JPH02231210A - 車両用サスペンション装置 - Google Patents

車両用サスペンション装置

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Publication number
JPH02231210A
JPH02231210A JP5142589A JP5142589A JPH02231210A JP H02231210 A JPH02231210 A JP H02231210A JP 5142589 A JP5142589 A JP 5142589A JP 5142589 A JP5142589 A JP 5142589A JP H02231210 A JPH02231210 A JP H02231210A
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JP
Japan
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damping force
roll
control
fluid
determined
Prior art date
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Pending
Application number
JP5142589A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiko Harayoshi
原良 光彦
Yasutaka Taniguchi
泰孝 谷口
Shozo Kurita
省三 栗田
Tetsuya Terada
哲也 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は砂利道のような悪路走行時にロール制御の復帰
を行なう場合に、タイヤの接地性を向上させることがで
きる車両用サスペンション装置に関する。
(従来の技術) 各輪毎に流体ばね室を有するサスペンションユニットを
設け、旋回時には縮み側のサスペンションユニットの流
体ばね室に流体を供給し、伸び側のサスペンションユニ
ットの流体ばね室から流体を排出するようにして旋回時
に発生する車体のロールを低減させるようにした車両用
サスペンション装置がU.S.P.4613154等に
より知られている。
(発明が解決しようとする課題) このような車両用サスペンション装置において、旋回か
ら直進走行に車両の走行状態が戻った場合には、旋回時
に流体が供給されていた縮み側のサスペンションユニッ
トの流体ばね室から流体を排出し、流体が排出されてい
た伸び側のサスペンションユニットの流体ばね室に流体
を供給する復帰制御が、断続的に給気及び排気処理を行
なう、いわゆるデューティ制御により行われていた。ま
た、このようなデューティ制御による復帰制御が行われ
る間、デューティ制御に起因する振動により乗り心地が
低下しないように、サスペンションユニットの減衰力を
ハードに切換えるようにする車両用サスペンション装置
が考えられている。しかし、砂利道のような悪路を走行
中において、上記復帰制御が行なわれる時にサスペンシ
ョンユニットの減衰力がハードにされていると、タイヤ
の接地性が悪くなるという問題点がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は
、砂利道のような悪路走行時にロール制御の復帰を行な
う場合に、タイヤの接地性を向上させることができる車
両用サスペンション装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段及び作用)左右輪毎に設け
られ夫々車輪と車体との間に介装された流体ばね室と、 上記各流体ばね室に夫々共給用手段を介して流体を供給
する流体供給手段と、 上記各流体ばね室から夫々排出用弁手段を介して流体を
排出する流体排出手段と、 上記左側の流体ばね室と右側の流体ばね室とを連通制御
弁手段を介して相互に連通する連通手段と、各輪毎に設
けられ夫々車輪と車体との間に介装された減衰力切換式
のショックアブソーバと、車体のロールを検出するロー
ル検出手段と、上記ロール検出手段により車体のロール
を検出したときに上記連通制御用弁手段を閉じると共に
該ロール方向に関して縮み側の流体ばね室に所要量の流
体を洪給し、伸び側の流体ばね室から所要量の流体を排
出すべく所要の上記供給用弁手段及び排出用弁手段を開
閉する制御開始信号と、その後車体のロールが収まるこ
とを検出したときに左右の上記各流体ばね室間の差圧を
徐々に解消すべく複数回に分けて上記連通制御用弁手段
の開閉を繰り返す復帰制御信号と、上記復帰制御信号が
少なくとも出力されているときに上記ショックアブソー
バの減衰力を増大する減衰力制御信号とを出力するロー
ル制御手段とを備えたものにおいて、悪路を検出する悪
路検出手段を備え、 上記ロール制御手段は、上記悪路検出手段により悪路で
あることを検出したときには、上記ショックアブソーバ
の減衰力の値を上記減衰力制御信号により目標とする減
衰力の値よりも小さな値に保つことを特徴とする車両用
サスペンション装置である。
(実施例) 以下図面を参照して本考案の一実施例について説明する
。第1図は車両用サスペンション装置を示すブロック図
である。同図において、PSIは左前輪側のサスペンシ
ョンユニット、FS2は右前輪側のサスペンションユニ
ット、RSIは左後輪側のサスペンションユニット、F
S2は右後輪側のサスペンションユニットである。これ
ら各サスペンションユニットPSI , PS2.RS
l . RS2は夫々互いに同様の構造を何しているの
で、前輪側と後輪側または左輪用と右輪用とを区別して
説明する場合を除いて、サスペンションユニットは符号
Sを用いて説明する。
サスペンションユニットSはショックアブソーバlを備
゜えている。このショックアブソーバIは車輪側に取付
けられたシリンダと、同シリンダ内に摺動自在に嵌装さ
れたピストンを有すると共に、上端を車体側に支持され
たピストンロッド2とを備えている。また、サスベンシ
,ヨンユニットSはこのショックアブソーバ1の上部に
ピストンロッド2と同軸的に車高調整の機能を有する空
気ばね室ね3を備えている。この空気ばね室ね3はその
一部をベローズ4により形成されており、ピストンロツ
ド2内に設けられた通路2aを介して、この空気ばね室
3へ空気を給排することにより、車高を上昇または下降
させることができる。
また、ピストンロッド2の中には下端に減衰力を調整す
るための弁5aを備えたコントロールロッド5が配設さ
れている。同コントロールロッド5はピストンロツド2
の上端に取付けられたアクチュエータ6により回動され
て弁5aを駆動する。この弁5aの回動によりサスペン
ションユニットの減衰力はハード(堅い)、ミディアム
(中間)、ソフト(柔らかい)及び同ミディアムとソフ
トの中間であるミディアムーソフトの4段階に設定され
る。
コンブレッサitはエアクリーナl2から取入れた大気
を圧縮して、ドライヤl3及びチェックバルブl4を介
して高圧リザーブタンク15aに送給する。
つまり、コンブレッサ11は、エクリーナl2から取入
れた大気を圧縮してドライヤl3へ供給するので、同ド
ライヤl3内のシリカゲル等によって乾燥された圧縮空
気が高圧リザーブタンク15aに溜められることになる
。コンプレッサlBはその吸込み口を低圧リザーブタン
ク15bに吐出口を高圧リザーブタンク15aに夫々接
続されている。l8は低圧リザーブタンク15b内の圧
力が第1の設定値(大気圧)以上になるとオンし、その
設定値より大きいとオフする低圧圧力スイッチである。
そして、コンブレッサ16は同低圧圧力スイッチl8の
オフ信号を出力すると、後述するコントロールユニット
3Bからの信号によりオンするコンブレッサリレ−17
により駆動される。これにより、低圧リザーブタンク+
5b内の圧力は常に上記第1の設定値以下に保たれる。
そして、この高圧リザーブタンク15aから各サスペン
ションユニットSへの給気は第1図の実線矢印で示すよ
うに行われる。すなわち、高圧リザーブタンク15a内
の圧縮空気は流量切換バルブl9、フロント用給気ソレ
ノイドバルブ20、チェックバルブ21,フロント左用
ソレノイドバルブ2′2、フロント右用ソレノイドバル
ブ23を介してサスペンションユニットFSI , F
S2に送給される。また、同様に高圧リザーブタンク1
5a内の圧縮空気は流量切換バルブ19、リャ用給気ソ
レノイドバルブ24、チェックバルブ25、リャ左用ソ
レノイドバルブ2B、リャ右用ソレノイドバルブ2B、
リャ右用ソレノイF/(ルブ27を介してサスペンショ
ンユニットRSI ,RS2に送給される。
一方、各サスペンションユニットSからの排気は第1図
の破線矢印で示すように行われる。つまり、サスペンシ
ョンユニットPsi SPS2内の圧縮空気はソレノイ
ドバルブ22、23、三方4向弁からなる排気切換バル
ブ28を介して低圧リザーブタンク15b内に送給され
る場合と、ソレノイドバルブ22、23、排気切換バル
ブ28、チェックバルブ29、ドライヤ13、排気ソレ
ノイドバルブ31、チェックバルブ46及びエアクリー
ナI2を介して大気に排気される場合とがある。同様に
、サスペンションユニットRSI , l?s2内の圧
縮空気はは、ソレノイドバルブ26、27、排気切換バ
ルブ32を介して低圧リザーブタンク15b内に送給さ
れる場合と、ソレノイドバルブ2B、27、排気切換バ
ルブ32、チェックバルブ33、ドライヤ13、排気ソ
レノイドバルブ31、チェックバルブ4θ及びエアクリ
ーナ12を介して大気に排出される場合とがある。なお
、チェックバルブ29、33とドライヤl3との間に排
気切換バルブ28、82と低圧リザーブタンク15bと
を直接連通する通路を比して小径絞りLが介装された通
路が設けられている。
なお、上述したソレノイドバルブ22、23、26、2
7、28及び32は、第2図(A)及びCB)に示すよ
うに、ON(通電状態)で矢印Aのような空気の流通を
、OFF (非通電)で矢印Bのような空気の流通を夫
々許容する。また、給気ソレノイドバルブ20、24及
び排気ソレノイドバルブ3lは第3図(A)及び(B)
に示すように、ON(通電状!s)で矢印Cのように空
気の流通を許容し、OFF (非通電状!!)で空気の
流通を禁止する。
また、流量切換バルブI9はオフ状態(非通″j4)で
は第4図(A)に示すようにオリフィス0を介して空気
が流通するため、空気流量は少なく、オン状態(通電)
では第4図(B)に示すようにオリフィス0及び大径路
Dを介して空気が流通するため、空気流量は多くなる。
34Fは車両の前部右側サスペンションのロアアーム3
5と車体との間に取付けられ前部車高を険出する前部車
高センサ、34Rは車両の後部左側サスペンションのラ
テラルロッド37と車体との間に取付けられ後部車高を
検出する後部車高センサである。両車高センサ34F及
び34Rで夫々検出された信号は、入力回路、出力回路
、メモリ及びマイクロコンピュータを備えたコントロー
ルユニット36へ供給される。
38はスピードメータに内蔵された車速センサであり、
検出した車速信号をコントロールユニット3Bへ供給す
る。39は車体に作用する加速度を検出する加速度セン
サであり、検出した加速度信号をコントロールユニット
36へ供給する。301;t O − ル制御モードを
ソフト(SOFT) 、オート( AUTO)、スポー
ツ( SPORTS)に選択するロール制御モード選択
スイッチ、40はステアリングホイール4Iの回転速度
、すなわち、操舵角速度.を検出する操舵センサである
42は図示しないアクセルペダルの踏込み角を検出する
アクセル開度センサである。これらロール制御選択スイ
ッチ30、センサ40及び42の検出した信号はコント
ロールユニット3Bに供給される。43はコンプレッサ
l1を駆動するためのコンブレッサリレーであり、この
コンブレッサリレ−43はコントロールユニット3Bか
らの制御信号により制御される。44は高圧リザーブタ
ンク15a内の圧力が第2の設定値(例えば、kg /
 cj )以下になるとオンする圧力スイッチであり、
この圧力スイッチ44の信号はコントロールユニット3
Bに供給される。そして、コントロールユニット36は
高圧リザーブタンク15a内の圧力が第2の設定値以下
になり、圧力スイッチ44がオンであっても圧力スイッ
チl8がオン、つまりコンブレッサl6が駆動している
ときは、コンブレッサ11の駆動を禁止するように構成
されている。45はソレノイドバルブ2B、27を互い
に連通ずる通路に設けられた圧力センサであり、リャ側
のサスペンションユニットRSI , RS2の内圧を
検出する。
なお、上述の各ソレノイドバルブ19、2G、22、2
3、24、. 2B、27、28、3l及び32の制御
はコントロールユニット36からの制御信号により行わ
れる。
次に、上記のように構成された本発明の一実施例の動作
について説明する。第11図はコントロールユニット3
6で行われる一連のロール$−1 mを概略的に示すフ
ロチャートである。まず、悪路判定手段としての悪路判
定ルーチン(ステップAt)において、いわゆる悪路判
定処理が行われる。つまり、この悪路判定ルーチンでは
フロント車高センサ34Fの出力変化がMHz以上(2
秒間にN回以上)のときには、悪路判定として、この時
のGセンサ39の不感帯を広げて、ロール制御の誤動作
を少なくしている。そして、ロール制御手段としてのロ
ール制御ルーチン(ステップA2)において、ロール制
御、つまり縮み側のサスペンションユニットに給気され
、伸び側のサスペンションユニットからは排気されて、
旋回時の車体のロール制御を防止している。また、この
ロール制御時の給排気時間は給排気時間補正手段として
の給排気補正ルートン(ステップA3)において補正さ
れて、4輪独立の給排気時間が補正されて求められる。
さらに、減衰力切換手段としての減衰力切換ルーチン(
ステップA4)において、各サスペンションユニットの
減衰力がハード(堅い)  ミディアム(中間)、ソフ
ト(柔らかい)及びミディアム・ソフト(ミディアムと
ソフトの中間)のうちいずれか最適なものに設定される
。以下、上記ステップA1〜A4の処理について詳細に
説明する。
まず、第12図を参照して悪路判定ルーチン(ステップ
^l)の詳細な動作について説明する。
まず、フロント車高センサ34Fで検出されるフロント
車高Hrが所定時間毎にコントロールユニット3Bに読
み込まれる(ステップBl) .なお、第11図に示し
たメインルーチンにおいて、後述する各種フラグJT,
A,B.UP,DNが「0」に設定されているものとす
る。フラグ!Tは悪路判定が開始されると「1」に設定
され、フラグAはフロント車高Ifが減少状態から増加
状態に移行した時点から再び減少状態に移行する時点ま
での間rlJに設定され、フラグBはフロント車高Hr
が増加状態から減少状態に移行したじてから再び増加状
態に移行する時点までの間「1」に設定され、フラグU
Pはフロント車高Hrが減少傾向を維持している場合に
「1」に設定され、フラグDNはフロント車高Hrが増
加傾向を示している場合にrlJに設定される。
まず、ステップB2の最初の判定においては、フラグI
TがrOJであるため、rNOJと判定され、フラグI
TにrlJが設定された後、現フロント車高I1がレジ
スタHAに記憶され、タイマTcがリセットされる(ス
テップB3〜B5)。
そして、次にフロント車高H『がコントロールユニット
3Bに読み込まれた場合には、ステップB2でrYEs
Jと判定され、タイマTcがインターバル時間INTだ
けインクリメントされる(ステップBe)。そして、現
フロント車高H『が記憶されている車高HAより小さい
か(ステップB7)、あるいは車高HAより大きいか(
ステップB22)判定されて、その判定に応じて後述す
る処理が行われる。例えば、第14図に示すように時刻
10がらフロント車高信号Hrが入力されているとする
と、フロント車高Hrは上昇傾向にあるので、ステップ
B22で「H^<HrJであると判定され、ステップB
23の処理に進む。初期設定において、フラグUPが「
0」に設定されているため、「フラグDN−IJ,rフ
ラグB−OJに設定された後(ステップB2[1 . 
B27 ) 、現フロント車高H『がH^に記憶される
(ステップBl3 )。そして、rAXB−IJか否か
、っまりrA−B−IJが否か判定される(ステップ8
14)。この判定はフロンド車高H『が増減する場合の
増加傾向の反転時にrA−B−IJとなるものである。
この段階では[A−B−OJであるので、ステップB1
4でrNOJと判定される。
次に、ステップBlGに進んでタイマTcが2秒以上カ
ウントしているか否かが判定されるが、この時点では2
秒経過していないので、ステップ828の判定に進む。
このステップ82gの判定で、悪路判定がセットされて
いるかが判定されるが、まだセットされていないので、
リターンされる。
その後、時刻tlになるとフロント車高H『は下がり始
めるため、ステップB7において、「YEs」と判定さ
れ、ステップB8の判定に進む。ここで、「フラグDN
−IJか判定されるが、フラグDNは上記ステップ82
Bでセットされているので、rYEsJと判定されて「
フラグB−IJ,rフラグDN−OJに設定される(ス
テップB9,旧0フ。その後は、上述した時刻toの場
合と同様にステップ813 , 814 , BlB 
. B211を経てリタ一二ノされる。そして、第14
図に示すように時刻ti〜t2において、フロント車高
H『が下降し続けるわけであるが、再度ステップB7で
rYEsJと判定されて、ステップB8の判定に来たと
きには、フラグDN−0となっているため、第14図に
示すようにフラグA−0,UP−1に設定される(ステ
ップBll , 812 )。
その後、第14図の時刻t2を過ぎて、フロント車高H
fが上昇し始めると、ステップ822でrYEsJと判
定されて、ステップ823の判定に進むが、ここではす
でにフラグUPはセットされているため、フラグA−1
とされ、フラグUP−0とされる(ステップ824 ,
 825 )。
このようにて、第14図に示すようにフロント車高H『
が上下する場合において、フロント車高H『が上昇状態
から下降状態に移行した時点から再び上昇状態に移行す
る時点までの間はフラグBが「1」に設定され、フロン
ト車高Hrが下降状態から上昇状態に移行した時点から
再び下降状態に移行するまでの間はフラグAがrlJに
設定される。
そして、ステップBl3を経由した後、ステップBl4
に進むが、この段階ではrA−IJ,rB−1」である
ためrAXB−IJとなり、ステップBl5に進む。な
お、上述したフラグA及びBが共に「1」となるのはフ
ロント車高Hfの増加傾向が反転する時のみであり、そ
の反転毎にrAXB−IJとなる。したがって、ステッ
プBlでは、カウンタNCNTが「+1」される。つま
り、フロント車高Hfの一回の増減によりカウンタNC
NTが「+1」される。そして、タイマTcのカウント
が2秒を経過するまでは上記の処理が繰返されるが、タ
イマTcのカウントが2秒を越えると、タイマTcがリ
セットされると共にNCNTの計数値がN以上であるか
判定される(ステップ旧6〜B1B )。つまり、2秒
間にフロント車高HfがN回以上増減の反転があったこ
とが検出されると、悪路であると判定され、NCNT−
0、悪路判定がセットされ、遅延タイマTR−0とされ
た(ステップBl9〜B21 )後、リターンされる。
ところで、ステップ81Bあるいは1318でrN O
Jと判定されかつ悪路判定がセットされている場合には
、遅延タイマTRが時間INTだけインクリメントされ
、遅延タイマTRが4秒より大きくなると悪路判定がリ
セットされる(ステップ829〜831 )。このよう
に悪路判定は最後の悪路判定がセットされてから4秒後
、すなわちステップ81gで,悪路ではない( rNO
J )と判定されてから2秒後にリセットされることに
なる。
以上述べたように、悪路判定ルーチンAIでは、フロン
ト車高Hfの増減が反転する毎にステップBl5におい
て、カウンタNCNTが「+1」される。そして、2秒
間におけるカウンタNCNTがN以上である場合には、
悪路を意味する悪路判定がセットされる(ステップB2
0)。そして、この悪路判定は、上記ステップ818で
rNOJ  (つまり、悪路でないと判定)とされてか
ら2秒後にリセットされる(ステップ831 )。
次に、第15図のフローチャートを参照してロール制御
ルーチン(ステップA2)の詳細な動作について説明す
る。まず、車速センサ38で検出される車速V,Gセン
サ39から出力される左右方向の加速度G及びその微分
値G′、操舵センサ40で検出されるハンドル角速度e
H′がコントロールユニット36に読み込まれる(ステ
ップCl)。そして、ハンドル角速度eH′が30de
g / seeより大きいか判定される(ステップC4
)。つまり、ハンドルが操舵されたか判定される。
上記ステップC4において、rYESJと判定されると
「GXel’Jは正か判定される(ステップC5)。つ
まり、左右方向の加速度Gとハンドル角速度θ11′ 
は同一方向であるか判定されるもので、「正」と判定さ
れた場合には切り込み側、「負」と判定された場合には
切返し側にハンドルが操舵されてーヤることを意味して
いる。上記ステップC5でrYESJと判定された場合
には、ユーザの好みに応じて選択される第5図ないし第
7図のV−eH’マップのいずれかのマップが参照され
て、車速及びハンドル角速度に応じた制御レベルTCH
が求められる(ステップCB)。このステツブC6にお
いては、ロール制御選択スイッチ30により、ロール制
御モードとしてソフトモードが選択されている場合には
、第5図のマップが、ロール制御モードとしてオートモ
ードが選択されている場合には第6図のマップが、ロー
ル制御モードとしてスポーツモードが選択されている場
合には第7図のマップが選択される。そして、各マップ
の制御レベルTCI1に対応して第9図に示すような給
排気時間が選択される。なお、第5図〜第7図及び第9
図に示されるハンドル角速度e11’ 、車速v1制御
レベル、モード、給排気時間及び減衰力の関係はコント
ロールユニット36内のメモリに記憶されている。そし
て、第16図を用いて詳細を後述する給排気補正ルーチ
ンにより前後輪独立の給排気時間TCSSTCEが補正
されて算出されると共に給排気フラグSEPがセットさ
れる(ステップC7)。次に、制御フラグがセット中か
否か判定される(ステップC8)。まだ、ロール制御は
開始されていないので、「NO」と判定されてステップ
C9に進む。このステップC9において、給気フラグS
EPがセットされているか判定される。上記した給排気
補正ルーチン(ステップC7)において給排気フラグS
EPがセットされている場合には、制御フラグがセット
され、給排気タイマT−0とされる(ステップCIO 
, Cll )。そして、ステップC12に進んで、差
圧保持中、つまり後述する差圧保持フラグかセットされ
ているか判定される。ここで、差圧がある場合には、フ
ロント及びリャの排気切換バルブ28. 32がオフさ
れて、フロントあるいはリャから排出された空気を低圧
リザーブタンク15bに排出させるようにしている。こ
れは、差圧保t!j中の状態において、排気切換バルブ
28、32がオンであるので、追加の給排気制御を行な
うためにこれら排気切換バルブ2B、32をオフにする
必要がある。
次に、上記ステップC7の給排気補正ルーチンにおいて
、給気係数Ks−3がセットされているか判定され(ス
テップCl4 ) 、セットされていない場合には(つ
まり、係数Ks =1 )には流量切換バルブ19がオ
ンされて、大径路D(第4図)が開き、給気流量を増大
させている(ステップC15)。
つまり、Ks−1は第17図で示すように車速一ハンド
ル角速度マップから制御レベルTC}Iが求められてい
る場合であるため、迅速なロール制御を行なうために空
気流量を大きくするためである。
次に、フロント及びリャ給気バルブ20. 24がオン
される(ステップ016)。そして、左右方向の加速度
Gの向きがコントロールユニット3Bで判定される(ス
テップ17)。つまり、左右方向の加速度Gの方向が正
か負か判定される。ここで、加速度Gが正である場合に
は、加速度Gは進行方向に向かって右側、つまり左旋回
であると判定される。
一方、加速度Gが負である場合には加速度Gは進行方向
に向かって左側、つまり右旋回であると判定される。従
って、加速度Gが右(左旋回)であると判定されると、
フロント及びリャ左ソレノイドバルブ22及び2Bがオ
ンされる(ステップCB! )。
これにより、左側のサスペンションユニットの空気ばね
室3の空気は夫々オン状態にあるバルブ22,2Bを介
して低圧リザーブタンクtsbに排出されると共に、右
側のサスペンションユニットの各空気ばね室3内へは夫
々オン状態にある給気バルブ23、27を介して高圧リ
ザーブタンク15aがら空気が供給される。
一方、加速度Gが左側(右旋回)であると判定されると
、フロント及びリャ右ソレノイドバルブ23、27がオ
ンされる(ステップC19 )。これにより、右側のサ
スペンションユニットの各空気ばね室3内の空気は夫々
オン状態にあるバルブ23、27を介して低圧リザーブ
タンク15b内に排出されると共に、左側のサスペンシ
ョンユニットの各空気ばね室3へは夫々オン状態にある
給気バルブ20,24及びオフ状態にあるバルブ22.
 26を介して高圧リザーブタンク15aから空気が供
給される。
次に、ゆり戻しフラグがリセットされ、上述した差圧保
持フラグがセットされ、デューティタイマTD,デュー
ティカウンタTn,デューティタイムカウンタTanが
ゼロに設定される(ステップC2D〜C24)。以下、
上記ステップClの処理に戻る。そして、ステップC1
〜C7の処理を経てステッブC8の処理に移る。このと
き制御フラグがセット中であるため、ステップC8でr
YESJと判定されてステップC25に進む。そして、
このステップC25でタイマTがインターバル時間IN
Tを加算されて更新される。そして、タイマTの計数値
が給気時間TCS以上あるいはタイマTの計数値がTC
E以上になるまでは、左右Gの方向に応じてのサスペン
ションユニットの各空気ばね室の給気及び排気を行なう
ロール制御が継続し・で行われる。
ところで、タイマTの計数値が給気時間TCS以上にな
るとステップC26でrYEsJと判定されて、流量切
換バルブl9がオフされて、給気ソレノイドバルブ20
. 24がオフれて、給気動作が停止される(ステップ
C27 , C28 ”)。これにより、給気された側
の空気ばね室3は給気時間TCSだけ給気された高圧状
態に保持される。また、タイマTの計数値が排気時間T
OE以上になるとステップ029でrYESJと判定さ
れて、排気切換バルブ28. 32がオンされ、排気動
作が停止される(ステップC30)。これにより、排気
された側の空気はね室3は排気時間TOEだけ排気され
た低圧状態に保持される。そして、左右方向の加速度G
の方向がメモリMgに記憶され、「タイマT≧T CS
Jである場合には制御フラグがリセットされてロール制
御が停止されて、その状態が保持される(ステップC3
2 , C33 )。このようにして、旋回走行時に車
体に発生するロールが抑制される。以上の処理はハンド
ルが急激に操舵された場合にいて述べたが、「θH′≦
30deg/sec Jの場合でもrcxc’ Jが正
である場合には(ステップC34 ) 、第8図の6セ
ンサマップが参照されて制御レベルTCGが求められ、
以下TCHを求めた場合と同様の処理が行われて、ロー
ル制御が行われる。第8図において、Vl +;!30
km/h , V2 +.tl30 kj/h l.:
設定さレテいる。この制御レベルTCGに対応する給排
気時間及び減衰力は第10図から求められる。やはり、
第8図及び第10図に示される左右61車速v11i4
8レベル、モード、給排気時間及び減衰力の関係は、コ
ントロールユニット3B内のメモリに記憶されている。
この第8図及び第10図から明らかなように、やはりG
センサマップから最終的に求められる給排気時間は制御
スイッチ30により選択されたモードに応じて異なるも
のである。なお、第10図にソフトモードの記載がない
が、これはソフトモードが選択された場合、Gセンサマ
ップ・においては制御レベルが常にゼロであることを意
味する。なお、後で給排気時間補正ルーチンC7の説明
において詳述するが、本装置においては前輪側の給排気
時間と後輪側の給排気時間とが異なるように設定されて
いる。それ故、給排気時間のカウント及びそれに基づき
給排気制御は前輪側と後輪側とで独立して行われる。
ところで、rcxc’ Jが負の場合、つまりハンドル
が戻し側にある場合には、上記ステップC34において
rNOJと判定されて、第6図のマップが参照されて(
ステップC3Q)Lきい値θ8M’が求められ、戻し側
のハンドル角速度eH′≧θ1{x′であるかが判定さ
れる(ステップC37)。このステップC37でrYE
sJと判定された場合には左右方向の加速度Gの時間的
変化GAが0.Bg/sec以上であるか判定される(
ステップ038)。ここで、上記ステップ37及びC3
11でrYESJと判定された場合、つまり旋回走行か
ら直進走行に移行する際にハンドルを急激にその中立位
置に向けて戻しかつ加速度Gの時間的変化G′が大きい
場合には、車体が中立状態を通り過ぎて反対側ヘロール
する、所J″fIゆり戻しが発牛してしまうので、これ
を防止するためにステップC39以降の処理を行なう。
ステップC39ではステアリングホイール4lの戻し側
のハンドル角速度011′と車速Vからそのときのモー
ドに応じた第5図〜第7図に示される何れかのマップを
参照して制御レベルTCIIを求め、更にその制御レベ
ルTCIから第9図に示す関係を参照して減衰・力目標
値を求めてそれを減衰力目標値DSTとしてセットする
。次いで、ステップ040のゆり戻し逆制御ルーチンに
進む。
このゆり戻し逆制御ルーチンは第16図に明らかなよう
に、先ずステップElでゆり戻しフラグがセットされて
いるか判定する。ここで、初めてステップE1に来た場
合にはゆり戻しフラグはセットされていないので、rN
OJと判定されてゆり戻しフラグがセットされ、ゆり戻
しタイマTVが「0」にセットされる(ステップE2,
 E3)。次いで、ステップE4でスポーツモードが設
定されているか判定し、rNOJであるとステップE5
に進み、メモリMgに記憶された加速度Gが左(右旋回
)であると判定されると、フロント及びリャ右のソレノ
イドバルブ23. 27がオフされる。一方、加速度G
が右(左旋回)であると判定されると、フロント及びリ
ャ左のソレノイドバルブ22. 28がオフされて、左
右のサスペンションユニットの空気ばね室ね3が互いに
連通される(ステップE6、E7)。
これにより、左右のサスペンションユニットの各空気は
ね室3間が連通されて、ロール制御により生じていた左
右の空気ばね室3各の差圧が車体のゆり戻しが増長され
ることが防止される。また、フロント及びリャ給気バル
ブ20、24がオフされ、[t切換バルブ28. 32
がオフされ、差圧保持フラグがリセットされると共に、
制御レベルCL−0とされ、制御フラグもリセットされ
てリターンに戻る。(ステップE8〜El2 )。
ところで、上記ステップE4でrYEsJであると、ス
テップELSに進んで、圧力フラグPFLGが「0」で
あるか判定する。なお、圧力フラグPPLGは後で詳述
するが低圧リザーブタンク15b内の圧力が充分に低い
ときに「0」、そうでないときに「1」となるものであ
る。このステップEl3において、「NO」であると上
述のステップE5へ進み、rYESJであるとステップ
El4へ進む。このステップEl4では逆制御フラグR
VCに「1」がセットされ、次いで差圧保持中であれば
、排気切換バルブ28. 32がオフされる(ステップ
El5 , ElB )。
更に、流量切換バルブl9がオンされ、給気バルブ20
. 24がオンされる(ステップE17 , ELg 
)。続いて、加速度Gの向きが左側であれば、左の制御
バルブ22. 28がオンされ、右側であれば右の制御
バルブ23. 27がオンされ(ステップEl9〜E2
1)で逆方向のロール制御が開始された後、ステップE
IOへ進む。
一方、上記ステップElで「YES」、つまりゆり戻し
フラグがセットされていると、タイマTVの計数値が歩
進され、タイマTVの計数値が0.3秒以上であるか判
定する(ステップE22 . E23 )。
このステップE23でrNOJであると、.リターンに
戻り、以降の処理を経てタイマTVが0.3秒以上にな
ると、差圧保持中であるか判定する(ステップE24)
。これにより、逆方向のロール制御として0.3秒間給
排気が行われる。このステップE24において、最初は
差圧保持中ではないのでrNOJとなり、ステップE2
5に進んで逆制御フラグRVCが「1」であるか判定す
る。このステップE25に至る前にステップE14を経
由して逆方向のロール制御が開始されているのであれば
、このステップE25においてrYEsJとなり、逆制
御フラグRVCが「0」にリセットされると共に、給気
バルブ20. 24がオフされ、流量切換バルブl9が
オフされる(ステップE26〜E28)。
次いで、Gの方向が右であれば左の制御バルブ22. 
26がオンされると共に、右の制御バルブ23,27が
オフされ、Gの方向が右であれば左の制御バルブ22.
 26がオフされると共に右の制御バルブ23,27が
オンされ、更に排気切換バルブ28. 32がオンされ
ると共に差圧保持フラグがセットされ(ステップE29
〜E35 ) 、これにより逆方向のロール制御が行わ
れたままの差圧保持状態が開始される。
そして、ステップE24でrYEsJとなってステップ
238でタイマTVの計数値が2.30秒以上であるか
判定し、TVが2.30秒未満であればリターンに戻り
、2.30秒以上になるとステップE37でゆり戻しフ
ラグがリセットされる。次いで、低圧リザーブタンク1
5b内の圧力に応じて開閉する圧力スイッチ18がオン
(圧力が設定値より高い)であるならば圧力フラグをセ
ット(PPLG−1 ) L、オフ(圧力が設定値より
低い)であるならば圧力フラグをリセット(PPLG−
0 ) L (ステップ238〜E40)  ステップ
E5へ進む。つまり、ステップE27〜E35が開始さ
れた差圧保持状態はタイマTVが2.3秒を計数した時
点でステップE5〜E12の処理によって解消される。
このように、戻し側の操舵角速度eH′が第6図の閾値
以上で、戻り側の左右方向の加速度Gの時間的変化G′
が0.6 g/see以上になった場合には、先ずステ
ップC39でそのときの操舵角速度θH′に基づく硬目
の減衰力目標値DSTが設定され、次いで第16図に示
されるゆり戻し逆制御ルーチンにおいては、スポーツモ
ードが設定され、かつ低圧リザーブタンク15b内の圧
力が充分に低いときにのみ、上述の逆制御が行わガた後
に左右の空気ばね室3.3間が連通され、そうでないと
きには直ちに左右の空気ばね室3,3間が連通されるも
のである。
ところで、上記ステップC37あるいはC3gで「NO
」と判定された場合、つまり旋回走行から直進走行に以
降する際にハンドルをゆっくりと戻した場合または加速
度Gの時間的変化G′が小さい場合には、上記したゆり
戻しに関する制御では適さないので、以下に述べる制御
が行われる。すなわち、先ずゆり戻しフラグがセットさ
れているか判定され(ステップC58 ) 、セットさ
れている場合には上記ステップC40以降の処理に進む
一方、上述の旋回走行から直進走行にゆっくりと移行す
る際にはゆり戻しフラグがセットされることがないので
、ステップC5BでrNOJと判定され、次いで左右方
向の加速度Gが不感帯レベルにあるか、つまり「G≦G
OJ(Goは例えば、0.1 gに設定)であるか判定
され(ステップC59 ) ,不感帯レベルである場合
には、差圧保持中であるか判定され(ステップC60)
、差圧保持中であれば、ステップCal以降の処理に進
んで、左右の空気ばね室3間の差圧をデューティ制御に
より徐々に解除する処理に移る。
以下、ステップ061以降で行われるデューティ制御ル
ーチンの処理について説明する。まず、デューティ制御
回数Tnが3以上であるか判定される(ステップCal
 )。そして、デューティタイマTDがTlfl以上で
あるか否か判定される(ステップC82)。ここで、最
初はTD,Tsnが共に「0」であるため、「NO」と
判定される。しかし、同ステップC82で「NO」であ
る場合にはデューティタイマTDが歩進される。次いで
、復帰フラグRETがセットされているか判定して、「
NO」であれば復帰フラグがセット(RET−1)され
る(ステップC84.C85 )。更に、ステップC8
Bで現減衰力がMEDIUMである( DDST− M
ED )か判定し、rYEsJであると、そのとき悪路
判定中(悪路判定がセット)であれば目標減衰力DST
にMEDIUMをセットし、悪路判定中でなければ目標
減衰力DSTに11 A R Dをセットする(ステッ
プC67〜C69)。
上記ステップ06BでrNOJであると、現減衰力( 
DDST)がひSOFTであれば目標減衰力DSTにM
EDIUMをセットし、SOFTでなければ目標減衰力
DSTにHARDをセットする(ステップC70〜C7
2)。
このように、旋回走行から直進走行に移行する際にハン
ドルをゆっくりと戻した場合または加速度Gの時間的変
化G′が小さい場合には、後述するデューティ制御によ
る復帰制御で乗員が違和感を感じないように目標減衰力
が1段硬めにセットされるものである。ただし゛、現減
衰力DDSTがWED I ONである(つまり、ロー
ル制御による差圧保持中の減衰力がMEDIUM)とき
は、悪路判定中に限って目標減衰力DSTをMEDIU
Mのままとしている。
これは悪路判定中においては減衰力を余り硬くすると車
輪の接地性が損われるか,らである。ところで、砂利路
走行時のような悪路判定中においては、車体の挙動が多
いためショックアブソーバの減衰力をロール制御の復帰
時に低《設定してし乗員は異和感を感じることがなく乗
り心地を向上させることができる。
ところで、上記ステップC62の判定でrYESJと判
定される、つまりデューティタイマTDがTllnとな
るとステップC73以降の処理に進んで、左右の空気ば
ね室3間を断続的に連通ずる処理が開始される。まず、
上記ステップC31で記憶された左右方向の加速度Gの
向きMgが判定される(ステップ073)。この左右方
向の加速度Gの向きが左側である場合には、ステップC
74でフロント及びリャ右ソレノイドバルブ23. 2
7がオフされているか判定される。最初は、これらバル
ブ23,27はオンしている(つまり、差圧状懇にある
)ので、ステップC76でオフされる。これにより左右
の空気ばね室3が相互に連通されて左側の空気ばね室3
内の空気が右側の空気ばね室3に向けて流入する。更に
、ステップC77 、C711でデューティカウンタT
nが歩進され、デューティタイマT+nにrTsn+T
sJ  (Tgは(1.1秒程度の定数)がセットされ
て上記ステップCIの処理に戻る。そして、Ts秒後に
ステヅプC82でrYEsJ、ステップC7gで「左」
と判定されてステップC74に至る。ステップC74で
は右側のソレノイドバルブ23.27が既にオフされて
いるのでrYESJと判定され、ステップC75に進ん
でソレノイドバルブ23,27がオンされる。次いで、
ステップC7gに進んでデューティタイマT.gniこ
rTrin+TgJがセットされる。このようにして、
ソレノイドバルブ23.27をTs秒間かつTg秒毎に
開く処理が3回実行されるとステップC61でrYES
Jと判定される。
そして、ステップC79で復帰フラグがリセット(RE
T−0)され、更にステップC80 , C81 ,C
82でフロント及びリャ排気切換バルブ28. 32が
オフされ、差圧保持フラグがリセットされ、制御レベル
CL−0とされて、一連のデューティ制御が終了される
ところで、上記ステップC73の判定で、「右側」であ
ると判定されるとステップC74〜C76と同様の処理
が左側のソレノイドバルブ22. 26に対して行われ
る。この処理も3回行われると、上記ステップC79以
降の処理に進んで、一連の処理が終了される。
以上のように、旋回状態から直進状態に以降する際にハ
ンドルをゆっくりと戻した場合または加速度Gの時間的
変化G′が小さい場合には、上記一連のデューティ制御
により左右の空気ばね室3間の差圧が徐々に解消されて
いくので、各空気ばね室3内が極めて滑らかに制御前の
状態に戻すことができる。
次に、第17図を参照して上記したステップA3の給排
気補正ルーチンについて詳細に説明する。
なお、この補正ルーチンは第15図(a)のステップC
Iに相当する。まず、圧カセンサ45からの信号により
リャ側のサスペンションユニットRSI ,RS2の内
圧が検出される(ステップD2)。次に、第8図のGセ
ンサマップから求められた制御レベルTCGあるいは第
5図〜第7図のハンドル角速度一車速マップの1つから
求められた制御レベル一TCHと制御レベルCLとが比
較され(ステップD3.D4)、制御レベルCLより大
きい制御レベルTCGあるいはTCHが求められた場合
には、それが制御レベルCLに記憶される(ステップD
8. D17 )。なお、$18レベルレジスタCLは
初期値として「0」が設定されている。
一方、上記制御レベルTCGあるいはTCJIのいずれ
もが制御レベルCLよりも小さいと判定された場合には
、給排気フラグSEPがリセットされ、減衰力切換位置
がリセットされ、制御レベルTCG及びTCIIに不感
帯レベル「1」がセットされる(ステップD5〜D7)
ところで、上記ステップD8において制御レベルCLに
制御レベルTCGが設定された後、rTcH≦1」であ
る場合(つまり、車体に作用する横加速度が小さい場合
)には給気係数Ksに「3」が設定される(ステップD
IG )。一方、rTC}l>IJである場合(つまり
、車体に作用する横加速度が大きい場合)には給気係数
KsにFIJが設定される(ステップD11)。また、
上記ステップDl7において制御レベルCLに制御レベ
ルTCIIが設定された場合には、給気係数Ksに「1
」が設定される(ステップDll )。
そして、上記ステップDIGあるいはDllの後に給排
気制御を行なう必要があることを示す給排気フラグSE
Pがセットされ(ステップ旧2)、第15図のロール制
御ルーチにより、給排気が行われる。そして、第12図
の悪路判定ルーチンにより設定される悪路判定がセット
されているか判定される(ステップDl3 )。このス
テップ013において、悪路判定がセットされていると
判定された場合には、制御レベルTCGが「2」である
か判定され(ステップ014 ) 、制御レベルTCG
が「2」である場合には給排気フラグSEPがリセット
されて、制御レベルTCGに不感帯レベル「1」が設定
される(ステップ015 , DIB )。つまり、第
13図に示すように、悪路判定時に制御レベルTCGが
「2」の場合には、通常時であれば150msの給排気
時間にロール制御が行われるのが、給排気時間が「0」
とされて、ロール制御が行われない。つまり、悪路走行
時のように悪路判定がされている場合にはGセンサの不
感帯を広げることにより、悪路でのロール制御の誤動作
を防止している。
.ところで、上記ステップD7. 013 , Dl4
 , DlBの処理が終了さ・れた後、求められた制御
レベルTCHあるいはTCGより第9図あるいは第10
図が参照されて制御レベルTCH, TCCに応じた給
排気の基本時間TCが求められる(ステップD18)。
次に、圧カセンサ45によりリャ側のサスペンションユ
ニットRSI , RS2の内圧(リャ内圧)が検出さ
れ、このリャ内圧より第18図のフロント内圧−リャ内
圧特性図が参照されてフロント内圧が推定される。なお
、このフロント内、圧一リャ内圧特性図について、もう
少し詳しく説明すると、次のとおりである。すなわち、
一般的な乗用車において前席に2名.後席に1名乗車し
た場合とを比べると、厳密にはこの特性図通りにはなら
ない。しかしあらゆる乗車バターンをを考慮して各パタ
ーンに近似する特性線図を作成することにより、概ねリ
ャ内圧から実際のフロント内圧の近い値を求められるこ
とが実験により確認されている。また、第18図の特性
図において、ハイ車高、ノーマル車高及びロー車高の3
つの特性が示されているが、これはハイ車高、ノーマル
車高及びロー車高の夫々でリャ内圧とフロント内圧との
関係が異なるためである。なお、当然のことながら、こ
の特性図はそのときの車高に適うものが利用される。こ
のようにして推定されたフロント内圧及び上記圧力セン
サ45から求められたリャ内圧より第.19図の給排気
補正係数特性図が参照されてフロント側及びリャ側の給
気補正係数PS,フロント側及びリャ側の排気補正係数
PEが求められる(ステップDl9 )。この第19図
において、サスペンションの内圧が高い場合には給気時
間は内圧が低い場合よりも、同一量の空気を供給するの
に要する時間が長く要求されるため、補正係数Psは内
圧POに比例しており、サスペンションの内圧が高い場
合には排気時間は内圧が低い場合よりも、同一量の空気
を排気するのに要する時間が短くてすむため、補正係数
PEは内圧POに反比例している。
次に、コンブレッサIS(リターンボンブ)が停止中で
あるか判定され(ステップD20)、停止中である場合
、つまり高圧リザーブタンク15aと低圧リザーブタン
ク15bとの圧力差が大きい場合には、サスペンション
の給排気は短い場合でも空気流量が大きいので、初期係
数FK−0.8とされる(ステップD 21)。一方、
停止中でない場合、つまり高圧リザーブタンク15aと
低圧リザーブタンク15bとの圧力差が小さい場合には
、初期係数FK−1とされ、給排気時間の補正は行われ
ない(ステップD22)。
次に、すでに求められている給気の基本時間TCに給気
補正係数PS、給気係数Ks及び初期係数FKが乗算さ
れて、捕正された給気時間TCSが求められる(ステッ
プD23)。また、すでに求められている排気の基本時
間TCに排気補正係数PE及び初期係数FKが乗算され
て、補正された排気時間TCEが求められる(ステップ
D24)。なお、これら給気時間TCS及び排気時間T
CEは、前輪側と後輪側とで夫々互いに異なる補正係数
をもっているので個々に求められる。
次に、第9図及び第10図が参照されて制御レベルTC
G, TCIIに応じた減衰力切換位置が求められ、減
衰力目標値−DSTにその位置か設定される(ステップ
D25)。次に、悪路判定がセットされている場合には
、減衰力目標値DSTがハードであれば、ミディアムに
変更される(ステップ028〜D28:これらのステッ
プは減衰力制御手段に相当する)。これにより、悪路判
定時における車輪の路面に対する追従性が向上する。
ところで、ステップC9 [第19図(a)]において
、rNOJであると、ステップ084の不感帯減衰力切
換セットルーチンに進む。このセットルーチンの動作を
第20図に従って説明する。先ず、ステップPIで左右
方向の6が設定値GO  (例えば、0.1g)より大
きいか判定する。同ステップFlでrNOJであると、
ステップF2でイニシャルフラグをリセット(DIN 
−0 ) L、次いでオートモードが設定されていれば
目標減衰力DSTにSOFTを設定し、スポーツモード
が設定されていれば目標減衰力DSTにMED I U
Nを設定する(ステップF3〜FB)。
一方、ステップFlでrYESJであると、ステップF
7に進んでイニシャルフラグがセット(DIN−1)で
あるか判定する。このステップF7でrNOJであると
、ステップP8, P9でイニシャルフラグがセット(
DIN−1)され、g保持タイマがセット(SDT−0
)される。ステップF7でrYEsJであると、ステッ
プFIOでg保持タイマSDTがインターバル時間IN
Tを加算されて更新される。次いで、同タイマSDTが
0.3秒以上カウントすると、オートモードが設定され
ているのであれば目標減衰力DSTにMED I UN
・SOFTを設定し、スポーツそ−ドが設定されている
のであれば目標減衰力カDSTにHARDを設定する(
ステップFil〜Pl5 )。このように、オートモー
ドもしくはスボ−ツモードにおいては、横加速度Gが給
排気制御の不感帯領域であっても直進時には1段低い減
衰力が設定されるのである。 次に、第21図を参照し
て参照して減衰力切換ルーチン(ステップA4)につい
て説明する。先ずステップGlで目標減衰力DSTがマ
ニュアルセットの基本減衰力MDSTよりも大きいか判
定する。なお、この基本減衰力MDSTは、制御モード
がソフトモードまたはオートモードであればSOFT,
スポーツモードであればMEDIUMである。上記ステ
ップGlでrYESJであると、ステップG2で目標減
衰力DSTが現在の減衰力DDSTと等しいか判定する
。このステップC2でrNOJであると、ステップG3
, G4で保持タイマTDSがセット(TDS−0)さ
れると共に保持フラグがセット(D}ILD− 1 )
された後、現減衰力DDSTが目標減衰力DSTとなる
ように制御信号を出力する。これにより、各サスペンシ
ョンユニットSのショックアブソーバ1は各アクチュエ
ータ6によって目標減衰力DSTに切換えられる。
上記ステップG2でrYESJであると、ステッブGB
で保持タイマTDSがインターバル時間INTだけ加算
されて更新される。次いで、ステップG7で保持タイマ
TDSが1.0秒以上カウントすると、ステップG8で
ゆり戻しフラグがセットされているか判定する。このス
テップG8で「NO」であると、ステップG9, CI
Oで保持フラグがリセット(DIILD−0)されると
共に保持タイマがセット(TDS−0)される。そして
、ステップGllで差圧保持中であるか判定し、rNO
JであるとステップG12でスポーツモードであるか判
定し、スポーツモードでなければ、イニシャルフラグが
セットされているか(DIN−1)判定される(ステッ
プG121)。
ここで、rDIN−IJであれば次のステップG13を
スキップしてリターンされるが、rDIN−OJであれ
ばステップ013で目標減衰力DSTにSOFTを設定
してステップG5に進む。つまり、イニシャルフラグD
IN − 1である場合には第20図の不感帯減衰力切
換セットルーチンのステップF13 , Fl5におい
て目標減衰力DSTが切換られているので、その切換ら
れた目標減衰力DSTを更新しないようにスキップされ
るものである。
一方、上記ステップ011でrYESJであるとステッ
プGl4でソフトモードであるか、同ステップGl4で
rNOJであるとス六ツブGl5でオートモードである
か判定する。ステップG15でrN OJまたは上述の
ステップG12でrYESJ、つまりスポーツモードが
設定されていると、ステップ01Bで左右方向の加速度
Gが設定値GOよりも大きいか判定する。ステップGl
7で目標減衰力DSTにMEDIU)4を設定した後に
、ステップG5へ進む。ステップateでrYEsJで
あると、ステップGillで目標減衰力1)STにI!
 A R Dを設定する。
上記ステップ014でrYEsJ、つまり差圧保持中で
ありかつソフトモードが設定されていると、ステップ0
19で左右方向の加速度Gが設定値Glよりも大きいか
判定する。ステップGl9でrN OJであると、ステ
ッ.ブG20で目標減衰力DSTにSOFTを設定した
後に、ステップG5へ″進む。ステップGJ9でrYE
SJであると、ステップ021で目標減衰力DST I
:MEDIUMに設定する。
上記ステップGl5で「YES」、つまり差圧保持中で
ありかつソフトモードが設定されていると、ステップG
2で左右方向の加速度Gが設定値G2よりも大きいか判
定し、rYESJであればステップC23で目標減衰力
DSTにJI A R Dを設定する。
一方、上記ステップG22でrNOJであると、ステッ
プG24で左右方向の加速度Gが設定値G3より大きい
か判定し、rYESJであればステップG25で目標減
衰力DSTにMEDiUMを設定する。
一方、上記ステップG24でrNOJであると、ステッ
プG2Gで現減衰力DDSTがI{AI?[lであるか
判定し、rYESJであればステップ027で目標減衰
力DSTにMEDIUMを設定し、「NO」であればス
テップ02gで目標減衰力DSTにSOFTを設定して
ステップC5に進む。なお、上述の設定mGOはO.l
g,Glは0.45g,G2は0.5 g,G3は0.
3g程度に設定されている。
ところで、上l己ステップG1でrNOJであると、ス
テップG29で減衰力保持中(D}ILD− 1 )で
あるか判定し、ステップG6イタイマTDSのカウント
ヘ進む。また、ステップG29で「NO」であれば、現
減衰力DDSTに目標減衰力DSTが設定される(ステ
ップG30)。
このように、ロール制御の開始により目標減衰力DST
が基本減衰力MDSTよりも大きく設定されて現減衰力
がその目標減衰力に切換わった後、ゆり戻し状態になら
ない場合、次のように減衰力が制御される。すなわち、
このような場合で差圧保持中であるならば、左右方向の
加速度Gの大きさが小さければ、減衰力DDSTが1段
ソフトよりの値に切換わるものであり、しかもその切換
えみの閾値となる設定(mGO〜G3は各制御モードに
応じて適するように設定されている。なお、差圧保持中
でなければ、スポーツモードが設定されているときは上
記の同様に横加速度Gの大きさに応じて目標減衰力DS
Tが切換わり、スポーツモード以外が設定されていると
きは目標減衰力が無条件でSOFTに設定される。
これにより、マニュアルで設定された減衰力・にかかわ
らず、ロール制御時のサスペンションに最もロール剛性
を必要とするときに適切にショックアブソーバ1の減衰
力が増大されるので、旋回走行初期時のロール制御がよ
り効果的に行われる。
また。差圧保持中はそのときの車体に作用する横加速度
に応じてショックアブソーバ1が1段低い減衰力に切換
わるので、その間の乗心地が極端に劣化することを防止
できる。更に、差圧保持が解除された後はマニュアルで
設定された乗員の好みの減衰力に自動的に復帰するので
、乗員がその都度減衰力を元に戻すといった煩雑さを解
消できる。
なお、上記実施例は空気式のサスペンション装置である
が、本発明は他のタイプ、例えばハイドロニューマチッ
クのサスペンション装置においても同様に実施すること
ができる。また、上記実施例において、ロール量検出手
段として第5図〜第8図に示されるマップが用いられて
いるが、本発明は、例えば車速と操舵角とからロール量
を検出するように構成することも可能である。
更に、本実施例は検出されたロール量から給排気時間を
求め、同給排気時間に基づき各空気ばね室3の給排気制
御を行なうものである。しかし、本発明は、各流体ばね
室内の圧力を検出する圧カセンサを設けると共に、与え
られた制御目標及び上記圧カセンサの検出値に基づきフ
ィードバック制御を行なうサーボバルブにより各流体ば
ね室内の流体の給排を行なうように構成されたタイプの
サスペンション装置であっても同様に実施することが可
能である。
[発明の効果コ 以上詳述したように本発明によれば、砂利道のような悪
路走行時にロール制御を復帰させる場合には、サスペン
ションユニットの減衰力を低めに設定することにより、
タイヤの接地性を向上させることができ、しかも悪路走
行時には車体の挙動が大きいために、サスペンションの
減衰力を低く設定しても乗員は異和感を感じることがな
く乗り心地を向上させることができる車両用サスペンシ
ョン装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる車両用サスペンショ
ン装置を示す図、第2図は三方向弁の駆動、非駆動状態
を示す図、第3図はソレノイドバルブの駆動、非駆動状
態を示す図、第4図は給気流量切換バルブの駆動、非駆
動状態を示す図、第5図はソフトモードにおける車速−
ハンドル角速度マップ、第6図はAUTOモードにおけ
る車速一ハンドル角速度マップ、第7図はSPOI?T
モードにおける車速一ハンドル角速度マップ、第8図は
Gセンサマップ、第9図は車速−ハンドル角速度マップ
による制御レベルと給排気時間の関係を示す図、110
図はGセンサマップによる制御レベルと給排気時間の関
係を示す図、第11図は本発明の一実施例の動作を示す
概略的フローチャート、第12図は悪路判定ルーチンを
示す詳細なフローチャート、第13図は通常時と悪路判
定時のGセンサマップを示す図、第14図は車高センサ
の出力変化に伴う状態の変化を示す図、第15図はロー
ル制御ルーチンの詳細なフローチャート、第16図はゆ
り戻し逆制御ルーチンの詳細なフローチャート、第17
図は給排気補正ルーチンの詳細なフ?ーチャート、第1
8図はリャ内圧一フロント内圧特性図、第19図はエア
サス内圧POと給気・排気補正係数特性図、第20図は
不感帯減衰力切換セットルーチンの詳細なフローチャー
ト、第21図は減衰力切換ルーチンの詳細なフローチャ
ートである。 15a・・・高圧リザーブタンク、15b・・・低圧リ
ザーブタンク、l9・・・給気流量切換バルブ、22,
 23■26. 27・・・ソレノイドバルブ、3B・
・・コントロールユニット、45・・・圧カセンサ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 (A) C (A) トB (B) (B) SOFTマッ7 ALrrO7−ノフO 阜遼km/h 阜i  km/h 第 図 第 図 (,ty>リマリア 第 図 第 図 弔 図 第 図 第 図 第 図 Aレヅスタ Bレレ′スタ 弔 図 1。事件の表示 特願平1−5 425号 2.発明の名称 車両用サスペンション装置 3.補正をする者 事件との関係 特許出願人 (82B)  三菱自動車工業株式会社4.代理人 東京都千代田区霞が関3丁目7番2号 7.補正の内容 (1)明細書第6頁第12行目にr FS2は」とある
をr RS2は」と訂正する。 (2)明細書第7頁第7行目に「空気ばね室ね3」とあ
るを「空気ばね室3」と訂正する。 (3)明細書第12頁第18行目に「(例えば、kg/
cJ)Jとあるを「(例えば、7.5kg/cシ)」と
訂正する。 (4)明細書第14頁第10行目に「ルートン」とある
を「ルーチン」と訂正する。 (5)明細書第15頁第11行目に「移行したじて」と
あるを「移行した時点」と訂正する。 (6)明細書第36頁第11行目に「ひSOPTJとあ
るをr SOFTJと訂正する。 (7)明細書第47頁′!J3行目乃至第4行目に「参
照して参照して」とあるを「参照して」と訂正する。 (8)明細書第49頁第20行目にr DSTに」とあ
るを「DSTを」と訂正する。 (9)明細書第51頁第11行目に「切換えみの」とあ
るを 「切換えの」 と訂正する。 (lO) 図面第9図及び第1 0図を別紙と通り訂正 する。 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  左右輪毎に設けられ夫々車輪と車体との間に介装され
    た流体ばね室と、 上記各流体ばね室に夫々供給用手段を介して流体を供給
    する流体供給手段と、 上記各流体ばね室から夫々排出用弁手段を介して流体を
    排出する流体排出手段と、 上記左側の流体ばね室と右側の流体ばね室とを連通制御
    弁手段を介して相互に連通する連通手段と、各輪毎に設
    けられ夫々車輪と車体との間に介装された減衰力切換式
    のショックアブソーバと、車体のロールを検出するロー
    ル検出手段と、上記ロール検出手段により車体のロール
    を検出したときに上記連通制御用弁手段を閉じると共に
    該ロール方向に関して縮み側の流体ばね室に所要量の流
    体を供給し、伸び側の流体ばね室から所要量の流体を排
    出すべく所要の上記供給用弁手段及び排出用弁手段を開
    閉する制御開始信号と、その後車体のロールが収まるこ
    とを検出したときに左右の上記各流体ばね室間の差圧を
    徐々に解消すべく複数回に分けて上記連通制御用弁手段
    の開閉を繰り返す復帰制御信号と、上記復帰制御信号が
    少なくとも出力されているときに上記ショックアブソー
    バの減衰力を増大する減衰力制御信号とを出力するロー
    ル制御手段とを備えたものにおいて、悪路を検出する悪
    路検出手段を備え、 上記ロール制御手段は、上記悪路検出手段により悪路で
    あることを検出したときには、上記ショックアブソーバ
    の減衰力の値を上記減衰力制御信号により目標とする減
    衰力の値よりも小さな値に保つことを特徴とする車両用
    サスペンション装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137514A (ja) * 1984-07-30 1986-02-22 Nissan Motor Co Ltd 車両用サスペンシヨン制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6137514A (ja) * 1984-07-30 1986-02-22 Nissan Motor Co Ltd 車両用サスペンシヨン制御装置

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