JPH0223378Y2 - - Google Patents

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JPH0223378Y2
JPH0223378Y2 JP1983075073U JP7507383U JPH0223378Y2 JP H0223378 Y2 JPH0223378 Y2 JP H0223378Y2 JP 1983075073 U JP1983075073 U JP 1983075073U JP 7507383 U JP7507383 U JP 7507383U JP H0223378 Y2 JPH0223378 Y2 JP H0223378Y2
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JP
Japan
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liquid tank
processing liquid
crane
arm
wood
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JP1983075073U
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JPS59179007U (ja
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  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は木材の防腐、蟻を含めた防虫浸漬処理
用の移動式木材処理装置に関する。
従来、西日本、特に沖縄地方では白蟻その他の
虫による木材の食害が多く、建築現場等で手軽に
木材の浸漬処理の行なえる移動式木材処理装置の
出現が待望されていた。
本考案の目的は、現場で容易に行うことのでき
る移動式木材処理装置を提供するにある。
本考案は、車両荷台1上に設置された処理液槽
2と、クレーンアーム4の中間部に枢着した押え
アーム5を有するクレーン3とからなる移動式木
材処理装置において、前記処理液槽2を長手方向
に複数の区画に分割する間仕切板9を挿入する縦
溝8を設けるとともに、前記処理液槽2を開閉自
在に覆う蓋6を設け、且つ前記クレーン3に木材
吊りのためのフツク10のほかに押えアーム5を
クレーンアーム4の中間部に懸垂してなる移動式
木材処理装置である。
次に本考案を図面によつて詳細に説明する。
図はクレーン3を有するトラツク上に本考案の
移動式木材処理装置を設けたものである。
本考案に係る処理液槽2は、例えばグラスフア
イバー製で処理液2aに対して耐蝕性であり、荷
台1上にそれの長手方向に設置されている。第1
図に示す如く、処理液槽2は使用しない場合、又
は走行中の場合には蓋6が施され、パツチン錠の
如き締付金具7により締付けて閉鎖されていると
共に処理液槽2の内側には対向して縦溝8が設け
てあり、上記溝間には少なくとも3枚の間仕切板
9を挿入できる。このように間仕切板9を挿入し
て蓋6を締付けた状態ではトラツクを走行中でも
処理液2aは漏洩しない。トラツクが加速或いは
減速した場合には、処理液2aは慣性により処理
液槽2の後方側或いは前方側に移動し、移動した
側の液面が高くなる。また、トラツクが坂道を走
行している場合にも重力により処理液2aが移動
し、処理液槽2に対する相対的な液面の変化が生
じる。ここで、本実施例においては、間仕切板9
により処理液槽2が長手方向に複数の区画に分割
されているので、処理液2aが処理液槽2全体に
わたつて移動することが阻止される。これによ
り、処理液2aの移動は各区画内に留まり液面の
高さの変化が小さくなる。したがつて、処理液2
aが処理液槽2の縁まで達することが少なくな
る。また、縁まで達した場合でも処理液槽2は蓋
6により覆われているので、外部に溢漏すること
がない。また、処理液2aが処理液槽2の縁まで
達する場合でも蓋6に加わる圧力は少さいので、
溢漏防止構造として簡単な構造を採用することが
できる。
本考案に係るクレーン3はフツク10のほかに
押えアーム5をクレーンアーム4の中間部に枢軸
5aにより枢着し懸垂している。押えアーム5の
下端部は押え部11であり、押え部11は上記ア
ーム全体の長さを調節できるように、例えばパン
タグラフにより伸縮式に形成するのが好ましい。
本考案に係るクレーン3はこのような構造を有す
るので、フツク10によつて蓋6及び間仕切板9
を取除いた処理液槽2内への木材の吊下げができ
ると共に、押えアーム5によつて木材の多少に係
らず処理液2a内への完全な浸漬ができる。例え
ば10分の処理時間が経過した後は押えアーム5の
押圧を止め処理ずみの木材をフツク10により処
理液槽2から吊上げて所定の位置に移すことがき
る。
以上4トン車を利用した本考案装置について説
明したが、トレーラー車を台車として利用するこ
ともできる。
本考案によれば、自動車が坂道を走行したり動
揺しても処理液の漏洩がなく、現場に直行して木
材処理が容易に行なえるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の移動式木材処理装置を一部切
欠いて示す1例正面図、第2図は第1図の装置か
ら蓋及び間仕切板を取除いて示す平面図である。 1……荷台、2……処理液槽、2a……処理
液、3……クレーン、4……クレーンアーム、5
……押えアーム、5a……枢軸、6……蓋、7…
…締付金具、8……縦溝、9……間仕切板、10
……フツク、11……押え部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両荷台1上に設置された処理液槽2と、クレ
    ーンアーム4の中間部に枢着した押えアーム5を
    有するクレーン3とからなる移動式木材処理装置
    において、前記処理液槽2を長手方向に複数の区
    画に分割する間仕切板9を挿入する縦溝8を設け
    るとともに、前記処理液槽2を開閉自在に覆う蓋
    6を設け、且つ前記クレーン3に木材吊りのため
    のフツク10のほかに押えアーム5をクレーンア
    ーム4の中間部に懸垂してなる移動式木材処理装
    置。
JP7507383U 1983-05-19 1983-05-19 移動式木材処理装置 Granted JPS59179007U (ja)

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JP7507383U JPS59179007U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 移動式木材処理装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7507383U JPS59179007U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 移動式木材処理装置

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Publication Number Publication Date
JPS59179007U JPS59179007U (ja) 1984-11-30
JPH0223378Y2 true JPH0223378Y2 (ja) 1990-06-26

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JP7507383U Granted JPS59179007U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 移動式木材処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013022957A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Shigeo Eguchi 薬液含浸装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4839441A (ja) * 1971-09-22 1973-06-09

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JPS4839441A (ja) * 1971-09-22 1973-06-09

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JPS59179007U (ja) 1984-11-30

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