JPH0223252Y2 - - Google Patents

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JPH0223252Y2
JPH0223252Y2 JP1986031539U JP3153986U JPH0223252Y2 JP H0223252 Y2 JPH0223252 Y2 JP H0223252Y2 JP 1986031539 U JP1986031539 U JP 1986031539U JP 3153986 U JP3153986 U JP 3153986U JP H0223252 Y2 JPH0223252 Y2 JP H0223252Y2
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JP
Japan
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sewing
sewing mechanism
main body
means main
driving means
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JP1986031539U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、用途の異なる複数の縫製機構を簡
単に着脱して縫製作業における複雑な需要に応じ
ることのできる縫製装置に関するものである。
〔従来の技術〕
縫製作業は、各種の縫い工程を経て最終製品を
得る複雑な作業である。この作業を円滑に達成す
るために製品の種類に依つて使用する縫製機器の
数量、種類にもとづき特定の作業ラインを設定す
る必要がある。
すなわち、縫製作業に要する縫製機器(ミシ
ン)には例えば、本縫いミシン、ロツクミシン、
穴かがりミシン等各種あり、これらのミシンをど
の程度の数量、どのような序列で配列するか、つ
まりどのようなラインを組むかは、縫製品による
のである。たとえば、ワンピースとスカートで
は、各種ミシンの配列・数量は当然異なつてく
る。
したがつて、ワンピースの縫製加工の終了後、
このラインでスカートの縫製加工をする場合に
は、これに応じて縫製ラインを構成する必要があ
る。具体的には、各種のミシンの入れ換え追加等
の作業が必要になつてくる。これは、作業能率の
低下、スペアミシンの格納場所確保の必要性、さ
らには高価なミシンを予想される必要最大数用意
しておくことによる投下資金の遊休等、一連の縫
製作業において重大なマイナス要因となつてい
た。
このため、多種の用途に応じうるミシンとして
(多くは、本縫い機能とオーバロツク機能)、子連
れミシン(特開昭55−118779号)、複合ミシン
(実公昭58−54063号)、両用ミシン(特公昭57−
33070号)、本縫いオーバロツク縫兼用ミシン(特
公昭58−16915号)等が提案されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来の公知技術はいづれ
も、ミシンとして独立した体系構成の中で本縫い
オーバロツク縫い等の複合機能を具えた構成とな
つているため、次のような欠点があり、上述の問
題の根本的な解決をみるにいたらない。すなわ
ち、 (イ) 複雑な構成であるため操作が煩雑である。
(ロ) 単独のミシンの中で複合機能を具えることに
より高価なものとならざるを得ない。
(ハ) 機構が複雑であるため保守・整備に時間とコ
ストを要する。
(ニ) 多機能機械の宿命として単機能機械には総べ
ての面でおよばず家庭用はともかく、本格的な
縫製作業に採用しても所期の生産効率を得るこ
とは困難である。
などの問題点が依然として残る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、駆動手段本体1とこれに着脱可能
に取付けた縫製機構3とからなり、前記駆動手段
本体1を縫製機構3の駆動源、縫製機構3の機種
別コードを判別して駆動源等を制御する制御手段
1bおよび縫製機構3を保持する保持手段2とで
構成し、前記縫製機構3には駆動手段本体1にお
ける駆動源、制御手段および保持手段との係合部
3c,5,3bを設け、前記縫製機構3を駆動手
段本体1の所定の位置にセツトしたとき、縫製機
構3の機種別コード信号により種別を判別して縫
製機構3を駆動する構成としたことによつて問題
点を解決しようとするものである。
〔作用〕
この考案では、縫製作業に応じて縫製機構を交
換、すなわち、駆動手段本体に装着してあつた縫
製機構例えば本縫いミシンをオーバロツクミシン
に迅速簡易に交換し得て縫製ラインの編成換えが
容易になしうる。
〔実施例〕
図面にもとづいてこの考案の一実施例を説明す
る。
第1図は、この考案の概略説明図、第2図は、
この考案に係る縫製装置の一実施例を示す斜視
図、第3図は同上正面図、第4図は同上一部切欠
側面図である。
図において、1は駆動源であるモータ1aと縫
製機構3の駆動制御をなす制御手段としてのコン
トローラ1b、縫製機構3を取付ける保持手段2
とからなる駆動手段本体である。
本縫いミシン、オーバロツクミシン、穴かがり
ミシン等の縫製機構3のベース部3aの前後両側
壁には、例えば凹状のガイド溝3bが形成されて
いる。2は、保持手段であり、コントローラ1b
の機枠に横架した固定腕2aとベースガイド2b
とより成り、ベースガイド2bは固定腕2aに固
定される。このベースガイド2bの両側内壁に
は、前記ベース部3aのガイド溝3bに嵌合する
凸状のガイドレール2cが設けられている。4
は、モータ1aと縫製機構3の上軸3cとを脱着
容易に接合する公知のオートクラツチである。5
は、駆動手段本体1及び縫製機構3とに設けられ
た電気的係合機構としてのカプラーで、駆動機構
3とコントローラ1bとを電気的に結合して信号
経路を形成している。6は、テーブルであり、第
1のテーブル6aと第2のテーブル6bとより成
り、第1のテーブル6aは前記固定腕2aに固定
され、第2のテーブル6bは固定腕2aとの間に
リンク7を設けて手操作で矢印方向にも回動可能
になつている(第2図参照)。従つて、作業中は
第2図のようにして行い、縫製機構3を交換する
ときは、第2のテーブル6bを矢印方向に回動し
縫製機構3を外して外部に搬入する。
以上のように縫製機構3は、駆動手段本体1に
おける駆動源、制御手段、および保持手段との間
で係合部(上軸3c、カプラー5、ガイド溝3
b)をそれぞれ具備するものである。
次に作用を説明する。
先ず、所要の縫製機構、例えば本縫いミシ3の
ベース部3aのガイド溝3bを保持手段2のベー
スガイド2bに設けたガイドレール2cに嵌合し
て固定する。このときベース部3aをベースガイ
ド2bの終端にまで押し込むと上軸3cはオート
クラツチ4に自動的に結合され、モータ1aと縫
製機構3とは連結状態となる。同時に又、カプラ
ー5も接合され縫製機構3とコントローラ1bと
は電気的に結合される。
すると、縫製機構3側から機種コード信号が出
力され、これによつてコントローラ1bは、駆動
手段本体1に装着された縫製機構3が本縫いミシ
であるかオーバロツクミシンであるか等の判別を
なすとともに、判別した当該機種の制御プログラ
ムを選択して始動準備状態となる。
そして、例えば本縫い作業が終了して穴かがり
作業を必要とするときは、縫製機構としての本縫
いミシン3を外して前記と同様にして縫製機構3
としての穴かがりミシンを駆動手段本体1に装着
して作業をなす。以下、必要に応じて縫製機構3
の交換を繰返す。尚、上記構成において、縫製機
構3を駆動手段本体1に装着するにあたり、水平
移動又は水平および垂直移動方式を包含すること
は勿論であり、かつ、ベース部3aとベースガイ
ド2bとの嵌合については凹凸の係合機構の他に
種々の組み合わせがあることを付記する。
〔考案の効果〕
この考案は、上述の構成・作用を有するため、
迅速・安価に縫製工程に適合した縫製ラインを編
成することができ、縫製作業における複雑な需要
に応じて所期の生産効率の向上に寄与する等の効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の概略説明図、第2図は、
この考案に係る縫製装置の一実施例を示す斜視
図、第3図は同上正面図、第4図は同上一部切欠
側面図である。 1……駆動手段本体、2……保持手段、3……
縫製機構、4……オートクラツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 駆動手段本体1とこれに着脱可能に取付けた縫
    製機構3とからなり、 前記駆動手段本体1を縫製機構3の駆動源、 縫製機構3の機種別コードを判別して駆動源等
    を制御する制御手段1bおよび縫製機構3を保持
    する保持手段2とで構成し、 前記縫製機構3には駆動手段本体1における駆
    動源、制御手段および保持手段との係合部3c,
    5,3bを設け、 前記縫製機構3を駆動手段本体1の所定の位置
    にセツトしたとき、縫製機構3の機種別コード信
    号により種別を判別して縫製機構3を駆動する構
    成としたことを特徴とする縫製装置。
JP1986031539U 1986-03-05 1986-03-05 Expired JPH0223252Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986031539U JPH0223252Y2 (ja) 1986-03-05 1986-03-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986031539U JPH0223252Y2 (ja) 1986-03-05 1986-03-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62143484U JPS62143484U (ja) 1987-09-10
JPH0223252Y2 true JPH0223252Y2 (ja) 1990-06-25

Family

ID=30837369

Family Applications (1)

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JP1986031539U Expired JPH0223252Y2 (ja) 1986-03-05 1986-03-05

Country Status (1)

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JP (1) JPH0223252Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923840A (ja) * 1982-07-30 1984-02-07 Kawasaki Steel Corp 高強度焼結材料の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5923840A (ja) * 1982-07-30 1984-02-07 Kawasaki Steel Corp 高強度焼結材料の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62143484U (ja) 1987-09-10

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