JPH02233486A - エレベータ用ケーブル断線検出装置 - Google Patents

エレベータ用ケーブル断線検出装置

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JPH02233486A
JPH02233486A JP1049717A JP4971789A JPH02233486A JP H02233486 A JPH02233486 A JP H02233486A JP 1049717 A JP1049717 A JP 1049717A JP 4971789 A JP4971789 A JP 4971789A JP H02233486 A JPH02233486 A JP H02233486A
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JP
Japan
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disconnection
power cable
detection device
inverter
cable
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Application number
JP1049717A
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English (en)
Inventor
Kenji Oshima
健二 大島
Manabu Suganuma
学 菅沼
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
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Publication of JPH02233486A publication Critical patent/JPH02233486A/ja
Priority to US08/142,652 priority patent/US5400204A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0006Monitoring devices or performance analysers
    • B66B5/0018Devices monitoring the operating condition of the elevator system
    • B66B5/0031Devices monitoring the operating condition of the elevator system for safety reasons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/06Arrangements of ropes or cables
    • B66B7/064Power supply or signal cables

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  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エレベータ特にリニアモータ駆動方式のエレ
ベータに適用可能な電源ケ・−ブル等の断線検出装置に
関する。
(従来技術の説明) 従来より、エレベータ駆動方式では所清巻き上げ式が知
られている。この方式では、エレベータの真上(屋上)
に機械室を設置しそこに巻き上げ機を装着し、ロープを
介してその一端にかご室、他端にはカウンタウェイトを
吊り下げた構成となっている。
しかしながら、この巻き上げ機は、比較的太きなもので
あり、更に、エレベータのブレーキ装置その他制御装置
等も同様に機械室に設けているので、機械室内部も必然
的に大きな面積を必要とし、特に、マンシタン等の居住
空間を少しでも多く取りたい建物に於いては、この機械
室による建物の占有面積が大きな問題となる。又、機械
室内に設置した装置全体の重量も相当増えるものとなる
ために、機械室の構造も剛性面からコスト高となる。
そこで、上記問題点を解決するため、近来、リニアモー
夕を駆動源としたエレベータシステムが開発されている
。このリニアモー夕は、モータ自体が直線運動する機械
のため、巻き上げ機等の回転機と異なり綱車等を必要と
せず、全体として軽量化が図れる。そのために、従来の
エレベータに必要とされた巻き上げ機用の機械室が全く
必要となくなり、エレベータシステム全体の小型化が可
能である等の大きな特徴がある。
(従来技術の問題点) しかしながら、上記リニアモータ駆動によるエレベータ
に於いては、従来の巻き上げ式と同様安全面に十分配慮
する必要かある。特に、かご室に対向して吊設している
カウンタウェイトに装着したりニアモータ可動子と機械
室に設置したりニアモータ駆動制御用インバータとの間
には、単相当たり多数のビニール被覆した銅線を、例え
ば、塩化ビニール等絶縁体で被覆し断面放射状に束ねて
構成した電源ケーブルを三相分張設したケーブルを接続
している。ところが、該ケーブルをりニアモータ(即ち
、がウンタウェイト)の移動と共に、吊下された状聾で
空間移動し、又、艮時間この吊下された状態で使用する
ため、使用環境としては厳しいものである。従って、個
々の電源ケーブル内の銅線が曲がって折れたり銅線同志
が接触して断線する事故が発生しやすい。更に、電源ケ
ーブルの内の1本の銅線が断線すれば、他の銅線に流れ
る電流は増加しケーブル自体に熱が発生しケーブルが劣
化してケーブルとしての機能が無くなる事態の発生が起
こる可能性がある。又、断線状態のまま使用すれば、電
源ケーブルの劣化は著しくエレベータシステムの運転に
好ましくない。
そこで本発明の目的は、エレベータシステムの安全性を
向上させるため、上記目視出来ない銅線ワイヤの断線事
故発生を監視し電源ケーブル内での断線を検出した場合
、直ちにエレベータシステムを停止する或はエレベータ
システムを起動させないようにした断線検出装置を提供
することにある。
(課題を解決するための手段と作用) 上記目的を達成するため、本発明に係る断線検出装置は
、a)エレベータシステムのインバータからエレベータ
システムの駆動手段までの間に張設した少くともlの電
源ケーブルと、b)前記電源ケーブルに設置し前記ケー
ブルを構成する複数のワイヤの内少くともいずれか1本
のワイヤが断線したか否かを判定する第l手段と、C)
前記第1手段の前記ワイヤに断線有りとの判定結果に基
づき前記インバータと前記駆動手段との間を電気的非接
続にする第2手段とからなることを特徴とする。
(実施例) 以下、本発明に係る断線検出装置の実施例を図面を参照
しつつ説明する。
第1図は、本発明に係る断線検出装置が適用可能なりニ
アモータ駆動式エレベータシステムの概略全体図を示し
ている。
円筒形リニアモータAは、円筒状の可動子1と固定子と
してのコラム10とで構成されている。
この可動子1は1次側として機能し、その両側にウェイ
ト2を配置する構成としてチャンネル部材からなるケー
シング内に装着されており、全体として、かご4に対す
る釣り合いおもり(カウンタウェイト)3を構成してい
る。このカウンタウェイト3は、通常、かご4の約l2
 5倍の荷重になるように設定されている。かご4及び
カウンタウェイト3は、上部に設置された4個のシーブ
5を介して4本のロープ6によって連結されている。
又、かご4は両側にかご用ガイドレール7及びカウンタ
ウェイト用ガイドレール8を有しており、スライド郎材
9を介して昇降する構成とされている。
2次側導体として機能する固定側のコラムlOはアルミ
合金で出来ており、カウンタウェイト用ガイドレール8
の中間部において円筒状可動子1を貫通して、ガイドレ
ール8の下部に設けられた支持枠郎材l1からなる建屋
側の下部固定部及び上部支持チャネルl2からなる上部
固定部にコラム支持部材13及び14を介して設置され
ている。
尚、実際におけるコラム10は、積載重量600kg 
(6人乗り)のエレベータにおいて、!本の長さが1 
5 0 0 mm,直径100mmとなっており、これ
を複数本接合することにより全体として所望する長さを
得ている。
円筒型リニアモータAは、周知のように、1次側と2次
側間に一定のギャップを設ける必要があり、リニアモー
タAの上下に各々4個ずつ設けられたローラl5によっ
て所望するギャップを保持するように支持されている。
又、リニアモータへの振動、衝撃、或は、ローラl5の
摩耗等によりこのギャップに変動が生じた場合を考慮し
て、ギヤップセンサ16がカウン夕ウェイト3のケーシ
ングフレームl7の上下に装着されている。
尚、第1図においては、リニアモー夕をカウンタウェイ
ト3に設ける構造としたが、かご自体にモータを設けて
昇降させることも十分可能である。
又、第i図に於いて、リニアモータAの電源端子部IA
は、カウンタウェイト3のウェイト2の余裕部分に設け
られ、インバータ装置との間に上記かご4の底部を介し
て三相電源ケーブル20が吊設されている。
該三相電源ケーブル20は、U相、■相、W相の三相共
それそれ1本の電源ケーブルからなる。
更に、該3本の電源ケーブル20として、各々、例えば
、黒色の厚さO..8mm程度の塩化ビニール絶縁体で
被覆された銅線を撚り合わせたワイヤ(以下、銅線ワイ
ヤと称する。)を26本断面放射状に束ね最外層をビニ
ールシースで被覆したケーブルを使用している。カウン
タウェイト3に装着したりニアモータ可動子!は、該電
源ケーブル20を介しインバータ2lにより駆動制御さ
れる。
(第1実施例) 第2図は、本発明に係る断線検出装置の第1実施例の概
略構成を示す。
第2図に示すように、インバータ21には、3相商用電
源が接続され、又、電源ケーブル20は、インバータ2
lからリニアモータ(可動子)1までかご4を経て張設
されている。電源ケーブル20は、ローブ6との重さの
バランスを取るように長さを設定している.該電源ケー
ブル20の表面部分で測定に便利な位置に温度センサ2
2を設ける。
該温度センサ22は、各相の電源ケーブル20毎に設け
る。又、上記温度センサ22−1、22一2、22−3
は、温度が上昇するにつれ抵抗値が上昇する正の温度係
数を有するPTCサーミスタ、又は、温度が上昇するに
つれ抵抗値が下降する負の温度係数を有するNTCサー
ミスタからなる。尚、本実施例の場合、サーミスタに流
す電流はサーミスタの自己加熱を無視し得る程度のもの
とし、且つ、サーミスタの電気抵抗対温度特性は、常温
付近で高い温度係数勾配を有するサーミスタを使用する
とよい。この場合、同じような外部環境で実験により、
銅線ワイヤが1本断線した時、インバータ2lからリニ
ャモータAに接続する予定の電源ケーブル20の上記表
面温度を測定しておき、後述する比較器COMPに於け
る基準電圧V REFを設定する。
更に、本実鳩例に於いては、上記正の温度係数を有する
PTCサーミスタで、直熱形で電源ケーブル20表面に
装着し易いロツド形式のものを使用するとする。
各温度センサ22 (22−1,22−2、22−3)
には、増幅器AMP,比較器COMP (負の温度係数
を有するNTCサーミスタを使用する場合は、演算増幅
器を有する反転増幅器を使用するとよい),OR回路O
R,及び、インバータゲート制御ユニット24、アラー
ムユニット等からなる制御ユニット23に直列接続され
ている。
本発明に係る断線検出装置の上記第1実施例の動作を第
3図に基づき説明する。
?源ケーブル3,i20を構成する銅線ワイヤに断線が
発生していない場合、インバータ2lの出力電圧及び出
力周波数がリニアモータ可動子Iに正常に送られ、該電
源ケーブル20の表面に温度上昇は無く、従って、比較
器COMPの出力電圧は、低レベル電圧となり、OR回
路ORからインバータゲート制御ユニット24へは低レ
ベルの信号が入り、インバータ主回路は、運転指令に従
って正常にリニアモータ可動子lを駆動制I(可変速度
調整)する。
ところが、電源ケーブル3本20を構成する銅線ワイヤ
に異常が発生し少なくとも!本断線した場合、他の銅線
ワイヤを通過する電流がその分増加する。該電流が増加
すれば当然その他の銅線ワイヤに熱が発生し、その熱が
対応する電源ケーブル2Gの表面に伝わる。この熱上昇
を対応する温度センナ22− 1 、22− 2、22
−3が検知する。比蛤器COIPでは各々断線が無い場
合の電源ケーブル2Gの表面温度に対応する基準電圧V
■,を比較器COMPの非反転入力端子に与えており、
断線により温度が異常に上昇するため、比較icOIP
の基準電圧v詭Iより温度センサ22− 1 , 22
− 2、22−3からの電圧の方が上回り、高レベル信
号がOR回路ORを介してインバータゲート制御ユニッ
ト24に供給される。インバータゲート制御ユニット2
4は、該高レベル信号を受取ると、インバータ主回路の
ゲー1・信号をオフにして、リニアモータlへの送電を
停止する(又は、同時にカウンタウェイトのブ1ノーキ
装置を介しブレーキをかける)。
その結果、エレベータシステムのかご3は緊急停止する
。又、その際に、インバータゲート制御ユニット24は
、アラームユニットに信号を送出し警報を指示する。
その後、エレベータシステム管理者は、断線のあった電
源ケーブル2ロを交換してエレベータシステムを再起動
する。
本実施例に於では、三相全部の電源ケーブル20に関す
る断線検出信号をOR回路を介してインバータゲート制
御ユニット24に供給しているが、三相電源ケーブル2
0の各々の断線検出信号を独立して供給してもよい。こ
の場合、三相電源ケーブル20のいずれに断線発生があ
ったかを容易に識別できる。又、この場合、アラームユ
ニットを電源ケーブル20に対応して設けると好都合で
ある。
(第2実施例) 次に、第4図及び第5図は、本発明に係る断線検出装置
の第2の実施例である概略構成を示す。
本実施例の場合、インバータ21側近くの電源ケーブル
20を一旦スイッチボックス25に接続し、各相の電源
ケーブル20の銅線ワイヤの数(26本)に対応する信
号線20Aを送号送受器23Aにスイッチボックス25
から接続している。
スイッチボックス25に設けたスイッチにより各相の電
源ケーブル20を、逐次、個々の信号線20Aにその銅
線ワイヤが独立に接続されるように切り換える。上記ス
イッチにより例えば最初にU相、次にV相、そして最後
にW相の電源ケーブル20を信号線20^に接続する。
そして、プロセッサ23Bから信号送受器23Aに信号
送出指令が出力されると、信号送受器23Aは所定(一
定であること)の電圧信号を任意の信号線2OAに出力
する。この時、例えばU相の電源ケーブル20を構成す
る銅線ワイヤに断線が生じていない場合には、上記電圧
信号は上記選択された任意の信号線20A以外の全ての
信号線よりリニアモータlを中継して帰って来るはずで
ある。プロセッサ23BはU相の電源ケーブル20に断
線は無いものと判断してインバータ制御ユニット24に
よりインバータゲート制御する。以下、同様の動作をW
相の電源ケーブル20まで行なう−そして、最後にプロ
セッサ23Bは各相の電源ケーブル20に断線は無いも
のと判断し、インバータゲート制御ユニット24に正常
信号を送る。その場合、スイッチボックス25のスイッ
チを切り替えて各相の電源ケーブル2Gをインバータ側
に接続して通常の運転を開始する。
ところが、各相の電源ケーブル20のいずれかの相の電
源ケーブル20を構成する銅線ワイヤの少なくとも1本
でも断線が発生していれば、上記信号線20^から送出
した電圧信号が、リニアモー夕!(詳細にはりニアモー
タの電源端子)から、少なくとも上記信号を送出した銅
線ワイヤ以外の全ての銅線ワイヤから戻ってこない。従
ってプロセッサ23Bは対応する相の電源ケーブル20
に断線有りと判断し、インバータゲート制御ユニット2
4に断線検出信号を送出しアラームユニットを介して警
報を指示する。
本実施例の場合は、エレベータシステムの点検の場合に
有用であり直ちに且つ正確に断線の有無が検出され、又
、三相の電源ケーブル20のうちいずれの相の電源ケー
ブル20にに断線が発生したかを識別できる。
(第3実施例) 次に、第6図及び第7図は、本発明に係るエレベータシ
ステムの電源ケーブル断線検出装置の第3実施例を示す
本実施例の場合、第6図に示すように、カウンタウェイ
ト3に設けたりニアモータの可動子1に有るインバータ
21から配線されている3相の電源ケーブル20に接続
する各相の人力端子から比較器21Cまで該電源ケーブ
ル20に並列に断線検出用のケーブル2QU.20V,
201を配線する。一方、インバータ21側の各相出力
端子からも比較器23C側に断線検出用のケーブル21
1J.21V,211を配線する。
第7図に示すように、上記比較423Cは、各相即ちU
相、.■相、W相の各々に整流ブリッジ回路23Rを設
け各相の交流電圧を整流し直流電圧に変換する。その後
段には、各相に対応した比較回路23COMPを設け、
一定の基準電圧VREFと整流ブリッジ回路23Rから
供給される直流電圧とを比較する。
尚、該比較電圧V REFは、電源ケーブル20が断線
の無く正常なときインバータ2lからリニアモータ可動
子lに最大出力を与えた場合の電源ケーブル20の電圧
降下に設定しておく。後述するように、比較結果を示す
信号は、後段のOR回路230Rを通過し、制御ユニッ
ト24に送られる。制御ユニット24は、エレベータシ
ステムのりニアモー夕の走行制御をインバータ2lを介
し、行うことは先の実施例で述べた通りである。
以下、本実施例の場合の断線検出装置の動作を説明する
各相の電源ケーブル20に断線が無い場合、制御ユニッ
ト24からの走行指令(走行開始指令も含む)によって
インバータ21の出力電圧及び出力周波数が制御され、
該インバータ21の出力が各相の電源ケーブル20を介
しリニアモータ可動子lに正常に供給される。リニアモ
ータ可動子1は、該インバータ21の出力に応じて上記
リニアモー夕の固定子であるコラム10に沿って移動し
かご4が上下方向に移動する。この時、電源ケーブル2
Gに断線が生じていないので、各相の電源ケーブル20
のインバータ21の出力端子とりニアモータ可動子1の
入力端子間の電圧降下はインバータ2lの出力に応じ少
ない。従って、断線検出用ケーブル20U.20V,2
07,21υ,21V,211を介し、供給され整流ブ
リッジ回路23Rにて直流電圧に変換される電圧と比較
される基準電圧VREFとを比較器23COlIPで比
較すると、基準電圧のほうが上回り、各比較器23CO
MPから正常である旨の正常信号が出力されOR回路2
30Rを介して制御ユニット24に供給される。
制御ユニット24は、該正常信号を受け取り断線が無い
ものと判断し、通常の走行指令をインバータ21に送り
出す。
ところが、上記電ねケーブル20のうちいずれかの相の
電源ケーブル20を構成する銅線ワイヤ(26本)に断
線が生じると、対応する電源ケーブル20の抵抗が増え
断線した銅線ワイヤ以外の銅線ワイヤに過大な電流が流
れる。従って、対応する電源ケーブル20の電圧降下は
増大する。該電圧降下の増大分は、上記整流ブリッジ回
路23Rを介し上記対応する相の比較123cOMPに
送出される。その時、比較基準電圧VREFのレベルを
上回り、ケーブルの異常を示す異常信号がOR回路23
0Rを介(5て制御ユニット24(こ送られる。制御ユ
ニット24では、この異常信号に応じて断線発生と判断
しインバータ2lに送る走行指令を禁止l7、エレベー
タシステムの運転を停止させる。尚、制御ユニッl・2
4は、異常信号受け取り時直ちにエレベータシステムの
運転を停止せず、かご4を最寄り階まで移動させて停止
させても良い。
又、上記断線発生の判断基準としては、銅線ワイヤ1本
程度の断線では、リニアモータ可動子lの運転に影響を
与えないので、銅線ワイヤ(26本)の内数本に断線が
発生し、インバータ2ヱ側から最大出力を与えた場合で
、ケーブル20の電圧降下が著しく、リニアモータ可勤
子1の運転に影響が出るような障害を断線発生としてい
る。
本実施例では、先の第1実施例の場合と同様、通常の運
転中常時監視出来、断線発生の場合エレベータシステム
の運転を停止し、電源ケーブルを交換するものである。
又、OR回路を省略し三相の電源ケーブル20のうちい
ずれの相の電源ケーブル2Gに断線発生があったかを識
別できるようにしても良い。
(第4実施例) 第8図乃至第10図は、本発明に係る断線検出装置の第
4実施例を示す。
本実施例の場合、第8図に示すように、インバータ2l
側出力端子と、対応する各相の電源ケープ−ズブレーカ
)を設置している。該遮断器NFBI−NFB3の遮断
定格電A値を各電源ケーブル20が正常で断線の無い時
にインバータ21からリニャモータ可動子1に最大出力
を供給した場合の電流値を少し上回る値に設定しておく
。断線か生じた場合、該電流定格値以上の電流が流れる
ので、対応する電源ケーブル20側の遮断器MFBI−
NFB3が動作し、該インバータ21からリニアモータ
可動子lへの接続を断つ。同時に、対応する遮断i N
FBI〜NFB3から発生する警報信号を制御ユニット
24から受け取り、インバータ21からリニアモータ可
動子lへの出力を三相全部禁止させる。そして、断線し
たケーブルを交換し遮断器NFBL〜MFB3をリセッ
トさせる。
第9図に、本実施例で使用する遮断器MFBIの構造を
示す。尚、その他の相の遮断器NFB2,NFB3の構
造も同様である。
又、上記遮断@ NFBI〜NFB3の代わりに第10
図に示すような警報信号出力可能なヒューズボックその
他、本発明に係る電源ケーブルの断線検出装置は、上記
4つの実施例に限定されることはない.(発明の効果) 以上説明したように、本発明に係るエレベータ用電源ケ
ーブル断線検出装置により、簡単な構成で目視確認の困
難である使用環境の厳しいエレベータシステムのインバ
ータからりニアモータ可動千間に在る電源ケーブルの銅
線ワイヤの断線検出を正確に行なうことが出来るもので
あり、その結果、エレベータシステムの安全性が向上す
るものである。
その他、幾つかの優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る断線検出装置を適用可能なエレ
ベータシステムの全体構成図である。 第2図及び第3図は、本発明に係る断線検出装置の第1
の実施例を示す概略構成図である。 第4図及び第5図は、本発明に係る断線検出装置の第2
の実施例を示す概略構成図である。 第6図及び第7図は、本発明に係る断線検出装置の第3
の実施例を示す概略構成図である。 第8図           は、本発明に係る断線検
出装置の第4の実施例を示す概略構成図であり、第9図
は、第8図に示す配線用遮断器の例である概略構造を示
し、第IO図は、ヒューズボックスの例である概略構造
を示す。 (符号の説明) l・・・リニアモータ(可動子) 2・・・ウェイト 3・・・カウンタウェイト 4・・・かご 5・・・シーブ 6・・・ローブ 7・・・ガイドレール 8・・・ガイドレール 9・・・スライド部材 10・・・コラム 11・・・支持枠部材 l5・・・ローラ l6・・・キャップセンサ 20・・・電源ケーブル 2l・・・インバータ 22・・・温度センサ A菖P・・・増幅器 CO舖P・・・比較器 OR・・・OR回路 24・・・インバータゲート制御ユニット23・・・制
御ユニット 25・・・スイッチボックス 2OA・・・信号線 23^・・・信号送受器 23B・・・プロセッサ 23C  比較4 NFBI〜NFB3遮断器 2o 第4図 第5図 第9図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、a)エレベータシステムのインバータからエレ
    ベータシステムの駆動手段までの間に張設した少くとも
    1の電源ケーブルと、b)前記電源ケーブルに設置し前
    記ケーブルを構成する複数のワイヤの内少くともいずれ
    か1本のワイヤが断線したか否かを判定する第1手段と
    、c)前記第1手段の前記ワイヤの断線有りという判定
    結果に基づき前記インバータと前記駆動手段との間を電
    気的非接続にする第2手段とからなることを特徴とする
    エレベータシステム用断線検出装置。
  2. (2)、前記第1手段は、前記電源ケーブルの任意の表
    面部分に装着した温度感応センサからなることを特徴と
    する請求項第1項記載の断線検出装置。
  3. (3)、前記第1手段は、前記電源ケーブルのインバー
    タへの接続を切り換えるスイッチボックスと、前記スイ
    ッチボックスにより切り換えて個々のワイヤに接続され
    前記電源ケーブルを構成するワイヤの内の任意のワイヤ
    に送出した信号が他の全部のワイヤを介して戻ってくる
    か否かを判定する第3手段とからなることを特徴とする
    請求項第1項記載の断線検出装置。
  4. (4)、前記第1手段は、前記電源ケーブルの前記駆動
    手段側から電源ケーブルと並列に配設された別の第1ケ
    ーブルと、前記インバータ出力側から引き出した別の第
    2ケーブルと、前記第1ケーブルと第2ケーブルとに接
    続され前記電源ケーブルの電圧降下が所定の基準電圧以
    上か否かを判定する比較手段とからなることを特徴とす
    る請求項第1項記載の断線検出装置。
  5. (5)、前記第1手段は、前記電源ケーブルと前記イン
    バータとの間に接続され定格電流値以上の電流が流れる
    と遮断し前記第2手段に断線検出及び遮断を示す警報信
    号を送出する遮断手段からなることを特徴とする請求項
    第1項記載の断線検出装置。
  6. (6)、前記電源ケーブルは、3相分有することを特徴
    とする請求項第1項から第5項までのいずれかの項に記
    載の断線検出装置。
  7. (7)、前記第2手段は、インバータゲート制御ユニッ
    トからなることを特徴とする請求項第1項から第6項ま
    でのいずれかの項に記載の断線検出装置。
  8. (8)、前記第2手段は、アラームユニットからなり、
    非接続にすると同時にアラームユニットを介し警報する
    ことを特徴とする請求項第1項から第7項までのいずれ
    かの項に記載の断線検出装置。
  9. (9)、前記第2手段は、更に三相の電源ケーブルの内
    どの電源ケーブルに断線が発生したかを識別する第4手
    段を有することを特徴とする請求項第6項から第8項ま
    でのいずれかの項に記載の断線検出装置。
  10. (10)、前記比較手段に於ける比較基準電圧は、前記
    インバータから最大の出力を前記駆動手段に供給しその
    時前記電源ケーブルが断線の無い場合の電圧降下に対応
    していることを特徴とする請求項第4項記載の断線検出
    装置。
  11. (11)、前記遮断手段は、配線用遮断器(NFB)か
    らなることを特徴とする請求項第5項記載の断線検出装
    置。
  12. (12)、前記遮断手段は、ヒューズを有するヒューズ
    ボックスからなることを特徴とする請求項第5項記載の
    断線検出装置。
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