JPH0223214Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0223214Y2 JPH0223214Y2 JP1983201684U JP20168483U JPH0223214Y2 JP H0223214 Y2 JPH0223214 Y2 JP H0223214Y2 JP 1983201684 U JP1983201684 U JP 1983201684U JP 20168483 U JP20168483 U JP 20168483U JP H0223214 Y2 JPH0223214 Y2 JP H0223214Y2
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- Japan
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- container
- inner container
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- communication pipe
- communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
この考案は、内容器および外容器間が真空断熱
空間とされる金属製真空二重容器に関する。
空間とされる金属製真空二重容器に関する。
従来技術
この種の容器は、破損し易い真空二重瓶に代る
高級断熱容器として採用されている。容器に断熱
性上熱伝導性の低いステンレス鋼板等が用いられ
るものの、真空断熱空間によつて適当な断熱性が
得られている。
高級断熱容器として採用されている。容器に断熱
性上熱伝導性の低いステンレス鋼板等が用いられ
るものの、真空断熱空間によつて適当な断熱性が
得られている。
ところで液量表示のための通路を容器内外を貫
通して設けるのに、実開昭50−130767号公報に記
載の構造が知られている。しかし液量表示通路上
下端が内、外容器を貫通する2箇所で、その通路
を通じた熱の逃げが生じ保温性の低下につなが
る。また同心的に配置される円形横断面の内外容
器側周部である円筒面に通路が貫通する接続構造
であるため、内外容器の通路接続部の位置合わせ
や接続の作業性が悪い問題がある。
通して設けるのに、実開昭50−130767号公報に記
載の構造が知られている。しかし液量表示通路上
下端が内、外容器を貫通する2箇所で、その通路
を通じた熱の逃げが生じ保温性の低下につなが
る。また同心的に配置される円形横断面の内外容
器側周部である円筒面に通路が貫通する接続構造
であるため、内外容器の通路接続部の位置合わせ
や接続の作業性が悪い問題がある。
目 的
この考案は、液量表示管の接続構造を改良し
て、前記従来の欠点を解消し得る金属製真空二重
容器を提供することを目的とする。
て、前記従来の欠点を解消し得る金属製真空二重
容器を提供することを目的とする。
構 成
内容器および外容器が同心二重構造体とされ相
互間が真空断熱空間とされた金属製真空二重容器
であつて、容器の内容器および外容器の底部の偏
心位置相互に連通管を設け、この連通管は、基端
にフランジを形成して、内容器内側から内容器底
部に形成した連通孔に挿入し、この連通孔との間
を内容器外側から溶着すると共に、外容器の底部
に形成した連通孔に嵌め合せこの連通孔と連通管
との間を外側から容着して、容器の内容器および
外容器の間の真空断熱空間を保つたまま垂直に容
器の底部下に突出すべくし、この連通管に液量表
示管の下端を接続し、液量表示管の上端を容器の
一重壁となつている口部に、側方より接続したこ
とを特徴とするものである。
互間が真空断熱空間とされた金属製真空二重容器
であつて、容器の内容器および外容器の底部の偏
心位置相互に連通管を設け、この連通管は、基端
にフランジを形成して、内容器内側から内容器底
部に形成した連通孔に挿入し、この連通孔との間
を内容器外側から溶着すると共に、外容器の底部
に形成した連通孔に嵌め合せこの連通孔と連通管
との間を外側から容着して、容器の内容器および
外容器の間の真空断熱空間を保つたまま垂直に容
器の底部下に突出すべくし、この連通管に液量表
示管の下端を接続し、液量表示管の上端を容器の
一重壁となつている口部に、側方より接続したこ
とを特徴とするものである。
作 用
液量表示管の下端部は、容器底部に対しその内
外容器の底部の相互をそれらの間の真空断熱空間
を保つたまま垂直に貫通しかつ容器の底部下に突
出する連通管を接続され、容器の真空断熱空間に
よる断熱製を損なわずに内容器は勿論、外容器と
も直接接しなくてもよいのでこの接続のために容
器の断熱性が低下するようなことを防止すること
ができる。また連通管は内外容器底部を垂直に貫
通すればよいので、その貫通部は双方平面部とな
り接続部の位置合わせや接続の作業性がよくなる
し、口部でしか連結されない内外容器の底部間を
連通間で連結して底部を振れ止めするのでそれが
補強となつて容器の耐久性が向上しかつ内外容器
間のスペースが適性に保たれ偏心による狭い所が
できて断熱性が低下することも回避される。さら
に内外容器各底部の連通管による連結が偏心位置
で行われているので、軸線上の口部を嵌め合わせ
て同心二重構造体とされる内容器と外容器との軸
線まわりでの組合せ向きを一定であるように規制
することができる。
外容器の底部の相互をそれらの間の真空断熱空間
を保つたまま垂直に貫通しかつ容器の底部下に突
出する連通管を接続され、容器の真空断熱空間に
よる断熱製を損なわずに内容器は勿論、外容器と
も直接接しなくてもよいのでこの接続のために容
器の断熱性が低下するようなことを防止すること
ができる。また連通管は内外容器底部を垂直に貫
通すればよいので、その貫通部は双方平面部とな
り接続部の位置合わせや接続の作業性がよくなる
し、口部でしか連結されない内外容器の底部間を
連通間で連結して底部を振れ止めするのでそれが
補強となつて容器の耐久性が向上しかつ内外容器
間のスペースが適性に保たれ偏心による狭い所が
できて断熱性が低下することも回避される。さら
に内外容器各底部の連通管による連結が偏心位置
で行われているので、軸線上の口部を嵌め合わせ
て同心二重構造体とされる内容器と外容器との軸
線まわりでの組合せ向きを一定であるように規制
することができる。
特に連通管は、内容器及び外容器のそれぞれ外
側から溶着してあるため、内容器及び外容器それ
ぞれ逆さ姿勢位置で、内容器を溶着し同姿勢で外
容器の嵌め合せ工程を行ない、それに順次して外
容器への溶着工程も行なうことができて、連通管
の溶着工程が容易となり、内容器と外容器の組立
工程の自動化の達成も可能となる。
側から溶着してあるため、内容器及び外容器それ
ぞれ逆さ姿勢位置で、内容器を溶着し同姿勢で外
容器の嵌め合せ工程を行ない、それに順次して外
容器への溶着工程も行なうことができて、連通管
の溶着工程が容易となり、内容器と外容器の組立
工程の自動化の達成も可能となる。
さらに連通管は、内容器の内側からその連通孔
に基端フランジを当接させて、内容器の外側より
溶接する構成としたから、内容器内には、上記基
端フランジが臨まされるだけで、連通管との溶着
部がなく、内容器内の加熱液との接触により溶着
部が劣化し内溶液が漏洩するという問題が解消さ
れる。
に基端フランジを当接させて、内容器の外側より
溶接する構成としたから、内容器内には、上記基
端フランジが臨まされるだけで、連通管との溶着
部がなく、内容器内の加熱液との接触により溶着
部が劣化し内溶液が漏洩するという問題が解消さ
れる。
また液量表示管の上端部は、容器の保温性の問
題となりにくい一重壁の口部に側方より接続され
るのでそのことにより容器の断熱性を損なうこと
はないし、その上内外容器が上記連通管の嵌め合
せにより位置合せされていることもあり接続作業
が容易となる。
題となりにくい一重壁の口部に側方より接続され
るのでそのことにより容器の断熱性を損なうこと
はないし、その上内外容器が上記連通管の嵌め合
せにより位置合せされていることもあり接続作業
が容易となる。
実施例
第1図、第2図に示される一実施例は、ポンプ
注出式容器の場合が示されており、ステンレス鋼
板製の内容器1および外容器2間を真空断熱空間
3とした金属製真空二重容器4が、その外容器2
を器体外装ケースに兼用するよう用いられてい
る。容器4は上端に合成樹脂製肩部材5が、下端
に合成樹脂製底盤6がそれぞれ装着されている。
肩部材5上には蓋体7が被せられ、肩部材5の後
部に開閉自在なよう軸8で枢着されている。蓋体
7は、内容液注出用の手動ベローズポンプ9を内
蔵しており、蓋体7天面に露出する押圧板10に
より押圧操作されて、肩部材5の内容器1と連通
した給排液口11に装着される栓体12を介し、
内容液を加圧注出するようにしている。
注出式容器の場合が示されており、ステンレス鋼
板製の内容器1および外容器2間を真空断熱空間
3とした金属製真空二重容器4が、その外容器2
を器体外装ケースに兼用するよう用いられてい
る。容器4は上端に合成樹脂製肩部材5が、下端
に合成樹脂製底盤6がそれぞれ装着されている。
肩部材5上には蓋体7が被せられ、肩部材5の後
部に開閉自在なよう軸8で枢着されている。蓋体
7は、内容液注出用の手動ベローズポンプ9を内
蔵しており、蓋体7天面に露出する押圧板10に
より押圧操作されて、肩部材5の内容器1と連通
した給排液口11に装着される栓体12を介し、
内容液を加圧注出するようにしている。
栓体12は、給排液口11に外周シールパツキ
ン部13部で着座して着脱自在に装着されるもの
で、ポンプ9の吐出口14を内容器1に連通させ
る給気通路15と、ポンプ9による給気通路15
を通じた加圧により押し出されようとする内容液
を容器4外へ導く注出管路16とが設けられてい
る。17は管路16の栓体12内通路途中に設け
られた転倒時止水弁である。
ン部13部で着座して着脱自在に装着されるもの
で、ポンプ9の吐出口14を内容器1に連通させ
る給気通路15と、ポンプ9による給気通路15
を通じた加圧により押し出されようとする内容液
を容器4外へ導く注出管路16とが設けられてい
る。17は管路16の栓体12内通路途中に設け
られた転倒時止水弁である。
容器4は、一重口部4aを除く他の部分が、真
空断熱空間3を有する真空二重構造とされてお
り、真空断熱空間3周りでの、内外容器1,2相
互間および内外容器1,2の任意分割形成部間
が、溶接やろう接等で気密接合18されており、
何箇所かの最終接合18を、所定真空度に達した
真空空間内で行うことにより、真空断熱空間3が
形成されている。
空断熱空間3を有する真空二重構造とされてお
り、真空断熱空間3周りでの、内外容器1,2相
互間および内外容器1,2の任意分割形成部間
が、溶接やろう接等で気密接合18されており、
何箇所かの最終接合18を、所定真空度に達した
真空空間内で行うことにより、真空断熱空間3が
形成されている。
内容器1および外容器2の真空断熱空間3を介
した底部1a,2a間に、内容器1内および外容
器2外を連通させる、断熱気密材料であるセラツ
ク製の連通管19が設けられている。連通管19
は、基端フランジ19aが内容器1底部1aの連
通孔20周りの凹陥部21内に嵌り込むよう内容
器1内側から連通孔20に挿入し、連通孔20と
の間を内容器1外側から、銀ろう等によるろう接
または溶接等で溶着22されている。この溶着2
2は、内容器1が完成されていない単独の底部1
aに対し予めなされていてもよいし、底部2aな
しの外容器2を内容器1に組合せた後に行われて
もよい。連通管19付きの底部1aを持つた内容
器1に、底部2aなしの外容器2を組合せた後、
底部2aを外容器2下端に嵌め込む際、その連通
孔21を連通管19に対し嵌め合せ、連通孔21
と連通管19との間を外側から溶着22してあ
る。これにより、連通管19は、空間3の真空性
や断熱性を損なわずに、空間3を貫通して容器4
内外を連通させる。
した底部1a,2a間に、内容器1内および外容
器2外を連通させる、断熱気密材料であるセラツ
ク製の連通管19が設けられている。連通管19
は、基端フランジ19aが内容器1底部1aの連
通孔20周りの凹陥部21内に嵌り込むよう内容
器1内側から連通孔20に挿入し、連通孔20と
の間を内容器1外側から、銀ろう等によるろう接
または溶接等で溶着22されている。この溶着2
2は、内容器1が完成されていない単独の底部1
aに対し予めなされていてもよいし、底部2aな
しの外容器2を内容器1に組合せた後に行われて
もよい。連通管19付きの底部1aを持つた内容
器1に、底部2aなしの外容器2を組合せた後、
底部2aを外容器2下端に嵌め込む際、その連通
孔21を連通管19に対し嵌め合せ、連通孔21
と連通管19との間を外側から溶着22してあ
る。これにより、連通管19は、空間3の真空性
や断熱性を損なわずに、空間3を貫通して容器4
内外を連通させる。
連通管19は容器4外に突出されていて、その
突出端に、容器4前部に立設される透明な液量表
示管23が、耐熱ゴム製のエルボ24,25、接
続管26を介し接続され、液量表示用連通路とし
て利用されるようにしている。液量表示管23の
上端は、容器4の一重口部4aに横向きに突出し
て気密接合27された連通管28に対し、ゴム製
エルボ29を介して接続されている。液量表示管
23の上端は、量高液位より上位で大気に開放さ
れておれば、容器4内と同じ液位を保ち、不透明
な容器4内の液位を外部表示することができる
が、容器4a内に開口させておけば、容器4転倒
時でも管23が内容液流出の原因とはならない。
しかし、液量表示管23の通路を第1図仮想線の
ように延長すれば、内容液注出路としても兼用で
きる。
突出端に、容器4前部に立設される透明な液量表
示管23が、耐熱ゴム製のエルボ24,25、接
続管26を介し接続され、液量表示用連通路とし
て利用されるようにしている。液量表示管23の
上端は、容器4の一重口部4aに横向きに突出し
て気密接合27された連通管28に対し、ゴム製
エルボ29を介して接続されている。液量表示管
23の上端は、量高液位より上位で大気に開放さ
れておれば、容器4内と同じ液位を保ち、不透明
な容器4内の液位を外部表示することができる
が、容器4a内に開口させておけば、容器4転倒
時でも管23が内容液流出の原因とはならない。
しかし、液量表示管23の通路を第1図仮想線の
ように延長すれば、内容液注出路としても兼用で
きる。
液量表示管23は、容器4前部に当でがい上下
端を肩部材5および底盤6の一部に係合30,3
1して保持された合成樹脂製カバー32により覆
われている。33はカバー32の液量窓を示す。
端を肩部材5および底盤6の一部に係合30,3
1して保持された合成樹脂製カバー32により覆
われている。33はカバー32の液量窓を示す。
効 果
この考案によれば、内容器および外容器が軸線
上の口部を嵌め合わせて同心二重構造体とされ相
互間が真空断熱空間とされた金属製真空二重容器
であつて、容器の内容器および外容器の底部の偏
心位置相互をそれらの間の真空断熱空間を保つた
まま垂直に貫通しかつ容器の底部下に突出する断
熱気密材料製の連通管を設けて、この連通管に液
量表示管の下端を接続し、液量表示管の上端を容
器の一重壁となつている口部に側方より接続した
から、底部の相互をそれらの間の真空断熱空間を
保つたまま垂直に貫通しかつ容器の底部下に突出
する断熱気密材料製の連通管を接続され、容器の
真空断熱空間による断熱製を損なわずに内容器は
勿論、外容器とも直接接しなくてもよいのでこの
接続のために容器の断熱性が低下するようなこと
を防止することができる。また連通管は内外容器
底部を垂直に貫通すればよいので、その貫通部は
双方平面部となり接続部の位置合わせや接続の作
業性がよくなるし、口部でしか連結されない内外
容器の底部間を連通間で連結して底部を振れ止め
するのでそれが補強となつて容器の耐久性が向上
しかつ内外容器のスペースが適性に保たれ偏心に
よる狭い所ができて断熱性が低下することも回避
される。さらに内外容器各底部の連通管による連
結が偏心位置で行われているので、軸線上の口部
を嵌め合わせて同心二重構造体とされる内容器と
外容器との軸線まわりでの組合せ向きを一定であ
るように規制することができる。
上の口部を嵌め合わせて同心二重構造体とされ相
互間が真空断熱空間とされた金属製真空二重容器
であつて、容器の内容器および外容器の底部の偏
心位置相互をそれらの間の真空断熱空間を保つた
まま垂直に貫通しかつ容器の底部下に突出する断
熱気密材料製の連通管を設けて、この連通管に液
量表示管の下端を接続し、液量表示管の上端を容
器の一重壁となつている口部に側方より接続した
から、底部の相互をそれらの間の真空断熱空間を
保つたまま垂直に貫通しかつ容器の底部下に突出
する断熱気密材料製の連通管を接続され、容器の
真空断熱空間による断熱製を損なわずに内容器は
勿論、外容器とも直接接しなくてもよいのでこの
接続のために容器の断熱性が低下するようなこと
を防止することができる。また連通管は内外容器
底部を垂直に貫通すればよいので、その貫通部は
双方平面部となり接続部の位置合わせや接続の作
業性がよくなるし、口部でしか連結されない内外
容器の底部間を連通間で連結して底部を振れ止め
するのでそれが補強となつて容器の耐久性が向上
しかつ内外容器のスペースが適性に保たれ偏心に
よる狭い所ができて断熱性が低下することも回避
される。さらに内外容器各底部の連通管による連
結が偏心位置で行われているので、軸線上の口部
を嵌め合わせて同心二重構造体とされる内容器と
外容器との軸線まわりでの組合せ向きを一定であ
るように規制することができる。
特に、連通管は、内容器及び外容器のそれぞれ
外側から溶着してあるため、内容器及び外容器そ
れぞれ逆さ姿勢位置で、内容器を溶着し同姿勢で
外容器の嵌め合せ組付け工程を行なうことがで
き、それに順次して外容器への溶着工程も行なう
ことができて、連通管の組付工程が容易となり、
その自動化の達成も可能となる。
外側から溶着してあるため、内容器及び外容器そ
れぞれ逆さ姿勢位置で、内容器を溶着し同姿勢で
外容器の嵌め合せ組付け工程を行なうことがで
き、それに順次して外容器への溶着工程も行なう
ことができて、連通管の組付工程が容易となり、
その自動化の達成も可能となる。
さらに連通管は、内容器の内側からその連通孔
に基端フランジを当接させて、内容器の外側より
溶接する構成としたから、内容器内には、上記基
端フランジが臨まされるだけで、連通管との溶着
部がなく、内容器内の加熱液との接触により溶着
部が劣化し内溶液が漏洩するという問題点が解消
される。
に基端フランジを当接させて、内容器の外側より
溶接する構成としたから、内容器内には、上記基
端フランジが臨まされるだけで、連通管との溶着
部がなく、内容器内の加熱液との接触により溶着
部が劣化し内溶液が漏洩するという問題点が解消
される。
また液量表示管の上端部は容器の保温性の問題
となりにくい一重壁の口部に側方より接続される
ので、そのことにより容器の断熱性を損なうこと
はないし、その上内外容器が上記連通管の嵌め合
せにより位置合せされていることもあり接続作業
が容易となる効果を奏する。
となりにくい一重壁の口部に側方より接続される
ので、そのことにより容器の断熱性を損なうこと
はないし、その上内外容器が上記連通管の嵌め合
せにより位置合せされていることもあり接続作業
が容易となる効果を奏する。
第1図はこの考案の一実施例を示す一部を断面
して見た側面図、第2図は要部拡大断面図であ
る。 {1……内容器、2……外容器、3……真空断
熱空間、}4……金属製真空二重容器、19……
連通管、20,21……連通孔、22……溶着、
23……液量表示管、63……注出管路。
して見た側面図、第2図は要部拡大断面図であ
る。 {1……内容器、2……外容器、3……真空断
熱空間、}4……金属製真空二重容器、19……
連通管、20,21……連通孔、22……溶着、
23……液量表示管、63……注出管路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 内容器および外容器が同心二重構造体とされ相
互間が真空断熱空間とされた金属製真空二重容器
であつて、容器の内容器および外容器の底部の偏
心位置相互に連通管を設け、この連通管は、基端
にフランジを形成して、内容器内側から内容器底
部に形成した連通孔に挿入し、この連通管との間
を内容器外側から溶着すると共に、外容器の底部
に形成した連通孔に嵌め合せこの連通孔と連通管
との間を外側から溶着して、容器の内容器および
外容器の間の真空断熱空間を保つたまま垂直に容
器の底部下に突出すべくし、この連通管に液量表
示管の下端を接続し、液量表示管の上端を容器の
一重壁となつている口部に側方より接続したこと を特徴とする金属製真空二重容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20168483U JPS60109547U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 金属製真空二重容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20168483U JPS60109547U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 金属製真空二重容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60109547U JPS60109547U (ja) | 1985-07-25 |
JPH0223214Y2 true JPH0223214Y2 (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=30763705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20168483U Granted JPS60109547U (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 金属製真空二重容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60109547U (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5413060A (en) * | 1977-06-30 | 1979-01-31 | Sato Kikuo | Liquid insulating vessel |
JPS5413060B2 (ja) * | 1976-02-02 | 1979-05-28 | ||
JPS5758326B2 (ja) * | 1975-06-24 | 1982-12-09 | Toa Gosei Chem Ind | |
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-
1983
- 1983-12-27 JP JP20168483U patent/JPS60109547U/ja active Granted
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