JPH022316A - チユウインガム - Google Patents

チユウインガム

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JPH022316A
JPH022316A JP63146396A JP14639688A JPH022316A JP H022316 A JPH022316 A JP H022316A JP 63146396 A JP63146396 A JP 63146396A JP 14639688 A JP14639688 A JP 14639688A JP H022316 A JPH022316 A JP H022316A
Authority
JP
Japan
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cyclodextrin
chewing gum
methylated
methyl
ethyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP63146396A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Furukawa
幹夫 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
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Publication of JPH022316A publication Critical patent/JPH022316A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Confectionery (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、香料及び医薬品成分をサイクロデキストリン
又はメチル化サイクロデキストリンで包接して、その保
存安定性、効果の持続性を改善したチュウインガムに関
する。
〔従来の技術〕
従来、チュウインガムは天然ゴム、合成樹脂、ワックス
等の混合物からなるガム基材に、ノルピトールシロツデ
のような糖をヘーストする液状甘味剤、ソルビトール、
マンニトール等の固体甘味剤、防腐剤、グリセリン、レ
シチン等の改質剤、香料等を混合して調製されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
チュウインガムの性能は、噛みごこちのよさと、混合さ
れた風味剤としての香料の持続性によるところが大きい
而して、従来のチュウインガムにおいては、香料はその
ままガム基剤に加えられているため、これを噛むと直ち
に日中に香料が広がるが、その反面持続性に乏しいもの
であった。
特に香料がt−メントール等の清涼感を呈するものの場
合には、噛み初めは風味が強すぎ、その反面短時間に風
味が消失して持続性が悪いという欠点があった。
また、近年、殺菌剤、消炎剤、健胃剤、降圧剤等の医薬
品を配合した薬用ガムが提案されているが、これもガム
基材からの医薬品の放出を一定にすることが困難であり
、充分に満足し得るものは提供されていない。
従って、香料及び医薬品を長時間安定に放出できるチュ
ウインガムの提供が望まれていた。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる実状において、本発明者は上記課題を解決せんと
鋭意研究を行った結果、香料及び医薬品をサイクロデキ
ストリン又はメチル化サイクロデキストリンで包接し、
ガム基材に混合すれば上記目的が達成されることを見出
し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、サイクロデキストリン又はメチル
化サイクロデキストリンで包接した香料又は/及び医薬
品を含有するチュウインガムを提供するものである。
本発明において、香料としては従来使用されているもの
は何れも使用でき、例えばア−1=)酢酸エチル、アセ
トフ二ノン、アニスアルデヒド、a−アミルシンナミッ
クアルデヒド、アンスラニル酸メチル、インオイゲノー
ル、イソ吉草酸イソアミル、イソ吉草酸エチル、イソチ
オシアネート類、・イソチオシアン酸アリル、インドー
ルおよびその誘導体、ウンデカラクトン、エチルバニリ
ン、エナント酸エチル、オイゲノール、オクチルアルデ
ヒド、カプリン酸エチル、カプリン酸エチル、カプロン
酸、カシロン酸アリル、カプロン酸エチル、ギ酸イソア
ミル、ギ酸ダラニル、ギ酸シトロネリル、ケイ皮アルコ
ール、ケイ皮アルデヒド、ケイ皮酸、ケイ皮酸エチル、
ケイ皮酸メチル、ケトン類、ゲラニオール、酢酸イノア
ミル、酢酸エチル、酢酸ゲラニル、酢酸シクロヘキシル
、酢酸シトロネリル、酢酸シンナミル、酢酸チルビニル
、酢酸7エ二ルエチル、酢酸ブチル、6rllベンシル
、t−酢酸メンチル、酢酸リナリル、サリチル酸メチル
、シクロヘキシルプロピオン酸アリル、シトラール、シ
トロネラール、シトロネロール、デシルアルデヒド、テ
ルピネオール、テルペン系炭化水素類、ノナラクトン、
バニリン、ノ9ラメチルアセトフェノン、ヒドロキシシ
トロネラール、ヒドロキシシトロネラールツメチルアセ
タール、ピペロナール、フェニル酢酸インアミル、フェ
ニル酢酸イソブチル、フェニル酢酸エチル、フェノール
エーテル類、フルフラールおよびその誘導体、プロピオ
ン酸イソアミル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸ベ
ンシル、z−4リラアルデヒト、ヘンシルアルコール、
ベンズアルデヒド、d−ボルネオール、マルトール、N
−メチルアンスラニル酸メチル、メチル−β−ナフチル
ケトン、d−メントール、t−メントール、ユーカリブ
トール、ヨノン、酪酸、酪酸イノアミル、酪酸エチル、
酪酸シクロヘキシル、酪酸ブチル、ラクトン類、リナロ
ール類等が挙げられる。
また、医薬品としては、経口投与できるものであれば何
れのものでもよいが、その中でも口腔内疾患治療剤、例
えばアズレン、グリチルリチン、アラントイン、アラン
トインクロルヒドロキシアルミニウム、ハイドロコーチ
シン等のステロイド、プフエキサマツク、フルルビゾロ
フェン等の非ステロイド系抗炎消削、グルコン酸クロル
ヘキシシン、塩酸クロルヘキシシン、[化ベンザルコニ
ウム、塩化ベンゼトニウム等の殺菌剤、テトラサイクリ
ン等の抗生物質等が好ましい。また、禁煙用チュウイン
ガムに配合されるニコチン等も使用できる。
本発明で用いるサイクロデキストリンとしては、α−サ
イクロデキストリン、β−サイクロデキストリン、T−
サイクロデキストリン及びδ−サイクロデキストリン並
びに次式(式中、Aはメチル基又は水素原子を示し、n
は6〜9の数を示す。但し、3n個のAのうち少なくと
も1個はメチルであるものとする) で表わされるこれらのメチル化物が挙げられる。
これらサイクロデキストリンのうち、α−β−γ−及び
δ−サイクロデキストリンは公知の方法により調製され
、またメチル化サイクロデキストリン(1)は、各サイ
クロデキストリンをそれぞれ常法によりメチル化するこ
とにより調製される。これら化合物のうち、好ましいも
のとしては、β−サイクロデキストリン及び次式(1)
で表わされるメチル化β−サイクロデキストリンが挙げ
られる。
(式中、人はメチル基又は水素原子を示し、21個のA
のうち少なくとも1個はメチル基である) このメチル化β−サイクロデキストリンのうち、最も好
ましいものは、21個のAのうち、8〜11個がメチル
基であるものを50重量%(以下単に%で示す)以上含
有し、重量平均エーテル置換度が8〜11であるメチル
化β−シクロデキストリンである。なお、ここでエーテ
ル置換度とはβ−シクロデキストリン−分子当たり導入
されたメチル基の数を示し、異なるエーテル置換度を有
するメチル化−β−シクロデキストリンを2種以上有す
る混合物では各エーテル置換度と各成分の重量%より重
量平均エーテル置換度が算出される。
サイクロデキストリン等による香料又は医薬品の包接は
公知の方法、例えばサイクロデキスl−IJン等の飽和
エタノール溶液に香料又は医薬品を添加する飽和エタノ
ール溶液法、サイクロデキストリン等と香料又は医薬品
を比較的少量のエタノールと共にニーダ−等で練り合わ
せる混練法等により行なわれる。包接に当たってサイク
ロデキストリン等は、香料または医薬品に対してi量比
で1/2〜20倍量、好ましくr11〜10倍量の割合
で用いられる。
本発明チュウインガムは、常法に従い、ガム基剤を加熱
、捏和して軟化し、これに甘味剤、着色剤等を加えた後
、上記包接物を加えて捏和し、成型することにより調製
される。
〔発明の効果〕
本発明の香料あるいは医薬品を包接したサイクロデキス
トリン包接物を含有するチュウインガムは、これら成分
のガム基剤からの放出が一定で、かつ持続性が良いので
、香料にあっては日中の香料風味が持続し、また医薬品
においては薬物の放出をコントロールすることができる
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 t−メントール2tを1orのエタノールに溶解させた
後、メチル化β−サイクロデキストリン〔(り式中、n
 = 7、Aのうち9個がメチル基であるもの〕約20
 t1&:1 tの精製水に溶解させた飽和水溶液をこ
れに添加し、全fを100tとした。調製した組成物よ
り水及びエタノールを除去し、l−メントールのメチル
化β−サイクロデキストリン包接物を得た。
天然ガム基剤30Fを加熱、捏和して軟化させ、加熱、
捏和しながら、これにマルチトールシロップ15f1グ
リセリン5t、ソルビトール42f及びマンニトール4
fを加L、次いで着色剤及び上記包接物を加え、さらに
捏和する。この捏和物をダイを通して押し出し、ローラ
ーにかけ、所定の大きさに切断して長方形とし、t−メ
ントールのサイクロデキストリン包接物含有′チュウィ
ンガムを得た。
実験1 健康な成人男子10名を2群に分け、実施例1にて製造
したチュウインガム(本発明品)を食べさせ、時間に伴
う清涼感の変化を下記評価基準に従い記録した。
なお、比較品として、実施例1にて混合したl−メント
ールと同量のt−メントールを包接せず、そのまま混合
し調製したものを用いた。結果を第1図に示す。これよ
り本発明品は清涼感の持続性に優れていることがわかる
評価基準: 強い清涼感  =4 はどよい清涼感:3 弱い清涼感  :2 感じない   :1 実施例2 グアイアズレン1t21otのエタノールに溶解させた
後、メチル化β−サイクロデキストリン〔(1)式中、
n=7、Aのうち9個がメチル基であるもの〕約202
を1tの精製水に溶解させた飽和水溶液をこれに添加し
、全量f、100Fとした。調製した組成物より、水及
びエタノールを除去し、グアイアズレンのメチル化β−
サイクロデキストリン包接物を得た。
この包接物を使用し、実施例1と同様にして下記の組成
のチュウインガムを調製した。
組成:包接物(上記のもの)    11天然ガム基剤
      35f ンルピトール      451 マルチトールシロップ    152 グリセリン       4、
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明チュウインガムの清涼感の経時変化を
示す図面である。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、サイクロデキストリン又はメチル化サイクロデキス
    トリンで包接した香料又は/及び医薬品を含有すること
    を特徴とするチュウインガム。 2、メチル化サイクロデキストリンが次の式( I )▲
    数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Aはメチル基又は水素原子を示し、nは6〜9
    の数を示す。但し、3n個のAのうち少なくとも1個は
    メチルであるものとする) で表わされるものである特許請求の範囲第1項記載のチ
    ュウインガム。 3、メチル化サイクロデキストリンが、エーテル置換度
    が8〜11のメチル化β−サイクロデキストリンを50
    重量%以上含有し、その重量平均エーテル置換度が8.
    0〜11.0である特許請求の範囲第1項記載のチュウ
    インガム。
JP63146396A 1988-06-14 1988-06-14 チユウインガム Pending JPH022316A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0575977A2 (de) * 1992-06-25 1993-12-29 MEDICEChem.-Pharm. Fabrik Pütter GmbH & Co. KG Kaugummizubereitungen
JP2011136974A (ja) * 2009-12-25 2011-07-14 Daiya Seiyaku Kk 咀嚼用ガム医薬品および咀嚼用ガム医薬品の製造方法
WO2016035792A1 (ja) * 2014-09-03 2016-03-10 株式会社明治 ガムベース配合の決定方法

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