JPH02232397A - 電着塗装性にすぐれる樹脂塗装防錆鋼板の製造方法 - Google Patents
電着塗装性にすぐれる樹脂塗装防錆鋼板の製造方法Info
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- JPH02232397A JPH02232397A JP5348589A JP5348589A JPH02232397A JP H02232397 A JPH02232397 A JP H02232397A JP 5348589 A JP5348589 A JP 5348589A JP 5348589 A JP5348589 A JP 5348589A JP H02232397 A JPH02232397 A JP H02232397A
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Landscapes
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
童栗上■肌朋分互
本発明は、例えば、自動車車体用鋼板のように、電着塗
装が施される製品に好適に用いられる電着塗装性にすぐ
れる樹脂塗装防錆鋼板の製造方法に関する． 従米皇肢歪 近年、例えば、自動車車体用鋼板は、耐食性の要求が強
く、従来、用いられていた冷間圧延鋼板やめつき鋼板に
代えて、一層、耐食性の高い表面処理鋼板が用いられて
いる。かかる表面処理鋼板としては、既に、亜鉛めっき
鋼板のほか、Ｎ ｌ ｓＦｅ，Ｍｎ，Ｍｏ，ＣＯＳＡ１
等の元素を１種又は２種以上添加した亜鉛合金めっき鋼
板や多層めっき鋼板、更には、これらのめつき鋼板上に
クロメート層と樹脂層を設けてなる樹脂塗装防錆鋼板等
が広く用いられるに至っている。
装が施される製品に好適に用いられる電着塗装性にすぐ
れる樹脂塗装防錆鋼板の製造方法に関する． 従米皇肢歪 近年、例えば、自動車車体用鋼板は、耐食性の要求が強
く、従来、用いられていた冷間圧延鋼板やめつき鋼板に
代えて、一層、耐食性の高い表面処理鋼板が用いられて
いる。かかる表面処理鋼板としては、既に、亜鉛めっき
鋼板のほか、Ｎ ｌ ｓＦｅ，Ｍｎ，Ｍｏ，ＣＯＳＡ１
等の元素を１種又は２種以上添加した亜鉛合金めっき鋼
板や多層めっき鋼板、更には、これらのめつき鋼板上に
クロメート層と樹脂層を設けてなる樹脂塗装防錆鋼板等
が広く用いられるに至っている。
しかしζかかる従来の樹脂塗装防錆鋼板に電着塗装を施
して得られる塗装鋼板は、塗装外観に劣る問題を有する
。
して得られる塗装鋼板は、塗装外観に劣る問題を有する
。
従って、本発明は、従来の樹脂塗装防錆鋼板における上
記した問題を解決するためになされたものであって、電
着塗装性にすぐれる樹脂塗装防錆鋼板の製造方法を提供
することを目的とする。
記した問題を解決するためになされたものであって、電
着塗装性にすぐれる樹脂塗装防錆鋼板の製造方法を提供
することを目的とする。
課 を”゜するための
本発明による電着塗装性にすぐれる樹脂塗装防錆鋼板の
製造方法は、亜鉛又は亜鉛系合金電気めっき鋼板を＃２
００以上の細かい砥粒を含むブラシ又はロールを用いて
研削して、めっき表面層を除去した後、クロメート処理
及び樹脂塗装を行なうことを特徴とする。
製造方法は、亜鉛又は亜鉛系合金電気めっき鋼板を＃２
００以上の細かい砥粒を含むブラシ又はロールを用いて
研削して、めっき表面層を除去した後、クロメート処理
及び樹脂塗装を行なうことを特徴とする。
即ち、本発明の方法によれば、亜鉛又は亜鉛系合金電気
めっき鋼板を砥粒入リのブラシ又はロールにて研削して
、めっき表面層を機械的に除去し、かくして、めっき表
面を活性化して、クロメート処理性を改善することによ
って、得られる樹脂塗装鋼板の電着塗装性を改善するも
のである。
めっき鋼板を砥粒入リのブラシ又はロールにて研削して
、めっき表面層を機械的に除去し、かくして、めっき表
面を活性化して、クロメート処理性を改善することによ
って、得られる樹脂塗装鋼板の電着塗装性を改善するも
のである。
本発明によるかかる亜鉛又は亜鉛系合金電気めっき表面
の活性化とクロメート反応性との相関性は、未だ必ずし
も明らかではなく、また、本発明は、何ら理論によって
限定されるものではないが、次のような機構によるもの
とみられる。
の活性化とクロメート反応性との相関性は、未だ必ずし
も明らかではなく、また、本発明は、何ら理論によって
限定されるものではないが、次のような機構によるもの
とみられる。
一般に、亜鉛又は亜鉛系合金電気めっき鋼板は、めっき
後、水洗、乾燥されるが、めっき工程から水洗工程に移
行される間には、尚、めっき表面にめっき液が付着して
いる。このめっき液は、通常、ｐＨ１〜４に濶整されて
おり、このｐＨ域においては、めっき表面が再溶解し、
亜鉛又は合金元素の水和物が生成する。この水和物の殆
どは、水洗によつてめっき表面から除去されるが、一部
は、永和物としてめっき表面に残存し、更に、めっき鋼
板の乾燥時にその一部が酸化物へと変化するものとみら
れる。そして、このようにして、めっき表面に残存する
亜鉛又は合金元素の永和物と酸化物との混合被膜層は、
活性化されためつき表面に比べて反応性に劣るために、
次工程にて塗布されるクロメート液との反応を阻害し、
クロメート被膜とめつき表面との密着性を劣化させるの
であろう。
後、水洗、乾燥されるが、めっき工程から水洗工程に移
行される間には、尚、めっき表面にめっき液が付着して
いる。このめっき液は、通常、ｐＨ１〜４に濶整されて
おり、このｐＨ域においては、めっき表面が再溶解し、
亜鉛又は合金元素の水和物が生成する。この水和物の殆
どは、水洗によつてめっき表面から除去されるが、一部
は、永和物としてめっき表面に残存し、更に、めっき鋼
板の乾燥時にその一部が酸化物へと変化するものとみら
れる。そして、このようにして、めっき表面に残存する
亜鉛又は合金元素の永和物と酸化物との混合被膜層は、
活性化されためつき表面に比べて反応性に劣るために、
次工程にて塗布されるクロメート液との反応を阻害し、
クロメート被膜とめつき表面との密着性を劣化させるの
であろう。
従って、このようなクロメート処理鋼板に樹脂塗装を施
して、樹脂塗装鋼板を得た場合、これに電着塗装を施す
ときは、電着塗装時に発生する水素ガスがクロメート被
膜層をめっき表面から剥離させ、かくして、このように
剥離した被膜が電着塗装外観を劣化させるのであろう。
して、樹脂塗装鋼板を得た場合、これに電着塗装を施す
ときは、電着塗装時に発生する水素ガスがクロメート被
膜層をめっき表面から剥離させ、かくして、このように
剥離した被膜が電着塗装外観を劣化させるのであろう。
本発明の方法において、亜鉛又は亜鉛系合金電気めっき
鋼板は、何ら限定されるものではなく、その製造方法に
おいても何ら限定されない。
鋼板は、何ら限定されるものではなく、その製造方法に
おいても何ら限定されない。
本発明の方法によれば、亜鉛又は亜鉛系合金電気めっき
鋼板を＃２００以上の細かい砥粒を含むブラシ又はロー
ルを用いて研削して、めっき表面層を除去した後、クロ
メート処理及び樹脂塗装を行なうことによって、電着塗
装性にすぐれる樹脂塗装鋼板を得ることができる。
鋼板を＃２００以上の細かい砥粒を含むブラシ又はロー
ルを用いて研削して、めっき表面層を除去した後、クロ
メート処理及び樹脂塗装を行なうことによって、電着塗
装性にすぐれる樹脂塗装鋼板を得ることができる。
めっき表面層の研削に用いるブラシ又はロールが含む砥
粒は、＃２００以上の細かい砥粒であることが必要であ
る。砥粒粗さが９２００よりも粗いときは、砥粒粒子が
粗すぎる結果、研削が過剰となりやすいと共に、めっき
表面層の粗度が粗すぎて、電着塗装後の表面外観が悪化
する。しかし、砥粒粗さが余りに細かいときは、研削に
長時間を要して、生産性の低下を招くので、砥粒は＃５
００以下の細かさであることが好ましい。
粒は、＃２００以上の細かい砥粒であることが必要であ
る。砥粒粗さが９２００よりも粗いときは、砥粒粒子が
粗すぎる結果、研削が過剰となりやすいと共に、めっき
表面層の粗度が粗すぎて、電着塗装後の表面外観が悪化
する。しかし、砥粒粗さが余りに細かいときは、研削に
長時間を要して、生産性の低下を招くので、砥粒は＃５
００以下の細かさであることが好ましい。
允皿■魯果
以上のように、本発明の方法によれば、亜鉛又は亜鉛系
合金電気めっき鋼板を砥粒入リのブラシ又はロールにて
研削して、めっき表面層を機械的に除去し、かくして、
めっき表面を活性化して、クロメート処理性を改善する
ので、かかるめっき鋼板をクロメート処理し、樹脂塗装
することによつて、電着塗装性にすぐれる樹脂塗装防錆
鋼板を得ることができる． 大施拠 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。尚、以
下において、酸性浴のｐＨ調整は、水酸化ナトリウム又
は塩と同じアニオンを有する酸を用いて行なった。
合金電気めっき鋼板を砥粒入リのブラシ又はロールにて
研削して、めっき表面層を機械的に除去し、かくして、
めっき表面を活性化して、クロメート処理性を改善する
ので、かかるめっき鋼板をクロメート処理し、樹脂塗装
することによつて、電着塗装性にすぐれる樹脂塗装防錆
鋼板を得ることができる． 大施拠 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこ
れら実施例により何ら限定されるものではない。尚、以
下において、酸性浴のｐＨ調整は、水酸化ナトリウム又
は塩と同じアニオンを有する酸を用いて行なった。
実施例１〜４及び比較例１及び２
常法に従って、脱脂及び酸洗した厚さ０．８ ｍの冷延
鋼板上に硫酸浴を用いてＺｎ−Ｎｆ合金電気めっきを施
した。めっき付着量は、２ ０ ｇ／ｒｄとした。この
後、第１表に示すように、＃５０〜７００の砥粒入リブ
ラシ又はロールにてめっき表面層を５秒間研削した。
鋼板上に硫酸浴を用いてＺｎ−Ｎｆ合金電気めっきを施
した。めっき付着量は、２ ０ ｇ／ｒｄとした。この
後、第１表に示すように、＃５０〜７００の砥粒入リブ
ラシ又はロールにてめっき表面層を５秒間研削した。
次いで、これら鋼板にクロメート処理（４０重世％還元
クロム酸水溶液塗布、１５０℃で１分間乾燥、全クロム
量４０〜５ ０ ｇ／ｍ）を施し、次いで、水溶性樹脂
をバーコーターに゜て約１μｍ厚みに塗布し、１８０℃
で１分間焼き付けて、樹脂塗装防錆鋼板を得た。
クロム酸水溶液塗布、１５０℃で１分間乾燥、全クロム
量４０〜５ ０ ｇ／ｍ）を施し、次いで、水溶性樹脂
をバーコーターに゜て約１μｍ厚みに塗布し、１８０℃
で１分間焼き付けて、樹脂塗装防錆鋼板を得た。
このようにして得た樹脂塗装防錆鋼板に電着電圧２００
Ｖ、３０秒立ち上がり制御、２．５分の条件にてカチオ
ン電着塗料を塗布し、１７０℃で２０分間焼き付けを行
なって、電着塗装鋼板を得、電着塗装表面の所謂ブツ状
欠陥の有無を調べて、電着塗装性を評価した。結果を第
１表に示す。
Ｖ、３０秒立ち上がり制御、２．５分の条件にてカチオ
ン電着塗料を塗布し、１７０℃で２０分間焼き付けを行
なって、電着塗装鋼板を得、電着塗装表面の所謂ブツ状
欠陥の有無を調べて、電着塗装性を評価した。結果を第
１表に示す。
Claims (1)
- （１）亜鉛又は亜鉛系合金電気めつき鋼板を＃２００以
上の砥粒を含むブラシ又はロールを用いて研削して、め
つき表面層を除去した後、クロメート処理及び樹脂塗装
を行なうことを特徴とする電着塗装性にすぐれる樹脂塗
装防錆鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5348589A JPH02232397A (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 電着塗装性にすぐれる樹脂塗装防錆鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5348589A JPH02232397A (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 電着塗装性にすぐれる樹脂塗装防錆鋼板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02232397A true JPH02232397A (ja) | 1990-09-14 |
Family
ID=12944149
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5348589A Pending JPH02232397A (ja) | 1989-03-06 | 1989-03-06 | 電着塗装性にすぐれる樹脂塗装防錆鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02232397A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6092483A (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-24 | Kawasaki Steel Corp | 亜鉛系めつき鋼板の製造方法 |
| JPS6335798A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-16 | Nippon Steel Corp | カチオン電着塗装用有機複合鋼板 |
-
1989
- 1989-03-06 JP JP5348589A patent/JPH02232397A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6092483A (ja) * | 1983-10-26 | 1985-05-24 | Kawasaki Steel Corp | 亜鉛系めつき鋼板の製造方法 |
| JPS6335798A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-16 | Nippon Steel Corp | カチオン電着塗装用有機複合鋼板 |
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