JPH0223200A - 平衡荷役装置のリミット制御方法 - Google Patents

平衡荷役装置のリミット制御方法

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JPH0223200A
JPH0223200A JP17301888A JP17301888A JPH0223200A JP H0223200 A JPH0223200 A JP H0223200A JP 17301888 A JP17301888 A JP 17301888A JP 17301888 A JP17301888 A JP 17301888A JP H0223200 A JPH0223200 A JP H0223200A
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lifting section
load lifting
suspended load
control
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JP17301888A
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Shinji Masukawa
増川 伸二
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はモータにより平衡状態に静止させた吊り荷に対
し操作者が僅かな力を加えることにより吊り荷を昇降さ
せつつ荷役作業を行う平衡荷役装置において、吊り荷昇
降部の上下ストロークをある範囲内に規制すべく付加し
たリミットスイッチの内側に更にソフトリミットを設け
、より高精度の平衡機能を実現するための平衡荷役装置
のリミット制御方法に間する。
(従来の技術) この種の従来の平衡荷役装置の代表的な例として、第5
図に示す如くの構成を有するバランサが知られている。
このバランサによれば、旋回台300上に載置した本体
部301にアームスプリング302を介してアーム30
3が連結されている。
そしてこのアーム303の一端には操作レバ304を有
する操作ボックス305が設けられ、該操作ボックス3
05から垂下したワイヤ306により倚307が吊下げ
られている。
このバランサにおいて荷役作業を行うためには、操作者
が操作レバー304を目的とする荷307の移動方向に
必要量だけ操作し、本体部301に設けられた図示しな
いモータに対して当該作業に係る速度指令を与える。
こうして操作レバー304から与えられる速度指令に応
じてモータが駆動され、これにより上下動するアーム3
03に追従して荷307の4降がなされる。
アーム303が所望とする位置まで達したとこうで操作
者が操作レバー304を中立位置に戻すと、上記速度指
令が零となるのに伴ってアーム303の初きが停止し、
かつ荷307も平衡状態となって静止する。
この平衡状態(同図においてW  =Foの場合。
但し、Woは荷307の自重、Foはアーム303の昇
降力)では、操作者が僅かな力を加えるだけで荷307
を必要箇所に移動するというような荷役作業が可能とな
る。
また、この第5図に示すバランサには、アーム303の
保護機能として、このアーム303があるストロークの
範囲を超えて上下に動くことができないように規制する
いわゆるリミット制卸のための上側リミットスイッチ3
08および下側リミットスイッチ309が設け゛られて
いる。
上述した平衡荷役作業中にアーム303がこれらリミッ
トスイッチ308.309のいずれかに触れると、図示
しない制御部ではその出力にもとづいてリミット制tE
D(モータの駆動を停止する)を行い、これによってア
ーム303をその場に静止させるようにしている。
さて、この種の従来の平衡荷役g置においては、現在、
空冷式のもののみがバランス機能を有しているが、フワ
フワして位置決めしにくくかつ大きな操作力(操作レバ
ー304の操作に際して)が必要であった。
更に、この種の従来の平衡荷役装置では、荷307を吊
るためのワイヤ306が長い場合や、上下ストロークが
短かく設定されている場合等には、アーム303がリミ
ットスイッチ(308,309)に簡単に触れてしまい
、直ぐにブレーキが動いてアーム303が非常停止とな
るケースが少なくなかった。
こうしたケースでは、当然ながら作業の中断を余儀なく
され、これが頻繁に発生するとその分だけ作業効率が低
下することになった。
この非常停止の状態から脱出する方法として従来では、
操作者が操作レバー304をそれまでアーム303が移
動していた方向と逆方向に操作し、この操作によって与
えられる速度指令に応じてモタを駆動することによりア
ーム303を有効ストローク内に復帰させるようにして
いた。
しかしながらこの方法では、操作者が必ず操作レバー3
04を操作しなければならず、荷307を人の手で搬送
させる都合上どうしても操作レバー304の位置を高く
する必要のある現状においては、背の低い人にその操作
の困難を強いることになった。
(発明が解決しようとする課題) このように上記従来の平衡荷役8はのリミット制御方法
では、吊り荷昇降部の上下ストロークの限界位置に設け
たリミットスイッチの出力のみを監視しつつリミット制
御を行うようにしていたため、吊り荷昇降部のバランス
制御の精度の低さや上下ストロークの設定条件等に起因
して吊り荷昇降部がリミットスイッチに簡単に触れて非
常停止となるケースが多く、作業効率の低下を免れなか
った。
また、上記従来の方法においてリミット制御の復旧を行
うためには、手動によって操作レバーを操作する必要が
あり、無理な姿勢と大きな操作力を強いられることから
操作性も悪化するという問題点があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、高精度
のバランス別面が実現でき、合わせて作業効率および操
作性の向上にも寄与し得る平衡荷役装置のリミット制御
方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明のバランサのリミット制御方法は、吊下げた荷を
昇降する吊り荷昇降部と、該吊り荷昇降部を駆動するモ
ータと、前記吊り荷昇降部の荷を吊る部位の近傍に配設
されて前記モータに対する速度指令信号を発生する速度
指令発生手段と、前記モータの速度を検出する速度検出
手段と、前記吊り荷昇降部の荷を吊る部位の近傍に配設
される重量センサと、前記速度指令信号が零のときの前
記重量センサの検出値を記憶するメモリ手段と、前記速
度指令信号と前記速度検出手段の検出値との偏差または
前記重量センサの検出値と前記メモリ手段の記憶値との
偏差にもとづき口出した制御出力により前記モータを駆
動する第1の制御手段と、前記吊り荷昇降部の上下スト
ロークの限界位置にそれぞれ1個づつ設けられ、該吊り
荷昇降部との接触により当該吊り荷昇降部を非常停止す
るための出力を発生するリミットスイッチと、該リミッ
トスイッチの内側に設定されるソフトリミット位置を予
め定数化して登録するソフトリミット登録手段と、前記
吊り荷昇降部が通過する特定の位置を原点とし、前記モ
ータに設けた位置検出器の検出値にもとづいて当該吊り
荷昇降部の現在位置を認識する位置認識手段と、該吊り
荷屏降部の現在位置と前記ソフトリミット位置とを比較
することにより当該吊り荷昇降部が前記リミットスイッ
チ位置から前記ソフトリミット位置まで間のソフトリミ
ット範囲内に入ったか否かを検出する検出手段と、前記
吊り荷昇降部がソフトリミット範囲内に入った後の該吊
り荷昇降部の現在位置と前記ソフトリミット位置との偏
差および前記重量センサの検出値と前記メモリ手段の記
・l値との偏差にもとづいて前記吊り荷昇降部を平衡状
態に保つに足る制御出力を算出し、該制御出力により前
記モータを駆動する第2の制御手段とを具備し、前記モ
ータの駆動を前記吊り荷昇降部が前記ラフ1〜リミツト
範囲外から前記ソフトリミット範囲内に入るのに伴って
前記第1の制御手段による制御から前記第2の制御手段
による制御に切替えるようにしたことを特徴とする。
(作用) 本発明の平衡荷役装置のリミット制御方法によれば、既
存のリミットスイッチの他に、吊り荷昇降部の上下スト
ロークの限界位置から一定距離だけ内側の位置にソフト
的な処理にもとづくソフトリミットを設けるようにして
いる。
そして、常時、吊り荷昇降部が上記ソフトリミットによ
って規定されるソフトリミット範囲内にあるか否かを監
視し、ソフトリミット範囲外では従来と同様に操作レバ
〜を用いて手動により吊り荷昇降部を昇降させるととも
に、ソフトリミット範囲内ではロードセルにより荷の重
量を検出し、力に見合った操作力をモータによって作り
出し吊り荷昇降部を自助的にバランスさせるようにして
いる。
係るハードリミット制御とソフトリミット制御との併用
により本発明では、吊り荷昇降部が上下ストロークの限
界位置に達する(ハードリミット制御が起動される)ま
での間に上記ソフトリミット制御によって高精度のバラ
ンス状態を呈する橢会が得られ、非常停止となって作業
が中断される回数を大幅に減することが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて詳細に
説明する。
第1図は本発明に係る平衡荷役装置のシステム全体の概
略構成を示したものであり、吊下げた荷を昇降する吊り
荷昇降部と、この吊り荷昇降部を制御する制御部とに大
別される。
ここで吊り荷昇降部の主要構成要素としては、駆動源で
あるACサーボモータ1、被駆動体であるアーム2、サ
ーボモータ1とアーム2を連結するラックアンドビニオ
ン3がある。
このうちサーボモータ1には速度検出器100、位置検
出器101が併設されている。
また、アーム2の固定端側には、当該アーム2を挟んで
その上下ストローク限界位置付近に、それぞれ上側リミ
ットスイッチ4および下側リミットスイッチ5が設けら
れ、更にこれら上側リミットスイッチ4と下側リミット
スイッチ5とのほぼ中間位置に原点スイッチ6が設けら
れている。
これに対してアーム2の移動端側には、操作レバー7を
有する操作ボックス8が設けられ、この操作ボックス8
から垂下されたワイヤ9により荷10を吊下げられるよ
うになっている。
また、操作ボックス8の内部には、操作レバー7の操作
量に応じた抵抗価に維持されるポテンショメータ80、
荷10の自重W。を検出するためのロードセル81、加
速度を計測する加速度計82が設けられている。
一方、制御部の主要構成要素としては、ポテンショメー
タ80.ロードセル81.加速度計82の各出力を検出
する検出器20、サーボモータ1に設けた速度検出器1
001位置検出器101の出力を検出する検出器21、
原点スイッチ6、上側リミットスイッチ4.下側リミッ
トスイッチ5の各出力を検出する検出器221.これら
各検出器20〜22の出力を取込んでサーボモータ1の
駆動に必要な速度指令値を演算するCPU制御部23が
ある。
この制御部における他の周辺回路としては、速度検出器
100の出力を微分して加算点24に加える微分回路2
5、該加算点24の加算結果を速度指令信号としてサー
ボモータ1を駆動するアンプ26が設けられている。
係る構成を有する平衡荷役装置では、通常、CPU制御
部23がバランス制御モードを選択しており、操作レバ
ー7の手動操作よる指令にもとづき吊り荷昇降部を制御
する。
すなわちこのバランス制御□□モードにおいて、オペレ
ータが荷10を移動させたい方向(上または下)に操作
レバー7を必Smだけ操作したものとする。
このときポテンショメータ80では、操作レバー7の操
作量に応じた抵抗値が設定され、この抵抗値がポテンシ
ョ信号Rとして検出器20に検出され、CPU制御部2
3に取込まれる。
ここでCPU制御部23は、検出器20からのポテンシ
ョ信号Rにもとづき所定の演算を行い、サーボモータ1
に与えるべき速度指令値を算出し、これに対応した速度
指令信号を加算点24に出力する。
加算点24ではこの速度指令信号と微分回路25を経て
入力する速度検出器100からの速度検出信号との偏差
を求め、これをアンプ26に出力する。
アンプ26では、この加算点24からの出力信号にもと
づきサーボモータ1を駆動する。
係るサーボモータ1の駆動に伴い、ラックアンドビニオ
ン3を介してアーム2が所望とする方向に指定された速
度で昇降される。
この昇降を監視しつつオペレータは、目的とする位置に
荷10が到達したらそれまで操作していた操作レバー7
を中立位置に戻す。
これによってCPLI制曲部23により算出される速度
指令信号が零となり、アーム2が当該位置でバランス状
態となって静止する。
このバランス状態において、CPUI!ilJ御部23
は、ロードセル81の検出値Fを検出器20により取込
んで荷10の自重W。を算出し、これを図示しないメモ
リに記憶させる。
その後、操作者が自らの手で110を昇降させるべく当
該荷1oに対して所要の操作力fを加えると、CPU制
御部23ではこのときのロードセル81の検出IFを取
込みつつ演算を行い、荷重値(Wo+f)を算出する。
更にCP U 1lIIJ 111部23では、この荷
重値(W。
+f)と上記メモリに予め記憶しである荷10の自重W
。どの偏差すなわち操作力fを求め、この操作力fに対
応した新たなM度指令信号を加算点24に出力する。
その後は前述の制御と同様にこの新たな速度指令信号と
このときに速度検出器100により検出される速度検出
信号との偏差にもとづいてサーボモータ1が駆動され、
これによって荷10は操作者により加えられた操作力f
に対応した速度で上下動する。
以上は本発明の平衡荷役装置におけるバランス制御モー
ドでの手動による荷10の昇降に関する動作制御の例で
ある。
この点に関して従来の平衡荷役装置では、上記バランス
制御モードでの荷役作業中にアーム2が上側リミットス
イッチ4または下側リミットスイッチ5のいずれかに触
れるまでこのアーム2の手動による昇降を継続するよう
にしていた。
そして、アーム2が上側リミットスイッチ4または下側
リミットスイッチ5のいずれかに触れたところでこれら
の出力を検出器22を通じてCPU制御部23に取込み
、その認識結果にもとづいてCP U I%lJ御部2
3がアーム2の一切の動きを規制すべく制御して当該ア
ーム2の保護を図るようにしていた。
本発明ではこうしたいわゆるハードリミット制御と合わ
せて後述する如くのソフトリミット制御を実施するもの
である。
このソフトリミット制御を実施するためには、まず、第
2図に斜線部分で示されるようなソフトリミット範囲を
規定する必要がある。
すなわち本発明では、上側リミットスイッチ4が配設さ
れる上側リミットスイッチ位置xuがらその内側へ一定
距離のところに上側ソフトリミット位置×8.を設定す
るとともに、下側リミットスイッチ5が配設される下側
リミットスイッチ位置X、からその内側へ一定距離のと
ころに下側ソフトリミット位@X8oを設定し、これら
の位[XU〜Xs−およびXD−Xs−をそれぞれソフ
トリミット範囲としている。
そして、このソフトリミット範囲内ではむやみにハード
リミット制御が働いて非常停止となることがないように
アーム2を自動的にバランス状態に維持するための位置
制御を実施する。
係る制御の開始に先立ちCPU制御部23は、上述の如
く設定した上側および下側ソフトリミット位置×8.お
よびXSoを予め定数としてメモリ230に記憶してお
く。
その後、CP U fljJ Ia R23ハ、バラン
ス制徨Dモードでの荷役作業中にアーム2が原点スイッ
チ6に触れたときの当該原点スイッチ6の出力を検出器
22から取込み、この検出結果にもとづいて基準原点x
cを輝出し、かつこれをメモリ231に記憶する。
これと同時にCP U 1ldJ御部23は、上記荷役
作業に伴ってサーボモーターの位置検出器101の出力
を検出器21を通じて取込み、所定の演算を経てアーム
2の位置を常に認識している。
そしてアーム2が原点スイッチ6に触れてメモリ231
に基準原点X。が登録された後は、該基準原点X。を基
準としたアーム2の変化量からその現在位置を認識する
ここでアーム2の現在位置をXで表わし、基準原点X 
からの変化量をX、で表すものとすればに の現在位[Xは X=xc+XP で与えられる。
CP U I’制御部23は、上式にもとづく演算によ
りアーム2の位置認識を行うとともに、この認識結果と
予めメモリ230に登録しておいた上側および下側ソフ
トリミット位11i1f X suおよびXS、とを比
較しつつ当該アーム2がソフトリミット範囲内に入った
か否かの監視も行っている。
そして、当該監視中にアーム2が上側または下側のいず
れかのソフトリミット範囲内に入ったことを検出すると
、速やかにバランス制御モードからバランスソフトリミ
ット制御モードに移行し、アーム2を精度良くバランス
させるための位置制御を加える。
第3図はこのバランスソフトリミット制御モードにおけ
る位置制御を説明するために第1図の平衡荷役装置の要
部を抽出して示すブロック線図である。
この第3図において、加算点240には加算点241を
有する第1の系からの信号と、加算点242を有する第
2の系からの信号が入力し、加算される。
第1の系において、Woは速度指令信号が零の時にロー
ドセル81により検出された荷10の重量(メモリ23
1に登録渦み)である。
ここで荷10に力を加えた時にロードセル81により検
出される操作力をFとすれば、カゲインをKFとすると
きアーム2をバランス状態に保つためには加算点240
に対して に、(Wo−F) を加えてやればよい。
これに対し第2の系では、位置検出器101の出力から
認識されるアーム2の現在位II!Xと予めメモリ23
0に登録しておいたソフトリミット位置X、との偏差が
加算点242によって算出され、これに位置ゲインに、
を乗じた信号 に、(X8−X> が加算点240に対して加えられる。
従ってこのときアンプ26では制御出力K  (W  
−F)+K  (X3−X)FOp を得ることができ、この制up出力によりサーボモータ
1を駆動することによりハードリミットflill 6
υにより非常停止となる曲にアーム2を精度良くバラン
スさせることが可能となる。
但し、この制御はアーム2がソフトリミット範囲内にあ
る時すなわち条件として x>XsU、Xくxs を満たす場合にのみ実施されるものであり、アーム2が
ソフトリミット範囲内に戻った場合にはバランスソフト
リミット制御モードが解除され、通常のバランス1bl
J tEモードに復帰する。
このように本発明では、バランスソフトリミット制御モ
ードへの切替えに伴ってCPU制御部23が位置検出器
101の出力から認識される現在位置Xと予めメモリ2
30に登録しておいたソフトリミット位置X、との偏差
を求め、この偏差に比例した力でサーボモータ1を駆動
することによりアーム2におけるそれ以上の上昇なり下
降なりを防ぐことができる。
尚、上記実施例ではソフトリミット制御を実施すべく基
準原点X。を検出する方法として原点スイッチ6を設け
る例を示したが、以下に示す如く上側リミットスイッチ
4および下側リミットスイッチ5をこの原点スイッチ6
として代用することも可能である。
例えば、上側リミットスイッチ4で原点スイッチ6を代
用する場合には、第4図(a)に示す如くアーム2がこ
の上側リミットスイッチ4に触れたときの検出器22の
検出出力にもとづいて当該位置をメモリ231に基準原
点X。とじて登録し、その後は位置検出器101の出力
を監視しつつアーム2の現在位置を求めるようにすれば
よい。
同様に下側リミットスイッチ5で原点スイッチ6を代用
する場合には、同図(b)に示す如くアーム2がこの下
側リミットスイッチ5に触れたときに当該位置を基準原
点X。とじて登録し、アーム2の現在位置を求めるよう
にすればよい。
このように基準原点X。を検出するに際して上側リミッ
トスイッチ4および下側リミットスイッチ5を代用した
場合、原点スイッチ6が不要となる分だけコストダウン
を図ることができる。
但し、この場合には電源投入後、必ず速度はアム2を上
側または下側のリミットスイッチ4または5に触れさせ
る必要があるため、作業の性格を充分に考慮したうえで
どちらの方法を採用するかを決定しなければならない。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の平衡荷役装置のリミット制
御方法によれば、既存のリミットスイッチの内側にソフ
トリミットを設け、該ソフトリミットによって規定され
るソフトリミット範囲の外では操作レバーを用いて手動
により吊り荷昇降部を昇降させ、ソフトリミット範囲内
ではロードセルにより荷の重量を検出し、力に見合った
操作力をモータによって作り出し吊り荷昇降部を自動的
にバランスさせるようにしたため、高精度のバランス傾
面の実現と相俟って、吊り荷昇降部がむやみにリミット
規制を受けて荷役作業が中断されることなく、かつその
復旧作業に要する手間も軽減されることから作業効率お
よび操作性の向上をも同時に達成することが可能となる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る平衡荷役装置のシステ
ム全体の構成を示すブロック図、第2図は本発明の平衡
荷役装置におけるソフトリミット範囲の設定方法を示す
略図、第3図は本発明の平衡荷役装置におけるソフトリ
ミット制御方法を説明するために第1図の構成を簡略化
して示すブロック線図、第4図は本発明の平衡荷役装置
におけるアーム2の位置認識方法の他の例を説明するた
めの略図、第5図はこの種の従来の平衡荷役装置の要部
構成を示す外観図である。 1・・・サーボモータ、100・・・″a度検出器、1
01!・・位置検出器、2・・・アーム、3・・・ラッ
クアンドピニオン、4・・・上側リミッ]・スイッチ、
5・・・下側リミットスイッチ、6・・・原点スイッチ
、7・・・操作レバー、8・・・操作ボックス、80・
・・ポテンショメータ、81・・・ロードセル、82・
・・加速度計、9・・・ワイヤ、10・・・荷、20.
21.22・・・検出器、23・・・CPU制御部、2
30.231・・・メモリ、24.240,241,2
42・・・加譚点、25・・・微分回路、26・・・ア
ンプ XU  止/4)リミIlノトス不すナ仁U璽Xo  
て/!1jリミットス不り4位!Xsu: r侵11ソ
フトリミ・リド Xso:Tl’l’!’ノフ1−11ミ”yh第2図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吊下げた荷を昇降する吊り荷昇降部と、該吊り荷
    昇降部を駆動するモータと、 前記吊り荷昇降部の荷を吊る部位の近傍に配設されて前
    記モータに対する速度指令信号を発生する速度指令発生
    手段と、 前記モータの速度を検出する速度検出手段と、前記吊り
    荷昇降部の荷を吊る部位の近傍に配設される重量センサ
    と、 前記速度指令信号が零のときの前記重量センサの検出値
    を記憶するメモリ手段と、 前記速度指令信号と前記速度検出手段の検出値との偏差
    または前記重量センサの検出値と前記メモリ手段の記憶
    値との偏差にもとづき算出した制御出力により前記モー
    タを駆動する第1の制御手段と、 前記吊り荷昇降部の上下ストロークの限界位置にそれぞ
    れ1個づつ設けられ、該吊り荷昇降部との接触により当
    該吊り荷昇降部を非常停止するための出力を発生するリ
    ミットスイッチと、 該リミットスイッチの内側に設定されるソフトリミット
    位置を予め定数化して登録するソフトリミット登録手段
    と、 前記吊り荷昇降部が通過する特定の位置を原点とし、前
    記モータに設けた位置検出器の検出値にもとづいて当該
    吊り荷昇降部の現在位置を認識する位置認識手段と、 該吊り荷昇降部の現在位置と前記ソフトリミット位置と
    を比較することにより当該吊り荷昇降部が前記リミット
    スイッチ位置から前記ソフトリミット位置まで間のソフ
    トリミット範囲内に入つたか否かを検出する検出手段と
    、 前記吊り荷昇降部がソフトリミット範囲内に入った後の
    該吊り荷昇降部の現在位置と前記ソフトリミット位置と
    の偏差および前記重量センサの検出値と前記メモリ手段
    の記憶値との偏差にもとづいて前記吊り荷昇降部を平衡
    状態に保つに足る制御出力を算出し、該制御出力により
    前記モータを駆動する第2の制御手段と を具備し、前記モータの駆動を前記吊り荷昇降部が前記
    ソフトリミット範囲外から前記ソフトリミット範囲内に
    入るのに伴つて前記第1の制御手段による制御から前記
    第2の制御手段による制御に切替えるようにしたことを
    特徴とする平衡荷役装置のリミット制御方法。
  2. (2)前記位置認識手段は、前記リミットスイッチとは
    別に設けた原点スイッチの通過位置を原点として吊り荷
    昇降部の現在位置を認識することを特徴とする請求項(
    1)記載の平衡荷役装置のリミット制御方法。
  3. (3)前記位置認識手段は、前記リミットスイッチのう
    ちの上側または下側のいずれか一方の通過位置を原点と
    して吊り荷昇降部の現在位置を認識することを特徴とす
    る請求項(1)記載の平衡荷役装置のリミット制御方法
JP17301888A 1988-07-12 1988-07-12 平衡荷役装置のリミット制御方法 Pending JPH0223200A (ja)

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JP17301888A JPH0223200A (ja) 1988-07-12 1988-07-12 平衡荷役装置のリミット制御方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5086527A (en) * 1989-10-12 1992-02-11 Toyoda Gosei Co., Ltd. Folding baby bed
WO2020043850A1 (fr) * 2018-08-30 2020-03-05 Commissariat A L`Energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Dispositif de commande et de manipulation d'une charge de masse inconnue

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