JPH0223728A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JPH0223728A
JPH0223728A JP63172627A JP17262788A JPH0223728A JP H0223728 A JPH0223728 A JP H0223728A JP 63172627 A JP63172627 A JP 63172627A JP 17262788 A JP17262788 A JP 17262788A JP H0223728 A JPH0223728 A JP H0223728A
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JP
Japan
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clock
transmission
signal
information signal
station
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JP63172627A
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Seiichi Miyazaki
誠一 宮崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は一般にデータ伝送装置に関し、特に、情報信号
の伝送と同時に、送信局と受信局との動作電源の給電を
、伝送路を介して行い、アナログ情報信号およびディジ
タル情報信号を送受信するデータ伝送装置に関する。
(従来の技術) 伝送路を動作電源の給電に利用する方法は、配線費の節
約効果が大きいので、従来から多くの方法が提案されて
いる。たとえば本発明者が先に行った出願(特公昭59
−3403、および特願昭62131882)はその代
表例である。これらは単に、伝送路を情報信号の伝送と
、電源の供給とに共用しているだけでなく、人出力点が
1点づつ、ばらばらに散在している場合に経済性が高く
、このような場合に特に適しているという特徴がある。
しかし、これらを含めて一般に共用伝送路方式の伝送に
おいては、伝送されているのはディジタル情報信号であ
り、アナログ情報信号が伝送に直接利用されている例は
ほとんどない。
アナログ情報信号は、アナログ/ディジタル変換を施す
ことによって、ディジタル信号に変換することができる
。したがって、アナログ情報信号をディジタル信号に変
換した後に、そのディジタル信号を伝送することによっ
て、結果的に、アナログ情報を伝送することが可能であ
る。アナログ情報信号は、アナログ信号のまま伝送する
と、各種の誤差を発生し、精度が低下する場合がある。
ディジタル信号は、一般にはアナログ信号に比較すると
、誤差の発生が少ない。この意味では、アナログ情報信
号を、ディジタル信号に変換してから、ディジタル信号
を伝送する方式は優れた方式である。とくに、微小レベ
ル信号や、高精度を必要とする場合は、この方式は、実
用性が高く、多く使用されている方式である。しかし、
アナログ/ディジタル変換器を必要とし、コストアップ
となる。
伝送情報が、1箇所にまとまフている場合は、多数の人
力点を共通の1台のアナログ/ディジタル変換器で変換
することができる。したがって、信号1点当たりのコス
トは小さくすることができる。
ディジタル情報信号の伝送においても、伝送装置は一般
に高価であるから、通常は、複数の点を1箇所にまとめ
て、これを1台の伝送装置で伝送することによって、伝
送1点当たりの単価を引き下げている場合が多い。本発
明者が先に行った前記の発明は、伝送装置を安価に製造
でき、したがって、1点づつ、ばらばらに散在する場合
にディジタル情報信号を、1点づつ個別の伝送装置で伝
送する場合においても、経済性の高いシステムを構成す
ることができる。
しかしアナログ情報信号の場合には、アナログ/ディジ
タル変換を行って、ディジタル信号を伝送する方式にお
いては、アナログ/ディジタル変換器を必要とするから
、1点づつ、ばらばらに散在する点を、個々の伝送装置
で個別に伝送することは、ディジタル情報信号を伝送す
る場合に比べて、更に著しく高価となる。
したがって、アナログ情報信号の伝送においては、従来
は、1点づつ、ばらばらに散在する点についても、個別
配線によって、1箇所にまとまった点数を集め、複数の
点を伝送する伝送装置を使用してきた。これによって、
伝送装置は安くなるが、伝送装置までの個別配線が長く
なり配線費は増大する。
(発明が解決しようとする課題) アナログ情報信号の伝送においても、1点だけを伝送す
る伝送装置が十分に安価となるならば、ディジタル情報
信号の伝送と同様に、1点づつばらばらに散在する点を
、個別の伝送装置によって伝送することがてき、配線費
の節約や、保守の容易化など大きな利益を上げることが
できる。
この場合2つのアプローチがある。1つは、安いアナロ
グ/ディジタル変換器を用いて、伝送装置のコストを下
げる方式である。今1つは、アナログ/ディジタル変換
することなく、アナログ情報信号のまま伝送する方式で
ある。後者の場合は、受信側で、アナログ情報信号を、
アナログ情報信号のままで利用するシステムの場合、著
しい経済性を発揮する。しかし、受信側で、アナログ情
報信号をティジタル信号に変換してから利用する場合に
おいても、受信側が複数の点を人力するならば、アナロ
グ/ディジタル変換器を送信側で、各点ごとに設置する
代わりに、受信側に1台設置すればよく、経済性を大幅
に増大させることが可能である。
本発明は以上のごとき観点に基づいてなされたもので、
アナログ情報信号をアナログ/ディジタル変換すること
なく、アナログ情報信号を直接共用伝送路に送出する、
データ伝送装置を目的とする。しかも本発明者の先の発
明(特公昭59−34031および特願昭62−131
882>の大きな特徴、すなわち、任意量伝送が可能で
あること、同時に3筒所以上の間に伝送が可能であるこ
となどの特徴が、基本的には可能であることを目的とす
る。
また、単にアナログ情報信号だけでなく、アナログ情報
信号とディジタル情報信号とを、同一の共用伝送路で伝
送することを可能とし、さらに高い経済性を得ることを
目的としている。この場合、本発明自体でもアナログ情
報信号とディジタル情報信号とを、同一装置で伝送する
ことが可能である。しかし、それだけでなく、前記本発
明者の先の発明と組み合わせて使用することも可能とし
、使用目的に即した柔軟性の高いシステムを構築できる
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本発明の特徴は、信号伝送路
を給電に兼用するデータ伝送装置において、電源をオン
オフしてクロック兼電源を供給する制御装置と、少なく
とも1つの送信局と、少なくとも1つの受信局と、これ
らを接続する2本の共用伝送路とを有し、前記送信局お
よび前記受信局は、前記制御装置からの電源を兼ねるク
ロックから自局の直流電源を得ると共に、クロックに同
期して動作し、送イ8を行う送信局は、クロックがオフ
の期間内に、前記共用伝送路を、アナログまたはディジ
タル情報信号を送信する送信情報回路に、切り換えて接
続し、前記送信情報回路から前記情報信号を共用伝送路
に送出し、受信を行う受信局は、クロックがオフの期間
内に、前記共用伝送路を、アナログまたはディジタル情
報信号を受信する受信情報回路に、切り換えて接続し、
前記情報信号を共用伝送路から前記受信情報回路に取り
込む伝送装置にある。
(発明の原理) 本発明は、基本的には本発明者の先の発明(特公昭59
−34031および特願昭62−131882)と同じ
考え方に立つ。まず、前記本発明者の先の発明について
、簡単に説明する。第1図に示すように、制御装置5、
送信局6、受信局7および2本の共用伝送路14,18
で構成される。第1図においては、送信局および受信局
は各1台しか示していないが、一般にはこれらは複数台
接続される場合が多い 制御装置5からは、同期、およびアドレス制御のために
、第2図に示すようなりロックを送出する。このクロッ
クは送信局6および受信局7に対する電源供給を兼ねて
いる。送信局6および受信局7は前記クロックから自局
が必要とする電源を得る。この電源は伝送の目的だけで
なく、必要によっては他目的にも使用可能である。
また、クロックは、同期およびアドレス制御に用いられ
る。すなわち、各送信局および受信局は、それぞれ自局
のアドレスを持つ。また、各送信局及び受信局は、第2
図に示した、フレームクロックを検出し、フレームクロ
ック以降のピットクロックをカウントする。このカウン
ト数と、前記自局のアドレスとが一致したことをもって
、自己が送信または受信するタイムスロットであると判
定する。このタイムスロット内のクロックがオフの期間
に、送信局6はディジタル情報信号を送出し、受信局7
は送信されてきたディジタル情報信号を取り込む。
本発明は前記本発明者の先の発明と基本的には同一であ
り、伝送するデータをディジタル情報信号だけではなく
、アナログ情報信号も含めて伝送可能にすることにある
アナログ信号は一般にディジタル信号よりも取扱が難し
い。したがって、単にディジタル信号をアナログ信号に
置き換えたたけでは、誤差が大きくなって、実用性がな
くなる場合が多い。
これに対処するための簡単な方法として、第3図に示す
ように、アナログ情報信号を伝送する伝送路を別線とす
ることが考えられる。すなわち、送信局6および受信局
7をアナログ情報信号伝送専用の別線4で接続し、クロ
ックおよび必要ならディジタル情報信号は、共用伝送路
14および18を用いて伝送する。アナログ情報信号は
、ディジタル情報信号に比べて、多種多様であるから、
ディジタル回路と共用する共用伝送路で、アナログ情報
信号を伝送できない場合があり得る。すなわち、必ず本
発明を利用できるとは限らない。また、同一の伝送装置
でアナログ情報信号と、ディジタル情報信号とを伝送す
る場合には、伝送効率などの点からアナログ情報信号を
別線で伝送した方が、システムとして好ましい場合もあ
る。このような場合には、このアナログ情報信号別線方
式を採用したほうが良い。
しかし、アナログ情報信号別線方式は伝送路の本数が増
大し、経済性が低くなる。本発明においては、クロック
、ディジタル情報信号およびアナログ情報信号を同一の
伝送路を介して伝送する。
すなわち本発明のデータ伝送装置の特徴は、次の通りで
ある。信号伝送路を給電に兼用するデータ伝送装置であ
って、電源をオンオフしてクロック兼電源を供給する制
御装置と、少なくとも1つの送信局と、少なくとも1つ
の受信局と、これらを接続する2本の共用伝送路とを有
した構成である。
送信局および受信局は制御装置からの電源を兼ねるクロ
ックから自局の直流電源を得ると共に、クロックに同期
して動作する。
送信を行う送信局は、クロックがオフの期間内に、共用
伝送路を、アナログまたはディジタル情報信号を送信す
る送信情報回路に切り換えて接続し、送信情報回路から
情報信号を共用伝送路に送出する。
受信を行う受信局は、クロックがオフの期間内に、前記
共用伝送路を、アナログまたはディジタル情報信号を受
信する受信情報回路に切り換えて接続し、前記情報信号
を共用伝送路から前記受信情報回路に取り込む。
以上の伝送装置である。
ただし、本発明においては、情報信号をクロックと同一
の共用伝送路に乗せているので、送信局および受信局は
、クロックを情報信号と識別して認識する必要がある。
本発明は、2つの方法を提供している。
第1の方法の特徴は、送信を行う送信局は情報信号を、
クロックと異なるレベルで、共用伝送路に送出し、すべ
ての送信局および受信局は、クロックと情報信号とのレ
ベル差を利用して、クロックと情報信号とを識別するこ
とにある。
この第1の方法は、簡単という点で優れている。しかし
伝送路を情報信号の伝送だけのために切り離すという点
では、不十分である。このため、伝送する情報信号がノ
イズに厳しいアナログ情報信号などの場合には、適用で
きない場合もある。この欠点を補い、かつクロックと情
報信号とを識別するために、本発明は第2の方法を提供
している。
第2の方法の特徴は、次の通りである。すべての前記送
信局および受信局は、クロックがオフの期間よりも狭い
ストローブ信号を作成し、ストローブ信号がオンの期間
、前記共用伝送路から、切り換えスイッチによって制御
回路を切り離す。送信を行う送信局は、ストローブ信号
がオンの期間、切り換えスイッチによって、共用伝送路
を送信情報回路に切り換えて、情報信号を送信する。
受信を行う受信局は、ストローブ信号がオンの期間、切
り換えスイッチによって、共用伝送路を受信情報回路に
切り換えて、情報信号を受信することにある。
(発明の構成及び作用) 第1図は本発明によるデータ伝送装置の実施例を示すブ
ロック図である。ブロック図は、前記本発明者の先の発
明と同じである。制御装置5、送イ8局6及び受信局7
で構成されている。一般には送信局及び受信局は多数で
構成されるが、ここでは各1局の場合を示している。ま
た制御装置、送信局、受信局は単独でなく、2以上の機
能を複合し一体化したものであってもよい。制御装置5
、送信局6および受信局7は共用の伝送路14および1
8で互いに接続されている。
制御装置5の詳細実施例を第4図に示す。第4図におい
て、制御装置5はクロック発生部(図示しない)からの
クロック信号9をバッファ10で、クロック補助信号1
7をバッファ11で受は取る。クロック信号は先に第2
図に示したようにフレーム・クロックとピット・クロッ
クとからなっている。バッファ10の圧力はPNPトラ
ンジスタ12のベースで受ける。トランジスタ12のエ
ミッタは電源13に接続されている。電源電圧はこの実
施例では12ボルトである。トランジスタ12のコレク
タは共用伝送路14に接続されている。したがって、ト
ランジスタ12がオンのときは、共用伝送路14には電
源兼クロックが供給される。この電源は送信局6および
受信局7で使用される。
バッファ11の出力はNPNトランジスタ15のベース
で受ける。トランジスタ15のコレクタは抵抗16を介
して共用伝送路14に接続されている。またトランジス
タ15のエミッタはアース19に接続されている。した
がって、トランジスタ15がオンのときは、伝送路14
は抵抗16を介してアースに接続される。クロック補助
信号17は第5図に示すタイミングで供給される。第5
図において、(イ)は共用伝送路14に送出されたクロ
ックの波形であり、9に加えられる信号は、これと逆相
である。(ロ)がクロック補助信号17である。このク
ロック補助信号17は、クロックの立下がりをシャープ
にする目的で設けられた回路であって、この回路が無く
ても実用上十分に速い立下がりが得られるならば、必要
としない。今一方の共用伝送路18は制御装置のアース
19に接続され、共用伝送路14と共用伝送路18とで
回路を構成する。
送信局6および受信局7の詳細実施例を第6図に示す。
すなわちこの実施例においては、図示の範囲内では、送
信局と受信局とは同じ回路である。一般には同一の回路
である必要はない。送信局6(または受信局7)は共用
伝送路14及び共用伝送路18に接続される。共用伝送
路18は送信局のアース36に接続されている。
共用伝送路14はダイオード20を介してコンデンサ2
1に接続され、共用伝送路上の電圧が平滑化されて、送
信局6(または受信局7)の電源22として利用される
共用伝送路14はまた、バッファ23に接続され、プリ
セットカウンタ24のクロックCとして利用される。
このクロックはまた抵抗25、コンデンサ26で構成さ
れるフィルタを介し、さらにバッファ27を介してプリ
セットカウンタ24のプリセット人力Sとなる。前記フ
ィルタはクロックの中からピットクロックを取り除きフ
レームクロックだけを取り出すためのもので、その原理
を第7図に示す。第7図において、ピットクロツタとフ
レームクロックとを含むクロック(ネ)はフィルタで平
滑化されるが、フィルタ定数を適当に選ぶことによって
、(へ)に示すような波形となる。バッファ27はシュ
ミットトリガ特性を持っており、したがってダブル・ス
レッショルドレベルである。第7図の(へ)において点
線T1およびT2で示しであるのはバッファ27のダブ
ル・スレッショルドレベルである。したがフて、バッフ
ァ27の出力は、第6図(ト)に示した波形のように、
フレームクロックだけを取り出すことができる。
プリセット・カウンタ24はこのフレームクロックによ
って、予め周毎に定められた、ある一定値にプリセット
され、以降プリセットカウンタ24のクロック人力Cか
らのピットクロックによってカフ ラントダウンさ昶る。そしてプリセット値だけカウンタ
がカウントダウンされるとボロライ言分がフ。
リセットカウンタ24のBがら出力される。プリセット
値はこの局のアドレスとなっている。そして、このボロ
ウ信号が出力されているときが、この局がアドレスで指
定され、送信(または受信)を行うタイムスロットであ
る。このボロウ信号Bはアンドゲート28の一方の入力
に人力される。アンドゲート28の今一方の人力は、受
信したクロックすなわちバッファ23の出力がインバー
タ32を経由して加えられる。この信号はクロックの反
転信号であるから、アンドゲート28の出力は、アドレ
スで指定されたタイムスロットにおけるクロックがオフ
の期間になっている。
このアンドゲート28の出力で、スイッチ31をオンに
する。すなわちスイッチ31はアドレスで指定されたタ
イムスロットでかつクロックがオフの期間オンになる。
このスイッチ31は送信情報回路29(または受信情報
回路30)と伝送路14とを接続する。スイッチ31は
、リレーなどのメカニカル・スイッチでもよく、FET
なとの半導体スイッチであってもよい。また、共用伝送
路14だけでなく共用伝送路18も同時に切り換えるよ
うにしてもよい。これらは、送信または受信情報信号の
性質などによって決められる。
この実施例においては、送信または受信情報信号のレベ
ルは、Oから2ボルトの範囲である。したがって、伝送
路14の電圧は、スイッチ31がオンであってもオフで
あフても、クロックがオフの期間は、2ボルト以下であ
る。これは送信局の電源電圧約12ボルトに比べて、十
分低いので、り′イオード20には逆電圧が加わりダイ
オードはスイッチとして働きオフ状態となる。バッファ
23は、この期間も接続されたままであるが、バッファ
23にC−MOSを使用しているならば、C−MOSの
入力インピーダンスは、極めて高く送信情報回路29ま
たは受信情報回路30にとっては、スイッチオフと同等
である。したがって、バッファ23の伝送路側にスイッ
チを設けたのと変わらない。
しかし、スイッチを実際に設けたのでは無いから、バッ
ファ23は、ディジタル素子として、ディジタル信号を
受信している状態である。情報信号は、0か62ボルト
の範囲で変動するが、約12ボルトの電源電圧で動作す
るC−MO3素子にとっては、確実にローと判定される
レベルである。すなわち、クロックは情報信号とレベル
の差によって識別される。
この実施例においては、信号は、伝送路や素子の遅れに
よって時間的にばらつくので、短時間ではあるがクロッ
クがオンの信号は送信または受信情報回路に回り込む恐
れがある。この回り込みによって、送信または受信情報
回路が、損傷したり誤動作したりする恐れがある場合に
は、対策を施さなければならない。たとえば、次の第2
の実施例に示すように、クロックオフの期間よりも狭い
ストローブ信号を作成し、そのストローブ信号がオンの
期間送信または受信情報回路に切り換える方式がある。
次に、送信局および受信局の、第2の実施例を示す。第
2の実施例においても送信局と受信局とは同一の回路構
成となっているが、その必要はない。第2の実施例の送
信局6と受信局7との詳細実施例を第8図に示す。第1
の実施例すなわち第6図と共通の部分は、同じ番号で示
し、かつ説明も省略する。バッファ23の出力すなわち
クロックはインバータ32、デイレイ40およびモノマ
ルチバイブレータ41を経由してストローブ信号42を
作る。このストローブ信号42はスイッチ44を駆動す
る。スイッチ44は共用伝送路14および18を、制御
回路39および制御回路のアース36と、接続している
。スイッチ44の動作は、ストローブ信号42がハイの
時オフとなる。したがって、制御回路39およびグラン
ド36は、ストローブ信号がハイのとき、共用伝送路1
4および18と切り離される。
方、ストローブ信号42と、カウンタ24のポロウ信号
Bの出力は、アンドゲート28に入力され、その出力信
号43となる。信号43は、アドレスで指定された、送
信または受信を行うタイムスロットで、かつクロックが
、オフになっている期間を示しており、その期間ハイで
ある。ただし、時間幅は、ストローブ信号42と同じで
ある。信号43は、スイッチ45に加えられ、信号43
がハイの期間スイッチ45はオンとなる。スイッチ45
は、共用伝送路14および18と、送信または受信情報
回路37および38を結んでいる。したがって、送信ま
たは受信を行うタイムスロットて、かつクロックがオフ
の期間、共用伝送路14および18と、送信または受信
情報回路37および38とが接続される。以上のスイッ
チ44および45は、リレーなどでも、半導体スイッチ
などでもよいが、特に絶縁の効果を期待する場合は、リ
レーなどの絶縁効果のあるもので、かつ両切りか必要で
ある。
ストローブ信号42のタイミングを第9図に示す。(A
)はクロックで(ニ)は、ストローブ信号42である。
T3はデイレイ40によって作られるタイミングで、T
4はモノマルチバイブレータ41によって作られるタイ
ミングである。結果として、ストローブ信号42がハイ
の期間は、クロックがオフの期間に対して、T3および
T5だけ狭くなっている。このT1およびT2は、クロ
ックがオンの期間と、スイッチ44がオンで共用伝送路
14および18が送信または受信情報回路37および3
8が接続されている期間とが、各種のばらつきを考慮し
ても重なることが無いように定められる。
以上の動作によって、第1の実施例に比べて、次の特徴
がある。まず、クロックがオフで、情報信号が伝送され
ている期間は、スイッチ44にリレーなどの絶縁効果の
あるものを使用した場合、制御回路(すなわちディジタ
ル回路)から共用伝送路が完全に絶縁して切り離される
。したがって、たとえば平衡回路を実現できるなど、伝
送品質を高めることができる。このことは、特にアナロ
グ情報信号の伝送に有利である。アナログ情報信号別線
方式を採用しないで済む範囲が増大する。
また、クロックと情報信号を、時間的に識別することが
可能となる。すなわち、クロックと情報信号をレベルに
よって識別する必要がない。したがって、情報信号のレ
ベルをかなり自由に選ぶことができる。ただし、この場
合、スイッチ44がオンの期間に情報信号がクロックと
誤認されないように情報信号送出のタイミングを取るこ
とが必要となる。
なお、上記実施例ではアナログ又はディジタル情報信号
は共用伝送路を介して伝送されるものとしたが、該情報
信号を伝送する伝送路を別に設けることも可能である。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、共用伝送路が2
木で、アナログ情報信号を伝送することができる。しか
も同一共用伝送路でアナログ情報信号とディジタル情報
信号を混用することが可能である。さらには、本発明者
の先の発明(特公昭59−34031および特願昭62
−131882)との互換性があり、それとの混用も可
能である。また、その特徴、すなわち任意量伝送が可能
なとも保持されている。
したがって、各種の用途に応じた、極めて柔軟性の高い
システムを、極めて安いコストで構築することができ、
データ伝送、特に簡易形データ伝送の普及に寄与すると
考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はデータ伝送装置のブロック図、第2図は第1図
の装置に使用するクロック信号、第3図は本発明による
データ伝送装置の別のブロック図、第4図は本発明によ
る制御装置のブロック図、第5図はクロック補助信号の
タイミングを示す図、第6図は送信局と受信局のブロッ
ク図、第7図は第6図の抵抗25とコンデンサ26によ
るフィルタの動作説明図、第8図は送信局と受信局の別
の実施例のブロック図、第9図はストローブ信号のタイ
ミングを示す図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)信号伝送路を給電に兼用するデータ伝送装置にお
    いて、 電源をオンオフしてクロック兼電源を供給する制御装置
    と、少なくとも1つの送信局と、少なくとも1つの受信
    局と、これらを接続する2本の共用伝送路とを有し、 前記送信局および前記受信局は、前記制御装置からの電
    源を兼ねるクロックから自局の直流電源を得ると共に、
    クロックに同期して動作し、送信を行う送信局は、クロ
    ックがオフの期間内に、前記共用伝送路を、アナログま
    たはディジタル情報信号を送信する送信情報回路に、切
    り換えて接続し、前記送信情報回路から前記情報信号を
    共用伝送路に送出し、 受信を行う受信局は、クロックがオフの期間内に、前記
    共用伝送路を、アナログまたはディジタル情報信号を受
    信する受信情報回路に、切り換えて接続し、前記情報信
    号を共用伝送路から前記受信情報回路に取り込む ことを特徴とする伝送装置。
  2. (2)前記送信を行う送信局は、前記情報信号を前記ク
    ロックと異なるレベルで前記共用伝送路に送出し、 すべての前記送信局および受信局は、クロックと情報信
    号とのレベル差を利用して、クロックと情報信号とを識
    別する ことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。
  3. (3)すべての前記送信局および受信局は、前記クロッ
    クがオフの期間よりも狭いストローブ信号を作成し、ス
    トローブ信号がオンの期間、前記共用伝送路から、切り
    換えスイッチによって制御回路を切り離し、 送信を行う送信局は、ストローブ信号がオンの期間、切
    り換えスイッチによって、共用伝送路を送信情報回路に
    切り換えて、情報信号を送信し、受信を行う受信局は、
    ストローブ信号がオンの期間、切り換えスイッチによっ
    て、共用伝送路を受信情報回路に切り換えて、情報信号
    を受信することを特徴とする請求項1に記載の伝送装置
  4. (4)前記アナログまたはディジタル情報信号を伝送す
    る伝送路が、前記共用伝送路と別に設けられることを特
    徴とする請求項1記載のデータ伝送装置。
JP63172627A 1988-07-13 1988-07-13 データ伝送装置 Pending JPH0223728A (ja)

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