JPH02237652A - 遠心式衝撃粉砕機 - Google Patents
遠心式衝撃粉砕機Info
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- JPH02237652A JPH02237652A JP5892489A JP5892489A JPH02237652A JP H02237652 A JPH02237652 A JP H02237652A JP 5892489 A JP5892489 A JP 5892489A JP 5892489 A JP5892489 A JP 5892489A JP H02237652 A JPH02237652 A JP H02237652A
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- Japan
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- rotor chamber
- anvil
- collision
- rock
- impact crusher
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Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、岩石,1石等の粉砕機に係り、特に衝突板の
摩耗が均一で仮寿命の長い遠心式衝撃粉砕機に関する. 〔従来技術〕 上記したような遠心式衝撃粉砕機lは、第5図に示すよ
うに、本体ケーシング2の内部に垂直軸3上に装架され
高速回転するロータチャンバ4を有している.前記ロー
タチャンバ4は、底面の中心に中央分配器5が設けられ
、本体ケーシング2のホッパ6から投入された岩石7を
ロータチャンバ4全体に偏りなく分散させる. そして、ロータチャンバ4の周囲には、その衝突面部1
0をロータチャンバ4の接線、即ち岩石7の投出線と直
交させるように、衝突板(以下アンビルと呼ぶ)8が、
所定の間隔で本体ケーシング2に配設されている. 従って、ロータチャンバ4に投入された岩石7は、高速
回転により生ずる遠心力によって、ロータチャンバ4に
設けられた放出口9から接線方向に投出され、その投出
線上に位置するアンビル8の衝突面部10に衝突して粉
砕される.このような過酷な使用条件下で用いられるア
ンビル8は、特開昭61−15745号,同61−15
746号,或いは同61−18451号の各公報に開示
されているように、その材質として耐摩耗性の優れた高
含有クロム系の金属材料が採用されている. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記したような遠心式衝撃粉砕機1にお
いて、アンビル8は、第6図に示すように、岩石7の衝
突により摩耗が進行し、アンビル8の衝突面部10のロ
ータチャンバ4寄り端部が丸味を帯びる.それに伴って
、従来のアンビル8であれば、岩石7は、衝突面部10
の前記端部にて斜目衝突して前記ロータチャンバ4の回
転方向(矢印K)下流側に位置するアンビル8′の衝突
面部10’に衝突する角度θが小さくなってゆくととも
に、衝突部位がロータチャンバ4から離れる方向に向け
て変位する.上記した衝突角度θが小さくなり、30度
付近にある時に最もアンビル8′の摩耗速度が顕著にな
ることが判明していることから、衝突面部10’の中心
部よりもロータチャンバ4からみて外側部位の著しい局
部摩耗を招く.それによって、衝突面部10′の平面形
状は、2点鎖線aからdへと加速的に変形される.更に
、場合によっては、貫通孔eが形成されるに至り、本体
ケーシング2が破損することもある.従って、部品寿命
が延長され且つ部品交換が同時期になされることの望ま
しい遠心式衝撃粉砕機にあって、上記したような局部摩
耗を生じるアンビル8′は、たとえ水平軸まわりに90
度或いは180度回転変位させて再使用したとしても、
その寿命が延びるものではない。
摩耗が均一で仮寿命の長い遠心式衝撃粉砕機に関する. 〔従来技術〕 上記したような遠心式衝撃粉砕機lは、第5図に示すよ
うに、本体ケーシング2の内部に垂直軸3上に装架され
高速回転するロータチャンバ4を有している.前記ロー
タチャンバ4は、底面の中心に中央分配器5が設けられ
、本体ケーシング2のホッパ6から投入された岩石7を
ロータチャンバ4全体に偏りなく分散させる. そして、ロータチャンバ4の周囲には、その衝突面部1
0をロータチャンバ4の接線、即ち岩石7の投出線と直
交させるように、衝突板(以下アンビルと呼ぶ)8が、
所定の間隔で本体ケーシング2に配設されている. 従って、ロータチャンバ4に投入された岩石7は、高速
回転により生ずる遠心力によって、ロータチャンバ4に
設けられた放出口9から接線方向に投出され、その投出
線上に位置するアンビル8の衝突面部10に衝突して粉
砕される.このような過酷な使用条件下で用いられるア
ンビル8は、特開昭61−15745号,同61−15
746号,或いは同61−18451号の各公報に開示
されているように、その材質として耐摩耗性の優れた高
含有クロム系の金属材料が採用されている. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上記したような遠心式衝撃粉砕機1にお
いて、アンビル8は、第6図に示すように、岩石7の衝
突により摩耗が進行し、アンビル8の衝突面部10のロ
ータチャンバ4寄り端部が丸味を帯びる.それに伴って
、従来のアンビル8であれば、岩石7は、衝突面部10
の前記端部にて斜目衝突して前記ロータチャンバ4の回
転方向(矢印K)下流側に位置するアンビル8′の衝突
面部10’に衝突する角度θが小さくなってゆくととも
に、衝突部位がロータチャンバ4から離れる方向に向け
て変位する.上記した衝突角度θが小さくなり、30度
付近にある時に最もアンビル8′の摩耗速度が顕著にな
ることが判明していることから、衝突面部10’の中心
部よりもロータチャンバ4からみて外側部位の著しい局
部摩耗を招く.それによって、衝突面部10′の平面形
状は、2点鎖線aからdへと加速的に変形される.更に
、場合によっては、貫通孔eが形成されるに至り、本体
ケーシング2が破損することもある.従って、部品寿命
が延長され且つ部品交換が同時期になされることの望ま
しい遠心式衝撃粉砕機にあって、上記したような局部摩
耗を生じるアンビル8′は、たとえ水平軸まわりに90
度或いは180度回転変位させて再使用したとしても、
その寿命が延びるものではない。
従って、本発明が目的とするところは、局部摩耗が回避
され、寿命の長いアンビルを具備してなる遠心式衝撃粉
砕機を提供することである。
され、寿命の長いアンビルを具備してなる遠心式衝撃粉
砕機を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、投入された被破砕物を
遠心力によりその放出口から投出するように高速回転す
るロータチャンバと、衝突面部が前記ロータチャンバの
投出線と直交するように、前記ロータチャンバの周囲に
所定間隔で設けられ、前記放出口から投出された被破砕
物を衝突させて破砕する衝突板とを具備してなる遠心衝
撃破砕機において、前記衝突板の衝突面部のロータチャ
ンバ寄り端部にロータチャンバに向けて突出して突出部
が形成された点、及び前記衝突面部のロータチャンバ寄
り端部が水平断面鋭角に形成された点に係る遠心式衝撃
粉砕機である.〔作用〕 本発明に係る遠心式衝撃粉砕機において、ロータチャン
バの放出口から投出された被破砕物は、衝突板の衝突面
部のロータチャンバ寄り端部に衝突すると、斜目衝突し
てロータチャンバの回転方向下流側に位置する衝突板の
衝突面部に衝突する.このとき、衝突面部のロータチャ
ンバ寄り端部に、突出部がロータチャンバに向けて突出
して形成されているか、又は前記ロータチャンバ寄り端
部が水平断面鋭角に形成されているため、衝突板の摩耗
が進行しても、斜目衝突した岩石が衝突板へ局部的に集
中して衝突したりすることがなく、或いはその衝突角度
がほとんど変化することはない.それにより、衝突板の
局部摩耗を防止することができ、衝突板の寿命が延びる
. 〔実施例〕 以下、添付図面を参照して、本発明を具体化した一例に
つき説明する.尚、以下の実施例は、本発明の具体的一
例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定する性格のもの
ではない。
段は、その要旨とするところが、投入された被破砕物を
遠心力によりその放出口から投出するように高速回転す
るロータチャンバと、衝突面部が前記ロータチャンバの
投出線と直交するように、前記ロータチャンバの周囲に
所定間隔で設けられ、前記放出口から投出された被破砕
物を衝突させて破砕する衝突板とを具備してなる遠心衝
撃破砕機において、前記衝突板の衝突面部のロータチャ
ンバ寄り端部にロータチャンバに向けて突出して突出部
が形成された点、及び前記衝突面部のロータチャンバ寄
り端部が水平断面鋭角に形成された点に係る遠心式衝撃
粉砕機である.〔作用〕 本発明に係る遠心式衝撃粉砕機において、ロータチャン
バの放出口から投出された被破砕物は、衝突板の衝突面
部のロータチャンバ寄り端部に衝突すると、斜目衝突し
てロータチャンバの回転方向下流側に位置する衝突板の
衝突面部に衝突する.このとき、衝突面部のロータチャ
ンバ寄り端部に、突出部がロータチャンバに向けて突出
して形成されているか、又は前記ロータチャンバ寄り端
部が水平断面鋭角に形成されているため、衝突板の摩耗
が進行しても、斜目衝突した岩石が衝突板へ局部的に集
中して衝突したりすることがなく、或いはその衝突角度
がほとんど変化することはない.それにより、衝突板の
局部摩耗を防止することができ、衝突板の寿命が延びる
. 〔実施例〕 以下、添付図面を参照して、本発明を具体化した一例に
つき説明する.尚、以下の実施例は、本発明の具体的一
例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定する性格のもの
ではない。
ここに、第1図(a)は本発明の一実施例に係る遠心式
衝撃粉砕機に具備されるアンビルの正面図、同図[有]
)は同アンビルの平面図、第2図は岩石の衝突による同
アンビルの摩耗進行状況を示す状態説明図、第3図(a
)は本発明の別の実施例に係る遠心式衝撃粉砕機に具備
されるアンビルの正面図、同図(b)は同アンビルの平
面図、第4図(a)は本発明の更に別の実施例に係る遠
心式衝撃粉砕機に具備さ?るアンビルの正面図、同図(
b)は同アンビルの平面図である. この実施例において、遠心式衝撃粉砕機が従来の遠心式
衝撃粉砕機lと異なる点は、第1図(a)及び同図[有
])に示すように、アンビル8.の衝突面部101のロ
ータチャンバ4寄り端部に、突出部121がロータチャ
ンバ4に向けて突出して形成されるとともに、前記突出
部121のロータチャンバ4寄り端部が水平断面鋭角に
形成されたことである.尚、前記アンビル8.が、その
衝突面部l01をロータチャンバ4の投出点を指向する
方向(矢印し)に直交するように配位され、取付部材1
3を介して本体ケーシング2に固設されているのは言う
までもない. 従って、岩石7が、矢印K方向に高速回転するロータチ
ャンバ4の放出口9から投出されると、第2図に示すよ
うに、との投出線上に位置するアンビル84の衝突面部
104又は突出部121に衝突する.そして、突出部1
2■0ロータチャンバ4寄り端部に衝突した岩石7は、
斜目衝突して?印Mの方向に屈行する.このとき、突出
部12aが形成されていない従来のアンビル8と比較す
ると、アンビル81における岩石7の斜目衝突部位から
アンビルB′における衝突部位までの距離を稼ぐことが
できる.即ち、岩石7の衝突部位は、新品当初からアン
ビル8′1の図面上左側に位置される.そして、アンビ
ル8′.の摩耗が進行し、更に衝突面部lO′1の水平
断面形状が2点鎖線a乃至dとなるに至っても、突出部
121のロータチャンバ4寄り端部から取付部位14ま
での距離が長い.換言すれば、アンビル8′1において
摩耗の進行に伴って図面上左側から右側へ向けて移行す
る、斜目衝突した岩石7の衝突部位の範囲は広くなる.
それにより、アンビル8′.の突出部+2’.、或いは
衝突面部10’iの広範囲に亘って、2点鎖線a′乃至
d′に示すように摩耗が均一化される. 又、突出部12■のロータチャンバ4寄り端部が水平断
面鋭角に形成されているため、岩石7の斜目衝突により
、前記端部の摩耗が進んでも、岩?7の斜目衝突部位は
、岩石7の屈行方向(矢印M)とは逆の図面上右下方向
に向けて退避するように変位することから、その曲率半
径が大きくなることはない.そのために、アンビル8.
にて斜目衝突した岩石7のアンビル8′■への衝突角度
θは、アンビル81の摩耗が進行してもあまり変化せず
、小さくならない.それによりアンビル8′に局部摩耗
が発生することはない. その結果、上記したアンビルL+8’!は、その寿命を
延ばすことができ、装置全体としての寿命バランスを改
善することが可能になった.因みに、上記アンビル8m
.8’iの寿命は従来のアンビル8.8′のものと比較
して2倍強の長さになったという結果が得られている, 次に、本発明の別の実施例に係る遠心式衝撃粉砕機に具
備されるアンビル8&,は、第3図(a)及び同図ら)
に示すように、アンビル8bの衝突面部10トのロータ
チャンバ4寄り端部に突出部12I,がロータチャンバ
4に向けて、更に詳しくは、ロータチャンバ4の投出点
を指向する方向(矢印L)に向けて突出して形成されて
いる.従って、前記端部にて斜目衝突した岩石7は、後
続アンビル8t,における広範囲に亘って衝突するので
、アンビル8+,の摩耗が均一化される. 又、本発明の更に別の実施例に係る遠心式衝撃粉砕機に
具備されるアンビル8cを第4図(a)および同図(ロ
)に示す.このようなアンビル8cは、その衝突面部1
0cの水平方向両端部が水平断面鋭角に形成されている
.前記アンビル8cが図面中の左側端部にて斜目衝突さ
せた岩石7によって、後続のアンビル8cが局部摩耗し
ないことは第1の実施例中に開示した通りである.更に
、このようなアンビル8cは、その摩耗がある程度進行
した段階で取付部材13の軸芯を中心として180度回
転させれば、元来、図面中右側に位置していた端部が新
鮮な状態で使用され得る.それにより、アンビル8cの
寿命を尚一層長《させることができる. 〔発明の効果〕 本発明は、上記したように、投入された被破砕物を遠心
力によりその放出口から投出するように高速回転するロ
ータチャンバと、衝突面部が前記ロータチャンバの投出
線と直交するように、前記ロータチャンバの周囲に所定
間隔で設けられ、前記放出口から投出された被破砕物を
衝突させて破砕する衝突板とを具備してなる遠心衝撃破
砕機において、前記衝突板の衝突面部のロータチャンバ
寄り端部にロータチャンバに向けて突出して突出部が形
成されたことを特徴とする遠心式衝撃粉砕機及び前記衝
突面部のロータチャンバ寄り端部が水平断面鋭角に形成
されたことを特徴とする遠心式衝撃破砕機であるから、
衝突板を局部摩耗させることなく均一に摩耗させること
ができる.それにより、衝突板自体の寿命が延びるとと
もに、装置全体の寿命バランスが改善される.その結果
、部品の取替頻度を減少させることが可能となり、経費
の節減を図ることができる.
衝撃粉砕機に具備されるアンビルの正面図、同図[有]
)は同アンビルの平面図、第2図は岩石の衝突による同
アンビルの摩耗進行状況を示す状態説明図、第3図(a
)は本発明の別の実施例に係る遠心式衝撃粉砕機に具備
されるアンビルの正面図、同図(b)は同アンビルの平
面図、第4図(a)は本発明の更に別の実施例に係る遠
心式衝撃粉砕機に具備さ?るアンビルの正面図、同図(
b)は同アンビルの平面図である. この実施例において、遠心式衝撃粉砕機が従来の遠心式
衝撃粉砕機lと異なる点は、第1図(a)及び同図[有
])に示すように、アンビル8.の衝突面部101のロ
ータチャンバ4寄り端部に、突出部121がロータチャ
ンバ4に向けて突出して形成されるとともに、前記突出
部121のロータチャンバ4寄り端部が水平断面鋭角に
形成されたことである.尚、前記アンビル8.が、その
衝突面部l01をロータチャンバ4の投出点を指向する
方向(矢印し)に直交するように配位され、取付部材1
3を介して本体ケーシング2に固設されているのは言う
までもない. 従って、岩石7が、矢印K方向に高速回転するロータチ
ャンバ4の放出口9から投出されると、第2図に示すよ
うに、との投出線上に位置するアンビル84の衝突面部
104又は突出部121に衝突する.そして、突出部1
2■0ロータチャンバ4寄り端部に衝突した岩石7は、
斜目衝突して?印Mの方向に屈行する.このとき、突出
部12aが形成されていない従来のアンビル8と比較す
ると、アンビル81における岩石7の斜目衝突部位から
アンビルB′における衝突部位までの距離を稼ぐことが
できる.即ち、岩石7の衝突部位は、新品当初からアン
ビル8′1の図面上左側に位置される.そして、アンビ
ル8′.の摩耗が進行し、更に衝突面部lO′1の水平
断面形状が2点鎖線a乃至dとなるに至っても、突出部
121のロータチャンバ4寄り端部から取付部位14ま
での距離が長い.換言すれば、アンビル8′1において
摩耗の進行に伴って図面上左側から右側へ向けて移行す
る、斜目衝突した岩石7の衝突部位の範囲は広くなる.
それにより、アンビル8′.の突出部+2’.、或いは
衝突面部10’iの広範囲に亘って、2点鎖線a′乃至
d′に示すように摩耗が均一化される. 又、突出部12■のロータチャンバ4寄り端部が水平断
面鋭角に形成されているため、岩石7の斜目衝突により
、前記端部の摩耗が進んでも、岩?7の斜目衝突部位は
、岩石7の屈行方向(矢印M)とは逆の図面上右下方向
に向けて退避するように変位することから、その曲率半
径が大きくなることはない.そのために、アンビル8.
にて斜目衝突した岩石7のアンビル8′■への衝突角度
θは、アンビル81の摩耗が進行してもあまり変化せず
、小さくならない.それによりアンビル8′に局部摩耗
が発生することはない. その結果、上記したアンビルL+8’!は、その寿命を
延ばすことができ、装置全体としての寿命バランスを改
善することが可能になった.因みに、上記アンビル8m
.8’iの寿命は従来のアンビル8.8′のものと比較
して2倍強の長さになったという結果が得られている, 次に、本発明の別の実施例に係る遠心式衝撃粉砕機に具
備されるアンビル8&,は、第3図(a)及び同図ら)
に示すように、アンビル8bの衝突面部10トのロータ
チャンバ4寄り端部に突出部12I,がロータチャンバ
4に向けて、更に詳しくは、ロータチャンバ4の投出点
を指向する方向(矢印L)に向けて突出して形成されて
いる.従って、前記端部にて斜目衝突した岩石7は、後
続アンビル8t,における広範囲に亘って衝突するので
、アンビル8+,の摩耗が均一化される. 又、本発明の更に別の実施例に係る遠心式衝撃粉砕機に
具備されるアンビル8cを第4図(a)および同図(ロ
)に示す.このようなアンビル8cは、その衝突面部1
0cの水平方向両端部が水平断面鋭角に形成されている
.前記アンビル8cが図面中の左側端部にて斜目衝突さ
せた岩石7によって、後続のアンビル8cが局部摩耗し
ないことは第1の実施例中に開示した通りである.更に
、このようなアンビル8cは、その摩耗がある程度進行
した段階で取付部材13の軸芯を中心として180度回
転させれば、元来、図面中右側に位置していた端部が新
鮮な状態で使用され得る.それにより、アンビル8cの
寿命を尚一層長《させることができる. 〔発明の効果〕 本発明は、上記したように、投入された被破砕物を遠心
力によりその放出口から投出するように高速回転するロ
ータチャンバと、衝突面部が前記ロータチャンバの投出
線と直交するように、前記ロータチャンバの周囲に所定
間隔で設けられ、前記放出口から投出された被破砕物を
衝突させて破砕する衝突板とを具備してなる遠心衝撃破
砕機において、前記衝突板の衝突面部のロータチャンバ
寄り端部にロータチャンバに向けて突出して突出部が形
成されたことを特徴とする遠心式衝撃粉砕機及び前記衝
突面部のロータチャンバ寄り端部が水平断面鋭角に形成
されたことを特徴とする遠心式衝撃破砕機であるから、
衝突板を局部摩耗させることなく均一に摩耗させること
ができる.それにより、衝突板自体の寿命が延びるとと
もに、装置全体の寿命バランスが改善される.その結果
、部品の取替頻度を減少させることが可能となり、経費
の節減を図ることができる.
第1図(a)は本発明の一実施例に係る遠心式衝撃粉砕
機に具備されるアンビルの正面図、同図(b)は同アン
ビルの平面図、第2図は岩石の衝突による同アンビルの
摩耗進行状況を示す状態説明図、第3図(a)は本発明
の別の実施例に係る遠心式衝撃粉砕機に具備されるアン
ビルの正面図、同図ら)は同アンビルの平面図、第4図
(a)は本発明の更に別の実施例に係る遠心式衝撃粉砕
機に具備されるアンビルの正面図、同図(b)は同アン
ビルの平面図、第5図は本発明の背景の一例となる従来
の遠心式衝撃粉砕機の部分断面を含む斜視図、第6図は
前記遠心式衝撃粉砕機に具備されるアンビルが岩石の衝
突によって摩耗する状況を示す状態説明図である。 〔符号の説明〕 1・・・遠心式衝撃粉砕機 4・・・ロータチャンバ 7・・・岩石(被破砕物) 8.8’ ,8M+ s/ a.8I,, 8c・
・・アンビル(衝突1) 9・・・放出口 10, 101. 10’ *. 101,.
IOC・・・衝突面部 1 2a . 1 2’ a , 1 2&・・・
突出部.第5図
機に具備されるアンビルの正面図、同図(b)は同アン
ビルの平面図、第2図は岩石の衝突による同アンビルの
摩耗進行状況を示す状態説明図、第3図(a)は本発明
の別の実施例に係る遠心式衝撃粉砕機に具備されるアン
ビルの正面図、同図ら)は同アンビルの平面図、第4図
(a)は本発明の更に別の実施例に係る遠心式衝撃粉砕
機に具備されるアンビルの正面図、同図(b)は同アン
ビルの平面図、第5図は本発明の背景の一例となる従来
の遠心式衝撃粉砕機の部分断面を含む斜視図、第6図は
前記遠心式衝撃粉砕機に具備されるアンビルが岩石の衝
突によって摩耗する状況を示す状態説明図である。 〔符号の説明〕 1・・・遠心式衝撃粉砕機 4・・・ロータチャンバ 7・・・岩石(被破砕物) 8.8’ ,8M+ s/ a.8I,, 8c・
・・アンビル(衝突1) 9・・・放出口 10, 101. 10’ *. 101,.
IOC・・・衝突面部 1 2a . 1 2’ a , 1 2&・・・
突出部.第5図
Claims (2)
- (1)投入された被破砕物を遠心力によりその放出口か
ら投出するように高速回転するロータチャンバと、衝突
面部が前記ロータチャンバの投出線と直交するように、
前記ロータチャンバの周囲に所定間隔で設けられ、前記
放出口から投出された被破砕物を衝突させて破砕する衝
突板とを具備してなる遠心衝撃破砕機において、 前記衝突板の衝突面部のロータチャンバ寄 り端部にロータチャンバに向けて突出して突出部が形成
されたことを特徴とする遠心式衝撃粉砕機。 - (2)前記衝突面部のロータチャンバ寄り端部が水平断
面鋭角に形成されたことを特徴とする請求項(1)記載
の遠心式衝撃破砕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5892489A JPH02237652A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 遠心式衝撃粉砕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5892489A JPH02237652A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 遠心式衝撃粉砕機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02237652A true JPH02237652A (ja) | 1990-09-20 |
Family
ID=13098375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5892489A Pending JPH02237652A (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 遠心式衝撃粉砕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02237652A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002159872A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-04 | Nakayama Iron Works Ltd | 竪型衝撃式破砕機のロータ |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP5892489A patent/JPH02237652A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002159872A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-04 | Nakayama Iron Works Ltd | 竪型衝撃式破砕機のロータ |
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