JPH02233784A - 減感インキ被覆度検知用組成物 - Google Patents

減感インキ被覆度検知用組成物

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JPH02233784A
JPH02233784A JP1055698A JP5569889A JPH02233784A JP H02233784 A JPH02233784 A JP H02233784A JP 1055698 A JP1055698 A JP 1055698A JP 5569889 A JP5569889 A JP 5569889A JP H02233784 A JPH02233784 A JP H02233784A
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acid
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Nobuhiro Torii
鳥居 宜弘
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 本発明は減感インキ印刷を必要とする画像記録材料に関
し、更に詳細には減感インキ被覆度検知用組成物に関す
るものである。
(B)従来の技術 電子供与性無色又は淡色の染料と電子受容性顕色剤を使
用した記録材料は周知の通り、例えば米国特許4480
052号、同4436920号、特公昭60−2392
2号、特開昭57−479836号明細書に記載されて
いるようなノーカーボン感圧記録材料があり、これは既
に歴史もあり、産業としても大きく発達しているが、更
にこの発色原理を利用した画像記録材料はこの他にもあ
り、例えば熱昇華性無色染料熱発色画像記録材料(特開
昭52−149123号、同54−53538号明細書
など)、感熱熱転写発色画像記録材料などが挙げられる
従って、本発明はか\る発色反応原理を利用した画像記
録材料の全てに亘るものである。
本明細書においては、ノーカーボン感圧記録材料におけ
る本発明の実施例を中心に詳細に説明するが、ノーカー
ボン感圧記録材料に限らないことは上記の通りである。
ノーカーボン感圧記録材料は、基本的には無色又は淡色
の染料ドナーシート(上用紙)と顕色剤シート(下用紙
)とから成り、無色又は淡色の染料は、高沸点溶媒に溶
解され、マイクロカプセル中に内蔵される。
従来より、電子供与性無色又は淡色の染料としては、例
えば具体的に3.3−ビス(パラジメチルアミノフエニ
ル)6−ジメチルアミノフタリド(クリスタルバイオレ
ットラクトン)、マラカイドグリーンラクトン、3−ジ
メテルアミノトリ7工二ルメタンフタリドなどのトリ7
エニルメタンフタリド系;スピロ〔3−メチルクロメン
−2.2’− 7’一ジエチルアミノクロメン〕、スビ
ロ(3−メチルクロメン2.2’− 7’−ジベンジル
アミノクロメン)、sl.sl−ジクロロ−3.3.3
 − }リメチルーインドリノーペンゾスピロピラン,
  1.3.3−トリメチルー67−ニトロースピロ(
インドリン) − 2.2’− 2’Hクロメン、スビ
ロ( 1,3.3 − }リメチルインドリン−2.3
’− 8’−プロモナフト(2.1−b)ビラン)、ス
ビロ(3−メチルーペンゾ(5.6−a)クロメ、ンー
2.2’− 7’−ジエチルアミノクロメンなどのスビ
aピラン系:3,6−ジメトキシフルオラy  3−N
−シクロヘキシルアミノ−6−クロルーフルオラン、3
−ジメチルアミンー6−メチル−7−クロルーフルオラ
ン、1.2ペンゾー6−ジメチルアミノーフルオラン、
1.2ペンゾー〔2′ジエチルアミノ〕−6−ジエチル
アミノーフルオラン、3−ジエチルアミノー7−ジベン
ジルアミノーフルオラン、3−ジエチルアミンー6−メ
チル−7−ジベンジルアミノ−7ルオラン、3−ジエチ
ルアミノー5−メチル−7−ジベンジルアミノーフルオ
ラン、3−ジエチルアミノー7−アニリノー7ルオラン
、3−ジエチルアミノー6−メチル−7−アニリノー7
ルオラン、3−ジエチルアミノー7−(0−アセチル)
アニリノー7ルオランなどの7ルオラン系;3−(4−
ジエチルアミンー2−エトキシフエニル)−3−(1−
エチル−2−メチルインドール−3−イル)7−アザフ
タリドなどのアザフタリド系;3,3−ビス(1−オク
チル−2−メチルインドール−3−イル)フタリドなど
のインドール系;N−プチルー3−(ビ,<−〔4−{
N−メチルアニリノ}フェニル〕メチル)カルバゾール
などのトリフエニルメタン系;3−ジエチルアミノー7
(N−メチルアニリノ)−10−ペンゾイル7エノキサ
ジン、3.7−ビス(ジメチルアミノ)−10−ペンゾ
イルフエノチアジン、10 − ( 3’, 4’, 
5’− }リメトキシーペンゾイル)一3.7−ビス(
ジメチルアミノ)一フエニルチアジンなどのフエノチア
ジン系があり、これら一より1種及び/又は2a以上併
用される。
電子受容性顕色剤としては、例えば具体的に無機系顕色
剤として酸性白土、アタパルガイト・クレーなどの天然
粘土鉱物;酸性白土を鉱酸で処理した活性白土;特開昭
57−15996号明細書記載の1半合成固体酸.など
があり、有機系顕色剤・とじて各種フェノール化合物:
ノボラツク型フェノール樹脂;芳香族カルボン酸多価金
属塩があり既に使用されている。
上記の染料を内蔵したマイクロカプセル、好適な粒子径
に粉砕された顕色剤は適当なバインダーと共に紙の如き
支持体に各々上用紙、下用紙として塗布乾燥され、両紙
の塗布面を対向するように重ね合せて筆記或いはタイプ
ライターなどで加圧すると加圧部のマイクロカプセルが
破壊されて流出した染料と顕色剤が接触して発色反応を
起こす。
又、表面に顕色剤を、裏面に染料内蔵マイクロカプセル
を塗布した中用紙を上用紙と下用紙の間K挾んで使用す
れば更に多数枚の複写が得られる。
減感インキは顕色剤を塗布した中、下用紙に印刷し、発
色不要部分乞予め被覆して発色を阻止する目的で使用さ
れる。
減感インキの発色阻止する物質はインキ組成中に含まれ
る減感剤であり、従来より公知の減感剤としては、殆ん
どのものはポリエチレンオキサイドやポリプロピレンオ
キサイド又はポリプチレンオキサイドの如きポリエーテ
ル鎖を分子中に有する比較的高分子量の有機化合物であ
る。これらの減感剤を公知公用の顔料(酸化チタンなど
)及びバインダー(ロジン変性フェノール樹脂など)、
更には所望によりワックス、有機溶剤を使用して、オフ
セット、凸版、フレキソ、グラビアなどの印刷方式Kよ
り顕色剤を塗布した中、下用紙に印刷する。
(C)発明が解決しようとする課題 減感インキ印刷方法においては、オフセット、凸版印刷
は主としてインキの乾燥はインキ組成物の印刷面や紙へ
の1浸透,によって達成され、フレキン、グラビア印刷
はインキ中の有機溶剤の1蒸発.により達成されていた
しかし、一見乾燥したように見えてもインキ組成中の液
状物質、例えば減感剤、バインダーなどは印刷面や紙中
に液状で存在していて、減感印刷を施した中、下用紙を
重ねたり、巻き取ったり、更には伝票、事務用紙として
上、中、下用紙として保存している間に減感剤が徐々に
マイグレート(移動)して近接するマイクロカプセルを
破壊したり、発色必要箇所まで発色阻止・不能せしめた
りするトラブルがある。即ち、画像記録材料であるノー
カーボン感圧記録材料の減感印刷においては、この減感
インキがマイグレートする現象は非常に大きな問題であ
る。
更に近年、染料及び顕色剤の進歩とそれらを有効に利用
する工夫が成され著るし〈発色能力が向上したため、従
来よりも減感効果(発色阻止する効果の度合い)が発揮
しに〈\減感インキの顕色剤面を被覆する量(以下、盛
り量と称す)を増加しなければ充分な減感効果が得られ
ないという傾向があり、そしてインキの盛り量を多くす
ると更洗インキ乾燥速度が遅くなりインキのマイクレー
ト現象以外でもトラブルが多発している。その一つの問
題が減感インキの盛り量が多くなると減感インキ印刷面
にボールペンなどで筆記又は着色インキで印刷すると印
字部分が著るしく変退色を受けたり、にじんだりする欠
点がある。そこで減感インキの盛り量が城感効果の得ら
れる適正な盛り量であって過剰に盛られていないこと!
検知することは非常に重要である。
そこで従来より、上記の如き染料ビ有機溶剤に適当な濃
度に溶解して、その溶液をスポンジ、筆、綿花、ガーゼ
などに浸み込ませ減感インキ印刷部分をインキが取れな
いように手で軽く塗布して、その発色消色度合いを検知
している。しかし再現性という点において難点があり、
その改良として、特關昭63−216788号明細書に
は炭酸カルシウムと7タロシアニンプルー及びポリビニ
ルアルコールを塗液と成し、塗布して着色シートを作成
する。そのシートの上に減感インキ盛り量を変えて印刷
したシートをあらかじめ見本とし、その見本に基づいて
インキ盛り量を検知する方法。そして特開昭63−22
1081号公報KはpHの変化によって色相然〈は吸光
係数が変化する色素又は色素プレカーサー及び酸性物質
を含有するインキ盛り量検知用フエルトペン、特開昭6
3−276590号公報には酸性物質を含み色素又は色
素プレカーサーとしてpHの変化により色相が変化する
ものと、pHの変化により有色から無色へと変化するも
のを併用したインキ盛り量検知用フエルトペンなどが提
案され使用されている。
このフエルトベン方式は確かに適正な減感インキ盛り量
を検知するには効果を発揮する。
一方、印刷直後においても、シートのインキ盛り量が多
いと、印刷面と接触した(印刷機の)ロールにインキが
転移・付着し、その付着インキがシートに更に転移した
り、減感インキのタック、フローと印刷機のスピードが
合致しないと減感インキがシートの不必要な箇所に飛び
散る場合があるが、減感インキは殆んどが白色であり、
紙の如き支持体が白色の場合は一見しては判らないので
、上記のような減感インキ盛り量検知組成物を使用する
が、フエルトペンでシート全面を確認するのは大変な時
間と労力を必要とするので実用的ではない。
そこで、クリスタルバイオレットラクトンの如き染料を
有機溶剤に溶解後、適当な蒸気圧をもつフロンガスを注
入しその容器より電子供与性染料溶解液を噴霧すること
により大幅な時間短縮が図られた。と同時に概略な減感
インキ被覆度も検知できるので実用性が高くこのフロン
ガスを使用した噴霧方式が市場で広く使われている。こ
のフロンガスを代表的な製造メーカーで製造されたダイ
フロンガスの特性を挙げると、長所は不燃性であり、毒
性、腐蝕性、臭気がない。短所としては、代表的な構成
原子は炭素、塩素、フッ素であり、化学構造的に見ても
極性が低く、極性の高い物質の溶解性が低い。しかし、
これらの事よりもフロンガスが地球を取り巻くオゾン層
(太陽からの紫外線の大部分を吸収する)を破壊して、
皮膚ガンや免疫疾患の発生が増えるのではないか・・・
と懸念されている。1989年1月1日から各国が協力
して今世紀中Kフロンガスの放出量を半減させようとい
う「モントリオール議定書」が発効、本格的なフロンガ
ス規制に乗り出しており、本発明者らとしても協力しな
ければならない。
従って本発明の目的は、ノーカーボン感圧記録材料の中
、下用紙に減感インキを印刷する際において、公害問題
の全くない噴霧方式による優れた減感インキ被覆度検知
用組成物を提供することである。
CD)課題を解決するための手段 本発明者らは広範な研究・実験の結果、環境破壊などの
公害問題もなく、更に印刷直後の減感効果のレベルとイ
ンキ盛り量の過剰程度が鮮明に検知できる組成物を開発
した。
本発明は、■酸塩基指示薬及び/又は電子供与性染料、
■有機溶剤並びに■二酸化炭素から成り、噴霧可能容器
に充填された減感インキ被覆度検知用組成物である。
即ち、本発明者らは水素イオン濃度の変化K伴い変色す
る酸塩基指示薬及び/又は電子供与性染大した容器より
噴霧して顕色剤シート上の減感インキ印刷部に供給する
ことで減感効果の程度とインキ盛り量の程度を検知でき
る。
本発明に使用する酸塩基指示薬としては、例えば具体的
に物質名で明記すると、アリザリンプルー ローダミン
B,メチルバイオレット、メチルバイオレツ}6B,エ
チルバイオレット、アイオジングリーン、マラカイトグ
リーン、0−クレゾールレッド、クリスタルバイオレッ
ト、メタニルエロー、エリトロシン、ブリリアントクリ
ーンm − クレゾールパープル、チ七−ルプルー、キ
シレノールプルー、m−クレゾールレッド、トロベオリ
ン00、ペンタメトキシレツド、ベンソハープリン4B
1キナルジンレッド、アミノアゾベンゼン、アリザリン
エローR,ベンゼンアゾペンジルアミン、β−ジニトロ
フェノール、ペンゾエロー、ジメチルエロー、a−ジニ
トロフェノール、ヘキサメトキシレッド、メチルオレン
ジ、ダイレクトハープル、プロムフェノールプルー、テ
トラプロムフェノールプルー、プロムクロルフェノール
プルー ペンゾハーフリン、コンゴーレッド、ジメチル
−α−ナフチルアミノアゾ一〇−メトキシベンゼンーP
−スルホン酸、P一エチルオレンジ、ナ7チルレッド、
アリザリンスルホン酸ナトリウム、P一エトキシクリイ
ジン、アンホマゼンタ、プロムクレゾールグリーン、イ
ンピクラミン酸、γ−ジニトロフェノール、レザズリン
、メチルレッド、ラクモイド、コチニール、ヘマトキシ
ロン、カルミン酸、ヘマトキシリン、フロビルレッド、
クロルフェノールレッド、ヘプタメトキシレッド、プロ
ムクレゾールパープル、フェナセトリン、ブロムフェノ
ールレッド、アリザリンレッド、ジブロムフェノールテ
トラプロ.ムフェノールスルホン7タレイン、P−ニト
ロフェノール、ピナクロム、プロムチモールプルー、イ
ンドオキシン、ニトロフェノールスルホンフタレイン、
アゾリトリン、二二一トラルレッド、オーリン、ナイル
プルー、フェノールレッド、m−二トロフェノール、キ
ノリンプルー,o−クレゾールペンゼイン、ジプロムバ
ニリデンシクロヘキ?/ン、〇一クレゾールレッド、a
−ナフトールフタレイン、ジーO−オキシステリルケド
ン、ブリリアントエa−、プロビルーa−ナ7トールオ
レンジ、エチルビス(2,4ジニトロフエニル)酢1m
−クレゾールハーフル、トロペオリン000、P−クレ
ゾールフタレイン、P−キシレノールプルー、チモール
プルー、フェノールフタレイン、0−クレゾールフタレ
イン、パープリン、ジー4−オキシー3−エトキシペン
ジリデンシクロヘキサノン、αーナ7トールペンゼイン
、チモール7タレインプロムフェノールパープル、ナイ
ルプルーA, メテルプルー、アリザリンエローGG,
アゾプルーサリチルエロー、ジアゾバイオレット、アリ
ザリ7:t.CI−、)チルクリーン、二トロアミン、
トロペオリン0、ボワルリーブルー、アルカリプルー塩
基性フクシン、トリニトロ安息香酸、インジゴカルミン
、1,3.5 }リニトロベンゼン、酸性フクシンなど
が挙げられるが特に好ましい物質名としてはプロムフェ
ノールプルー、プロムクロムフエノールプルー、ナフチ
ルレッド、ブロムクレゾールクリーン、メチルレッド、
プロムクレゾールパープル、プロムチモールプルーであ
る。これらの酸塩基指示薬は所望により1種及び2種以
上併用される。
本発明に使用する無色又は淡色の電子供与性染料は画像
記録材料に用いられるものと同じであり、上記に具体的
に記載しているが、その中でも特に好ましいものは、ク
リスタルバイオレットラクトン 3〜N−シクロヘキシ
ルアミノ−6−クロルーフルオラン、3−ジメチルアミ
ンー6−メチル−7−クロルフルオラン、3−ジエチル
アミノー6−メチル−7−ジベンジルアミノーフルオラ
ン、3.3−ビス(1−オクチル−2−メチルインドー
ル−3−イル)フタリド、3.7−ビス(ジメチルアミ
ノ)−10−ペンゾイルフエニルチアジンである。更に
本発明で使用する(ロイコ)染料としては、3−シクロ
ヘキシルメチルアミノー6−メチル−7−アニリノフル
オラン、3−ジエチルアミノベンゾ[a)−7ルオラン
、3−ビロリジノー6一メチル−7−アニリノフルオラ
ン、3−ジエチルアミンー7−ジベンジルアミノフルオ
ラン 3−プロビルメチルアミノー6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−イソプチルエチルアミン−6−
メチル−7−アニリノフルオラン、2−(N一フエニル
ーN−メチルアミン)−6−(N−P一トリルーN一エ
チル)アミノフルオラン、3−イソアミルエチルアミノ
ー6−メチル−7−アニリノフルオラン、ローダミンー
B−オルトク口ルアニリノラクタムである。これらの電
子供与性染料は所望により1種及び/又は3種以上併用
される。
本発明に使用する有機溶剤どしては、例えば具体的にn
−ヘキサン、トルエン、キシレン、ベンゼン、石油エー
テル、燈油(JIS2203−59)、芳香族ナフサ(
商品名スワゾール)、ソルベントナフサ、1,1.1 
− }リクロルエタン(商品名クaロ七ン)、四塩化炭
素、トリクロルエチレン、塩化メチレンなどの炭化水素
類:エタノール、イソブロビルアルコール、ベンジルア
ルコール、エチレングリコール、フロビレングリコール
、ジプロビレングリコール、アセトン、メチルエチルケ
トン、エチレングリコールモノメチルエーテルナトのア
ルコール類が挙げられるが特に好ましくは■溶解能が高
い、■揮発性が適当である、■なるべく不燃性であるこ
となどの事項により1,1.1 トリクロルエタン、塩
化メチレンである。
本発明に使用する二酸化炭素(以下、慣用名である炭酸
ガスと称す)は、酸塩基指示薬及び/又は電子供与性染
料有機溶剤溶液を容器から噴霧するための圧力源として
混入する。
本発明に使用する炭酸ガスは、炭素化合物の酸化反応で
最終的に得られる安定で安全な化合物であり、循環サイ
クルの上からは無尽蔵な資源である。工業的な炭酸ガス
源としては、現在アンモニア合成工程や、石油精製工程
などから副生される粗炭酸ガスがあるが、これらのガス
の吸収分離技術が進歩したため、純度は98〜99重量
チであり、容易に工業頂料として成り得る。工業的な炭
酸ガス源は天然ガス、発酵ガスがあり、炭酸ガス含有量
も高く、その他石灰炉ガス コークス重油燃焼ガス、ナ
フサや原油の分解ガス、水性ガスなど、生石灰、水素ガ
スなどの製造の副産物として多ぐの工程から分離回収す
ることができる。
吸収分離法は主として熱炭酸カリ法が用いられているが
、メチルアミノプロピオン酸カリウムのようなアミノ酸
塩の水溶液を吸収剤とするアルカジット法やエタノール
アミン吸収法も採用されている。
これらの吸収法では、硫化水素や硫化力ルボニルのよう
な酸性ガスも吸収されて不純物として含まれ、さらにH
2、02、N2、CO, CnH2n+2、H20など
も含有するので 1)物理的洗浄法として水洗法(湿式
)、又はシリカ、アルミナ、活性炭による吸着する(乾
式)方法があり、更に2)化学的洗浄法として過マンガ
ン酸カリ溶液洗浄法、炭酸ナトリウム溶液洗浄法など幾
つかの方法を組み合せて精製すると98〜99%の炭散
ガスが得られる。
更に圧縮、除湿、液化、フラツシングのサイクルKよる
不純ガスの除去をおこなえば、純度99.99俤以上の
炭酸ガスが得られ貯蔵される。
本発明に使用する炭酸ガスは、冷凍機などにより冷却し
液化された炭酸ガスボンベから酸塩基指示薬及び/又は
電子供与性染料有機溶剤溶液の入った容器に注入、混入
される。
本発明では酸塩基指示薬及び/又は電子供与性染料を有
機溶剤に0.05〜5重量チ濃度、特に好ましくは0.
1〜3重量優に溶解して調成する。これらの濃度が0.
05重量チ未満では減感インキ被覆度が不充分であるに
も拘らず、実用性があると検知し、5重量チを越える濃
度では被覆度が充分であるにも拘らず、酸塩基指示薬及
び/又は電子供与性染料が減感インキ及び顕色剤シート
と過剰に発色反応して実用性がないと検知して本発明の
目的を成さない。
更に本発明では酸塩基指示薬と電子供与性染料を混合使
用することによって可能であるが、この場合の混合比率
は酸塩基指示薬に対して電子供与性染料を0.1〜99
.9重量チで使用する。この混合比率は使用する酸塩基
指示薬、電子供与性染料、減感インキ又は顕色剤シート
の種類によって広範囲で可能である。
上記の如く単独若しくは混合比率で有機溶剤に溶解され
た酸塩基指示薬及び/又は電子供与性染料溶液と本発明
の炭酸ガスの混入・注入比率は容器から酸塩基指示薬及
び/又は電子供与性染料溶液が噴霧され\ば充分である
が特に好ましくは酸塩基指示薬及び/又は電子供与性染
料溶液:炭酸ガスの重量比率は95:5である。
(E)実施例 以下、最も代表的な実施例により本発明の好適態様と優
れた効果を具体的に説明する。尚、以下のチはすべて重
量チを表わす。
実施例1.〜8、比較例1.〜8. 第1表に実施例1〜8、比較例1〜8に使用した酸塩基
指示薬及び/又は電子供与性染料の比率($)、有機溶
剤中に占める濃度(%)、噴霧圧力源となるガスを示し
た。有機溶剤は1,1,1. }リクロルエタン:塩化
メチレン=50:50(重量部)である。
試験方法 宮越製作所ミャスター18型印刷機を使用して、市販三
菱NCR紙下用紙(N−40)に三菱凸版用減感インキ
(商品名TR−4B)をインキ盛り量が2.5麓になる
ように印刷し、印刷直後の減感効果、即ち、減感インキ
被覆度を第1表に示したガス混合液を噴霧して、その色
相変化より検知した。
又、実用的(実際に使用された時)な減感効果を確認す
るために印刷した下用紙と市販三菱NCR紙プルー発色
用上用紙(N−40)と合わせてボールペン筆記した。
噴霧による色相変化(減感効果)とボールペン筆記によ
る減感効果を◎、○、■印とした。
その理由は、噴霧及びボールペン筆記の減感効果が、即
ち◎、O、又は@印が一致しなければインキ被覆度検知
用組成物として役立たないことであり、第2表の如く、
比較例1〜5の減感効果は噴霧が◎、O、■印、ボール
ペンがO印となり一致していないのでインキ被覆度検知
用組成物として実用的価値はない。
ミストについて 噴霧すると、炭酸ガスと共に電子供与性染料溶解液が微
粒子となって飛び散るが、その微粒子の大きさをミスト
の大、中、小とした。
ミストが小さいことはシート上に均一に飛び散ることと
なりインキ被覆度、検知の正確度が向上する。
CF)発明の効果 実施例から明らかなように、本発明の■酸塩基指示薬及
び/又は電子供与性染料、■有機溶剤並びに■二酸化炭
素から成り、噴霧可能容器に充填させ、噴霧することに
より、オゾン層を破壊するような公害問題もなくなり、
優れた減感インキ被覆度検知用組成物が提供された。
手続ネ甫正1千 輸発) 平成 1年 7月14日 特許庁長官殿         冫 1−、事件の表示 平成 1年 特許願第 55698
号2,発明の名称 減感インキ被覆度検知用組成物 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 三菱製紙株式会社 特許部 口 (600) 248+ 4,補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 5.補正の内容

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸塩基指示薬及び/又は電子供与性染料、
  2. (2)有機溶剤並びに
  3. (3)二酸化炭素から成り、噴霧可能容器に充填された
    減感インキ被覆度検知用組成物。
JP1055698A 1989-03-07 1989-03-07 減感インキ被覆度検知用組成物 Pending JPH02233784A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1055698A JPH02233784A (ja) 1989-03-07 1989-03-07 減感インキ被覆度検知用組成物

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JP1055698A JPH02233784A (ja) 1989-03-07 1989-03-07 減感インキ被覆度検知用組成物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002080756A (ja) * 2000-09-05 2002-03-19 Toyo Seikan Kaisha Ltd 高圧蒸気殺菌表示用インキ組成物

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