加わると、チップが破損したりする.又、
脆性材料である超硬合金は、靭性の目安、例えば抗折力
がワイブル分布に従ったバラツキを有していることから
、必然的にある確率で脆弱な部分が出現する.即ち、大
きなチップほど割れが発生しやすい. これらを防止するためには、チップ及び取付台を小さく
したり、熱歪みが軽減される鑞材を選定したり、或いは
割れに鈍惑なチップ材質及びその形状を厳選しなければ
ならない. このようなチップは、一箇所でも破損すると、他の部位
が真新しい場合であっても、そのアンビル自体の交換を
余儀なくされることから、不経済なものであるといった
問題点がある. 従って、本発明が目的とするところは、局部的に摩耗さ
れることなく、寿命の長いアンビルを具備してなる遠心
式衝撃粉砕機を提供することにある. 〔課題を解決するための手段〕 上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、投入された被破砕物を
遠心力によりその放出口から投出するように高速回転す
るロータチャンバと、衝突面部が前記ロータチャンバの
投出線と直交するように、前記ロータチャンバの周囲に
所定間隔で設けられ、前記放出口から投出された被破砕
物を衝突させて破砕する衝突板とを具備してなる遠心式
衝撃粉砕機において、前記衝突板の衝突面部のロータチ
ャンバ寄り端部に超硬質部材を着脱可能に固設した点、
前記超硬質部材が、2以上の正方状の先端子からなり、
且つ各先端子が取付角度を変えることができるように取
り付けられてなる点、及び前記衝突面部のロータチャン
バから遠ざかる部位に硬質部材を着脱可能に固設した点
に係る遠心式衝撃粉砕機である. 〔作用〕 前記遠心式衝撃粉砕機において、ロータチャンバの放出
口から投入された被破砕物は、衝突板の衝突面部のロー
タチャンバ寄り端部に斜め衝突してロータチャンバの回
転方向下流側に位置する衝突板の衝突面部に衝突する。
このとき、被破砕物が斜め衝突した衝突板の端部に、衝
突面部と平行に回転変位可能に隣接する1若しくは2以
上の正方状の先端子からなる超硬質部材が着脱可能に固
設されているため、前記端部の摩耗は急速に進行するこ
とがない.それにより、前記下流側に位置する衝突板は
、被破砕物の衝突角度が摩耗を促進させることの判明し
ている所定の角度まで小さくなることがないので、局部
的な摩耗の進行が妨げられる.その結果、衝突板の寿命
を延ばすことができる. 更に、硬質部材が、衝突面部の超硬質部材以外の部位に
固設されているので、その部位における均一な摩耗をも
抑制することができる.〔実施例〕 以下、添付図面を参照して本発明を具体化した一例につ
き説明し、本発明の理解に供する.ここに、第1図(a
)は本発明の一実施例に係る遠心式衝撃粉砕機に具備さ
れるアンビルの平面図、同図Φ)は同アンビルの正面図
、同図(C)は同アンビルの側面図、第2図(a)は本
発明の別の実施例に係る遠心式衝撃粉砕機に具備される
アンビルの平面図、同図伽)は前記アンビルの正面図、
同図(C)は前記アンビルの側面図である. 尚、下記する実施例は、本発明の具体的一例に過ぎず、
本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない. 又、以下の説明中にて、第3図及び第4図に示した従来
の遠心式衝撃粉砕機と共通の要素には同一の符号を使用
し、その説明を省略する.本実施例において、遠心式衝
撃粉砕機lに具備されるアンビル61は、第1図(a)
乃至同図(C)に示?ように、正面正方状の板体である
アンビル母材10に、そのロータチャンバ3寄り端部を
切り欠くように段部l3が形成されている. 超硬合金製で角ブロック状のチンブ8が熱溶融によって
接合された4個の取付台9は、前記段部13に垂直方向
に隣接して配位され、アンビル母材10にボルトにて着
脱可能に固設される。前記取付台9は、前記段部13と
の接合面に十字溝が形成されるとともに、段部13には
、前記十字溝と係脱可能に嵌合するように、十字状突部
が正面手前側に突出して形成されている。
このようなアンビル61は、岩石4の衝突を受ける衝突
面部7■がロータチャンバ3からの岩石4の投出線と直
交するように、ロータチャンバ3の周囲で所定間隔にて
本体ケーシング2に取付部材12を介して固設されてい
る. 従って、上記したように構成される遠心式衝撃粉砕機1
において、ロータチャンバ3から投出された岩石4が、
アンビル6■のロータチャンバ3寄り端部に配設された
チップ8に衝突しても、該チップ8の摩耗の進行状況は
、超硬合金製であるが故にその水平断面が2点鎖線a′
からC′へと示されるように、比較的遅い.そのために
、前記端部は従来と比べてさほど丸味を帯びることはな
い。それにより、チップ8の先端にて斜め衝突した岩石
4の衝突角度θが大きいままに維持される,言い換れば
、アンビル61の摩耗速度が加速的に増進される角度(
30度)までには至らない。その結果、アンビル母材1
0は、その衝突面部7&が全面に亘って比較的緩慢且つ
均一に摩耗されるので、局部摩耗を生ずることなくその
寿命が延びるゆ又、チップ8の先端が2点鎖線C′で示
す水平断面形状となる程度まで摩耗されたとしても、取
付台9は、前記段部13からチップ8諸共に取り外され
た後に、取付ボルトの軸芯を中心として垂直方向に90
度若しくは180度回転変位され、前記十字溝と十字状
突部とが嵌合するように再度固設され得る.それにより
、チップ8のロータチャンバ3寄り端部には、チップ8
のほとんど摩耗されていない辺部が配位されるので、前
記端部に?ファウルチップした岩石4によるアンビル6
1の摩耗は更に軽減される.上記したチップ8の材質と
して、K20 (JIS  B  4104)が選択さ
れた結果、アンビル6■の従来アンビル6に対する比(
寿命比/コスト比)を1以上にすることができた. 続いて、本発明の別の実施例に係る遠心式衝撃粉砕機l
に具備されるアンビル6l,は、第2図(a)乃至同図
(C)に示すように、先の実施例のアンビル6.と異な
って、チップ8以外の衝突面部フしに硬質部材として6
00kg/W’以上のビッカース硬度を有する27クロ
ム鋳鉄からなる衝突部材11が垂直方向に摺動且つ着脱
可能にアンビル母材10I,にホゾ嵌めされて固着され
ている.それにより、先の実施例と比べて、更にアンビ
ル6トの耐摩耗性が向上するのは言うまでもない.又、
衝突面部7bの摩耗進行度合は必ずしも一様ではなく、
特に衝突面部7トの水平方向に関しては度合の差が現れ
る.このような場合には、前記衝突部材l1を転倒させ
るように変位させた後に再び固設させると、アンビル6
I,はより寿命の長いものとなる. 〔発明の効果〕 本発明は、上記したように、投入された被破砕物を遠心
力によりその放出口から投出するように高速回転するロ
ータチャンバと、衝突面部が前記ロータチャンバの投出
線と直交するように、前記ロータチャンバの周囲に所定
間隔で設けられ、前記放出口から投出された被破砕物を
衝突させて破砕する衝突板とを具備してなる遠心式衝撃
粉砕機において、前記衝突板の衝突面部のロータチャン
バ寄り端部に超硬質部材を着脱可能に固設したことを特
徴とする遠心式衝撃粉砕機,及び前記超硬質部材が、2
以上の正方状の先端子からなり、且つ各先端子が取付角
度を変えることができるように取り付けられてなること
を特徴とする遠心式衝撃粉砕機,並びに前記衝突面部の
ロータチャンバから遠ざかる部位に硬質部材を着脱可能
に固設したことを特徴とする遠心式衝撃粉砕機であるか
ら、衝突板は局部的に摩耗されることがない.そのた?
に、衝突板の寿命を延ばすことができる.その結果、装
置全体の摩耗バランスが改善され、部品交換頻度を減少
させることができる.
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例に係る遠心式衝撃粉砕
機に具備されるアンビルの平面図、同図(b)は同アン
ビルの正面図、同図(C)は同アンビルの側面図、第2
図(a)は本発明の別の実施例に係る遠心式衝撃粉砕機
に具備されるアンビルの平面図、同図(b)は前記アン
ビルの正面図、同図(C)は前記アンビルの側面図、第
3図は本発明の背景の一例である従来の遠心式衝撃粉砕
機の斜視図、第4図は前記遠心式衝撃粉砕機に具備され
るアンビルの摩耗状況を示す状態説明図である. 〔符号の説明〕 1・・・遠心式衝撃粉砕機 3・・・ロータチャンバ 4・・・岩石(被破砕物) 5・・・放出口 6,6■.6し・・・アンビル(衝突板)?.7■,7
ト・・・衝突面部 8・・・チップ(超硬部材且つ先端子)l1・・・衝突
部材(硬質部材).

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)投入された被破砕物を遠心力によりその放出口か
    ら投出するように高速回転するロータチャンバと、衝突
    面部が前記ロータチャンバの投出線と直交するように、
    前記ロータチャンバの周囲に所定間隔で設けられ、前記
    放出口から投出された被破砕物を衝突させて破砕する衝
    突板とを具備してなる遠心式衝撃粉砕機において、 前記衝突板の衝突面部のロータチャンバ寄 り端部に超硬質部材を着脱可能に固設したことを特徴と
    する遠心式衝撃粉砕機。
  2. (2)前記超硬質部材が、2以上の正方状の先端子から
    なり、且つ各先端子が取付角度を変えることができるよ
    うに取り付けられてなることを特徴とする請求項(1)
    記載の遠心式衝撃粉砕機。
  3. (3)前記衝突面部のロータチャンバから遠ざかる部位
    に硬質部材を着脱可能に固設したことを特徴とする請求
    項(1)記載の遠心式衝撃粉砕機。
JP1058925A 1989-03-10 1989-03-10 遠心式衝撃紛砕機 Pending JPH02237653A (ja)

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JP1058925A JPH02237653A (ja) 1989-03-10 1989-03-10 遠心式衝撃紛砕機

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JP1058925A JPH02237653A (ja) 1989-03-10 1989-03-10 遠心式衝撃紛砕機

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JP1058925A Pending JPH02237653A (ja) 1989-03-10 1989-03-10 遠心式衝撃紛砕機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0835690A1 (en) 1996-10-11 1998-04-15 Van der Zanden, Johannes Petrus Andreas Josephus Method and device for synchronously impact milling of material

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61179389U (ja) * 1985-04-27 1986-11-08
JPS62150592U (ja) * 1986-03-14 1987-09-24

Patent Citations (2)

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