JPH02236073A - 凍結破損防止型空気弁 - Google Patents

凍結破損防止型空気弁

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JPH02236073A
JPH02236073A JP5473689A JP5473689A JPH02236073A JP H02236073 A JPH02236073 A JP H02236073A JP 5473689 A JP5473689 A JP 5473689A JP 5473689 A JP5473689 A JP 5473689A JP H02236073 A JPH02236073 A JP H02236073A
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upper chamber
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Masaaki Kitamura
雅明 北村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は凍結破損防止型空気弁に関する。
〔従来の技術〕
屋外で使用される空気弁はその内部の水の凍結によって
破損することがある。凍結破損防止対策の講じられてい
ない標準的な空気弁では水の凍結に伴う破損を未然に防
止するために保温したリヒータで暖めたりしているが、
保温対策などを講じることに手間がかかったり信頬性に
乏しかったり電気料金がかさむなどの欠点がある。
一方、空気弁自体に凍結破損防止構造を組み込んだ空気
弁もある。たとえば実開昭59−77675号公報や実
開昭57−11374号公報で開示されたものは、管路
に注水して管路の排気を行うと、管路の排気が終わって
弁箱に水が充満したときに弁箱に収容されたフロートが
浮き上がって弁箱上部の主空気出口が塞がれる形式にな
っている。そして、前者はフロート自体で弁体を構成す
ると共に、主空気出口の横にフロートボールを収容した
補助弁箱が並設されている。また、後者はフロートの上
に弁体を配置し、フロートによって弁体を上動させる構
成になっている。
これらの空気弁において、前者の凍結防止対策?、空気
出口および補助弁箱の空気出口が塞がれているときにそ
の周囲の空間を空気溜りとして利用し、弁箱に充■満し
た水の凍結に伴う体積膨張を上記空篤溜りによって吸収
しようとするものであり、後者での凍結防止対策は、弁
体弁箱に充満した水の凍結に伴う体積膨張を弁体または
弁体が圧接するパッキンの収縮によって吸収しようとす
るものである。
これらとは別に実開昭62−153482号公報で開示
された空気弁は、弁箱に収容したピストンに空気出口が
設けられ、かつこのピストンをばね力で常時下方に付勢
したもので、弁体を構成するフロートで上記空気出口が
閉塞されているときの水の凍結に伴う体積膨張を上記ば
ね力に抗するピストンの上動によって吸収しようとする
ものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、これら従来の空気弁には次の問題点があった。
すなわち、実開昭59−77675号公報の空気弁は、
主空気出口構成部と補助弁箱とによって弁箱上部の空間
の大部分が占められ、水の凍結に伴う体積膨張を吸収す
るための空気溜りをそれほど広く確保することができな
い。
実開昭57−11374号公報の空気弁は、変形幅の大
きな背高のパッキンを使用し、弁箱に弁体とフロートと
二段重ねで収容しておくことが必要であり、弁箱が背高
になって大型化し、構造も複雑になる。
実開昭62−153482号公報の空気弁は、ピストン
の変位幅を十分に確保する必要があるため弁箱が背高に
なり、しかもばねを用いる分だけ構造が複雑になる。
本発明は以上の事情に鑑みてなされたもので、背低かつ
小型にすることが可能であるにもかかわらず、水の凍結
に伴う体積膨張を吸収するための空気溜りを十分に広く
でき、空気出口方く閉塞された後においても随時通気口
が藺いて管路からの余分な空気の排出が円滑に行われ、
さらに高速気流によっても何らの障害を生じない凍結破
損防止型空気弁を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の凍結破損防止型空気弁は、底部に空気入口が設
けられ高さ方向の中央部近傍個所に空気出口が設けられ
てなる弁箱の上記空気入口と上記空気出口との間の空間
に上下移動可能にフロートが収容されていると共に、上
記フロートにより仕切られた下室と空洞状の上室とを連
通ずる貫通孔がこのフロートに設けられ、上記フロート
に形成した凹入部に上記空気出口に対応する弁体が収容
され、この弁体に、この弁体が上記空気出口の弁座に当
たったときに空気出口に連通ずる一方、上記凹入部の底
面によって開閉される通気孔が設けられていることを特
徴とする。
〔作 用〕
この凍結防止型空気・1′によると、空気入口から弁箱
に入った水でフロートが浮き上がり、弁体が空気出口の
弁座に当たって空気出口が閉塞されると、空気出口から
の水の流出が食い止められる。
このときに、フロートの上部の大きな空洞状の上室が水
の凍結に伴う体積膨張を吸収する空気溜りとして機能す
る。また、このように空気出口が閉塞されているときに
、管蕗を流れる水に空気が混ざっていると、その空気が
フロートの開口を通って上室に入って弁箱の水位が下が
り、それに伴ってフロートが押し下げられ、今まで弁体
の通気孔を閉じていた凹入部の底面が弁座から離れてこ
れを開くため、その通気孔から出口通路を通って空気が
逃がされる。このような排気が行われると、上室の水位
が上がり、再びフロートが浮き上がって上記凹入部の底
面で弁体の通気孔が閉じられ、空気出口からの水の流出
がくい止められる。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例による凍結防止型空気弁の一部
破断正面図、第2図は第1図の■−■線に沿う拡大断面
図である。
弁箱1は弁箱本体2と蓋体3とをフランジ4,5を介し
てボルト6およびナット7を用いて結合したもので、そ
の全体形状は中空の略球形である。
弁箱1の底部中央に形成された空気人口8にボール弁9
が接続されている。そして、取付フランジ10を図外の
管路壁に取り付けることによりボール弁9を介して管路
と上記空気人口8とが連通される構成になっている。
蓋体3の偏心個所、すなわち蓋体3における上記空気入
口8に対する偏心個所に空気出口構成部11が形成され
ており、この空気出口構成部11に形成された空気出口
12が弁箱1の高さ方向の中央部近傍個所で下向きに開
口している。また、空気出口12の周囲に弁座押え13
を介して弁座14が取り付けられている。15は空気出
口12に連通している排気口16に被せられたキャップ
である。
一方、弁箱1の上記空気人口8と上記空気出口12との
間の空間には中心部に比較的径大の貫通孔17を有する
ドーナツ形状の薄型フロー1・18が上下移動可能に収
容されている。このフロート18はその周囲に形成され
た被ガイド部19と弁箱木体2の内面に形成された上下
に延びるガイド部20との作用によって上下に移動自在
でかつ回転を拘束された状態のまま周方向で位置決めさ
れている。また、フロート18の偏心個所に凹入部21
が形成されている。この凹人部21には上記空気出口1
2に対応する弁体22が上下に移動自在に収容されてい
る。第2図および第7図から類推できるように、弁体2
2の上下動は凹入部21の周壁面に設けた溝21aによ
ってガイドされる構成である。このように凹入部21に
弁体22を収容することによってフロート18の下面か
ら弁体22の上面までの高さを小さくすることができ、
これによって弁箱1全体の高さを低く抑えることが容易
に可能になる。
第2図に詳細に示したように上記弁体22は中心に径小
の通気孔23を有すると共に、その裏面側に弁座24が
取り付けられている。したがって、この弁体22は上記
空気出口12の弁座14に当たるとその通気孔23が空
気出口12に連通され、その弁座24が上記凹入部21
の底面に当たるとその底面によって通気孔23が閉じら
れる。また、弁体22に形成された突出部25が上記凹
人部21の上部に取り付けられた止め板26に対応して
凹人部21からの弁体22の抜落ちが防止されている。
蓋体3の頂部に形成された貫通状の孔27に、筒状のス
トレーナ28の上端が固着されたコック30付きの蓋2
9が取り付けられている。コック30は分解時の圧抜き
などに利用される。」二記ストレーナ28は上窄まりの
テーバ形状になっており、その下端は上記空気人口8の
周縁部に当接している。33はスプリングビンである。
以上の構成において、弁箱1の内部空間はフロート18
によって下室31と大きな空洞状の上室32とに仕切ら
れ、これらの下室31と上室32とがフロート18の貫
通孔17やフロート18と弁箱1の内面との間の隙間に
よって連通されている。
次に作用を説明する。
管路に充水するときは第4図のように空気出口12が開
いている。そのため、管路から追い出された空気が第4
図の矢印のように空気出口8、フロート18の貫通孔1
7、ストレーナ28の網目、上室32および空気出口1
2を通って排気口16から排気される。この場合、高速
気流が排気されてもその高速気流が弁体22に直接当た
りにくいため、高速気流で弁体22が吸い上げられて空
気出口12を塞ぎ円滑の排気を阻害するおそれはない。
高速気流による弁体22の吸上作用は止め板26によっ
ても防止される。
排気が終わり、管路の水が弁箱1に流入してくるとフロ
ート18が浮き上がり、第5図のようにフロート18に
より押し上げられた弁体22が空気出口12の弁座14
に当たって空気出口12を寒くと共に、弁体22の通気
孔23の弁座24が上記凹入部21の底面に当たって通
気孔23が凹入部21の底面によって閉しられる。この
ため、管路からの水の流出は無くなる。この状態では大
きな空洞状の上室32が空気溜りになっているので、水
が凍結してもその凍結に伴う体積膨張が大きな空洞状の
上室32によって無理なく吸収される。また、第5図の
状態において、管路を流れる水に混ざっている空気が空
気人口8およびフロート18の貫通孔17を通って上室
32に入り、弁箱l内の水位が下がってフロー}1Bが
第6図のように少し押し下げられると、同図のように弁
体22とフロート18の凹入部21の底面との間に隙間
が生じ、通気孔23の弁座24から上記底面が離れて通
気孔23を介して上室32と空気出口12とが連通され
、上室32の空気が通気孔23および空気出口12を通
って排気口16から排出される。こうして排気がなされ
ると、弁箱1内の水位が上がってフロートI8が再び浮
き上がり、第5図で説明した状態になる。なお、凹入部
21の内部で弁体22が上下に移動するときには凹人部
21の周壁面に設けた溝が弁体21の上下動をガイドす
る。
一方、管路から排水するときは、排気口16、空気出口
12、上室32およびフロー}1Bの貫通孔17を通っ
て空気が吸い込まれ、管路に負圧が生じることが防止さ
れる。また、管路から弁箱内に水や空気が流入する際に
これらに含まれる塵芥はストレーナ28により分離され
る。また、第3図のように蓋29を孔27から取り外す
とストレーナ28を上方に引き抜くことができるため、
そのようにしてストレーナ28に詰まった塵芥を除去し
、ストレーナ28を清掃することが可能である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の凍結防止型空気弁は、空気出口が
閉塞されているときに弁箱の内部の大きな空洞状の上室
が空気溜りになって水の凍結に伴う体積膨張が無理なく
吸収される。また、空気出口に対応する弁体はフロート
の凹入部に収容されており、しかもばねなどの余分な部
材を用いる必要がないため、低コストで、弁箱を容易に
背低のコンパクトなものに設計することが可能である。
さらに、空気出口が閉塞されているときに上室に入って
きた空気は、弁箱内の水位の下降に応じて弁体の通気孔
が自動的に開いて排気が行われるため、管路からの排気
機能が常に確実に働く。そのほか、高速気流が空気出口
を通るときにその高速気流が弁体に当たりにくいため、
高速気流による弁体の押上げ作用で空気出口が不慮に閉
じて円滑な排気が阻害されるといった事態を生じること
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による凍結防止型空気弁の一部
破断正面図、第2図は第1図の■−■線に沿う拡大断面
図、第3図はストレーナを清掃するときの状態を説明す
るための断面図、第4図ないし第6図は作用を説明する
ための断面図、第7図は弁体の取付箇所の分解斜視図で
ある。 8・・・空気入口、12・・・空気出口、14・・・空
気出口の弁座、17・・・貫通孔、18・・・フロート
、21・・・凹入部、22・・・弁体、23・・・通気
孔、3l・・・下室、32・・・上室。 第1図 特許出願人 久保田鉄工株式会社 代 理 人 弁理士 鈴江孝一 1 3一 /コ つn

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、底部に空気入口が設けられ高さ方向の中央部近傍個
    所に空気出口が設けられてなる弁箱の上記空気入口と上
    記空気出口との間の空間に上下移動可能にフロートが収
    容されていると共に、上記フロートにより仕切られた下
    室と空洞状の上室とを連通する貫通孔がこのフロートに
    設けられ、上記フロートに形成した凹入部に上記空気出
    口に対応する弁体が収容され、この弁体に、この弁体が
    上記空気出口の弁座に当たったときに空気出口に連通す
    る一方、上記凹入部の底面によって開閉される通気孔が
    設けられていることを特徴とする凍結破損防止型空気弁
JP1054736A 1989-03-07 1989-03-07 凍結破損防止型空気弁 Expired - Fee Related JPH0718500B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013044728A (ja) * 2011-08-26 2013-03-04 Jfe Steel Corp 金属内部への侵入水素量の測定装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57175873U (ja) * 1981-04-30 1982-11-06
JPS63111902U (ja) * 1987-01-14 1988-07-19

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