JPH02236573A - 現像装置及び現像装置を備えたプロセスカートリッジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野Ｊ 本発明は画像形成装置に適用される現像装欝に関するも
のである． ［従来の技術］ 電子写真を用いた画像形成装置では，その使用が長時間
に及ぶと感光体の交換、現像剤の補給や交換、帯電線の
清掃、その他の調整や交換が必要となる。このような保
守作業は，専門知識を持つサービスマンが行なわなけれ
ばならなかった。上記の不具合を解決する手段として潜
像担持体、現像装置、クリーニング装置等の画像形成手
段を一体化したカートリッジ式のものが製品化され、一
般ユーザーが自ら交換保守を行なえるようになった． しかし，上記カートリッジの使用可能期間を可及的に延
長することによりランニングコストの低減等を図るため
に、現像剤の量を増やす必要があり、またその傾向が出
てきた。したがって，現像剤を入れる現像容器を大きく
しなけれはならないが、その場合現像剤の滞留という闇
題が生ずる。

そこでこれを防ぐ手段が必要とされた。この解決方法と
して第８図に示すように現像部寄りの現像剤収納部５１
Ａ内に現像剤撹拌搬送手段５２Ａを設けると共に、現像
剤を増やすためにさらに現像剤収納部５１Ｂを増設し，
現像剤収納部５１Ｂには現像剤撹拌搬送手段５２Ｂを設
けた。この現像剤撹拌搬送手段５２Ｂによって現像剤収
納部５１Ａに現像剤を集め、次に現像剤撹拌搬送手段５
２Ａによって現像部５３へ現像剤を送る手法が提案され
た。

［発明か解決しようとする課題］ しかしながら，上述のごとく従来装置によれば、以下に
示すような問題があった。

現像剤撹拌搬送手段が複数となり、回転する際に生じる
回転駆動トルクがより一層増大し，駆動モーターの大容
量化，駆動伝達手段の強度増が必要とされた。

また、現像剤撹拌搬送手段の駆動源か潜像担持体等と共
通となっているために，現像剤撹拌搬送手段か回転し、
現像剤に突入する際に生じる衝撃力か大きくなると、駆
動力伝達手段を介して潜像担持体の回転速度変動を起こ
したり、また、現像剤収納容器が揺れるために、現像剤
担持体と潜像担持体とのギャップが変動するようになり
、露光時や現像時、または転写時に画像の乱れを生じて
いた。

本発明は、上記の問題を解決し、回転駆動トルクの増大
を抑え、画像の乱れを防止する現像装置を提供するもの
である． ［課題を解決するための手段］ 本発明によれば、上述の目的は、 開口部が前方に形成された現像剤収納容器を有し、該現
像剤収納容器の内部で回転可能に支持される腕部材と、
該腕部材に取り付けられ、上記現像剤収納容器の内壁面
に慴接しながら上記開口部へ現像剤を搬送せしめる慴接
部材とを備えた現像剤撹拌搬送手段を有する現像装置に
おいて，上記慴接部材は、上記現像剤収納容器に収納さ
れている現像剤に突入後上記腕部材の回転方向と反対方
向に回動もしくは変形自在に配設されている， こととすることで達成される。

［作用］ 以上のごとく本発明によれば、慴接部材が現像剤の抵抗
力によって腕部材の回転方向と反対方向に可動に設定さ
れているため、腕部材か回転し、摺接部材が現像剤に突
入する際に慴接部材が回転または変形して突入時の抵抗
を吸収し，衝撃力を弱めることとなる。

［実施例］ 本発明の第一実施例を添付図面の第１図ないし第３ＵＡ
を用いて説明する。

第１図において、ｌは現像剤収納容器であり前方に開口
部２を有している。該現像剤収納容審ｌの内部は前方の
第一次収納部３Ａと後方の第二次収納部３Ｂに分けられ
ている。両収納部３Ａ及び３Ｂは、円筒面の一部を前後
に二つ並列せしめて上記現像剤収納容器ｌの底面を形成
することにより区分されている．上記第一次収納部３Ａ
には内部で回転して、現像剤を撹拌しつつ上記開口部２
に向け搬送する現像剤撹拌搬送手段４Ａが配設されてい
る。該現像剤撹拌搬送手段４Ａは、上記円筒面の中心軸
線（紙面に直角な軸Ｍ）に軸Ｓｓ．Ｘまわりに回転可簡
に一端が支持された腕部材５Ａと、該腕部材５Ａの他端
に取り付けられ上記第一次収納部３Ａの円筒面の一部を
なす底面に慴接しながら開口部２を介して現像部へ現像
剤を供給せしめる慴接部材６Ａを備えている。また北記
第二次収納部３Ｂにも、上記第一次収納部３Ａの場合と
同様に腕部材５Ｂ，慴接部材６Ｂを備えた現像剤撹拌搬
送手段４Ｂが配設されており、これによって現像剤を上
記第一次収納部コＡに送り出すようになっている。

上記二つの現像剤撹拌搬送千段４Ａ，４Ｂはほぼ同一構
成になっており、該現像剤撹拌搬送千段４Ａ．４Ｂは第
２図に示すようにロッド材、板材等で作られた腕部材５
Ａ；５Ｂにゴム、樹脂等の弾性体で作られた慴接部材６
Ａ；６Ｂか板材、樹脂等で作られた取付板７Ａ；７Ｂを
介して取り付けうている。

以上のように構成することによって腕部材５Ａ；５Ｂが
回転して現像剤に突入する際、取付板７＾：７Ｂ及び慴
接部材６Ａ．６Ｂか腕部材５Ａ．ＳＢの回転方向と反対
方向に弾性変形をする。すなわち、現像剤かｔか多いと
きに該現像剤ｔの中を回転する場合は、第３図（Ａ）に
示すように取付板７Ａ；７Ｂ及び慴接部材６Ａ；６Ｂか
すぼみ抵抗が少なくなる。しかし，現像剤ｔが少なくな
ると慴接部材６Ａ．６Ｂの弾性力の方か強くなり第３図
（Ｂ）に示すように慴接部材６Ａ；６Ｂの先端と現像剤
収納容器ｌの壁面が慴接して現像剤ｔを撹拌・搬送する
ようになる。

したがって、現像剤撹拌搬送手段４Ａ；４Ｂか回転する
際に必要な回転駆動トルクも少なくて済むため駆動モー
タの大容量化を図らなくてもよい。また駆動手段、例え
ばギア等の強度を大きくしなくてもよくなるため通常の
材質、歯幅で済む。さらに現像剤撹拌搬送千段４Ａ：４
Ｂが現像剤ｔに突入する際も大きな抵抗とならないため
衝撃力も生じにくい。したがって駆動力伝達手段を介し
て潜像担持体の回転速度変動を起こさず、また、現像剤
収納容器か揺れることがないので画像の乱れ等の問題も
なくすことかでき、衝撃力を柔らげるためのタンビング
部材や特別な部品を設けなくても済む。

また、慴接部材６八；６Ｂについは、形状をＬ字形状と
することにより現像剤撹拌搬送千段４Ａ；４Ｂと反回転
方向に回避したときの現像剤ｔの搬送性をよくすること
かできる。

次に本発明の第二実施例を第４図を用いて説明する。な
お、第一実施例と共通の箇所には同一の符号を使用し説
明を省略する。

本実施例は第４図に示すように腕部材としての板材等の
撹拌板８Ａ：８Ｂに設けたダボ９Ａ；９Ｂに回転自由に
慴接部材６Ａ．６Ｂを取り付け、撹拌板８Ａ：８Ｂの回
転方向Ｃに付勢するコイルばねｌＯ及びストッパー１１
を設けたものである。この場合，慴接部材６Ａ．６Ｂは
弾性変形可能な部材であっても、なくてもよい。

次に本発明の第三実施例を第５図を用いて説明する。第
一実施例と共通な箇所には同一の符号を使用し説明を省
略する。

本実施例は弾性変形を利用せず現像剤撹拌搬送手段の自
重を利用したものである。第５図（Ａ），（Ｂ）はそれ
ぞれ現像剤ｔが多い場合と少ない場合を示している。

第５図においては腕部材５Ａ：５Ｂに剛体の慴接部材６
Ａ：６Ｂが腕部材５Ａ．５Ｂの周りに回動自在に取り付
けられている。また，慴接部材６Ａ，６Ｂには腕部材５
Ａ：５Ｂに当接するストッパー１２があり慴接部材６Ａ
；５Ｂの回動範囲を規制している。現像剤ｔか多〈慴接
部材６Ａ；６Ｂの周囲全域にあるときは慴接部材６Ａ．
６Ｂの自重より現像剤ｔの抗力の方が大きく、慴接部材
６Ａ．６Ｂは現像剤収納容器ｌの壁面から離れる。した
かって腕部材５Ａ；　５Ｂの回転時の抵抗が少なくなる
．現像剤ｔが少なくなると現像剤ｔの抗力が小さくなり
慴接部材６Ａ：６Ｂの自重が勝り現像剤収納容器ｌの壁
面に慴接し，現像剤ｔが搬送される． 次に本発明の第四実施例を第６図を用いて説明する。第
三実施例と共通の箇所には同一の符号を使用し説明を省
略する。

本実施例は、第６図に示すように慴接部材６Ａ．６Ｂ上
に角度をもった浮上用の窓１３を設けたちのてある．こ
のように構成すると現像剤ｔが多い場合に慴接部材６Ａ
；６Ｂか浮上し易く現像剤ｔの流れかよくなるため腕部
材５Ａ．５Ｂの回転時の抵抗をより少なくできる。

さらに、本発明の第五実施例を第７図を用いて説明する
。

本実施例は、第７図に示すように樹脂等の慴接部材６Ａ
．６Ｂをくさび形状にしたものである。このように構成
することで第四実施例と同様の浮上力が得られ、回動時
の抵抗も小さくでき，同等の効果が得られる。

［発明の効果］ 以上に述べたように本発明によれば，次のような効果を
得る。

現像剤撹拌搬送部材が回転する際、回転トルクを低減す
ることができるため、駆動モーター、駆動伝達手段等を
簡素化することか可壱になり、コストダウンにつながる
。

また、現像剤撹拌搬送部材か現像剤収納容器の内壁に当
接する際や現像剤に突入する際の衝撃を小さくすること
ができるため、画像の乱れか生じなくなり、高品位なプ
リントが得られるし、衝撃力を伝えないように設けられ
ていた部品が不要となるので、安価で簡単な構成とする
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の第一実施例装置の縦断面図、第２図
は第１図装置の現像剤撹拌搬送手段の拡大正面図、第３
図（Ａ）は現像剤が多いときの第２図の現像剤撹拌搬送
手段の状態を示す部分拡大図、第３図（Ｂ）は現像剤が
少ないときの第２図の現像剤撹拌搬送手段の状態を示す
部分拡大図、第４図は、本発明の第二実施例ｔｃ置の現
像剤撹拌搬送手段の正面図，第５図（Ａ）は本発明の第
三実施例装置の現像剤が多いときの現像剤撹拌搬送手段
の状態を示す部分拡大図，第５図（Ｂ）は本発明の第三
実施例装置の現像剤が少ないときの現像剤撹拌搬送手段
の状態を示す部分拡大図、第６図は本発明の第四実施例
装ｔの慴接部材の部分拡大図、第７図は本発明の第五実
施例装置の部分拡大図，第８図は従来装置の縦断面図で
ある。 １・・・・・・・・・・・・現像剤収納容器２・・・・
・・・・・・・・開口部 ４Ａ，４Ｂ　−・・・・・現像剤撹拌搬送手段５Ａ，５
Ｂ・・・軸・腕部材 ６＾，６Ｂ・・・・・・慴接部材 特許出願人　　　　　　キヤノン株式会社代　理　人　
弁理士　藤　　岡　　　　黴第３図 第５図 ＣＢ） （Ａ） 第７図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）開口部が前方に形成された現像剤収納容器を有し
   、該現像剤収納容器の内部で回転可能に支持される腕部
   材と、該腕部材に取り付けられ、上記現像剤収納容器の
   内壁面に慴接しながら上記開口部へ現像剤を搬送せしめ
   る慴接部材とを備えた現像剤撹拌搬送手段を有する現像
   装置において、上記慴接部材は、上記現像剤収納容器に
   収納されている現像剤に突入後上記腕部材の回転方向と
   反対方向に回動もしくは変形自在に配設されている、 ことを特徴とする現像装置。
2. （２）慴接部材は少なくとも先端に弾性体を有している
   こととする請求項（１）に記載の現像装置。
3. （３）請求項（１）及び請求項（２）に記載の現像装置
   を備えたプロセスカートリッジ。