JPH02232473A - 地下駐車場の躯体構造およびその構築方法 - Google Patents

地下駐車場の躯体構造およびその構築方法

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JPH02232473A
JPH02232473A JP1053435A JP5343589A JPH02232473A JP H02232473 A JPH02232473 A JP H02232473A JP 1053435 A JP1053435 A JP 1053435A JP 5343589 A JP5343589 A JP 5343589A JP H02232473 A JPH02232473 A JP H02232473A
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孝一 前
Masabumi Shimada
島田 正文
Yusaku Osaki
雄作 大崎
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Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の{り用分野 〕 本発明は地下駐車場の躯体構造およびその構築方法に係
わり、特に、その躯体外面がほぼ円筒形に形成されてな
る地F駐市場の躯体+M造、およびその構築方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕
近年、都市部では敷地の確保が深刻な問題とな一ており
、特に駐車スペースを確保i47.:ことは非常に困難
な状況となっている。
狭い敷地で、車両の収納台数を確保するには、車両を立
体的に格納し得るような構成とすることが有効であり、
周知の如く、エレヘータ機構(ゴンドラ機構)を備えて
複数台の車両を立体的に収納できるようにした機械式の
立体駐車場、または、地上に複数階のフロアーを形成す
るとともに各フロア一間にスロープ道を形成して、運転
各自らが車両を各フロアーに運ぶ自走式立体駐車場、あ
るいは、建造物の地下を利用して立体的に構成された地
下駐車場等が提供されている。
上記各立体駐車場のうち、特に地下式のものは,建造物
の地下を利用するために、駐車場として新たな敷地を必
要とせず土地の有効利用が図れるとともに、居住フロア
ーを擁する建造物内に言わば一体的に駐車場が存在する
ものとなるため、その建物に用件のある場合等において
駐車場からの移動手間が省け便II1である。
〔 発明が解決しようとtる課題 〕
しかしながら、地F式の駐車場を構築するにあたっては
下記の如き問題が生じている。
つまり、従来の地下駐in場は一般に、その躯体彩状が
断面矩形のものとなっている。しかしながら、このよう
に矩形に形成された地下駐車場は、深度が大きくなるに
従って、構造体に地盤の土圧・水圧等による大きな断面
力が発生ずるため、構築時には支保工や切粱等を設ける
必要があり、手間を要する上にコストの嵩むものとなる
。また、支保工を利用しない場合でも、ケーソン型式や
超厚壁地中連続壁を利用する必要があるなど、施工上、
工期・工費なとの而で多くの制約を受けていた。
さらに、従来の矩形地下駐車場は、上記の如く大断而化
に難があるため、上部に構築される建築物に対して平面
的大きさが小さい場合が多く、敷地の最大限の利用がな
されないばかりでなく、依然として、建築物を支持する
だめの抗等を地下駐車場の外側に多数設ける必要があっ
た。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、駐車場と
しての機能が存分に発揮されることは無論、大断面化を
実現することにより敷地のa効fil用が図れ、かつ建
築物の基礎としての機能をより明確にケることにより工
事の合理化を図ることのできる地下駐車場の躯体構造お
よび、その構築方法を提供する乙のである。
〔課題を解決するだめの手段〕
請求項Iに係る発明は、建築物の下部地盤中に構築され
る地下駐屯場の躯体構造を、断面ほぼ円形なる筒状をな
す躯体外壁と、前記外壁の軸中心部に位置され、内部に
中央部格納空間を形成する筒状隔壁と、前記筒状隔壁か
ら前記外壁に向って放射状に延びて、筒状隔壁の外周部
に形成される空間を複数の外周郎格納空間に分割する放
射状隔壁と、を有してなるものとしたものである。
また、請求項2に係る発明は請求項!記載の地下駐車場
の躯体構造を構築する方法であって、地盤中に地中連続
壁をほぼ円筒形状に閉環形成する工程と、前記地中連続
壁により囲まれた地盤を掘削する工程と、前記工程によ
り形成された旧削孔内に請求項l記載の筒状隔壁および
放射状隔壁を、前記地中連続壁と一体に形成する工程と
、を存4−ることを特徴とするものである。
〔 作用 〕
地盤中にIR築される躯体の構造断面を円形とすること
により、躯体断而には曲げモーメント、せん断力がほと
んど生じず、軸力のみ発生するしのとなる。このため平
面形状を大きくすることができ、かつ壁厚も必要以上に
厚くする必要のないものとなる。また、円筒状となる外
壁の内部に形成される筒状隔壁、およびこの筒状隔壁と
外壁とをつなぐ枚射状隔壁は、外壁とともに基礎抗とし
て機能ずるしのとなる。 さらに、上記の如く外壁を円
筒状とすることにより、該外壁が土水圧に対して優れた
耐力を有するらのとなるため、外壁を地中連続壁工法に
より措築した後、この地中連続壁により囲まれた部分を
支保工等を用いることなく掘削することかできる。
〔 実施例 〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明4′る
第1図および第2図は、本発明に係る地下駐車場の躯体
の基本的構造を示したものである。
この地下駐車場の躯体1は、地盤中G中に形成されたほ
ぼ円筒形状の外壁2と、外壁2の軸中心部に位置され、
内部に中央郎格納空間3を形成する筒状隔壁4と、この
筒状隔壁4とnor記外壁2 tiilに放射状に形成
されて、筒状隔壁4の外周部に形成される空間を複数の
外周部格納空間5,5,・・・に分割する放射状隔壁6
と、を有してなるしのである。
前記外壁2はこの場合、地中連続壁2Aと、該地中連続
壁2Aの内面側に一体に形成される後付け壁2Bとから
形成されたものとなっている。ここで、この外壁2は例
えば30m強の直径を存し、地表から30〜50mの深
さに及んで形成されている。
而紀筒状隔壁4は、本実施例のものでは、図示されるよ
うに断面正8角形のらので、前記外壁2の1;端郎近く
に構築された底版7上に形成されたものである。ここで
、この筒状隔壁4の内径は、少なくとし通常の車両が4
台、充分な余裕をもって並列できる径に形成されており
、内部空間を中央郎格納空間3とされている。
また、前記放射状隔壁6は、断面正8角形の筒状となる
前記簡伏隔壁4の8つの各辺郎より外壁2 (後付け壁
2B)に向って放射状に形成されたらので、これにより
、外壁2と筒状隔壁4間に形成される空間が同形の8つ
の紬長な空間(外周部格納空間5,5,・・・)に分割
されたものとなっている。
−ト記横造となる躯体1は、第2図に示tように、地上
に構築される建築物Cの基礎として構築されるしので、
建築物Cは、萌記躯体1の,L.部、すなわ’31W記
外壁2,筒状隔壁4,放射状隔壁6の−L部に連続して
構築されるものである。
以下に、上記構成となる地下駐車場の躯体lの構築方法
について説明する。
まず、地中連続壁工法により、地盤G中に、ほぼ円筒形
に閉環された地中連続壁2Aを構築tる。
地中連続壁工法は、周知のとおり、安定液を用い、孔壁
の安定を図りながら地中に連続した溝状の孔を掘削し、
その中に連続した鉄筋コンクリート壁を築造するもので
ある。この地中連続壁工法では通常、壁体を、この壁体
の彩成される方向に沿って複数に分割されたエレメンl
・単位で構築して行くが、これらエレメントの1つにつ
いて見た場合、エレメントの断面は矩杉となる。従って
、これらエレメントの連続体である外壁2は、厳密な意
味では断面多角形のものとなるが、前記躯体lの如くそ
の径が大きい場合には近似的に円筒と見なtことができ
る。
地中連続壁2Aが筒状に構築されたならば、次いで、地
盤Gにおけるその地中連続壁2Aによって囲まれた部分
を掘削4−る。このとき、該地中連続壁2Aは円筒形状
のもの、すなわち円形断面となるらのであるから、矩形
断面のものに比べ、周囲の地盤Gからの土水圧に対する
耐力に極めて優れたらのとなる。従って、内部地盤の掘
削時に、支保工や切梁等を設ける必要が無く、掘削作業
そのものの効率が向上することに加え、それら支保工等
に要する資材費、および組立・解体工程を削除すること
が可能である。
地中連続壁2A内の地盤が(社)削されたならば、掘削
孔底部にコンリートを打設して底版7を構築する。
そして、底版7の構築後、前記後付け壁2B、筒状隔壁
4、放射状隔壁6を、底版7から上方に向けて順次構築
して行けばよい。後付け壁2Bと地中連続壁2Aとは、
ジベル筋等を用いて接合し、一体化を図る。すなわち、
ここでは、前記地中連続壁2Aと該後付け壁2[{とに
より躯体1の外壁2が溝成されるらのとなるわけである
。なおここで、後付け壁2Bは、主として地中連続壁2
Aの内面を整形する1]的で形成されるしのである。
建築物Cの下部地盤中に構築される地下駐車場の躯体1
を上記構造とすれば、円筒形状となる外壁2は勿論、長
さ方向に一体的に溝築される前記筒状隔壁4、放射状隔
壁6が、建築物Cのための献礎抗として充分に機能する
ものとなる。このたぬ、駐車場としての躯体Iの構築と
同時に、建築物Cの基礎構築が完了され、極めて効率的
な工事工程が実現される。
また、この躯体1は、地盤Gの上水圧に直接抗する外壁
2が円筒形状となるしのであるため、=1−水圧に対し
て優れた耐力を発揮ケるらのとなり、その断面(平面的
な大きさ)を大きくすることができる。したがって、実
施例の如く、この躯体lを地上部の建築物Cと同一サイ
ズとすることができ、斂地面積を最大限に利用できると
とらに、該躯体1の外側に建築物Cを支持するための抗
を別途設ける等、他の屓礎工1(を完やに排除、または
極力削減することができる。
さらに、外壁2が耐力に優れる乙のとなるこ1!:から
、その壁厚を薄くすることができ、市両を収納するたy
)の内郎空間を広くとることがで,きる。
し2か6、円筒形状なる外壁2は、それ自体で乙周辺地
盤Gの上−k(Eに耐え得る強度を有するものとなるか
、−F記躯体1にあっては、さらにその円簡しの外壁2
の内郎に簡伏隔壁,1うく杉成されているとともに、こ
ノ)筒伏隔壁4と前記外壁2とウ《、欣射状隔壁6にL
り接続された構造となっているため、特に外壁2に11
1えられろ水)V外力により生Uノこ応力が筒状隔壁4
にし効率的に伝達・分散さ?1、極めて強固な構造か実
現される。
また、該躯体lを1−記方法によりNIt築′4−れば
、地盤Gの掘削時jこ、支保王や切梁等を設置1る必要
がなく、それら資材の準備に掛かる手間、および組〕γ
・解体L程を排除せしめて、低コスト・短明間での構築
が実現される。
第3図ないし第6図は、上記の如き基木楕逍をfl′オ
る躯体Iにより+1vt成された駐Iji場IJの−構
成例を示したしのである,, この図に示されるように、的記中央部格納空間;}内お
よび8つの外周部格納空間5,5、・・・内の全てに、
車両収納機構10が設(べさねていろ,、この小山収納
機構10は、機械式立体駐屯場において一般に適用され
ているいわゆるゴ冫ドラ式のしのであり、屯両を収納4
”ろためのゴンドラ11,II,・が無端軌道に沿って
1−Fに移動4るように構成されたしのである。この場
合、車両収納機構10は、第4図および第5図に小4゛
よ・)に、各外周郎格納空間5に対してはそれぞれ11
λづつ、1た中央郎格納空間3月しては2括が設首され
たものとな。ている。
また第4図は、前記駐屯場を地表面部4なわら第j3図
におけるa−C線において水平に切った断面を示したし
のである。
この部1ひにおいて、中央部格納空間3は床版12によ
り閉塞された状態となっており、さらに、こび)床版I
2の中央部には第1のターンテーブル+ 3が設けられ
ている。
図中符号l7.は、二の駐車場P・\の敗トモ5二形成
された進入路で、該進入路1,。を進入してきた重両は
出入[]15から、導通路1・1を介してijFi記第
IQQターンテーブルl3のある床版121−に進むこ
と,1〉《で−きる.上う1こなっている。
tだ、谷外周部格納空間5を形成−1゛る筒状隔壁・1
と外壁2!l.の゛j11(−は、11fj記床版1 
2と同一レベルご床版! 6,+ 6,・が架設されて
おり、h床版+ 6 j.二は、ル両収納機!#10の
ゴソドラ11,う《貫l雌SきるLう,二膚り川(16
a,16aがそれぞ杓2牙ニ・戊文れ二、・う iお、
i77 X己導通路14か設iナられ〔こ外/.1部格
納夕聞jに設置される小山収納機横11〕についてよ、
!J惇通路l4よりら下方イ2ニて柊喘しでおり、従》
:該導通路1・1をゴンドー>tlが灯通することはな
い。
また、筒状隔壁71を構成する8つの而の′)も、前記
導通路1・1が形成された面を除く7つ5ハ((jには
、中央部格納空間3と外周郎格納空間5とを連通させて
、前記床版l2および床版l6間l0屯両の行き宋を可
能とする連絡1:] 1. 7がそれぞれ形成されてい
る。
さらに実施例のむのでは、111記出入11 1 5 
J)((!!に、[jtI、足fJ版I6から直接外部
に連絡4゛る出入1115′ .I5’ ・・・が斗壁
2に設けられノ一溝]戊となー}でいる。
第5図は、躯体lを、第3図にお{■るa−m腺におい
ーζ水iZに切った断面を示4゛らのである、、ずなわ
ら前記第・1図1、二示j7た郎位を地L1階とした場
合の地ト1階に相当する部位を・j;シている。
この部位では、中央部格納空間!3に、床版l8が突設
さt]でおり、この床板18には、この中央部格納空間
3内1こ設置さ?Lる2仄の車両収納機措10のコンド
ラIII)(i’j通−4゛る開DI!18a,188
,・が形1戊されている1、図中符号1,,は、地ドヘ
延びたこの駐車場Pへの進入路で、該進入路1、,を進
\してきた重両は出入口20か,ら、導通路19を・ヤ
して前記床版18上に進むことができるよりにな一〕で
いる。
前記床版l8は第4図で示した床版16の下7>”に位
置し、i+Q記床版16を地上1階と見たとき、この床
版l8が地下1階に相当ずるものとなっている。また、
導通路19のほぼ中央部には第2のターンテーブル2l
が設置されている。前記進入路L tにおける、出入口
20に臨む位置は躯体Iの外方に延出して形成された予
備フロア−22Aとなっており、この予備フロア−22
Aには、昇降機能を備えた第3のターンテーブル23(
後述)のための開1コ22aが設けられている。
第6図は、躯体1を、第3図におけるn−n線において
水甲に切った断面を示すしのである。
この部位では、外周部格納空間5の一つに対応して、開
口部24a.24aを有した床版24か架設されており
、この床版24が、外壁2を開口して彩成された出入口
25を介して、躯体1の外部に延出して杉成された予備
フロア−22Bに連続したものとなっている。床版24
および予備フロア−22Bはそれぞれ、先の第5図にお
いて示した導通路19および予備フロア−22Aの下方
に形成されたらのであり、第5図の部位における導通路
l9および予備フロア−22Aを地El階と想定したと
き、これら床版24および予備フロア−22Bが地下2
階に相当する部位となるしのである。
予備フロア−22Bにおける前記出入口25に臨む位置
には、前述の第3のターンテーブル23が設置されてい
る。この第3のターンテーブル23は、昇降機能を備え
たもので、ターンテーブル23を該予備フロア−22B
と前記予備フロアー22Aの開口22a間でL下移動さ
ロることができるものとなー)でいる。
1一記構成とされた地下駐屯場l〕はF記の如き機能を
白“する。
この駐車場の利用考は、地1−の進入路1,1 まノ.
二は地下への進入路!,,を利用することができる。
地Eの進入路L,に進入してきた屯両は、第・1図に示
す出入口15から導通路I4を通って床版l2の中央郎
に設けられた第1のターンテーブルI3上に至る。この
第1のターンテーブル13を囲む筒状隔壁4を構成する
各壁面には、このターンテーブルl3が設置される中央
KS格納空間3と外周部格納空間5.5、・・・ とを
それぞれ連通させろ連絡口l7が形成されているから、
利用車両はターンテーブル13の操作によって7つの外
周部格納空間5に設置された車両格納機能1 0.1 
0のうちの1つか選択されて、そのゴンドラII1二に
載置される。すなわち、この地−Fの進入路[、より入
場した車両は、8つの外周部格納空間5のうち、1つ(
前記導通路14が形成されている外周部格納空間5)を
除いた7つのらのの何れかに格納されることとなる。
一方、地下の進入路L,より進入した利用車は、まず、
出入口20に臨む位置に形成された予備フロア−22A
に設置された第3のターンテーブル23上に載せられる
とともに、出入口20 (地下1階に相当)より搬入す
るか、出入口25 (地下2階に相当)より搬入するか
が選択される。
出入口20より搬入する場合(第5図跡照)には、ター
ンテーブル23を操作して車両の前郎が出入口20を向
くように方向転換する。方向転換されたら、出入口20
より場内に進入し、第2のターンテーブル2l上に乗る
。この第2のターンテーブル2Iでは、中央部格納空間
3内に設置された2店の車両収納機構lOのうちどちら
に収納するかが選択され、何れか一方の車両収納機構I
Oのゴンドラl1上に収納される。
出入口25より搬入する場合(第6図参照)には、車両
をターンテーブル23上に載置したままターンテーブル
23を降ドさせる。この第3の夕一ンテーブル23は昇
降機能を備えており、このように前記予備フロア−22
Aと予備フロア−22[3間を昇降できるものとなって
いる。この第3のターンテーブル23がこのように下方
位置にある場合には、上方の予備フロア−22Aが開口
するので、例えば、その開口22aの手677に図示し
ない自動遮断機等を設置して、第3のターンテーブル2
3が上方位置に位iKLていない場合には車両がP備フ
ロア−22、八トに進入できないようにすることらでき
る。
ターンテーブル23か予備フロア−22Bと而ーとなる
位置まで降下されたら、そこで車両1i7 1+が出入
口25を向くように方向転換し、出入口25をaり、床
版24を介して車両収納機構10のゴンドラll上に収
納する。
すなわち、地上の出入口l5より搬入された車両は、8
つの外周部格納空間5のうちの7つに格納され、地下1
階の出入1」20より搬入された車両は中央部格納空間
:3内に格納され、そして、地下2階の出入【〜]25
より搬入された車両は、残り1つの外周郎格納空間5内
に洛納される二とになるわ11である。
また、これら収納された車両の退出は次の要領にて行な
われる。
地下l階に相当する出入口20、および地下21智に相
当する出入口25より搬入された車両については、上記
搬入手順と逆の手順によって行なわれる。つまり、地下
の進入路L!より進入した車両は全て同じ進入路L ,
より退出することとなる。
他方、地上の進入路L,より進入して7箇所の外周郎格
納空間3に収納された車両にあってjよ若■;異なった
退出方法を採る。すなt)ち、本実施例のむのでは第4
図jこ示したように、8つの外周部格納空間5のうち、
前記進入路L,に開口4゛る出入口15の他にし5つの
外周部格納空間5かそれぞれ出入口15′を白゛した槽
成となっているので、退出時はこれら6箇所の出入口を
利用することか可能である。つまり、第4図において出
入11 1 5(15”)を持たない2つの外周部格納
空間5に収納された!11両に付いては搬入時と逆の7
’−順、−イ゛なわら連絡口l7を介して第1のターン
テーブル13上に載り移り、そこで方向転換されノニ後
出入[J15を通って進入路■7,から退出されろとい
ー)た手順により退出されるが、独自の出入ml l 
5を白゛する5つの外周郎格納空間5に収納された車両
は、それらそれぞれの出入1115′より放射状に退出
されるものとなる。
J一記駐車場Pによれば、出入IIを」一F3箇所に設
け、かつ地上部においては出入口(出[−〕)を複数箇
所に放射状に設けたので、fll /l’1重両が多い
場合でも、それら多くの車両が1箇所の出入filに集
中することなく、初川重両の部分的iQ Xiを緩和す
ることができるしのとなる。
そして、このように、前記躯体1により構成される駐車
場Pを上記の如く構成、運用することにより、上述した
如く優れた作用を発揮する躯体構造を、最大限有効に活
用することうくできる。
なお、実施例では、建築物Cを駐車場の躯体1と同じ円
簡形状の乙のとしてあるが、建築物Cについては、これ
を矩形状のものとL,てしよい。ただし、その場合は、
その建築物Cが、そのJl(礎となる躯体1よりらはみ
出る彰態となるため、そのはみ出した部分については杭
等を設ける必要がある。しかし、その場合でも、躯体l
を従来の地下駐車場の躯体より大断面とできることから
、別途設ける抗等を極力少な《して、駐車場の躯体構築
と別途に行う基礎工事の簡略化が図れるしのとなる。
〔 発明の効果 〕
以上説明したとおり、請求項1に係る地下駐車場の躯体
構造によれば、地盤の土水圧に直接抗4る外壁がほぼ円
筒形状となるものであるため、1、水圧に対して優れた
耐力を発揮するしのとなり、平面形状を大きくし得、か
つ外壁の壁犀を薄くすることができ、敷地の高効率な有
効刊用を図れるとと0に、内部空間を広くとることがで
きる乙のとなる。また、ほぼ円筒形状となる外壁をはし
め、この外壁に一体的に摺築される筒状隔壁、放射状隔
壁が−1−郎建築物の基礎抗とし5て機能ずるしのとな
るため、上部建築物b基礎工事の全てあるいけ大部分と
地下駐市場の躯体構築とが同時になさイ1、極めて合理
的な工程が実現される。
また、請求項2に係る地下駐車場の躯体の構築方法によ
れば、地盤掘削時に、支保工や切梁等を設置する必要が
なく、それら資材の準備に掛かる手間、および組立・解
体工程を排除せしめて、請求項jに係る地下駐車場の躯
体構造を低コスト・短1g1間で構築することができる
、といった優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は地下駐車場の躯体を示す水平断面図、第2図は
同じく地下駐車場の躯体を示す縦断面図、第3図は地下
駐車場を」二郎の建築物の一郎と共に示す縦断面図、第
4図は第3図のa−g矢視図、第5図は第3図の…−■
矢視図、第6図は第3図のn−n矢視図である。 第8図 ・・・・・・地下駐車場の躯体、    2・・・・・
・外壁、A・・・・・・地中連続壁、 3・・・・・中
央部格納空間、・・・筒状隔壁、    5・・・・・
・外周部格納空間、放射状隔壁、   7・・・・・・
底版、・・地盤、     P・・・地下駐屯場。 出顆大  清水建設株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)建築物の下部地盤中に構築される地下駐車場の躯体
    構造であって、断面ほぼ円形なる筒状をなす躯体外壁と
    、前記外壁の軸中心部に位置され、内部に中央部格納空
    間を形成する筒状隔壁と、前記筒状隔壁から前記外壁に
    向って放射状に延びて、筒状隔壁の外周部に形成される
    空間を複数の外周部格納空間に分割する放射状隔壁と、
    を有してなる地下駐車場の躯体構造。 2)請求項1記載の地下駐車場の躯体を構築する方法で
    あって、地盤中に地中連続壁をほぼ円筒形状に閉環形成
    する工程と、前記地中連続壁により囲まれた地盤を掘削
    する工程と、前記工程により形成された掘削孔内に、請
    求項1記載の筒状隔壁および放射状隔壁を前記地中連続
    壁と一体に形成する工程と、を有することを特徴とする
    地下駐車場の躯体の構築方法。
JP1053435A 1989-03-06 1989-03-06 地下駐車場の躯体構造およびその構築方法 Expired - Fee Related JPH0692706B2 (ja)

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JPH04336173A (ja) * 1991-05-13 1992-11-24 Giken Seisakusho Co Ltd 地下駐車場
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JP2010106653A (ja) * 2008-10-02 2010-05-13 Yotaro Kobayakawa 地下構造物及び複合構造物
CN104533120A (zh) * 2014-12-17 2015-04-22 北京工业大学 有中隔板盒状装配式地下立体停车库及其施工方法

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