JPH02235403A - 移相器 - Google Patents

移相器

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JPH02235403A
JPH02235403A JP5499289A JP5499289A JPH02235403A JP H02235403 A JPH02235403 A JP H02235403A JP 5499289 A JP5499289 A JP 5499289A JP 5499289 A JP5499289 A JP 5499289A JP H02235403 A JPH02235403 A JP H02235403A
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JP
Japan
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circuit
vector
output
signal
output signal
Prior art date
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Pending
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JP5499289A
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English (en)
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Yukihiro Toyoda
豊田 幸弘
Yutaka Hirano
裕 平野
Fuminori Sakai
文則 酒井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Non-Reversible Transmitting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 通過信号の位相を広帯域に最大360゜変化させるよう
にしたベクトル合成型の移相器に関し、構成の節略化を
図ると共に、挿入損の最大値を抑制し、ひいては挿入損
の変化を小さくすることを目的とし、 入力信号を、該人力信号に対しそれぞれ1/3のレベル
を有し且つ0゜、120゜、240゜の位相差を有する
3つの信号に分離する第1の回路と、該第1の回路から
出力された3つの信号に対しそれぞれ外部からの制御入
力に応答して各信号毎に独立にレベル減衰量を制御する
第2の回路と、該第2の回路を通過して入力された信号
をベクトル的に合成して出力信号を生成する第3の回路
とを具備し、第2の回路におけるレベル減衰量の制御に
基づき第1の回路の入力端から第3の回路の出力端まで
の通過信号の位相を最大360゜の範囲で変化させるよ
うに構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、移相器に関し、特に、通過信号の位相を広帯
域に最大360@変化させるようにしたベクトル合成型
の移相器に関する。
このような移相器は例えばマイクロ波応用機器等に利用
されているが、近年、マイクロ波回路の高機能化に伴い
、移相器も高帯域で且つ任意に位相を制御できるものが
要望されている。
〔従来の技術、および発明が解決しようとする課題〕
第4図には従来形の一例としてのベクトル合成型移相器
の構成が示される. この移相器は、入力信号SINを、該入力信号に対して
レベル的には1/4の大きさを有し且つ位相的にはそれ
ぞれ0゜,90’   180’、270°の位相差を
有する4つの信号3,1、3z1、3,t、S,1に分
離する電力分配器l゜と、該電力分配器から出力された
信号3,1、3,+、3,1、341に対しそれぞれ外
部からの制御人力C , I〜C 4’に基づいて各信
号のレベル減衰量を制御する可変減衰器21〜24゜と
、該可変減衰器を通過して入力された信号をベクトル的
に合成して出力信号S。を生成する電力合成器3゜とか
ら構成されている。この移相器では、4個の可変減衰器
21゛〜24゛においてレベル減衰量を制御することに
より、電力分配器l゜の入力端から電力合成器3゜の出
力端までの通過信号の位相を最大360゜の範囲で変化
させるようになっている。
第5図には第4図回路の動作を表すベクトル図が示され
る。
第5図(a)は、第4図において電力分配器1゜から出
力された信号3,+〜S41が可変減衰器2I〜24”
でレベル減衰されずにそのままの状態(スルー状態)で
通過した時のベクトル図を示す。この場合、電力合成器
3“においてベクトル的に合成すると、出力信号S0は
零(0)となる。しかしながら、ベクトル合成型の移相
器では通常、可変減衰器21″〜24”において各減衰
量が変化するよう制御がなされるので、出力信号S0は
或る大?さのレベルと或る位相を有している。
第5図(a)のベクトル図の対称性に鑑み、説明の節単
化のため、0゜ベクトルの可変減衰器21゛のみをスル
ー状態にし、90°ベクトルの可変減衰器2■゛のみを
制御し、そして、180゜ベクトルおよび270゜ベク
トルの可変減衰器21”、24゛については減衰量を無
限大にし、それぞれの出力を零にする。従ってこの場合
には、出力信号S0の位相はO″′から45゜の範囲で
変化する。
この条件で、第5図(b)に示されるように90″ベク
トルの可変減衰器もスルー状態にした時、出力信号S0
の振幅はその最大値wax(0゜ベクトルの信号310
’に対して2””!)を呈する。逆に、第5図(c)に
示されるように90′ベクトルの可変減衰器の出力を零
にした時、出力信号S0の振幅は最小値win  (0
゜ベクトルの信号SI●゛)を呈する。
ここで、電力分配器1゛と電力合成器3゜、および可変
減衰器2.1〜24゜において損失がないものと仮定す
る.出力信号S0の振幅が最大値IIlaxを呈する時
は入力電力の2””/4倍の電力が最終的に出力される
ので、移相器の挿入損は、log+o(2””/4) 
#4.6(dB)となり、最小値を呈する。逆に、出力
信号S0の振幅が最小値Ilinを呈する時は入力電力
の174倍の電力が最終的に出力されるので、移相器の
挿入損は、 10gto(1/4) = 6 (dB)となり、最大
値を呈する。つまり、移相器の挿入損は、6dBと4.
6dBの間で変化する。
この4ベクトル合成型の移相器で通過信号の位相を最大
360゜の範囲で変化させようとすると、4個の可変減
衰器2I’〜21”をそれぞれ適宜制御する必要がある
。そのため、その制御が煩雑になると共にその構成も比
較的複雑となり、また、挿入損が最大6dBと大きく、
挿入損の変化も1.4dBと比較的大きくなって、好ま
しくない。
本発明は、かかる従来技術における課題に鑑み創作され
たもので、構成の節略化を図ると共に、挿入損の最大値
を抑制し、ひいては挿入損の変化を小さくすることがで
きる移相器を提供することを目的としている. 〔課題を解決するための手段〕 上述した従来技術における課題を解決するため、本発明
による移相器は、 入力信号を、該入力信号に対しそれぞれ173−のレベ
ルを有し且つO゜、120゜、240@の位相差を有す
る3つの信号に分離する第1の回路と、該第1の回路か
ら出力された3つの信号に対しそれぞれ外部からの制御
人力に応答して各信号毎に独立にレベル減衰量を制御す
る第2の回路と、該第2の回路を通過して入力された信
号をベクトル的に合成して出力信号を生成する第3の回
路とを具備し、 前記第2の回路におけるレベル減衰量の制御に基づき前
記第1の回路の入力端から前記第3の回路の出力端まで
の通過信号の位相を最大360゜の範囲で変化させるよ
うにしたことを特徴とする。
〔作用〕
上述した構成によれば、第2の回路により0゜と120
゜と240 ”の3ベクトルの合成で出力信号の位相を
360°の範囲で変化させることができる。
このように3ベクトルの合成で移相制御が可能となるた
め、4ベクトル合成の場合に比してその制御が節単化さ
れ、移相器の構成も簡素化される。
また、ベクトル図の関係(後で詳述)から、挿入tnの
最大値が抑制され、ひいては挿入川の変化を小さ《する
ことができる。
なお、本発明の他の構成上の特徴および作用の詳細につ
いては、添付図面を参照しつつ以下に記述される実施例
を用いて説明する。
〔実施例〕
第1図には本発明の一実施例としてのベクトル合成型移
相器の構成が示される。
同図において、■は電力分配器であって、入力信号SI
Nを受信し、該入力信号に対してレベル的には1/3の
大きさを有し且つ位相的にはそれぞれ0’   120
”   240°の位相差を有する3つの信号Sl,S
z 、S3に分離する機能を有している。
21〜21は可変減衰器を示し、それぞれ、電力分配器
lから出力された対応する出力信号SI、S2、S3に
対し外部からの制御人力C+ ,Cz、C3に基づいて
各信号のレベル減衰量を制御する機能を有している。3
は電力合成器であって、可変減衰器21〜23を通過し
て入力された信号をベクトル的に合成して出力信号S。
,,を生成する機能を有している。
電力分配器1および電力合成器3は、通常のマイクロ波
回路で用いられるストリップラインにより構成され、可
変減衰器21〜23は、外部より制御可能な可変利得増
幅器、PINダイオード等を用いて構成されている。以
下、可変減衰器の構成例について第2図(a) , (
b)を参照しながら説明する。
第2図(a)はPINダイオードを使用した可変減衰器
の構成例を示す。
同図において、人力端INとグランド(アース)の間に
キャパシタ21、キャパシタ22および抵抗器23が直
列に接続され、キャパシタ21および22の接続点には
、ダイオード24がグランドとの間に順方向に接続され
ると共に、コイル25が制御人力端Cとの間に接続され
ている。同様に、出力端OUTとグランドの間にキャパ
シタ26、キャパシタ27および抵抗器28が直列に接
続され、キャパシタ26および27の接続点には、ダイ
オード29がグランドとの間に順方向に接続されると共
に、コイル30が制御入力端Cとの間に接続されている
。ここで、コイル25および30は、伝送路の伝送特性
に影響を与えることなく制御人力C.を印加できるよう
にするために設けられ゛ζいる。
第2図(a)の構成では、制御人力C.とし”ζ電流が
供給され、それによって電力分配器からの信号Stのレ
ベルの減衰量が制御され、信号S8。として電力合成器
に供給されるようになっている。
第2図(b)は進行波型の可変利得増幅器を使用した可
変減衰器の構成例を示す。
同図において、入力端INとグランドの間に所定?誘導
性インピーダンスをもつ伝送ライン31.32.33.
34と、終■端■抵抗としての抵抗器35および直流成
分カット用のキャパシタ36が直列に接続され、同様に
、出力端OUTとグランドの間に伝送ライン31〜34
と同じ誘導性インピーダンスをもつ伝送ライン37.3
B.39.40と、終端抵抗としての抵抗器41および
直流成分カット用のキャパシタ42が直列に接続されて
いる。43〜46はデュアルゲート型の電界効果トラン
ジスタであって、各ソース端子は接地され、各ドレイン
端子はそれぞれ、伝送ライン31〜34と異なる誘導性
インピーダンスをもつ伝送ライン47.48,49.5
0を介して、伝送ライン40,39.38.37および
出力端nuTの間の各接続点に接続されている。また、
トランジスタ43〜46の各第1ゲートはそれぞれ、入
力端INと伝送ライン31,32.33.34の間の各
接続点に接続され、各第2ゲートは共通に制御入力端C
に接続されている。この制御入力端には、制御入力(電
圧)を各第2ゲートに安定して供給するためにキャパシ
タ51が接続されている。
?2図(b)の構成では、制御人力Ciとして電圧が印
加され、それによって入力信号S五のレベルの減衰量が
制御され、信号S,。として電力合成器に供給されるよ
うになっている。
次に、第1図回路の作用について第3図(a)〜(c)
のベクトル図を参照しながら説明する。
第3図(a)は、電力分配器lから出力された信号31
〜S,が可変減衰器21〜21をスルー状態で通過した
時のベクトル図を示す。従ってこの場合、電力合成器3
の出力信号S。u7は零(0)となる。しかしながら実
際の制御形態においては、可変減衰器2.〜23が制御
入力01〜C3に基づいて各減衰量を変化させるよう機
能する。従って、同図のベクトル図からも明らかなよう
に、出力信号S。.Jアの振幅は様々に変化し、かつ、
その位相は最大360゜の範囲で変化する。
ベクトル図の対称性に鑑みて説明の簡単化のため、2つ
の可変減衰器21および2■についてのみ注目する。こ
の場合、120゜ベクトルの可変減衰器2■のみを制御
し、0゜ベクトルの可変減衰器2Iについてはスルー状
態とし、そして240@ベクトルの可変減衰器23につ
いてはその出力を零にする。従ってこの場合には、出力
信号S。U,の位相はO0か、ら120゜の範囲で変化
する。
この条件で、第3図(b)に示されるように120’ベ
クトルの可変減衰器もスルー状態にすると、出力信号S
。,,の振幅は、0°ベクトルの可変減衰器のみをスル
ー状態にした時と同様、その最大値max(0゜ベクト
ルの信号S1。)を呈する。逆に、第3図(c)に示さ
れるように120°ベクトルの可変減衰器の出力をその
最大値の1/2にすると、出力信号S。Ll?の振幅は
最小値min  (0゜ベクトルの信号S1。に対して
3 ’ ”/2倍)を呈する。
ここで、電力分配器1、電力合成器3および可変減衰器
21〜21において損失がないも・のと仮定する。出力
信号の振幅が最大値IIIaχを呈する時は入力電力の
173倍゛の電力が最終的に出力されるので、移相器の
挿入撰は、 −log+o(1/3) !”:4.15(dB)とな
り、最小値を呈する。逆に、出力信号の振幅が最小値a
kinを呈する時は、入力電力の31 /276倍の電
力が最終的に出力されるので、移相器の挿入損は、 log+o(3””/6)  #4.77(dB)とな
り、最大値を呈する。つまり、移相器の挿入損は、4.
77dBと4. 15dBの間で変化する。つまり、挿
入損の変化は僅か0.62dBとなる。
挿入損とその変化の関係について、本実施例の3ベクト
ル合成型移相器と従来形の4ベクトル合成型移相器(第
4図参照)を比較すると、以下の表のようになる。
表 このように、本実施例の3ベク1・ル合成型の移相器に
よれば、通過信号の位相を最大360゜の範囲で変化さ
せる場合に、3ベクトルの合成で実現することができる
ため、使用される可変減衰器も3個でよい。それ故、従
来形に比してレベル減衰■の制御が簡単化され、移相器
の構成も簡素化することができる。また、挿入損の最大
値を4.77dBに抑制することができ、挿入損の変化
も僅か0.62dBに抑えることができる。その結果、
分配損も小さくなる。これは、コストの低減と性能の向
上に寄与するもので、極めて好適である。
ここで、挿入損の変化を少なくするためには、ベクトル
数を増加すれば可能である。しかしながら、ヘクトル数
が増加すると従来形に見られるように可変減衰器の数も
それに応じて増加するため、移相器の構成が複雑になり
、また制御形態も煩雑となって好ましくない。これに対
し、本実施例の構成によれば3ベクトル合成となってい
るため、そのような不都合は解消される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の移相器によれば、3ベクト
ル合成となっているため、従来形に比して構成を簡略化
できると共に、挿入損の増大を抑制し、ひい′ζは挿入
損の変化を低減することができる。このことは、コスト
の低減および性能の向上に寄与し、極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのベク1・ル合成型移
相器の構成を示すブロック図、 第2図(a)および(b)はそれぞれ第1図における可
変減衰器の構成例を示す回路図、 第3図(a)〜(c)は第1図回路の作用を説明するた
めのベクトル図、 第4図は従来形の一例としてのベクトル合成型移相器の
構成を示すブロック図、 第5図(a)〜(c)は第4図回路の作用を説明するた
めのベクトル図、 である。 (符号の説明) 1・・・第1の回路(電力分配器)、 21〜23・・・第2の回路(可変減衰器)、3・・・
第3の回路(電力合成器)、 01〜C3・・・制御入力、 SIN・・・入力信号、 SOLIア・・・出力信号、 S,〜S,・・・電力分配器の出力信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 入力信号(S_I_N)を、該入力信号に対しそれぞれ
    1/3のレベルを有し且つ0°、120°、240°の
    位相差を有する3つの信号(S_1,S_2,S_3)
    に分離する第1の回路(1)と、 該第1の回路から出力された3つの信号に対しそれぞれ
    外部からの制御入力(C_1〜C_3)に応答して各信
    号毎に独立にレベル減衰量を制御する第2の回路(2_
    1〜2_3)と、 該第2の回路を通過して入力された信号をベクトル的に
    合成して出力信号(S_O_U_T)を生成する第3の
    回路(3)とを具備し、 前記第2の回路におけるレベル減衰量の制御に基づき前
    記第1の回路の入力端から前記第3の回路の出力端まで
    の通過信号の位相を最大360゜の範囲で変化させるよ
    うにしたことを特徴とする移相器。
JP5499289A 1989-03-09 1989-03-09 移相器 Pending JPH02235403A (ja)

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JP5499289A JPH02235403A (ja) 1989-03-09 1989-03-09 移相器

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JP5499289A JPH02235403A (ja) 1989-03-09 1989-03-09 移相器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001156551A (ja) * 1999-11-30 2001-06-08 Fujitsu Ltd 信号キャンセル方法及びその装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS634721A (ja) * 1986-06-20 1988-01-09 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ チヤネルエンコ−ダ

Patent Citations (1)

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